JPH0699988A - 缶飲料用衛生フィルム - Google Patents
缶飲料用衛生フィルムInfo
- Publication number
- JPH0699988A JPH0699988A JP28213892A JP28213892A JPH0699988A JP H0699988 A JPH0699988 A JP H0699988A JP 28213892 A JP28213892 A JP 28213892A JP 28213892 A JP28213892 A JP 28213892A JP H0699988 A JPH0699988 A JP H0699988A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- film
- mouth
- beverage
- hygienic
- canned
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 缶飲料を清潔な状態で飲めるようにす
る。 【構成】 缶飲料等の缶表面に生産者は衛生フィル
ムを貼着しておく。消費者は缶のまま飲料等を飲む場
合、これを剥離して清潔な部分を露出させ、ここに口を
付けて飲料等を飲む。
る。 【構成】 缶飲料等の缶表面に生産者は衛生フィル
ムを貼着しておく。消費者は缶のまま飲料等を飲む場
合、これを剥離して清潔な部分を露出させ、ここに口を
付けて飲料等を飲む。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、缶飲料に清潔な状態
で口を付けられるようにした衛生フィルムに関するもの
である。
で口を付けられるようにした衛生フィルムに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】缶入り飲料は通常、自動販売機や店頭の
ショーケースで販売されているが、普通飲み口は剥きだ
しのままである。衛生的にこれを飲もうとする者はグラ
ス等に移しかえたり、ストローを使ったり、飲み口を拭
ったりする。又、衛生のためのものではないが、付属の
缶切りが外れないように被せられていた蓋が、缶の縁の
部分を覆っていたものがあった。
ショーケースで販売されているが、普通飲み口は剥きだ
しのままである。衛生的にこれを飲もうとする者はグラ
ス等に移しかえたり、ストローを使ったり、飲み口を拭
ったりする。又、衛生のためのものではないが、付属の
缶切りが外れないように被せられていた蓋が、缶の縁の
部分を覆っていたものがあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】缶入り飲料は、缶を開
ければすぐに飲めるという手軽さが大きな利点の一つで
あるが、この利点を最大限に活かした流通方法が自動販
売機での販売であり、購入である。自動販売機の中に、
缶そのものは特に何の衛生対策も講じられずに収めら
れ、それも人の手により収納される。時にはコインの集
金をしたその手で飲料缶が機械に入ってしまうことや、
手が滑って路上等に落ちた缶がそのまま収納されてしま
うこともある。直接缶入り飲料を飲むということは不衛
生なことなのである。缶の上部に蓋をしたものもあった
が、本来衛生用具ではなかったため、口の触れる部分を
十分に被覆しておらず、その効果はあまり期待できるも
のではなかった。缶の表面に付着した雑菌や汚れは、目
には見えないが、これが気になる者はグラスに移し変え
たりストローを使ったり、またハンカチ等で拭ったりし
ていた。保温や冷却をすることによる付帯効果として幾
分黴菌の繁殖等は抑えられている筈ではあるが、それで
も他の食品等に比べて、衛生面での対策が大きく立ち遅
れているのは事実である。実際、口の触れる部分を剥き
だしで販売している食品類は、他に例を見ない。
ければすぐに飲めるという手軽さが大きな利点の一つで
あるが、この利点を最大限に活かした流通方法が自動販
売機での販売であり、購入である。自動販売機の中に、
缶そのものは特に何の衛生対策も講じられずに収めら
れ、それも人の手により収納される。時にはコインの集
金をしたその手で飲料缶が機械に入ってしまうことや、
手が滑って路上等に落ちた缶がそのまま収納されてしま
うこともある。直接缶入り飲料を飲むということは不衛
生なことなのである。缶の上部に蓋をしたものもあった
が、本来衛生用具ではなかったため、口の触れる部分を
十分に被覆しておらず、その効果はあまり期待できるも
のではなかった。缶の表面に付着した雑菌や汚れは、目
には見えないが、これが気になる者はグラスに移し変え
たりストローを使ったり、またハンカチ等で拭ったりし
ていた。保温や冷却をすることによる付帯効果として幾
分黴菌の繁殖等は抑えられている筈ではあるが、それで
も他の食品等に比べて、衛生面での対策が大きく立ち遅
