JPH07101403A - 薬注装置 - Google Patents
薬注装置Info
- Publication number
- JPH07101403A JPH07101403A JP26548693A JP26548693A JPH07101403A JP H07101403 A JPH07101403 A JP H07101403A JP 26548693 A JP26548693 A JP 26548693A JP 26548693 A JP26548693 A JP 26548693A JP H07101403 A JPH07101403 A JP H07101403A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- chemical
- liquid
- flow rate
- chemical injection
- liquid level
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Basic Packing Technique (AREA)
- Accessories For Mixers (AREA)
- Feeding, Discharge, Calcimining, Fusing, And Gas-Generation Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 薬注対象液の流量の変化に応じ薬液の濃度が
所定になるよう薬液を薬注する。 【構成】 水平面の断面積が貯液部１１´の全高にわた
って既知の薬液槽１１と、該貯液部から流出して減少す
る薬液の液面低下を検出する液面計１５と、薬注対象液
の流量を計測する流量計３と、前記液面計及び流量計か
らの出力を受けて薬注量を演算する演算器１６と、演算
器の出力により薬注管に設けたポンプの吐出量や、流量
調整弁の開度を制御する制御装置１４とで薬注装置を構
成する。
所定になるよう薬液を薬注する。 【構成】 水平面の断面積が貯液部１１´の全高にわた
って既知の薬液槽１１と、該貯液部から流出して減少す
る薬液の液面低下を検出する液面計１５と、薬注対象液
の流量を計測する流量計３と、前記液面計及び流量計か
らの出力を受けて薬注量を演算する演算器１６と、演算
器の出力により薬注管に設けたポンプの吐出量や、流量
調整弁の開度を制御する制御装置１４とで薬注装置を構
成する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、ポンプや、流量調整
弁を有する薬注管によって薬液槽から薬注対象液に対し
て薬液濃度が所定となるように薬注を行う薬注装置に関
する。
弁を有する薬注管によって薬液槽から薬注対象液に対し
て薬液濃度が所定となるように薬注を行う薬注装置に関
する。
【０００２】
【従来の技術】本出願人は特開平１−１１１４３５号公
報により水平面の断面積が貯液部の全高にわたって既知
の薬液槽内の薬液をポンプや、流量調整弁を有する薬注
管で取出して薬注するに際し、単位時間毎の時間差によ
る槽内薬液の液面の低下を検出し、これにより薬液槽か
ら薬液を取出す単位時間当りの薬液取出量を演算して、
ポンプの吐出量や流量調整弁の開度を制御し、単位時間
当りの薬液取出量を所定の値にすることを提案した。
報により水平面の断面積が貯液部の全高にわたって既知
の薬液槽内の薬液をポンプや、流量調整弁を有する薬注
管で取出して薬注するに際し、単位時間毎の時間差によ
る槽内薬液の液面の低下を検出し、これにより薬液槽か
ら薬液を取出す単位時間当りの薬液取出量を演算して、
ポンプの吐出量や流量調整弁の開度を制御し、単位時間
当りの薬液取出量を所定の値にすることを提案した。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記先行提案により薬
注対象液の流量が常に一定であれば、薬注対象液に所定
量の薬液を薬注し、薬注対象液中の薬液濃度を所定に保
つことができる。しかし、薬注対象液の流量が変化する
場合、例えば流量が小になると薬液濃度は高くなり、流
量が大になると薬液濃度は低くなり、薬液濃度は一定に
ならない。又、薬液槽内の薬液レベルが変化するとポン
プへの薬液押込圧が変わるためポンプ吐出量が変化し、
薬液濃度は一定にならない。
注対象液の流量が常に一定であれば、薬注対象液に所定
量の薬液を薬注し、薬注対象液中の薬液濃度を所定に保
つことができる。しかし、薬注対象液の流量が変化する
場合、例えば流量が小になると薬液濃度は高くなり、流
量が大になると薬液濃度は低くなり、薬液濃度は一定に
ならない。又、薬液槽内の薬液レベルが変化するとポン
プへの薬液押込圧が変わるためポンプ吐出量が変化し、
薬液濃度は一定にならない。
【０００４】
【課題を解決するための手段】そこで本発明は、薬注対
象液の流量が変化しても、又薬液レベルが変化しても薬
液濃度が一定となるように薬液を対象液に注入するよう
にしたのであって、水平面の断面積が貯液部の全高にわ
たって既知の薬液槽と、該貯液部から流出して減少する
薬液の液面低下を検出する液面計と、薬注対象液の流量
を計測する流量計と、前記液面計及び流量計からの出力
を受けて薬注量を演算する演算器と、演算器の出力によ
り薬注管に設けたポンプの吐出量や、流量調整弁の開度
を制御する制御装置とからなることを特徴とする。
象液の流量が変化しても、又薬液レベルが変化しても薬
液濃度が一定となるように薬液を対象液に注入するよう
にしたのであって、水平面の断面積が貯液部の全高にわ
