JPH07104458B2 - 光レセプタクル - Google Patents

光レセプタクル

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JPH07104458B2
JPH07104458B2 JP63074467A JP7446788A JPH07104458B2 JP H07104458 B2 JPH07104458 B2 JP H07104458B2 JP 63074467 A JP63074467 A JP 63074467A JP 7446788 A JP7446788 A JP 7446788A JP H07104458 B2 JPH07104458 B2 JP H07104458B2
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optical
ferrule
elastic sleeve
plug
receptacle
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健一郎 梅▲崎▼
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、光伝送用部品間,光ファイバ間および光伝
送用部品と光ファイバ間を接続するために、光伝送用部
品に取り付ける光レセプタクルに関し、特にマルチモー
ド用,シングルモード用の両用途に利用できる光レセプ
タクルに関するものである。
〔従来の技術〕
従来、マルチモード用の光レセプタクルはあったが、シ
ングルモード用のものは無かった。また、マルチモード
用の光レセプタクルはシングルモード用として用いるこ
とができなかった。マルチモード用の光レセプタクルは
光プラグとの結合に寸法の許容差に応じたガタがあり、
このガタによる軸ズレはシングルモード用として許容で
きる範囲に無かった。一般に、接続時の許容損失を同一
とした場合、マルチモード用,シングルモード用の各光
レセプタクルの許容可能な理論上の軸ズレは、それぞれ
4μm,1.4μmである。さらに、光ファイバの偏心率
(フェルールに光ファイバを取り付けた時における、ク
ラッドの中心位置に対する実際のコアの位置)等が影響
する。このように、シングルモード用の光レセプタクル
にとって、かなり厳しい接続条件が要求される。
上記のような理由で、第4図に示すように光伝送用部品
10間を接続する場合、シングルモードにおいては、光レ
セプタクルを用いないで、シングルモード用の光ファイ
バ11と光アダプタ51を用いていた。ここで、光伝送用部
品10としては、例えば発光ダイオードを有する発光モジ
ュール,光アッテネータ,受光ダイオードを有する受光
モジュール等を上げることができる。第4図において、
光ファイバ11の一端には光伝送用部品10内で内部の光回
路と光学的に結合されるように固定され、他端には光プ
ラグ1が取り付けられている。この光プラグ1同士を光
アダプタ51で結合させていた。
第3図(a)に光アダプタ51の構造を示す。第3図
(b)はこの光アダプタ51にかん合する光プラグ1であ
る。
第3図(a),(b)において、光アダプタ51は、光プ
ラグ1に適合するかん合部53を有する2個のかん合ハウ
ジング部52を背中合わせにした構造で、内部に割りスリ
ーブ54を擁している。割りスリーブ54は割り8aを有し、
かん合部53あるいはかん合ハウジング部52に固定されて
いないで、その周辺に多少自由に動ける空間が用意され
ている。つまり、浮動構造をとっている。したがって、
この割りスリーブ54は弾性を有していて、その両端から
光プラグ1の光ファイバ11を保持したフェルール12が挿
入されたとき、両方からのフェルール12に密着し、両方
のフェルール12に保持された光ファイバ11の端面を突き
合わせるように働く。
この割りスリーブ54の弾性効果により、マルチモード用
およびシングルモード用としての許容差を吸収できるの
で、上記光アダプタ51は両用途に用いられていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記の第4図に示すように、各光伝送用部品10は、シン
グルモード用の光ファイバ11を固定して取り付けられて
いるので、シングルモード用の光ファイバ11からマルチ
モード用へ交換することは困難であった。したがって、
この光伝送用部品10は、実質上、シングルモード専用に
なり、シングルモード用とマルチモード用に兼用できな
い問題点があった。反対に、従来のマルチモード用光レ
セプタクルはシングルモード用としての精度が不足し、
使用に耐えなかった。特に測定においては、シングルモ
ード,マルチモード双方の測定がなされることが多く、
前記の問題点は解決すべき大きな課題であった。
この発明の目的は、前記問題点を解決し、容易に製作で
きる光レセプタクルを提供することにある。この解決に
あたっては、光アダプタの割りスリーブの効果に着目し
た。
〔課題を解決するための手段〕 この発明は上記の課題を解決するため、光ファイバを保
