JPH07103955A - クロマトグラフ充填剤 - Google Patents
クロマトグラフ充填剤Info
- Publication number
- JPH07103955A JPH07103955A JP5248946A JP24894693A JPH07103955A JP H07103955 A JPH07103955 A JP H07103955A JP 5248946 A JP5248946 A JP 5248946A JP 24894693 A JP24894693 A JP 24894693A JP H07103955 A JPH07103955 A JP H07103955A
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- JP
- Japan
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- adenosine
- acid
- silica gel
- filler
- hydroxyl group
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 無機質担体をアミノプロピルシリル化し、更
に5-アミノ-2、3-ジシアノ-1、4ナフトキノンあるい
は1、4-ジアミノ-9、10-アントラキノン-2、3-ジカ
ルボン酸無水物と、反応させることにより、有機色素で
修飾された、高速液体クロマトグラフィー用カラム充填
剤を合成する。 【効果】 上記充填剤を高速液体クロマトグラフィーに
用いると、アデノシン5′一りん酸、アデノシン5′二
りん酸、アデノシン5′三りん酸、アデノシン及びアデ
ニンのような核酸関連物質を、高分解能で短時間に分析
することができる。
に5-アミノ-2、3-ジシアノ-1、4ナフトキノンあるい
は1、4-ジアミノ-9、10-アントラキノン-2、3-ジカ
ルボン酸無水物と、反応させることにより、有機色素で
修飾された、高速液体クロマトグラフィー用カラム充填
剤を合成する。 【効果】 上記充填剤を高速液体クロマトグラフィーに
用いると、アデノシン5′一りん酸、アデノシン5′二
りん酸、アデノシン5′三りん酸、アデノシン及びアデ
ニンのような核酸関連物質を、高分解能で短時間に分析
することができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はクロマトグラフ充填剤に
関するもので、主として薬学、医学、理工学分野での高
速液体クロマトグラフ(HPLC)用として用いられ
る。
関するもので、主として薬学、医学、理工学分野での高
速液体クロマトグラフ(HPLC)用として用いられ
る。
【0002】
【従来の技術と発明が解決しようとする課題】従来、色
素系を導入したシリカゲル充填剤は知られていない。最
近ガラスをゾル−ゲルコーティング法によって、容易に
有機色素で着色出来ることが見いだされた。(Nakazumi
ら Chem.Express 6,607(1991)) しかし、ガラスと構造的にかなり類似性のあるシリカゲ
ルに、共有結合的に有機色素を結合させる試みは今まで
ほとんどなされていない。これまでのところシリカゲル
表面にローダンB(RB)を単に物理的に吸着させたゲ
ル(C.M.Krishnaら Photochem.Photobiol 45,1(198
7))や、色素−O2 による増感酸化作用の発現を期待し
て、シリカゲルにシランカップラーでハロゲンを導入後
RBを結合させたゲル(Tamagakiら J.org.chem. 45,1
573(1980))等の報告があるだけである。しかもこれら
はいずれもHPLC用充填剤の開発を目的としたもので
ない。
素系を導入したシリカゲル充填剤は知られていない。最
近ガラスをゾル−ゲルコーティング法によって、容易に
有機色素で着色出来ることが見いだされた。(Nakazumi
ら Chem.Express 6,607(1991)) しかし、ガラスと構造的にかなり類似性のあるシリカゲ
ルに、共有結合的に有機色素を結合させる試みは今まで
ほとんどなされていない。これまでのところシリカゲル
表面にローダンB(RB)を単に物理的に吸着させたゲ
ル(C.M.Krishnaら Photochem.Photobiol 45,1(198
7))や、色素−O2 による増感酸化作用の発現を期待し
て、シリカゲルにシランカップラーでハロゲンを導入後
RBを結合させたゲル(Tamagakiら J.org.chem. 45,1
573(1980))等の報告があるだけである。しかもこれら
はいずれもHPLC用充填剤の開発を目的としたもので
ない。
【0003】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、かかる状
況のもと色素系のπ電子系を有する新規HPLC充填剤
の調整を行い、これらの性能に関して検討を行った。そ
