JPH07100201B2 - 絞られた缶体方法、装置及び製品 - Google Patents

絞られた缶体方法、装置及び製品

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JPH07100201B2
JPH07100201B2 JP61501763A JP50176386A JPH07100201B2 JP H07100201 B2 JPH07100201 B2 JP H07100201B2 JP 61501763 A JP61501763 A JP 61501763A JP 50176386 A JP50176386 A JP 50176386A JP H07100201 B2 JPH07100201 B2 JP H07100201B2
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は新しい缶製造方法、装置及び缶製品に関する。
更に詳細には、本発明は有機ポリマーでコートされた圧
延薄板を2部片の缶の製造に使用する絞られた缶体に処
理加工することに関し、そして、その更に特定の見地の
1つにおいて、缶詰食品製品に直接使用するための予め
コートされた圧延シートメタルを処理加工することに関
する。
本発明の1つの特定な適用は缶詰食品及び飲料の真空包
装及び包装後の殺菌に耐えることができなければならな
い円筒状の衛生的な缶を含む。ハンダ付けされた缶体を
食品製品と接触するいかなる形の鉛をも使用しない缶体
で取り替えることが益々要求されてきた。10年以上の間
続けられてきた主なる努力は、圧延薄板を漸進的に絞り
及び再絞りすることによつて作られた適切な高さの単一
の缶体を用いて作られた無ハンダの2部片の缶の開発の
方に向けられてきた。しかしながら、2部片の円筒状
の、衛生的な缶は深絞りされた缶体を必要とする果物、
野菜、スープ等を缶詰にするのに望まれる缶サイズの3
部片の缶と商業的に競争できなかつた。
深絞り操作によつて適切な単一の缶体を製造する従来の
努力においては、薄板が、缶体の底部壁から解放端の方
に行く従つて益々、側壁の高さに沿つて厚くなるので、
薄板の経済性は商業的に受け入れられなかつた。その問
題を克服しようとする1つのアプローチは、限定された
解放ダイ(opening die)(例えば米国特許第4,485,663
号)を介してマンドレルに取付けられた缶を押し込むこ
とによつてこのような絞りで厚くなつた側壁を薄くする
ための工具(tooling)を提供しており、;本質的に
は、これは厚くなつた側壁薄板のシゴキ加工(ironin
g)又はみがき(burnishing)を含む。しかしながら、
このようなアプローチは、缶体が工具を通り押し込まれ
るとき追加の問題を生ずる。また缶体の開放端は不規則
に現われるでこぼこの縁の形成で高さを増加され、これ
から小さな薄板片が折れ;これ等が工具及び次の製缶作
業を汚染し、そして缶体の不規則な開放端は高価な回転
切断(缶軸線を横切る方向に)及びフランジメタルの方
向づけを必要とする。
本発明の前に存在した絞り技術における主な障害は絞り
操作前に塗布された保護コーテイングに対する損傷の程
度であつた。保護コーテイング、特に有機ポリマーのコ
ーテイングに対するような損傷のために、絞られた缶体
の製造において予めコートされた薄板の使用は、缶体製
造につづいてコーテイング補修のための対策がなされな
ければ、適用を限定されてきた。これが、深絞りされた
缶体を必要とする2部片の缶を食品製品のための殆んど
の3部片の衛生的な缶と商業的に競争的であるのを妨げ
ている重要な要因であつた。また、深絞り缶体は炭酸飲
料の如き加圧された内容物のための絞られ、且つシゴキ
加工された缶体と今まで商業的に競争できなかつた。
本発明は、有機ポリマーのコーテイングで両面上を予め
コートされた圧延薄板から真空パツクされた飲料缶及び
炭酸飲料缶のための深絞り缶体の製造に商業的に競争で
きる新しい方法及び装置によつてこれ等の障害に打勝つ
ている。新しい工具の形状及び関係が提供されており、
これ等が薄板又は保護コーテイングを損なうことなく、
食品用に必要な形式であつて、両面上に有機ポリマーの
コーテイングを有している圧延薄板から単一の缶体の絞
り加工処理製造を可能にする。
本発明のこれ等の及び他の利点並びに貢献は添付図に示
された如き本発明の実施態様の説明により詳細に考慮さ
れている。これ等の図面において、 第1図は薄板が新しい直径の再絞りスタート直前の複合
曲率表面間にクランプされているときの従来の工具の概
略的な部分断面図である; 第2図は、新しい直径が形成されつつあるときの第1図
の従来技術の工具の概略的な部分断面図である; 第3図は2部片の缶の製造に使用する1部片の缶体の直
接製作のための本発明の全プロセスステツプと装置の組
合わせの線図である; 第4図は円形ブランクの切断図である; 第5図は本発明によつて円形ブランクからカツプ形状の
物品を絞るための工具の概略的な部分断面図である; 第6は本発明によるカツプ形状の物品の断面図である; 第7図は新しいカツプ直径の再絞りスタート前に配置さ
れたときの本発明による工具の概略的な部分断面図であ
る; 第8図、第9図、第10図及び第11図は新しいカツプ直径
に絞るための準備において、カツプの端部壁と側壁との
間に複合曲率接合部を再成形するための本発明による順
次ステツプを例示している装置及び加工製品の概略的な
部分断面図である; 第12図は本発明によるクランピングリングの端部壁と外
部側壁との間にあつて、複合曲率転移領域に使用するた
めの複数の半径(mulipleradii)表面の製作を説明して
いる例示である; 第13図は新しいカツプ直径の形成のスタートにおける第
7図の装置の概略的な部分断面図である; 第14図は本発明による再絞りされた缶体の断面図であ
る; 第15図は本発明によるダブル再絞りされた缶体の断面図
である; 第16図は本発明による底部壁プロフイリング(profilin
g)を示している深絞りされた缶体の断面図である; 第17図は本発明による深絞りされた缶体の閉じた端に隣
接する二重継ぎ目プロフイルを含んでいる側壁プロフイ
リング及び底部壁プロフイリングを示している2部片の
缶の断面図である; 第18図は本発明による深絞りされた缶体を具体化してい
る2部片のビール及び炭酸飲料缶の断面図である; 第19図は第18図の缶体の底部平面図である; 第20図、第21図及び第22図は本発明によるキヤビテイ入
口領域の形状外観を説明するための絞りダイの部分の半
径方向の断面図である; 第23図、第24図、第25図及び第26図は本発明による薄板
加工製品の最終の再絞り、解放及び底部プロフイリング
を例示している装置の概略的な部分断面図である。
缶体製造のための従来技術の再絞り(redraw)技術は複
合極率(第1図及び第2図における断面で示された如き
曲線)のクランピング表面のネステイング(nesting)
に依存していた。
このようなネステイング配置の部分の如き、目的物はカ
ツプ形状の加工製品を増加した側壁高さをもつた小さい
直径のカツプに再絞りしながら、カツプ形状の加工製品
の端部壁と側壁との間に複合曲線(断面で曲線の)接合
部に適合した曲線のクランピング表面を有することであ
つた。トロイダル(toroidal)形状のクランピングリン
グ20はその平らな表面の端部壁22と側壁23との間の、そ
の曲線の転移領域21において曲率半径を有しており、そ
れは従来技術では、カツプ24の端部壁及び側壁の曲線接
合部における内表面の曲率半径に出来る限り密接して適
合するように設計されてきた。
また、絞りダイ工具25は曲線のクランピング面26を有し
ており; 薄板の厚さを考慮しながら、薄板27の全外方複合曲率表
面積に亘つてクランプする試みがなされた。従来技術の
絞り技術で経験した該側壁薄板の厚さのランダムな、且
つ過度の増加は全表面クランピングを得ようとする試み
において困難が加つた。
また従来技術によれば、キヤビテイ29の入口において、
曲率半径28は、ダイキヤビテイ29(第2図)内に雄パン
チ30の相対的運動中薄板にしわを作ることなく出来るだ
け大きくなるように予め選択され; そして雄のパンチ30の先端部分における曲率半径32は薄
板に穴あけを生じないように出来るだけ小さくなるよう
に選択された。典型的に、211×400缶(直径2−11/16
インチ(約68.2mm)×高さ4インチ(約102mm))を形
成する場合、第1の再絞り操作中の工具に対する従来技
術の曲率半径は次の通りである。
クランピングリング面 キヤビテイ入口半径 “21"−.125"(約3.18mm) “28"−.070"(約1.78m
m) 絞りダイ面 パンチ先端半径 “26"−.135"(約3.43mm) “32"−.125"(約3.18m
m) 側壁薄板の厚くなるのは従来技術における絞り又は再絞
り操作中望ましく制御されなかつた。その理由は多分工
具の寸法関係、複合曲率クランピング表面及び/又は利
用可能な小さい平らなクランピング表面積(第2図にお
ける半径方向の寸法33によつて表わされた)によつて提
供された薄板の不適切なクランピングに関連がある。し
かし乍ら、従来の深絞り技術では側壁薄板が缶体の開放
端の近くで15%を越え約25%まで(スターテイング厚さ
ゲージを越えて)厚くなる缶体を作ることが知られてい
る。
提供されている新技術では、側壁の厚くなることは、実
質的に除去されるか、又は制御され、そして有機ポリマ
ーでコートされた圧延薄板ミル製品は特殊なフランジメ
タル方向づけ又はいかなる種類の缶体の修理ステツプも
なく使用準備のできた缶体に直接加工されることができ
る。第3図を参照すると、平らな表面の双方を有機ポリ
マーのコーテイングでコートされた所定厚さケージの缶
ストツクはそのような表面の双方上を均一に潤滑され
て、そしてコイル34からブランキング(blanking)及び
カツピング(cupping)ステーシヨン35に排出される。
カツプの中心長手方向の軸線に対して実質的に垂直に横
切る平面に方向づけされたフランジメタルを提供するよ
うに、大きな直径の浅い深さのカツプが所定の直径の薄
板ブランクから形成される。このようなカツプはステー
シヨン38において第1の再絞り(redraw)操作の前にス
