JPH07100204A - チューブ内液体検出装置 - Google Patents

チューブ内液体検出装置

Info

Publication number
JPH07100204A
JPH07100204A JP5269974A JP26997493A JPH07100204A JP H07100204 A JPH07100204 A JP H07100204A JP 5269974 A JP5269974 A JP 5269974A JP 26997493 A JP26997493 A JP 26997493A JP H07100204 A JPH07100204 A JP H07100204A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
liquid
tube
absence
detecting
drip
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5269974A
Other languages
English (en)
Inventor
Izumi Ichinose
和泉 一ノ瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP5269974A priority Critical patent/JPH07100204A/ja
Publication of JPH07100204A publication Critical patent/JPH07100204A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Infusion, Injection, And Reservoir Apparatuses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 極めて簡易な操作と簡単な手段により、液体
に触れることなくチューブ内の液体Lの有無を確実に検
知できるようにする。 【構成】 透明なチューブ10の適当な部位を挟むよう
にした挟み具11a、11bに、チューブ10内の液体
Lの有無を検出する検出手段として電極14a、14b
を対向的に設け、チューブ10内に液体Lが存在する場
合の電極14a、14b間の容量値と、液体Lが存在し
ない場合の容量値との差を検出して液体Lの有無を検知
し、液体Lが無くなりかけた時に必要な警告信号を発生
させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば点滴装置等にお
いて、透明なチューブ内を流れる薬液等の有無を外部か
ら検知し、必要時に警告信号等を発するようにしたチュ
ーブ内液体検出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4は一般的な点滴装置の概要を示すも
のであり、薬液タンク1内の液体Lを一旦滴下量監視部
2に滴下した後に、透明なチューブ3及び先端の注射針
4を通して生体5に注入するようになっており、チュー
ブ3の途中には滴下量調整部6が設けられている。通常
の場合に、点滴の終了を検出するような装置は設けられ
ていないので、点滴は長時間を要するにも拘らず、患者
自身又は看護者の目視によって点滴の終了を判断しなけ
ればならないため、無用な精神的負担を強要されてい
る。
【0003】このような点滴装置において、点滴液が残
り少なくなった時にそれを検知して自動的に警告信号等
を発するようにした装置は、例えば特開昭47−314
83号公報、実開昭57−191348号公報、実開昭
62−116742号公報等に開示されている。
【0004】特開昭47−31483号公報に開示され
ているものは、点滴液の液面が所定の位置まで下った時
に自動的に警報を発すると同時に点滴液の供給を停止す
るようにしている。
【0005】また、実開昭57−191348号公報に
示されている点滴装置では、点滴液の供給管路中に内部
にフロートを封入した管部材を連結し、その管部材の底
面にフロートの自重圧力によって開閉されるマイクロス
イッチを設け、このマイクロスイッチを警報回路中に組
み込むようにしている。
【0006】更に、実開昭62−116742号公報に
示された点滴装置では、点滴筒内に光ファイバ等の検出
器を設けて点滴ごとにパルスを発生させ、その出力によ
って点滴速度を算出し、これを基準値と比較して制御信
号や警報信号を発するようになっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
の従来装置は概して装置が大掛かりとなり、手軽に設備
又は使用できないという欠点がある。また、検出器を薬
液に接触させなければならないので、衛生上或いは装置
の保守等の面から種々の問題を有している。
【0008】本発明の目的は、液体を供給するチューブ
に簡単な操作で着脱自在に取り付け得るようにした極め
て簡易な検出手段によって、チューブ内の液体の有無を
液体に接触することなく確実に検知できるようにしたチ
ューブ内液体検出装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明に係るチューブ内液体検出装置は、液体が流通
するチューブの外側に着脱自在に取り付ける取付具に、
前記液体の物理的性質と空気のそれとの差によって前記
チューブ内の液体の有無を電気的又は光学的に検知する
検出手段を設けたことを特徴とする。
【0010】
【作用】上述の構成を有するチューブ内液体検出装置
は、チューブに液体が存在する場合と存在しない場合と
の電気的又は光学的等の変化を検出して液体の有無を検
