JPH07104237B2 - 材料試験機の速度制御方法 - Google Patents

材料試験機の速度制御方法

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JPH07104237B2
JPH07104237B2 JP61311219A JP31121986A JPH07104237B2 JP H07104237 B2 JPH07104237 B2 JP H07104237B2 JP 61311219 A JP61311219 A JP 61311219A JP 31121986 A JP31121986 A JP 31121986A JP H07104237 B2 JPH07104237 B2 JP H07104237B2
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speed
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control
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輝次 松原
忠 長谷川
司 西村
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Shimadzu Corp
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Shimadzu Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、材料試験機における速度制御方法に関する。
[従来の技術] 従来、電気油圧サーボ式疲労試験機を用いた各種ダンバ
ー用試験装置では、第2図に示すようにクローズドルー
プ制御系を構成したアクチュエータの変位制御によって
速度制御を行なっている。例えば変位制御系の構成とし
て第2図において、設定機9によって設定調節された設
定信号を前段増幅器12を介してサーボアンプ13へ入力
し、サーボアンプ13の出力をサーボ弁7に伝達し、サー
ボ弁7に入力する電気信号に従ってアクチュエータを駆
動するとともに、アクチュエータ1の作動による供試体
の変位をアクチュエータ1のピストンの変位として変位
検出器5によって検出し、検出信号をストロークアンプ
15で増幅し、設定器9からの設定信号と比較し、その偏
差が零になるように制御している。
そして、この変位制御系における設定器9から出力され
る設定信号に、速度波形発生装置16から出力される速度
波形を積分回路17によって変換した変位信号を加えて速
度制御を行なっている。速度の変化は速度検出器6で検
出されるとともに、供試体2に加わる荷重はロードセル
3で検出され、それぞれの検出信号は速度アンプ22、荷
重アンプ23を介してデータ処理装置25で処理され、速度
−荷重特性のデータが得られえるように構成されてい
る。
[発明が解決しようとする問題点] しかしながら、変位制御によって速度制御を行なう場合
は、上記したように変位制御系に速度入力を一度積分回
路を通して入力を入れなければならず、そのため、スト
ロークアンプのレンジ等を変更した時は、積分定数も変
更しないと、目的の速度の大きさが得られないという問
題点があった。また、ダンバー試験では速度に対する荷
重の応答を調べるため正確な速度波形の再現性が要求さ
れるにもかかわらず、変位制御では結局精度よく再現で
きなかったものである。
[問題点を解決するための手段] 本発明は上記問題点を解決するために、次のような構成
を採用した。
すなわち、本発明にかかる材料試験機の速度制御方法
は、アクチュエータの変位を設定する変位設定器の設定
番号と、アクチュエータの変位を検出する変位検出器か
らの検出信号とを比較し、その偏差信号を低減通過フィ
ルタを介してアクチュエータ駆動手段に与え、該偏差信
号が零となるようにアクチュエータの変位をクローズド
ループで制御するとともに、アクチュエータに設けた速
度検出器によって検出された速度信号と速度波形発生装
置からの設定信号とを比較し、その偏差信号を前記低減
通過フィルタの通過域と重複しない高域の速度試験周波
数域通過フィルタを介してアクチュエータ駆動手段に与
え、該偏差信号が零になるようにアクチュエータの駆動
をクローズドループで制御するようにしたことを特徴と
する。
[作 用] 変位制御系とは別に速度制御系のクローズドループを構
成して速度制御を行なうので、速度波形の再現性が向上
する。また、速度制御信号を変位制御系の低減通過フィ
ルタの通過域と重複しない高域の速度試験周波数通過フ
ィルタを通してアクチュエータに与え、速度アンプゲイ
ン調節用アンプによる直流分の変化分を取り除いて速度
領域専用の制御を行なうので、変位制御系へ悪影響を与
えない。
[実施例] 第1図は電気油圧式疲労試験機の特にダンパー用試験機
に本発明の実施例を適用した場合の構成を示すブロック
図であり、第1図において第2図と同符号のものは従来
例と同じものを示す。
アクチュエータ1のピストン位置設定の制御は、設定器
9から出力される設定信号を前段サーボ増幅器12、サー
ボアンプ13を介してサーボ弁7に与えてアクチュエータ
1を駆動し、アクチュエータ1のピストン変位を変位検
出器5で検出し、検出信号をストロークアンプ15を介し
フィードバック信号として設定信号に重畳し、クローズ
ドループを構成して行なわれるが、前段サーボ増幅器12
の後段にはさらに低域通過フィルタ11が設けられ、低周
波域の変位制御が行なわれる。
一方、速度制御は、速度波形発生装置16からの波形信号
を前段サーボ増幅器19、速度試験周波数域通過フィルタ
20を介してサーボアンプ13へ与え、サーボアンプ13の出
力に従ってサーボ弁7を駆動し、速度検出器6によって
検出した速度信号を速度アンプ22を介してフィードバッ
ク信号とし、速度波形信号に重畳してクローズドループ
を構成して行なわれる。この速度制御ループに設けた速
度試験周波数通過フィルタ20により、速度領域専用の制
御が行なわれ、速度アンプ22および速度ゲイン用の増幅
器19によるDC分の変化分を取り除き、ピストン位置の保
持に悪影響を与えないようにしている。
また、変位制御ループには上記したように低域通過フィ
ルタ11が設けられているが実際の速度波形は1Hz以上な
ので、低域通過域0.5Hz以下程度に設定しておけば、変
位制御によって速度波形に対し影響を与えることはな
い。
上記のように構成されたダンパー用試験装置では、ま
ず、変位制御ループによってアクチュエータ1のピスト
ン位置を供試体に応じて設定し、次に速度制御ループに
よって任意速度波形を設定して試験を行ない、データ処
理装置により速度−荷重の関係データを記録して試験結
果とすることができる。
このようにして上記実施例装置では、速度制御ループを
構成して速度制御を行なうので速度波形の再現を精度よ
く行なうことができるとともに、変位制御もノイズ等に
よる悪影響を除去して精度良く行なえ、しかも互いの制
御ループに設けたフィルタによって相互影響を及ぼすこ
となく、ピストンの任意位置での速度制御を正確に行な
うことができる。
[発明の効果] 上記説明から明らかなように、本発明にかかる材料試験
機の速度制御方法は、ダンパー用試験機等においても速
度領域専用の周波数域でクローズドループによる速度制
御を行なうので、速度制御を精度よく行なうことができ
る。また、変位制御および速度制御の相互影響をなくし
速度に依存する試験のデータの再現性と精度を高めるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による実施例装置の構成を示すブロック
図、第2図は従来例の構成を示すブロック図である。 1……アクチュエータ、5……速度検出器 7……サーボ弁、13……サーボアンプ 16……速度波形発生装置 20……速度試験周波数域通過フィルタ 22……速度アンプ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】アクチュエータの変位を設定する変位設定
    器の設定信号と、アクチュエータの変位を検出する変位
    検出器からの検出信号とを比較し、その偏差信号を低減
    通過フィルタを介してアクチュエータ駆動手段に与え、
    該偏差信号が零となるようにアクチュエータの変位をク
    ローズドループで制御するとともに、アクチュエータに
    設けた速度検出器によって検出された速度信号と速度波
    形発生装置からの設定信号とを比較し、その偏差信号を
    前記低減通過フィルタの通過域と重複しない高域の速度
    試験周波数域通過フィルタを介してアクチュエータ駆動
    手段に与え、該偏差信号が零になるようにアクチュエー
    タの駆動をクローズドループで制御するようにしたこと
    を特徴とする材料試験機の速度制御方法。
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