JPH07100346B2 - 熱可塑性樹脂シ−ト類の成形方法 - Google Patents

熱可塑性樹脂シ−ト類の成形方法

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JPH07100346B2
JPH07100346B2 JP62215958A JP21595887A JPH07100346B2 JP H07100346 B2 JPH07100346 B2 JP H07100346B2 JP 62215958 A JP62215958 A JP 62215958A JP 21595887 A JP21595887 A JP 21595887A JP H07100346 B2 JPH07100346 B2 JP H07100346B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、熱可塑性樹脂を成形材料として樹脂シートや
フィルムなどを成形する方法に係り、各種包装用などに
利用できる熱可塑性樹脂シート類の成形方法に関する。
〔従来の技術〕 従来より、ポリプロピレンやポリエチレンなどの結晶性
熱可塑性樹脂は、熱可塑性による成形の容易性からシー
トとして、また、容器として各種包装分野などに利用さ
れている。
ところで、ポリプロピレンなどに代表される結晶性熱可
塑性樹脂シート類の成形においては、シート類の透明性
を改善するために、ダイから押し出した樹脂膜状体を冷
却液によって急冷することが行われているが、ダイから
押し出された溶融樹脂膜状体を直ちに急冷すると、シー
トの送り方向に厚みの変動、いわゆるサージング現象が
発生しやすいという問題があった。
この問題を解消し、かつ、シートの光沢を良好にする方
法としては、エアーギャップ(ダイから冷却液の液面ま
での距離)を大きくすればよいが、エアーギャップを大
きくすると、ネックインが大きく、製品幅が狭くなると
ともに、肉厚調整も困難になる。その上、製品厚みなど
の成形条件を変えると、それに伴う調整が面倒になると
いう欠点があった。
そこで、主にサージング現象を解消する対策として、第
5図(特開昭5−105532号公報)および第6図(特公昭
49−17861号公報)を示す方法が提案されている。
第5図に示す方法は、熱可塑性樹脂をTダイ1の押出口
から膜状樹脂2として溶融押し出し、直ちに膜状樹脂2
の両面全幅にわたってエアーナイフ3により冷却風を吹
き当て、ついで、冷却装置4のスリット5に垂下させ、
そのスリット5内に流入口6から冷却液7を供給しつつ
膜状樹脂2を挟む冷却液7の液面7Aの液位を等しくしな
がら冷却液7を流下させて膜状樹脂2を急冷する方法で
あった。
第6図に示す方法は、熱可塑性樹脂をTダイ11の押出口
から膜状樹脂12として溶融押し出し、直ちに膜状樹脂12
の両面全幅にわたってガス吐出器13により冷却風を吹き
当て、ついで、水層14内を通して膜状樹脂12を急冷する
方法であった。
〔発明が解決しようとする問題点〕
第5図に示す方法および第6図に示す方法は、いずれも
ダイから溶融押し出しされた膜状樹脂の全幅にわたって
冷却風を吹き当てているため、それによって膜状樹脂が
徐々に冷却されるので、冷却液による急冷の効果が低く
透明性の優れた製品が得られないという問題があった。
しかも、冷却風が弱すぎるとサージング現象を防止でき
ず、かといって強すぎると透明性が大幅に低下したり、
膜状樹脂に揺れが発生してしまうという欠点があった。
また、第5図に示す方法では、スリット冷却のため冷却
効率は高いと考えられるが、スリット上部の冷却液の液
面はコントロールされているものの、液面の冷却液は動
いていないから、第6図に示す方法と同様に、高温の膜
状樹脂が冷却液と接触したとき冷却液が沸騰しやすい。
このため、冷却が不均一となり、沸騰斑やヘイズ斑が生
じ表面性、透明性に優れたシート類が得られない上、厚
み精度も悪くなるという欠点があった。特に、第6図に
示す方法では、水槽の冷却液は全てが固定的であるか
ら、急冷効果が低く、このことからも透明性が低いとい
う欠点があった。