テーシヨン37においてその内・外部表面上を均等に潤滑
され、ステーシヨン38において初めのカツプ直径は減少
され、そしてその側壁の高さが増加され、フランジメタ
ルが本発明の絞り技術の教示の部分の如く二重継目(ch
ime seam)使用のために正しく方向づけされる。
内・外部カツプ表面は各々を再絞りする前に均等に潤滑
される。2つの再絞り操作を有する特定の実施態様にお
いて、第1の再絞りカツプはステーシヨン40において第
2の再絞り前にステーシヨン39において潤滑される。こ
のダブル・再絞り実施態様において、カツプはステーシ
ヨン40において、缶体の中心長手方向の軸線に対して実
質的に垂直に横切つている所定の位置にフランジメタル
を備えた所望の直径及び側壁高さの最終寸法の再絞りさ
れる。食品製品缶に対して受け入れられる潤滑剤(例え
ばペトロラトム)が利用される。圧延ストリツプリユー
ブリケータが当技術において知られてきた。しかし乍
ら、本教示は各再絞り操作前に加工製品カツプを潤滑す
るために提供されており、且つ缶製造において洗浄又は
他の缶処理ステツプなしで、再絞り缶体の直接利用を可
能にする。このような目的のために、静電カツプ潤滑装
置が提供されている;適切な静電カツプ潤滑装置が引用
によつて本発明に含まれいる1984年、12月14日に出願さ
れ「カツプ形状缶体の静電潤滑(Electrostatic Lubric
ation of Cup−Shaped Can Bodies)」と題する係属中
の米国特許出願第681,630号に開示されている。
最終・再絞り缶体が絞りダイ工具から解放されると、底
部プロフイリング(profiling)がステーシヨン41にお
ける装置で行なわれる。従つて底部プロフイリングは最
終再絞りの使用された同じプレス上で行なわれることが
できる。ステーシヨン42で行なわれるフランジメタルト
リミングの形式は缶の用途に依存している。缶体の解放
端が特定の形式の炭酸飲料のために狭くされ(necked−
in)なければならないときは、横に向いたフランジメタ
ルは狭める操作のために除去されることができる。全周
辺フランジメタルは他の形式の缶のために提供されてお
り、且つ再絞りの完了のとき正しく方向づけされる、即
ちフランジメタルの方向性は必要がない。また、トリミ
ングが簡易化される;回転切断が缶の中心軸線に平行な
方向にトリミングすることによつて除かれ、且つ代えら
れる。側壁プロフイリングはステーシヨン43において行
なわれる。
それから衛生的な缶体は、当技術において公知の装置を
用いて二重継ぎ目及び内容物の加熱加工処理と共に充
填、蓋づけによつて直接使用の準備がなされる。缶への
深絞りされた缶体のこのような直接処理加工はコーテイ
ング修理、洗浄又は他の缶体処理ステツプなしでは今ま
で利用されなかつた。
本発明の教示は1部片の円筒状缶体を薄板又はコーテイ
ングを損傷することなく、有機ポリマーのコーテイング
で両面をコイルコートされた圧延薄板から深絞りさせる
ことができる。
この缶ストツクは絞り及び再絞り操作中制御されて、加
圧された2部片の缶に対する絞り及びシゴキ加工缶体と
商業的に競争できるように、また、米国マサツセツチユ
州(mass.)、ケンブリジ市(Cambridge)02140のダブ
ルユ・アール・グレイス・カンパニイ(W.R.Grace&C
o.)のデユーウエイ・アンド・アルミイ化学部門(Dewe
y and Almy chemical Division)によつて発行され(デ
ユーウエイ・アンド・アルミイ缶寸法辞典(Dewey and
Almy Can Dimention Dictionary)」に示され又は記載
された3部片の円筒状の衛生的缶と商業的に競争できる
ように、本発明の缶体製品が薄板の経済的必要条件を満
たし、又はそれを越えることを可能にする。缶体の薄板
の経済的必要条件自体は標準の3部片円筒状衛生的缶サ
イズの全範囲に亘り本発明で満たされるが、延長された
ストローク(例えば5 1/2インチ(約140mm)以上)のプ
レスに対する主要必要条件及びこのように延長された高
さの缶に対する市場の量が商業的用途に関連を有してい
るフアクタである。これ等のフアクタを考慮すると、本
発明の商業的適用のための好ましい範囲は約2インチ
(約51mm)乃至約4−1/4インチ(約108mm)の間の直径
及び約1インチ(約25.4mm)と約5インチ(約127mm)
との間の側壁高さを備えた標準缶サイズを含み;このよ
うな好ましい商業的範囲における缶サイズに対する代表
的な工具寸法及び関係は本文の後で述べる。
本発明は、初めに、絞りダイキヤビテイ入口半径が高抗
張力で厚さが薄い薄板(Iight gage sheet metal)の形
成中ゆがみを形成することなく出来るだけ大きく選択さ
れなければならないことを教示している従来の缶体絞り
ダイ設計技術から出発している。このような従来の教示
の代りに、薄板素材のカツピング(cupping)は、例え
ば缶ストツクのスターテイング厚さの約5倍であり、実
施可能なできるだけ小さくなるように選択されている
が、標準缶ストツク厚さゲージに対して約0.04インチ
(約1.02mm)の最大値を有している曲率半径から形成さ
れた表面を含んでいる入口領域を有しているダイキヤビ
テイを用いて行なわれる。
本発明はまた、例えば缶ストツク素材からカツプを最初
に絞る場合にスターテイング厚さゲージの約40倍の従来
の技術において教示されたよりもかなり大きなパンチ・
先端(punch−nose)曲率半径の使用を教示している。
このようなパンチ先端半径は絞られるカツプ直径に部分
的に依存している。65#/bb(厚さ0.18mm)圧延スチー
ルからスープ缶(211×400)を製造するための初めの絞
りにおいて、パンチ先端半径は0.275インチ(約7mm)に
選択され;この曲率半径は上述の缶サイズ直径の範囲に
対して実用的である。
第4図は、第5図の断面概略図で部分的に示された如き
工具を用いて加工製品カツプに絞り形成される所定の厚
さゲージ直径の缶ストツク素材44を示している。絞りダ
イ工具45は内側壁48と平らなクランピング表面49との間
に複合曲線入口領域47を備えキヤビテイ46を形成してい
る。雄のパンチ50は、円形の素材44が絞りダイ45の平ら
なクランピング表面49とクランピング52の平らな表面51
との間の、雄のパンチ50の周辺、半径方向外部の周りに
クランプされる時に図示の如くダイキヤビテイ46に対し
て移動する;このような平らなクランピング表面は中心
の軸線53に対して垂直に横切つている。キヤビテイ入口
領域47は缶ストツクの厚さゲージによつて、0.04インチ
(約1.02mm)半径表面、又はより小さい半径表面を含ん
でおり;パンチ先端半径54はキヤビテイ入口領域47の表
面積よりもかなり大きい表面積を提供する。
絞られたカツプ56(約6図)は端部壁57と、中心軸線59
から対称に間隔をへだてられている側壁58と、軸線59に
対して実質的に垂直に横切つている平面内にあるフラン
ジメタル60と、端部壁57と側壁58との間にあつて、第5
図のパンチ先端54の曲率と一致している曲率を有してい
る曲線接合部(curvilinear juncture)61とを含んでい
る。
再絞り中、曲線のクランピング面の従来のネステイング
配置は除かれる。この新技術において、再絞りされる加
工製品カツプの端部壁と側壁との間の断面の曲線接合部
は缶ストツク上に半径方向の外方に向けられた力を生じ
て、そしてシート材料のしわを防止する方法で最初に再
成型される。曲線接合部のこの再成型はまたは再絞り中
平らな表面間をクランピングするために利用される薄板
の表面積を著しく増加する。
第7図は再絞り操作に接近しているときの再絞り工具及
び絞られたカツプ56の並置を示している。絞りダイ工具
62は本実施態様を説明する目的のために固定と見做され
ることができ、工具部分間の必要な相対的運動はそれ等
の中心軸線を一致するようにして上部又は下部の工具の
種々の運動によつて行なわれることができることは理解
されるであろう。第5図及び第7図、並びにその後の装
置の図において、カツプ開放端は形成中下方に向けられ
ている。
本発明は第7図に示された如く再絞り操作のための「平
らな面(flatface)」絞りダイの使用を教示している、
即ち、第1の再絞りダイ62は中心軸線59に対して垂直に
横切つている平面内にある単に平らなクランピングリン
グ表面63のみを提供する。実質的にトロイダル形状であ
る可動クランピングリング64が円筒状に成形された雄の
ピンチ66を囲むように配置されている。後者は加工製品
の厚さに対する間隙(コーテイングを含む薄板;例え
ば、有機ポリマーでコートした65#/bb(厚さ0.18mm)
スチールプレートに対して全周辺の周りで約0.010イン
チ(約0.28mm);即ち予めコートされた薄板の厚さの約
1 1/2倍)を許容しながら、絞りダイ工具62によつて規
定されたキヤビテイ68内を移動するようになつている。
クランピングリング64は外部側壁70と、平らな端部壁71
と、その間の曲線の転移領域(transition zone)72と
を含む。クランピングリング64の外径(周辺側壁70)は
56の如き加工製品カツプの側壁内径に対して工具間隙
(約0.0025インチ(約0.063mm))のみを許容してい
る。
本発明の教示によつて、クランピングリング64の転移領
域72の表面積はカツプ56の接合部61の表面積よりまかな
り小さい;即ち中心軸線に対して垂直に横切つているク
ランピング面の平面上への転移領域72の投影はかなり小
さい半径距離を占めており、即ちカツプ接合部61の投影
よりもその平面に沿つて約40%より小さい(これは第8
図乃至第11図により詳細に示されている)。これ等の曲
せの表面の相互関係は横のクランピング平面上のそれ等
の投影において少くとも60%の差を与えるように選択さ
れる;これは接合部(juncture)61が第8図乃至第11図
に示された如く転移領域72によつて再成形されるとき、
平らなクランピング表面積の対応する増加と言い替えら
れる。
特定の実施態様において、カツプ接合部61における0.27
5インチ(約7mm)の曲率半径は0.275インチだけ横のク
ランピング平面上に投影し、転移領域72の投影は0.071