の結果3-アミノプロピルシリルシリカゲルと2種類の
有機色素(5-アミノ-2、3-ジシアノ-1、4-ナフトキ
ノン及び1、4-ジアミノ-9、10-アントラキノン-2、
3-ジカルボン酸無水物)とを、それぞれ反応させ得ら
れたクロマトグラフ 充填剤が、核酸関連物質の分離に
優れた効果を有することを見いだし本発明を完成させる
に至った。すなわち本発明は一般式(I)
況のもと色素系のπ電子系を有する新規HPLC充填剤
の調整を行い、これらの性能に関して検討を行った。そ
の結果3-アミノプロピルシリルシリカゲルと2種類の
有機色素(5-アミノ-2、3-ジシアノ-1、4-ナフトキ
ノン及び1、4-ジアミノ-9、10-アントラキノン-2、
3-ジカルボン酸無水物)とを、それぞれ反応させ得ら
れたクロマトグラフ 充填剤が、核酸関連物質の分離に
優れた効果を有することを見いだし本発明を完成させる
に至った。すなわち本発明は一般式(I)
【0004】
【化4】 (式中Rは下記の式(II)又は(III)の基を表
す)
す)
【0005】
【化5】
【0006】
【化6】 で示されるアミノ誘導体がヒドロキシル基をその表面に
持つ無機質担体にグラフトされていることを特徴とする
クロマトグラフ充填剤であり、更に該クロマトグラフ充
填剤を用いて核酸関連物質を分離するクロマトグラフィ
ー法を提供するものである。
持つ無機質担体にグラフトされていることを特徴とする
クロマトグラフ充填剤であり、更に該クロマトグラフ充
填剤を用いて核酸関連物質を分離するクロマトグラフィ
ー法を提供するものである。
【0007】本発明のクロマトグラフ充填剤は以下のよ
うにして製造することが出来る。すなわちいわゆるシラ
ンカップリング剤といわれる3-アミノプロピルトリエ
トキシシランをその表面にヒドロキシル基を持つ無機質
担体と共に有機溶媒の存在下、または非存在下で加熱す
ることによって、その表面にアミノプロピルシリル基を
持つ無機質担体が得られる。 この表面にアミノプロピ
ルシリル基を持つ無機質担体を 5-アミノ-2、3-ジシ
アノ-1、4-ナフトキノン(有機色素(I))あるいは
1、4-ジアミノ-9、10-アントラキノン-2、3-ジカル
ボン酸無水物(有機色素(II))と共に、有機溶媒の
存在下で加熱することによって目的とするクロマト充填
剤が得られる。
うにして製造することが出来る。すなわちいわゆるシラ
ンカップリング剤といわれる3-アミノプロピルトリエ
トキシシランをその表面にヒドロキシル基を持つ無機質
担体と共に有機溶媒の存在下、または非存在下で加熱す
ることによって、その表面にアミノプロピルシリル基を
持つ無機質担体が得られる。 この表面にアミノプロピ
ルシリル基を持つ無機質担体を 5-アミノ-2、3-ジシ
アノ-1、4-ナフトキノン(有機色素(I))あるいは
1、4-ジアミノ-9、10-アントラキノン-2、3-ジカル
ボン酸無水物(有機色素(II))と共に、有機溶媒の
存在下で加熱することによって目的とするクロマト充填
剤が得られる。
【0008】本発明に用いるアミノプロピルシリル基を
表面に持つ無機質担体としては、シリカゲル、アルミナ
ゲル、ジルコニアゲル、ガラスビーズ等が挙げられるが
中でもシリカゲルが好ましい。表面のアミノプロピルシ
リル基は有機色素(I)、(II)と反応することによ
り、有機色素(I)、(II)を無機質担体にグラフト
させるのに有用である。上記無機質担体の形状は球状、
破砕状などいずれの形でもよいが、高効率のクロマトグ
ラフ用カラムを得るためには出来るだけ粒径のそろった
微細な粒子が好ましい。通常平均粒径は4〜310μ
m、好ましくは4.5〜44μmである。
表面に持つ無機質担体としては、シリカゲル、アルミナ
ゲル、ジルコニアゲル、ガラスビーズ等が挙げられるが
中でもシリカゲルが好ましい。表面のアミノプロピルシ
リル基は有機色素(I)、(II)と反応することによ
り、有機色素(I)、(II)を無機質担体にグラフト
させるのに有用である。上記無機質担体の形状は球状、
破砕状などいずれの形でもよいが、高効率のクロマトグ
ラフ用カラムを得るためには出来るだけ粒径のそろった
微細な粒子が好ましい。通常平均粒径は4〜310μ
m、好ましくは4.5〜44μmである。
【0009】有機溶媒としては、ベンゼン、トルエン、
キシレン、クロロベンゼン、ヘキサン、シクロヘキサ
ン、クロロホルム、テトラヒドロフラン、ジメチルホル
ムアミド、ジメチルスルホキシドなどを挙げることがで
きる。反応温度は160℃〜180℃の範囲が好まし
い。反応後は室温に冷却後濾過し、常法によりメタノー
ル、トルエン、アセトン等の有機溶媒もしくは純水等を
用いて洗浄し、常圧または減圧乾燥すると本発明のクロ
マトグラフ充填剤が得られる。
キシレン、クロロベンゼン、ヘキサン、シクロヘキサ
ン、クロロホルム、テトラヒドロフラン、ジメチルホル
ムアミド、ジメチルスルホキシドなどを挙げることがで