ここに、本発明の目的は、このような問題に鑑み、製品
幅を広くでき、しかも肉厚調整も容易な上、透明性およ
び光沢も良好なシート類を成形できる熱可塑性樹脂シー
ト類の成形方法を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
そのため、本発明では、熱可塑性樹脂をダイから樹脂膜
状体として溶融押し出し、この樹脂膜状体の両端部分の
みを冷却気体吹付治具に形成されたスリット中を通過さ
せるとともに、そのスリットの対向する面から樹脂膜状
体の両面側に冷却気体を吹き付けて樹脂膜状体の両端部
分のみを冷却し、ついで、冷却液の流下するスリット中
に導入して急冷するこを特徴とするものである。
ここで、本発明をさらに詳細に説明する。
まず、本発明で用いる熱可塑性樹脂としては、特に制限
はないが、結晶性樹脂が好適である。これらの樹脂とし
ては、ポリプロピレン系樹脂、例えばポリプロピレンの
ホモ重合体、あるいはプロピレンと20%以下の他のα−
オレフィンとのランダム共重合体、さらにこれらのブレ
ンドが該当し、このブレンドには多段重合法で得られる
ブレンドも含まれる。その他にも、ポリエチレン、ポリ
エステル、ポリアミドなどの結晶性樹脂がある。さら
に、これらに類似の樹脂、無水マレイン酸などをグラフ
ト変成したポリオレフィン樹脂などの接着性樹脂、エチ
レン−酢酸ビニル共重合体などの易溶着性樹脂、エチレ
ン−ビニルアルコール共重合体、ポリアミド、ポリエチ
レンテレフタレートなどのガスバリア樹脂などとの共押
出多層シートにも適用可能である。
また、冷却気体としては、ダイから押し出された樹脂膜
状体を冷却できる気体であればよく、主に空気や窒素が
好適である。冷却気味を吹き付ける位置は、樹脂の種類
や製品幅に応じて適宜決定すればよい、好ましくはダイ
に近い方がよく、通常ダイから10〜15mm程度離れた位置
が好ましい。冷却気体によって樹脂膜状体を冷却する部
分は、製品幅にもよるが、通常ダイから押し出された樹
脂膜状体の両端から10〜100mm、好ましくは20〜60mmが
よい。これは、冷却気体によって冷却された部分は透明
性が大幅に低下し、製品とならずにトリミングされるた
めである。
また、冷却液は、ダイから押し出された樹脂膜状体に対
して不活性な液体であればよく、主に水が好適である
が、このほかにもエチレングリコールなどの増粘剤を添
加した水冷水やシリコーンオイルなど水を含まない冷却
水でもよい。ダイから冷却液の水面までの距離、つまり
エアーギャップについては、70mm以上で、好ましくは10
0mm以上がよい。冷却液はスリットの入口で滞留するこ
となく流下させることが好ましい。ここにおいて、滞留
部が生じると、溶融樹脂膜状体の不均一冷却が生じ、沸
騰斑のない均一厚みの透明性の高いシート類を得ること
ができないからである。スリットからの冷却液の流下速
度は、樹脂膜状体の走行速度より大であることが好まし
い。このようにすると、均一な冷却ができるとともに、
樹脂膜状体に対する接触冷却液の量が増大するので、冷
却効果を向上させることができる。
〔作用〕
ダイから押し出された樹脂膜状体は、まず、その両端部
分のみが冷却気体吹付治具に形成されたスリット中を通
過させられるとともに、そのスリットの対向する面から
樹脂膜状体の両面側に冷却気体が吹き付けられる。これ
により、樹脂膜状体の両端部分のみが冷却される。つい
で、スリット中を流下する冷却液によって急冷される。
従って、ダイから押し出された樹脂膜状体は、その両端
部分のみが冷却気体によって冷却されるから、ネックイ
ンが小さく、よって製品幅を広くできるとともに、製品
厚み変更時の肉厚調整も容易にできるから、製品化率も
高く、コストの低減をはかることができる。しかも、冷
却気体の吹き付けによる冷却であっても、樹脂膜状体の
両端部分のみを冷却気体吹付治具に形成されたスリット
中を通過させるとともに、そのスリットの対向する面か
ら樹脂膜状体の両面側に冷却気体を吹き付けているか
ら、樹脂膜状体の両端部分のみに冷却気体を確実に吹き
付けることができるとともに、樹脂膜状体の両面側へ吹
き付けであるから樹脂膜状体の揺れが少なく安定した成