インチ(約1.80mm)を占め;これは約75%の差を提供す
る;即ち横のクランピング平面上へのクランピングリン
グ転移領域(72)の投影は接合部61の0.275インチ曲率
半径の投影の約25%を占める。これは、従来技術の曲線
面ネステイング(nesting)配置の使用を介して利用可
能であるクランピング表面以上に、パンチ周辺のトロイ
ダル形状の平らなクランピング表面積をかなり増加す
る。
クランピングリング64がスプリング荷重のかかつた圧力
に抗して動かされるに従つて、転移領域72がカツプ56の
接合部61の内表面と接触して;相対的運動を続けて、半
径方向の外方に向いた力が、接合部61が再成形される
(第8図乃至第11図)に従つてカツプ56のシート材料上
に加えられる。このような再成形の完了と共に、シート
材料が新しい直径の再絞り中平らなクランピング表面間
でのみクランプンされて;クランピングが広がつた平ら
な表面積に亘つて、絞りダイの平らなクランピング表面
63とクランピングリングの平らな表面71との間に行なわ
れる。全体の平らなクランピング表面積は、クランピン
グリング転移領域72の周りの接合部61のこのような制御
された再成形によつて、今まで利用可能であつた以上
に、かなり増加され;そしてそれはまた横のクランピン
グ平面上のキヤビテイ入口の曲率74の小さい投影によつ
て増加される。既述の如く、このようなダイキヤビテイ
入口半径は0.040インチ(約1.01mm)を越えておらず、
これは従来技術によつて教示されたよりも非常に小さ
い。カツプ接合部を再成形する効果と、小さいキヤビテ
イ入口領域投影の使用効果との組合わせた従来技術のネ
ステイング(nesting)配置で利用可能であるクランピ
ング面よりも少くとも2のフアクタだけ利用可能な平ら
なクランピング面を増加する。
カツプ56の曲線の接合部61の再成形は、例示された如き
クランピングリング64の相対的運動と共に第8図、第9
図、第10図及び第11図に順次に示されている。平らなク
ランピング表面の増加は、全周辺の周りに延びている半
径方向の断面寸法80によつて表わされている。このよう
な再成形中、半径方向、外方に向けられた力は全360度
の周りにシート材料上に均等に加えられて、シート材料
のしわになるのを防止する。
カツプ接合部よりも小さい曲線の表面積の周りの加工製
品カツプの閉鎖端における周辺の接合薄板を再成形する
構想は上記に教示した如く平らなクランピング表面積を
追加する。本発明の追加的な貢献は複数の半径(mutipl
e radii)の周りのクランピングリング周辺転移領域の
製造を含み、これは更に平らなクランピング表面に加わ
り、且つ他の利点を有している。
この複数の半径構想を第12図に関して説明する。クラン
ピングリング周辺転移領域に対する半径(R)の単一の
曲率半径は、クランピングリング端部壁82の横のクラン
ピング平面上へ、寸法的に[R]に等しい投影を与え
る。このような単一の半径の代りに、複数の曲率半径が
クランピングリングのための複合曲率転移領域を形成す
る場合に「大きな」曲率半径及び「小さな」曲率半径の
選択的使用によつて、複数の曲率半径が提供される。
第12図において、クランプリング84は平らな端部壁82と
(カツプの中心軸線に対して垂直な横のクランピング平
面を規定している)、周辺の側壁85とを含んでいる。ク
ランプリング転移領域の好ましい製作において、半径R
(「大きい」)が円弧87を確立にするために中心86の周
りに使用されており、この円弧87はクランピング端部壁
82の平らな表面に接している。45度に亘り延びている円
弧87は仮想点88において側壁85の延長平面に交差してい
る。中心89の周りに半径のRを使用して、側壁85に接す
る円弧90を確立する;45度に亘り延びている円弧90は仮
想点93において端部壁82の横のクランピング平面に交差
する。直線94が点93と中心89との間に引かれ;直線95が
点88と中心86との間に引かれ;線96が平行線94、95間に
等距離にあるように引かれる。線96は、仮想部分97にお
いて円弧87及び90の急な相互の交差を避けるように円弧
87及び90に接する「小さい(small)」曲率半径の中心
に対する点の位置を含んでいる。
線96に沿つてその中心98と共に1/2Rの半径を用いて、円
弧99が引かれて、クランピングリング84の転移領域に対
するスムースな多・半径(multi−radii)複合曲率を完
成する。
第12図のダイ設計の結果として、端部壁82の横のクラン
ピング平面上への多・半径複合曲率の投影はRの0.707
倍であり;単一の半径Rがクランピングリング84の複合
曲率転移領域に対して使用されたときに利用可能である
よりも平らなクランピング表面において殆んど30%(2
9.3%)の増加となる。また横のクランピング面に対し
てより徐々に変化した入口カーブ87が提供され;そして
再成形ステップのために絞られたカツプの複合曲率接合
部の内表面上へのクランピングリングの入り込みのため
により徐々に変化した入口カーブ90が提供される。
加工製品カツプ56に対する0.275インチ(約6.99mm)の
曲率半径を再成形するための多・半径クランピングリン
グ転移領域に対する特定の実施態様において、Rは0.10
0インチ(約2.54mm)であるように選択され;従つて横
のクランピング平面上へのクランピングリング多・半径
転移領域の投影は0.0707″(約1.795mm)、4捨5入し
て0.071インチ(約1.80mm)である。Rに対する他の値
も選択されることができる、たとえば0.275インチ(約
6.99mm)よりも実質的に大きい半径のカツプ接合部の再
成形に対して1.25インチ(約31.75mm);小さい曲率半
径の接合部を再成形するために0.9インチ(約22.85mm)
であり;一般的に0.100インチ(約2.54mm)の如くRを
選択すると、指示された好ましい商業的範囲の缶サイズ
全体に亘つて望ましい結果を提供する。
雄のパンチがキヤビテイ68内に移動するに従つて、コー
テイングを損傷することなく、加工製品シート材料を軸
線方向を横切るクランピング平面の方に動かすために、
絞りダイ62の平らな表面63とクランピングリング転移領
域72との間に、漏斗形状の形態75(第13図の断面で示さ
れた如く)が確立され;更に他のレリーフ(relief)
が、平らなクランピング表面の半径方向外方にある場所
においてクランプ表面からそれる表面63を有することに
よつて提供されることができる。雄のパンチ66は端部壁
77と、周辺の側壁78と、その間の曲線の転移領域79とを
含んでいる。キヤビテイ入口領域74の小さい表面積と対
照的に、大きさ表面積が「パンチ・先端(punch−nos
e)」79に提供される。スターテイングの慣性に打ち勝
つて、新しい直径がパンチ先端79に対する比較的大きな
表面積のこのような選択によつて促進される。このよう
な大きな表面積のパンチ先端と、小さい曲率半径の入口
領域面と、先行技術の曲線のネステイング配置の除去と
の間の共同作用が再絞り中平らなクランピング表面積の
付随する増加と組合つて、カツピングステツプ中に開始
された側壁シート材料の制御をつづけ、そしてこのよう
なシート材料(例えば有機ポリマーのコーテイングを損
傷する形式の)の受け入れられない厚さの増大を防止す
る。本発明の使用によつて、側壁厚さゲージ(thichnes
s gage)は実質的に全側壁高さに亘つて減少され;生ず
るかも知れない厚さのいかなる僅かな増加も開放端フラ
ンジメタルに隣接するレベルまで制限される。即ち、側
壁の厚さの増大が起こつたとしても、それはこの単一の
レベルまで制限され、そしてそのようなレベルにおける
厚さのいかなる増加も従来技術の経験値15%乃至25%よ
りも実質的に少く、例えば本発明では約10%又はそれ以
下である。上記の好ましい範囲の缶の大きさにおけるダ
ブル・再絞り(doubleredraw)の実施では、開放端フラ
ンジメタルに隣接する側壁厚さの増加は、もしあつて
も、少なく、即ち3%以下である。
第1の再絞りのためのパンチ先端半径はスターテイング
薄板厚さゲージの約30倍であるように選択される;例え
ば、65#/bb(厚さ0.18mm)スチールの211×400缶に対
する特定の実施態様では、第1の再絞りパンチ・先端の
半径は0.205″(約6.35mm)である。
横のクランピング平面上への投影が0.071インチ(1.80m
m)である同じ多・半径複合曲率は、便宜上、第2の再
絞り中この複合曲率接合部(これは0.205インチ(約5.2
0mm)の内部表面曲率半径を有している)を再成形する
のに使用されるか;又はR=0.9インチ(約22.86mm)に
基づく新表面が上記の如き第2の再絞りクランピングの
ための多半径転移領域を形成するのに使用されることが
できる。
第13図は新直径形成のスタートにおける第7図の装置を
示している。本発明によるプレコートされた65#/bb
(厚さ0.18mm)圧延スチールから211×400サイズの缶の
ための缶体を深絞りする典型的な値は下記の通りであ
る。
各々の絞りにおける典型的なシートメタル間隔は約1.5
×シート材料の厚さ、又はプレコートされた65#/bb
(厚さ0.18mm)圧延スチールに対して側部当り(断面
で)0.10インチ(約2.54mm)乃至0.012インチ(約0.304
mm)である。
本発明の実施において、シートメタル素材直径はカツピ
ング中約25%乃至40%減少され、そして加工製品カツプ
直径は第1の再絞において約15%乃至30%減少され;第
1の再絞りカツプの直径は第2の再絞りが利用されると
き約15%乃至30%減少される。
ダブル・再絞り実施態様(缶サイズ300×407)に対する
典型的な直径は 円形素材・・・・・・7.6インチ(約193.04mm) 第1の絞り・・・・・5.2インチ(約132.08mm) 第1の再絞り・・・・3.6インチ(約91.44mm) 第2の再絞り・・・・2.9インチ(約73.66mm) 単一の再絞り実施態様(缶サイズ307×113)に対する典
型的な直径は: 円形素材・・・・・・6.2インチ(約157.48mm) 第1の絞り・・・・・4.0インチ(約101.06mm) 再絞り・・・・・・・3.3インチ(約83.82mm) 第1の再絞りにおけるパンチ先端の曲率半径は缶の幾何
