JPH07100311A - フィルターエレメント及び瀘過器 - Google Patents
フィルターエレメント及び瀘過器Info
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- JPH07100311A JPH07100311A JP5273004A JP27300493A JPH07100311A JP H07100311 A JPH07100311 A JP H07100311A JP 5273004 A JP5273004 A JP 5273004A JP 27300493 A JP27300493 A JP 27300493A JP H07100311 A JPH07100311 A JP H07100311A
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Landscapes
- Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 フィルターエレメントを交換する際には、瀘
材のみを交換するだけで良く、メンテナンスコストを格
段に削減できるフィルターエレメントを提供する。 【構成】 本フィルターエレメント6は、所定幅の細長
形状に折り重ね且つ筒状に形成された瀘材61と、この
瀘材61を筒状に支持するようにこの瀘材61に着脱自
在に装着された内筒62及びセンターパイプ63と、こ
れら両者及び瀘材61の両端に着脱自在に装着ざれた一
対のリング状の端板64、64と、これらの端板64、
64間に張設され且つこれらを瀘材61の両端に固定す
るスプリング部材65とを備えて構成されている。
材のみを交換するだけで良く、メンテナンスコストを格
段に削減できるフィルターエレメントを提供する。 【構成】 本フィルターエレメント6は、所定幅の細長
形状に折り重ね且つ筒状に形成された瀘材61と、この
瀘材61を筒状に支持するようにこの瀘材61に着脱自
在に装着された内筒62及びセンターパイプ63と、こ
れら両者及び瀘材61の両端に着脱自在に装着ざれた一
対のリング状の端板64、64と、これらの端板64、
64間に張設され且つこれらを瀘材61の両端に固定す
るスプリング部材65とを備えて構成されている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、排水処理や排気処理な
どに好適に用いることができるフィルターエレメント及
び瀘過器に関し、より詳しくはランニングコストを節減
できるフィルターエレメント及び瀘過器に関する。
どに好適に用いることができるフィルターエレメント及
び瀘過器に関し、より詳しくはランニングコストを節減
できるフィルターエレメント及び瀘過器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から瀘過器は、例えば食品工業、化
学工業などの各種の処理水などの処理液中から有機成
分、無機成分などを処理して排出し、あるいはその瀘過
液を再使用する場合、あるいは各種の排気を処理して循
環使用し、あるいはそのまま排気する場合などに用いら
れている。そして、この種の瀘過器としては、例えば特
公昭56−5565号公報に記載のものが知られてい
る。この公報に記載された瀘過器は、フィルターエレメ
ントを交換可能にした横型の瀘過器で、しかも上下に積
み重ねて使用できるように構成されている。従って、こ
の瀘過器は処理水の容量に応じて積み重ねてその設置ス
ペースの節約を図ると共に、フィルターエレメントの交
換を簡単に行なえるようにしたものである。この瀘過器
に用いられたフィルターエレメントは、筒状に形成され
たプリーツ状の瀘材と、この瀘材の形状を保持する支持
部材と、これら両端に接着固定された端板とを備え、こ
れらが一体のものとして構成されている。従って、フィ
ルターエレメントを交換する場合には、フィルターエレ
メント全体を新規なものに交換するようにしている。
学工業などの各種の処理水などの処理液中から有機成
分、無機成分などを処理して排出し、あるいはその瀘過
液を再使用する場合、あるいは各種の排気を処理して循
環使用し、あるいはそのまま排気する場合などに用いら
れている。そして、この種の瀘過器としては、例えば特
公昭56−5565号公報に記載のものが知られてい
る。この公報に記載された瀘過器は、フィルターエレメ
ントを交換可能にした横型の瀘過器で、しかも上下に積
み重ねて使用できるように構成されている。従って、こ
の瀘過器は処理水の容量に応じて積み重ねてその設置ス
ペースの節約を図ると共に、フィルターエレメントの交
換を簡単に行なえるようにしたものである。この瀘過器
に用いられたフィルターエレメントは、筒状に形成され
たプリーツ状の瀘材と、この瀘材の形状を保持する支持
部材と、これら両端に接着固定された端板とを備え、こ
れらが一体のものとして構成されている。従って、フィ
ルターエレメントを交換する場合には、フィルターエレ
メント全体を新規なものに交換するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
