JPH07101495A - 可変式容器保持装置 - Google Patents

可変式容器保持装置

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JPH07101495A
JPH07101495A JP5268159A JP26815993A JPH07101495A JP H07101495 A JPH07101495 A JP H07101495A JP 5268159 A JP5268159 A JP 5268159A JP 26815993 A JP26815993 A JP 26815993A JP H07101495 A JPH07101495 A JP H07101495A
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JP
Japan
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container
holding
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container holding
holding pieces
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JP5268159A
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Masato Ota
正人 太田
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Shibuya Corp
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Shibuya Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】作業対象である容器のサイズの変更等に伴う容
器保持間隔の調整作業がより簡便な可変式容器保持装置
を提供し、その作業性の向上を図る。 【構成】互いに対称的に傾斜した左右の案内溝2,3を
有するベース本体1と、それぞれ前記案内溝に係合する
突条15を有し、それらの案内手段に沿ってそれぞれ斜
め方向に移動する左右の保持片9,10と、該保持片に
左右方向の相対的な移動のみ許容する長孔17,18及
び係合ピンからなる係合手段を介して連係され、かつ前
記ベース本体に前後移動可能に装着された調整用ブロッ
ク19とから可変式容器保持装置を構成したことを特徴
とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、充填装置やキャッパ等
において、びん等の容器を作業ラインに沿って所定のピ
ッチで移送するために用いられる容器保持装置、特にそ
の容器のサイズの変更に対応して容器保持間隔を調整し
得る可変式容器保持装置に関する。
【0002】
【従来の技術】作業対象である容器の種類の変更等に伴
って容器のサイズが変更される場合、容器を作業ライン
に沿って移送するために用いられる容器保持装置も、そ
の保持空間の形状を新しいサイズに合わせて変更する必
要が生じる。この場合、従来技術においては、その保持
空間を形成するアタッチメントの型替えなどにより対応
していた。しかしながら、このアタッチメントの型替え
には、相当の作業時間がかかるばかりでなく、容器の種
類に応じた数のアタッチメントの装備が必要とされた。
このため、保持空間の両側部を形成する一対のグリッパ
相互間の間隔と、底辺部を形成するガイドプレートの位
置を変えることにより保持空間の形状を変える可変式の
ものが開発されている(実公平3−31760号公
報)。このものは、前記各グリッパにピンを付設すると
ともに、それらのピンに嵌合し得る、間隔の異なる複数
組の嵌合穴の対をガイドプレートに形成し、このガイド
プレートの取付位置を回転することにより、ピンの間隔
を変えるとともに保持空間の底辺部を形成するガイドプ
レートの前辺部の位置を変えることによって、保持空間
の形状を可変にしたものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この可変式
容器保持装置は、両グリップ間の間隔を調整するには、
ガイドプレートを一度、取外して取付位置を回動して、
再度、取付け固定する必要があるため、保持装置の設置
数が多い場合には、その分、作業時間も長くかかること
になる。本発明は、このような事情に鑑みてなされたも
ので、その目的とするところは、容器のサイズの変更等
に伴う容器保持間隔の調整作業がより簡便な可変式容器