きる。反応温度は160℃〜180℃の範囲が好まし
い。反応後は室温に冷却後濾過し、常法によりメタノー
ル、トルエン、アセトン等の有機溶媒もしくは純水等を
用いて洗浄し、常圧または減圧乾燥すると本発明のクロ
マトグラフ充填剤が得られる。
【0010】本発明のπ電子系を有する充填剤は、常法
に従ってクロマトグラフィー用カラムに充填され、液体
クロマトグラフィーの固定相として使用される。本固定
相を用いる液体クロマトグラフィーにおいて、適当な溶
離条件を選ぶことによって、核酸関連物質の分離、分析
を高分解能でかつ短時間で行うことができる。本発明の
クロマトグラフィー法に用いる移動相としては、水また
は水にアセトニトリル、メタノ−ル、エタノール等を溶
解させた水溶液、もしくはこれらに更にりん酸−りん酸
塩などを溶解させたりん酸緩衝液等が挙げられ、中でも
本発明のクロマトグラフィー法においては10〜60
(V/V%)メタノールを含む0.015M〜0.065M のりん
酸緩衝液を用いるのが好ましい。りん酸緩衝水溶液は通
常りん酸、りん酸水素ナトリウム、りん酸二水素ナトリ
ウムからなる水溶液が用いられ、各成分を変えることに
より液pH2〜9の範囲内で任意に調整することができ
る。
に従ってクロマトグラフィー用カラムに充填され、液体
クロマトグラフィーの固定相として使用される。本固定
相を用いる液体クロマトグラフィーにおいて、適当な溶
離条件を選ぶことによって、核酸関連物質の分離、分析
を高分解能でかつ短時間で行うことができる。本発明の
クロマトグラフィー法に用いる移動相としては、水また
は水にアセトニトリル、メタノ−ル、エタノール等を溶
解させた水溶液、もしくはこれらに更にりん酸−りん酸
塩などを溶解させたりん酸緩衝液等が挙げられ、中でも
本発明のクロマトグラフィー法においては10〜60
(V/V%)メタノールを含む0.015M〜0.065M のりん
酸緩衝液を用いるのが好ましい。りん酸緩衝水溶液は通
常りん酸、りん酸水素ナトリウム、りん酸二水素ナトリ
ウムからなる水溶液が用いられ、各成分を変えることに
より液pH2〜9の範囲内で任意に調整することができ
る。
【0011】本発明のクロマトグラフィー法で分離可能
な核酸関連物質としては、アデニン、グアニン、シトシ
ン、ウラシル、チミン、などの核酸塩基、グアノシン、
アデノシン、シチジン、ウリジン、デオキシグアノシ
ン、デオキシアデノシン、デオキシシチジン、チミジン
などのヌクレオシド、アデノシン2′一りん酸、アデノ
シン3′一りん酸、アデノシン5′一りん酸、アデノシ
ン5′二りん酸、アデノシン5′三りん酸、シチジル
5′一りん酸、シチジル5′二りん酸、シチジル5′三
りん酸、ウリジン5′一りん酸、ウリジン5′二りん
酸、ウリジン5′三りん酸、グアニル2′一りん酸、グ
アニル3′一りん酸、ニコチンアミドアデニンジヌクレ
オチド、ニコチンアミドアデニンジヌクレオチドりん
酸、コーエンザイムAなどが挙げられる。
な核酸関連物質としては、アデニン、グアニン、シトシ
ン、ウラシル、チミン、などの核酸塩基、グアノシン、
アデノシン、シチジン、ウリジン、デオキシグアノシ
ン、デオキシアデノシン、デオキシシチジン、チミジン
などのヌクレオシド、アデノシン2′一りん酸、アデノ
シン3′一りん酸、アデノシン5′一りん酸、アデノシ
ン5′二りん酸、アデノシン5′三りん酸、シチジル
5′一りん酸、シチジル5′二りん酸、シチジル5′三
りん酸、ウリジン5′一りん酸、ウリジン5′二りん
酸、ウリジン5′三りん酸、グアニル2′一りん酸、グ
アニル3′一りん酸、ニコチンアミドアデニンジヌクレ
オチド、ニコチンアミドアデニンジヌクレオチドりん
酸、コーエンザイムAなどが挙げられる。
【0012】
【実施例】以下実施例により本発明を説明する。例中%
は特記無き限り重量%である。 実施例1 加圧分解容器中で5-アミノ-2、3-ジシアノ-1、4-ナ
フトキノン 1.109gをジメチルホルムアミド(DMF)3
0mlに溶解後予め110℃で3時間乾燥したアミノプロ
ピルシリルシリカゲル(ダイソー社製、平均粒径5μ
m、平均細孔径120オングストローム)6.042gを加
え、オーブン中で160℃で3時間加熱した。放冷後反
応物をろ取し、DMFついでメタノールで洗浄し、11
0℃で3時間減圧下(1mmHg)乾燥し、修飾シリカゲル
を得た。収量 6.422g。得られたゲルの元素分析値はC
=8.80%、H=1.10%、N=2.70%また修飾
率は36%であった。
は特記無き限り重量%である。 実施例1 加圧分解容器中で5-アミノ-2、3-ジシアノ-1、4-ナ
フトキノン 1.109gをジメチルホルムアミド(DMF)3
0mlに溶解後予め110℃で3時間乾燥したアミノプロ
ピルシリルシリカゲル(ダイソー社製、平均粒径5μ
m、平均細孔径120オングストローム)6.042gを加
え、オーブン中で160℃で3時間加熱した。放冷後反