瀘過器の場合には、フィルターエレメント自体が一体も
のとして製作されているため、フィルターエレメントを
交換する際に、フィルターエレメント全体を交換しなく
てはならず、本来再使用できる支持部材及び端板なども
瀘材と共に廃棄しなくてはならず、ランニングスコスト
が高く、しかも省資源の面からも好ましくないという課
題があった。
瀘過器の場合には、フィルターエレメント自体が一体も
のとして製作されているため、フィルターエレメントを
交換する際に、フィルターエレメント全体を交換しなく
てはならず、本来再使用できる支持部材及び端板なども
瀘材と共に廃棄しなくてはならず、ランニングスコスト
が高く、しかも省資源の面からも好ましくないという課
題があった。
【0004】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたもので、フィルターエレメントを交換する際には、
瀘材のみを交換し、その他の部品を再使用することによ
り、ランニングコストを格段に削減できるフィルターエ
レメントを提供することを目的としている。
れたもので、フィルターエレメントを交換する際には、
瀘材のみを交換し、その他の部品を再使用することによ
り、ランニングコストを格段に削減できるフィルターエ
レメントを提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に記載
のフィルターエレメントは、全体として筒状に形成され
た瀘材と、この瀘材を筒状に支持するようにこの瀘材に
着脱自在に装着された支持部材と、この支持部材及び上
記瀘材の両端に着脱自在に装着された一対のリング状の
端板と、これらの端板間に張設され且つこれらの端板を
引張力で上記支持部材及び上記瀘材の両端に固定する少
なくとも2つの固定具とを備えて構成されたものであ
る。
のフィルターエレメントは、全体として筒状に形成され
た瀘材と、この瀘材を筒状に支持するようにこの瀘材に
着脱自在に装着された支持部材と、この支持部材及び上
記瀘材の両端に着脱自在に装着された一対のリング状の
端板と、これらの端板間に張設され且つこれらの端板を
引張力で上記支持部材及び上記瀘材の両端に固定する少
なくとも2つの固定具とを備えて構成されたものであ
る。
【0006】また、本発明の請求項2に記載の瀘過器
は、請求項1に記載のフィルターエレメントが少なくと
も1つ着脱可能に装着され、且つ縦横に配列可能に構成
されたものである。
は、請求項1に記載のフィルターエレメントが少なくと
も1つ着脱可能に装着され、且つ縦横に配列可能に構成
されたものである。
【0007】
【作用】本発明の請求項1に記載の発明によれば、瀘
材、支持部材及び端板がそれぞれ互いに着脱自在に構成
されているため、フィルターエレメントを交換する際に
は、瀘材のみを廃棄し、新しい瀘材に支持部材及び端板
を装着し、更に両端版間に固定具を張設するだけでその
引張力で両端版を瀘材などに固定してフィルターエレメ
ントを組み立てることができ、再使用することができ
る。
材、支持部材及び端板がそれぞれ互いに着脱自在に構成
されているため、フィルターエレメントを交換する際に
は、瀘材のみを廃棄し、新しい瀘材に支持部材及び端板
を装着し、更に両端版間に固定具を張設するだけでその
引張力で両端版を瀘材などに固定してフィルターエレメ
ントを組み立てることができ、再使用することができ
る。
【0008】また、本発明の請求項2に記載の発明によ
れば、瀘過器の使用により瀘材が疲労すれば、フィルタ
ーエレメントを瀘過器から取り外し、その瀘材のみを交
換するだけでフィルタエレメントを繰り返し使用するこ
とができ、また、必要に応じて縦横に複数配列すること
ができる。
れば、瀘過器の使用により瀘材が疲労すれば、フィルタ
ーエレメントを瀘過器から取り外し、その瀘材のみを交
換するだけでフィルタエレメントを繰り返し使用するこ
とができ、また、必要に応じて縦横に複数配列すること
ができる。
【0009】
【実施例】以下、図1〜図4に示す実施例に基づいて本
発明を説明する。尚、各図中、図1は本発明の瀘過器の
一実施例を示す軸方向の断面図、図2は図1に示す瀘過
器に適用された本発明のフィルターエレメントの一実施
例を示す軸方向の断面図、図3は図2に示すフィルター
エレメントの軸方向と直交する方向の断面の半分を示す
断面図、図4は本発明の瀘過器の他の実施例の内部の半
分を示す側面図である。
発明を説明する。尚、各図中、図1は本発明の瀘過器の
一実施例を示す軸方向の断面図、図2は図1に示す瀘過
器に適用された本発明のフィルターエレメントの一実施
例を示す軸方向の断面図、図3は図2に示すフィルター
エレメントの軸方向と直交する方向の断面の半分を示す
断面図、図4は本発明の瀘過器の他の実施例の内部の半
分を示す側面図である。
【0010】本実施例の瀘過器は図1に示すように横型
として構成されている。この瀘過器は、同図に示すよう
に、全体として円筒状に形成された筒状体1と、この筒
状体1の両端に取り付けられた鏡板2、3及びこの筒状
体1の両端部を下方で支持する支持脚4、4とを備えて
構成されている。鏡板2の下方には処理液が流入する流