知し、必要に応じて警告信号を発生し得る。
【0011】
【実施例】本発明を図1〜図3に図示の実施例に基づい
て詳細に説明する。図1はチューブ10の周りに取り付
けられた検出装置の一例を示し、合成樹脂材等で作られ
た一対の挟み具11a、11bは洗濯ばさみのように枢
軸12により結合され、スプリング13によってチュー
ブ10を挟み込む方向に弾圧されている。これらの挟み
具11a、11bには、チューブ10内を流れる液体L
の誘電率、光学屈折率、超音波伝導率等の物理的性質と
空気の物理的性質との差を利用して液体Lの有無を電気
的又は光学的に検出する検出手段が設けられている。
【0012】その検出手段として、挟み具11a、11
bのチューブ10の周面と接触される内面に、電気的に
蓄電器として機能する一対の電極14a、14bが対向
的に設けられている。一般に空気の誘電率は1に近く、
液体Lの誘電率はそれよりはるかに大きな値を有してい
る。従って、チューブ10の内部に液体Lが充満されて
いる場合の電極14a、14b間の容量値は、チューブ
10の内部が中空になっている場合に比較して著しく大
きい。
【0013】この変化は周知のブリッジ回路により簡単
に検出できるので、チューブ10の内部に液体Lがある
か否かを容易に検知することが可能である。更に、電極
14a、14bを発振回路の周波数定数として用いた場
合には、液体Lの有無を発信周波数の大幅な変化として
検出することができる。このような変化の検出回路は極
めて初歩的なものであり、挟み具11a、11bの内部
にコンパクトに組み込むことが可能である。
【0014】上述の実施例は液体Lと空気の誘電率の差
を利用した場合であるが、誘電率の代りに光学的な屈折
率や反射率の差を利用してもよい。図2は検出手段とし
て発光ダイオードとフォトトランジスタを一体化した市
販の反射型フォトセンサ15を片方の挟み具11aに埋
め込み、他方の挟み具11bに光を反射する反射板16
に設けた例を示している。双方の挟み具11a、11b
には、それぞれ光路の一部を構成するプラスチックレン
ズ17が付設されている。
【0015】チューブ10の中に液体Lが充満した状態
では、チューブ10内の液体Lはシリンドリカルレンズ
として作用し、フォトセンサ15の発光部から発射され
た光が反射板16により反射され、効率良くフォトセン
サ15の受光部のフォトトランジスタに戻るようにされ
ている。また、チューブ10の内部に液体Lがない場合
は、チューブ10は光を発散させる凹レンズとして機能
するので、フォトセンサ15は反射経路を乱されて、受
光部には光が戻り難いようになっている。従って、フォ
トセンサ15の出力によってチューブ10内の液体Lの
有無を容易に検知することが可能である。
【0016】なお、この実施例は反射型の光センサを用
いたが、挟み具11aに発光部、挟み具11bに受光部
を設けた透過型の光センサを用いてよい。この場合に
は、プラスチックレンズ17は省略することができる。
【0017】図3は本発明を補充するための付属機能の
一例を示し、挟み具11a、11bの片方、例えば挟み
具11a内に格納された電池21の消耗を少なくするた
め、チューブ10を挟んでいない場合には電池21をカ
ットするマイクロスイッチ22を設けた例を示してい
る。同じ挟み具11a内には、最新技術によって超小型
にチップ化された低消費電力の検出回路23も埋め込ま
れ、そこから検出出力用電線24が引き出されている。
なお、検出回路23内に小型リレーを内蔵させて接点出
力とすることができる。
【0018】勿論、この検出装置自体の中に光又は音響
による警告信号を発生させる装置を内蔵させることも可
能である。更に、音響出力自体が符号化されていて、こ
れをデコーデすることで、多数のセット済み検出装置の
固体番号を識別させることも可能である。
【0019】検出出力用電線24を例えば病棟のナース
ステーション等へ接続しておけば、ナースコールと同様
の効果を持たせることができる。
【0020】このように本発明を点滴装置に適用して、
薬液が無くなった場合等に必要な警告信号を発生させる
ことが可能であるが、その警告信号の伝送方法としては
例えば次のような方法が可能である。 (イ) リレー出力を従来のナースコール釦に単に並列接続
する。 (ロ) 赤外線、微弱電波等のワイヤレス手段を利用して病
棟内受信装置を経て前記(イ) と同様の効果を得る。 (ハ) 警告装置のそれぞれの番号等の識別信号を付すこと
で、前記(イ) 、(ロ) 等の経路を経てナースルーム等によ
り適切な情報を与える。 (ニ) 構内LANのノードに前記(ロ) 、(ハ) 等の手段を用
いてアクセスし、集中的にその他の病室内情報も含めた
総合システムを構成する。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係るチュー
ブ内液体L検出装置は、液体を流すチューブの適当な位
置を単に挟むだけで着脱自在に取り付けできるので、操
作が容易であり、また装置自体が極めて簡易で小型安価
に製造することができる。更に、液体の有無を液体Lに
接触することなく検出できるため、衛生上又は保守上の
問題も解消される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の断面図である。
【図2】他の実施例の断面図である。
【図3】付属装置の例の断面図である。
【図4】一般的な点滴装置の概要図である。
【符号の説明】
10 チューブ 11 挟み具 12 スプリング 13 電極 15 フォトセンサ 16 反射板 21 電池 22 マイクロスイッチ 23 検出回路 24 検出出力用電線