応物をろ取し、DMFついでメタノールで洗浄し、11
0℃で3時間減圧下(1mmHg)乾燥し、修飾シリカゲル
を得た。収量 6.422g。得られたゲルの元素分析値はC
=8.80%、H=1.10%、N=2.70%また修飾
率は36%であった。
【0013】実施例2 5-アミノ-2、3-ジシアノ-1、4-ナフトキノンの代わ
りに1、4-ジアミノ-9、10-アントラキノン-2、3-ジ
カルボン酸無水物1.460gを用いる以外は実施例1と同様
にアミノプロピルシリルシリカゲル5.000gと反応させ修
飾シリカゲルを得た。収量 5.022g。 得られたゲルの元素分析値はC=13.52%、H=1.
14%、N=2.70%また修飾率は51%であった。
りに1、4-ジアミノ-9、10-アントラキノン-2、3-ジ
カルボン酸無水物1.460gを用いる以外は実施例1と同様
にアミノプロピルシリルシリカゲル5.000gと反応させ修
飾シリカゲルを得た。収量 5.022g。 得られたゲルの元素分析値はC=13.52%、H=1.
14%、N=2.70%また修飾率は51%であった。
【0014】実施例3 実施例1で得られた充填剤を内径4.6mm長さ150mm
のステンレス製カラムにグリセリン-メタノール(容量
比1:1)溶液を用いてスラリー充填し、以下の条件で
分析し図1のクロマトグラムを得た。 温度 室温 移動相 メタノール/1/30M りん酸緩衝液(pH7)=
27/73(V/V%) 流速 1ml/min 検出器 紫外線吸収計(波長254nm) 分析対象物として次の化合物の混合物を用いた。 1.アデノシン5′一りん酸、2.アデノシン5′二りん
酸、3.アデノシン5′ 三りん酸、4.アデノシン、
5.アデニン
のステンレス製カラムにグリセリン-メタノール(容量
比1:1)溶液を用いてスラリー充填し、以下の条件で
分析し図1のクロマトグラムを得た。 温度 室温 移動相 メタノール/1/30M りん酸緩衝液(pH7)=
27/73(V/V%) 流速 1ml/min 検出器 紫外線吸収計(波長254nm) 分析対象物として次の化合物の混合物を用いた。 1.アデノシン5′一りん酸、2.アデノシン5′二りん
酸、3.アデノシン5′ 三りん酸、4.アデノシン、
5.アデニン
【0015】実施例4 実施例2で得られた充填剤を内径4.6mm長さ150mm
のステンレス製カラムに グリセリン-メタノール(容
量比1:1)溶液を用いてスラリー充填し、移動相 と
してメタノール/1/30M りん酸緩衝液(pH7)=20
/80(V/V%)を用いる以外は実施例3と同じ条件
で分析し図2のクロマトグラムを得た。
のステンレス製カラムに グリセリン-メタノール(容
量比1:1)溶液を用いてスラリー充填し、移動相 と
してメタノール/1/30M りん酸緩衝液(pH7)=20
/80(V/V%)を用いる以外は実施例3と同じ条件
で分析し図2のクロマトグラムを得た。
【0016】
【発明の効果】本発明のクロマトグラフ充填剤を用いた
クロマトグラフィー法により、特にアデノシン5′一り
ん酸、アデノシン5′二りん酸、アデノシン5′三りん
酸、アデノシン及びアデニンのような核酸関連物質を高
い分解能で、かつ短時間に分離することが可能である。
クロマトグラフィー法により、特にアデノシン5′一り
ん酸、アデノシン5′二りん酸、アデノシン5′三りん
酸、アデノシン及びアデニンのような核酸関連物質を高
い分解能で、かつ短時間に分離することが可能である。
【図1】実施例3で得られたクロマトグラムを示す。
【図2】実施例4で得られたクロマトグラムを示す。
【符号の説明】 1.アデノシン5′一りん酸、 2.アデノシン5′二りん酸、 3.アデノシン5′三りん酸、 4.アデノシン、 5.アデニン
Claims (2)
- 【請求項1】 一般式(I) 【化1】 (式中Rは下記の式(II)又は(III)の基を表
す) 【化2】 【化3】 で示されるアミノ誘導体が、ヒドロキシル基をその表面
に持つ無機質担体にグラフトされていることを特徴とす
るクロマトグラフ充填剤。 - 【請求項2】 無機質担体がシリカゲルである請求項1
記載のクロマトグラフ充填剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24894693A JP3298260B2 (ja) | 1993-10-05 | 1993-10-05 | クロマトグラフ充填剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24894693A JP3298260B2 (ja) | 1993-10-05 | 1993-10-05 | クロマトグラフ充填剤 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07103955A true JPH07103955A (ja) | 1995-04-21 |
