JPH06992A - 記録装置 - Google Patents

記録装置

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JPH06992A
JPH06992A JP4164581A JP16458192A JPH06992A JP H06992 A JPH06992 A JP H06992A JP 4164581 A JP4164581 A JP 4164581A JP 16458192 A JP16458192 A JP 16458192A JP H06992 A JPH06992 A JP H06992A
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JP
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signal
circuit
pixel
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image
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Withdrawn
Application number
JP4164581A
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Hiroshi Mano
宏 真野
Tetsuo Saito
徹雄 斉藤
Takashi Kawana
孝 川名
Atsushi Kashiwabara
淳 柏原
Kaoru Seto
薫 瀬戸
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】回路を簡略化し、中間調画像の劣化を防止し、
更に、スムージング効果が環境によって影響を受けにく
くすることができる。 【構成】プリンタ100は、注目画素周辺の記録済みの
画素データを記憶し、記憶した画素データに基づいて水
平や垂直に近い輪郭部の特徴抽出を行い、抽出した画素
データに基づくパターンと輪郭部の特徴を示す所定のパ
ターンとを照合し、照合一致を確認した場合に、注目画
素対応の画素データをスムージング処理して出力し、照
合不一致を確認した場合に、注目画素対応の画素データ
をスムージング処理せずに出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばレーザビームプ
リンタ等の記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、電子写真技術を用いたレーザビー
ムプリンタはコンピュータの出力装置や、ファクシミリ
の出力部、あるいはイメージスキャナから読み込んだ画
像データを印字するいわゆるデジタル複写機等に用いら
れている。
【0003】これらに用いられているレーザビームプリ
ンタは、例えば300ドット/インチの解像度で印字さ
れる。
【0004】この場合、文字や図形は、図3に示す様
に、300ドット/インチの格子上に配置される位置に
印字される黒ドット(黒丸印)と白ドット(白丸印)に
より描画され印字される。同図は、アルファベット文字
「a」のドットパターンを示すものである。300ドッ
ト/インチの解像度ではドットの配置間隔は約85ミク
ロンとなる。一般に約20ミクロン程度までは人の視覚
で認識できると言われているが、これに比べて前記解像
度(約85ミクロン)ではドットにより形成される文字
や図形の輪郭部はギザギザに見え、からなずしも高画質
な印字とは言えない。 これを解決するには、次の様な
アプローチがある。
【0005】第一のアプローチは、単純に解像度を上げ
る(例えば、120ドット/インチ)方法が考えられ
る。しかしこの場合は、同一面積を表わすのに4×4=
16倍のビットマップメモリが必要になり非常に高価な
装置になってしまうという不都合がある。
【0006】第二のアプローチは、ビットマップメモリ
の容量を増やすことなく少量のバッファメモリを追加す
るだけで、印字すべき注目画素の周囲ドットデータを参
照して注目画素の印字データを変調することによって、
主走査方向又は主走査方向と副走査方向の解像度を等価
的に上げる方法がある。この種に関連した米国特許とし
て、USP4,437,122(ゼロックス)、USP
4,700,201(リコー)、USP4,847,6
41(ヒューレットパッカード)がある。
【0007】上記USP4,437,122及びUSP
4,700,201に開示されている技術は、注目画素
と注目画素の周囲の8画素のみを全て参照して印字すべ
き注目画素を補正する方法である。この種の方法では、
周囲画素の参照領域が狭いので、注目画素が曲線の一部
であることは認識できても、どの程度の曲率を持った曲
線の一部であるかについては認識できない。特に水平に
近い輪郭部や垂直に近い輪郭部の検知ができず、従って
曲率に応じて最適な補正を行うことができないので、そ
の結果スムージング化の効果をベストにすることは困難
である。
【0008】一方、上記USP4,847,641に開
示されている技術は、前記2つの公報に開示された技術
に比べ、周囲画素を広い領域について参照するので、注
目画素がどの程度の曲率を持った曲線の一部であるかに
ついても認識することが可能である。しかし同技術は、
参照対象領域は確かに広いのであるが、個々に突き合せ
るマッチング・パターンの一つ一つは参照対象領域の一
部分しか参照していない。従って同技術には、次に示す
様な不都合点が存在する。
【0009】第一に、注目画素がディザ画像や誤差拡散
法による画像等の二値化中間調画像の一部分であるか否
かの識別ができない。この為に文字画像に対してのスム
ージング効果を上げることはできても、ディザ画像や誤
差換算法による中間調画素を構成するドットの一部を誤
ってスムージング処理してしまうケースが発生する。例
えば、図8(a)は4×4のディザ画像の一部を取り出
した図である。同図に於いて注目画素5fに対して周辺
部の限定領域を参照したのでは該注目画素が文字又は図
形の一部であると認識してしまうこれによって該注目画
素5fを「白画素」から濃度を持った画素へ変更してし
まうことになる。従って、中間調画像に対して局部的な
画像濃度の変更を発生させ、これによって例えば疑似輪
郭が発生する等の画質劣化を発生する可能性が大きい。
【0010】第二に、注目画素が、画像が密集した、も
しくは、入込んだ画像の一部に属しているか否かの識別
ができない。例えば図8(b)に1ドットラインの密集
線群で構成される画像の例を示す。この場合、各ライン
をスムース化する為に、ドットの濃度変更が必要な画素
は例えば図8(c)に示す「△印」又は「×印」を付し
た画素である。同図からわかる様に変更画素は隣接する
隣りの画素の為に変更される画素に隣接又は近接するこ
とになる。これによって画像の解像度が低下する結果と
なる。この様に複雑に画素が密集するケースは線画が密
集する場合だけでなく、小サイズの文字や漢字に対して
発生する場合がある。この様な場合に、スムージング化
の為に行った変更された注目画素が、隣接する画像の為
の変更画素と近接してしまい、当該画素(当該す線又は
当該する文字の辺)と隣接画素の識別が不明確になり、
その結果として、当該部周辺の画像の解像度(分解度)
が極端に低下し、ぼやけた画像になったり、画像に「モ
アレ」が発生したりして画質の低下をもたらす可能性が
ある。さらに、こうした画像が密集した部分でスムージ
ングの為に画素を1画素内で中間調表現すると近傍の画
素との相互作用の為に濃度の再現が不安定になり、環境
(温度や湿度)に対する変動を受けやすく、環境によっ
てスムージングの効果が変ってしまい印字する度に、文
字の形状が異ったフォントに見えてしまう等の不具合を
発生する。
【0011】もちろん、ディザ画像や画像の密集部に属
しているかが識別できる様に個々のマッチング・パター
ンの参照領域を充分広くすれば良いのであるが、これで
は同技術が目的とする「処理回路化の簡略化」の効果が
なくなってしまうことになる。
【0012】本発明は、上記従来技術の欠点に鑑みてな
されたものであり、その目的とするところは、回路を簡
略化し、中間調画像の劣化を防止し、更に、スムージン
グ効果が環境によって影響を受けにくくすることができ
る記録装置を提供する点にある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決し、
目的を達成するため、本発明に係る記録装置は、記録装
置において、注目画素を含む注目画素周辺の画素データ
を記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶されている
画素データの中から所定の領域を抽出する抽出手段と、
前記抽出手段により抽出された所定の領域の画素データ
のパターンと所定のパターンとを照合する照合手段と、
前記照合手段で照合一致を確認した場合、注目画素の画
素データを変更する信号を出力する変更出力手段と、前
記変更出力手段からの出力信号に基づき光ビームを変調
し記録を行う記録手段とを有し、前記照合手段において
抽出されたパターンが縦線に近いパターンと照合された
場合、前記記録手段は前記変更出力手段からの出力信号
に基づき光ビームの照射時間を制御し記録を行い、前記
照合手段において抽出されたパターンが横線に近いパタ
ーンと照合された場合、前記記録手段は前記変更出力手
段からの出力信号に基づき光ビームのビーム強度を制御
し記録を行う。
【0014】
【作用】かかる構成によれば、記憶手段は注目画素を含
む注目画素周辺の画素データを記憶し、抽出手段は記憶
手段に記憶されている画素データの中から所定の領域を
抽出し、照合手段は抽出手段により抽出された所定の領
域の画素データのパターンと所定のパターンとを照合
し、変更出力手段は照合手段で照合一致を確認した場
合、注目画素の画素データを変更する信号を出力し、記
録手段は変更出力手段からの出力信号に基づき光ビーム
を変調し記録を行い、照合手段において抽出されたパタ
ーンが縦線に近いパターンと照合された場合、記録手段
は変更出力手段からの出力信号に基づき光ビームの照射
時間を制御し記録を行い、照合手段において抽出された
パターンが横線に近いパターンと照合された場合、記録
手段は変更出力手段からの出力信号に基づき光ビームの
ビーム強度を制御し記録を行う。
【0015】
【実施例】以下に、添付図面を参照して、本発明に係る
好適な実施例を詳細に説明する。 <第1の実施例>図1A及び図1Bは本発明の第1の実
施例によるレーザビームプリンタのエンジン部分の内部
構成を示す図である。
【0016】同図において、1は記録媒体である用紙、
2は用紙1を保持する用紙カセットである。3は用紙カ
セット2上に載置された用紙1の最上位の1枚のみを分
離し、不図示の駆動手段によって分離した用紙の先端部
を給紙ローラ4,4’位置まで搬送させる給紙カムで、
給紙の毎に間欠的に回転し1回転に対応して1枚の用紙
を給紙する。18は反射型フォトセンサで、用紙カセッ
ト2の底部に配設された穴部19を通して用紙1の反射
光を検知することにより紙無し検知を行う。
【0017】給紙ローラ4,4’は、用紙が給紙カム3
によってローラ部まで搬送されてくると、用紙1を軽く
挿圧しながら回転し、用紙1を搬送する。用紙1が搬送
され先端部がレジストシャッタ5の位置まで到達する
と、用紙1はレジストシャッタによって搬送が停止さ
れ、給紙ローラ4,4’は用紙1に対してスリップしな
がら搬送トルクを発生して回転し続ける。この場合、レ
ジストソレノイド6を駆動することによって、レジスト
