JPH07104921A - ポインテイング装置 - Google Patents
ポインテイング装置Info
- Publication number
- JPH07104921A JPH07104921A JP5277489A JP27748993A JPH07104921A JP H07104921 A JPH07104921 A JP H07104921A JP 5277489 A JP5277489 A JP 5277489A JP 27748993 A JP27748993 A JP 27748993A JP H07104921 A JPH07104921 A JP H07104921A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- image display
- distance
- unit
- operation part
- gyro
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Position Input By Displaying (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 画像ディスプレイを有する機器において、画
像ディスプレイ上の座標を直接指示し得るポインティン
グ装置を提供する。 【構成】 画像ディスプレイには高指向性の信号を発す
るターゲットを設け、操作部では高い指向性をもってこ
の信号を受信し、その受信レベルが所定値以上のときに
角度設定し、その後ジャイロにより角度変位を測定し、
操作部による画像ディスプレイ上の指示点を計算する。
像ディスプレイ上の座標を直接指示し得るポインティン
グ装置を提供する。 【構成】 画像ディスプレイには高指向性の信号を発す
るターゲットを設け、操作部では高い指向性をもってこ
の信号を受信し、その受信レベルが所定値以上のときに
角度設定し、その後ジャイロにより角度変位を測定し、
操作部による画像ディスプレイ上の指示点を計算する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は画像ディスプレイ上の座
標を指定するポインティング装置に係り、特にその座標
指定により、画像ディスプレイあるいは画像ディスプレ
イに画像を表示させている機器に対するコマンドを生成
するためのポインティング装置に関する。
標を指定するポインティング装置に係り、特にその座標
指定により、画像ディスプレイあるいは画像ディスプレ
イに画像を表示させている機器に対するコマンドを生成
するためのポインティング装置に関する。
【０００２】
【従来技術】テレビジョン受像機における操作部のリモ
ート化が広く普及している一方、高機能電話機に対する
ユーザの反発は明らかであり、機能の高さと操作の簡便
さとの最適なバランスを求めることが商品開発の上で重
要である。その点、ゲーム機械は、マウスやキーパッド
等の入力装置により、キーボード一辺倒のパソコンに比
較しはるかにユーザに歩み寄った感があるが、中高年齢
層への浸透には限界が見られる。 しかしユーザに供給
される情報量はますます増加しつつあり、情報の取捨選
択だけとってみても、機能の高度化を抑えることは困難
である。そして前述のマウス等も、その出力が間接的に
画面に反映するため、中高年齢者にとって必ずしも馴染
み易いものではない。
ート化が広く普及している一方、高機能電話機に対する
ユーザの反発は明らかであり、機能の高さと操作の簡便
さとの最適なバランスを求めることが商品開発の上で重
要である。その点、ゲーム機械は、マウスやキーパッド
等の入力装置により、キーボード一辺倒のパソコンに比
較しはるかにユーザに歩み寄った感があるが、中高年齢
層への浸透には限界が見られる。 しかしユーザに供給
される情報量はますます増加しつつあり、情報の取捨選
択だけとってみても、機能の高度化を抑えることは困難
である。そして前述のマウス等も、その出力が間接的に
画面に反映するため、中高年齢者にとって必ずしも馴染
み易いものではない。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような従
来の問題点を解消すべく創案されたもので、画像ディス
プレイを有する機器において、画像ディスプレイ上の座
標を直接指示し得るポインティング装置を提供すること
を目的とする。
来の問題点を解消すべく創案されたもので、画像ディス
プレイを有する機器において、画像ディスプレイ上の座
標を直接指示し得るポインティング装置を提供すること