入管5が接続され、また、鏡板2の中心には後述するフ
ィルターエレメント6によって瀘過された瀘過水が流出
する流出管7が軸芯に沿って挿着されている。この流出
管7には瀘過水をその内部へ導入する導入孔7Aが複数
形成され、これらの導入孔7Aを介して瀘過水を導入管
7内に導入し、この瀘過水を外部へ流出するように構成
されている。また、これらの流入管5及び流出管7には
バルブ8、9が取り付けられており、これらのバルブ
8、9を操作することにより流入管5から処理液を筒状
体1の内面とフィルターエレメント6の外周面との間に
導き、フィルターエレメント6で瀘過された瀘過水を流
出管7を介して外部へ流出するように構成されている。
尚、10は流入管5に取り付けられ、処理液の圧力を計
測する圧力計である。また、鏡板3はフランジ状に形成
され、このフランジ状の鏡板3の径方向内側に形成され
た筒状体1の開口はフィルターエレメント6の交換口1
1として形成されている。そして、この交換口11は把
手12を有する開閉蓋13を鏡板3にボルト締結するこ
とにより閉止するように構成されている。そして、筒状
体1とこれを密閉する鏡板2、3及び開閉蓋13によっ
て瀘過器の容器を形成している。
として構成されている。この瀘過器は、同図に示すよう
に、全体として円筒状に形成された筒状体1と、この筒
状体1の両端に取り付けられた鏡板2、3及びこの筒状
体1の両端部を下方で支持する支持脚4、4とを備えて
構成されている。鏡板2の下方には処理液が流入する流
入管5が接続され、また、鏡板2の中心には後述するフ
ィルターエレメント6によって瀘過された瀘過水が流出
する流出管7が軸芯に沿って挿着されている。この流出
管7には瀘過水をその内部へ導入する導入孔7Aが複数
形成され、これらの導入孔7Aを介して瀘過水を導入管
7内に導入し、この瀘過水を外部へ流出するように構成
されている。また、これらの流入管5及び流出管7には
バルブ8、9が取り付けられており、これらのバルブ
8、9を操作することにより流入管5から処理液を筒状
体1の内面とフィルターエレメント6の外周面との間に
導き、フィルターエレメント6で瀘過された瀘過水を流
出管7を介して外部へ流出するように構成されている。
尚、10は流入管5に取り付けられ、処理液の圧力を計
測する圧力計である。また、鏡板3はフランジ状に形成
され、このフランジ状の鏡板3の径方向内側に形成され
た筒状体1の開口はフィルターエレメント6の交換口1
1として形成されている。そして、この交換口11は把
手12を有する開閉蓋13を鏡板3にボルト締結するこ
とにより閉止するように構成されている。そして、筒状
体1とこれを密閉する鏡板2、3及び開閉蓋13によっ
て瀘過器の容器を形成している。
【0011】そして、上記フィルターエレメント6は、
図1〜図3に示すように、筒状に形成された瀘材61
と、この瀘材61の内側に着脱自在に装着された支持部
材としての内筒62及びセンターパイプ63と、これら
両者62、63及び瀘材61の両端に着脱自在に装着さ
れた一対のリング状の端板64、64と、これらの端板
64、64間に張設された固定具としてのスプリング部
材65とを備えて構成されている。また、上記筒状に形
成された瀘材61の両端には、プラスチック製のパッキ
ング66、66が接着され、これらのパッキング66、
66を介して瀘材61の両端が端板64、64によって
被覆されている。このパッキング66を形成する材料と
しては、例えば、ウレタン系樹脂、ポリテトラフルオロ
エチレン系樹脂、エポキシ系樹脂、塩化ビニール系樹脂
などを挙げることができる。
図1〜図3に示すように、筒状に形成された瀘材61
と、この瀘材61の内側に着脱自在に装着された支持部
材としての内筒62及びセンターパイプ63と、これら
両者62、63及び瀘材61の両端に着脱自在に装着さ
れた一対のリング状の端板64、64と、これらの端板
64、64間に張設された固定具としてのスプリング部
材65とを備えて構成されている。また、上記筒状に形
成された瀘材61の両端には、プラスチック製のパッキ
ング66、66が接着され、これらのパッキング66、
66を介して瀘材61の両端が端板64、64によって
被覆されている。このパッキング66を形成する材料と
しては、例えば、ウレタン系樹脂、ポリテトラフルオロ
エチレン系樹脂、エポキシ系樹脂、塩化ビニール系樹脂
などを挙げることができる。
【0012】そして、上記瀘材61は所定幅の細長形状
に折り重ねて形成され、更にこの瀘材61は図3でも明
らかなよう円筒状になるように形成されている。この瀘
材61には無数の微細孔が形成され、この微細孔により
処理液あるいは気体中の微粒子を瀘過するように構成さ
れている。微細孔の大きさは、瀘過対象粒子によって適
宜調整することができ、瀘過対象粒子に応じて例えば
0.2μm、0.45μm、3μm、10μm、30μm
などの大きさに調整することができる。また、この瀘材
61全面には目の粗い網状に形成されたプラスチック製
の補強部材(図示せず)を重ね合わせ、瀘材61をこの
補強部材と共に折り重ね、筒状に形成することによって
外周面で折曲端が密着せずに離れ、最大限の瀘過面積を