シャッタ5を上方向へ解除することによって、用紙1は
搬送ローラ7,7’まで送られる。レジストシャッタ5
の駆動は、レーザビーム20が感光ドラム11上に結像
することによって形成される画像の送出タイミングと同
期がとられる。なお、21はフォトセンサであり、レジ
ストシャッタ5の個所に用紙1が有るか否かを検出す
る。
【0018】ここで、52は回転多面鏡であり、モータ
53によって駆動される。レーザドライバ50によって
駆動される半導体レーザ51からのレーザビーム20は
回転多面鏡52により主走査方向に走査され回転多面鏡
52と反射ミラー54の間に配置されたf−θレンズ5
6を経て、反射ミラー54を介して感光ドラム11上に
導かれ、感光ドラム11上に結像し主走査方向に走査し
て主走査ライン57上に潜像を形成する。この場合、3
00ドット/インチの印字密度で8枚/分(A4版又は
レターサイズ)の印字速度を持った場合の1ドットを記
録する為のレーザの点灯時間は約540ナノ秒、また3
00ドット/インチの印字密度で16秒/分の印字速度
を持った場合の1ドットを記録する為のレーザの点灯時
間は約270ナノ秒である。また600ドット/インチ
の印字密度で8枚/分の印字速度を持った場合の1ドッ
トを記録する為のレーザの点灯時間は約135ナノ秒、
また600ドット/インチの印字密度で16枚/分の印
字速度を持った場合の1ドットを記録する為のレーザの
点灯時間は約68ナノ秒である。
【0019】現在の技術では、この為のレーザビームプ
リンタに用いられるレーザドライバ50の駆動能力は、
パルス点灯時間の最短が約4ナノ秒(:点灯立上り時間
約1ナノ秒、消灯立下り時間約1ナノ秒)程度が限界で
ある。従って、もしこれより短い点灯をさせようとして
も点灯させることができないか又は点灯した場合であっ
ても点灯時間、点灯光量が不安定である。従ってスムー
ジングの為に変調するレーザ点灯パルス幅は最短でも約
4ナノ秒以上の点灯時間にするべきである。
【0020】またレーザビーム20の走査開始位置に配
置されたビームディテクタ55は、レーザビーム20を
検出することにより主走査方向の画像書出しタイミング
を決定するための同期信号としてBD信号を検出する。
【0021】その後、用紙1は給紙ローラ4,4’にか
わり搬送ローラ7,7’によって搬送トルクを得て、感
光ドラム11部に送られる。帯電器13により帯電され
た感光ドラム11の表面は、レーザビーム20の露光に
よって潜像が形成される。レーザビームが露光した部分
の潜像は現像器14によりトナー像として顕像化された
後、転写帯電器15により該トナー像を前記用紙1の紙
面上に転写される。なお、12はクリーナで用紙1上に
転写された後のドラムの表面をクリーニングする。
【0022】トナー像が転写された用紙1は,その後定
着ローラ8,8’によりトナー像が定着され、排紙ロー
ラ9,9’により排紙トレイ10上に排紙される。
【0023】また、16は給紙台であり、用紙カセット
2からの給紙だけでなく、給紙台16から用紙を1枚ず
つ手差し給紙することを可能にするものである。手差し
によって給紙台16上の手差し給紙ローラ17部に給紙
された用紙は、手差し給紙ローラ17により軽く挿圧さ
れて前記給紙ローラ4,4’と同様に、用紙先端がレジ
ストシャッタ5に達するまで搬送され、そこでスリップ
回動する。その後の搬送シーケンスはカセット給紙する
場合と全く同様である。
【0024】なお、定着ローラ8は定着ヒータ24を収
納しており、定着ローラのローラ表面をスリップ接触す
るサーミスタ23による検出温度に基づいて、定着ロー
ラ8の表面温度を所定温度にコントロールして用紙1の
トナー像を熱定着する。22はフォトセンサであり、定
着ローラ8,8’の位置に用紙が有るか否かを検出す
る。
【0025】図2で説明するが、かかるプリンタ100
は、コントローラ200とインタフェース手段で接続さ
れ、コントローラ200からのプリント指令及び画像信
号を受けて、プリントシーケンスを行うものである。こ
のインタフェース手段にて送受される信号について以下
に簡単に説明する。
【0026】図2は第1の実施例によるプリンタエンジ
ン部と画像データを生成するコントローラ間のインタフ
ェース信号を示す図である。同図に示したインタフェー
ス信号の各々について以下に説明する。
【0027】PPRDY信号はコントローラ200に対
してプリンタ100から送出される信号であって、プリ
ンタ100の電源が投入されて、プリンタ100が動作
可能状態であることを知らせる信号である。CPRDY
信号はプリンタ100に対してコントローラ200から
送出される信号であって、コントローラ200の電源が
投入されてコントローラ100が動作可能状態であるこ
とを知らせる信号である。RDY信号はコントローラ1
00に対してプリンタ200から送出される信号であっ
て、プリンタ100が後述するPRNT信号を受ければ
いつでもプリント動作を開始できる状態又は継続できる
状態にあることを示す信号である。例えば用紙カセット
2が紙無しになった場合等でプリント動作の実行が不可
能になった場合には、該信号“偽”となる。
【0028】PRNT信号はプリンタ100に対してコ
ントローラ200から送出される信号であって、プリン
ト動作の開始又はプリント動作の継続を指示する信号で
ある。プリンタ100は、該信号を受信するとプリント
動作を開始する。VSREQ信号はコントローラ200
に対してプリンタ100から送出される信号であって、
プリンタ100から送出されるRDY信号が“真”状態
のときに、コントローラ200からPRNT信号を
“真”にすることによりプリント動作開始の指示が送出
された後に、プリンタ100が画像データを受けること
が可能な状態にあることを示す信号である。この状態
で、後述するVSYNC信号を受信することが可能にな
る。VSYNC信号はプリンタ100に対してコントロ
ーラ200から送出される信号であって、副走査方向に
対して画像データの送出タイミング同期をとる為の信号
である。この同期により、ドラム上に形成されたトナー
像は用紙に対して副走査方向の同期をとって用紙上に転
写される。
【0029】BD信号はコントローラ200に対してプ
リンタ100から送出される信号であって、主走査方向
に対して画像データの送出タイミング同期をとる為の信
号である。この同期により、ドラム上に形成されたトナ
ー像は用紙に対して副走査方向の同期をとって用紙上に
転写される。該信号は、走査レーザビームが主走査の始
点にあることを示す。
【0030】VDO信号はプリンタ100に対してコン
トローラ200から送出される信号であって、印字する
画像データを送信する為の信号である。該信号は、後述
するVCLK信号に同期して送出される。コントローラ
200は、ホスト装置から送信されるPCLコード等の
コードデータを受け、該コードデータに対応したキャラ
クタジェネレータから発生される文字ビット信号を発生
し、又はホスト装置から送信されるポストスクリプトコ
ード等のベクトルコードを受け、該コードに応じた図形
ビットデータを発生し、又は、イメージスキャナから読
み込まれたビットイメージデータを発生し、該データを
VDO信号としてプリンタ100へ送信する。プリンタ
100は、該信号が“真”の場合に黒画像又、“偽”の
場合に白画像として印字する。
【0031】VCLK信号はプリンタ100に対してコ
ントローラ200から送出される信号であって、前記V
DO信号の送信及び受信の同期信号である。
【0032】SC信号はプリンタ100に対してコント
ローラ200から送出される信号である“コマンド”及
び、コントローラ200に対してプリンタ100から送
出される信号である“ステータス”を双方向に送受信す
る双方向シリアル信号である。該信号を送信又は、受信
するときの同期信号として後述するSCLK信号を用い
る。また、双方向信号の送信方向を制御する信号として
後述するSBSY信号とCBSY信号とを用いる。ここ
で、“コマンド”は、8ビットから成るシリアル信号を
無し、例えば用紙の給紙モードがカセットから給紙する
モードであるか、又は手差し口から給紙するモードであ
るかをコントローラ200がプリンタ100に対して指
示する為の指令情報である。また、“ステータス”は、
8ビットから成るシリアル信号を成し、例えばプリンタ
100の定着器の温度がまだプリント可能な温度に到達
していないウエイト状態や、用紙ジャム状態や、用紙カ
セットが紙無し状態である等のプリンタ100の種々の
状態をプリンタ100からコントローラ200に対して
報知する為の情報である。
【0033】SCLK信号はプリンタ100が“コマン
ド”を取り込む為の、あるいはコントローラ200が
“ステータス”を取り込む為の同期パルス信号である。
CBSY信号はコントローラ200が“コマンド”を送
信するのに先立ち、SC信号及びSCLK信号を占有す
る為の信号である。SBSY信号はプリンタ200が
“ステータス”を送信するのに先立ち、SC信号及びS
CLK信号を占有する為の信号である。VDO信号は、
VCLK信号と共にプリンタに入力後はプリンタエンジ
ン内に配設された本発明の信号処理を行うVDO信号処
理部101に入力される。該VDO信号処理部は入力さ
れたVDO信号を後述する信号処理により信号変換さ
れ、変換信号VDOMとして不図示のレーザドライバに
入力され、前記半導体レーザ51を点滅駆動させる。
【0034】この様なインタフェースの動作について以
下に説明を加える。
【0035】プリンタ100の電源スイッチが投入さ
れ、かつコントローラ200の電源スイッチが投入され
たとき、プリンタ100はプリンタ100の内部の状態
を初期化した後、コントローラ200に対してPPRD
Y信号を“真”にする。一方、コントローラ200は同
様にコントローラ200の内部の状態を初期化した後、
プリンタ100に対してCPRDY信号を“真”にす
る。これによって、プリンタ100とコントローラ20
0は互いの電源が投入されたことを確認する。
【0036】その後、プリンタ100は定着ローラ8,
8’の内部に収納された定着ヒータ24に通電し、定着
ローラ8,8’の表面温度が定着可能な温度に達すると
RDY信号を“真”にする。コントローラ200はRD
Y信号が“真”であることを確認した後、印字すべきデ
ータが有る場合に、プリンタ100に対してPRNT信
号を“真”にする。プリンタ100はPRNT信号が
“真”であることを確認すると、感光ドラム11を回転
させ、感光ドラム表面の電位を均一にイニシャライズす
ると同時に、カセット給紙モード時には給紙カム3を駆
動し、用紙先端部をレジストシャッタ5の位置まで搬送
する。手差し給紙モード時には、手差し給紙ローラ17
により給紙台16から手差しされた用紙をレジストシャ
ッタ15の位置まで搬送する。しかる後、プリンタ10
0がVDO信号を受け入れ可能な状態になると、VSR
EQ信号を“真”にする。コントローラ200はVSR
EQ信号が“真”であることを確認した後、VSYNC
信号を“真”にすると同時にBD信号に同期してVDO
信号を順次送出する。プリンタ100は、VSYNC信
号が“真”になったことを確認すると、これに同期して
レジストソレノイド6を駆動してレジストシャッタ5を
解除する。これにより用紙1は感光ドラム11に搬送さ
れる。プリンタ100はVDO信号に応じて、画像を黒
に印字すべきときはレーザビームを点灯させ、また画像
を白に印字すべきときにはレーザビームを消灯させるこ
とにより、感光ドラム11上に潜像を形成し、次に現像
器14で潜像にトナーを付着させて現像してトナー像を
形成する。次に転写帯電器15によりドラム上のトナー
像を用紙1上に転写し、定着ローラ8,8’によって定
