JPH0699272A - 保温材 - Google Patents

保温材

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JPH0699272A
JPH0699272A JP27482692A JP27482692A JPH0699272A JP H0699272 A JPH0699272 A JP H0699272A JP 27482692 A JP27482692 A JP 27482692A JP 27482692 A JP27482692 A JP 27482692A JP H0699272 A JPH0699272 A JP H0699272A
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JP
Japan
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charcoal
heat insulating
insulating material
weight
heat insulation
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Pending
Application number
JP27482692A
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English (en)
Inventor
Shozo Kuroda
昭三 黒田
Takeo Kuroda
武男 黒田
Noboru Kuboki
昇 窪木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KURODA SHOJI YUGEN
Original Assignee
KURODA SHOJI YUGEN
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、保温力、保温寿命に優れていると
いうくん炭の特徴を保持しつつ且つくん炭保温材の飛散
性、脆性を改良し粉塵の発生を抑制した保温材及びその
製造方法を提供することを目的とする。 【構成】 本発明に係る保温材は、(a) 籾殻を蒸し焼き
して炭化したくん炭75〜90重量%、(b) 澱粉4〜1
2重量%、(c) カルボキシメチルセルロース及びキチン
キトサンのうちのいずれか一方又は両方0.5〜5重量
%、(d) ポルトランドセメント粉及び珪酸ソーダのうち
のいずれか一方又は両方2〜12重量%を含有すること
を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、鉄鋼を熔融する炉の熔
融された鉄鋼材(以下湯と言う)の湯面を保温する保温
材に関し、保温材の投入、取り出し等の取扱に際し、保
温材の飛散を低減して、職場環境の汚染の防止を図る保
温材に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、製鋼に用いる熔融炉で蓋を用いな
い場合の湯面の保温は、主に木炭が使用されていた。し
かし木炭原料の雑木の供給不足、木炭製造業の減少に伴
い、保温材原料木炭の入手難になり、代替材料として稲
藁を蒸し焼きした藁灰が取り上げられた。藁灰は木炭に
比べコスト的に有利で、且つ原料が稲藁であるため供給
面でも問題がないが、しかし、湯の高温にさらされて藁
灰が短時間で燃えてしまい、湯を保温する時間すなわち
保温時間が木炭保温材より短いと言う短所があるので、
大量に藁灰を投入使用するという結果になり、投入頻
度、投入量の増大という作業者にとって苛酷な労働を強
いることとなった。また取扱時に粉塵の発生量が多く、
環境汚染も大きかった。従って、これに従事する関係者
に、保温寿命の長い、粉塵の少ない代替保温材が大いに
望まれていた。
【0003】次に登場したのが、籾殻を蒸し焼きして炭
化したくん炭(以下単にくん炭という)保温材であっ
た。くん炭保温材は原料が稲の籾殻であるため藁灰と同