確保できるように構成されている。尚、瀘過面積を確保
する手段としては、上記補強部材を瀘材61に重ねる
他、折曲端を所定間隔毎に潰し、この潰した部分を利用
して折曲端間を広げる方法もある。この瀘材61は、耐
食性に優れた材料によって形成されたものであれば良
く、耐食性に優れた材料としては、例えばポリプロピレ
ン系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリエチレン系樹脂、
ポリテトラフルオロエチレン系樹脂などを挙げることが
できる。また、これらの樹脂からなる瀘材61の形態
は、繊維あるいは不織布などとして形成することができ
る。
に折り重ねて形成され、更にこの瀘材61は図3でも明
らかなよう円筒状になるように形成されている。この瀘
材61には無数の微細孔が形成され、この微細孔により
処理液あるいは気体中の微粒子を瀘過するように構成さ
れている。微細孔の大きさは、瀘過対象粒子によって適
宜調整することができ、瀘過対象粒子に応じて例えば
0.2μm、0.45μm、3μm、10μm、30μm
などの大きさに調整することができる。また、この瀘材
61全面には目の粗い網状に形成されたプラスチック製
の補強部材(図示せず)を重ね合わせ、瀘材61をこの
補強部材と共に折り重ね、筒状に形成することによって
外周面で折曲端が密着せずに離れ、最大限の瀘過面積を
確保できるように構成されている。尚、瀘過面積を確保
する手段としては、上記補強部材を瀘材61に重ねる
他、折曲端を所定間隔毎に潰し、この潰した部分を利用
して折曲端間を広げる方法もある。この瀘材61は、耐
食性に優れた材料によって形成されたものであれば良
く、耐食性に優れた材料としては、例えばポリプロピレ
ン系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリエチレン系樹脂、
ポリテトラフルオロエチレン系樹脂などを挙げることが
できる。また、これらの樹脂からなる瀘材61の形態
は、繊維あるいは不織布などとして形成することができ
る。
【0013】また、上記内筒62、センターパイプ63
及び端板64はいずれも耐食性に優れたステンレスなど
同一あるいは異なった金属材料によって形成されてい
る。そして、この内筒62及びセンターパイプ63それ
ぞれには液体が通過する多数の孔62A、63Aが全面
に分散形成され、瀘材61によって瀘過された瀘過水を
フィルターエレメント6の中心軸側へ案内するように構
成されている。また、内筒62とセンターパイプ63の
間にはリング状の補強部材67が例えば2個所定間隔を
持って介装され、これらの補強部材67によって内筒6
2、センターパイプ63を補強、支持している。そし
て、図2に示すように上記リング状の端板64の外周縁
には瀘材61端部のパッキング66の外周面に係合する
第1係合部64Aが形成され、その内周縁にはセンター
パイプ63の内周面に係合する第2係合部64Bが形成
されている。更に、この端板64の幅方向の略中央には
内面側へ突出する突起部が内筒62の内周面と係合する
第3係合部64Cとして形成されている。従って、端板
64は、瀘材61並びにその支持部材としての内筒62
及びセンターパイプ63の端部に嵌合し、これらの端部
に固定できるように構成されている。
及び端板64はいずれも耐食性に優れたステンレスなど
同一あるいは異なった金属材料によって形成されてい
る。そして、この内筒62及びセンターパイプ63それ
ぞれには液体が通過する多数の孔62A、63Aが全面
に分散形成され、瀘材61によって瀘過された瀘過水を
フィルターエレメント6の中心軸側へ案内するように構
成されている。また、内筒62とセンターパイプ63の
間にはリング状の補強部材67が例えば2個所定間隔を
持って介装され、これらの補強部材67によって内筒6
2、センターパイプ63を補強、支持している。そし
て、図2に示すように上記リング状の端板64の外周縁
には瀘材61端部のパッキング66の外周面に係合する
第1係合部64Aが形成され、その内周縁にはセンター
パイプ63の内周面に係合する第2係合部64Bが形成
されている。更に、この端板64の幅方向の略中央には
内面側へ突出する突起部が内筒62の内周面と係合する
第3係合部64Cとして形成されている。従って、端板
64は、瀘材61並びにその支持部材としての内筒62
及びセンターパイプ63の端部に嵌合し、これらの端部
に固定できるように構成されている。
【0014】そして、上記フィルターエレメント6は、
図1に示すように、その一端でパッキング14を介して
鏡板2の内面に密着するように構成され、しかも、その
センターパイプ63がその内側で流出管7に取り付けら
れた円形状の第1保持プレート15と係合しフィルター
エレメント6の軸芯と筒状体1の軸芯とが一致するよう
に構成されている。また、フィルターエレメント6の他
端はパッキング16を介して筒状体1の内面に係合する
第2保持プレート17に密着するように構成されてい
る。この第2保持プレート17の中心には孔が形成され
ている。そして、この孔を介してハンドル18のネジ軸
