JPH0699171A - フイルター・システム - Google Patents

フイルター・システム

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JPH0699171A
JPH0699171A JP3070253A JP7025391A JPH0699171A JP H0699171 A JPH0699171 A JP H0699171A JP 3070253 A JP3070253 A JP 3070253A JP 7025391 A JP7025391 A JP 7025391A JP H0699171 A JPH0699171 A JP H0699171A
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JP
Japan
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water
outlet
reverse osmosis
flow
filter
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Application number
JP3070253A
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English (en)
Inventor
Thomas E Birdsong
イー.バードソング トーマス
Steve O Mork
オー.モーク スチーブ
Steven L Peace
エル.ピース スチーブン
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TDY Industries LLC
Original Assignee
Teledyne Industries Inc
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D61/00Processes of separation using semi-permeable membranes, e.g. dialysis, osmosis or ultrafiltration; Apparatus, accessories or auxiliary operations specially adapted therefor
    • B01D61/02Reverse osmosis; Hyperfiltration ; Nanofiltration
    • B01D61/10Accessories; Auxiliary operations
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D61/00Processes of separation using semi-permeable membranes, e.g. dialysis, osmosis or ultrafiltration; Apparatus, accessories or auxiliary operations specially adapted therefor
    • B01D61/02Reverse osmosis; Hyperfiltration ; Nanofiltration
    • B01D61/08Apparatus therefor
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D61/00Processes of separation using semi-permeable membranes, e.g. dialysis, osmosis or ultrafiltration; Apparatus, accessories or auxiliary operations specially adapted therefor
    • B01D61/02Reverse osmosis; Hyperfiltration ; Nanofiltration
    • B01D61/08Apparatus therefor
    • B01D61/081Apparatus therefor used at home, e.g. kitchen
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D61/00Processes of separation using semi-permeable membranes, e.g. dialysis, osmosis or ultrafiltration; Apparatus, accessories or auxiliary operations specially adapted therefor
    • B01D61/02Reverse osmosis; Hyperfiltration ; Nanofiltration
    • B01D61/12Controlling or regulating
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S210/00Liquid purification or separation
    • Y10S210/90Ultra pure water, e.g. conductivity water

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