学的形状の必要条件に基づいて選択される;即ち、最終
再絞り缶体の閉鎖端における所望の曲率半径;例えば薄
板材料のスターテイング厚さゲージの約10倍である。
第1の再絞り缶体100が第14図に示されており、そして
第2の再絞り缶体101が第15図に示されている。各々の
例において、缶の開放端におけるフランジメタル(flan
ge metal)はその中心軸線を横切る方向に向けられてい
る。
211×400の缶サイズに対する缶体のための有機ポリマー
でコートされた錫を含まないスチールに関する従来技術
の絞り・再絞り技術を使用すると、ダブル・再絞り缶体
の開放端における側壁薄板材料の厚さの平均増加は約1
7.5%であつた。全側壁の長手方向の寸法にわたつて約1
/4インチ(約6.35mm)増分して計測した、周辺に分布さ
れた平均厚さが比較されたとき、このような従来技術の
缶体側壁はスターテイング厚さゲージにほぼ等しい平均
厚さを有していた(0.0075インチ(0.191mm)、これが
有機ポリマーのコーテイングを有する公称65#/bb圧延
スチール缶ストツクである);これに反して、本発明で
は、このような平均側壁の厚さはスターテイング厚さゲ
ージよりも12.7%小さかつた。これ等のデータは本発明
の実施におけるスターテイング素材面積必要条件に対応
している;スターテイング素材面積は本発明では、従来
技術のスターテイング素材面積よりも約12%少ない;例
えば211×400の缶サイズの缶体に対する本発明の特定の
実施態様では、スターテイング素材の直径は6.718イン
チ(約170.6mm)であり;従来技術の絞り・再絞り技術
によるスターテイング素材直径は7.267インチ(約184.5
8mm)であつた。
既述の如く、従来の絞り・再絞り技術では、側壁に沿つ
て厚さを増加した薄板はその増加がスターテイング厚さ
ゲージを越えて、缶体の開放端において約15%から25%
に達する。本発明では、側部壁の厚さの増加が生じたと
しても、それは僅かであり、且つ缶体の開放端フランジ
メタルに隣接するレベルまで制限される。本発明の結果
は側壁に対して適切な真空及び耐破砕強さ(crush−pro
of strength)を維持しながら薄板の経済性を改良する
ことを含んでいる。
本発明の特定の実施態様において、有機ポリマーでコー
トされた、TFSスチール基体が第1及び第2の再絞りを
利用して211×400缶のための缶体(第16図に示された如
く)に作られ;それから側壁厚さゲージが開放端におい
て始まり、そして側壁高さ全体に亘り長手方向に進行し
て約0.2インチ(約5.08mm)の増分で(「A」乃至
「S」の如く表にされている)測定された。各々のこの
ような増分レベルにおいて周辺の周りで測定された側壁
の厚さのパーセント変化が以下の表に説明されている。
実施例#1において、側壁の厚さは第1の測定場所
(“A")においてのみ僅かだけ増加しており(3%以
下);側壁の高さに亘る厚さの減少は平均して15%より
僅かに少ない;実施例#2において、側壁の厚さはその
ような場所において僅かに減少しており;厚さの平均減
少は僅かに16%を越えている。側壁厚さゲージ又は公称
スターテイングゲージのパーセント変化が示されてい
る。
絞りダイに対する追加の新規な工具形態構想はコーテイ
ング又は薄板に対する損傷を避けながら絞り(カツピン
グ及び/又は再絞り)操作中プレコートされた圧延薄板
の同時多方向性の運動を更に容易にする。
このような多方向性の形状変化の開始中缶ストツクの慣
性を克服し、且つ薄板材料に対する損傷を避ける困難性
は缶体製造速さが増加されるに従つて増加する。絞り操
作中シート材料の所望の運動を容易にするのに加えて、
これ等の困難性は、絞りダイの平らなクランピング表面
積を犠牲にすることなく、且つキヤビテイ入口領域の主
部分に対する所望の半径を維持しながら、克服される;
即ち複合曲線部分が公称スターテイング厚さゲージの約
5倍である半径の周りに形成される。
また、本発明によつて教示された絞り操作再成形方法
は、コーテイングを損傷することがある絞りダイ内側壁
面に沿つて缶ストツクの付着を除きながら実施される。
コーテイングした缶ストツク厚さゲージの約1 1/2倍の
工具間隙にもかかわらず、上記に教示した如く、缶に必
要な再成形作用は、薄板材料を、絞りパンチが絞りキヤ
ビテイ内を動くに従つてヤビテイ入口領域を去るとき絞
りダイの内部側壁に追従せしめる。キヤビテイ入口領域
の形態の変化及び絞りダイの内部側壁に対する入り込ん
だテーパーがこの傾向を克服する。
このような新規な絞りダイ構成上の構想の1部分とし
て、キヤビテイ入口領域は、その表面積を増加して絞り
操作中コートされたシート材料の運動方向のより徐々な
変化を提供し、且つ、またキヤビテイ入口領域内へ及び
キヤビテイ入口領域からその双方の運転中このような缶
ストツクのよりよい支持を提供するために再成形され
る。このキヤビテイ入口の領域の表面積はこのような表
面積を多曲率半径(multiple radii of curvature)か
ら形成することによつて増加され;このような表面積の
増加は再成形中缶ストツクのスムースな運動又は支持を
犠牲にすることなく、且つ絞りダイによつて提供される
平らなクランピング表面積を犠牲にすることなく提供さ
れる。
第20図は、前記の如く、従来の技術に使用されたよりも
小さい単一の曲率半径132の周りに形成された絞りダイ1
31に対するキヤビテイ入口領域の拡大図を示している。
単一半径の曲線面133は長手方向の中心軸線134の周りに
対称であり、且つ平らなクランピング面135と内側壁136
との間に延びている。このような複合曲線表面133は、
その90度円弧の端において(半径方向の平面で測定した
とき)、それぞれ平らな表面135及び側壁面136に接して
いる。
第20図の絞りダイを更に改良する目的は、キヤビテイ入
口領域内にも、キヤビテイ領域からも缶ストツクのより
徐々な運動を提供する方法でそのキヤビテイ入口領域の
表面積を増加することである。それは、より急でなく、
且つ同様に薄板材料に対する損傷を少くする方法であつ
て、従つて絞りパンチが絞りキヤビテイ内に及び絞りキ
ヤビテイから移動するときに生ずる多方向の再成形作用
に抵抗する薄板材料内の慣性に打勝つのを容易にする。
薄板材料に対する支持がこのような再成形中改良され
る。これ等の目的は長手方向の中心軸線134に対して垂
直であるクランピング平面上のキヤビテイ入口領域の改
良された小さな面積の投影を維持しながら達成される。
即ち、これ等の目的はクランピングに利用可能な絞りダ
イの平らな表面積を減少することなく達成される。ま
た、これ等の目的は缶ストツク厚さゲージ(特定の実施
態様で最大約0.04インチ(約1.02mm))の約5倍の半径
がキヤビテイ入口領域表面の中央に位置づけされた主部
分に対して維持されながら達成される。
キヤビテイ入口領域の表面積を増加するこの構想は、缶
ストツク薄板材料の支持のための連続的な曲線のスムー
スな表面を維持しながら単一の半径よりもむしろ多半径
(multiple radii)の周りに入口領域を再成形すること
によつて実施される。
第21図において、複合曲線表面133(第20図の単一の曲
率半径132の周りの)が点線で示されており;平らなク
ランピング表面とキヤビテイ側壁との間の45度のアング
ルライン(angle line)137がまた点線で示されてい
る;このような45度のアングルライン137は単一の半径
の表面133のそれぞれの接する点と138、139における平
らなクランピング表面及び内側壁で会合する。
本発明によつて提供される大きな表面積の複合曲線入口
領域が140で示されている。単一・半径表面133との比較
は、多半径表面140が平らなクランピング表面から入口
領域内への缶ストツク薄板材料のより徐々な運動を;そ
してまた絞りダイの入口領域から側壁内への缶ストツク
薄板材料のより徐々な運動を提供することを示してい
る。
キヤビテイ入口領域の表面積を増加するための多半径構
想は、記述されている特定の実施態様では、多半径表面
に対する大きな半径として0.04インチ(約1.016mm)に
等しいか又はそれよりも大きい半径を選択するこによつ
て実施される。このようなより大きい半径(第22図の
RL)は平らなクランピング表面からキヤビテイ入口領域
内により徐々な運動を、そして、また、キヤビテイの入
口領域から内側壁への缶のストツクのより徐々な運動を
提供する。
指定された最大値を有しており、缶ストツク薄板材料の
厚さゲージの約5倍である小さな半径(RS)は、入口領
域表面の弧状の端部分におけるこのような大きな半径
(RL)の中間にある複合曲線表面を確立するのに使用さ
れており;即ちこのような複合曲線表面積の中央に配置
されている。
絞りダイ内側壁に対する入り込んだテーパー構想と共
に、この多半径の、増加した表面積構想は第22図に示さ
れた如き構成で具体化される。複合曲線表面140の1部
分は大きな半径RL(0.04インチ(約1.02mm)以上)を用
いて中心143の周りに形成されており;このような表面
部分142は絞りダイの平らなクランピング表面144に接し
ている。このような大きな半径は、キヤビテイの内側壁
内に導かれている曲線表面146を提供するために中心145
の周りに使用される。
複合曲線表面の曲率部分の中央に配置された小さい半径
(RS)に対する点の位置を得るために、大きな半径の円
弧の表面142、146はそれ等の交差箇所における仮想点14
8を確立するために延長される。RLの中心143、145間の
仮想線150の中間点149と仮想点148の接続線が小さい半
径(RS)の曲率の中心に対する点位置(線152の)を確
立するための残りの点を提供し;後者が大きな半径
(RL)の曲線表面142及び146の双方に接する曲線表面15
4を提供する。
典型的には、上記の缶サイズ及び材料に対して、大きな
半径(RL)の曲率は0.04インチ(約1.02mm)以上、0.04
インチ乃至0.060インチ(約1.52mm)の範囲内にあり、
そして小さい半径(RS)の曲率は0.040インチ以下で、
例えば0.020インチ(約0.51mm)乃至0.030インチ(約0.
762mm)の範囲内にある。例えば、約0.028インチ(約0.