JP3298260B2 JP3298260B2 (ja) | 2002-07-02 |
Family
ID=17185776
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24894693A Expired - Fee Related JP3298260B2 (ja) | 1993-10-05 | 1993-10-05 | クロマトグラフ充填剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3298260B2 (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006126456A1 (ja) | 2005-05-23 | 2006-11-30 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | 真空断熱材およびそれに用いるガラス繊維積層体の検査方法 |
BE1018383A5 (fr) * | 2007-08-06 | 2010-10-05 | Mitsubishi Electric Corp | Structure thermoisolante sous vide et boitier thermoisolant. |
CN104297402A (zh) * | 2014-07-22 | 2015-01-21 | 吉林大学 | 车前子中腺嘌呤核苷的hplc含量测定方法 |
WO2017110819A1 (ja) * | 2015-12-25 | 2017-06-29 | 信和化工株式会社 | クロマトグラフィー用分離剤、クロマトグラフィーカラム、及びクロマトグラフィーによる分離方法 |
CN109541049A (zh) * | 2018-11-02 | 2019-03-29 | 漳州片仔癀药业股份有限公司 | 一种清火片的质量控制方法 |
CN110255568A (zh) * | 2019-06-28 | 2019-09-20 | 广西大学 | 一种内外双层胺基改性SiO2气凝胶的合成方法及其应用 |
-
1993
- 1993-10-05 JP JP24894693A patent/JP3298260B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006126456A1 (ja) | 2005-05-23 | 2006-11-30 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | 真空断熱材およびそれに用いるガラス繊維積層体の検査方法 |
US9855725B2 (en) | 2005-05-23 | 2018-01-02 | Panasonic Corporation | Vacuum heat insulator and testing method for the glass fiber laminate to be used in the insulator |
BE1018383A5 (fr) * | 2007-08-06 | 2010-10-05 | Mitsubishi Electric Corp | Structure thermoisolante sous vide et boitier thermoisolant. |
CN104297402A (zh) * | 2014-07-22 | 2015-01-21 | 吉林大学 | 车前子中腺嘌呤核苷的hplc含量测定方法 |
WO2017110819A1 (ja) * | 2015-12-25 | 2017-06-29 | 信和化工株式会社 | クロマトグラフィー用分離剤、クロマトグラフィーカラム、及びクロマトグラフィーによる分離方法 |
JPWO2017110819A1 (ja) * | 2015-12-25 | 2017-12-28 | 信和化工株式会社 | クロマトグラフィー用分離剤、クロマトグラフィーカラム、及びクロマトグラフィーによる分離方法 |
CN109541049A (zh) * | 2018-11-02 | 2019-03-29 | 漳州片仔癀药业股份有限公司 | 一种清火片的质量控制方法 |
CN110255568A (zh) * | 2019-06-28 | 2019-09-20 | 广西大学 | 一种内外双层胺基改性SiO2气凝胶的合成方法及其应用 |
CN110255568B (zh) * | 2019-06-28 | 2022-06-10 | 广西大学 | 一种内外双层胺基改性SiO2气凝胶的合成方法及其应用 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3298260B2 (ja) | 2002-07-02 |
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