18Aが貫通し、筒状体1及びフィルターエレメント6
を中心軸に沿って貫通する流出管7の端部に形成された
雌ネジに第3保持プレート19を介して螺合するように
構成されている。また、この第3保持プレート19は第
1保持プレート15と同様センターパイプ63に係合す
るように形成されている。従って、ハンドル18を回転
操作することにより第2保持プレート17を介してフィ
ルターエレメント6を筒状体1内の中心に位置させた状
態で固定でき、しかもその両端がパッキング14、16
を介して鏡板3、第2保持プレート17に密着して内部
を密封できるように構成されている。尚、20は開閉蓋
13の上部に取り付けられ、瀘過器内に蓄積された気体
を排気するリリーフバルブである。
図1に示すように、その一端でパッキング14を介して
鏡板2の内面に密着するように構成され、しかも、その
センターパイプ63がその内側で流出管7に取り付けら
れた円形状の第1保持プレート15と係合しフィルター
エレメント6の軸芯と筒状体1の軸芯とが一致するよう
に構成されている。また、フィルターエレメント6の他
端はパッキング16を介して筒状体1の内面に係合する
第2保持プレート17に密着するように構成されてい
る。この第2保持プレート17の中心には孔が形成され
ている。そして、この孔を介してハンドル18のネジ軸
18Aが貫通し、筒状体1及びフィルターエレメント6
を中心軸に沿って貫通する流出管7の端部に形成された
雌ネジに第3保持プレート19を介して螺合するように
構成されている。また、この第3保持プレート19は第
1保持プレート15と同様センターパイプ63に係合す
るように形成されている。従って、ハンドル18を回転
操作することにより第2保持プレート17を介してフィ
ルターエレメント6を筒状体1内の中心に位置させた状
態で固定でき、しかもその両端がパッキング14、16
を介して鏡板3、第2保持プレート17に密着して内部
を密封できるように構成されている。尚、20は開閉蓋
13の上部に取り付けられ、瀘過器内に蓄積された気体
を排気するリリーフバルブである。
【0015】また、上記瀘過器は上下に積み重ねること
ができるように構成されている。即ち、鏡板2、3上端
の内面側には例えば受け部材21が左右に1個ずつ取り
付けられ、また、これら両者2、3下端の内面側には受
け部材21に対応させた突起22が左右に1個ずつ取り
付けられている。従って、この瀘過器は、図1に示す瀘
過器の受け部材21に他の瀘過器の突起22を差し込む
ことにより複数段に積み上げることができるように構成
されている。また、この瀘過器は並列状態の瀘過器に積
み上げることによって縦横に配列できるように構成され
ている。
ができるように構成されている。即ち、鏡板2、3上端
の内面側には例えば受け部材21が左右に1個ずつ取り
付けられ、また、これら両者2、3下端の内面側には受
け部材21に対応させた突起22が左右に1個ずつ取り
付けられている。従って、この瀘過器は、図1に示す瀘
過器の受け部材21に他の瀘過器の突起22を差し込む
ことにより複数段に積み上げることができるように構成
されている。また、この瀘過器は並列状態の瀘過器に積
み上げることによって縦横に配列できるように構成され
ている。
【0016】次に、動作について図1を参照しながら説
明する。まず、流入管5のバルブ8を開放した状態で処
理液を流入管5から瀘過器の筒状体1の内部に導入する
と、処理液は筒状体1とフィルターエレメント6の間に
流入する。すると、処理液はフィルターエレメント6の
瀘材61によって瀘過されて微粒子を瀘過し、瀘過水が
内筒62の多数の孔62Aを通って内筒62とセンター
パイプ63の間に流入し、更にセンターパイプ63の多
数の孔63Aを通ってセンターパイプ63内に流入す
る。然る後、瀘過水は流出管7の導入孔7Aから流出管
7内に導かれ、バルブ9が開放された流出管7から外部
へ排出される。
明する。まず、流入管5のバルブ8を開放した状態で処
理液を流入管5から瀘過器の筒状体1の内部に導入する
と、処理液は筒状体1とフィルターエレメント6の間に
流入する。すると、処理液はフィルターエレメント6の
瀘材61によって瀘過されて微粒子を瀘過し、瀘過水が
内筒62の多数の孔62Aを通って内筒62とセンター
パイプ63の間に流入し、更にセンターパイプ63の多
数の孔63Aを通ってセンターパイプ63内に流入す
る。然る後、瀘過水は流出管7の導入孔7Aから流出管
7内に導かれ、バルブ9が開放された流出管7から外部
へ排出される。
【0017】処理液の瀘過を繰り返し行なっている間に
フィルターエレメント6の瀘材61が疲労すれば、瀘過
効率が格段に低下するためフィルターエレメント6を交
換するとになる。フィルターエレメント6を交換する際
には、開閉蓋13を鏡板3から外し、交換口11を開放
する。次いで、ハンドル18を回転操作してネジ軸18
Aと流出管7との螺合状態を解除し、フィルターエレメ
ント6をパッキング16、第2保持プレート17及び第
3保持プレート19と共に筒状体1から引き出す。然る
後、フィルターエレメント6を引き出した後、スプリン
グ部材65を取り外して端板64、64を瀘材61など
