JPH0710011U - 道路舗装機の作業機昇降制御装置 - Google Patents

道路舗装機の作業機昇降制御装置

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JPH0710011U
JPH0710011U JP3983893U JP3983893U JPH0710011U JP H0710011 U JPH0710011 U JP H0710011U JP 3983893 U JP3983893 U JP 3983893U JP 3983893 U JP3983893 U JP 3983893U JP H0710011 U JPH0710011 U JP H0710011U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 作業員に影響されることなく安定した仕上面
のきれいなすりつけ作業を行なう。 【構成】 自走可能な機体1に、昇降装置23によって
上下動自在に支持された作業機17を有する道路舗装機
において、前記作業機側に設けられ地表面までの高さを
検出し、その高さに基づいて前記昇降装置23に上げ又
は下げの信号を送る高さ検出センサ31と、上昇信号又
は下降信号に対応して前記高さ検出センサ31を上下動
させる検出センサ駆動部37と、機体1の走行距離を検
出し、走行距離に対応して前記検出センサ駆動部37へ
上昇又は下降信号を送る距離センサ39とを備えている
ことを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、すりつけ作業等に適する道路舗装機の作業機昇降制御装置に関す る。
【0002】
【従来の技術】
従来、既設舗装の表面を所定の領域にわたってゆるやかに変化させるいわゆる すりつけ作業にあっては、例えば、10mで厚さ5cmのすりつけ作業を行なう 場合に、手動操作によって機体が約1m進む間に徐々に5mm作業機を上昇させ 、2m進む間にさらに5mm作業機を上昇させ、以下、1m進む間に約5mmず つ上昇させていき、10m進んだ所で作業機が50mm上昇するよう作業員が制 御管理していたものである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
前記した如く従来のすりつけ作業にあっては、走行距離にあわせて上下動させ る作業機の制御管理を作業員が感と経験に頼って行なうため熟練を要すること。 また、手動による制御管理のため不安定な仕上面となり易く安定した仕上面が得 られにくい問題があったものである。
【0004】 そこで、この考案は作業員に影響されることなく常に安定した仕上面が得られ るようにした道路舗装機の作業機昇降制御装置を提供することを目的としている 。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、この考案は、自走可能な機体に、昇降装置によっ て上下動自在に支持された作業機を有する道路舗装機において、前記作業機側に 設けられ地表面までの高さを検出し、その高さに基づいて前記昇降装置に上げ又 は下げの信号を送る高さ検出センサと、上昇信号又は下降信号に対応して前記高 さ検出センサを上下動させる検出センサ駆動部と、機体の走行距離を検出し、走 行距離に対応して前記検出センサ駆動部へ上昇又は下降信号を送る距離センサと を備えている。
【0006】
【作用】
かかる作業機昇降制御装置によれば、機体が所定距離進むと、距離センサがそ の距離を検出し、検出センサ駆動部へ信号を送る。検出センサ駆動部は距離セン サからの信号に基づいて高さ検出センサを規定量上下動させる。高さ検出センサ は、位置決めされた高さに作業機が収まるよう昇降装置に上げ又は下げの信号を 送ることで、作業機は、高さ検出センサからの信号によって常に規定された高さ に管理される結果、作業員に影響されることなく安定したきれいな仕上面が得ら れるようになる。
【0007】
【実施例】
以下、図1乃至図4の図面を参照しながらこの考案の一実施例を詳細に説明す る。
【0008】 図中1はアスファルトフィニッシャ等の道路舗装機3の機体を示しており、前 方の走行輪5とエンジンからの動力が与えられる後方の駆動輪7とにより走行可 能な自走式となっている。
【0009】 機体1の前方は舗装材を投入するホッパ9となっている。
【0010】 ホッパ9は、ホッパ9の中央部位に設けられた舗装材搬送用のフィーダ11に 対して両サイドが上昇するようになっており、ホッパ9の両サイドの上昇により 投入された舗装材が傾斜面に沿って中央部のフィーダ11に流れ落ちるようにな っている。
【0011】 舗装材搬送用のフィーダ11は、矢印の如く舗装材を後方へ搬送するよう機能 するもので、搬送終端側には、スプレッダ等の横送り装置13及びスクリード等 の仕上装置15から成る作業機17が設けられている。
【0012】 横送り装置13は図2に示すように回転軸19に螺旋翼21が設けられた形状 となっており、螺旋翼21は、フィーダ11によって横送り装置13のほぼ中央 部位に送られてくる舗装材を両サイドへ向け送り作業するよう機能する。
【0013】 仕上装置15は横送り装置13の後方に配置されていて、車幅方向に長く広い 作業面を有する本体内に、振動装置(図示されていない)が内装され、振動装置 によって上下にこまかく振動することで表面を最終仕上面まで締固めるよう機能 する。
【0014】 一方、作業機17は、左右の支持アーム21(反対側は図示していない)によ り支持され、昇降装置23によってアーム軸25を支点として上下動自在に支持 されている。
【0015】 昇降装置23はピストン27とシリンダ29とから成り、高さ検出センサ31 から例えば下がった信号を検出するとピストン27が伸長することで作業機17 は上昇し、上がった信号を検出するとピストン27が縮小することで作業機17 は下降制御されるようになっている。