着した後に排紙トレーに排紙する。
【0037】図4は第1の実施例によるマトリックスを
説明する図、図5及び図6は図3に示すドットパターン
から画像データをマトリックスメモリに記憶する方法を
説明する図、図7は第1の実施例によるVDO信号処理
部101の回路構成を示すブロツク図、そして、図9は
第1の実施例において、注目画素の変更画区を示す図で
ある。
【0038】VDO信号処理部101は、300ドット
/インチの印字密度を有するレーザビームプリンタに適
応したプリンタエンジン部の入力部に設置され、スムー
ジング化処理を行う。
【0039】同第1の実施例は、図4に示す様に印字し
ようとする画素A(以下ではこの画素を注目画素と呼
ぶ)に対して該注目画素を囲む周辺領域(主走査11画
素×副走査9画素)の画素データの特徴を調べてその結
果に応じて前記注目画素を変更するものである。さらに
具体的に説明すれば、例えば図5に示した解像度300
ドット/インチのアルファベット文字「a」のドットデ
ータ群のうち注目画素Aを印字する場合には該注目画素
Aを囲む領域S(主走査11画素×副走査9画素=99
画素)のドットデータを一時記憶手段に格納する。これ
によって図6に示す様なドット情報を記憶する。しかし
る後、該領域S内のドットデータ群の特徴を調べ特徴に
応じて印字すべき注目画素Aのデータを変更して印字す
る。この場合、データの変更はドット群で構成される図
形の輪郭がスムースに印字される様なデータに変更され
る。本第1の実施例では、図9に示す様に注目画素Aは
主走査方向に4分割した小画区(x1,x2,x3,x
4)により構成される。従って印字する段階では、等価
的に主走査1200ドット/インチ×副走査300ドッ
ト/インチの印字密度で印字される。
【0040】図7に於いて、25〜33はラインメモリ
であり、入力される画像信号VDOを、クロック信号V
CLKに同期して順次シフトさせながら記憶し、各ライ
ンメモリは印字するページに対して主走査長のドット情
報を記憶する。各ラインメモリはラインメモリ25、ラ
インメモリ26、ラインメモリ27、…、ラインメモリ
33の順に連結されていて副走査方向に対して9ライン
分の主走査長のドット情報を記憶する。34〜42はシ
フトレジスタで、各シフトレジスタ34〜42は前記各
ラインメモリ25〜33に対応して各ラインメモリから
の出力を入力する。各シフトレジスタは11ビットのビ
ットから構成されていて、図示の様に1a〜1k,2a
〜2k,3a〜3k,…,9a〜9kの主走査方向11
ドット×副走査方向9ラインのドットマトリクスを構成
する。該マトリクスメモリのうち、中央部のドット5f
を注目ドットとして定義する。43はスムージングの為
にドットマトリクスメモリ内に記憶されたデータの特徴
を検出して前記注目画素5fを必要に応じて変更する処
理回路であり、前記シフトレジスタ34〜42の各ビッ
ト(1a〜9kの合計99ビット)が入力され、変更後
のパラレル信号MDTが出力される。該パラレル信号M
DTはパラレルシリアル変換回路44に入力される。パ
ラレルシリアル変換回路44は、入力されたパラレル信
号MDTをシリアル信号VDOMに変換した後、レーザ
ドライバ50により半導体レーザ51を駆動する。本第
1の実施例ではパラレル信号は4ビット(X1,X2,
X3,X4)で格納され、各々のX1,X2,X3,X
4にはそのレーザ出力を示すコード(後述する)3ビッ
トが付加されている。
【0041】45はクロック発生回路であり、主走査同
期信号であるBD信号を入力し該信号に同期したクロッ
ク信号としてクロック信号VCKを発生する。該クロッ
ク信号VCKは主走査方向に対して300ドット/イン
チの記録を行う為に必要なクロック周波数f0 の4倍の
周波数を有する。該クロックVCKに同期して前記シリ
アル信号VDOMが順次送出される。46は分周回路で
あり、前記クロック信号VCKを入力し、4分周して周
波数f0 のクロック信号VCKNを発生する。該クロッ
ク信号VCKNは、前記ドットマトリクスメモリからド
ットデータを処理回路43に取込む時の同期クロックと
して用いられる。
【0042】図7に於いて、コントローラ200からプ
リンタ100に対して300ドット/インチの画像信号
VDOが画像クロック信号VCLKに同期して送信され
てくると画像ドットデータは逐次ラインメモリ25〜3
3に記憶されると同時に、シフトレジスタ34〜42に
ラインメモリ25〜33のドットデータのうち主走査1
1ドット×副走査9ドットのドットマトリクス情報を取
り出す。しかる後に処理回路43で該ドットマトリクス
情報の特徴を検出し、検出された特徴に応じて注目画素
に対して主走査方向に4等分した4つのデータX1〜X
4及び各々のドットの照射強度を指示するコードとして
3ビットからなる変更データを生成し印字する様に機能
する。
【0043】図10及び図11は、第1の実施例におい
て、主走査方向ドット×副走査9ドットドットのマトリ
クス領域からマトリクス領域の全領域に渡ってドットパ
ターンの特徴を抽出し、スムージング化を行うべきドッ
トパターンであるか否かを調べる為のアルゴリズムを説
明する図である。
【0044】以下、同図について説明する。同図(a)
は主走査方向ドット×副走査9ドットの参照領域を示す
図で主走査方向に対してa,b,c,d,e,f,g,
h,i,j,k、副走査方向に対して1,2,3,4,
5,6,7,8,9のマトリクスで99個の各画素を表
す。例えば、中心画素は5fで表す。該中心画素をスム
ージングの為の変更対象画素として選んである。同図
(b)は、前記図(a)の参照領域をX1〜X8,Y1
〜Y8,5fの17個の領域に分割したものである。こ
こで、領域X1は3d,3e,3f,4d,4e,4
f、領域X2は3f,3g,3h,4f,4g,4h、
領域X3は6d,6e,6f,7d,7e,7f、領域
4は6f,6g,6h,7f,7g,7h、領域X5は
3d,3e,4d,4e,5d,5e、領域X6は5
d,5e,6d,6e,7d,7e、領域X7は3g,
3h,4g,4h,5g,5h、領域X8は5g,5
h,6g,6h,7g,7hの各6ドットから構成され
る。また領域Y1は1a,1b,1c,2a,2b,2
c,3a,3b,3c、領域Y3は1i,1j,1k,
2i,2j,2k,3i,3j,3k、領域Y4は4
i,4j,4k,5i,5j,5k,6i,6j,6
k、領域Y5は7i,7j,7k,8i,8j,8k,
9i,9j,9k、領域Y7は7a,7b,7c,8
a,8b,8c,9a,9b,9c、領域Y8は4a,
4b,4c,5a,5b,5c,6a,6b,6cの各
9ドットから構成される。また領域Y2は1d,1e,
1f,1g,1h,2d,2e,2f,2g,2h、領
域Y6は8d,8e,8f,8g,8h,9d,9e,
9f,9g,9hの各10ドットから構成される。この
様に上記領域は6ドットから成る8個の領域(X1〜X
8)と9ドットから成る6個の領域(Y1,Y3,Y
4,Y5,Y7,Y8)と10ドットから成る2個の領
域(Y2,Y6)と中心画素5fに分割することができ
る。
【0045】ここで、各領域の特徴をXn ,Yn として
表すことにする。各領域内のドットが全ドットと同じ場
合(全画素が白画素または、全画素が黒画素)に各領域
の特徴(Xn ,Yn )を「0」とする。また、各領域内
のドットが互いに異なる場合(白画素と黒画素とが混在
している)に各領域の特徴(Xn ,Yn )を「1」とす
る。例えば領域X1内のドットが全て白画素ドットであ
る場合は領域X1の特徴はX1=「0」であり、領域X
1内のドットが全て黒画素ドットである場合は領域X1
の特徴はX1=「0」であり、領域X1内のドットが白
画素ドットと黒画素ドットから成る場合は領域X1の特
徴はX1=「1」である。
【0046】図17A,図17B及び図17Cは第1の
実施例による特徴抽出部の回路構成を示す図である。こ
の図17A〜図17Cの回路によって検出される。同図
に於いて、A1〜A16は排他論理回路であり、各排他
論理回路A1〜A16は各領域(X1〜X8,Y1〜Y
8)内の全画素信号に対して排他論理(入力信号が全て
同じ場合は出力を「0」とし、また入力信号に多賀位に
異なる場合は出力を「1」とする)をする。この様にし
て各領域の特徴としてX1〜X8,Y1〜Y8が得られ
る。また、図17Bに示す回路は上記各領域のうちY1
〜Y8の領域に対してどれか1つ以上の特徴Yn
「0」であることを検出する回路である。同図に於いて
B1〜B8はインバータ回路であり、C1はオア回路で
ある。すなわち各領域の特徴信号Y1〜Y8は各々イン
バータ回路B1〜B8で論理反転した後、オア回路C1
に入力される。これによってオア回路C1の出力Z1は
Y1〜Y8のうちどれか一つでも「0」の場合に「1」
を出力する。
【0047】図12A,図12B,図12C,図12D
は、上記各領域の特徴を用いて縦に近い境界線を有する
図形に対してスムージングを行うべきパターンをいくつ
かの例として示す図である。
【0048】垂直に近い境界部のスムージングは、連続
した同一データにより形成される画像に対して分割小画
素は少なくとも連続した前記画像に続けて黒いデータを
1小画素以上発生する様に変更データを作成する必要が
ある。
【0049】画像の境界部が垂直に対して45度以上の
水平に近い境界を有する画像のスムージングは上記の手
法を用いることによって一層のスムージング効果を上げ
ることができる。
【0050】図12A図は、注目画素(中心画素)5f
の近傍の境界線が、同図(a)に示す様なドットパター
ン(3f,4e,4f,5e,6eが白(白)ドット
で、かつ3g,4g,5f,6fが黒(黒)ドット)で
あり、かつ領域の特徴がX5=X6であり、かつY1〜
Y8,X7,X8,X4のうち少なくとも1つは「0」
であることが検出された場合に、注目画素5fをx1=
0(白),x2=0(白),x3=1(黒),x4=1
(黒)とした画素に変更して印字する。
【0051】図12B図は、注目画素(中心画素)5f
の近傍の境界線が、同図(a)に示す様なドットパター
ン(3f,4f,5e,6eが黒(黒)ドットで、かつ
3g,4g,5g,5f,6fが白(白)ドット)であ
り、かつ領域の特徴がX7=X8=x4であり、かつY
1〜Y8,X5,X6のうち少なくとも1つは「0」で
あることが検出された場合に、注目画素5fをx1=1
(黒),x2=0(白),x3=0(白),x4=0
(白)とした画素に変更して印字する。
【0052】図12C図は、注目画素(中心画素)5f
の近傍の境界線が、同図(a)に示す様なドットパター
ン(2f,3e,3f,4e,5e,6e,7eが白
(白)ドットで、かつ2g,3g,4f,5f,6f,
7fが黒(黒)ドット)であり、かつ領域の特徴がX5
=X6であり、かつY1〜Y8,X7,X8,のうち少
なくとも1つは「0」であることが検出された場合に、
注目画素5fをx1=0(白),x2=0(白),x3
=1(黒),x4=1(黒)とした画素に変更して印字
する。
【0053】図12D図は、注目画素(中心画素)5f
の近傍の境界線が、同図(a)に示す様なドットパター
ン(2f,3f,4e,5e,6e,7eが黒(黒)ド
ットで、かつ2g,3g,4f,4g,5f,6f,7
fが白(白)ドット)であり、かつ領域の特徴がX7=
X8であり、かつY1〜Y8,X5,X6のうち少なく
とも1つは「0」であることが検出された場合に、注目
画素5fをx1=1(黒),x2=0(白),x3=0
(白),x4=0(白)とした画素に変更して印字す
る。
【0054】なお実際には、上記図12A,図12B,