たって既知の薬液槽と、該貯液部から流出して減少する
薬液の液面低下を検出する液面計と、薬注対象液の流量
を計測する流量計と、前記液面計及び流量計からの出力
を受けて薬注量を演算する演算器と、演算器の出力によ
り薬注管に設けたポンプの吐出量や、流量調整弁の開度
を制御する制御装置とからなることを特徴とする。
【０００５】
【実施例】図示の実施例は冷却塔１に補給管２で供給す
る冷却水に対しての薬注装置であって、補給管２には管
内を流れる冷却水の流量を検出する流量計３が設けてあ
る。１１は底から上端まで水平面の断面積が一定の貯液
部１１´を有する薬液槽、１２は薬液槽の貯液部１１´
からポンプ１３又は流量調整弁で薬液を取出し、補給管
２の流量計３の下流で冷却水に添加する薬注管であっ
て、ポンプ１３又は流量調整弁には制御装置１４が付属
している。薬液槽１１上には超音波などによる非接液型
の連続液面計１５を設け、薬液槽の底から内部の液面ま
での高さＨを検出可能にしてある。前述した流量計３の
出力、及び液面計１５の出力は演算器（ＣＰＵ）１６に
入力される。又、演算器１６はポンプや流量調整弁の制
御装置１４に出力する。
る冷却水に対しての薬注装置であって、補給管２には管
内を流れる冷却水の流量を検出する流量計３が設けてあ
る。１１は底から上端まで水平面の断面積が一定の貯液
部１１´を有する薬液槽、１２は薬液槽の貯液部１１´
からポンプ１３又は流量調整弁で薬液を取出し、補給管
２の流量計３の下流で冷却水に添加する薬注管であっ
て、ポンプ１３又は流量調整弁には制御装置１４が付属
している。薬液槽１１上には超音波などによる非接液型
の連続液面計１５を設け、薬液槽の底から内部の液面ま
での高さＨを検出可能にしてある。前述した流量計３の
出力、及び液面計１５の出力は演算器（ＣＰＵ）１６に
入力される。又、演算器１６はポンプや流量調整弁の制
御装置１４に出力する。
【０００６】液面計１５は薬液槽の底から内部の液面ま
での高さＨを検出して演算器に入力するので、演算器は
高さＨと、薬液槽の水平面の断面積との積により薬液残
量を演算することができ、その残量が少ないときはデー
タ伝送ユニットにより有線電話回線、又は無線で薬液の
補充を指示することができる。
での高さＨを検出して演算器に入力するので、演算器は
高さＨと、薬液槽の水平面の断面積との積により薬液残
量を演算することができ、その残量が少ないときはデー
タ伝送ユニットにより有線電話回線、又は無線で薬液の
補充を指示することができる。
【０００７】流量計３から補給管を流れる冷却水の流量
が時々刻々、演算器に入力するので、演算器はその流量
に応じてポンプや流量調整弁の制御装置１４に指令し、
ポンプの回転速度を調節して吐出量や、流量調整弁の開
度を制御し、冷却水の流量に対し薬液濃度が所定の値と
なる流量で薬液を冷却水（補給水）に添加する。又、冷
却水の補給が停止すると流量計の出力は０になり演算器
への入力は無くなる。又、冷却水の補給が再開すると流
量計は再び流量を演算器に入力する。これにより演算器
は流量計の入力が無くなるとポンプを停めるか、又は流
量調整弁を閉にし、補給が再開すると、その再開流量に
応じてポンプを運転するか、弁を開く。こうしてポンプ
ないし流量調整弁ＯＮ−ＯＦＦ（発停）制御を行うこと
ができる。
が時々刻々、演算器に入力するので、演算器はその流量
に応じてポンプや流量調整弁の制御装置１４に指令し、
ポンプの回転速度を調節して吐出量や、流量調整弁の開
度を制御し、冷却水の流量に対し薬液濃度が所定の値と
なる流量で薬液を冷却水（補給水）に添加する。又、冷
却水の補給が停止すると流量計の出力は０になり演算器
への入力は無くなる。又、冷却水の補給が再開すると流
量計は再び流量を演算器に入力する。これにより演算器
は流量計の入力が無くなるとポンプを停めるか、又は流
量調整弁を閉にし、補給が再開すると、その再開流量に
応じてポンプを運転するか、弁を開く。こうしてポンプ
ないし流量調整弁ＯＮ−ＯＦＦ（発停）制御を行うこと
ができる。
【０００８】薬液槽が大型で、送液量の演算処理が困難
になる場合は、図２に示すように薬液槽に大型の貯槽１
７を付属させ、薬液槽内の薬液が少なくなったら貯槽１
７から補給するようにする。そのため、両槽１１，１７
の底部を連ねる連絡管１８の途中に自動開閉弁１９を設
けると共に、薬液槽を真空ポンプ２０に接続し、薬液槽
内の薬液が少なくなったら真空ポンプ２０を運転し、同
時に自動開閉弁１９を開にし、貯槽内の薬液を真空吸引
力で薬液槽に補給し、薬液槽内が薬液が満ちたら真空ポ
ンプを停め、自動開閉弁を閉にする。真空ポンプの発
停、及び自動開閉弁の開閉は薬液槽に設けた液面計１５
からの出力に基づき演算器１６で制御する。
になる場合は、図２に示すように薬液槽に大型の貯槽１
７を付属させ、薬液槽内の薬液が少なくなったら貯槽１
７から補給するようにする。そのため、両槽１１，１７
の底部を連ねる連絡管１８の途中に自動開閉弁１９を設
けると共に、薬液槽を真空ポンプ２０に接続し、薬液槽
内の薬液が少なくなったら真空ポンプ２０を運転し、同
時に自動開閉弁１９を開にし、貯槽内の薬液を真空吸引
力で薬液槽に補給し、薬液槽内が薬液が満ちたら真空ポ
ンプを停め、自動開閉弁を閉にする。真空ポンプの発
停、及び自動開閉弁の開閉は薬液槽に設けた液面計１５
からの出力に基づき演算器１６で制御する。
【０００９】
【発明の効果】以上で明らかなように、本発明によれば
薬注対象液の流量に応じ薬注すべき薬液の量を加減し、
薬注対象液の流量が変化しても薬液の濃度を一定に保つ
ことができると同時に遠隔集中監視制御により多数の薬