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  • Nanotechnology (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 一定の水送出量を提供する改良された液圧作
動弁を含む逆浸透系の提供。 【構成】 逆浸透系は源からの供給水を清浄にする沈降
物フィルタ20を含み、それからその水が逆浸透膜フィ
ルタ22へ供給される。逆浸透膜フィルタからの浸透水
は貯蔵タンク26内の袋66へ送られる。膜フィルタか
らの濃縮物は袋の圧搾水として貯蔵タンクへ送られ且つ
その中で使用される。浸透水を使用者へ送出する水栓3
0が開かれた時、圧搾水は浸透水を貯蔵タンクから不純
物フィルタ28を通して流し、水栓へ供給する。弁ユニ
ット24は貯蔵タンクへ送られる圧搾水の量を制御し且
つ水栓から流出される水の圧力を一定に保ち過大圧力に
対する安全を提供する。以上の如く構成された融通性及
び便利性をもって使用者への浸透水の送出を制御するた
めに有利な水栓組立体。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はフイルター・システムに
関する。特に、本発明は、フィルタ監視装置、制御弁
系、電子式プロセッサ及び水栓組立体を含むことによる
上記フイルター・システムでの及び上記フイルター・シ
ステムのための改良に関する。
【0002】
【従来の技術】特に住宅用及び他の少ない水消費の利用
施設のための給水系への2つの主要な追加装置は、有機
物質を除去するための活性炭ベッドと、溶解されない固
体を除去するための沈降物フィルタとであった。関心を
得ている第3の範疇は溶解された固体を水から濾過する
薄い膜を通しての逆浸透を使用する。除去されたこれら
の固体は膜から洗われ且つドレインへ流される。この後
者の濾過処理は比較的非常に遅く、典型的には1日当り
18〜75リットル(5〜20ガロン)で生ずる。従っ
て、消費者の便宜及び利用のために貯蔵装置を組込むこ
とが必要になる。逆浸透系は典型的には沈降物、有機物
質及び無機物質の全てを最良に除去するために炭素ベッ
ド及び沈降物フィルタを含む。
【0003】3つの別の問題の1つ又はそれ以上が現在
入手可能な逆浸透ユニットで普通に生じている。それら
は水栓送出量、浸透水発生及び水保存を含む。一般に使
用されている多くの装置は貯蔵タンク内に配置されたエ
ラストマーの袋を組入れており、それは約0.35kg
/cm(5lb/in)まで加圧された空気から濾
過された水を分離する。その圧縮空気は処理された水を
消費用の水栓へ送出させる。しかしながら、貯蔵タンク
が水で満たされるにつれて、空気は加圧され、これはタ
ンク圧力を増加させる。従って、消費者がタンクの充満
後初めて水を小出しする時、小出しされる水の流量は貯
蔵タンクが殆ど空である時に水を小出しする時よりも多
くなる。加えて、タンクのその増加された圧力は通常は
逆浸透膜上に背圧を加え、膜の性能低下を生ずる。最後
に、貯蔵タンクが充満すると、系は動作し続けることが
あり、その場合水はドレインへ無駄に排水される。
【0004】上述した問題の2つを、系の動作を制御す
る液圧作動弁を組込むことによって解決する努力がなさ
れている。そのアプローチは実行可能であることが立証
されているが、既存の構成は非常に制限された圧力範囲
にわたってだけ動作する。逆浸透系に関する当業界での
背景技術関係は、ブレイの米国特許第4,077,88
3号、ブレイの同第3,746,640号、ゴセットほ
かの同第3,831,757号、ブレイの同第3,88
7,463号、テイラーの同第4,176,063号及
びテイラーほかの同第4,391,712号である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】消費者の水使用量の一
定の送出を提供する新規で改良された液圧作動弁を提供
することは本発明の1つの目的である。
【0006】貯蔵タンクが充満している時にドレインへ
の偏流を排除することによって水を保存する新規で改良
された構成を提供することは本発明の別の目的である。
【0007】広範囲の圧力にわたって動作することがで
きる液圧弁動作系を提供することは本発明の別の目的で
ある。
【0008】特に住宅の利用では、逆浸透系の1つの設
置位置は台所の流しの下である。清浄にされ且つ純化さ
れた水は、それを流し水盤中ヘ小出しするために最初に
制限された使用量でしばしば野菜噴霧装置の所定の位置
にある固定された第3の水栓へ供給することによって小
出しされることができる。それはしばしば幾つかの別の
理由で使用に不便である。
【0009】本発明の更に別の目的は、逆浸透系で使用
することができ且つ流しで又はカウンターの上でのいず
れかで瞬間的又は連続的のいずれかの水送出を可能にす
る新規で改良された送出水栓又は出口弁を提供すること
である。
【0010】原水の標本を最初に取り且つ次にそれを浸
透水の標本と手操作で比較することによって使用者が逆
浸透膜の除去量を決定することを可能にする装置は知ら
れている。通常、全溶解固体量(TDS)が特別の温
度、例えば22℃(72°F)で電気コンダクタンスを
測定することによって決定される。これらの装置はしば
しば手で保持さるか又は逆浸透系の出力へ連結され、使
用者がコンダクタンスを決定することを可能にする。一
連のスイッチが入力又は供給水のコングクタンスに従っ
て据付けられたインラインコンダクタンス監視装置が通
常は必要である。そのステップは典型的にはマイクロモ
ー単位のコンダクタンスで測定された溶解固体のパーセ