図12C,図12Dのパターンは、注目画素(中心画
素)を中心として左右を入れ換えたパターンの特徴抽出
の各組を有する。例えば、図12Aに対する特徴抽出に
対して左右を入れ換えたものは図12Eに示す様にな
る。すなわち、3e=4e=5f=6f=1(黒),3
f=4f=4g=5g=6g=0(白)、かつX7=X
8かつY1〜Y8,X5,X6,X3のうち少なくとも
1つは「0」であるならば注目画素5fをx1=1,x
2=1,x3=0,x4=0に変更する。
【0055】図12B〜図12Dに対しても同様に対称
のアルゴリズムが設定される。この様に特徴抽出のアル
ゴリズムを左右対称にすることによって、例えば
「O」,「U」,「V」,「W」等の文字に対するスム
ージングが、左右対称のアルゴリズムによって行われる
ため、文字の見え方を自然にする。
【0056】図15A及び図15Bは第1の実施例によ
るスムージング結果を示す図である。図15Aにおい
て、上記図12A〜図12Dで説明したスムージング化
のアルゴリズムを用いて、同図(b)には、同図(a)
に示す垂直に近い1ドットライン幅の線画信号をスムー
ジング化した場合の印字信号の画像パターンを示し、同
図(c)には、紙面上に実際に印字されるトナー像を示
す。同図からわかる様に本実施例によるアルゴリズムの
例では、スムージング化処理を行う斜目部分の信号は、
もとの信号幅に比べて25%細目に印字する。この結
果、実際に紙面上に印字されるトナー像は同図(c)に
示す様にスムージング処理を行った部分の線の太さがス
ムージング処理を行わない部分とほぼ同じに印字され
る。
【0057】これは、電子写真プロセス上発生するもの
で、潜画像の角部に通常よりも余分にトナーが付着する
ことに起因する。これに対して、仮に図15Bに示す様
なスムージング化処理を行う斜目部分の信号をもとの信
号幅と同じに印字する様なアルゴリズムを用いてもスム
ージングの効果は出るが、この場合は、上記の理由によ
り実際に紙面上に印字されるトナー像は同図(b)に示
す様にスムージング処理を行った部分の線の太さがスム
ージング処理を行わない部分よりも太く印字される。従
って、特に細目の線の斜目部分がコブの様にふくらんで
しまうので前記本アルゴリズムの方がより良い。
【0058】一般に、レーザビームで露光した部分にト
ナーを付着させて顕像化するいわゆるイメージ露光方式
のレーザビームプリンタの場合はスムージングする部分
の信号はもとの信号に比べて5%〜35%細目の信号に
して印字することによって、前記太りは防止することが
できる。この細める程度はトナー粒径や電子写真プロセ
スの条件によって決められる。また、レーザビームで露
光されない部分にトナーを付着させて顕像化するいわゆ
る反転露光方式(またはバックグラント露光方式とも呼
ぶ)のレーザビームプリンタの場合はスムージング化す
る部分では逆に細りが発生するので、スムージングする
部分の信号はもとの信号に比べて逆に5%〜35%太目
の信号にして印字することによって、細りは防止するこ
とができる。
【0059】図18A〜図18Dは、それぞれ図12A
〜図12Dに対応した特徴抽出を行う回路を示す図であ
り、図19A〜図19Gは第1の実施例による変更信号
発生部の構成例を示す回路図である。
【0060】図18A〜図18Dに於いて、B1〜B1
0はインバータ回路、C1はオア回路、D1は排他論理
回路、E1〜E2はアンド回路である。上記各図は同様
の回路であるので、このうち図18Aについて説明をす
る。注目画素(中心画素)の近傍の画像境界線を特定す
るパターンは、画素3f,4e,4f,5e,6eを各
々インバータ回路B1〜B5によって反転した後に画素
3g,4g,5f,6fと共にアンド回路E1でアンド
論理をとられた後にアンド回路E2に入力される。X5
とX6は排他論理回路D1で排他論理をとられた後にイ
ンバータB9で反転してアンド回路E2に入力される。
X4,X7,X8は各々インバータB6〜B8により反
転されたZ1と共にオア回路素1に入力されたオア論理
をとられた後にアンド回路E2に入力される。アンド回
路E2の出力:PN1は、アンド回路E1の出力が
「1」で、かつインバータB9の出力が「1」で、かつ
オア回路C1の出力が「1」の場合に出力が「1」にな
る。同出力信号:PN1は、後述する図19A及び図1
9Bの回路のオア回路Q13に入力される。
【0061】同様に、図18Bに示す回路の出力信号:
PN2は図19A及び図19Bに示す回路のオア回路Q
2に入力される。
【0062】同様に、図18Cに示す回路の出力信号:
PN3は図19A及び図19Bに示す回路のオア回路Q
13に入力される。
【0063】同様に、図18Dに示す回路の出力信号:
PN4は図19A及び図19Bに示す回路のオア回路Q
2に入力される。
【0064】図13A,図13B,図13C,図13D
は、上記各領域の特徴を用いて横に近い境界線を有する
図形に対してスムージングを行うべきパターンをいくつ
かの例として示す図である。
【0065】図13A図は、注目画素(中心画素)5f
の近傍の境界線が、同図(a)に示す様なドットパター
ン(5d,5e,4e,4f,4g,4hが白(白)ド
ットで、かつ6d,6e,5f,5g,5hが黒(黒)
ドット)であり、かつ領域の特徴がX5=X2であり、
かつY1〜Y8,X3,X4のうち少なくとも1つは
「0」であることが検出された場合に、注目画素5fを
x1〜x4をすべて(黒)とし、更にレーザ出力コード
として標準光量よりも出力を減じたコード(L2)を同
時に出力し、その結果として図13Aの(c)に示す様
なx1〜x4全てを標準光量よりも照射光量の低いレー
ザ電流の画素に変更して印字する。
【0066】図13B図は、注目画素(中心画素)5f
の近傍の境界線が、同図(a)に示す様なドットパター
ン(5d,5e,4f,4g,4hが黒(黒)ドット
で、かつ6d,6e,6f,5f,5g,5hが白
(白)ドット)であり、かつ領域の特徴がX3=X4で
あり、かつY1〜Y8,X1,X2のうち少なくとも1
つは「0」であることが検出された場合に、注目画素5
fをx1〜x4をすべて(黒)とし、更にレーザ出力コ
ードとして標準光量よりも出力を減じたコード(L1)
を同時に出力し、その印字結果として図13Bの(c)
に示す様なx1〜x4全てを標準光量よりも照射光量の
低いレーザ電流の画素に変更して印字する。
【0067】図13C図は、注目画素(中心画素)5f
の近傍の境界線が、同図(a)に示す様なドットパター
ン(5c,5d,4d,4e,4f,4g,4hが白
(白)ドットで、かつ6c,6d,5e,5f,5g,
5h,5iが黒(黒)ドット)であり、かつ領域の特徴
がX1=X2であり、かつY1〜Y8,X3,X4のう
ち少なくとも1つは「0」であることが検出された場合
に、注目画素5fをx1〜x4をすべて(黒)とし、更
にレーザ出力コードとして標準光量よりも出力を減じた
コード(L2)を同時に出力し、その結果として図13
Cの(c)に示す様なx1〜x4全てを標準光量よりも
照射光量の低いレーザ電流の画素に変更して印字する。
【0068】図13D図は、注目画素(中心画素)5f
の近傍の境界線が、同図(a)に示す様なドットパター
ン(5c,5d,4e,4f,4g,4h,4iが黒
(黒)ドットで、かつ6c,6d,6e,6f,5e,
5f,5g,5h,5iが白(白)ドット)であり、か
つ領域の特徴がX3=X4であり、かつY1〜Y8,X
1,X2のうち少なくとも1つは「0」であることが検
出された場合に、注目画素5fをx1〜x4をすべて
(黒)とし、更にレーザ出力コードとして標準光量より
も出力を減じたコード(L1)を同時に出力し、その印
字結果として図13−21bの(c)に示す様なx1〜
x4全てを標準光量よりも照射光量の低いレーザ電流の
画素に変更して印字する。
【0069】水平に近い境界部のスムージングは、ドッ
トの光量を標準光量よりも減じた例えば、35%光量及
び60%光量を標準光量に加えて3つのレベル以上を用
い画素が濃度の変化として印字する様に変更データを作
成する必要がある。従って少なくとも画素の光量レベル
を2レベル行うことは困難であり、少なくとも3等分以
上に分割して行なうのが良い。画像の境界部が水平に対
して45度未満の水平に近い境界を有する画像のスムー
ジングは上記の手法を用いることによって一層のスムー
ジング効果を上げることができる。
【0070】図16A及び図16Bは第1の実施例によ
るスムージング結果を説明する図である。
【0071】図16Aは、上記図13A〜図13Dで説
明したスムージング化のアルゴリズムを用いて、(a)
に示す水平に近い1ドットライン幅の線画信号をスムー
ジング化した場合の印字信号の画像パターン(b)を示
す。
【0072】また図16Bは、同アルゴリズムを用いて
(a)に示す水平に近い2ドットライン幅の線画信号を
スムージング化した場合の印字信号の画像パターン
(b)を示す。
【0073】このように、本実施例によるアルゴリズム
の例では、変曲点を中心として2画素周囲に渡って合成
8画素が変更されている。この場合、変更される各画素
はレーザの光量の異なるレベルに変更される。従って、
スムージングの効果を表す為に変更される画素の長さは
横方向に4ドット分である。
【0074】これに対して次の様なアルゴリズムを追加
することによって、水平に近い境界部のスムージング効
果をさらに高めることができる。
【0075】図20A及び図20Bは第1の実施例によ
る追加アルゴリズムを説明する図である。
【0076】図20Aは、注目画素(中心画素)5fの
近傍の境界線が、同図(a)に示す様なドットパターン
(5b,5c,4c,4d,4e,4f,4g,4h,
4i,4jが白(白)ドットで、かつ6b,6c,5
d,5e,5f,5g,5h,5i,5jが黒(黒)ド
ットであり、かつ領域の特徴がX1=X2、かつY1〜
Y8,X3,X4のうち少なくとも1つは「0」である
ことが検出された場合に、注目画素5fをx1−x4を
すべて(黒)とし、更にレーザ出力コードとして標準光
量よりも出力を減じたコード(L2)を同時に出力し、
その印字結果として図20Aの(c)に示す様なx1−
x4全てを標準光量よりも照射光量の低いレーザ電流の
画素に変更して印字する。
【0077】図20Bは、注目画素(中心画素)5fの
近傍の境界線が、同図(a)に示す様なドットパターン
(5b,5c,4d,4e,4f,4g,4h,4i,
4jが黒(黒)ドットで、かつ6b,6c,6d,5
d,5e,5f,5g,5h,5i,5jが白(白)ド
ットであり、かつ領域の特徴がX3=X4、かつY1〜
Y8,X1,X2のうち少なくとも1つは「0」である
ことが検出された場合に、注目画素5fをx1−x4を
すべて(黒)とし、更にレーザ出力コードとして標準光
量よりも出力を減じたコード(L2)を同時に出力し、
その印字結果として図13−bの(c)に示す様なx1
−x4全てを標準光量よりも照射光量の低いレーザ電流
の画素に変更して印字する。
【0078】上記アルゴリズムを加えて前記図16Bで
説明した2ドットライン幅の水平に近い線に対するスム
ージングを行った場合を説明する。
【0079】図21は図20A及び図20Bのアルゴリ
ズムを用いた場合の効果を説明する図である。
【0080】同図からわかる様に追加アルゴリズムを含
んだ本発明による第二のアルゴリズムの例では、変曲点
を中心として3画素周囲に渡って合計12画素が変更さ
れている。この場合も、変更される各画素は互いに標準
光量となる標準光量よりも低い光量レベルの画素信号に
変更される。
【0081】従って、スムージングの効果を表す為に変
更される画素の長さは横方向に6ドット分である。この