様に原料供給面で問題なく、むしろ稲藁が飼料等利用面
が多いのに対し、籾殻は利用価値が低いため、原料供給
面でもコスト的にも藁灰より有利であった。またくん炭
は藁灰に対して保温時間が長く且つ保温性能も良好であ
ったため、次第に藁灰に取って替った。
【0004】時代の流れと共に諸工業の設備合理化に伴
い作業環境の整備がなされる中で、保温材としてのくん
炭は、見掛け密度が0.09kg/L(リッター)と低
く、また粒が脆く粉塵となりやすく、結果として飛散し
易いため、作業環境を汚染し易い短所があり、これの改
善が望まれている。
【0005】一方、くん炭以外の原料を用いた保温材が
開発され実用化されつつある。これらの保温材の原料は
いわゆる産業廃棄物の有効利用から得られたもので、例
えば製紙産業から排出されたパルプ工場廃棄物であるヘ
ドロなどである。このヘドロを前処理して押出機械にて
押出し粒状にして乾燥焼き固めたものなどが代表として
挙げられる。これらの保温材は不燃性又は難燃性材料が
多く、保温材として用いた場合、保温寿命はの好である
が保温力が低いという欠点がある。しかし保温力に問題
があるものの、くん炭保温材より粉塵の飛散が少ないと
いう点から採用されている。
【0006】くん炭保温材が粉塵の飛散による作業環境
汚染という問題点をかかえながら、なお広く保温材とし
て使用されているのは、コスト、保温力、保温寿命が非
常に優れているからである。保温力、保温寿命に優れて
いるのは、従来保温材として炭素系の材料(木炭等)が
使用されてきたのと大いに関係があると推定される。す
なわち高温の湯に接して加熱されたくん炭粒子は、積層
したくん炭粒子間のスキマにある空気中の酸素で徐々に
燃え発熱し、自己発熱による保温効果を高めていると考
えられ、このことは、これに従事する関係者に知られて
いる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従って、くん炭が肉厚
の薄い籾殻を炭化したもので籾殻同様に薄いため、わず
かな外力で砕け粉状になり、より飛散し易くなるという
欠点を改良してやる必要がある。本発明は、保温力、保
温寿命に優れているというくん炭の特徴を保持しつつ且
つくん炭保温材の飛散性、脆性を改良し粉塵の発生を抑
制した保温材を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係る保温材は、
(a) 籾殻を蒸し焼きして炭化したくん炭75〜90重量
%、(b) 澱粉4〜12重量%、(c) カルボキシメチルセ
ルロース及びキチンキトサンのうちのいずれか一方又は
両方0.5〜5重量%、(d) ポルトランドセメント粉及
び珪酸ソーダのうちのいずれか一方又は両方2〜12重
量%を含有することを特徴とする。
【0009】まず本発明を完成するに至るまでの経過及
び各成分の役割について説明する。本発明者らは、保温
力及び保温寿命に優れていると言うくん炭の利点を生か
しつつ、くん炭の飛散性、脆性を改良する種々の検討を
積み重ねた結果、くん炭の粒状化物で、しかもくん炭を
積層状態にした時の通気性(通気抵抗)とほぼ同程度の
通気性を有し、且つ飛散性および粉塵による汚染性を解
消したくん炭を主成分にした保温材の開発を行った。
【0010】くん炭の形状は、籾殻の形状そのまま炭化
したもので、製造時の取り扱いで一部砕けた粉末も含ま
れている。発明者等は、くん炭の粉砕された微粉末も含
めて固めて造粒する方法を先ず検討した。
【0011】発明者等は、くん炭に高粘度(500cp
〜3000cp)のカルボキシメチルセルロース(CM
C)水溶液又はキチンキトサンの水溶液を添加しリボン
型ミキサーで撹拌すると、くん炭は高粘度液に濡れなが
ら高粘度液を介して互いに集合する現象を発見し、これ
を回転する円筒ドラムに入れるとくん炭の集合体がほぼ
球状に丸まることを発見した。さらに、円振動を与えた
皿状の円盤にこれを乗せると円筒ドラムに入れた場合と
同様にほぼ球状に丸まることを発見した。しかし高粘度
液としてポリアクリル酸エステル系の粘着性組成物を用