ンテージを決定するためにより精巧なTDS測定装置の
使用を必要とする。スイッチが据付けられた後、装置は
系の出口への浸透水中に装着される。
【0011】そのアプローチは4つの主要な面で不足し
ている。第一に、サービス作業組織が通常はTDS又は
コンダクタンスを決定し且つ消費者のためにインライン
監視装置をプログラムしなければならない。第二に、こ
の種類の装置は水流中へ突出したそのプローブ上に鉱物
の蓄積を増大し、その蓄積が不正確な読みを生じること
がある。第三の問題は特に入力水が春の雨又は他の溢れ
だし状態の理由でそのコンダクタンスに変化をきたす時
に起こる。即ち、そのようなアプローチはそれが供給水
のコンダククンスを決定する方法をもたないのでその読
みを補うことができない。第四の問題は温度差が入力及
び出力水状態の間に存在する時に起こる。
【0012】本発明の1つの目的は、動作中測定プロー
ブを汚れなく保ちながら入力及び出力TDSの間の差を
決定し、且つ使用者が特別のTDS測定装置を必要とせ
ずに系を装着し且つ使用することを可能にする方法を提
供することである。
【0013】別の目的は、コンダクタンスの変化を温度
変化で修正し、その結果としてTDSが直接に測定され
る系を提供することである。
【0014】また、供給水と浸透生成水とを自動的に比
較する監視系は知られている。これは入口側及び出口側
にプローブを使用し、供給水温度及び全溶解固体量の変
化の度毎に再較正を必要とすることがある単一プローブ
だけの監視装置の使用よりも有利である。そのような監
視装置は供給水及び浸透水の導電率を同時に比較し、且
つ不合格割合を計算するための回路構成を含む。しかし
ながら、既知の従来技術の監視装置は起こり得るプロー
ブの誤動作のために性能の悪化をこうむる。
【0015】本発明の関連した目的は、導電率プローブ
が適正に作用し続けることを可能にする状態で維持され
る流れ監視装置を提供することである。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明の従属的な特徴は
プログラムされた感知及び計算を提供すること及び予測
された最終的構成要素寿命及び動作状態に関する全フィ
ルタの状態のような1つ以上の構成要素の状態の指示を
使用者に与えることである。
【0017】従って、逆浸透系は供給水入口及び浸透水
出口を圧搾水ドレイン及び出口弁と一緒に含む。逆浸透
組立体は逆浸透膜が中に配置されたハウジングを含み、
ハウジングは供給水入口、浸透水出流口及び濃縮物出流
口を有する。貯蔵タンクは外殻を有し、その中に袋が配
置され、外殻はハウジングの外側と袋の外側でハウジン
グ内の空間との間の圧搾水と連通する第1の口を有す
る。第2の口はハウジングの外側と袋内の空間との間の
浸透水と連通する。入力弁はタンク中の浸透水及び圧搾
水の間の圧力差に応じて供給水入口から供給水流入口へ
の水流を制御する。第1の導管構造は浸透水出流口から
タンクの第2の口までの浸透水流経路を画成し、一方、
第2の導管構造は濃縮物出流口からタンクの第1の口ま
での濃縮物経路を画成する。圧搾水弁が濃縮物経路中に
配置され且つ濃縮物出流口とその第1の口との間の濃縮
物の流れを制御するように動作する。比例弁が圧搾水弁
から上流の濃縮物経路とドレインとの間に結合され、安
全弁がドレインと圧搾水弁から下流の濃縮物経路との間
に結合される。最後に、調整器が浸透水経路と浸透水出
口との間に結合され且つ浸透水出口と浸透水経路との間
の圧力差に応動して浸透水出口への浸透水流を制御す
る。
【0018】本発明の別の観点では、円形水路を画成す
る内部壁構造を有する中空ハウジングを有する流量計が
ある。入口チャネルはハウジングの外部からその中へ通
じ且つその水路中へ接線方向ヘ開く。出口チャネルは水
路から逆にハウジングの外部へ通じる。一対の相互に離
間した導電性プローブがハウジングの外部からそれを絶
縁状態で貫通して水路内へ露出している。最後に、入口
チャネルから出口チャネルへ流れる液体によって推進さ
れる時に水路のまわりにで自由に動くように寸法付けら
れたボールがあり、該ボールは電極から付着された物質
を除去するために充分な研磨性の材料のものである。ボ
ールは電極を横切って移動する時に電気信号を生ずる電
気的特性を有する。
【0019】他の関係特徴は、構成要素間の相互作用で
あり、それにより調整器は出口弁の閉鎖に続いて増加さ
れた出口圧力に応動して圧搾弁を閉鎖すること、沈降物
フィルタ及び不純物フィルタを系全体の中へ設置するこ
と、系の直接動作に重要な点に逆止弁を含むこと、構成
要素の寿命の電子式計算及び指示の方法、及び若干の独
特な弁動作の特徴である。別の関係特徴は、瞬間的又は
連続的のいずれかの流れを生じるようにいろいろに動作
することができ且つまた望ましくは排水ドレインのため
の空隙ドレインを含む移動可能な水栓組立体にある。
【0020】特許性あると信じられる本発明の特徴は特
に特許請求の範囲で述べられる。本発明の別の目的及び
利益と一緒に本発明の1つの特別の実施例の機構及び動
作の様態は添付図面と関連した以下の説明を参照するこ
とによって最良に理解されることができ、図面の図にお
いて同様な参照符号は同様な要素を照合する。
【0021】
【実施例】本発明の1つの特別の実施例を示す図面にお
いて、図1はキャビネット10の等尺図であり、該キャ
ビネット中に、不純物フィルタ、逆浸透フィルタ及び沈
降物フィルタを収めるカートリッジをそれぞれ受入れる
空所11、12及び13が形成され、その全ては以降で
更に説明される。空所11、12及び13はそれぞれの