場合の紙面上に実際に印字されるトナー像を図21の
(b)に示す。同図に示す様にスムージングの為に光量
変調された部分は電子写真プロセスの効果で斜目の画像
として印字される。同様にさらに横方向に長くするアル
ゴリズムを追加することも可能でありスムージングの効
果を上げることができる。この様に水平に近い境界部の
スムージングの効果は変曲点を中心として3画素以上に
渡って変更することによって一層高めることができる。
【0082】上記の特徴を抽出する回路は、前記図18
A〜図18Dで説明した回路と同様に検出できる。図1
3A〜図13Dに対応した特徴検出回路の出力信号を各
々PN5,PN6,PN7,PN8とすると、図19A
及び図19Bに示す回路のオア回路に対し、PN5はオ
ア回路Q7,PN6はQ3,PN7はQ7,PN8はQ
3に入力される。
【0083】また、図20A,図20Bに対応した特徴
検出回路の出力信号を各々PN11,PN12とする
と、PN11はオア回路Q7,PN12はQ5に入力さ
れる。なお実際には、上記図13A,図13B,図13
C,図13Dのパターンは、注目画素(中心画素)を中
心として左右を入れ換えたパターンの特徴抽出の各組を
有する。例えば、図13Aに対する特徴抽出に対して左
右を入れ換えたものは図13Eに示す様になる。すなわ
ち、5d=5e=5f=6g=6h=1(黒),4d=
4e=4f=5g=6h=0(白)かつX1=X7かつ
Y1〜Y8,X3,X4のうち少なくとも1つは「0」
であるならば注目画素5fをx1−x4をすべて(黒)
とし、更にレーザ出力コードとして標準光量よりも出力
を減じたコード(L2)を同時に出力し、その印字結果
として図13Eの(c)に示す様なx1−x4全てを標
準光量よりも照射光量の低いレーザ電流の画素に変更し
て印字する。
【0084】図13B〜図13Dに対しても同様に対称
のアルゴリズムが設定される。この様に特徴抽出のアル
ゴリズムを左右対称にすることによって、例えば
「O」,「U」,「V」,「W」等の文字に対するスム
ージングが対称のアルゴリズムによって行われ文字の見
え方を自然にする。
【0085】図14A,図14Bは、上記各領域の特徴
を用いて右上方向に斜めの境界線を有する図形に対して
スムージングを行うべきパターンをいくつかの例として
示す図である。
【0086】図14Aは、注目画素(中心画素)5fの
近傍の境界線が、同図(a)に示す様なドットパターン
(7d,6d,5e,4f,3gが白(白)ドットで、
かつ7e,6e,5f,4g,3hが黒(黒)ドットで
あり、かつ領域の特徴がX1=X5、かつY1〜Y8,
X7,X4のうち少なくとも1つは「0」であることが
検出された場合に、注目画素5fをx1=0(白),x
2=0(白),x3=1(黒),x4=1(黒)とした
画素に変更して印字する。
【0087】図14Bは、注目画素(中心画素)5fの
近傍の境界線が、同図(a)に示す様なドットパターン
(7d,6d,5e,4f,3gが黒(黒)ドットで、
かつ7e,6e,5f,4g,3hが白(白)ドットで
あり、かつ領域の特徴がX4=X8=5f、かつY1=
Y8,X1,X5のうち少なくとも1つは「0」である
ことが検出された場合に、注目画素5fをx1=1
(黒),x2=0(白),x3=0(白),x4=0
(白)とした画素に変更して印字する。
【0088】上記の特徴を抽出する回路は、前記図18
−1〜図18−4で説明した回路と同様に検出できる。
図14A,図14Bに対応した特徴検出回路の出力信号
を各々PN9,PN10とすると、図19A及び図19
Bに示す回路のオア回路に対し、PN9はオア回路Q
9,PN10はオア回路Q2に入力される。
【0089】なお実際には、上記図14A,図14Bの
パターンは、注目画素(中心画素)を中心として左右を
入れ換えたパターンの特徴抽出の各組を有する。例え
ば、図14Aに対する特徴抽出に対して左右を入れ換え
たものは図14Cに示す様になる。すなわち、3d=4
e=5f=6g=7g=1(黒),3e=4f=5g=
6h=7h=0(白)かつX2=X7かつY1〜Y8,
X5,X3のうち少なくとも1つは「0」であるならば
注目画素5fをx1=1,x2=1,x3=0,x4=
0に変更する。図12Bに対しても同様に対称のアルゴ
リズムが設定される。
【0090】この様に特徴抽出のアルゴリズムを左右対
称にすることによって、例えば「O」,「U」,
「V」,「W」等の文字に対するスムージングが対称の
アルゴリズムによって行われ文字の見え方を自然にす
る。
【0091】上記のアルゴリズムを持った特徴検出回路
以外にさらに多くの複数の特徴検出回路を追加すること
によってさらにスムージングの効果を高めることが可能
である。
【0092】図19A及び図19Bは、第1の実施例に
おいて、前記各特徴検出回路を含んだ複数の特徴検出回
路の各出力信号を入力して入力した信号に応じて注目画
素5fのデータを発生するデータ生成回路である。同図
に於いてQ1〜Q16はオア回路、R1〜R61及びU
1〜U2は2入力アンド回路、S1〜S4は16入力オ
ア回路、E4はインバータ回路、T1はノア回路であ
る。前記複数の特徴として抽出された特徴検出回路の出
力信号の各々は、オア回路Q1〜Q16のうちの一つに
接続される。前記説明した各特徴検出回路の出力はPN
2,PN4,PN10がオア回路Q2へ、またPN6,
PN8がオア回路Q3へ、またPN12がオア回路Q5
へ、またPN5,PN7,PN11がオア回路Q7へ、
またPN1,PN3,PN9がオア回路Q13へ、…等
接続される。
【0093】また、上記PN1〜PN12を含む全ての
特徴検出回路からの信号はノア回路T1に接続される。
オア回路Q1〜Q16の出力「1」に対応して、200
のORゲート回路群(コード化回路)により20 ,2
1 ,22 ,23 の4ビットのコードとして「0」〜
「F」までのコードを発生する。
【0094】同時にOR回路群201により各コードに
対応するドットの光量出力を設定する構成がなされてい
る光量の出力変調方法については後述詳細説明するとし
て出力信号L1,L2,L3は、それぞれ3つの異なる
出力電流を発生する定電流回路のスイツチング回路に接
続されており、その出力の合計電流がレーザダイオード
に流れる様に構成されている。従って、L1,L2,L
3を全て「0」とした場合は合計電流は“0”なり、ま
た全て「1」とした場合は合計電流は各々の設定電流の
合計電流、即ち標準値(1ドットに相当する記録時間を
照射して1ドットの大きさが印字再生される時の照射光
量に相当)が指示される様に定電流回路各々の電流設定
がなされている。また、設定電流の配分として、例えば
本実施例に於いては、L1,L2,L3全てを「1」と
した標準光量を100%光量として、 L3:40%光量、 L2:25%光量、 L1:35%光量、 としている。上記設定に於いて3つの異なるレベルユニ
ツトを用いたのは最小光量設定であるL1、即ち35%
光量の設定ではレーザダイオードのレーザ発光領域にな
るまでのバイアス電流を含んだ電流値として設定される
為ドットを印字する時は、少なくともL1は必ず「1」
とし、L2とL3を選択的に「1」とすることにより3
5%,60%,75%,100%といった設定が自在に
指示可能である。
【0095】この様にして2つ以上同時に選択されるこ
とのないQ1〜Q16の出力に対応した1つのコード
「0」〜「F」が、オア回路S1〜S4の出力:x1〜
x4として得られると同時に光量出力指示値が3ビット
コード(L1,L2,L3)として出力される。
【0096】例えば、コードが「3」の場合には、x1
=1,x2=1,x3=0,x4=0となり、L1,L
2,L3が全て「1」即ち標準光量となる。また、コー
ドが「2」の場合には、x1=1,x2=1,x3=
1,x4=1となり、L1=1,L2=0,L3=0即
ち35%光量の指示値を出力する。
【0097】なお、ノア回路T1の入力には全特徴一致
信号が接続されているので特徴一致信号の1つも「1」
にならなかった場合(特徴が一つも一致しない場合)に
T1の出力は「1」になる。この時、注目画素5fが白
画素ドットの場合に2入力アンド回路U1の出力が
「1」になりオア回路Q1の出力を「1」にしてx1〜
x4にコード「0」を出力(x1=0,x2=0,x3
=0,x4=0)し、JQ注目画素5fが黒画素ドット
の場合に2入力アンド回路U2の出力が「1」になりオ
ア回路Q16の出力を「1」にしてx1〜x4コード
「F」を出力(x1=1,x2=1,x3=1,x4=
1)する。この様に予め決められた特徴に合致しない場
合は注目画素5fのデータがそのまま保存されて印字さ
れる。
【0098】図24A〜図24Cは第1の実施例の変形
例を示す図である。
【0099】なお、前記説明した第1の実施例では、参
照領域を17領域(X1〜X8,Y1〜Y8,5f)に
区分した領域を設けてこれら区分された小領域の特徴を
抽出する方法を用いたが、変形例として、図24A〜図
24Cに示す様に、上記の小領域に加えて、領域X9
(e3,3f,3g,4e,4f,4g)、領域X10
(6e,6f,6g,7e,7f,7g)、領域X11
(4d,4e,5d,5e,6d,6e)、領域X12
(4g,4h,5g,5h,6g,6h)をも参照する
ことによって、より詳しい参照をすることができる。
【0100】また、参照領域の領域の分割は必ずしも上
記に限るものではなく、予め決められた少なくとも2画
素以上から成る領域を複数個含んでいれば良い。
【0101】上記データ生成回路の出力x1〜x4は公
知のパラレルシリアル変換回路44により、x1,x
2,x3,x4のドットコードと共x1−x4の光量レ
ベル(3ビット)を含むデータを順番にクロック信号V
CKに同期して出力される信号VDOMを発生し、該V
DOM信号はレーザドライバを経てレーザ駆動する。
【0102】次に、図19C〜図19Eを用いてレーザ
ドライバ部について説明を行う。図19Cに於いて、1
00はL1信号によりオン/オフする定電流スイツチン
グ回路、101はL2信号によりオン/オフする定電流
スイツチング回路、102はL3信号によりオン/オフ
する定電流スイツチング回路、103はレーザダイオー
ドである。104はパラレルシリアル変換回路である。
【0103】ドットデータはX1〜X4としてパラレル
シリアル変換回路によって1ドットを4分割した単位の
タイミングで出力されると共に、そのドット出力はレー
ザ出力設定値L1,L2,L3各々の信号と論理積が行
われる結果出力指示値に相当する定電流回路LD1〜L
D3がオンされ、その合計電流値がレーザダイオード端
子103に出力される。
【0104】ここで、上述説明したごとく、レーザドラ
イバには高速なスイツチング性能が要求される訳で、こ
の高速な定電流スイツチングを行うドライバの一例を図
19−bに示した。
【0105】図19D及び図19Eに於いて、1は定電
流出力をオン/オフする為の入力端子、2はトランジス
タ、3及び4はトランジスタ7と8で構成される作動増
幅器の動作点バイアスを与える為の抵抗、12は基準電
圧の入力端子、5及び9は作動増幅器を構成しておりレ
ーザダイオードに流し込む電流値を直接オン/オフす
る、またトランジスタ7及び8で構成される作動増幅器
とカスケードに接続される14及び19はトランジスタ
でオペアンプ21との組み合わせにより定電流回路を構
成している。
【0106】本回路構成でスイツチング動作を行った場
合、オン/オフ時に作動増幅器を構成するトランジスタ
5及び9はゼナーダイオード11によりベースバイアス
がかかるためトランジスタ5または9のコレクタ−ベー
ス間電位は、ほぼゼナーダイオード11の電圧になる。
