JPH0710070Y2 - オイルポンプ用ストレーナー - Google Patents

オイルポンプ用ストレーナー

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JPH0710070Y2
JPH0710070Y2 JP5181589U JP5181589U JPH0710070Y2 JP H0710070 Y2 JPH0710070 Y2 JP H0710070Y2 JP 5181589 U JP5181589 U JP 5181589U JP 5181589 U JP5181589 U JP 5181589U JP H0710070 Y2 JPH0710070 Y2 JP H0710070Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
strainer
oil
oil pump
way
pump
Prior art date
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Application number
JP5181589U
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JPH02141688U (ja
Inventor
忠彦 加藤
祐造 下司
Original Assignee
株式会社富士鉄工所
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Publication date
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  • Details And Applications Of Rotary Liquid Pumps (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、複数のオイルポンプにオイルを供給するオイ
ルポンプ用ストレーナーに関する。
[従来の技術] 湿式多板クラッチ機構を有するトランスファ装置ではピ
ストンを駆動する油圧を確保するためにオイルポンプが
必要であり、また各部位に潤滑油を供給するためにオイ
ルポンプが必要である。
このように複数個のオイルポンプを使用するトランスフ
ァ装置ではオイルポンプと同数のゴミ吸込み防止用のス
トレーナーを使用する。
一方、複数のオイルポンプを1つのストレーナーでまか
なう場合には、第4図に示すように、ストレーナー1の
吐出口2からオイルポンプ3までの流路4の途中にワン
ウェイバルブ5を設けていた。第4図では図示されてい
ないが、ストレーナー1には別の吐出口が設けられ、こ
の吐出口から他のオイルポンプまでの流路の途中には前
記のようなワンウェイバルブが設けられている。
ワンウェイバルブ5を設けるのは、一方のオイルポンプ
3が停止している状態で他のオイルポンプのみが作動し
ているときに一方のオイルポンプ3からの空気の吸込み
を防止するためである。
[考案が解決しようとする課題] しかしながら、このような従来のストレーナーにあって
は、前者の場合には、ストレーナーの数が増加するの
で、トランスファ装置が大型化し、コストも上昇すると
いう問題点があった。また、後者の場合には、ワンウェ
イバルブを使用するので、流路が狭くなり、流路抵抗が
大きくなって、ポンプ性能が低下するという問題点があ
った。
本考案は、このような従来の問題点に鑑みてなされたも
のであって、ストレーナーに複数の吐出口を設け、各吐
出口にワンウェイリップを設けることにより、1つで複
数のオイルポンプをまかなうことができ、かつ流路抵抗
を減少させるようにしたストレーナーを提供することを
目的としている。
[課題を解決するための手段] 前記目的を達成するために、本考案は、複数のオイルポ
ンプにオイルを供給するストレーナーにおいて、前記ス
トレーナーに複数のオイルポンプと同数の吐出口を設け
るとともに、各吐出口にワンウェイリップを設けたもの
である。
[作用] 本考案においては、ストレーナーに複数の吐出口を設
け、各吐出口にワンウェイリップを設けるようにしたた
め、1つのストレーナーで複数のオイルポンプをまかな
うことができるので、トランスファ装置の大型化を防止
することができ、コストを低減することができる。
また、ワンウェイリップは流路を狭くすることがないの
で、流路抵抗を大きくすることなく、空気の吸込みを防
止する。その結果、ポンプ性能を低下させることがな
い。
[実施例] 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図〜第3図は本考案の一実施例を示す図である。
まず、構成を説明すると、第3図において、1はトラン
スファ装置のケーシングであり、ケーシング11内には1
つのストレーナー12が収納されている。ストレーナー12
はゴミの吸込みを防止するもので、このストレーナー12
により2つのオイルポンプ13,14にオイルをそれぞれ供
給する。すなわち、1つのストレーナー12で2つのオイ
ルポンプ13,14をまかなうようになっている。