キャップ14、15及び16によって閉じられ、各キャ
ップは対応する空所の上方端上に螺合される。空所13
に近接して組立体10の一端に隔室17が配設され、該
隔室内に信号処理系の電子構成要素を担持する印刷回路
盤が収められ、また該隔室は凹んだ窓17aを有し、そ
の後ろに印刷回路盤によって担持された指示装置又は表
示装置が配置され、これら全ては以降で検討される。キ
ャビネット10は基部18を有し、その中空内部に後述
されるモジュール19並びに他の構成要素が取付けられ
る。キャビネット10から外方へ幾つかの導管19aが
出ており、その目的は以降で説明される。
【0022】図示され且つ以降でより詳細に説明される
水栓組立体と一緒に、特別の実施例全体は逆浸透系を構
成し、それは沈降物フィルタ20、逆浸透フィルタ2
2、弁ユニット24、貯蔵タンク26、不純物フィルタ
28、浸透水小出し装置又は水栓30及び信号プロセッ
サ32の組合せ体に構成され、そわら全ては図2に示さ
れる。弁ユニット24内の別の構成要素はそれぞれ図3
に示したように液圧的に相互連結された別個の部品ある
ことができるが、それらは好ましくは全て図1のモジュ
ール19に組入れられる。これは製作の経済性の観点の
みならず装着の容易性及び時間のために有利である。
【0023】沈降物フィルタ20は在来式のものであ
り、沈降物フィルタ媒体38が中に配置された容器36
を含む。入力継手40は源42から原水を受入れる。出
口継手44は媒体38から供給水を送出し且つそれは供
給水入口46になる。
【0024】沈降物フィルタ媒体38はこの場合市営水
系及び井戸から送られた水を濾過する際に使用するため
に知られている巻かれたポリプロピレン繊維である。媒
体は汚れた粒子を除去する作用をする。この実施例と関
連して図示されていないが、捕捉された沈降物をドレイ
ンへフラッシュするために沈降物フィルタ媒体の逆流洗
浄を可能にするように追加された弁及び配管を組入れる
ことは特により大きな系で有利であることがある。他
方、源から生じた原水が本質的に沈降物を含まない応用
例で逆浸透系の釣合いを用いることが望まれるならば、
沈降物フィルタ20は排除されることができる。その場
合、原水源は供給水入口46へ直結される。
【0025】逆浸透フィルタ又は組立体22はハウジン
グ50を含み、その中に逆浸透膜52が配置される。ハ
ウジング50は供給水流入口54と、浸透水出流口56
と濃縮物出流口58とを有する。それとして、逆浸透フ
ィルタの動作はよく知られている。供給水に含まれた微
視的な無機物質は膜の表面上に蓄積しようとするのに対
して、浄化された水だけが膜を通過して出流口56から
送出される。この供給水の一部は濾過された粒子の蓄積
を連続的に除去するように膜の入口側表面上を連続的に
洗い且つそれら粒子を出流口58から通常濃縮物と称せ
られるものとして運ぶ。また、膜は水栓が作動され且つ
濃縮物が次に検討される圧搾水として作用するように流
れる時にフラッシュされる。ボール式逆止弁60がフィ
ルタ22への濃縮物の逆流を阻止するために出流口58
の出口側に配置される。
【0026】貯蔵タンク26は外殻64を有し、その中
に弾性袋66が配置される。外殻64は第1の口68を
有し、該第1の口は外殻64の外側と外殻64内で袋6
6の壁の外側の空間との間で圧搾水と称せられるものと
連通する。第2の口72は外殻64の外側と袋66の壁
内の空間との間の浸透水と連通する。逆浸透系でそれ自
体よく知られるように、フィルタ22の出流口58から
受入れられた濃縮物の形の圧搾水は字義通りに圧搾袋6
6ヘ採用され、それにより袋中の浸透水を系全体の送出
端の方へ、この場合水栓30中へ押し出す。
【0027】原理的に、圧搾水経路は袋66の内側と連
通状態にあることができ、浸透水経路は外殻64内で袋
66の外側の空間と連通状態にあることができた。その
場合、圧搾水は貯蔵された浸透水を袋を膨張することに
よって圧搾する。
【0028】不純物フィルタ28はキャニスター78を
有し、その中にフィルタベッド80がある。キャニスタ
ー78は弁ユニット24の出口84を経て受入れられた
浸透水を送出するために出口経路導管83ヘ連結された
入力継手82を含む。また、キャニスター78は流れを
フィルタ媒体80から導管87を経て出口弁30へ運ぶ
出力継手86を有する。フィルタ媒体80はこの場合活
性炭粒子の既知のベッドである。そのベッドは有機物質
を除去し且つ処理する。人の消費用の水を供給する系の
ための大部分の炭素フィルタでは、特別の作用はにおい
及び悪い味をもたらすものを除去することを求める作用
である。他の工業的応用例では、不純物フィルタ28は
作用された工業的処理に有害な原水中の若干の特別の物
質の除去を行うために別の種類の一般的な且つ重要な媒
体を使用することができた。類似的に、系が人の消費以
外の目的で使用される時及び有機物質が関係ない時、又
は水源が充分な有機的純度を有する環境での使用の時、
不純物フィルタは逆浸透系全体から排除されることがで
きた。
【0029】系の残りの部分の供給水入口46としてみ
られる沈降物フィルタ20の出力継手44において水経
路中に流れ監視装置90が配置される。同様に、弁ユニ
ット24の浸透水出口84において浸透水経路中に流れ
監視装置92が配置され、それから流れ経路が導管83
中で不純物フィルタ28まで続く。流れ監視装置90及
び92は更に詳しく後述される。それらが液体の温度及
び導電率を測定する作用をし、ケーブル94及び96に
よってプロセッサ32へ送出される信号を発生すること
を述べることで当面充分である。好適性の少ない代替例