従って、トランジスタ5及び9は飽和電圧(一般にVb
e=Vce)にはならない為トランジスタのスイツチン
グスピード特に蓄積時間(一般にtstg )を最小とし高
速なスイツチング出力を実現している。
【0107】さて、上記説明の方法によれば、前記従来
例の不都合として上げた図8(a)〜(c)の様な画像
に対しては、スムージング処理を行わなくすることがで
きる。これを図22A,図22Bを用いて説明する。
【0108】図22Aは、図8(a)の画像を本実施例
による特徴検出回路にて検出させた場合を説明する図で
ある。同図からわかる様に特徴検出回路で検出される信
号X1〜X8及びY1〜Y8は全て「1」になり、前記
のどの特徴にも一致しないことがわかる。
【0109】図22Bは、図8(b)の画像を本実施例
による特徴検出回路にて検出させた場合を説明する図で
ある。同図からかわる様に、特徴検出回路で検出される
信号X1〜X8及びY1〜Y8は全て「1」になり、前
記のどの特徴にも一致しないことがわかる。この様に、
ディザ画像に対する誤ったスムージング処理を禁止し、
また密集した画像に対するスムージング処理を禁止して
画質を低下させることを防止することができる。
【0110】図23A及び図23Bは第1の実施例によ
る効果を説明する図である。
【0111】上記発明により、前記図3に示す文字
「a」の一部である図23Aの(a)の画像は例えば図
23Aの(b)で示す様に文字の輪郭部の一部をレーザ
の照射光量を標準光量よりも低くしてレーザを駆動して
印字した部分は、電子写真プロセスによって輪郭部分の
局部の画濃度を変更する効果をもたらし、または印字ド
ットの印字位置をずらす効果をもたらす。これによっ
て、文字の輪郭部は紙面上にスムース化された画像とし
て印字される。
【0112】尚、上記実施例ではレーザの照射強度のレ
ベル変調を3段階として説明したが、システムとしての
回路規模やコスト性を重視した場合、例えば図19F及
び図19Gに示したように照射強度のレベル変調を2段
階とし、従ってレーザドライバ部の定電流回路も図19
D及び図19Eに示したような2回路構成とした場合で
も図23Bに示す様に本提案で述べた縦線に対するドッ
ト位相制御と横線に対する光量変調効果が相まって充分
なスムージング効果は得られ実用的である。 <第2の実施例>以上の第1の実施例は、副走査方向に
対しては300ドット/インチの印字機能を有するプリ
ンタエンジンに対して、コントローラから主走査,副走
査共に300ドット/インチの画像データを送信した場
合に、プリンタエンジン内で主走査方向に対して等価的
に副走査方向の解像度の4倍(1200ドット/イン
チ)、副走査方向に対しては300ドット/インチの印
字密度で印字する場合について説明したが、主走査方向
の等価印字密度は副走査方向の4倍に限る必要はなく、
2倍,3倍,4倍,5倍,6倍,7倍,8倍,…として
もよい。
【0113】例えば、主走査方向に8倍(2400ドッ
ト/インチ)にしてスムージング処理を行う場合には、
前記図19で説明した変更パターン発生回路のパターン
発生部を4ビットの小信号(x〜x4)でなく8ビット
の小信号(x1〜x8)で1画素を構成する様にすれば
良い。
【0114】次に副走査方向に対しては600ドット/
インチの印字機能を有するプリンタエンジンに対して、
コントローラから主走査,副走査共に300ドット/イ
ンチの画像データを送信する場合に、プリンタエンジン
内で主走査方向に対して等価的に1200ドット/イン
チ、副走査方向に対しては等価的に600ドット/イン
チの印字密度で印字する場合の別の実施例について説明
する。
【0115】図25は第2の実施例における注目画素を
印字する小画区の取り方を説明する図である。該実施例
は、同図において300ドット/インチの主走査方向1
1ドット×副走査方向9ドットからなるドットマトリク
スメモリの中央部の注目画素(5f)を主走査方向に4
倍×副走査方向に2倍の印字密度の小画区の集合(x
1,x2,x3,x4,y1,y2,y3,y4)によ
って決められる画像データに変更して印字しようとする
ものである。
【0116】同実施例はコントローラから送信されるデ
ータに対し前記注目画素を囲む周辺領域(主走査11画
素×副走査9画素)の画像データの特徴を調べてその結
果に応じて前記注目画素を変更するものである。
【0117】さらに、具体的に説明すれば、例えば前記
図5に示した解像度300ドット/インチのアルファベ
ット文字「a」のドットデータ群のうち注目画素を印字
する場合には該注目画素を囲む領域(主走査11画素×
副走査9画素=99画素)のドットデータを一時記憶手
段に格納する。しかる後、該領域内のドットデータ群の
特徴を調べ特徴に応じて印字すべき注目画素のデータを
変更して印字する。この場合、データの変更はドット群
で構成される図形の輪郭がスムースに印字される様なデ
ータに変更される。本実施例では図25に示す様に注目
画素は主走査方向に4分割、副走査方向に2分割に小画
区(x1,x2,x3,x4,y1,y2,y3,y
4)により構成される。従って印字する段階では、等価
的に主走査1200ドット/インチ×副走査600ドッ
ト/インチの印字密度で印字される。
【0118】図26は、第2の実施例において、前記6
00ドット/インチのプリンタエンジンの入力D に設置
されたスムージング化処理を行うVDO信号処理部10
1の回路ブロックを示す図であり、前記第1の実施例で
説明した図7に対応する図である。同図において、図7
と同じ番号を500番台で付してあるデバイスは、図7
と同機能のデバイスである。
【0119】図26に於いて、SW501〜SW509
はスイッチであり、同図の「α」、「β」の各ポジショ
ンを切換えて各ラインメモリ525〜533に入力する
信号を切換える。該スイッチは後述する制御回路547
により発せられる制御信号SWCにより切換ポジション
を制御される。制御回路547は600ドット/インチ
の印字を行う為の副走査600ドット/インチに対応し
た同期信号BD’を入力し同期信号BD’が入力される
毎にBD’信号に同期して反転する制御信号SWCを発
生する。なお、コントローラとインタフェースする前記
同期信号BDは、該同期信号BD’を主走査1ライン毎
に省いた副走査300ドット/インチに対応した信号と
して生成される。
【0120】まず、スイッチSW501〜SW509は
「α」ポジションに設定される。コントローラは300
ドット/インチの画像データVDOをBD信号に同期し
て送信する。ラインメモリ501〜509は、該300
ドット/インチの画像信号VDOをクロック信号VCL
Kに同期して順次シフトさせながら記憶し、各ラインメ
モリは印字するページに対して主走査長のドット情報を
記憶する。各ラインメモリはラインメモリ501、ライ
ンメモリ502、ラインメモリ503、…、ラインメモ
リ509の順に連結されていて副走査方向に対して9ラ
イン分の主走査長のドット情報を記憶する。
【0121】しかる後、スイッチ501〜509は制御
回路547から発せられる制御信号SWCによりポジシ
ョン「β」側に切換えられる。534〜542はシフト
レジスタで各シフトレジスタ501〜509は前記各ラ
インメモリ501〜509に対応してクロック信号VC
KNに同期して各ラインメモリからの出力を入力する。
この時、ラインメモリ501〜509には各ラインメモ
リから出力されたデータがスイッチ501〜509を介
して再入力される。
【0122】各シフトレジスタは11ビットのビットか
ら構成されていて、図示の様に1a〜1k,2a〜2
k,3a〜3k,…,9a〜9kの主走査方向11ドッ
ト×副走査方向9ラインのドットマトリクスメモリを構
成する。該マトリクスメモリのうち、中央部のドット5
fを注目ドットとして定義する。543はスムージング
の為のドットマトリクスメモリ内に記憶されたデータの
特徴を検出して前記注目画素5fを必要に応じて変更す
る処理回路であり、前記シフトレジスタ501〜509
の各ビット(1a〜9kの合計99ビット)が入力さ
れ、変更後のパラレル信号MDT(x1,x2,x3,
x4)が出力される。該パラレル信号MDT(x1,x
2,x3,x4)はパラレルシリアル変換回路44に入
力されるパラレルシリアル変換回路544は、入力され
たパラレル信号MDT(x1,x2,x3,x4)をシ
リアル信号VDOMに変換した後、レーザドライバ(第
1の実施例のレーザドライバ50に対応)により半導体
レーザ(第1の実施例の半導体レーザ55に対応)を駆
動する。同様に主走査1ライン分の処理を逐次行う。
【0123】しかる後、スイッチ501〜509はポジ
ション「α」側に切換えられる。そして次のタイミング
で入力される同期信号BD’に同期して同様にラインメ
モリ501〜509からの読み出しにより次ラインメモ
リにデータを移行すると共に、シフトレジスタ501〜
509へデータを出力する。処理回路543はシフトレ
ジスタから出力される主走査方向11ドット×副走査方
向9ドットのドットマトリクスメモリ内に記憶されたデ
ータの特徴を検出して前記注目画素5fを必要に応じて
変更し、パラレル信号MDT(y1,y2,y3,y
4)を出力する。パラレルシリアル変換回路544は、
入力されたパラレル信号MDT(y1,y2,y3,y
4)をシリアル信号VDOMに変換した後、上記レーザ
ドライバにより上記半導体レーザを駆動する。同様に主
走査1ライン分の処理を逐次行う。しかる後、スイッチ
501〜509はポジション「α」側に切換えられる。
そして次にコントローラから送信される300ドット/
インチの次の副走査ラインの画像信号VDOの入力を行
う。
【0124】本実施例では、上記の如くパラレル信号は
4ビットであるが、同期信号BD’に応じて第一のMD
T信号(x1,x2,x3,x4)と第二のMDT信号
(y1,y2,y3,y4)とが交互に出力される。5
45はクロック発生回路であり、主走査同期信号である
BD’信号を入力し該信号に同期したクロック信号とし
てクロック信号VCKを発生する。該クロック信号VC
Kは主走査方向に対して600ドット/インチの記録を
行う為に必要なクロック周波数f0 の周波数を有する。
【0125】該クロックVCKに同期して前記シリアル
信号VDOM(x1,x2,x3,x4又はy1,y
2,y3,y4)が順次送出される。546は分周回路
であり、前記クロック信号VCKを入力し、2分周して
周波数f0 のクロック信号VCKNを発生する。該クロ
ック信号VCKNは、前記ドットマトリクスメモリから
ドットデータを処理回路543に取込む時の同期クロッ
クとして用いられる。
【0126】前記処理回路543のうち、特徴抽出回路
は第1の実施例で説明した図17A,図17B,図18
A〜図18Dに示した回路と同じである。処理回路54
3のうち、本実施例で用いるデータ生成回路を図27に
示す。
【0127】図27A〜図27Cは第2の実施例による
データ生成回路の構成を示す回路図である。同図におい
て、図19Aと同じ番号を5000番台で付してあるデ
バイスは、図19Aと同機能のデバイスである。尚、個
々の回路については、図19Aと同一番号を用いて、説
明を省略する。
【0128】図27A〜図27Eは、前記検出したデー
タ列の特徴に応じて注目画素5fのデータを発生するデ
ータ生成回路を示している。同図に於いて、Q1〜Q1
6及びQ1’〜Q16’はオア回路、R1〜R61及び
R1’〜R64’及びU1〜U2は2入力アンド回路、
S1〜S4及びA1’〜S4’及びS5〜S8は16入
力オア回路、E4及びE18はインバータ回路、T1は
ノア回路である。前記図26で説明た第一のMDT信号
