JPH07100051B2 - 電気掃除機 - Google Patents

電気掃除機

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JPH07100051B2
JPH07100051B2 JP61258938A JP25893886A JPH07100051B2 JP H07100051 B2 JPH07100051 B2 JP H07100051B2 JP 61258938 A JP61258938 A JP 61258938A JP 25893886 A JP25893886 A JP 25893886A JP H07100051 B2 JPH07100051 B2 JP H07100051B2
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  • Filters For Electric Vacuum Cleaners (AREA)
  • Macromolecular Compounds Obtained By Forming Nitrogen-Containing Linkages In General (AREA)
  • Elimination Of Static Electricity (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本発明は塵埃と水分等の液体を共に吸入できる電気掃除
機に関する。
(ロ) 従来の技術 例えば特開昭60−188124号公報には水分の混ざつた塵埃
をそのまま吸入して掃除する電気掃除機が示されてい
る。この従来例はフアンモータを内装した掃除機本体の
前面に、吸込ノズルを一体成形した収塵ケースを取り付
け、且つ該収塵ケース内に水分及び塵埃と吸込空気とを
分離する機構を収納している。前記吸込ノズルは、吸入
した水分が該ノズルから逆流しないようにするために、
その後端開口部が前記本体との境界面近傍に位置する程
度まで長い筒状にして前記収塵ケースの上壁面下方に内
設している。しかし乍らこの従来例によれば、吸込ノズ
ルが長いので、例えば小石や砂のような重量のある塵埃
を吸込むためには吸込力の非常に大きなフアンモータが
必要で、製造費用が高くなると共に消費電力が大きくな
り、特に電池電源のものにおいては使用時間が短くなる
欠点がある。そこで、この吸込ノズルを短くして収塵ケ
ース内に直ぐに塵埃が収納できるようにすればよいが、
これでは水分の貯留が殆んど出来ず、従つて水捨て作業
を繰り返さなくてはならない。
(ハ) 発明が解決しようとする問題点 本発明は貯留された液体の逆流を防止することにより貯
液能力を高くして使用勝手を良好にし、且つ、吸込効率
を良好にした電気掃除機を得ることを目的とする。
(ニ) 問題点を解決するための手段 本発明の電気掃除機はフアンモータ及び給電機構を内装
した本体と、筒状の吸込口を有し、前記本体の前面に着
脱自在に装着される収塵ケースと、該ケース内に前記吸
込口に対向して装着されて、前記吸込口から吸込まれた
液体を含む塵埃と吸込空気とを分解するフイルター収納
体とからなり、前記吸込口の後部には逆止弁と、該逆止
弁を内装する覆い筒を装備したことを特徴としている。
(ホ) 作用 フアンモータの回転により、水分等の液体の混ざつた塵
埃は吸込口から収塵ケース内に吸い込まれ、フイルター
収納体で吸込空気と分離された後、収塵ケース内に貯留
する。この貯留液体は吸込口を下方に傾斜した前記電気
掃除機の使用状態で、その水位線が覆い筒の後端部分に
達するまで吸込口内に逆流せず、さらにそれ以上多量に
貯留した状態で使用を停止することにより吸込口内に液
体が流入しても逆止弁の働きにより液体は逆流しない。
また収塵ケース内に液体を貯留した状態で吸込口を下向
けにして揺動しても、前記覆い筒内に存在する液体は前
記覆い筒で揺動を阻止され、従つて逆止弁が揺動に伴な
う開閉をせず、逆止弁から液体が漏れない。
(ヘ) 実 施 例 以下、本発明を手持式電気掃除機を実施例として説明す
る。
(1)は掃除機本体(2)の本体ケースで、後部上面に
は把手部(3)が、前部には嵌合受部(4)が夫々形成
され、該嵌合受部(4)の前壁面(5)には吸気口
(6)が設けられている。そして前記本体ケース(1)
内には前記吸気口(6)に連通するフアンケーシング
(7)が形成してある。本体ケース(1)左右両側壁に
は前記フアンケーシング(7)に連通する排気口(8)
が穿設してある。またこの本体ケース(1)底面には前