形ができる。さらに、エヤーギャップを大きくとれるか
ら、透明性や光沢の良好な製品を得ることができる。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
まず、図示しないTダイシート成形膜により、熱可塑性
樹脂を溶融、混練し、これを例えば第1図に示すダイ21
から樹脂膜状体22として溶融押し出し、この樹脂膜状体
22の両端部分のみを冷却気体吹付治具23A,23Bからの冷
却気体によって冷却させる。冷却気体吹付治具23A,23B
は、第2図に示す如く、ダイ21から押し出された樹脂膜
状体22の両端部分を挟むようにそれぞれ設けられてい
る。各冷却気体吹付治具23A,23Bは、第3図および第4
図に示す如く、内部に冷却気体流路24を有する治具本体
25の先端部分を二股に分岐してその間に前記樹脂膜状体
22の両端部分を挟むスリット26を形成し、このスリット
26の対向する面に前記冷却気体流路24からの冷却気体、
ここではエアーを樹脂膜状体22の両面側から直角に吹き
付ける冷却気体スリット吹出口27を開口したもので、そ
れぞれ第2図中上下および左右方向へ位置調節可能に設
けられている。
次に、冷却気体吹付治具23A,23Bを通過した樹脂膜状体2
2を、上段水槽31の冷却液が流下するスリット32および
下段水槽34の冷却液が流下するスリット35へ順に導入し
て急冷させる。上段水槽31内には、その水槽31の周囲か
ら中央のスリット32方向へ向かって流れる冷却液の流れ
を整流して安定した流れとするために、複数の整流体33
が設けられている。整流体33としては、多孔性材料、例
えば10〜200メッシュ程度の金網やこれらを折り重ねた
ものなどの網状素材、合成樹脂、天然繊維、金属繊維な
どの不織布状素材、連続気泡を有する樹脂発泡体、焼結
材料などを用いることができる。また、スリット32,35
からの冷却液の流下速度は、樹脂膜状体22の走行速度よ
り大とされ、樹脂膜状体22に対する接触冷却液の量が増
大されて冷却効果の向上が図られるようになっている。
なお、上段のスリット32への冷却液の流入は、スリット
入口部での冷却液の滞留が生じないようにすることが好
ましく、このため、上段水槽31の水位をできる限り低く
保つようにしている。つまり、水位が高くなればなる
程、第5図に示す状態と同じで、液面付近の冷却液が動
くことがなく、あるいは、動くことが少なく滞留部とな
ってしまうためである。ここにおいて、滞留部が生じる
と、溶融樹脂膜状体22の不均一冷却が生じ、表面性が良
好で透明性に優れたシート類を得ることができないから
である。
次に、上段水槽31および下段水槽34を通過した樹脂膜状
体22を、挟圧ロール37,38を介して水槽36内へ導き、引
取ロール39,40により引き取った後、ロール群41にて必
要により所定の熱処理を施し、樹脂シートに成形する。
なお、水槽36内に流下して冷却された冷却液は、ポンプ
42により、上段水槽31および下段水槽34に循環される。
このような二段スリット冷却装置においては、ダイ21か
ら押し出された樹脂膜状体22は、まず、その両端部分の
みが冷却気体吹付治具23A,23Bからの冷却気体によって
冷却される。このとき、樹脂膜状体の両端部分のみが冷
却気体吹付治具23A,23Bに形成されたスリット26中を通
過させられるとともに、そのスリット26の対向面に設け
られた冷却気体スリット状吹出口27からの冷却気体が樹
脂膜状体22の両面側に吹き付けられるから、樹脂膜状体
22の両端部分のみに冷却気体を確実に吹き付けることが
できるとともに、樹脂膜状体22の両面側への吹き付けで
あるから樹脂膜状体22の揺れが少なく安定した成形がで
きる。ついで、冷却液が流下する上段水槽31および下段
水槽34のスリット32,35へ導入されて急冷され、さら
に、挟圧ロール37,38を介して水槽36内の冷却液へ通さ
れ、引取ロール39,40により引き取られた後、ロール群4
1にて所定の熱処理が施されて樹脂シートに成形される
ことになる。
そこで、次の条件で実際にシートを成形したときの結果
を述べる。