いた場合は造粒された粒子を乾燥しても粘着性が残留
し、粒子どうしがくっついて更に大きな二次粒子が生成
するという不都合があり、好ましい結果が得られなかっ
た。
【0012】しかし以上のようにして得たほぼ球形の造
粒物(平均粒径1mm〜30mm)を乾燥させると一部
造粒物の形状が崩れ、さらに指で軽くつまむと砕ける現
象が見られた。これはくん炭どうしの接着が不十分なた
めであると判断された。そこで発明者たちは、くん炭粒
子(砕けたくん炭粉末も含む)間の接着力を上げるため
のバインダーを種々検討した結果、澱粉、例えばコンニ
ャク飛粉が効果的であることがわかった。そこでくん炭
100重量部に対して澱粉を5〜20重量部加え、リボ
ン型ミキサーで撹拌しながらCMC高粘度水溶液(1
%)100重量部を振りかけて均一に練り、皿状円盤振
動機に移し造粒した。造粒物を乾燥したところ、造粒物
の割れ、砕け現象は全く見られず、指で押しても容易に
砕けない接着性を示し、取扱い上砕けることのないくん
炭造粒物が得られた。CMC水溶液の代りにキチンキト
サンの水溶液を用いた場合も同様な効果が得られた。
【0013】またバインダーを混合する過程で、バイン
ダーの澱粉と、粘性を与えて造粒するCMC粉末を混合
してからくん炭に均一に混合し、リボン型ミキサーで撹
拌しながら水をスプレー散布すると、CMCが水に濡れ
ると急速に粘性を帯び、くん炭どうしが粘着するように
なることを発見した。このようにして得られた造粒物も
同様に砕けにくい固い造粒物になった。
【0014】このようにして得た造粒物を金網に載せガ
スコンロで強熱すると、造粒物は次第に燃えて形が崩壊
することがわかった。そこで耐熱バインダーとして適当
な成分を検討した結果、適度な水分で徐々に硬化する耐
熱性のポルトランドセメントを選定した。またポルトラ
ンドセメントの添加によ造粒物の見掛け密度が高くなる
ことも期待できた。
【0015】造粒物組成として、くん炭、澱粉、CMC
及びポルトランドセメント粉をリボン型ミキサーで混合
し、水をスプレー散布して粘性を帯びさせ、振動造粒機
に掛けて造粒し乾燥した。これを金網を載せたコンロ上
で加熱し燃焼させた。ポルトランドセメントの有無の造
粒物を比較すると、ポルトランドセメント入り造粒物は
灰化してもその形状を大部分保っているが、入っていな
いものは形状が崩壊しているものが多く見られ、ポルト
ランドセメントの効果が確認できた。
【0016】くん炭造粒物の主成分であるくん炭は、各
成分の混合工程、粘性付与工程、造粒工程で、大部分の
くん炭は砕け、造粒物となった段階でポーラスな粒状物
となっている。前述した造粒物の強熱時、ポーラスな穴
を通して空気が入り、燃えやすくなると考えられること
から、造粒物の表面層に不燃性の膜をコーティングして
造粒物の中に空気の侵入を遅らせることにより、燃焼を
制御する可能性を検討した。
【0017】すなわち、振動機で粒の成形がほぼ完了す
る段階で(実際には、振動機に粘性を帯びた混合物が接
するとほぼ瞬時に丸まりほぼ球の成形粒が出来ている)
珪酸ソーダ(水ガラス)の水溶液をスプレー散布し表面
にコーティングした。次に濡れた表面に乾いたくん炭粉
を散布して表面のべとつきを取り乾燥した。
【0018】珪酸ソーダコーティングした物としない物
を前述の如くコンロ上で加熱燃焼させ、表面が一部灰化
した段階で同一粒径の造粒物を半分に切って断面を観察
すると、コーティングの有無で顕著な燃焼差は見られな
かっったが、灰化による白色部分は珪酸ソーダコーティ
ングの方が若干少ないことが確認された。また表面が灰
化(灰白色)した段階で同一粒径の造粒物を半分に切っ
て断面を観察すると、コーティングした方が芯部に黒色
の未灰化が多く残っている割合が多く認められた。また
珪酸ソーダは前記の如く造粒後表面に散布せずに、最初
から原料中に混入して造粒しても同様な効果が得られる
ことがわかった。
【0019】また珪酸ソーダの添加量が多い場合にはポ
ルトランドセメントを添加しないでも、ポルトランドセ
メント入り造粒物と同様に灰化してもその形状を大部分
保つことが認められた。