では、監視装置92は出口86及び水栓30の間に配置
される。
【0030】弁ユニット24内においてさえ別の構成要
素間の相互連結に関して続く説明において、用語「導
管」は一般的に液体流れ経路のどのような形をも説明す
るために使用される。連結のための実際においては、そ
の経路は、パイプ、ホース、チューブ又は成形部品中の
剛固なチャネル通路によって提供されることができる。
いま扱われることは特別の実施例において弁ユニット2
4内に含まれた細部である。
【0031】入口弁100は、導管102によって連結
された供給水入口46から流れ且つ供給水を逆浸透フィ
ルタ22の流入口54へ供給する導管104を経て弁1
00を去る水流を制御する。入口弁100はばね110
によって弾性ダイヤフラム112の方ヘ偏圧された大き
い端108を有するピストン106を含む。拡大端10
8と対向するダイヤフラム112の側は導管113によ
って貯蔵タンク26の口72から通じる浸透水導管11
4中ヘ結合される。拡大ピストン端108の他の側は導
管116によって導管118中へ結合され、導管118
は弁ユニット24及び貯蔵タンク26の口68の間の圧
搾水と連通する。
【0032】導管119は膜フィルタ22の浸透水流出
口56と逆止弁120との間に連結され、該逆止弁12
0は流れを浸透水導管114との連結部中へ通すように
ポール付けされている。導管119及び114は浸透水
流出口56から浸透水口72までの経路を完成する。ピ
ストン106の拡大端108に対向して円錐形状のノー
ズ121を有するより小さい端があり、該ノーズは弁1
00の弁座122中へ可変の距離突出する。入口弁10
0は入力された水流を常に貯蔵タンク26中の浸透水及
び圧搾水の間の圧力差に応じて制御する。
【0033】別の導管構造は導管124、圧搾水弁12
6及び圧搾水導管118の直列の組合せからなる。その
構造は膜の濃縮物流出口58から貯蔵タンク26の口6
8までの濃縮物経路を画成する。圧搾水弁126は濃縮
物流出口58と口68の間の濃縮物の流れを制御するよ
うに動作することができる。圧搾水ピストン126の前
方で導管1124中へ比例弁127が連結され、該比例
弁は弁126から上流の濃縮物経路とドレイン128と
の間に結合される。ドレイン導管128は空隙130へ
通じ、それからドレイン流は排出ドレイン132中へ続
く。空隙130は別の方法ではドレイン溜めを系中ヘ有
効に戻すサイホン作用から起こることがあった悪い状態
を回避する。
【0034】比例弁127の1つの目的は膜フィルタ2
2からの浸透水に対する濃縮物の一定の割合を維持する
ことである。この場合、選択される割合は浸透水1部に
対して濃縮物8部の割合である。その割合は使用のため
に選択された特別の膜材料の要求に応じて変化すること
ができる。別の作用は浸透水が生じている時に水が膜5
2を横切って洗い続けることを保証することである。そ
のために、比例弁は常に或る程度開いている。これは膜
表面が連続的に洗われ、それにより清浄にされることを
保証する。結果は膜52の延長された寿命である。
【0035】安全弁134が圧搾水弁126から下流で
濃縮物経路118から結合され且つドレイン128へ送
る。弁134は到来する浸透水流が袋66を満たす時に
貯蔵タンク26から圧力を解放する作用をする。
【0036】調整器140は中空のピストン142を含
み、該ピストンは拡大されたフランジ状端144を有し
且つ周囲のシリンダ146内に配置される。シリンダ1
46の内側のばね148はピストン142を近接した圧
搾水弁126から離れる方へ押圧する。導管150は導
管114の浸透水経路中へ結合され且つ浸透水を逆止弁
152を通してピストン142のより小さい中空端15
4中へ送る。調整器140は浸透水経路と究極的に弁3
0における浸透水出口との間に結合されることは認めら
れよう。
【0037】調整器140は浸透水出口への浸透水流を
制御するように浸透水出口流れ経路と袋66中の浸透水
との間の圧力差に応動する。拡大ピストン端144と対
向するピストン142のより小さい端154はは導管1
50中の浸透水圧力ヘ露出された表面156を備える。
導管158は2つのピストン端144及び154の間で
シリンダ146内の空間からドレイン導管128中ヘ通
じる。
【0038】圧搾水弁126は、ピストン142のより
小さい端154の部分を形成する中空のボス164と整
合され且つそれに近接した1つの閉じた端162を有す
るピストン160を含む。ピストン160の他端170
中ヘ形成された壁168中へ挿入されたばね166はピ
ストン160をピストン142に最も近い段付位置へ押
圧するように圧縮されている。ピストン端170は座1
72に対面するノーズ171を画成するようにテーパを
付けられている。
【0039】圧搾水弁126が開くと、濃縮物は流出口
58から導管124を通って流れ且つ口68へ通じる導
管118中ヘ送出される。水栓30が部分的に閉鎖され
た時のように導管83中の浸透水圧力が増加すると、調
整器ピストン142はばね148に抗して圧搾水弁12
6のピストン160の方へ移動する。ピストン142及
び160の間の空間が制限されると、調整器140を通
る透水流は減少される。水栓30の閉鎖の際に、ピスト
ン142はピストン160上を押し且つ弁126を閉鎖
し始めて導管118を通して口68への圧搾水流を減ら
す。水栓30の完全な遮断によって、調整器140を通
る浸透水流及び弁126を通る濃縮物流の両方は閉塞さ
れる。
【0040】圧力応動スイッチ176は不純物フィルタ
28の出口86に配置され、且つ浸透水を水栓30へ運