原材料樹脂 ポリプロピレン樹脂(メルトインデックスMI=2.0g/10m
in、出光石油化学株式会社製造、商品名;出光ポリプロ
F200S)である。
Tダイシート成形機 直径D=65mmφ、長さ直径比L/D=28のシリンダと、樹
脂供給・溶融部には18mmピッチで溝深さ4.5mmのストレ
ートスクリュー、樹脂流動障害部にはクリアランス1.2m
mで長さ30mmのトーピード、樹脂応力緩和部には10mmピ
ッチで溝深さ3.5mmのストレートスクリュを有するスク
リュと、ダイ幅=730mm、リップ開度=2mmのダイとを備
える。
冷却気体吹付治具 スリットの幅1mmの冷却気体吹付治具をダイより20mm下
方位置に樹脂膜状体の両端部分を挟むようにそれぞれ配
置し、冷却気体吹出口より12m2/hのエアーを吹き出し、
樹脂膜状体の両端より30mmの部分を冷却する。
二段スリット冷却装置 スリット長さ730mm、幅2.5mm、スリット上部の水槽水位
5mmで冷却水温度4℃、60メッシュの金網2枚重ね4段
の整流体を備えた上段水槽と、スリット長さ730mm、幅
2.5mm、スリット上部の水槽水位10mmで冷却水温度4℃
の下段水槽とを備える。なお、ダイから上段水槽の水面
までの距離、つまりエアーギャップは230mmである。
以上のような条件のもとで、原材料樹脂を、Tダイシー
ト成形機によりダイ温度250で溶融、混練し、溶融樹脂
膜状体として押し出し、その両端部分のみを冷却気体吹
付治具からの冷却エアーにより冷却しつつ、二段スリッ
ト冷却装置に導入して急冷し、引取速度12m/minで厚さ
0.2mmのシートを得た。このシートは端部10〜15mmのみ
白色化しただけであった。シートの両端部の耳部を30mm
トリミングして製品とした。この製品は、シート幅500m
mで、ヘイズ3%、光沢度120%、偏肉±5%以下であっ
た。
また、引取速度を9m/minに変え、同様に両端の白色化し
た耳部をトリミングして製品としたら、シート幅520m
m、偏肉±5%以下であった。
さらに、引取速度を6m/minに変え、同様に両端の白色化
した耳部をトリミングして製品としたら、シート幅540m
m、偏肉±5%以下であった。
一方、冷却気体の吹き付けを行わなかったものでは、引
取速度を12mm/minとしたときの製品はシート幅420mm、
製品得率(偏肉±5%以内)94%、引取速度を9m/minと
したときの製品はシート幅440mm、製品得率95%、引取
速度を6m/minとしたときの製品はシート幅470mm、製品
得率30%であった。
〔発明の効果〕
以上の通り、本発明によれば、製品幅を広くでき、しか
も肉厚調整も容易な上、透明性および光沢も良好な熱可
塑性樹脂シート類の成形方法を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の方法を実施する装置の一実施例を示す
図、第2図は冷却気体吹付治具の配置位置を示す図、第
3図は冷却気体吹付治具の断面図、第4図は第3図のIV
−IV線断面図、第5図および第6図はそれぞれ従来の冷
却装置を示す図である。 21…ダイ、22…樹脂膜状体、23A,23B…冷却気体吹付治
具、31,35…スリット。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】熱可塑性樹脂をダイから樹脂膜状体として
    溶融押し出し、この樹脂膜状体の両端部分のみを冷却気
    体吹付治具に形成されたスリット中を通過させるととも
    に、そのスリットの対向する面から樹脂膜状体の両面側
    に冷却気体を吹き付けて樹脂膜状体の両端部分のみを冷
    却し、ついで、冷却液の流下するスリット中に導入して
    急冷することを特徴とする熱可塑性樹脂シート類の成形
    方法。
JP62215958A 1987-08-28 1987-08-28 熱可塑性樹脂シ−ト類の成形方法 Expired - Lifetime JPH07100346B2 (ja)

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