JPH07100007A - スライドファスナー - Google Patents

スライドファスナー

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Publication number
JPH07100007A
JPH07100007A JP25336893A JP25336893A JPH07100007A JP H07100007 A JPH07100007 A JP H07100007A JP 25336893 A JP25336893 A JP 25336893A JP 25336893 A JP25336893 A JP 25336893A JP H07100007 A JPH07100007 A JP H07100007A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
slider
fastener
slide
sewing
slide fastener
Prior art date
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Pending
Application number
JP25336893A
Other languages
English (en)
Inventor
Isamu Shinada
勇 品田
Tokuji Shinada
徳次 品田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SHINADA SEWING MACH SHOKAI KK
Original Assignee
SHINADA SEWING MACH SHOKAI KK
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Publication date
Application filed by SHINADA SEWING MACH SHOKAI KK filed Critical SHINADA SEWING MACH SHOKAI KK
Priority to JP25336893A priority Critical patent/JPH07100007A/ja
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Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 スライダー3はいつでも後からスライド自在
に取り付けできるため、スライドファスナーを付設して
帯状布を縫い着してスライドファスナーを所望対縁部に
縫い着する際には、スライダー3を取り付けておかなく
ても良いため、スライダー3が縫い着作業の邪魔となら
ないため、従来に比して極めて縫い着作業能率が向上す
るスライドファスナーを提供すること。 【構成】 スライダー3をファスナー歯部2・2を境に
して表体3aと裏体3bに分断して成形し、この分断成
形した表体3aと裏体3bとに両者を連結する連結手段
4を設け、スライダー3の表体3aと裏体3bとをファ
スナー歯部2・2に表裏より当接して連結手段4により
連結してスライド自在に付設したスライドファスナー。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スライドファスナーに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】スライドファスナーは、図1,図2に示
すように噛合する一対のファスナー歯部2・2に沿って
スライダー3を一方向にスライド移動すると、ファスナ
ー歯部2・2が噛合して対向縁が閉じ、反対向にスライ
ド移動するとファスナー歯部2・2が係脱して対向縁が
開くものである。
【0003】このようなスライドファスナーは、図2に
示すように一対の帯状布5・5の対向縁にスライドファ
スナーを形成し、このスライドファスナーで一体となっ
ているスライドファスナー付帯状布5・5をスライドフ
ァスナーを付けたい対向縁部に重合して縫い着してい
る。
【0004】このスライドファスナーのスライダー3は
予めファスナー歯部2・2に沿って、ファスナー歯部2
・2に嵌合させてスライド自在に設け、ファスナー歯部
2・2の端部にスライダー3のスライドストッパー6を
付設してスライダー3を取り外し不能に設けたものであ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、スライ
ドファスナー付帯状布5・5を縫い着する作業はミシン
などで行うが、この際スライダー3が邪魔となり、スラ
イダー3がある位置まで縫うと、一旦ミシンを止めて縫
い着作業を停めスライダー3を移動させて退避した後に
再びミシンを動かし縫い着作業を再開しているのが現状
で、スライドファスナーを取り付けるこの縫い着作業に
おいて、スライダー3が非常に邪魔となり、止着能率を
低下させている。
【0006】一方、最近では二本針方式でスライドファ
スナー付帯状布5・5の両縁を一度に縫い着する手法も
考え出され、スライドファスナーの止着作業の向上が試
みられようとしているが、この場合でもやはり前記スラ
イダー3が途中で邪魔となり一旦縫い作業を中断しなけ
ればならない問題点があり、せっかくの試みもさしたる
能率アップにならず、成果が上がらない。
【0007】本発明は、このような問題点に着目し、今
まではスライダーが邪魔でもスライドファスナーである
以上これをなくすことはできないと考え、この問題意識
すらなかった現状において、発送の転換を図りこのよう
な問題点を解決した画期的なスライドファスナーを提供
することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】添付図面を参照して本発
明の要旨を説明する。
【0009】対向縁1・1に互いに噛合する一対のファ
スナー歯部2・2を連続状態に付設し、この一対のファ
スナー歯部2・2に嵌合してファスナー歯部2・2を開
閉するスライダー3をスライド自在に設けたスライドフ
ァスナーにおいて、前記スライダー3をファスナー歯部
2・2を境にして表体3aと裏体3bに分断して成形