を発生する場合には、制御回路547から出力される制
御信号SWCは「1」レベルが出力される。この状態で
は2入力アンド回路U3〜U6及びU3’〜U6’及び
2入力オア回路S5〜S8により、データ生成部1が選
択されパラレル信号としてx1,x2,x3,x4が出
力される。また前記図26で説明した第二のMDT信号
を発生する場合には、制御回路547から出力される制
御信号SWCは「0」レベルが出力される。この状態で
は2入力アンド回路U3〜U6及びU3’〜U6’及び
2入力オア回路S5〜S8により、データ生成部2が選
択されパラレル信号としてy1,y2,y3,y4が出
力される。
【0129】複数パターン対応した各特徴検出回路の出
力信号の各々は、x1〜x4の出力データを選択する為
にオア回路Q1〜Q16のうちの一つに接続されると同
時にy1〜y4のデータを選択する為にオア回路Q1’
〜Q16’のうちの一つに接続される。
【0130】この場合の変更信号(x1,x2,x3,
x4,y1,y2,y3,y4)の例を図28A〜図2
8D,図29A〜図29D,図30A,図30Bに示
す。
【0131】図28A〜図28Dで示される画像の特徴
は前記第1の実施例において図12A〜図12Dで示し
た垂直に近い境界線を有する特徴を検出する特徴検出と
同じ特徴抽出アルゴリズムを有していて、変更画素のデ
ータだけが異なる。
【0132】また、図29A〜図29Dで示される画像
の特徴は前記第1の実施例において図13A〜図13D
で示した水平に近い境界線を有する特徴を検出する特徴
検出と同じ特徴抽出アルゴリズムを有していて、変更画
素のデータだけが異なる。
【0133】また、図30A,図30Bで示される画像
の特徴は前記第1の実施例において図14A,図14B
で示した斜めの境界線を有する特徴を検出する特徴検出
と同じ特徴抽出アルゴリズムを有していて、変更画素の
データだけが異なる。
【0134】ここで、図28Aのアルゴリズムで検出さ
れる特徴検出信号をPN1’、また図28Bのアルゴリ
ズムで検出される特徴検出信号をPN2’、図28Cの
アルゴリズムで検出される特徴検出信号をPN3’、図
28Cのアルゴリズムで検出される特徴検出信号をPN
4’、図29Aのアルゴリズムで検出される特徴検出信
号をPN5’、図29Bのアルゴリズムで検出される特
徴検出信号をPN6’、図29Cのアルゴリズムで検出
される特徴検出信号をPN7’、図29Dのアルゴリズ
ムで検出される特徴検出信号をPN8’、図30Aのア
ルゴリズムで検出される特徴検出信号をPN9’、図3
0Bのアルゴリズムで検出される特徴検出信号をPN1
0’とする。
【0135】例えば、図28Aで特徴づけられる画像の
特徴が検出された場合には、注目画素は同図x1〜x4
及びy1〜y4で示されるデータに変更して印字され
る。この場合には、x1=0,x2=0,x3=1,x
4=1すなわちxに対するコード:「C」、y1=0,
y2=0,y3=1,y4=1すなわちyに対するコー
ド:「C」がデータ生成回路から発生する如く、特徴検
出回路から出力される特徴検出信号PN1’は、オア回
路Q13とオア回路Q13’に入力される。
【0136】また、図28Bで特徴づけられる画像の特
徴が検出された場合には、注目画素は同図x1〜x4及
びy1〜y4で示されるデータに変更して印字される。
この場合には、x1=1,x2=0,x3=0,x4=
0すなわちxに対するコード:「1」、y1=1,y2
=0,y3=0,y4=0すなわちyに対するコード:
「1」がデータ生成回路から発生する如く、特徴抽出回
路から出力される特徴検出信号PN2’は、オア回路Q
2とオア回路Q2’に入力される。
【0137】また、図28Cで特徴づけられる画像の特
徴が検出された場合には、注目画素は同図x1〜x4及
びy1〜y4で示されるデータに変更して印字される。
この場合には、x1=0,x2=0,x3=1,x4=
1すなわちxに対するコード:「C」、y1=0,y2
=1,y3=1,y4=1すなわちyに対するコード:
「D」がデータ生成回路から発生する如く、特徴検出回
路から出力される特徴検出信号PN3’は、オア回路Q
13とオア回路Q14’に入力される。
【0138】また、図28Dで特徴づけられる画像の特
徴が検出された場合には、注目画素は同図x1〜x4及
びy1〜y4で示されるデータに変更して印字される。
この場合には、x1=1,x2=0,x3=0,x4=
0すなわちxに対するコード:「1」、y1=0,y2
=0,y3=0,y4=0すなわちyに対するコード:
「0」がデータ生成回路から発生する如く、特徴抽出回
路から出力される特徴検出信号PN4’は、オア回路Q
2とオア回路Q1’に入力される。
【0139】同様にPN5’はxのコードは「4」、y
のコードは「6」となり、オア回路Q5とオア回路Q
7’に入力される。
【0140】またPN6’はxのコードは「6」、yの
コードは「0」となり、オア回路Q7とオア回路Q1’
に入力される。
【0141】またPN7’はxのコードは「6」、yの
コードは「7」となり、オア回路Q7とオア回路Q8’
に入力される。
【0142】またPN8’はxのコードは「6」、yの
コードは「0」となり、オア回路Q7とオア回路Q1’
に入力される。
【0143】またPN9’はxのコードは「C」、yの
コードは「D」となり、オア回路Q13とオア回路Q1
4’に入力される。
【0144】またPN10’はxのコードは「1」、y
のコードは「0」となり、オア回路Q2とオア回路Q
1’に入力される。
【0145】上記特徴検出回路の他にも不図示の複数の
特徴検出回路で検出される特徴検出信号が同様にオア回
路Q1〜Q16のうちの一つに、かつオア回路Q1’〜
Q16’のうちの一つに接続される。
【0146】また上記特徴検出回路からの特徴検出信号
PN1’〜PN10’を含む全ての特徴検出信号はノア
回路T1に接続される。
【0147】この様に、オア回路Q1〜Q16及びQ
1’〜Q16’の各出力に対応して、コード発生回路5
200によりドットのコード出力をすると共に、520
1のOR回路群によりドットの光量指示値も同時に出力
する。
【0148】20 ,21 ,22 ,23 の4ビットのコー
ドとしてx出力に対するコードとy出力に対するコード
として各々「0」〜「F」までのコードを発生する。
【0149】これらコード出力の20 の桁はオア回路S
1又はS1’でオアされてオア回路S1の出力:x1又
はオア回路S1’の出力:y1として出力される。また
コード出力の21 の桁はオア回路S2又はS2’でオア
されてオア回路S2の出力:x2又はオア回路S2’の
出力:y2として出力される。また、コード出力の22
の桁はオア回路S3又はS3’でオアされてオア回路S
3の出力:x3又はオア回路S3’の出力:y3として
出力される。また、コード出力の23 の桁はオア回路S
4又はS4’でオアされてオア回路S4の出力:x4又
はオア回路S4’の出力:y4として出力される。
【0150】この様にして2つ以上同時に選択されるこ
とのないQ1〜Q16の出力に対応した1つのコード
「0」〜「F」が、オア回路S1〜S4の出力:x1〜
x4及び、同様に光量指示値としてL1〜L3も同時に
出力される。
【0151】また2つ以上同時に選択されることのない
Q1’〜Q16’の出力に対応した1つのコード「0」
〜「F」が、オア回路S1’〜S7’の出力:y1〜y
4及びL1’〜L3’として得られる。
【0152】例えば、Xのコードが「3」の場合には、
x1=1,x2=1,x3=0,x4=0となり、L
1’〜L3’は全て「1」即ち、標準光量となる。
【0153】またYのコードが「2」の場合には、y1
=1,y2=1,y3=1,y4=1となり、L1’=
1,L2’=0,L3=0の光量指示値と共に出力され
る。なお、ノア回路T1の入力には全特徴検出信号が接
続されているので特徴検出信号の1つも「1」にならな
かった場合(特徴が一つも一致しない場合)にT1の出
力は「1」になる。この時、注目画素5fが白画素ドッ
トの場合に2入力アンド回路U1の出力が「1」になり
オア回路Q1及びQ1’の出力を「1」にしてx1〜x
4及びy1〜y4にコード「0」を出力(x1=0,x
2=0,x3=0,x4=0かつy1=0,y2=0,
y3=0,y4=0)し、また注目画素5fが黒画素ド
ットの場合に2入力アンド回路U2の出力が「1」にな
りオア回路Q16及びQ16’の出力を「1」にしてx
1〜x4及びy1〜y4にコード「F」を出力(x1=
1,x2=1,x3=1,x4=1及びy1=1,y2
=1,y3=1,y4=1)する。この様に予め決めら
れた特徴に合致しない場合は注目画素5fのデータがそ
のまま保存されて印字される。
【0154】上記データ生成回路の出力x1〜x4は公
知のパラレルシリアル変換回路44により、x1,x
2,x3,x4の順番にクロック信号VCKに同期して
出力される信号VDOMを発生し、JQデータ生成回路
の出力y1〜y4は同様にパラレルシリアル変換回路4
4によりy1,y2,y3,y4の順番にクロック信号
VCKに同期して出力される信号VDOMを発生し、該
VDOM信号は前述第1の実施例で述べた光量変調レー
ザドライバを経て半導体レーザを駆動する。
【0155】図31、図32、図33は第2の実施例に
よる効果を説明する図である。
【0156】この結果、例えば図31(a)の垂直に近
い1ドットラインは同図(b)に示す様な信号に変換さ
れ斜線部のスムージングの効果を生み出す。また、例え
ば図32(a)の水平に近い1ドットラインは同図
(b)に示す様な信号に変換され斜線部のスムージング
の効果を生み出す。
【0157】また、前記図3に示す文字「a」の一部で
ある図33(a)の画像は、例えば図33(b)で示す
様に文字の輪郭部の一部を小画区単位で変更された画像
として半導体レーザを駆動して印字される。前記小画区
単位で変更された部分は、電子写真プロセスによって輪
郭部分の曲部の画濃度を変更する効果をもたらし、また
は印字ドットの印字位置をずらす効果をもたらす。これ
によって文字の輪郭部は紙面上にスムース化された画像
として印字される。
【0158】以上の実施例は、副走査方向に対しては6
00ドット/インチの印字機能を有するプリンタエンジ
ンに対して、コントローラから主走査,副走査共に30
0ドット/インチの画像データを送信した場合に、プリ
ンタエンジン内で主走査方向に対して等価的に副走査方
向の解像度の4倍(1200ドット/インチ)、副走査
方向に対しては600ドット/インチの印字密度で印字
する場合について説明したが、主走査方向の等価印字密
度は副走査方向の4倍に限る必要はなく、2倍,3倍,
4倍,5倍,6倍,7倍,8倍,…としてもよい。
【0159】例えば、主走査方向に8倍(2400ドッ
ト/インチ)にしてスムージング処理を行う場合には、
前記図27A,図27Bで説明した変更パターン発生回
路のパターン発生部を4ビットの小信号(x〜x4,y
1〜y4)でなく8ビットの小信号(x1〜x8,y1
〜y8)で1画素を構成する様にすれば良い。
【0160】以上説明した様に本発明は従来技術の欠点
を補い、注目画素の広い領域に渡って周辺領域のドット
パターンの特徴を抽出された特徴に応じて注目画素を変
更するものであり、簡略化した論理回路にて水平に近い
輪郭部や垂直に近い輪郭部の検知を可能にし、輪郭部の
曲率に応じて最適なスムージング補正を行うことが可能
な技術を提供するものである。さらに、ディザ画像に対
する誤ったスムージング処理を排除し、さらに画像が密
集している場合のスムージング処理をも排除することを
可能としてスムージング処理による画像への悪影響を防
止することができる。