711mm)の単一の曲率半径が適切な入口領域を提供する
約0.006インチ(約0.152mm)厚さゲージの缶ストツクに
対する増加した複合曲線の表面積入口領域は0.040イン
チのRL及び0.020インチのRSで形成される。クランピン
グ平面上への投影は0.028インチ(約0.71mm)に保たれ
る。
本発明の多半径構成において、小さい半径(RS)の曲率
表面は複合曲線の表面積の少くとも約1/3を占め、且つ
大きなRL表面の中間に配置される。RL=0.040インチ、R
S=0.020インチの実施態様において、RS曲線表面は絞り
ダイのクランピング表面と内側壁との間の90度の弧の全
表面積の37%を僅かに越えており;そして、RL表面の各
々はこのような90度の弧における表面積の32%よりも僅
かに少ない。
しかしながら、内側壁に対して1度の引つ込んだテーパ
ーを提供するために、絞りダイの平らなクランピング表
面と内側壁との間の弧は1度だけ増加されており;この
ような1度の弧の増加はその弧の内側壁に加えられる。
弧のこのように加えられた1度により内側壁を1度のテ
ーパーをつけて引つ込ませることができ;且つこのよう
な側壁面を点155において、即ち90度の接触点(139)よ
り1度越えて複合曲線表面に接することができる。接線
方向の引つ込んだテーパーのついた内側壁は今上述した
如きこのような追加の弧の提供なしでは提供されること
が出来ない。
このような1度の引つ込んだテーパーのついた内側壁面
の位置は、絞りキヤビテイの中心軸線を含む半径方向に
向いた平面において、線157によつて示されたテーパー
のない側壁面に対して線156で示されている。
底部壁のプロフイーリング(profiling)は経験される
ことがある内部真空及び圧力状態のために1部片の缶体
に使用される。側壁のプロフイーリングは真空パツクさ
れた缶に対する真空及び耐破砕強さを提供するために使
用される。本発明によれば、底部壁プロフイーリングは
プロフイーリング中側壁薄板材料上の応力及びひずみを
除去するために、最終再絞り缶体が絞り加工操作から開
放された後実施される。端部壁プロフイルに対する構成
は、引用によつて本発明に含まれている1978年10月7日
の米国特許第4,120,410号に示された端部壁プロフイー
ルに従うことができる。一体の端部壁102(第16図)の
プロフイリングは、本発明において以下により詳細に説
明されている如く、最終の再絞りパンチの端部壁によっ
て提供されており;周囲を囲んでいるプロフイリング10
4、105を備えた中央に配置されたパネル103が提供され
る。一体の端部壁パネル102は円形リングプロフイリン
グ107によつて底部周辺の縁106から入り込んでおり、従
つて、圧力下において、中央のパネルは缶の直立安定性
を妨げることなく缶体の外部の方に軸線方向に移動する
ことができる。真空条件の下で、リングプロフイリング
により、パネル103は缶の内部の方に移動することがで
きる。また、第16図の底部壁プロフイルは内部ドーム形
状プロフイルよりも缶容積を犠牲にすることが少なく;
例えば、コンデンススープ(condensed soup)缶(211
×400)に対する公称4・インチ(約101.5mm)の高さは
第14図の深絞りされた缶体の使用によつて3−15/16イ
ンチ(約100mm)の高さに減少されることができる。
第17図の缶108は1部片の缶体に対して蓋110を取付けて
いる二重継ぎ目(chime seam)109を含んでおり;蓋110
は閉じた端部壁に類似の形式のプロフイリングを備えて
おり、即ちプロフイリングリング112、113及び入り込ん
だ中央パネルの協働によつて内部真空又は圧力条件の下
で軸線方向に移動できる中央に配置されたパネル111を
備えている。
二重継ぎ目109は缶の全体の直径に加わる。一般的に知
られている如く、この追加の直径は、熱処理の如き、内
容物処理中、直線転がりを提供するために考慮されなけ
ればならない。二重継ぎ目109の直径に実質的に等しい
直径を提供するために、「チヤイムプロフイル(chime
profile)」又は「ロールビード(roll bead)」114
は、このような目的のために使用される。偏心して取付
けられた工具が(その操作は当技術において知られてい
る)側壁プロフイリングのために缶体内に挿入され、且
つ回転される。
真中の側壁の高さに隣接して配置されたリブプロフイリ
ング116はある種の3部片の缶に使用されている如き従
来の側壁プロフイリングであることができる。
第18図は本発明によつて2部片の絞り加工された炭酸飲
料缶117に対して使用されたプロフイリングを示してい
る。厚さの薄い薄板、例えばこのような缶に対する50#
/bb(厚さ0.14mm)圧延スチールを使用可能にし、且つ
加圧された内容物の殺菌中に適切に高い内圧力を提供可
能にするために、バルブ(bulb)プロフイルが一体の底
部端部壁118に対して利用される。側壁プロフイル119
(ダイ・サイジング(die−sizing)によつて作られ
る)は底部壁直径を減少し、且つ内圧力に抵抗しなけれ
ばならない端部壁118の断面面積を減少する。底部壁近
くの側壁直径のこの減少による容積損失は、端部壁118
のバルブ構成の追加の容積によつて十分に相殺される。
底部バルブ及び側壁プロフイリング119は最終の再絞り
完了後プレスの1行程中に行なわれることができる。
減少した直径の側壁部分119は、本体側壁に等しい直径
の外部周辺部を有している固定したプラスチツクコース
ター(coaster)に適合するために提供されており;こ
のようなプラスチツクコースターは全側壁直径をゆがめ
ることなく直立な安定性を加える。しかし乍ら、缶体の
貯蔵又は缶の処理中に安定の目的のために、第18図及び
第19図に示された突起125、126及び127が低部壁内に形
成されており;これ等が3脚を提供していて、その上に
缶体がバルブ形状の低部壁にもかかわらず直立に立つこ
とができる。
缶体の開放端における狭くなつた二重継ぎ目128に蓋130
が取付けてあり、この蓋は全側壁直径をゆがめることな
く簡単に開く(easy−open)型式(図示せず)であるこ
とができる。
第16図に示された如き衛生的な食品缶体に対して最終の
再絞りを実施する場合、複合曲線転移領域は第7図乃至
第12図に関して前に説明した如く再成形される。底部プ
ロフイリングは最終の再絞り形成が完了し、且つ缶体が
クランピング作用から開放された後最終の再絞りステー
シヨンにおいて実施される。
第23図乃至第26図はカツプ形状の加工製品を再絞りのた
めの最終再絞り工具(tooling)及び再絞り完了のとき
の端部壁のカウンターシンキング(countersinking)を
示している。第23図に示された如く、先の(previous)
カツプの複合曲率接合部のこのような再形成が終り、そ
して上方に動く再絞りパンチ162の周辺にある薄板が単
に絞りダイ164の平らなクランピング表面163とクランピ
ングリング167の平らな上部表面166との間でのみクラン
プされており;このようなクランピングは従来技術に教
示された如き曲線クランピング表面のネステイング(ne
sting)がない。新しい直径が最終の再絞りパンチ162の
周辺部分170の周りに再絞りされつつあり、従つて端部
壁172はこのとき平らである。
再絞りが終わりに近づくに従つて(第24図)、再絞りパ
ンチ162及び再絞りダイ164は同じ方向に移動し、再絞り
パンチ162はより速い速度で移動する。最終の再絞り形
成はクランピング作用の解放前にフランジメタル174を
提供するために制御される。雄のプロフイル部材176は
固定されているので、そのプロフイリング表面178と絞
りパンチ162の入り込んだ表面180との間の協働作用は生
じなかつた。
第25図に示された如く、クランピング作用は絞りダイ16
4が上方に移動するに従つて解放された。クランピング
作用が解放されると、最終の再絞りパンチ162はその上
部行程の頂部死点中心に接近し、且つそこに達して、固
定された雄プロフイル部材176と共同して端部壁102をカ
ウンターシンク(countersink)する。このようなカウ
ンターシンキングはこのような運動による薄板の損傷を
避けるためにクランピング作用の解放が提供される前
に、側壁薄板の運動を介してこのような端部壁内に起こ
る。それから最終再絞りパンチが下方に引かれる。
第26図に示された如く、再絞り形成及び端部壁カウンタ
ーシンキング操作の完了後、クランプリング167の平ら
なクランピング表面166はパスライン(pass line)182
に位置づけされて、フランジメタル174を加工製品184の
開放端で支持して、プレスからの排出のためにパスライ
ン内への運動の準備がされる。再絞りパンチ162がパス
ラインの下に下方に移動し、そして再絞りダイ164が再
絞りされた缶体の閉じた端の上方に上方へ移動する。
本発明によつて教示された缶体に使用するための圧延薄
板は0.005インチ(約0.127mm)乃至0.012インチ(約0.3
04mm)の公称厚さゲージ、即ち約50乃至110#/bb(0.14
〜0.31mm)であつて、その厚さ許容差が一般に10%以内
である圧延スチール及び約0.005インチと0.015インチ
(約0.38mm)との間の公称圧延アルミニウム厚さゲージ
を含むことができ、双方ともこのような圧延薄板の表面
は有機ポリマーでコートされている。
ダブル−レデユースド(Double−reduced)プレートが
好ましい圧延スチールであり、そしてシングル−レデユ
ースド(single reduced)プレートが利用されることが
できる。有機ポリマーのコーテイングの付着のための圧
延スチールに対する好ましい基体表面は「TFS(錫を含
まないスチール)」であり、これはクロムの薄いめつき
を含んでいる。しかし乍ら、本発明では、陰極の重クロ
ム酸塩(CDC)処理からの酸化クロムの如き、有機ポリ
マーのコーテイングのための他の基体表面をもつた圧延
スチールの深絞りはまた、有機ポリマーのコーテイング
に対して損害を与えることなく利用されることができ
る。このような「錫のミル製品(tin mill product)」
材料及び仕様は当技術において公知であつて、例えば米
国ワシントンD.C.20036、1000 16番ストリートN.W.、
アメリカン鉄鋼協会(American Iron & Steel Insitut
e)によつて1982年11月に発行された「錫ミル製品(Tin
Mill Product)」、又はアメリカン鉄鋼協会の錫ミル
製品製造者委員会によつて発行された「パツケージング
におけるスチール(Steel in Packaging)を参照された
い;後者は缶及び缶体製造一覧表を含み、且つ絞り・再
絞り及び絞りとシゴキ加工処理による従来技術の缶及び
缶体製造について記述している。
予めコートされた有機ポリマーのコーテイングを損傷せ
ずに深絞り缶体を製造する能力が本発明の重要な利点で
ある。本発明に教示されている如く深絞りに耐えるため
に有機ポリマーのコーテイングに対して特定の特性を必
要とせず;単位面積当り従来の重量の仕様でこのような
コーテイングのための従来の薄板基体表面に対して従来
の方法で塗布される従来のビニルオルガノゾル、エポキ
シ、フエノリクス、ポリエステル及びアクリルが利用さ
れることができる;典型的な有機ポリマーのコーテイン
グ重量は缶体内部に対して薄板表面上で1平方インチ
(約6.45cm2)当り約4乃至12ミリグラムであり、そし
て缶体外部に対して薄板表面上で1平方インチ当り約1.