保持装置を提供し、その作業性の向上を図ることにあ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、互いに対称的
に傾斜した左右の案内手段を有するベース本体と、それ
ぞれ前記案内手段に係合する係合部を有し、それらの案
内手段に沿ってそれぞれ斜め方向に移動する左右の保持
片と、該保持片に左右方向の相対的な移動のみ許容する
係合手段を介して連係され、かつ前記ベース本体に前後
移動可能に装着された調整用ブロックとから可変式容器
保持装置を構成したことを特徴とする。
【0005】
【作用】前記調整用ブロックをベース本体に対して前後
方向に移動すると、係合手段を介して連係された左右の
保持片がそれぞれ前記案内手段に沿って斜め方向に移動
して、その左右の保持片間の間隔が大小変化する。した
がって、これらの左右の保持片及び調整用ブロックの前
辺部により形成される保持空間は、調整用ブロックを前
後させることにより調整可能である。
【0006】
【実施例】以下、図面を用いて本発明の実施例に関して
説明する。図1は本発明の一実施例を示す組立分解図、
図2〜図4はその組立過程を示した平面図である。ま
た、図5及び図6は充填機、キャッパなどの容器台に適
用した場合の取付状態を示す縦断面図である。図中、1
はベース本体で、図2で示すように、左右に互いに対称
的に傾斜した案内溝2,3が形成されている。また、こ
のベース本体1の中央部には支持部4が形成され、その
上端両側には後述の調整用ブロックを前後移動可能に案
内する突条5,6が形成されている。さらに、支持部4
の上面中央部には凹部7が形成され、その内底部には取
扱容器のサイズの種類に対応した間隔で、所定数の位置
決め用の嵌合孔8が形成されている。図中、9,10は
左右一対の保持片で、それぞれ略三角形状をなし、その
手前の斜辺11,12により容器の保持面を形成してい
る。また、保持片9,10の後方の斜辺13,14の下
部には、前記案内溝2,3に係合する突条15,16が
形成され(図6参照)、両者によって本容器保持装置の
案内手段及び係合部を構成している。また、各保持片
9,10の略中央部には、後述の調整用ブロックと左右
方向の相対的な移動のみ許容して連係するための係合手
段を構成する長孔17,18が形成されている。
【0007】図中、19は調整用ブロックで、該調整用
ブロック19を前後操作することにより、前記保持片
9,10間の保持間隔を調整するものである。この調整
用ブロック19の下面中央には凹部20が形成され、そ
の両側部には、前記突条5,6に係合する溝部21,2
2が形成されている。これら両者の係合により、調整用
ブロック19はベース本体1に対して前後方向に移動可
能に支持案内される。さらに、調整用ブロック19に
は、中央部及び左右部に内面に雌ネジが切られたネジ孔
23〜25が形成されている。図6に示すように、中央
部のネジ孔23には、先端部に前記嵌合孔8に選択的に
嵌合可能な位置決め用の嵌合部26を抜差し可能に構成
したインデックスプランジャ27の固定用の雄ネジ部が
螺合している。また、左右の各ネジ孔24,25には係
合ピン28,29が螺着され、それらの下半部をそれぞ
れ保持片9,10に形成された前記長孔17,18に摺
動自在に嵌入することにより、調整用ブロック19と保
持片9,10とを左右方向の相対的な移動のみ許容して
連係するための係合手段を構成している。なお、図中、
30は容器台、31は本可変式容器保持装置を容器台3
0に固定するための支持部材である。
【0008】次に、作業対象である容器のサイズの変更
等に伴って行われる保持片9,10間の間隔の調整の仕
方に関して説明する。図7及び図8はその調整前後の拡
大及び縮小状態を例示した平面図である。すなわち、図
7は調整用ブロック19を矢印A方向に後退させた状態
を示したもので、大径の容器32を移送する場合に対応
する。また、図8は調整用ブロック19を矢印B方向に
前進させた状態を示したもので、小径の容器33を移送
する場合に対応する。図7に図示の状態においては、調
整用ブロック19が後退位置あるため、左右の保持片
9,10も係合ピン28,29及び長孔17,18から
なる係合手段により連係して移動し、後退位置にある。
したがって、両保持片9,10は、前述の案内溝2,3
と突条15,16との係合により案内されて、両者の間
隔を広げた拡大状態にある。次に、作業対象である容器
を小径の容器33に変更する場合には、先ず前記インデ
ックスプランジャ27を引上げて先端の嵌合部26を位
置決め用の嵌合孔8から離脱させ、しかる後、調整用ブ
ロック19を矢印B方向に所定量前進させて所定の嵌合
孔8に嵌合部26を合わせてインデックスプランジャ2
7を差込んで固定する。この調整用ブロック19の前進