から取り外すと、内筒62及びセンターパイプ63が瀘
材61から自由な状態になるため、瀘材61から内筒6
2及びセンターパイプ63から抜き取ることができる。
次いで、新しい瀘材61に内筒62及びセンターパイプ
63を装着し、上述した順序と逆の操作により端板6
4、64を瀘材61などの両端に取り付け、スプリング
部材65を端板64、64間に張設し、これらの各部材
をフィルターエレメント6として一体化する。後は、こ
のフィルターエレメント6を上述した順序と逆の順序で
フィルターエレメント6を筒状体1内に装着し、この作
業により瀘過器として組み立て、フィルターエレメント
6の瀘材61の交換を完了する。
フィルターエレメント6の瀘材61が疲労すれば、瀘過
効率が格段に低下するためフィルターエレメント6を交
換するとになる。フィルターエレメント6を交換する際
には、開閉蓋13を鏡板3から外し、交換口11を開放
する。次いで、ハンドル18を回転操作してネジ軸18
Aと流出管7との螺合状態を解除し、フィルターエレメ
ント6をパッキング16、第2保持プレート17及び第
3保持プレート19と共に筒状体1から引き出す。然る
後、フィルターエレメント6を引き出した後、スプリン
グ部材65を取り外して端板64、64を瀘材61など
から取り外すと、内筒62及びセンターパイプ63が瀘
材61から自由な状態になるため、瀘材61から内筒6
2及びセンターパイプ63から抜き取ることができる。
次いで、新しい瀘材61に内筒62及びセンターパイプ
63を装着し、上述した順序と逆の操作により端板6
4、64を瀘材61などの両端に取り付け、スプリング
部材65を端板64、64間に張設し、これらの各部材
をフィルターエレメント6として一体化する。後は、こ
のフィルターエレメント6を上述した順序と逆の順序で
フィルターエレメント6を筒状体1内に装着し、この作
業により瀘過器として組み立て、フィルターエレメント
6の瀘材61の交換を完了する。
【0018】以上説明したように本実施例によれば、フ
ィルターエレメント6の各構成部材を着脱自在に構成し
てあるため、瀘過器の使用によりフィルターエレメント
6が疲労しても、瀘材61のみを交換するだけで他の部
材をそのまま再使用することができる。従って、本実施
例では瀘材61のみを廃棄し、内筒62、センターパイ
プ63及び端板64などの部品を再使用できるため、従
来のようにフィルターエレメント6全体を交換していた
場合と比較して瀘過器のランニングコストを格段に削減
することができる。
ィルターエレメント6の各構成部材を着脱自在に構成し
てあるため、瀘過器の使用によりフィルターエレメント
6が疲労しても、瀘材61のみを交換するだけで他の部
材をそのまま再使用することができる。従って、本実施
例では瀘材61のみを廃棄し、内筒62、センターパイ
プ63及び端板64などの部品を再使用できるため、従
来のようにフィルターエレメント6全体を交換していた
場合と比較して瀘過器のランニングコストを格段に削減
することができる。
【0019】また、図4は本発明の他の実施例を示す図
で、フィルターエレメントを複数備えた縦型の瀘過器を
示している。そこで、本実施例の瀘過器を図4を参照し
ながら上記実施例の瀘過器と同一部分または相当部分に
は同一符号を付して本発明を説明する。即ち、本実施例
の瀘過器は、図2に示すフィルターエレメント6と同様
に構成されたフィルターエレメント6を上下3段に直列
に積み重ね、更にこれを筒状体1内で複数並列配置して
構成されている。また、最上段のフィルターエレメント
6のセンターパイプ(図示せず)の上端は封止部材23
により封止され、この封止部材23により筒状体1内に
流入した処理液が直接センターパイプ内に流入しないよ
うに構成されており、また、最下段のフィルターエレメ
ント6のセンターパイプ(図示せず)は筒状体1の下部
に取り付けられた流出管7に接続されている。そして、
筒状体1の上下両端には鏡板2、3がフランジ結合さ
れ、これらの鏡板2、3によって内部を封止している。
また、処理液の流入管(図示せず)は筒状体1の下部に
取り付けられたノズル24に対してフランジ結合するよ
うに構成されている。
で、フィルターエレメントを複数備えた縦型の瀘過器を
示している。そこで、本実施例の瀘過器を図4を参照し
ながら上記実施例の瀘過器と同一部分または相当部分に
は同一符号を付して本発明を説明する。即ち、本実施例
の瀘過器は、図2に示すフィルターエレメント6と同様
に構成されたフィルターエレメント6を上下3段に直列
に積み重ね、更にこれを筒状体1内で複数並列配置して
構成されている。また、最上段のフィルターエレメント
6のセンターパイプ(図示せず)の上端は封止部材23
により封止され、この封止部材23により筒状体1内に
流入した処理液が直接センターパイプ内に流入しないよ
うに構成されており、また、最下段のフィルターエレメ
ント6のセンターパイプ(図示せず)は筒状体1の下部
に取り付けられた流出管7に接続されている。そして、
筒状体1の上下両端には鏡板2、3がフランジ結合さ
れ、これらの鏡板2、3によって内部を封止している。