を目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明に係るポインティ
ング装置は、画像ディスプレイと操作部との距離をあら
かじめ設定しておき、ジャイロによって操作部の角度変
位を検出することによって、操作部の指示する画像ディ
スプレィ上の座標を計算するものであり、画像ディスプ
レイに設けられたターゲットに対し、操作部から発した
可視光ビームを位置合せすることにより操作部の基準角
度を設定する。
ング装置は、画像ディスプレイと操作部との距離をあら
かじめ設定しておき、ジャイロによって操作部の角度変
位を検出することによって、操作部の指示する画像ディ
スプレィ上の座標を計算するものであり、画像ディスプ
レイに設けられたターゲットに対し、操作部から発した
可視光ビームを位置合せすることにより操作部の基準角
度を設定する。
【０００５】
【実施例】次にこの発明に係るポインティング装置の１
実施例を図面に基づいて説明する。
実施例を図面に基づいて説明する。
【０００６】図１は本発明に係るポインティング装置の
１実施例における操作部１を示すものであり、この操作
部はテレビジョン受像機２（図２）のリモートコントロ
ール装置を兼ねており、コントロールのための赤外線を
発する発光部３が設けられている。テレビジョン受像機
２には、公知の光学系により赤外線を高い指向性で発す
るターゲットＴが設けられ、操作部１にはこの赤外線を
高い指向性で受信するパラボラ受信部４が設けられてい
る。パラボラ受信部４は、受光した赤外線を焦点に集光
する放物面５と、焦点に配置された受光部６とよりな
り、受光部６は受信した赤外線のパワーに応じた電気信
号を出力する。図３は受光部６を含む内部回路を示すも
のであり、受光部６の出力は電圧信号Ｖｏとして比較器
７に入力されている。比較器７にはＶｏとともに基準電
圧Ｖｒが入力され、Ｖｏ≧Ｖｒとなったときに、比較器
７は設定信号ＳＥＴを出力する。操作部１には「角度調
整」の操作ボタン８が設けられ、このボタンを押した後
に設定信号ＳＥＴが出力されると、操作部１に対する角
度校正が行われる。「角度調整」の操作ボタンを押す
と、受像機２に対しても信号が発せられ、ターゲットＴ
からの赤外線発光を開始させ、設定終了時には発光も終
了させる。
１実施例における操作部１を示すものであり、この操作
部はテレビジョン受像機２（図２）のリモートコントロ
ール装置を兼ねており、コントロールのための赤外線を
発する発光部３が設けられている。テレビジョン受像機
２には、公知の光学系により赤外線を高い指向性で発す
るターゲットＴが設けられ、操作部１にはこの赤外線を
高い指向性で受信するパラボラ受信部４が設けられてい
る。パラボラ受信部４は、受光した赤外線を焦点に集光
する放物面５と、焦点に配置された受光部６とよりな
り、受光部６は受信した赤外線のパワーに応じた電気信
号を出力する。図３は受光部６を含む内部回路を示すも
のであり、受光部６の出力は電圧信号Ｖｏとして比較器
７に入力されている。比較器７にはＶｏとともに基準電
圧Ｖｒが入力され、Ｖｏ≧Ｖｒとなったときに、比較器
７は設定信号ＳＥＴを出力する。操作部１には「角度調
整」の操作ボタン８が設けられ、このボタンを押した後
に設定信号ＳＥＴが出力されると、操作部１に対する角
度校正が行われる。「角度調整」の操作ボタンを押す
と、受像機２に対しても信号が発せられ、ターゲットＴ
からの赤外線発光を開始させ、設定終了時には発光も終
了させる。
【０００７】ここにパラボラ受信部４の光軸をターゲッ
トＴに合せる操作を補助するため、操作部１には照準筒
１００が設けられ、略光軸に添った狭視界を観察し得
る。
トＴに合せる操作を補助するため、操作部１には照準筒
１００が設けられ、略光軸に添った狭視界を観察し得
る。
【０００８】さらにスケールを用いた測定により、受像
機２の画像ディスプレイ９と操作部１との距離を求め、
操作部１に対して設定する。距離設定に際しては、「距
離」の操作ボタン１０押し、距離の測定値をテンキーＴ
Ｋから入力し、「確認」の操作ボタン１１を押す。図１
は、距離「２．５８」の入力が完了し、操作部１のディ
スプレィ１２にその値が示された状態を示している。こ
こで「修正」の操作ボタン１３を押せば、入力済の距離
を修正することが可能である。なおテンキーはチャンネ
ル指定用としても使用される。
機２の画像ディスプレイ９と操作部１との距離を求め、
操作部１に対して設定する。距離設定に際しては、「距
離」の操作ボタン１０押し、距離の測定値をテンキーＴ
Ｋから入力し、「確認」の操作ボタン１１を押す。図１
は、距離「２．５８」の入力が完了し、操作部１のディ