により、左右の保持片9,10も係合ピン28,29及
び長孔17,18からなる前記係合手段により連係して
前進する。この結果、各保持片9,10は、前述の案内
溝2,3と突条15,16との係合により案内され、両
者の間隔が図8のように縮小して、小径の容器33に対
応した縮小状態に移行する。この場合、各保持片9,1
0の案内手段である案内溝2,3は対称的に傾斜してい
るので、容器32,33のセンタが左右にずれることは
ないため、各容器間のピッチのバラツキは予防される。
このように、本容器保持装置においては、インデックス
プランジャ27を引上げて調整用ブロック19を矢印A
又はB方向に前後させるだけで、容器のサイズの変更に
応じて、両保持片9,10間の保持間隔を容易に調整す
ることができる。
【0009】なお、以上の実施例の説明においては、左
右の保持片の具体的な案内手段として、ベース本体側に
案内溝、左右の保持片側に突条を形成した場合を例示し
たが、逆にベース本体側に突条、左右の保持片側に案内
溝を形成してもよく、他の形式の案内手段を採用しても
よい。同様に、調整用ブロックと左右の保持片とを連係
するための係合手段についても、保持片側に係合ピンを
設け、調整用ブロック側に長孔を形成してもよく、他の
形式の係合手段を用いてもよい。さらに、調整用ブロッ
クの位置決め手段についても、前記嵌合部と嵌合孔の嵌
合に替えて無段階な位置決め手段を採用することが可能
である。また、調整用ブロックの前後動を機械的に行う
ように構成すれば自動化に対しても有効である。
【0010】
【発明の効果】本発明は、以上の構成に基いて次の効果
を得ることができる。 (1)調整用ブロックを前後させるだけで容器のサイズ
の変更に対応した左右の保持片間の保持間隔の調整が可
能であり、その作業性を向上できる。 (2)しかも、左右の保持片の案内手段は、互いに対称
的に傾斜した状態に形成されるため、調整作業の前後を
通じて容器のセンタが左右にずれることはなく、各容器
間のピッチのバラツキが予防される。 (3)従来のように、容器のサイズの数に合わせてアタ
ッチメントを用意しておく煩雑さがなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例を示す組立分解図である。
【図2】 同実施例の組立過程を示した要部平面図であ
る。
【図3】 同実施例の組立過程を示した要部平面図であ
る。
【図4】 同実施例の組立過程を示した要部平面図であ
る。
【図5】 同実施例の取付状態を示した縦断面図であ
る。
【図6】 同実施例の取付状態を示した縦断面図であ
る。
【図7】 同実施例の間隔拡大時の状態を示した平面図
である。
【図8】 同実施例の間隔縮小時の状態を示した平面図
である。
【符号の説明】
1…ベース本体、2,3…案内溝、4…支持部、5,6
…突条、7…凹部、8…嵌合孔、9,10…保持片、1
1〜14…斜辺、15,16…突条、17,18…長
孔、19…調整用ブロック、20…凹部、21,22…
溝部、23〜25…ネジ孔、26…嵌合部、27…イン
デックスプランジャ、28,29…係合ピン、30…容
器台、31…支持部材、32,33…容器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに対称的に傾斜した左右の案内手段
    を有するベース本体と、それぞれ前記案内手段に係合す
    る係合部を有し、それらの案内手段に沿ってそれぞれ斜
    め方向に移動する左右の保持片と、該保持片に左右方向
    の相対的な移動のみ許容する係合手段を介して連係さ
    れ、かつ前記ベース本体に前後移動可能に装着された調
    整用ブロックとからなることを特徴とする可変式容器保
    持装置。
JP26815993A 1993-09-30 1993-09-30 可変式容器保持装置 Expired - Fee Related JP3201685B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003020099A (ja) * 2001-07-04 2003-01-21 Seiko Corp 容器把持装置
KR20230166548A (ko) * 2022-05-31 2023-12-07 김영복 용기 이송 장치

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JP2003020099A (ja) * 2001-07-04 2003-01-21 Seiko Corp 容器把持装置
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