【0020】次に造粒物の通気性(通気抵抗)について
検討した。通気性が良すぎると燃焼が早く保温時間が短
くなり、通気性が悪いと自己発熱が減少し保温力が低下
するので、使用実績のあるくん炭単独使用の場合と同程
度の通気性(通気抵抗)であることが望ましい。
【0021】通気性は造粒物の平均粒径及び見掛け密度
に関係する。本発明者らの知見によれば、平均粒径が
0.5mm〜30mmの範囲の球状又は楕円球状に造粒
されたもので、粗い粒子と細かい粒子が混合している状
態のものが好ましい。また見掛け密度は0.2〜0.5
kg/L(リッター)の範囲のものが好ましい。
【0022】くん炭保温材の通気性は下記の方法で評価
した。縦10cm、横10cm、高さ120cmの角筒
の底部より50cm上に50メッシユの金網を設け、保
温材試料を入れる部分の高さ70cmとした。角筒の底
部より約5cm上にエアー送入口を設け、また金網部よ
り約7cm下に水柱マノメーターを接続した。角筒の上
部から試料を入れ軽く側面を叩いて試料がブリジしない
様に上端まで入れた。ついで微量のエアーを送り込みな
がら水柱マノメーターでエアー室と大気圧との差(水柱
差圧)を測定し、試料の通気性の指標とした。これまで
の検討で得られた試料について通気性を測定すると表1
のようになる。
【表1】
【0023】くん炭単独(試料番号1)は26〜34m
/m水柱差圧を示し、これと比較すると、ポルトランド
セメントを配合したものがくん炭単独に近づいている。
【0024】上記のように通気性がほぼくん炭に近付い
たことがわかったが、くん炭単独の場合と同等以上の通
気抵抗にすべくなお検討した結果、ほぼ球状の造粒品を
押し潰して扁平な形状の偏平造粒品にすることによっ
て、積層した時ほぼ水平に偏平粒子が並び、空気の通り
を押えることがわかった。
【0025】振動造粒機から排出された柔らかい造粒粒
子をベルトコンベヤーの上にスキマを5mm開けたロー
ル間に通し、押し潰したものを乾燥させ、前述の方法で
通気性を測定したところ、水中差圧24〜35mmとバ
ラツキはあったが、ほぼくん炭単独と同程度の通気性を
有する偏平造粒品を得た。本テストでは直径が大きいも
ので約30mmの造粒品を押しつぶしたので、厚さ1〜
7mmの偏平円板状、偏平楕円形状の造粒品のほかに、
1部、押しつけ中に割れた略三角形、略半円形などの偏
平で不揃いな粒を含んでいた。
【0026】以上説明した各成分の作用に関する知見に
基づいて、各成分の配合比率について更に詳細に検討し
た。
【0027】澱粉は添加量が多いとバインダー効果は向
上するが強熱するとくん炭の燃焼を促進させることにな
り好ましくない。添加量はくん炭100重量部に対して
7〜13重量部程度、最終製品である保温材中には4〜
12重量%、好ましくは5〜10重量%とする。
【0028】CMC又はキチンキトサンは添加量が多い
と粘性が大となり比較的粒度の大きい粒が得られ、少な
いと小さい粒度の粒が得られる。添加量は最終製品であ
る保温材中に0.5〜5重量%、好ましくは1.5〜3
重量%とする。キチンキトサン(キトサン)は各種のか
に、えび等の甲殻類の殻から得られるキチンの脱アセチ
ル化物である。
【0029】ポルトランドセメントは添加量を増やすと
造粒物の強度は向上するが、6重量%以上では見掛け密
度が急激に増大し粒内の空隙が失しなわれてしまう。添
加量は最終製品である保温材中に2〜6重量%程度とす
る。珪酸ソーダの添加量は、ポルトランドセメントを併
用する場合は2〜7重量%、ポルトランドセメントを併
用し用いない場合は4〜12重量%、ポルトランドセメ
ント及び珪酸ソーダの固形分の合計は2〜12重量%、
多すぎるとくん炭造粒物の燃焼性が低下し、結果として
保温力を低下させる。
【0030】くん炭保温材の飛散性を下記の方法で評価
した。合板製のテーブルの上に試料2L(リッター)を
堆積させ、50cm離れたところに設置した家庭用扇風
機を用いて試料に風を当て、風による試料の飛散性を調
べた。その結果、くん炭は風で次第に飛び、数分で台の
上から風に流されて落下したが、造粒品はすべて、直径