注設備を集中的に常時管理することを可能とする。
薬注対象液の流量に応じ薬注すべき薬液の量を加減し、
薬注対象液の流量が変化しても薬液の濃度を一定に保つ
ことができると同時に遠隔集中監視制御により多数の薬
注設備を集中的に常時管理することを可能とする。
【図１】本発明の一実施例の説明図である。
【図２】本発明の他の一実施例の説明図である。
１ 冷却塔 ２ 冷却塔への冷却水の補給管 ３ 流量計 １１ 薬液槽 １２ 薬注管 １３ ポンプ １４ 制御装置 １５ 液面計 １６ 演算器
Claims (1)
- 【請求項１】 水平面の断面積が貯液部の全高にわたっ
て既知の薬液槽と、該貯液部から流出して減少する薬液
の液面低下を検出する液面計と、薬注対象液の流量を計
測する流量計と、前記液面計及び流量計からの出力を受
けて薬注量を演算する演算器と、演算器の出力により薬
注管に設けたポンプの吐出量や、流量調整弁の開度を制
御する制御装置とからなることを特徴とする薬注装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26548693A JPH07101403A (ja) | 1993-09-30 | 1993-09-30 | 薬注装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26548693A JPH07101403A (ja) | 1993-09-30 | 1993-09-30 | 薬注装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07101403A true JPH07101403A (ja) | 1995-04-18 |
Family
ID=17417852
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26548693A Pending JPH07101403A (ja) | 1993-09-30 | 1993-09-30 | 薬注装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07101403A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US20200056912A1 (en) * | 2018-08-16 | 2020-02-20 | Clay L. Hammond | Delivery of chemicals |
-
1993
- 1993-09-30 JP JP26548693A patent/JPH07101403A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US20200056912A1 (en) * | 2018-08-16 | 2020-02-20 | Clay L. Hammond | Delivery of chemicals |
| US11644019B2 (en) * | 2018-08-16 | 2023-05-09 | Clay L. Hammond | Delivery of chemicals |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| CN102269152B (zh) | 药液供应系统 | |
| JPH0210223A (ja) | 流体量モニタ装置 | |
| JP2001192893A (ja) | 二倍圧力ベッセル化学物質ディスペンサーユニット | |
| JPH05223627A (ja) | 定量配分方法およびその装置 | |
| JPH07101403A (ja) | 薬注装置 | |
| JPH09156697A (ja) | 流量制御式充填方法 | |
| JP4237473B2 (ja) | 薬品注入方法及び装置 | |
| US20030066347A1 (en) | Chemical injection pulse generator | |
| JPH08210291A (ja) | 定流量ポンプ装置 | |
| KR100742367B1 (ko) | 약액 혼합 공급장치 | |
| JP2004301622A (ja) | 薬液注入方法およびその装置 | |
| JP2013234813A (ja) | 薬注システム | |
| KR100468061B1 (ko) | 간이 상수도에서의 약액 자동 투입장치 및 그의 제어방법 | |
| US6416582B2 (en) | Liquid usage detector for a coating apparatus | |
| JPH062957Y2 (ja) | 充填量制御装置 | |
| JP5945767B2 (ja) | 炭酸泉生成方法および装置 | |
| JPH02191193A (ja) | 定量充填制御される充填方法とその装置 | |
| JP3646394B2 (ja) | フロート弁 | |
| KR0122440Y1 (ko) | 온수세정기 | |
| JP2649576B2 (ja) | エンジンオイル消費量測定装置 | |
| JPH01111435A (ja) | 薬注装置 | |
| JPH07198446A (ja) | タンク内液体の液位計測装置 | |
| JPH07306040A (ja) | 変位計 | |
| JP2000074718A (ja) | 薬液調合装置 | |
| JPS5942769B2 (ja) | 薬液注入装置 |