ストレーナー12はケーシング11の底部に貯留されている
オイルを吸入する吸入口15を有するとともに、2つの吐
出口16,17がそれぞれ形成されている。一方の吐出口16
は流路18を介してオイルポンプ13の吸入ポート20Aに、
他方の突出口17は流路19を介してオイルポンプ14の吸入
ポート20Bに、それぞれ連通している。
ストレーナー12の吐出口16,17には第1図に示すよう
に、それぞれワンウェイリップ21,22が設けられてい
る。ワンウェイリップ21,22は、第2図に示すように、
円板状に形成され、オイルポンプ13,14のうちの一方の
みが作動しているとき空気の吸込みを防止する。ワンウ
ェイリップ21,22は円板状に形成されていることから、
流路18,19を狭くすることがなく、流路抵抗が大きくな
らない。
第1図中23はオイルポンプ13のポンプケース、24はポン
プケース23に収納されたDCモータ、25はDCモータ24にオ
イルシール26を介して回転自在に設けられたモータ軸で
ある。モータ軸25にはインナーギア27が取り付けられ、
インナーギア27の外側にはアウターギア28が設けられて
いる。
次に、作用を説明する。
本実施例においては、ストレーナー12に複数の吐出口1
6,17を設けて、複数のオイルポンプ13,14にオイルを供
給するようにしたため、1つのストレーナー12で複数の
オイルポンプ13,14をまかなうことができる。したがっ
て、トランスファ装置の大型化を防止することができ、
コストを低減することができる。
また、各吐出口16,17にそれぞれ開閉自在のワンウェイ
リップ21,22を設けるようにしたため、オイルポンプ13,
14のうちの一方のみが作動するとき、空気の吸込みを防
止することができる。この場合、ワンウェイリップ21,2
2は円板状に形成されることから、流路18,19が狭くなる
ことがないので、流路抵抗を従来より減少することがで
きる。したがって、ポンプ性能が低下することがない。
[考案の効果] 以上説明してきたように、本考案によれば、ストレーナ
ーに複数の吐出口を設けて、各吐出口にワンウェイリッ
プを設けるようにしたため、1つのストレーナーで複数
のオイルポンプをまかなうことができるので、トランス
ファ装置の大型化を防止することができ、コストを低減
することができる。また、流路を狭くすることがないの
で、従来に比べて流路抵抗を減少することができ、オイ
ルポンプの性能を低下させることがない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す断面図、 第2図はワンウェイリップを示す図、 第3図はトランスファの内部を示す図、 第4図は従来例を示す図である。 図中、 11…ケーシング、12…ストレーナー、13,14…オイルポ
ンプ、15…吸入口、16,17…吐出口、18,19…流路、20A,
20B…吸入ポート、21,22…ワンウェイリップ、23…ポン
プケース、24…DCモータ、25…モータ軸、26…オイルシ
ール、27…インナーギア、28…アウターギア。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のオイルポンプにオイルを供給するス
    トレーナーにおいて、前記ストレーナーに複数のオイル
    ポンプと同数の吐出口を設けるとともに、各吐出口にワ
    ンウェイリップを設けたことを特徴とするオイルポンプ
    用ストレーナー。
JP5181589U 1989-05-01 1989-05-01 オイルポンプ用ストレーナー Expired - Lifetime JPH0710070Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5181589U JPH0710070Y2 (ja) 1989-05-01 1989-05-01 オイルポンプ用ストレーナー

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5181589U JPH0710070Y2 (ja) 1989-05-01 1989-05-01 オイルポンプ用ストレーナー

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02141688U JPH02141688U (ja) 1990-11-29
JPH0710070Y2 true JPH0710070Y2 (ja) 1995-03-08

Family

ID=31571578

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5181589U Expired - Lifetime JPH0710070Y2 (ja) 1989-05-01 1989-05-01 オイルポンプ用ストレーナー

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JPH02141688U (ja) 1990-11-29

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