スプレィ１２にその値が示された状態を示している。こ
こで「修正」の操作ボタン１３を押せば、入力済の距離
を修正することが可能である。なおテンキーはチャンネ
ル指定用としても使用される。
【０００９】このような角度校正、距離設定を行った後
に、操作部１のポイント用ボタン１４を押しつつ、パラ
ボラ受信部３をディスプレィ９に向けると、そのときの
までの角度変位の積算と前記距離に基づいて、操作部１
が指示する位置（放物面鏡の光軸が指示するディスプレ
イ上の位置）を計算し、計算結果を発光部３からの信号
により受像機２に送信する。これによってディスプレイ
９上の座標（図２ではＸ，Ｙで示している）を直接指示
することができ、ディスプレイ９に表示されたメニュー
の選択、領域指定等、比較的高度な機能に対応した操作
を、直感的に分り易い指示方法で指示できる。
に、操作部１のポイント用ボタン１４を押しつつ、パラ
ボラ受信部３をディスプレィ９に向けると、そのときの
までの角度変位の積算と前記距離に基づいて、操作部１
が指示する位置（放物面鏡の光軸が指示するディスプレ
イ上の位置）を計算し、計算結果を発光部３からの信号
により受像機２に送信する。これによってディスプレイ
９上の座標（図２ではＸ，Ｙで示している）を直接指示
することができ、ディスプレイ９に表示されたメニュー
の選択、領域指定等、比較的高度な機能に対応した操作
を、直感的に分り易い指示方法で指示できる。
【００１０】図４は操作部１において座標計算を行うた
めの構成であり、ジャイロ１５の出力を演算部１６に入
力してなる。ジャイロ１５には振動ジャイロ等の小型軽
量のものが使用され、発光部４の光軸の上下の角度変位
Δθ、左右の角度変位Δψを操作部内で検出し得る。テ
ンキーから入力された距離Ｄｏはあらかじめ演算部に入
力されており、角度変位Δθ、Δψによる指示座標
（Ｘ，Ｙ）の変化（ΔＸ，ΔＹ）を、公知の手法により
リアルタイムで計算する。演算部１６としては、種々の
ＣＰＵ、ＤＳＰ等市販のデバイスを使用し得る。
めの構成であり、ジャイロ１５の出力を演算部１６に入
力してなる。ジャイロ１５には振動ジャイロ等の小型軽
量のものが使用され、発光部４の光軸の上下の角度変位
Δθ、左右の角度変位Δψを操作部内で検出し得る。テ
ンキーから入力された距離Ｄｏはあらかじめ演算部に入
力されており、角度変位Δθ、Δψによる指示座標
（Ｘ，Ｙ）の変化（ΔＸ，ΔＹ）を、公知の手法により
リアルタイムで計算する。演算部１６としては、種々の
ＣＰＵ、ＤＳＰ等市販のデバイスを使用し得る。
【００１１】なお画像ディスプレイ９としてはＣＲＴ、
ＬＣＤ、真空マイクロデバイス、プラズマディスプレイ
等、種々の表示装置が含まれる。
ＬＣＤ、真空マイクロデバイス、プラズマディスプレイ
等、種々の表示装置が含まれる。
【００１２】以上のようにターゲットＴによる角度校
正、距離設定、ジャイロによる角度変位検出を行えば、
直接的なディスプレイ座標指示が可能であり、ユーザフ
レンドリーなマンマシンインターフェースを実現でき、
テレビジョン受像機に限らず、画像ディスプレイを有す
る多くの機器に採用可能である。
正、距離設定、ジャイロによる角度変位検出を行えば、
直接的なディスプレイ座標指示が可能であり、ユーザフ
レンドリーなマンマシンインターフェースを実現でき、
テレビジョン受像機に限らず、画像ディスプレイを有す
る多くの機器に採用可能である。
【００１３】図５は図４の構成に加速度計２２を付加し
たものであり、操作部１の３次元的な加速度検出を行っ
ている。この加速度データ
たものであり、操作部１の３次元的な加速度検出を行っ
ている。この加速度データ
【数１】 は演算部１６において積分され、操作部１の３次元的な
位置変位が算出される。この算出データは、上記座標計
算の補正に使用される。
位置変位が算出される。この算出データは、上記座標計
算の補正に使用される。
【００１４】
【発明の効果】前述のとおり、本発明に係るポインティ
ング装置は、画像ディスプレイと操作部との距離をあら
かじめ設定しておき、ジャイロによって操作部の角度変
位を検出することによって、操作部の指示する画像ディ
スプレィ上の座標を計算し、画像ディスプレイのターゲ
ットから発せられた信号に対し、操作部の基準角度を設
定するので、画像ディスプレイを有する機器において、
画像ディスプレイ上の座標を直接指示し得るという優れ
た効果を有する。
ング装置は、画像ディスプレイと操作部との距離をあら
かじめ設定しておき、ジャイロによって操作部の角度変
位を検出することによって、操作部の指示する画像ディ