5乃至6ミリグラムである。このような有機ポリマーの
コーテイングは米国イリノイ州60085、ウオケガン(Wau
kegan)、イースト ウオータストリート(East Water
Street)、サ・デクスター・コーポレーシヨン(The De
xter Corporation)のミドランド デイビジヨン(Midl
and Division)又は米国ペンシルバニヤ州15233、ピツ
ツバーグ(Pittsburg)、2000ウエストホール ストリ
ート(Westhall street)、ザ・バルスパー コーポレ
ーシヨン(The Valspar Corporation)の如き会社から
商業的に入手可能である。有機ポリマーのコーテイング
に関係なく、すべてのビール及び炭酸飲料缶は、同じ商
業的源から入手可能であるエナメルで内部を従来の如く
スプレイコートされる。有機ポリマーのコーテイング表
面の品質は予めコートされた缶ストツクが本発明に従つ
て製造されるとき維持されるので、炭酸飲料缶体の内部
表面のエナメルスプレイコーテイングに対する必要性は
疑問である;しかし乍ら、このようなコーテイングは炭
酸飲料業界によつて現在規定されている仕様書に従つて
適用されることができる。
缶体取扱ライン装置及びプロフイリング機械等及び本工
具装置の教示が利用されることができる缶製造プレスは
当技術において公知であり、且つ米国カリフオルニア州
ランチヨ ドミンケズ(Rancho Dominquez)、スタンダ
ン インコーポレーデツド(Standun Inc.)の如き種々
の商業的源を介して入手可能である。
特定の缶体及び缶、工具寸法、薄板材料及びコーテイン
グの仕様が本発明の説明において述べられたが、当業者
は本教示に照らして特定的に述べた値の変更が利用され
ることができることを認識されるであろう。従つて、本
発明の範囲決定の目的のために、添付の請求の範囲が参
照されるべきである。

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】予めコーテイングされた圧延薄板缶ストツ
    クを2部片の円筒状缶の製造に使用するための1部片の
    カツプに絞る装置において、 有機ポリマーのコーテイング及び絞り潤滑剤で平らな表
    面の両面がコートされた、予め選択された厚さゲージの
    圧延薄板を提供する缶ストツク供給手段と; 該缶ストツクから所定の直径の円形素材を切断する手段
    と、 該素材の1方の平面上に使用中配置される絞りダイ、及
    び 該素材の残りの反対の平面上に使用中配置されるカツピ
    ングパンチ及びクランピングリングを含んでいるカツピ
    ング手段を具備しており、 該絞りダイが、 カツプ形成操作中該円形素材の幾何学的中心に交差して
    いるキヤビテイの中心軸線の周りに対称関係に配置され
    た内側キヤビテイ壁を規定しているカツピングキヤビテ
    イと、 該中心軸線に対して垂直に横切る関係の平らなクランピ
    ング表面で制限されているダイクランピング手段と、 該平らなクランピング表面と該内側キヤビテイ壁面との
    間のキヤビテイ入口曲面と を含んでおり、 該ダイの平らなクランピング表面が該キヤビテイ入口曲
    面の半径方向外方に配置されていて、且つ該キヤビテイ
    入口曲面に隣接しており、 該キヤビテイ入口曲面が、該平らなクランピング表面上
    に投影したとき、公称薄板スターテイング厚さゲージの
    数倍、最大約5倍の半径方向寸法を有しており、 該カツピングパンチは、その中心軸線がカツピングキヤ
    ビテイの中心軸線と方向的に一致している行程径路に沿
    つて該カツピングキヤビテイ内への相対的運動のために
    使用中整合される円筒形状を有しており、 該円筒状のパンチが、 該パンチの中心軸線に対して垂直に横切つている平面内
    に配置された周辺部分を提供している該中心軸線に対称
    に配置されている端部壁と、 該パンチの中心軸線に対して対称に配置された円筒状の
    周辺側壁と、 該パンチ端部壁と側壁との間の転移領域曲面とを含んで
    おり、 該パンチの曲面の面積が、カツプ絞り操作中選択された
    厚さゲージの薄板にゆがみを形成するのを避けながら、
    パンチ直径に対してできるだけ大きくなるように選択さ
    れており、該曲面を形成する曲率半径が公称薄板スター
    テイングゲージ厚さの約30〜40倍の範囲であり、 該クランピングリングが、該パンチの中心軸線に対して
    垂直に横切つている平面において該缶ストツクをクラン
    プするために該パンチの半径方向の外方にあり、且つそ
    れに隣接している平らなクランピング表面に制限されて
    いるクランピング手段で該パンチを囲んでいるトロイダ
    ル形状クランピングリングを含んでおり; 該パンチが使用中缶ストツクを該カツピングキヤビテイ
    内に移動せしめ、該円形素材はカツプ形状の加工製品を
    形成するために絞りダイ及びクランピングリングの該平
    らなクランピング表面の間でのみ該パンチ及びキヤビテ
    イの半径方向外方でクランプされ、 該カツプ形状の加工製品が、 該中心軸線に対して垂直に横切つている平面内にある周
    辺部分を有している閉じた端部壁と、 該円形素材直径よりも25%乃至40%少ない所定の直径を
    有している実質的に円筒形の側壁とを有しており、 該側壁が該カツプ形状の加工製品の該閉じた端部壁から
    軸線方向の反対の解放端のフランジメタルの方に延びて
    いる均一な高さを有しており、 該フランジメタルが該カツプ形状の加工製品の全週の周
    りに中心軸線に対して実質的に垂直に横切っている平面
    内に配置されており、 更に該カツプ端部壁と側壁との間にあつて、該カツピン
    グパンチの端部壁と側壁との間の曲面の領域に対応する
    内部表面領域を有している曲面接合部を有している ことを特徴とする装置。
  2. 【請求項2】該薄板が約0.05インチ(約0.127mm)と0.0
    12(約0.305mm)との間の厚さゲージの圧延スチール及
    び約0.05インチ(約1.27mm)と0.015インチ(約0.38m
    m)との間の厚さゲージの圧延アルミニウムからなるグ
    ループから選択されており、そして該円形素材直径が、
    約2インチ(約50.8mm)乃至約4 1/4インチ(約95.25m
    m)の範囲内の直径及び約1 1/2インチ(約38.1mm)と5
    インチ(約127mm)との間の側壁高さを有している最終
    缶体を深絞り可能にするように選択されている請求の範
    囲1に記載の装置。
  3. 【請求項3】該絞りダイ内側キヤビテイの側壁が約4.5
    インチ(約114.3mm)の直径を有しており、 該カツピングパンチの端部壁及び側壁の間の曲面が、該
    パンチの中心軸線を含む半径方向に向いた平面内で測定
    したとき曲率半径0.275インチ(約6.99mm)を有してお
    り、そして キヤビテイ入口における曲面が、該平らなクランピング
    面上に投影したとき、約0.04インチ(約1.02mm)の最大
    半径方向寸法を有している請求の範囲2に記載の装置。
  4. 【請求項4】請求の範囲1〜3のいずれか1つに記載の
    カツプ形状の加工製品を該カツプ形状の加工製品の対応
    する寸法に対して減少した直径及び増加した側壁高さの
    缶体に再絞りする装置において、 中心軸線に対称な関係に該カツプ形状の加工製品の外部
    表面上に使用中配置される再絞りダイと、 中心軸線に対称関係に該カツプ形状の加工製品の内側端
    部表面の方に配置された再絞りパンチ及びクランピング
    リングとを含む再絞り工具を具備し、 該再絞りダイが、 キヤビテイの中心軸線に対して対称に配置されている再
    絞りキヤビテイの内部側壁を規定しており、そして 平らな再絞りダイクランピング表面を提供しており、 該再絞りキヤビテイの内側壁と該平らなクランピング面
    との間の再絞りキヤビテイ入口曲面を有しており、 該平らな再絞りダイクランピング表面が、該再絞りキヤ
    ビテイの中心軸線に対して垂直に横切つている平面にお
    いて該キヤビテイ入口の半径方向の外部に配置されてお
    り、且つそれに隣接しており、 該再絞りキヤビテイ入口曲面が、該平らなクランピング
    面上に投影したとき、0.025インチと0.04インチの間の
    半径方向寸法を提供する面積を有しており、 該再絞りパンチが その中心軸線に対して対称であつて、且つその中心軸線
    が再絞りキヤビテイの中心軸線に方向的に一致している
    行程経路に沿つて該再絞りキヤビテイ内への相対的運動
    のために使用中整合される円筒状形状を有しており、 該再絞りパンチが、 その中心軸線に対して垂直に横切つている平面内に配置
    された周辺部分を提供している端部壁と、 中心軸線に対称であつて、且つ該再絞りキヤビテイ内に
    おける該再絞りパンチの相対的運動中に薄板の間隙を提
    供する直径を有しており、一方該カツプ形状の加工製品
    の直径を15%乃至30%まで減少する実質的に円筒状の側
    壁と、 スターテイング厚さゲージの約20倍〜約30倍の曲率半径
    で製作された、該再絞りパンチ端部壁と側壁との間の所
    定の表面積の転移領域曲面とを含んでおり、 該再絞りクランピングリングが、使用中該再絞りパンチ
    の半径方向の外部に、且つ隣接して配置された実質的に
    トロイダル形状を提供しており; 該トロイダル形状のクランピングリングが再絞り中缶ス
    トツクの平らなクランピングのために設けてあり、且つ 該再絞りパンチの中心軸線に対して垂直に横切つている
    平面内に配置された平らな端部壁クランピング表面と、 該再絞りパンチの該中心軸線に対して対称であつて、且
    つ工具間隙を許容しながら該カツプ形状加工製品の側壁
    の内径にほぼ等しい直径を有している実質的に円筒状形
    状の外周辺側壁と、 該平らな端部壁クランピング表面と該クランピング周辺
    の側壁との間の転移領域曲面とを提供しており、再絞り
    パンチの該中心軸線に対して垂直に横切つているクラン
    ピング面平面上に投影したとき、該再絞りクランピング
    リングの転移領域曲面が、該クランピング面平面上のカ
    ツプ形状の加工製品の該曲面接合部の対応する投影の約
    40%よりも少なく、従つて 該パンチ中心軸線が該再絞りキヤビテイの中心軸線と方
    向的に一致している該行程経路に沿つた該再絞りクラン
    ピング及びパンチの運動の際、該カツプ形状の加工製品
    の該曲面接合部の形状が最初に再絞りクランピングリン
    グの転移領域曲面の形状に再成形され、そして缶ストツ
    クが、再絞りされた缶体を形成するために該再絞りパン
    チが該再絞りキヤビテイ内に移動させるに従つて該再絞
    りダイの該平らなクランピング表面と再絞りクランピン
    グリングとの間で該再絞りパンチの半径方向外側に、且
    つ隣接してクランプされ; 該再絞り缶体が 該缶体の中心軸線に対して垂直に横切つている平面内に
    ある周辺部分を有している閉じた端部壁と、 該カツプ形状の加工製品直径よりも約15%と30%との間
    だけ小さい所定の直径を有している円筒状形状の側壁と
    を有しており、 該再絞り缶体が該軸線方向の反対の開放端におけるフラ