【0016】 高さ検出センサ31は、スリーブ33内に螺合されたねじ杆35に組付けセッ トされ、スリーブ33は一方の支持アーム21側に固定支持されている。ねじ杆 35は、駆動モータ等の検出センサ駆動部37により正転又は逆転の回転が与え られることで上下動し、高さ検出センサ31は地表面Gまでの高さHが設定され るようになっている。また、高さ検出センサ31は地表面Gまでの高さHが設定 されると作業機17がその高さHを保持するよう昇降装置23へ上げ又は下げの 信号を送るよう機能する。
【0017】 検出センサ駆動部37は、正転,逆転可能な駆動モータとなっていて、モータ 軸は前記ねじ杆35と伝導連結しており、距離センサ39からの走行距離に対応 する信号に基づいて高さ検出センサ31を上昇又は下降制御するよう機能するも ので、前記高さ検出センサ31の上部に装着支持されている。
【0018】 距離センサ39は、図3に示すように地表面Gに沿って転動する転輪41に設 けられ、所定のピッチで配設された透孔43を有する円板45と、透孔43の数 を数えその数に基づいてパルス信号を出力する検出部47と、検出部47から出 力されるパルス信号に基づいて走行距離を算出し、その距離とタイマーにより速 度を演算し、最適な信号を前記高さ検出センサ駆動部37に送る制御部49とか ら成り、機体1の側方に装着支持されている。
【0019】 このように構成された作業機昇降制御装置において、例えば図4に示す如く、 10mで5cmのすりつけ作業を行なう場合には、機体1が1m進む間に、その 距離を距離センサ39が検出し、制御部49を介して走行速度を演算し、検出セ ンサ駆動部37に5mm上げの信号が送られる。検出センサ駆動部37は距離セ ンサ39からの信号に基づいて高さ検出センサ31を5mm上昇させる。高さ検 出センサ31は、位置決めされた高さに基づいて地表面Gまでの高さを監視し、 昇降装置23に5mm上げの信号を出力し、作業機17を5mm上昇させる。以 下、距離センサ39によって機体1が1m進む間に作業機17をスムーズに5m m上昇させていき、10m機体1が進むと5cm作業機17が上昇し、既設舗装 の表面をゆるやかに変化させるすりつけ作業が行なえるようになる。
【0020】 これら一連の作業において、走行距離に対して正しく作業機17を上昇させて いくことが可能となり安定したきれいな仕上面が得られるようになる。
【0021】 なお、この場合、作業機17を図5,図6に示すように切削ロータ51にかえ ることで、ゆるやかに下降変化するすりつけ作業が行なえるようになる。
【0022】
【考案の効果】
以上、説明したように、この考案の作業機昇降制御装置によれば、機体の走行 距離に対応して正しく作業機を上下動できるため、作業員に影響されることなく 安定したきれいな仕上面のすりつけ作業が行なえるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案を実施した道路舗装機全体の側面図。
【図2】横送り装置と仕上装置の一部分示した説明図。
【図3】距離センサの説明図。
【図4】すりつけ作業の説明図。
【図5】切削ロータによるすりつけ作業の説明図。
【図6】作業機を切削ロータとした図1と同様の側面
図。
【符号の説明】
1 機体 17 作業機 31 高さ検出センサ 37 検出センサ駆動部 39 距離センサ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自走可能な機体に、昇降装置によって上
    下動自在に支持された作業機を有する道路舗装機におい
    て、前記作業機側に設けられ地表面までの高さを検出
    し、その高さに基づいて前記昇降装置に上げ又は下げの
    信号を送る高さ検出センサと、上昇信号又は下降信号に
    対応して前記高さ検出センサを上下動させる検出センサ
    駆動部と、機体の走行距離を検出し、走行距離に対応し
    て前記検出センサ駆動部へ上昇又は下降信号を送る距離
    センサとを備えていることを特徴とする道路舗装機の作
    業機昇降制御装置。
JP1993039838U 1993-07-21 1993-07-21 道路舗装機の作業機昇降制御装置 Expired - Lifetime JP2590808Y2 (ja)

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JPH0710011U true JPH0710011U (ja) 1995-02-10
JP2590808Y2 JP2590808Y2 (ja) 1999-02-24

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020023869A (ja) * 2018-07-13 2020-02-13 ヨゼフ フェゲーレ アーゲー 重量センサを有するベルトコンベヤシステムを有する建設機械

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020023869A (ja) * 2018-07-13 2020-02-13 ヨゼフ フェゲーレ アーゲー 重量センサを有するベルトコンベヤシステムを有する建設機械
US11091886B2 (en) 2018-07-13 2021-08-17 Joseph Voegele Ag Construction machine with a conveyor belt system with weight sensor

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