スプレィ上の座標を計算し、画像ディスプレイのターゲ
ットから発せられた信号に対し、操作部の基準角度を設
定するので、画像ディスプレイを有する機器において、
画像ディスプレイ上の座標を直接指示し得るという優れ
た効果を有する。
【図１】本発明に係るポインテイング装置の１実施例に
おける操作部を示す斜視図である。
おける操作部を示す斜視図である。
【図２】同実施例におけるテレビジョン受像機を示す斜
視図である。
視図である。
【図３】同実施例における受光部に信号のための内部回
路を示すブロック図である。
路を示すブロック図である。
【図４】同実施例の座標計算のための内部回路を示すブ
ロック図である。
ロック図である。
【図５】座標計算のための他の回路を示すブロック図で
ある。
ある。
１ ・・・ 操作部 ２ ・・・ テレビジョン受像機 ３ ・・・ 赤外線発光部 ４ ・・・ パラボラ受信部 ５ ・・・ 放物面鏡 ６ ・・・ 受光部 ７ ・・・ 比較器 ８ ・・・ 「角度調整」の操作ボタン ９ ・・・ 画像ディスプレイ １０ ・・・ 「距離」の操作ボタン １１ ・・・ 「確認」の操作ボタン １２ ・・・ ディスプレイ １３ ・・・ 「修正」の操作ボタン １４ ・・・ ポイント用ボタン １５ ・・・ ジャイロ １６ ・・・ 演算部 １００ ・・・ 照準筒 Ｔ ・・・ ターゲット Δθ、Δψ ・・・ 角度変位 Ｖｏ ・・・ 受光部出力 Ｖｒ ・・・ 基準電圧 Ｘ、Ｙ ・・・ 座標
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成６年５月２４日
【手続補正１】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図２】
【図３】
【図１】
【図４】
【図５】
Claims (2)
- 【請求項１】 画像ディスプレイの所定位置に設けられ
指向性の高い信号を発するターゲットと、この信号を高
い指向性で受信し得る操作部とを備え、操作部には、前
記信号が所定レベル以上のときに角度設定する比較部
と、操作部と画像ディスプレイとの距離を入力する距離
入力部と、操作部の角度変位を検出するジャイロと、こ
のジャイロの出力と前記距離とに基づいて、操作部が指
示する画像ディスプレイ上の座標を計算する演算部とが
設けられているポインティング装置。 - 【請求項２】 操作部の加速度を検出する加速度計がさ
らに設けられ、演算部はこの加速度計の出力に基づいて
距離を修正することを特徴とする請求項１記載のポイン
ティング装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5277489A JPH07104921A (ja) | 1993-10-08 | 1993-10-08 | ポインテイング装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5277489A JPH07104921A (ja) | 1993-10-08 | 1993-10-08 | ポインテイング装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07104921A true JPH07104921A (ja) | 1995-04-21 |
Family
ID=17584314
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5277489A Pending JPH07104921A (ja) | 1993-10-08 | 1993-10-08 | ポインテイング装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07104921A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002062981A (ja) * | 2000-08-16 | 2002-02-28 | Nippon Hoso Kyokai <Nhk> | 表示画面指示装置 |
-
1993
- 1993-10-08 JP JP5277489A patent/JPH07104921A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002062981A (ja) * | 2000-08-16 | 2002-02-28 | Nippon Hoso Kyokai <Nhk> | 表示画面指示装置 |
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