また、処理液の流入管(図示せず)は筒状体1の下部に
取り付けられたノズル24に対してフランジ結合するよ
うに構成されている。
【0020】従って、処理液がノズル24から筒状体1
内に流入すると、この処理液は筒状体1内でフィルター
エレメント6の外周面から瀘材61を介して瀘過され、
その瀘過水が瀘材61内へ流入し、図2に示す内筒6
2、センターパイプ63を経由して流出管7に達し、こ
の流出管7から外部へ排出される。そして、瀘過器の継
続使用によりフィルターエレメント6の瀘材61が疲労
すれば、鏡板3を取り外し、内部のフィルターエレメン
ト6を全て取り外し、上記実施例と同様にして疲労した
全ての瀘材61を新しい瀘材61と交換し、瀘材61を
交換した全てのフィルターエレメント6を筒状体1内に
装着し、再度瀘過器を作動させることにより元の瀘過能
力を得ることができる。
内に流入すると、この処理液は筒状体1内でフィルター
エレメント6の外周面から瀘材61を介して瀘過され、
その瀘過水が瀘材61内へ流入し、図2に示す内筒6
2、センターパイプ63を経由して流出管7に達し、こ
の流出管7から外部へ排出される。そして、瀘過器の継
続使用によりフィルターエレメント6の瀘材61が疲労
すれば、鏡板3を取り外し、内部のフィルターエレメン
ト6を全て取り外し、上記実施例と同様にして疲労した
全ての瀘材61を新しい瀘材61と交換し、瀘材61を
交換した全てのフィルターエレメント6を筒状体1内に
装着し、再度瀘過器を作動させることにより元の瀘過能
力を得ることができる。
【0021】尚、上記各実施例では処理液をフィルター
エレメント6の外周面から内部へ流通させる間に処理液
を瀘過する作用について説明したが、本発明のフィルタ
ーエレメントはその内部から外周面へ処理液を流通させ
るようにしても良い。また、上記各実施例では瀘材61
が所定幅の細長形状に折り重ねて形成され且つ全体とし
て円筒状になるように形成されものについて説明した
が、フィルターエレメントとして構成できる形態であれ
ば、本発明の瀘材は上記各実施例に何等制限されるもの
ではない。また、上記各実施例では内筒62及びセンタ
ーパイプ63を支持部材として用いたものについて説明
したが、内筒に代えて外筒を用いることもできる。つま
り、支持部材はフィルターエレメントの瀘材を円筒状に
支持できるような部材であれば、フィルターエレメント
の使用態様に応じて支持部材も適宜設計することができ
る。更に、上記各実施例では処理液を瀘過する場合につ
いてのみ説明たが、本実施例のフィルターエレメント及
び瀘過器は気体中の微粒子を瀘過する場合についても適
用することができる。また、瀘過器の取付態様も必要に
応じて横型、縦型あるいは吊下げ型など適宜設計して用
いることができる。
エレメント6の外周面から内部へ流通させる間に処理液
を瀘過する作用について説明したが、本発明のフィルタ
ーエレメントはその内部から外周面へ処理液を流通させ
るようにしても良い。また、上記各実施例では瀘材61
が所定幅の細長形状に折り重ねて形成され且つ全体とし
て円筒状になるように形成されものについて説明した
が、フィルターエレメントとして構成できる形態であれ
ば、本発明の瀘材は上記各実施例に何等制限されるもの
ではない。また、上記各実施例では内筒62及びセンタ
ーパイプ63を支持部材として用いたものについて説明
したが、内筒に代えて外筒を用いることもできる。つま
り、支持部材はフィルターエレメントの瀘材を円筒状に
支持できるような部材であれば、フィルターエレメント
の使用態様に応じて支持部材も適宜設計することができ
る。更に、上記各実施例では処理液を瀘過する場合につ
いてのみ説明たが、本実施例のフィルターエレメント及
び瀘過器は気体中の微粒子を瀘過する場合についても適
用することができる。また、瀘過器の取付態様も必要に
応じて横型、縦型あるいは吊下げ型など適宜設計して用
いることができる。
【0022】
【発明の効果】本発明の請求項1に記載の発明によれ
ば、瀘材、支持部材及び端板がそれぞれ着脱自在で瀘材
のみを取り替え、他の部材を再使用できるように構成さ
れているため、フィルターエレメントを交換する際に
は、瀘材のみを交換し、その他の部品を再使用すること
により、ランニングコストを格段に削減できるフィルタ
ーエレメントを提供することがきる。
ば、瀘材、支持部材及び端板がそれぞれ着脱自在で瀘材
のみを取り替え、他の部材を再使用できるように構成さ
れているため、フィルターエレメントを交換する際に
は、瀘材のみを交換し、その他の部品を再使用すること
により、ランニングコストを格段に削減できるフィルタ
ーエレメントを提供することがきる。
【0023】また、本発明の請求項2に記載の発明によ
れば、請求項1に記載のフィルターエレメントが容器内
に少なくとも1つ着脱可能に装着され、且つ縦横に配列
可能に構成されているため、フィルターエレメントを交
換する際には、瀘材のみを交換し、その他の部品を再使
用することにより、ランニングコストを格段に削減で
き、しかも上下に積み重ねることができる瀘過器を提供
することがきる。
れば、請求項1に記載のフィルターエレメントが容器内