が1m/m前後以下のものがわずかに動いたのみで、ほ
とんど風による飛散はなく、明らかに造粒の効果がみら
れた。
【0031】
【実施例1〜6】表2に示す割合で原料を混合し、粒状
化して保温材を調製し、その性状を測定した。結果を表
2に示す。なお珪酸ソーダとしては3号珪酸ソーダ(S
iO2 /Na2 Oモル比=3;SiO2 分=29%、N
2 O分=9.3%)を用いた。比較のためくん炭その
ものの性状も表2に示した。
【表2】
【0032】
【実施例7】表2に示す割合でくん炭に澱粉(コンニャ
ク飛粉)を混合し、キチンキトサンの4%水溶液を散布
しながら撹拌し、くん炭が濡れてほぼ均一に混合し、振
動機にかけて粒の成形がほぼ完了した段階で3号珪酸ソ
ーダの水溶液をスプレー散布し表面にコーティングし
た。珪酸ソーダの水溶液は造粒成形された粒の表面の酸
性液に触れて一部硬化しながらコーティング膜を形成し
た。次に粘性を帯びた状態の濡れた表面に乾いたくん炭
粉を散布し表面のべとつきを取り乾燥した。このように
して調製した保温材について実施例1〜6と同様な評価
を行った。結果を表3に示す。なおキチンキトサンの4
%水溶液は、10%クエン酸水溶液中にキチンキトサン
が4%になるように溶解したものである。10%クエン
酸水溶液に溶解したのは、キチンキトサンが水に溶けな
いからである。
【表3】
【0033】表2、表3から明らかなように、本発明の
保温材はくん炭単独(比較品)に比べて見掛け密度が高
く、飛散性が小さく、粒子が固く、又加熱後の強度も優
れている。
【0034】
【発明の効果】保温力、保温寿命に優れているというく
ん炭の特徴を保持しつつ且つくん炭保温材の飛散性、脆
性を改良し粉塵の発生を抑制した保温材が得られる。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a) 籾殻を蒸し焼きして炭化したくん炭
    75〜90重量%、(b) 澱粉4〜12重量%、(c) カル
    ボキシメチルセルロース及びキチンキトサンのうちのい
    ずれか一方又は両方0.5〜5重量%、(d) ポルトラン
    ドセメント粉及び珪酸ソーダのうちのいずれか一方又は
    両方2〜12重量%を含有することを特徴とする保温
    材。
  2. 【請求項2】 平均粒径0.5mm〜30mmの球状又
    は楕円球状に造粒されたものである請求項第1記載の保
    温材。
  3. 【請求項3】 厚さ1〜7mmの偏平円板状、偏平楕円
    形状又は偏平不定形状に造粒されたものである請求項第
    1項記載の保温材。
  4. 【請求項4】 見掛け密度が0.2〜0.5kg/L
    (リッター)である請求項第1項記載の保温材。
JP27482692A 1992-09-21 1992-09-21 保温材 Pending JPH0699272A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6337089B1 (en) 1998-02-06 2002-01-08 Seiwa Kasei Company, Limited Microcapsule containing core material and method for producing the same
WO2022030027A1 (ja) * 2020-08-03 2022-02-10 Each DreaM株式会社 断熱材、及び断熱材の製造方法

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US6337089B1 (en) 1998-02-06 2002-01-08 Seiwa Kasei Company, Limited Microcapsule containing core material and method for producing the same
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