ぶ導管87ヘ結合される。水栓30が完全に開かれた時
のように最小動作系圧力が生じると、スイッチ176は
信号をケーブル177を通してプロセッサ32へ送るよ
うに閉じる。それにより出力水栓が開いた時に信号が与
えられる。所望により、圧搾水圧力は代替的に又は追加
的に監視されることができ、且つ袋66が充満した時を
直接に信号する指示が与えられる。他のそのような圧力
検知点が使用されることができることは認められよう。
【0041】弁ユニット24の別の構成要素は好ましく
はこの場合図6及び図7に示したように構成されたモジ
ュール19中に組込まれる。理解されるように、それは
それら構成要素のための種々の取付台を提供し、且つ図
3に示した種々の相互連結導管として作用する通路及び
チャネルを含む。組立体の別の部分から外方ヘ複数個の
個々の継手が突出し、該継手ヘ種々の外部導管並びに取
付台構造が連結される。
【0042】モジュール19は、それぞれの弾性ゴムガ
スケット192、194、196及び198によって個
々に分離された剛固な成形された前記具面と182、1
84、186、188及び190のスタックで構成され
る。O−リング式ガスケットが使用されることができ
る。セグメント186上に現れる線200は成形線であ
り、そのセグメントはその製作が完了した後ばらばらに
ならない。
【0043】一端のセグメント182の外側で、継手2
02が流れ監視装置92を経て導管83へ連結し、導管
83は不純物フィルタ28へ通じる。継手206は圧搾
水を弁126から貯蔵タンク26の口68へ連通する導
管118へ連結する。継手208は貯蔵タンクの口72
へ通じる浸透水導管114へ連結する。セグメント18
6の側から外方へ継手210、212及び214が突出
し、これらの継手は膜フィルタ22において逆止弁60
へ且つそれを通して濃縮物流出口58、浸透水流出口5
6及び供給水流入口54へそれぞれ連結する。セグメン
ト188の一側部に継手216があり、継手216は導
管102へ練結され、それにより流れ監視装置90へ且
つそれを通して沈降物フィルタ20の出口継手44へ通
じる。最後に、継手218はセグメント190の他端か
ら外方へ突出し且つドレイン導管128へ連結し且つド
レイン導管128として部分的に作用する。
【0044】端セグメント182の周りに順次離間して
周方向に複数個のこぶ220〜227があり、該こぶの
それぞれを通して228におけるような開口がある。後
述される内部部品が適当な位置に配置されると、開口2
23及び224を通して突出し且つセグメント188の
対応する開口を越えて短い距離だけ連続するボルトの場
合を除いて、一連の細長いボルト229(その1つだけ
を図示する)がそれらの開口を通して挿入され、且つガ
スケットのそれぞれに設けられた同様なこぶ中に対応し
て配置された開口の全て並びに他のセグメントの全てを
通して挿入される。対応する座金229bの上に配置さ
れた複数個のナット229aがそれぞれのボルトの挿入
された端のぞれぞれと螺合され且つ組立体全体を一緒に
緊定するために締めつけられる。
【0045】セグメント186の対向端から横方向外方
へそれぞれのこぶ230及び232が突出し、該こぶの
それぞれはキャビネット10(図1)内でのモジュール
19の取付けを助けるねじを受入れるためのそれを通る
開口を有する。端セグメント182から外方へラグ23
3が突出し、該ラグはキャビネット10内でのモジュー
ル19の取付けを助けるために図示したようにその外方
端部分の上で二叉状にされている。
【0046】継手202、206、208、216及び
218のそれぞれは中空シリンダの形であり、その内部
壁は3つの逐次の段234、236及び238で直径を
縮小されている。黄銅のリング240が段234に着座
するように外方開口中へ詰められ、段236ヘ着座する
O−リング242が段234を越える。概ね円筒状の保
持体244はカラー246を有し、該カラーから横方向
はめ込みフィンガ248がそれぞれの横方向偏在先端2
50まで長手方向へ内側へ垂下し、それから鋭い縁付の
金属クリート(図示せず)が突出する。保持体244は
先端250がリング240へ押し込められる時にリング
240内の所定の位置へ移動される。装着の際に、導管
として作用する連結ホースが、その自由端が段238に
着座するまでカラー246へ挿入されてクリートを通り
過ぎ且つO−リング242ヘ封止状態で挿入される。そ
のホース端を引き出す試みの際に、クリートはホースの
外側表面中へ食い込み且つその引き出しに抵抗する。
【0047】図示したようにセグメント182の外方表
面中に正方形の縦穴255が形成され、該縦穴はその底
に開口を有し、その中へ圧力応動マイクロスイッチ25
6が挿入されることができ、該マイクロスイッチ256
はマイクロプロセッサ32ヘ電気的に連結するリード線
(図示せず)を有する。ねじ262がキャップ266の
対応する開口ヘ挿入され、キャップ266を端セグメン
ト182の頂部外方表面上へ固定する。スイッチ256
は作動プランジャ268を有し、該プランジャは組立の
際にガスケット192の中実領域に接して静止し、該中
実領域の他の側はセグメント184の開口270と連通
する。開口270はセグメント184の内部で別の開口
272と連通し、それから小さいチャネル274が入口
弁100内にある内部空間又は室275であるものへ通
じそれから導管116が出る(図3)。開口270はそ
の中の圧力変化がガスケット192のその領域の制限さ
れた程度の撓みを可能にするために凹部276によって
取り囲まれていることは観察されよう。