記フアンケーシング(7)に連通する排水用小孔(9)
を穿設してある。(10)はフアンモータで、その遠心フ
アン(10a)を前記フアンケーシング(7)内に回転自
在に配置するように本体ケース(1)内に収納してい
る。(11)は充電式電池で、前記把手(3)下方の前記
本体ケース(1)内に収納される。(12)は電源スイツ
チで、その操作釦(12a)を上面から突出した状態で前
記本体ケース(1)内に収納される。(13)は電源投入
表示用発光ダイオード、(14)は制御回路を搭載したプ
リント基板である。
(15)は前記本体(2)の前部に着脱自在に装着される
収塵ケースで、前記嵌合受部(4)に嵌合する嵌合用開
口(16)を後部に有すると共に前方に向かつて徐々に小
径となる筒形状をし、内部に塵埃と共に水分をも貯留で
きるようになつており、さらに先端に円筒状の吸込口
(17)を備えている。この吸込口(17)には前記収塵ケ
ース(15)に連らなる外形形状をした広幅吸込ノズル
(18)が着脱自在に取り付けられる。
また、前記吸込口(17)の後部開口(17a)には該後部
開口(17a)を開閉自在とする合成ゴム板製逆止弁(1
9)が備えられている。(20)は前記吸込口(17)後部
開口(17a)に嵌め込み接着して取り付けられる覆い筒
で、前記逆止弁(19)を開閉自在に内装する大きさを有
し、且つ前方嵌込部(20a)には前記逆止弁(19)の支
持リブを挿め込む切欠(20b)を備えている。
前記収塵ケース(15)内の前記吸込口(17)後部開口
(17a)下部には、前記収塵ケース(15)の左右内側壁
にわたる区画壁(21)を、前記後方の嵌合用開口(16)
にむかつて、略水平状態に形成している。また(22)は
前記収塵ケース(15)を本体(2)に係合するクランプ
装置の押釦で、押圧すれば前記収塵ケース(15)が本体
(2)から離脱できる。
(23)は塵埃と吸込空気とを分離するフイルターで、連
続気泡性発泡ウレタンを化学処理した板厚の部材から構
成されている。(24)は該フイルター(23)を着脱自在
に装着するフイルター収納体で、前記収塵ケース(15)
内に入り込む形状の周枠(25)と、前面板(26)とから
なるフイルター収納部(27)と、前記前面板(26)の中
央部からさらに前方に突出し、前端に水分や塵埃衝突用
の底面板(28)を備えると共に周面に空気通過孔(29)
を穿設した有底筒体(30)とからなつており、また前記
底面板(28)中央部表面にリブ(31)を形成することに
よつて底面板(28)表面を凸凹形状にしている。さらに
前記周枠(25)の外周縁にシール材(32)を周設してあ
る。そしてこのフイルター収納体(24)を嵌合用開口
(16)から嵌め込んで前記収塵ケース(15)内に装着す
ることによりフイルター(23)が前記吸気口(6)を覆
うように配置され、この時前記底面板(28)表面は前記
吸込口(17)に対峙する。(33)は前記前面板(26)内
面に前記有底筒体(30)を中心として放射方向に突出し
た前記フイルター(23)の押え板で、吸込空気の整流板
としての作用も果している。
以上の構成により、本体(2)の把手部(3)を手で持
つてスイツチ操作釦(12a)を押圧すると電源が充電式
電池(11)から供給され、発光ダイオード(13)が点灯
すると共にフアンモータ(10)が高速回転する。水分の
混ざつた塵埃を掃除する場合は水分と塵埃とが吸込空気
と共に広幅吸込ノズル(18)から吸い込まれる。逆止弁
(19)はフアンモータ(10)の吸込力によつて開かれる
ので、吸込口(17)及び覆い筒(20)を通過して収塵ケ
ース(15)に吸い込まれた水分及び塵埃はフイルター収
納体(24)の有底筒体(30)の底面板(28)に衝突して
吸入速度を減速され、吸込空気と分離されると共に区画
壁(21)を乗り越えて前記収塵ケース(15)内に落下し
て貯留する。ここで、前記覆い筒(20)によつて吸込口
(17)の後端部分が実質的に後方に延長されるので、電
気掃除機の使用状態で、本体(2)を前傾し、吸込口
(17)を下方に傾斜したときに、水分が区画壁(21)と
吸込口(17)との間に貯まつても、水位線が前記覆い筒
(20)後端開口(20c)に達するまで、水分が吸込口(1
7)内に逆流せず、従つてこの状態で使用を停止しても
水分が逆止弁(19)に達せず、例え逆止弁(19)の閉塞
状態が悪くても水分が吸込口(17)から逆流しない(第
2図(イ)参照)。さらに、それ以上多量に水分が収塵
ケース(15)内に貯留した状態で使用を停止しても(第
2図(ロ)参照)、逆止弁(19)の働きにより水分は逆