【0161】尚、本発明は、複数の機器から構成される
システムに適用しても、1つの機器から成る装置に適用
しても良い。また、本発明はシステム或は装置にプログ
ラムを供給することによつて達成される場合にも適用で
きることは言うまでもない。
【0162】
【発明の効果】以上説明した様に、本発明によれば、回
路を簡略化し、中間調画像の劣化を防止し、更に、スム
ージング効果が環境によって影響を受けにくくすること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1A】本発明の第1の実施例によるレーザビームプ
リンタのエンジン部分の内部構成を示す図である。
【図1B】本発明の第1の実施例によるレーザビームプ
リンタのエンジン部分の内部構成を示す図である。
【図2】第1の実施例によるプリンタエンジン部と画像
データを生成するコントローラ間のインタフェース信号
を示す図である。
【図3】従来例によるドツトデータで表されたパターン
の一例を示す図である。
【図4】第1の実施例によるマトリックスを説明する図
である。
【図5】図3に示すドットパターンから画像データをマ
トリックスメモリに記憶する方法を説明する図である。
【図6】図3に示すドットパターンから画像データをマ
トリックスメモリに記憶する方法を説明する図である。
【図7】第1の実施例によるVDO信号処理部101の
回路構成を示すブロツク図である。
【図8】従来例による不都合を説明するための4×4の
ディザ画像の一部を示す図である。
【図9】第1の実施例において、注目画素の変更画区を
示す図である。
【図10】第1の実施例において、主走査方向ドット×
副走査9ドットドットのマトリクス領域からマトリクス
領域の全領域に渡ってドットパターンの特徴を抽出し、
スムージング化を行うべきドットパターンであるか否か
を調べる為のアルゴリズムを説明する図である。
【図11】第1の実施例において、主走査方向ドット×
副走査9ドットドットのマトリクス領域からマトリクス
領域の全領域に渡ってドットパターンの特徴を抽出し、
スムージング化を行うべきドットパターンであるか否か
を調べる為のアルゴリズムを説明する図である。
【図12A】上記各領域の特徴を用いて縦に近い境界線
を有する図形に対してスムージングを行うべきパターン
をいくつかの例として示す図である。
【図12B】上記各領域の特徴を用いて縦に近い境界線
を有する図形に対してスムージングを行うべきパターン
をいくつかの例として示す図である。
【図12C】上記各領域の特徴を用いて縦に近い境界線
を有する図形に対してスムージングを行うべきパターン
をいくつかの例として示す図である。
【図12D】上記各領域の特徴を用いて縦に近い境界線
を有する図形に対してスムージングを行うべきパターン
をいくつかの例として示す図である。
【図12E】上記各領域の特徴を用いて縦に近い境界線
を有する図形に対してスムージングを行うべきパターン
をいくつかの例として示す図である。
【図13A】上記各領域の特徴を用いて横に近い境界線
を有する図形に対してスムージングを行うべきパターン
をいくつかの例として示す図である。
【図13B】上記各領域の特徴を用いて横に近い境界線
を有する図形に対してスムージングを行うべきパターン
をいくつかの例として示す図である。
【図13C】上記各領域の特徴を用いて横に近い境界線
を有する図形に対してスムージングを行うべきパターン
をいくつかの例として示す図である。
【図13D】上記各領域の特徴を用いて横に近い境界線
を有する図形に対してスムージングを行うべきパターン
をいくつかの例として示す図である。
【図13E】上記各領域の特徴を用いて横に近い境界線
を有する図形に対してスムージングを行うべきパターン
をいくつかの例として示す図である。
【図14A】領域の特徴を用いて右上方向に斜めの境界
線を有する図形に対してスムージングを行うべきパター
ンをいくつかの例として示す図である。
【図14B】領域の特徴を用いて右上方向に斜めの境界
線を有する図形に対してスムージングを行うべきパター
ンをいくつかの例として示す図である。
【図14C】領域の特徴を用いて右上方向に斜めの境界
線を有する図形に対してスムージングを行うべきパター
ンをいくつかの例として示す図である。
【図15A】第1の実施例によるスムージング結果を示
す図である。
【図15B】第1の実施例によるスムージング結果を示
す図である。
【図16A】第1の実施例によるスムージング結果を説
明する図である。
【図16B】第1の実施例によるスムージング結果を説
明する図である。
【図17A】第1の実施例による特徴抽出部の回路構成
を示す図である。
【図17B】第1の実施例による特徴抽出部の回路構成
を示す図である。
【図17C】第1の実施例による特徴抽出部の回路構成
を示す図である。
【図18A】それぞれ図12A〜図12Dに対応した特
徴抽出を行う回路を示す図である。
【図18B】それぞれ図12A〜図12Dに対応した特
徴抽出を行う回路を示す図である。
【図18C】それぞれ図12A〜図12Dに対応した特
徴抽出を行う回路を示す図である。
【図18D】それぞれ図12A〜図12Dに対応した特
徴抽出を行う回路を示す図である。
【図19A】第1の実施例による変更信号発生部の構成
例を示す回路図である。
【図19B】第1の実施例による変更信号発生部の構成
例を示す回路図である。
【図19C】第1の実施例による変更信号発生部の構成
例を示す回路図である。
【図19D】第1の実施例による変更信号発生部の構成
例を示す回路図である。
【図19E】第1の実施例による変更信号発生部の構成
例を示す回路図である。
【図19F】第1の実施例による変更信号発生部の構成
例を示す回路図である。
【図19G】第1の実施例による変更信号発生部の構成
例を示す回路図である。
【図20A】第1の実施例による追加アルゴリズムを説
明する図である。
【図20B】第1の実施例による追加アルゴリズムを説
明する図である。
【図21】図20A及び図20Bのアルゴリズムを用い
た場合の効果を説明する図である。
【図22A】図8(a)の画像を第1の実施例による特
徴検出回路にて検出させた場合を説明する図である。
【図22B】図8(b)の画像を第1の実施例による特
徴検出回路にて検出させた場合を説明する図である。
【図23A】第1の実施例による効果を説明する図であ
る。
【図23B】第1の実施例による効果を説明する図であ
る。
【図24A】第1の実施例の変形例を示す図である。
【図24B】第1の実施例の変形例を示す図である。
【図24C】第1の実施例の変形例を示す図である。
【図25】第2の実施例における注目画素を印字する小
画区の取り方を説明する図である。
【図26】第2の実施例によるVDO信号処理部101
の回路構成を示すブロック図である。
【図27A】第2の実施例によるデータ生成回路の構成
を示す回路図である。
【図27B】第2の実施例によるデータ生成回路の構成
を示す回路図である。
【図27C】第2の実施例によるデータ生成回路の構成
を示す回路図である。
【図27D】第2の実施例によるデータ生成回路の構成
を示す回路図である。
【図27E】第2の実施例によるデータ生成回路の構成
を示す回路図である。
【図28A】第2の実施例による特徴抽出アルゴリズム
の例を示す図である。
【図28B】第2の実施例による特徴抽出アルゴリズム
の例を示す図である。
【図28C】第2の実施例による特徴抽出アルゴリズム
の例を示す図である。
【図28D】第2の実施例による特徴抽出アルゴリズム
の例を示す図である。
【図29A】第2の実施例による特徴抽出アルゴリズム
の例を示す図である。
【図29B】第2の実施例による特徴抽出アルゴリズム
の例を示す図である。
【図29C】第2の実施例による特徴抽出アルゴリズム
の例を示す図である。
【図29D】第2の実施例による特徴抽出アルゴリズム
の例を示す図である。
【図30A】第2の実施例による特徴抽出アルゴリズム
の例を示す図である。
【図30B】第2の実施例による特徴抽出アルゴリズム
の例を示す図である。
【図31】第2の実施例による効果を説明する図であ
る。
【図32】第2の実施例による効果を説明する図であ
る。
【図33】第2の実施例による効果を説明する図であ
る。
【符号の説明】
11 感光ドラム 14 現像器 51 半導体レーザ 52 ポリゴンミラー 8〜8’ 定着器 200 コントローラ 100 プリンタ 101 VDO信号処理部 25〜33 ラインメモリ 34〜42 シフトレジスタ 43 処理回路 44 パラレルシリアル変換回路 45 クロック発生回路 46 分周回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G06F 15/72 350 9192−5L G06K 15/00 (72)発明者 柏原 淳 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 瀬戸 薫 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】注目画素を含む注目画素周辺の画素データ
    を記憶する記憶手段と、 前記記憶手段に記憶されている画素データの中から所定
    の領域を抽出する抽出手段と、 前記抽出手段により抽出された所定の領域の画素データ
    のパターンと所定のパターンとを照合する照合手段と、 前記照合手段で照合一致を確認した場合、注目画素の画
    素データを変更する信号を出力する変更出力手段と、 前記変更出力手段からの出力信号に基づき光ビームを変
    調し記録を行う記録手段とを有し、 前記照合手段において抽出されたパターンが縦線に近い
    パターンと照合された場合、前記記録手段は前記変更出
    力手段からの出力信号に基づき光ビームの照射時間を制
    御し記録を行い、 前記照合手段において抽出されたパターンが横線に近い
    パターンと照合された場合、前記記録手段は前記変更出
    力手段からの出力信号に基づき光ビームのビーム強度を
    制御し記録を行うことを特徴とする記録装置。
  2. 【請求項2】前記抽出手段は、前記記憶手段で記憶した
    画素データを所定サイズの領域毎に抽出する領域抽出手
    段と、前記領域抽出手段で抽出した領域毎の画素データ
    から輪郭を含む境界部分を抽出する境界抽出手段とを含
    み、前記境界抽出手段で抽出した画素データを前記所定
    の特徴を持つ画素データとしたことを特徴とする請求項
    1記載の記録装置。
  3. 【請求項3】前記変更出力手段は、変更内容にスムージ
    ング処理を含むことを特徴とする請求項1記載の記録装
    置。
JP4164581A 1992-06-23 1992-06-23 記録装置 Withdrawn JPH06992A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0724194A1 (en) 1995-01-30 1996-07-31 Fuji Photo Film Co., Ltd. Silver halide color photographic material
US5896489A (en) * 1996-05-15 1999-04-20 Nec Corporation Electrophotographic printer
JP2009212933A (ja) * 2008-03-05 2009-09-17 Canon Inc 画像処理装置及びその方法

Cited By (4)

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