【0048】図2又は図3に図示されないが、上述した
ように、スイッチ256はプロセッサ32が圧搾水圧力
にも応動することを可能にするために含まれることがで
きる。しかしながら、いま説明したスイッチ256を設
けることが必要でないことはいま思われる。不純物フィ
ルタ28の出口側にスイッチ176を含むことはその目
的を充分に果たす。スイッチ176はもし使用されるな
らばスイッチ256であり得るような圧力応動圧電変換
器を含むことができる。好ましくは、液圧作動電気機械
式スイッチがスイッチ176として使用される。
【0049】直ぐ前の検討事項は、図6及び図7の構造
の部分を図2及び図3の流れ線図と比較する時に、流れ
線図で要求される別の流体又は圧力伝達経路が各セグメ
ントの対向する側部に関して図6及び図7で例示された
別の開口、空所及び関連した配置並びに別のガスケット
の形状において注意深い調べによっていかに見出され得
るかを例示する作用をする。従って、それらの経路の全
てを完全に詳細に説明することは必要ない。図面に示し
た構造は弁ユニット24の作製及び使用を可能にするた
めに充分である。
【0050】セグメント182の内側への不規則な形状
の縦穴280が継手208の上に整合される。縦穴28
0中にインサート282が着座され、小さい開口284
がその円形部分の中心を通る。フィンガ286はガスケ
ット192をセグメント184の開口272及びチャネ
ル274の上に押し付ける。タブ288は直立する中空
のボス290を有し、該ボスはガスケット192の開口
294を通過した後セグメント184の凹んだ開口29
2中ヘ嵌合する。
【0051】インサート282の開口284の上に横た
わるガスケット192の大きい連続領域296があるこ
とが観察され得る。使用中、領域296は図3に関して
上述したダイヤフラム112として作用する。ダイヤフ
ラム領域296の頂上に、ばね110によって取り囲ま
れたピストン106の一端上の拡大された端108があ
る。ピストン106の他端部分300上にO−リング3
02が着座される。端部分300は303において軸線
方向へ凹んでおり、凹部を取り囲む領域はノーズ121
を画成するようにテーパを付けられている。ノーズ部分
300はノーズ121がセグメント184を通して縦穴
306中ヘ突出するように室275内に配置され、縦穴
306内に周方向に離間した一連の長手方向セグメント
308がある。ノーズ121の座122として作用する
ベベル付入口を有する座金310がセグメント308内
に挿入される。
【0052】ノーズ121が座122に対して閉鎖する
ようにダイヤフラム112によって押される時を除い
て、沈降物フィルタ20からの水は継手216、ガスケ
ット196の穴311、セグメント186の開口及びガ
スケット194の開口313を通して流れることがで
き、その後それはセグメント308の間のスロットを通
って続き、最後に座金310の中心開口から出、供給水
を膜フィルタ22への送出のために継手214を通して
供給する。
【0053】ガスケット192の開口320は流入浸透
水継手212からガスケット194の開口321を通り
且つ逆止弁120を通って導管114へ流出浸透水継手
208を通る浸透水経路を提供する。弁120は一端に
おいて開放し且つ他端において筒口324によって閉鎖
された中空のシリンダ322の形であり、筒口324は
離間して対向した一対の唇部326からなり、該唇部は
水を唇部から流出させるために弾性的に開放するが逆方
向への水の流れに対して緊密に閉鎖する。弁120はセ
グメント184中に形成された壁328中に着座する。
ガスケット192の開口330は圧搾水継手206とセ
グメント184の開口332との間を連通する。
【0054】ガスケット192の開口334は浸透水継
手202から通じる端スロット付中空ボス336を取り
囲む。シリンダ146はセグメント184内に画成され
且つ調整器140の中空ピストン142を取り囲む。前
述したように、ピストン142は拡大した端144と、
中空ボス164を形成する小さい端154とを有し、全
て圧縮ばね148と一緒になっている。拡大端144は
O−リング338を着座させる。別のO−リング340
は小さい端154近くでピストン142の中心部分上に
着座される。
【0055】シリンダ146の内部端に、ボス164を
受入れる小さい内腔350がある。内腔350は縦穴3
52を通して内腔354へ連通し、内腔354はピスト
ン160のストッパとして作用する。ピストン160は
その閉鎖端162近くでO−リング360を担持し且つ
その他端170において中空にされて縦穴168を画成
し且つノーズ171として作用する周囲べベルを画成す
る。ピストン160はセグメント186の内腔364中
ヘ突出し且つその中で滑動する。ばね166の一端は縦
穴168内に着座され且つノーズ171を通して挿入さ
れる。ばね166は座172を画成するようにベベルを
付けられたその中心開口の一側部を有するように座金3
10のように形成された座金365を通して突出する。
ばね166の他端はセグメント188上の中空ボス上に
着座する。
【0056】ガスケット196の開口372は縦穴38
2中に配置された複数個の円周方向に離間したセグメン
ト380の間のスロットと連通する。その結果として、
継手210から座金365の中心開口、ガスケット19
6の開口372及びセグメント188の開口374を通
る濃縮物流れ経路がある。また、濃縮物経路はガスケッ
ト194の開口384からセグメント184の開口33
2、ガスケット192の開口330を通って圧搾水継手