流せず、またこの状態で吸込口(17)を下向きにして揺
動しても、貯留水分は揺れるものの吸込口(17)近傍で
ある前記覆い筒(20)内の貯留水分は前記覆い筒(20)
の壁面により揺動を阻止され、従つて逆止弁(19)を揺
動させないので該逆止弁(19)が揺動によつて開閉する
ことがなく、故に吸込口(17)から水分を漏らすことが
ない。
さらに前記吸込口(17)は覆い筒(20)を介して収塵ケ
ース(15)の中央部分に開口しているので、水分及び塵
埃の吸込距離が比較的短かく、従つて小石や砂のような
重量のある塵埃であつても、小さな吸込力で収塵ケース
(15)内に入る。吸込空気は空気通過孔(29)からフイ
ルター(23)、吸気口(6)を介して本体(2)内のフ
アンケーシング(7)内に導かれ、排気口(8)から機
外に排気される。ここで、前記底面板(28)での分離が
不完全であつても前記フイルター(23)で水分と(細か
い)塵埃とが分離され、さらにフイルター(23)での水
分の除去が不完全で、水分がフアンケーシング(7)内
に吸い込まれてもフアン(10a)の排気圧力で水抜用小
孔(9)から機外に排水される。
尚ゴミ捨て作業及び水捨て作業は押釦(21)を押圧して
ケース(15)を本体(2)から取り外し、フイルター収
納体(24)を取り外して行ない、またフイルター掃除は
フイルター(23)をフイルター収納体(24)から取り外
して行なう。さらに不使用時に前記充電式電池(11)に
充電アダプター(図示せず)から給電する。
(ト) 発明の効果 本発明によれば、吸込口の後部に逆止弁と、この逆止弁
を内装する覆い筒を有しているので、覆い筒によって吸
込口の後端部分が実質的に後方に延長され、電気掃除機
の使用状態で、本体を前傾し、吸込口を下方に傾斜した
ときに、液体が吸込口下方の収塵ケース内に貯まり、水
位線が覆い筒の後端に達するまで、液体が吸込口内に逆
流しない(第2図(イ)参照)。
加えて、上記以上に多量の液体を貯留し、吸込口を下方
に向けた状態で揺動しても、貯留液体は揺れるものの吸
込口近傍にある覆い筒内の貯留液体は覆い筒の壁面によ
り揺動を阻止され、従って逆支弁が揺動によって開閉す
ることがなく、故に吸込口から液体を漏らすことがない
(第2図(ロ)参照)。
以上より、液体を多量に貯留でき、吸込口からの液体の
逆流がなく、液体捨て作業回数を少なくすることができ
ると共に、漏れた液体で床面等を汚すこともない使用勝
手のよい電気掃除機を得ることができる。
さらに、水分等の液体の混ざつた塵埃は吸込口から覆い
筒を介して収塵ケース内のフイルター収納体方向に真直
ぐに吸い込まれるので吸込効率が良くなり、従つてフア
ンモータの消費電力が過大にならないので、特に電池電
源のものにおいて使用時間を長くできる。
【図面の簡単な説明】
図面は何れも本発明の手持式電気掃除機における実施例
を示し、第1図は断面図、第2図は使用状態位置の一部
切欠側面図で(イ)は少量の液体の場合の図、(ロ)は
多量の液体の場合の図を示す。第3図は第1図のA−
A′断面図、第4図は覆い筒の斜視図である。 (2)……本体、(10)……フアンモータ、(15)……
収塵ケース、(17)……吸込口、(19)……逆止弁、
(20)……覆い筒、(24)……フイルター収納体。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ファンモータ及び給電機構を内装した本体
    と、筒状の吸込口を有し、前記本体の前面に着脱自在に
    装着される収塵ケースと、該ケース内に前記吸込口に対
    向して装着されて、前記吸込口から吸い込まれた液体を
    含む塵埃と吸込空気とを分離するフィルター収納体から
    なり、前記吸込口の後部には逆止弁と、該逆止弁を内装
    する覆い筒を装備したことを特徴とする電気掃除機。
JP61258938A 1986-10-30 1986-10-30 電気掃除機 Expired - Fee Related JPH07100051B2 (ja)

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JPS5758349U (ja) * 1980-09-22 1982-04-06
GB2155314B (en) * 1984-03-07 1987-03-11 Cic Int Corp Wet-dry vacuum cleaner

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