持固定するフェルールを備えた光プラグ(1)を脱着で
きる光レセプタクルにおいて、空洞を有するハウジング
(3)と、そのハウジングの一端に設けられ、前記光プ
ラグが脱着可能なかん合部(4)と、前記ハウジングの
他端に設けられ前記フェルールの所定長さ以上の侵入を
防ぐ口径の光の通過窓(5)と、前記空洞内で前記フェ
ルールが挿脱可能にされ、かつ一部が前記通過窓を貫通
して延長した部分を有する弾性スリーブ(8)と、前記
弾性スリーブの前記通過窓を貫通して延長した部分を固
着するための取付け台(6)とを備えるものである。
〔作用〕
この発明において、光プラグをかん合部に取り付けると
き、弾性スリーブは光プラグのフェルールの挿入をガタ
無く受け入れ、かつ弾性スリーブの一部が固着された光
の通過窓へ案内する。したがって、例えば通過窓からの
光軸と光プラグのフェルールの光軸とを精度良く合わせ
ることができる。この作用は、シングルモード用として
も、マルチモード用としても同じである。
また、取付台の上で、弾性スリーブを固着できる構造だ
から製作が容易になる。
〔実施例〕
次に、この発明の実施例を説明する。
第1図(a)〜(d)はこの発明による光レセプタクル
の構造を示す図で、第1図(a)は側面から見た断面
図、第1図(b)は正面図、第1図(c)は背面図、第
1図(d)は第1図(a)における弾性スリーブの外観
図である。第2図はこの発明による光レセプタクルの使
用を説明するための図である。この光レセプタクルに適
合する光プラグは、従来技術で説明した第3図(b)に
おける、フェルール12に光ファイバ11を取り付けた光プ
ラグ1と同一である。
これらの図において、2はこの発明による光レセプタク
ルで、次に説明される符号3〜9の要部からなる。ハウ
ジング3は、かん合ハウジング部3a、スリーブ取り付け
部3bからなる。このかん合ハウジング部3aは、内部に前
記光プラグ1のフェルール12等の内部構造が挿入可能に
空洞7を有し、外側に前記光プラグ1に適合するねじ溝
からなるかん合部4を備えている。一方、スリーブ取り
付け部3bは、その中央に光の通過窓5と、その通過窓5
の円周に沿った半円弧の断面を有し通過窓5の光軸方向
に長さを有する取り付け台6を備えている。また、前記
通過窓5は、この例では径の異なる上の半円と下の半円
からなり、次に説明する弾性スリーブ8の径より狭い上
の半円の縁で、弾性スリーブ8に押し込まれてきたフェ
ルール12の進入をストップさせる。弾性スリーブ8は、
弾力性を持たせるため長さ方向(光軸方向)に割り8aが
入れられ、かつその一端の円周の一部(前記の割り8aと
反対側の円周部分)を長さ方向に延長されている。この
弾性スリーブ8の延長部分を前記の取り付け台6に固着
している。この弾性スリーブ8は、フェルール12が挿入
されたとき、その径がフェルール12によって幾分広げら
れるようにされていて、さらにその長さが充分なかん合
長にされている。したがって、この弾性スリーブ8にフ
ェルール12が挿入されたとき、弾性スリーブ8の内径と
フェルール12の外径との間にガタが生じ無い。取り付け
穴9はこの光レセプタクル2を光伝送用部品10等に取り
付けて使用するためのねじ穴である。
上記第1図のスリーブ取り付け部3bに上,下の半円から
なる通過窓5を設けるのが困難である場合は、スリーブ
取り付け部3bそのものを半円の境から上,下に分けて作
っても良い。
このような構造の光レセプタクル2への光プラグ1の挿
入は、まず、弾性スリーブ8にフェルール12が挿入され
ることから始まる。弾性スリーブ8は、その弾力性によ
ってフェルール12の先端を受け入れ、さらにこの先端が
押し入れられてくるにつれ、この先端を弾性スリーブ8
の一部が固着された光の通過窓5へガタ無く案内する。
フェルール12の先端がスリーブ取り付け部3bによって、
進入をストップさせられたときには、フェルール12の光
軸は通過窓5の光軸へ軸合わせされている。この軸合わ
せは、弾性スリーブ8がガタ無くフェルール12を捕獲し
保持することと、弾性スリーブ8が通過窓5に寸法的に
固定されていることにより、精度良くなされる。
また、この軸合せにおける光プラグ1およびフェルール
12の脱着の繰り返しに対する精度の再現性も充分に確保
されている。
この弾性スリーブ8は、フェルール12がシングルモード
用(FCコネクタ系で直径2.499±0.0005mmとしても、マ
ルチモード用(同じく、直径2.449±0.001mm)としても
ガタ無くフェルール12を保持する。
上記光レセプタクル2を第2図のように、直接に光伝送
用部品10に取り付けることにより、両端に光プラグ1を
備えた光ファイバ11で光伝送用部品10間を接続できる。
この光プラグ1を備えた光ファイバ11をシングルモード
用あるいはマルチモード用のものに置き換えて使用する
ことにより、光伝送用部品10を両モード用に容易に使用
できる。
なお、上記光レセプタクル2の取り付け台6は、集光す
るためのレンズ(図示せず)が取り付けられてもよい構