    ンジメタルの方に該閉じた端部壁から延びている均等な
    高さを有しており; 該フランジメタルは再絞り缶体の全周辺の周りに延びて
    おり、 該フランジメタルは該再絞りの完了のときに該再絞りさ
    れたカツプの中心軸線に対して実質的に垂直に横切つて
    いる平面において配置されており、そして更に 該カツプ形状の加工製品の側壁高さよりも大きい再絞り
    された側壁高さと、 該再絞りされた缶体端部壁と側壁との間にあつて該再絞
    りパンチ転移領域曲面の表面積にほぼ等しい内表面積を
    有している曲面接合部とを具備していることを特徴とす
    る装置。
  5. 【請求項5】ダブル・再絞り缶体製造に使用する装置で
    あつて、 再絞りパンチ直径に対して出来る限り大きく選択され、
    一方予め選択されたゲージの該薄板内によじれを形成す
    るのを回避する約0.06インチ(約1.52mm)乃至0.2イン
    チ(約5.1mm)の曲率半径で製作された第2の再絞りパ
    ンチ転移領域曲面、及び平らなクランピング面上に投影
    されたとき約0.25インチ乃至0.04インチの半径方向寸法
    を有する第2の絞りダイキヤビテイ入口曲面を有してい
    る、請求の範囲4に記載の装置。
  6. 【請求項6】シングル・再絞り缶体製造に使用する装置
    であつて、 該再絞りパンチ転移領域曲面が該缶体の閉じた端に所望
    の曲率半径の接合部を提供するように選択された曲率半
    径で製作されており、そして 該再絞りパンチ端部壁が、該中心軸線に対して垂直に横
    切つている平面内に配置されている該端部壁周辺部分か
    ら軸線方向に引つ込んでおり、且つその半径方向内方に
    配置されている端部壁プロフイリングを含んでいる請求
    の範囲4に記載の装置。
  7. 【請求項7】再絞り加工製品に対して減少した直径の、
    且つ増加した側壁高さの缶体に請求の範囲4の再絞りさ
    れたカツプ形状の加工製品の最終再絞りを行なう装置に
    おいて、 中心軸線に対して対称関係に該再絞りされた加工製品の
    外部表面側に使用中配置される最終再絞りダイと、 中心軸線に対して対称関係に該再絞りされた加工製品の
    内側端部壁表面の方に使用中配置される最終再絞りパン
    チ及び最終再絞りクランピングリングと を含んでいる最終再絞り工具を具備し; 該最終再絞りダイがキヤビテイの中心軸線に対して対称
    に配置されている最終再絞り内側キヤビテイ側壁を規定
    しており、且つ該軸線に対して垂直に横切つている平面
    において円形の形状が該キヤビテイの該中心軸線に対し
    て垂直に横切つている平面において該最終再絞りキヤビ
    テイの半径方向の外部に配置されており、且つそれに隣
    接している平らなクランピング表面を提供しており、 該内側キヤビテイ側壁と該最終再絞りダイの平らなクラ
    ンピング表面との間にキヤビテイ入口曲面を具備し、該
    キヤビテイ入口曲面は約0.02インチ乃至約0.04イチの範
    囲の曲率で製作されており、 該最終再絞りパンチが、中心軸線に対して対称であり、
    且つ中心軸線が最終再絞りダイキヤビテイの中心軸線に
    方向的に一致している行程経路に沿つた該最終再絞りダ
    イキヤビテイ内への相対的運動のために使用中整合され
    ている実質的に円筒状形状を有しており、 該最終再絞りパンチが 中心軸線に対して垂直に横切つている平面と配置されて
    いる表面を提供するための周辺を有している端部壁と、 中心軸線に対して垂直に横切つている平面における円形
    の形状と、約15%と30%との間に該再絞り加工製品の直
    径を減少し、一方該最終再絞りキヤビテイ内への該最終
    再絞りパンチの相対的運動中に間隙を薄板に対して提供
    する直径とを有している側壁と、 該最終再絞りパンチ端部壁と側壁との間の所定の表面積
    を有し、スターテイング厚みゲージの約10乃至20倍の曲
    率半径で製作された転移領域曲面とを含んでおり、 該最終再絞りクランピングリングが使用中該最終再絞り
    パンチの半径方向の外部に隣接して対称的に配置されて
    いる実質的にトロイダル形状を提供しており、 該最終再絞りパンチの中心軸線に対して垂直に横切つて
    いる平面に配置された平らな端部壁クランピング表面を
    提供しており、 該最終再絞りクランピングが更に、 工具間隙を許容しながら該再絞り缶体側壁の内径にほぼ
    等しい直径であつて、該最終再絞りパンチの該中心軸線
    に対称な、実質的な円筒状形状の周辺側壁と、 その平らな端部壁クランピング面とその外方周辺の側壁
    面との間の転移領域曲面とを含んでおり、 該最終再絞りパンチの該中心軸線に対して垂直に横切つ
    ているクランピング面平面上に投影されたとき該最終再
    絞りクランピングリング曲面は該クランピング面平面上
    の該再絞りされた缶体の端部壁と側壁との間の該曲線接
    合部の投影の約40%よりも少なく、従つて該行程経路に
    沿つた該最終再絞りダイの相対運動の際に最終再絞り工
    具の中心軸線は方向的に一致しており、該再絞りされた
    缶体の閉じた端における該複合曲線接合部が始めに最終
    再絞りクランピングリング転移領域曲面の接合部に再成
    形されて、該最終再絞りパンチの半径方向外方にあり、
    且つそれに隣接している缶ストツクが、該最終再絞りパ
    ンチが該最終再絞り缶体を形成するために該最終再絞り
    ダイキヤビテイ内に移動させるに従つて、該最終再絞り
    ダイの該平らなクランピング面と最終再絞りクランピン
    グリングとの間にクランプされるようになつており、 該最終再絞り缶体が 閉じた端部壁と、 該再絞りされた缶体の直径よりも約15%乃至30%少ない
    所定の直径を有している円筒状形状の側壁とを含んでお
    り、 前に再絞りされた加工製品の側壁の高さよりも高く、且
    つ該最終再絞り缶体の閉じた端から該缶体の軸線方向の
    反対の解放端の方に均一に延びている側壁高さを有して
    おり、 更に該開放端の周りにあつて該最終更絞り缶体の全周辺
    の周りに延びているフランジメタルを具備し、 該フランジメタルが該最終再絞り缶体の中心軸線に対し
    て実質的に垂直に横切つている平面に該最終再絞りの完
    了のときに配置されており、 該最終再絞り缶体の端部壁と側壁との間にあつて該最終
    再絞りパンチ転移領域曲面の表面積にほぼ等しい内部表
    面積を有している曲面接合部を具備していることを特徴
    とするとする装置。
  8. 【請求項8】該最終再絞りパンチ転移領域曲面が約0.06
    インチ(約1.52mm)乃至約0.15インチの範囲の曲率半径
    で製作されており、そして 該最終再絞りダイキヤビテイ入口領域が0.020インチ乃
    至0.030インチの範囲の最大曲率半径に加工された曲面
    を有しており、その周りで該缶ストツクが該最終再絞り
    ダイキヤビテイ内へ再絞りされる請求の範囲7に記載の
    装置。
  9. 【請求項9】該最終再絞りクランピングリング転移領域
    曲面が異なる長さの複数の半径の周りに形成されこれに
    よつて該クランピングリングのクランピング表面が増大
    している請求の範囲7に記載の装置。
  10. 【請求項10】カツプ形状の加工製品の直径を減少し、
    且つその側壁高さを増加するために有機ポリマーのコー
    テイング及び絞り潤滑剤でプレコートされた薄板を含ん
    でいる缶ストツクから絞られたカツプ形状の加工製品か
    ら1部片の缶体を再絞りするときに使用するクランピン
    グリングにおいて、 中心軸線の周りに対称なトロイダル形状部と、 平らなクランピング面の端部壁と、 該中心軸線の周りに対称な実質的に円筒状の周辺側壁
    と、 該平らな面の端部壁と周辺側壁との間の転移領域曲面
    と、 を有しており、 該転移領域曲面が該平らな端部壁面及び周辺側壁面に接
    線接触しており、 クランピングリングの中心軸線に対して垂直に横切つて
    いる平面上の該曲面の投影が該転移領域曲面を形成する
    ときに利用される最大曲率半径よりも小さい半径寸法を
    占めるように、該転移領域が異なる長さの複数の曲率半
    径の周りに形成された複数の部分を含んでいるスムース
    な連続的曲面を有するように製作されている ことを特徴とするクランピングリング。
  11. 【請求項11】該複数の曲率半径の転移領域曲面が大き
    な曲率半径の周りに形成された1対の曲線面と、小さな
    曲率半径の周りに形成された単一の曲線面とを含んでお
    り、 該大きな曲率半径が該平らな端部壁に接線接触している
    第1の曲面及び該円筒状の側壁と接線接触している第2
    の曲面を提供しており、そして 該小さい曲率半径が該第1及び第2の大きな曲率半径の
    曲面の中間にあり、且つそれ等と接線接触している曲面
    を提供している請求の範囲10に記載のクランピングリン
    グ。
  12. 【請求項12】該小さい曲率半径が該大きい曲率半径の
    長さのほぼ1/2である請求の範囲11に記載のクランピン
    グリング。
  13. 【請求項13】有機ポリマーのコーテイング及び絞り潤
    滑剤でプレコートされた圧延薄板からなる缶ストツクか
    ら1部片のカツプを製造する絞りダイにおいて、 絞りキヤビテイと絞りパンチの中心軸線が一致している
    間に、該缶ストツクが該キヤビテイ内への絞りパンチの
    相対的運動によつてその中で絞られる絞りキヤビテイを
    規定しており、そして 該絞りパンチに対する入口端において該絞りキヤビテイ
    の半径方向外方に平らなクランピング面を提供してお
    り、且つ該絞りキヤビテイを囲んでいる絞りダイ端部壁
    と、 但し、該絞りダイの平らなクランピング面は該キヤビテ
    イ中心軸線に対して垂直に横切つている平面にある、 該絞りキヤビテイの中心軸線の周りに対称であつて、該
    キヤビテイ中心軸線に対して垂直に横切つている平面に
    おいて円形形状である絞りダイ内部キヤビテイ壁面と、 該絞りキヤビテイの中心軸線を含む半径方向に向いた平
    面で測定して少くとも90度の弧に亘つ延びている、該端
    部壁の平らなクランピング面と該内部側壁面の入口領域
    との間の絞りダイキヤビテイ入口領域とを含んでおり、 該キヤビテイ入口領域がその弧状の端の1方において、
    該平らなクランピング面に接線接触しており、且つその
    残りの他の端において該内部側壁面に接線接触してお
    り、 キヤビテイ中心軸線に対して垂直に横切つている関係の
    平らなクランピング面上の該転移領域の投影の面積を増
    加することなく、該入口領域の表面積を増加するため
    に、該絞りダイ入口領域が複数の曲率半径の周りに形成
    された連続の曲面を提供しており、 該絞りキヤビテイに対する該増加した表面積の入口領域
    が、該絞りダイによつて提供された該平らなクランピン
    グ表面積を減らすことなく、該絞りキヤビデイ内への該
    絞りパンチの相対的運動中、該絞りキヤビテイ内への該
    缶ストツクのより徐々な運動を提供しており、 該複数半径の曲面が該絞りキヤビテイの中心軸線を含む
    半径方向に向いた平面で測定して、約0.02インチ乃至0.