に少なくとも1つ着脱可能に装着され、且つ縦横に配列
可能に構成されているため、フィルターエレメントを交
換する際には、瀘材のみを交換し、その他の部品を再使
用することにより、ランニングコストを格段に削減で
き、しかも上下に積み重ねることができる瀘過器を提供
することがきる。
【図1】本発明の瀘過器の一実施例を示す軸方向の断面
図である。
図である。
【図2】図1に示す瀘過器に適用された本発明のフィル
ターエレメントの一実施例を示す軸方向の断面図であ
る。
ターエレメントの一実施例を示す軸方向の断面図であ
る。
【図3】図2に示すフィルターエレメントの軸方向と直
交する方向の断面の半分を示す断面図である。
交する方向の断面の半分を示す断面図である。
【図4】本発明の瀘過器の他の実施例の内部の半分を示
す側面図である。
す側面図である。
1 筒状体(容器構成する部材) 2、3 鏡板(容器を構成する部材) 6 フィルターエレメント 61 瀘材 62 内筒(支持部材) 63 センターパイプ(支持部材) 64 端板 65 スプリング部材(固定具)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 関本 三▼喜▲男 東京都東村山市秋津町1−20−1 共伸産 業株式会社内
Claims (2)
- 【請求項1】 全体として筒状に形成された瀘材と、こ
の瀘材を筒状に支持するようにこの瀘材に着脱自在に装
着された支持部材と、この支持部材及び上記瀘材の両端
に着脱自在に装着された一対のリング状の端板と、これ
らの端板間に張設され且つこれらの端板を引張力で上記
支持部材及び上記瀘材の両端に固定する少なくとも2つ
の固定具とを備えたことを特徴とするフィルターエレメ
ント。 - 【請求項2】 請求項1に記載のフィルターエレメント
が容器内に少なくとも1つ着脱可能に装着され、且つ縦
横に配列可能に構成されたことを特徴とする瀘過器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5273004A JPH07100311A (ja) | 1993-10-05 | 1993-10-05 | フィルターエレメント及び瀘過器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5273004A JPH07100311A (ja) | 1993-10-05 | 1993-10-05 | フィルターエレメント及び瀘過器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07100311A true JPH07100311A (ja) | 1995-04-18 |
Family
ID=17521815
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5273004A Pending JPH07100311A (ja) | 1993-10-05 | 1993-10-05 | フィルターエレメント及び瀘過器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07100311A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018079463A (ja) * | 2016-11-14 | 2018-05-24 | ツェーエル・シュッツレヒツフェアヴァルトゥングス・ゲゼルシャフト・ミト・べシュレンクテル・ハフツング | 三次元的な物体を付加的に製造するための装置 |
US10821386B2 (en) | 2016-11-14 | 2020-11-03 | Concept Laser Gmbh | Apparatus for additive manufacturing of three-dimensional objects |
-
1993
- 1993-10-05 JP JP5273004A patent/JPH07100311A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018079463A (ja) * | 2016-11-14 | 2018-05-24 | ツェーエル・シュッツレヒツフェアヴァルトゥングス・ゲゼルシャフト・ミト・べシュレンクテル・ハフツング | 三次元的な物体を付加的に製造するための装置 |
US10821386B2 (en) | 2016-11-14 | 2020-11-03 | Concept Laser Gmbh | Apparatus for additive manufacturing of three-dimensional objects |
US10821387B2 (en) | 2016-11-14 | 2020-11-03 | Concept Laser Gmbh | Apparatus for additive manufacturing of three-dimensional objects |
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