造としたものである。例えば、第2図における一方の光
伝送用部品10を発光ダイオードを備えた発光モジュール
とすれば、その発光ダイオードの発光を取り付け台6に
取り付けたレンズで集光し、光プラグ1の光ファイバ11
に効率良く入射させることができる。この場合、レンズ
とフェルール12を案内する弾性スリーブ8が同一の取り
付け台6に載せられるので、互いの軸合わせが容易であ
る。
また、FCコネクタ,DINコネクタ(以下フェルール直径:
2.5mm),D4コネクタ(同じく、2mm),ダイヤモンド社
製コネクタ(同じく、3.5mm)などの異種の光コネクタ
でも、それぞれの寸法に応じた光レセプタクルを交換す
ることにより、容易に対応できる。なお、同種コネクタ
であればシングルモード用とマルチモード用のものとの
フェルール直径は同じである(寸法許容差は異なる)。
〔発明の効果〕
上記のようにこの発明では、空洞を有するハウジングの
一端に光プラグの脱着可能なかん合部を設け、他端に光
の通過窓を設け、かつ通過窓の周辺に光プラグのフェル
ールの挿脱可能な弾性スリーブの一部を固着した構造を
備え、弾性スリーブにフェルールを挿入してかん合部に
光プラグを取り付け、かつ通過窓から光を入射したと
き、その通過窓からの光がフェルールが保持する光ファ
イバへ入射される配置としたので、シングルモード用と
しての光レセプタクルを実用に供する効果がある。この
光レセプタクルはシングルモード用とマルチモード用に
兼用できる。したがって、この光レセプタクルを直接に
光伝送用部品に取り付けることにより、この光伝送用部
品もシングルモード用とマルチモード用に兼用して使用
できる効果がある。
さらに、取付け台上で、弾性スリーブの延長部分を固定
できるから、精密を要する作業が容易にできる。
また、従来のシングルモード用の光伝送用部品内の光回
路との結合から光アダプタまでの光路の構造が、この発
明では光レセプタクルだけになるので、簡単になる効果
がある。これにより、光伝送部品から光プラグ付光ファ
イバーが垂れ下がらないので、取扱い上、信頼性が改善
される。
光伝送用部品を異種の光コネクタに変更して使用すると
きも、光レセプタクルを交換することにより、容易にで
きる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)〜(d)は実施例の光レセプタクルの構造
を示す図で、(a)は側断面図、(b)は正面図、
(c)は背面図、(d)は(a)における弾性スリーブ
の外観図である。第2図は実施例の光レセプタクルの使
用を説明するための図である。第3図(a)は光アダプ
タの構造を示す図、第3図(b)は光プラグの構造を示
す図、第4図はシングルモードにおいて光伝送用部品を
接続する図である。 図中、1は光プラグ、2は光レセプタクル、3はハウジ
ング、3a,52はかん合ハウジング部、3b,3c,3dはスリー
ブ取り付け部、4,53はかん合部、5,5a,5bは通過窓、6
は取り付け台、7は空洞、8,8b,8cは弾性スリーブ、8a
は割り、9は取り付け穴、10は光伝送用部品、11は光フ
ァイバ、12はフェルール、13はストッパ、14は固定用
穴、51は光アダプタ、54は割りスリーブである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光ファイバを保持固定するフェルールを備
    えた光プラグ(1)を脱着できる光レセプタクルにおい
    て、空洞を有するハウジング(3)と、そのハウジング
    の一端に設けられ、前記光プラグが脱着可能なかん合部
    (4)と、前記ハウジングの他端に設けられ前記フェル
    ールの所定長さ以上の侵入を防ぐ口径の光の通過窓
    (5)と、前記空洞内で前記フェルールが挿脱可能にさ
    れ、かつ一部が前記通過窓を貫通して延長した部分を有
    する弾性スリーブ(8)と、前記弾性スリーブの前記通
    過窓を貫通して延長した部分を固着するための取付け台
    (6)とを備えたことを特徴とする光レセプタクル。
JP63074467A 1988-03-30 1988-03-30 光レセプタクル Expired - Lifetime JPH07104458B2 (ja)

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JPH01248111A JPH01248111A (ja) 1989-10-03
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JPS5548195U (ja) * 1978-09-26 1980-03-29
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JPS6116518U (ja) * 1984-07-05 1986-01-30 日立電線株式会社 光レセプタクル

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