    03インチの範囲の曲率半径の周りに形成された曲面を含
    んでいる ことを特徴とする絞りダイ。
  14. 【請求項14】約0.02インチ乃至0.03インチの範囲の曲
    率半径の周りに形成された該曲面が、各々が大きな曲率
    半径の周りに形成されている1対の曲面の中間に配置さ
    れており、 該大きな曲率半径の曲面の各々の1つが、それぞれ該平
    らなクランピング面及び該内部側壁面に対して接線関係
    にあり、そして 該中間の曲面が該大きい曲率半径の曲面に接線接触して
    いる請求の範囲13に記載の絞りダイ。
  15. 【請求項15】該大きい曲率半径の曲面が等しい半径の
    周りに形成されている請求の範囲14に記載の絞りダイ。
  16. 【請求項16】該中間の曲面が該大きい半径の曲線面の
    各々よりも該キヤビテイ入口領域の広い表面積を占めて
    いる請求の範囲15に記載の絞りダイ。
  17. 【請求項17】該大きい曲率半径の曲面が約0.04インチ
    (約1.02mm)乃至約0.06インイ(約1.52mm)の範囲内の
    曲率半径の周りに形成されている請求の範囲14に記載の
    ダイ。
  18. 【請求項18】該内側キヤビテイ壁面が該入口領域曲面
    から延びている引つ込んだテーパーがつけられており、 キヤビテイの断面直径を増大している該引つ込んだテー
    パーが、該入口領域を越えて該絞りキヤビテイ内の長手
    方向に貫通している請求の範囲13に記載の絞りダイ。
  19. 【請求項19】該内側キヤビテイ壁面が約1゜の量で引
    つ込んでいるテーパーがつけられており、 該内側キヤビテイ壁面が該入口領域曲面に対して接線関
    係にあり、そして 該線入口領域曲面が、該キヤビテイ中心軸線を含む平面
    で測定して、該接線関係を確立するために該平らなクラ
    ンピング面から該絞りキヤビテイ内に延びている約91度
    の弧を通つて延びている請求の範囲18に記載の絞りダ
    イ。
  20. 【請求項20】有機ポリマーのコーテイング及び絞り潤
    滑剤で予めコートされた予め選択されたスターテイング
    厚みゲージの圧延薄板からなる缶ストツクから製作され
    た一部片の絞られたカツプ形状の加工製品において、 該圧延薄板は、公称スターテイング厚みゲージが約0.00
    5インチ乃至0.012インチの圧延スチール及び公称スター
    テイング厚みゲージが約0.005インチ乃至0.015インチの
    圧延アルミニウムからなる群から選ばれ、 該缶ストツクから所定直径の円形ブランクを切断し、 絞りダイ手段、カツピングパンチ手段及びクランピング
    リング手段を含むカツピング手段を用意し、 該絞りダイ手段を該円形ブランクの平らな面上に置き、 但し該絞りダイ手段は、 中心軸線を有する絞りダイカツピングキヤビテイ、 該キヤビテイの周辺に配置された平らなクランピング面
    に限定された絞りダイクランピング手段、及び 該ダイキヤビテイと平らなクランピング面との間のキヤ
    ビテイ入口曲面を含み、 該曲面は、該中心軸線に対して垂直に横切る平面上に、
    該薄板のスターテイング厚みゲージの数倍、最大約0.04
    0インチ、の半径方向寸法を投影し、 該カツピングダイキヤビテイは、該中心軸線の周りに対
    称関係で且つ該軸線を垂直に横切り面において円形形状
    の内側側壁を有し、 該カツピングキヤビテイをその中心軸線が該円形ブラン
    クの幾何学的中心に交差するように配置し、 該ダイ手段の平らなクランピング面は該カツピングキヤ
    ビテイの中心軸線に対して垂直に横切る平面に該カツピ
    ングキヤビテイ入口領域の半径方向外側で且つそれに隣
    接して配置され、 該カツピングパンチ手段及びクランピングリング手段を
    該円形ブランクの残りの反対側平面上に配置し、 該カツピングパンチ手段は実質的円筒形状のパンチを提
    供し、 該パンチを相対的移動のためにその中心軸線がカツピン
    グキヤビテイの中心軸線と方向的に一致する走行経路に
    沿つて該カツピングキヤビテイ内へ整合させ、 該パンチは、 該パンチの中心軸線に対して対称に配置され、該軸線に
    対して垂直に横切る平面を規定する周辺表面を提供する
    端部と、 該パンチの中心軸線に対して対称に配置された実質的に
    円筒形状の周辺側壁と、 該パンチ端部壁の平面と該パンチの円筒状側壁との間の
    カツピングパンチ転移領域曲面とを含み、 該パンチ側壁を該円形ブランクの所定の直径より約25%
    乃至40%小さい所定の直径を有するように選択し、 該パンチ転移領域のための該曲面を約0.275インチの曲
    率半径をするように選択し、 該クランピング手段を該パンチを囲み、該パンチの中心
    軸線に対して垂直に横切る平面内で該缶ストツクをクラ
    ンプするために該パンチの半径方向外側で且つ該パンチ
    に隣接した平らなクランピング面に限定された缶ストツ
    ククランピング手段を提供するように配置し、 薄板を該カツピングキヤビテイ内に移動することによつ
    て該切断されたブランクを再成形するために該パンチ
    に、該円形ブランクが絞りダイ手段及びクランピングの
    該平らなクランピング面間で該パンチ及びキヤビテイの
    半径方向外側でクランプされ、一方該切断されたブラン
    クからカツプ形状の加工製品を絞る間に、相対運動を与
    える、ことによつて加工され、 該カツプ形状の加工製品は、 中心軸に対して垂直に横切る平面内にある周辺を有する
    閉じた端部壁、 該円形ブランクの直径よりも約25%乃至40%小さい所定
    の直径を有する実質的に円筒状の側壁、及び 該カツプ端部壁と側壁の間にあり、カツピングパンチの
    転移領域の曲面の該所定の面積に対応する内側表面積を
    有する曲面接合部を有し、 該カツプ端部壁は該薄板のスターテイング厚みゲージに
    実質的に等しい厚さを有し、 該カツプ側壁はスターテイング厚みゲージに等しいか又
    はそれより小さい厚さを有し、該閉じた端部壁から該カ
    ツプの軸方向反対側の開放端の方へ延びている均一な高
    さを有し、 該パンチの該カツピングキヤビテイ内への相対運動を中
    断して、 該カツプの開放端においてカツプの実質的に全周の周り
    に延びるフランジメタルを与え、 該フランジメタルは該カツプの中心軸線に対して実質的
    に垂直に横切る平面内に配置されており、 該円形の缶ストツクブランクの直径は、約2インチ乃至
    4 1/4インチの範囲の直径と、約1インチ乃至5インチ
    の範囲の側壁高さと、該缶体の開放端に蓋を取り付ける
    ための二重継ぎ目を形成するに充分なフランジメタルと
    を有する最終缶体を深絞りすることを可能ならしめるよ
    うに選択され、 該深絞り最終缶体の該側壁は該選択されたスターテイン
    グ厚みゲージよりも実質的に小さい平均厚さを有するこ
    とを特徴とする一部片の絞られたカツプ形状の加工製
    品。
  21. 【請求項21】有機ポリマーのコーテイング及び絞り潤
    滑剤で予めコートされた圧延薄板から単に絞り処理加工
    によつて形成された缶体の閉じた端部下部及び該缶体の
    長手方向の反対の開放端を規定しているフランジを具備
    した側壁を有しているカツプ形状の缶体において、 該絞り加工した缶体端部壁の薄板が該予めコーテイング
    された圧延薄板に対するスターテイング厚みゲージに実
    質的に等しい厚さを有しており、そして 該缶体側壁の薄板が該予めコートされた圧延薄板に対す
    るスターテイング厚みゲージよりも平均約15%小さい厚
    さをその高さに亘つて有していることを特徴とする缶
    体。
  22. 【請求項22】両面を有機コーテイング及び絞り潤滑剤
    で予めコートされた圧延薄板を単に絞り操作することに
    よつて形成された1部片のカツプ形状の缶体において、 該薄板は約0.005インチ乃至0.012インチの範囲のスター
    テイング厚さゲージを有する圧延スチール及び約0.005
    インチ乃至0.015インチの範囲のスターテイング厚さゲ
    ージを有する圧延アルミニウムからなる群から選ばれ、 該缶体は、 閉じた端部壁、 該端部壁の薄板は薄板のスターテイング厚さゲージに実
    質的に等しい厚さを有する、 該閉じた端部壁の長さ方向反対側の端部において缶体の
    開口端部を規定する、フランジメタルを有する、均一な
    高さの細長い円筒形状の側壁、 該フランジメタルは缶体の中心の長手方向軸線に対して
    垂直な面内において缶体の開口端部から半径方向外側に
    延びている、及び 該閉じた端部壁と側壁との間の曲面接合体を含み、 該側壁の薄板のスターテイング厚さは絞り操作の間に実
    質的に側壁の全高さにわたつて減少し、該薄板の厚さは
    缶体の長さ方向両端部の中間に位置する側壁に部分にお
    いて約20%乃至25%だけ減少し、一方缶体の各長さ方向
    端部に近い側壁の残りの部分の側壁薄板の厚さの減少は
    20%より小さいことを特徴とする缶体。
  23. 【請求項23】該絞り加工した缶体の直径が約2インチ
    (約50.8mm)乃至約4 1/4インチ(約108mm)の範囲にあ
    り、そして 側壁高さが約1 1/2インチ(約38.1mm)乃至約5インチ
    (約127mm)の範囲内にある請求の範囲21に記載の缶
    体。
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