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液体が流通するチューブの外側に着脱自
    在に取り付ける取付具に、前記液体の物理的性質と空気
    のそれとの差によって前記チューブ内の液体の有無を電
    気的又は光学的に検知する検出手段を設けたことを特徴
    とするチューブ内液体検出装置。
JP5269974A 1993-10-01 1993-10-01 チューブ内液体検出装置 Pending JPH07100204A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5269974A JPH07100204A (ja) 1993-10-01 1993-10-01 チューブ内液体検出装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5269974A JPH07100204A (ja) 1993-10-01 1993-10-01 チューブ内液体検出装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07100204A true JPH07100204A (ja) 1995-04-18

Family

ID=17479823

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5269974A Pending JPH07100204A (ja) 1993-10-01 1993-10-01 チューブ内液体検出装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07100204A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003103751A1 (en) * 2002-06-10 2003-12-18 Akzo Nobel N.V. Needle-less injector
WO2008142922A1 (ja) * 2007-05-18 2008-11-27 Horiba, Ltd. 流路センサ及びそれに用いるチューブ固定具
KR100921946B1 (ko) * 2008-03-10 2009-10-14 휴먼플러스(주) 차동전극구조의 약물소진 감지장치
KR101636989B1 (ko) * 2016-02-17 2016-07-07 씨앤지하이테크 주식회사 휴대용 튜브 잔량 감지기

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003103751A1 (en) * 2002-06-10 2003-12-18 Akzo Nobel N.V. Needle-less injector
US7601137B2 (en) 2002-06-10 2009-10-13 Intervet International B.V. Needle-less injector
WO2008142922A1 (ja) * 2007-05-18 2008-11-27 Horiba, Ltd. 流路センサ及びそれに用いるチューブ固定具
JP5199083B2 (ja) * 2007-05-18 2013-05-15 株式会社堀場製作所 流路センサ及びそれに用いるチューブ固定具
KR100921946B1 (ko) * 2008-03-10 2009-10-14 휴먼플러스(주) 차동전극구조의 약물소진 감지장치
KR101636989B1 (ko) * 2016-02-17 2016-07-07 씨앤지하이테크 주식회사 휴대용 튜브 잔량 감지기

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11826545B2 (en) Optical blood detection system
US6864795B2 (en) Apparatus for lighting a patient monitor front panel
CN101505812B (zh) 湿度传感器
US4762518A (en) Blockage hazard alarm in an intravenous system
GB2416837A (en) A fluid detector having lateral offset along its emitter to receiver radiation paths
JPH0545176B2 (ja)
GB2119096A (en) Electronic clinical thermometer
US3818470A (en) Fluid level detector
US20230131522A1 (en) Injection device and a reusable part therefor
US5088324A (en) Combined liquid-level and conductivity sensor
KR100802313B1 (ko) 링거액 소진 경보 장치
JPH07100204A (ja) チューブ内液体検出装置
CN200998469Y (zh) 输液自动呼叫器
GB2560085A (en) A housing for an intravenous drip apparatus
EP0310615A1 (en) Optical sensor
JPH0686813A (ja) 点滴容器の液位検知装置
JP3002562U (ja) 静電容量形点滴終了検知及び告知装置
JPS58162824A (ja) 温度センサ
CN218305770U (zh) 一种湿化杯水位检测装置、湿化杯组件以及制氧机
JP2004294164A (ja) 漏液センサ
CN217907221U (zh) 杯盖结构及智能水杯
CN217907222U (zh) 方便饮用的杯盖结构及智能水杯
WO2020243959A1 (en) An improved liquid reservoir for a humidifier, a medical device containing, a humidifier containing, and a method therefor
KR200205330Y1 (ko) 링거 주사액 주입 마감 경보 장치
KR20180130334A (ko) 케이스와 프리즘이 일체화된 광학식 수위센서