れているのは事実である。実際、口の触れる部分を剥き
だしで販売している食品類は、他に例を見ない。
【0004】
【課題を解決するための手段】自動販売機やショーケー
スで剥きだしのまま販売されている缶飲料にそのまま口
を付けるのは不衛生である。しかし誰もがそれを分かっ
ていながら、他に手立てがなかったという故に、現状を
受け入れていた。本発明による缶飲料用の衛生フィルム
は次のようなものである。缶入り飲料が製造される最終
段階、つまり飲料用缶に中身も充填され、密閉を終えた
状態の缶の表面にフィルムを貼着する。貼る場所は直に
人の口が触れる部分、「飲み口」である。フィルムの材
質は衛生的であれば特に問わない。缶を冷却した時、水
滴が発生した場合に備えて耐水性のある素材を、また冬
季などに缶を熱した場合に備えて熱に強い素材を、必要
な場合は、貼着材をこのフィルムに使用する。フィルム
は圧着する場合と貼着する場合が考えられるが、貼着材
を利用する場合においては、上記の耐水性、耐熱性は勿
論、人体に無害な素材着材を利用する場合においては、
上記の耐水性、耐熱性は勿論、人体に無害な素材を使う
ことが前提とされる。そして、この「飲み口」に貼着さ
れたフィルムを剥離する事で、本発明の効果は発揮され
る。製造過程でまだ缶の表面が清潔な状態に貼られたフ
ィルムの下は当然に清潔な筈であり、このフィルムを缶
飲料の缶を開ける時、つまり飲む直前に剥がすことによ
り、この清潔な部分が現れることになる。この部分に口
を付け、缶飲料を飲むのであるが、こうすることによ
り、雑菌や汚れを舐めて飲み下だしてしまう懸念は格段
に低下する。このフィルムは衛生シールとして、広く缶
飲料以外のものにも応用が可能である。
スで剥きだしのまま販売されている缶飲料にそのまま口
を付けるのは不衛生である。しかし誰もがそれを分かっ
ていながら、他に手立てがなかったという故に、現状を
受け入れていた。本発明による缶飲料用の衛生フィルム
は次のようなものである。缶入り飲料が製造される最終
段階、つまり飲料用缶に中身も充填され、密閉を終えた
状態の缶の表面にフィルムを貼着する。貼る場所は直に
人の口が触れる部分、「飲み口」である。フィルムの材
質は衛生的であれば特に問わない。缶を冷却した時、水
滴が発生した場合に備えて耐水性のある素材を、また冬
季などに缶を熱した場合に備えて熱に強い素材を、必要
な場合は、貼着材をこのフィルムに使用する。フィルム
は圧着する場合と貼着する場合が考えられるが、貼着材
を利用する場合においては、上記の耐水性、耐熱性は勿
論、人体に無害な素材着材を利用する場合においては、
上記の耐水性、耐熱性は勿論、人体に無害な素材を使う
ことが前提とされる。そして、この「飲み口」に貼着さ
れたフィルムを剥離する事で、本発明の効果は発揮され
る。製造過程でまだ缶の表面が清潔な状態に貼られたフ
ィルムの下は当然に清潔な筈であり、このフィルムを缶
飲料の缶を開ける時、つまり飲む直前に剥がすことによ
り、この清潔な部分が現れることになる。この部分に口
を付け、缶飲料を飲むのであるが、こうすることによ
り、雑菌や汚れを舐めて飲み下だしてしまう懸念は格段
に低下する。このフィルムは衛生シールとして、広く缶
飲料以外のものにも応用が可能である。
【0005】
【作用】本発明による缶飲料用の衛生フィルムは次のよ
うにして利用する。缶飲料の「飲み口」にあたる部分、
つまり缶表面の口が触れる部分にあらかじめ貼着された
衛生フィルムを剥離する。この部分に口を付けて、飲料
等を飲む。
うにして利用する。缶飲料の「飲み口」にあたる部分、
つまり缶表面の口が触れる部分にあらかじめ貼着された
衛生フィルムを剥離する。この部分に口を付けて、飲料
等を飲む。
【0006】
実施例1 図1は実施例1を示す斜視図である。缶飲料の上部の、
口に触れる部分を覆うようにして本発明である缶飲料用
衛生フィルムを貼着する。リングプルを起こしたとき
に、フィルムの端も持ち上がり、剥がしやすくなる。
口に触れる部分を覆うようにして本発明である缶飲料用
衛生フィルムを貼着する。リングプルを起こしたとき
に、フィルムの端も持ち上がり、剥がしやすくなる。
【0007】実施例2 図2は実施例2を示す斜視図である。本発明である衛生
フィルムの端に缶のリングプルと同じくらいの大きさの
穴の部分を作っておく。缶飲料のリングプルの、指が入
る部分に重なるように衛生フィルムの穴の部分を持ち手
になるよう貼着する。このとき、穴の部分は貼着材を付
さなくてもよい。リングプルを引くとき、同時にこの穴
の部分に指を掛け、リングプルとフィルムを一度に取れ
るようにする。
フィルムの端に缶のリングプルと同じくらいの大きさの
穴の部分を作っておく。缶飲料のリングプルの、指が入
る部分に重なるように衛生フィルムの穴の部分を持ち手
になるよう貼着する。このとき、穴の部分は貼着材を付