し、この分断成形した表体3aと裏体3bとに両者を連
結する連結手段4を設け、スライダー3の表体3aと裏
体3bとをファスナー歯部2・2に表裏より当接して連
結手段4により連結してスライド自在に付設したことを
特徴とするスライドファスナーに係るものである。
【0010】
【作用】従来例で説明したように一般にスライドファス
ナーを止着す場合には、図1・図2に示すようにスライ
ドファスナーを設けた帯状布5・5を、止着したい対抗
縁部に重合して縫い着するが、この縫い着作業において
は、スライダー3は取り外しておく。
【0011】従って、これまでのようにスライダー3が
邪魔となることなくこの縫い着作業ができ、縫い着作業
能率が飛躍的に向上することとなる。
【0012】縫い着作業終了後は、分断したスライダー
3の表体3aと裏体3bとをファスナー歯部2・2に表
裏より当接して連結手段4により連結してスライド自在
に付設して通常のスライドファスナーを完成させる。
【0013】
【実施例】本実施例は周知のスライドファスナー構造に
本発明を適用したもので、その構造・作動は本明細書の
他の部分の記載と図1,図2にその構造を示すことで本
項での説明は省略する。
【0014】本実施例では、この図示したスライドファ
スナーに使用するスライダー3を図3,図4に示すよう
に改良したものである。
【0015】以下、更に具体的に説明する。
【0016】スライダー3を、ファスナー歯部2・2に
対して表側に位置しスライド用摘子片7を有する表体3
aと、裏側に位置する裏体3bとに分断形成している。
【0017】連結手段4は、仮止め用のピン孔4aとピ
ン4bを夫々表体3aと裏体3bに設け、更に本止め用
の螺子孔4Aと螺子4Bとを夫々表体3aと裏体3bに
設けている。
【0018】本実施例では、このピン孔4a,螺子孔4
Aを、表体3aのファスナー歯部2・2の境界位置にあ
って、ファスナー歯部2・2を係脱するための係脱用境
界凸部8に形成している。
【0019】尚、この連結手段4は本実施例のような螺
子止め方式でなくとも、かしめ止め方式や係止ロック方
式でも良い。
【0020】また、本実施例においてこの分断した表体
3a・裏体3bから成るスライダー3をスライド自在に
付設してスライドファスナーを完成する場合は、予めフ
ァスナー歯部2・2が係脱して一部が開放状態にあるよ
うにしておき、この開放基端にをややV字状に開き、こ
のV字状基部に裏体3Bを裏側から当てがい、これに表
体3aを係脱用境界凸部8を境にして各ファスナー歯部
2・2が係脱分岐するように係合する。この際、ピン孔
4a,ピン4bにより仮止め係止し、更に螺子孔4A,
螺子4Bにより本締めて連結し、分断してあったスライ
ダー3を連結係合してファスナー歯部2・2にスライド
自在に付設するようにしている。
【0021】
【発明の効果】本発明は上述のように構成したから、ス
ライダーはいつでも後からスライド自在に取り付けでき
るため、スライドファスナーを付設して帯状布を縫い着
してスライドファスナーを所望対縁部に縫い着する際に
は、スライダーを取り付けておかなくても良く外してお
けるため、スライダーが縫い着作業の邪魔とならず、従
来に比して極めて縫い着作業能率が向上することとな
り、しかも縫い着後の所望時に容易に外してあったスラ
イダーを取り付けできることとなる秀れたスライドファ
スナーとなる。
【0022】また、既存のスライドファスナーを利用で
きると共に、場合によっては既存のスライダーを利用し
て、単に既存のスライダーを分断形成若しくは分断状況
に成形して、これを一体化し得る連結手段を付加するだ
けで良いため、量産性に秀れ、取り付け作業も製作作業
も負担とならないように構成できるため極めて秀れたス
ライドファスナーとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】スライドファスナーの構成・作動説明斜視図で
ある。
【図2】スライドファスナー付の帯状布の説明平面図で
ある。
【図3】本実施例のスライダーの分解斜視図である。
【図4】本実施例のスライダーの使用状態の断面図であ
る。
【符号の説明】
1 対向縁 2 ファスナー歯部 3 スライダー 3a 表体 3b 裏体 4 連結手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対向縁に互いに噛合する一対のファスナ
    ー歯部を連続状態に付設し、この一対のファスナー歯部
    に嵌合してファスナー歯部を開閉するスライダーをスラ
    イド自在に設けたスライドファスナーにおいて、前記ス
    ライダーをファスナー歯部を境にして表体と裏体に分断
    して成形し、この分断成形した表体と裏体とに両者を連
    結する連結手段を設け、スライダーの表体と裏体とをフ
    ァスナー歯部に表裏より当接して連結手段により連結し
    てスライド自在に付設したことを特徴とするスライドフ
    ァスナー。
JP25336893A 1993-10-08 1993-10-08 スライドファスナー Pending JPH07100007A (ja)

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JP25336893A JPH07100007A (ja) 1993-10-08 1993-10-08 スライドファスナー

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JP25336893A JPH07100007A (ja) 1993-10-08 1993-10-08 スライドファスナー

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ID=17250383

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JP25336893A Pending JPH07100007A (ja) 1993-10-08 1993-10-08 スライドファスナー

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