さなくてもよい。リングプルを引くとき、同時にこの穴
の部分に指を掛け、リングプルとフィルムを一度に取れ
るようにする。
【0008】実施例3 図3は実施例3を示す斜視図である。本発明である衛生
フィルムに持ち手を付け、剥がしやすくする。リングプ
ルの無い缶飲料や、起こして折り畳む方式のリングプル
である場合の缶飲料に衛生フィルムを採用する場合等
に、剥離しやすく便利である。
フィルムに持ち手を付け、剥がしやすくする。リングプ
ルの無い缶飲料や、起こして折り畳む方式のリングプル
である場合の缶飲料に衛生フィルムを採用する場合等
に、剥離しやすく便利である。
【0009】実施例4 図4は実施例4を示す斜視図である。主として下唇が触
れる部分への衛生に重点を置いたもので、缶の外側のみ
を衛生フィルムで被覆する。飲み口を限定しない缶であ
る場合は、缶の外周を取り巻いてもよい。剥離しやすい
ように上部または衛生フィルムの端に、持ち手部分を作
っておく。実施例1等の方法では衛生フィルムを貼着し
たとき皺になりやすい小さい缶や、缶の上部を全て開け
てしまうタイプの缶(日本酒缶など)に採用が考えられ
る。
れる部分への衛生に重点を置いたもので、缶の外側のみ
を衛生フィルムで被覆する。飲み口を限定しない缶であ
る場合は、缶の外周を取り巻いてもよい。剥離しやすい
ように上部または衛生フィルムの端に、持ち手部分を作
っておく。実施例1等の方法では衛生フィルムを貼着し
たとき皺になりやすい小さい缶や、缶の上部を全て開け
てしまうタイプの缶(日本酒缶など)に採用が考えられ
る。
【0010】実施例5 図5は実施例5を示す斜視図である。衛生フィルムを熱
等で圧着することも考えられる。広い範囲で衛生フィル
ムを貼着する場合等に、採用が考えられる。
等で圧着することも考えられる。広い範囲で衛生フィル
ムを貼着する場合等に、採用が考えられる。
【0011】
【発明の効果】この発明に関わる飲料用缶の衛生フィル
ムを利用することによって、次のような幾つかの効果が
期待される。まず実際に衛生的であるという効果、次に
衛生フィルム使用時の清潔感から連想される爽やかな印
象を、清涼飲料水に必須条件とされる爽やかさとをオー
バーラップさせ、商品のイメージを向上させる効果、そ
してこの衛生フィルムの表面には印刷表示が可能である
ということから、様々なプレゼンテーションのスペース
として、活用が可能であるという効果。
ムを利用することによって、次のような幾つかの効果が
期待される。まず実際に衛生的であるという効果、次に
衛生フィルム使用時の清潔感から連想される爽やかな印
象を、清涼飲料水に必須条件とされる爽やかさとをオー
バーラップさせ、商品のイメージを向上させる効果、そ
してこの衛生フィルムの表面には印刷表示が可能である
ということから、様々なプレゼンテーションのスペース
として、活用が可能であるという効果。
【図1】実施例1を示す斜視図である。
【図2】実施例2を示す斜視図である。
【図3】実施例3を示す斜視図である。
【図4】実施例4を示す斜視図である。
【図5】実施例5を示す斜視図である。
【符号の説明】 本発明である缶飲料用衛生フィルム 缶飲料のルングプル 缶
Claims (1)
- 【請求項1】 飲料等の缶表面において口が触れる
部分にフィルムを貼着すること。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28213892A JPH0699988A (ja) | 1992-09-09 | 1992-09-09 | 缶飲料用衛生フィルム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28213892A JPH0699988A (ja) | 1992-09-09 | 1992-09-09 | 缶飲料用衛生フィルム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0699988A true JPH0699988A (ja) | 1994-04-12 |
Family
ID=17648609
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28213892A Pending JPH0699988A (ja) | 1992-09-09 | 1992-09-09 | 缶飲料用衛生フィルム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0699988A (ja) |
-
1992
- 1992-09-09 JP JP28213892A patent/JPH0699988A/ja active Pending
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