206まで延びる。より詳しく後で説明される。
【0057】他端のセグメント190は一端近くに大き
いドーム400とその他端近くに小さいドーム402と
を含む。2つのドーム400及び402の内部はドレイ
ン継手218と連通する。閉鎖ストリップ404はドー
ム400及び402中へ入れ子式にされた対応するより
小さいドーム406及び408を有する。ドーム406
及び408はそれぞれドーム400及び402の内部中
へ通じるそれぞれの開口410及び412を有する。ま
た、ストリップ404の縁中のノッチ414はガスケッ
ト198の穴418、セグメント188の開口420、
ガスケット196の穴421を通って最終的に調整器1
40のシリンダ146中へのドレイン継手218への連
通を確立し、図3の導管158のドレイン連結を提供す
る。
【0058】安全弁134はスロット425がある端4
24において閉鎖された中空シリンダ422を含み、該
シリンダは他端において圧縮ばね426を受れいるよう
に開放されている。シリンダ422は概ね円筒状である
が、その外部表面に円周方向に離間した一連のリブ42
7を有する。ばね426を中に収容したシリンダ422
はドーム408内に画成された内腔428中ヘ挿入され
る。前に示したように、安全弁134は浸透水流が袋6
6を満たした時にタンク26から圧力を吹き出す作用を
する圧搾水弁126から下流で濃縮物経路とドレインと
の間に最終的に結合される。シリンダ422は単にすき
ま嵌めされており、完全なシールを決して形成しない。
【0059】コーン406内に中空の截頭コーンの形の
スリーブ430がある。スリーブ430は中実の概ね円
柱状の本体434上ヘ着座され、該本体の外側表面上に
使用中に毛管435として作用するねじ山状の螺旋チャ
ネルがある。スリーブ430は本体434と一緒に比例
弁127として作用する。それは一定のままである8対
1の濃縮物対浸透水の比を確立する弁127であること
は想起されよう。毛管435は浸透水が発生している時
にすすぎのために水を膜を横切って流すことを可能にす
る。
【0060】シリンダ422は流れ通路374の端に対
して概ね静止するようにガスケット198の開口438
を通してストリップ404から僅かに外方へ突出する。
ガスケット198の大きい開口440は本体434の大
きい端がセグメント188の縦穴442中へ突出するこ
とを許し、その底部から開口443がガスケット196
の開口444を通って濃縮物導管124へ有効に戻る経
路を開始する。この経路は常に開いており、ピストン1
60及び座172をバイパスする。
【0061】セグメント188を通る開口445はガス
ケット196の穴445aを通して継手206と連通す
る。この通路は濃縮物を膜フィルタ22から受取り、開
口374を通して送出する。それは開口384と連通状
態にある開口445b及び445cを更に含む。ストリ
ップ204上の取付ピン446及び447はガスケット
198の対応する開口448を通して突出し、ピン44
6はセグメント188の穴450中へ着座する。
【0062】逆止弁152は弁120と同様に構成され
且つセグメント184の凹部292中に着座する。セグ
メント及びガスケット中にあり且つ図面で見える他の穴
及び開口は詳細に説明した別の穴及び開口と整合するす
ることが観察されよう。
【0063】水栓又は小出し装置30の特別の物理的な
実施例が図8及び図13に示される。水栓460は下方
ハウジング462を含み、その頂上に上方ハウジング4
64が据えられ、それから作動レバー466が出てい
る。下方ハウジング462によって形成された通常垂直
方向のハンドル472の一側部へ開口474が突出して
おり、そこに好ましくは可撓性ホース478の一端47
6が配置される。ホース478の他端479はハンドル
472中に画成された内腔483内に挿入された連結管
482の頂部に配置された栓481を通してチャネル4
80中ヘ挿入される。
【0064】栓481の中央に通路484が通ってお
り、その中でピストン486が滑動する。通路はピスト
ンヘッド部分496上に組付けられたO−リング488
によってシールされる。栓481の底を横切って座金4
89が配置され、該座金は座490を形成し、ピストン
486に形成された弁本体492は圧縮ばね494によ
って座490に対して上方へ押圧され、該圧縮ばねは管
482の内部に形成された肩部495と弁本体492の
底の平坦部493との間に配置される。
【0065】上方ハウジング464から下方ハウジング
462の対向する側壁497内で下方へ一対の離間した
二叉状耳部498が突出している。レバー466は出口
474と対向した上方ハウジング464の端中へ中心に
形成されたスロット500中に配置される。ピン502
がレバー466を通して配置され、且つ耳部498の二
叉状フォーク504の間に静止し且つ組立の際に下方ハ
ウジング462の上方側壁によって捕捉されるに充分な
長さを有する。
【0066】レバー466はピストンヘッド496と係
合する内方へ突出するカム506を有する。カム506
は2つの連続した小面510及び512を有する。レバ
ー466の揺動はどちらの小面がヘッド496と接触状
態にされるかを選択する作用をし、且つピストン486
を押し下げ且つ弁本体492を座490から開放させ
る。加えて、ピストン484より上の上方の通常水平な
表面514が使用者の指の作動によって押し下げられる
と、ヘッド496は下方へ押されて弁492を図9に示
したように開放する。代替的に、レバー466はレバー
466aとして仮想線で図示したように下へ揺動されて
小面510と係合し且つ水流経路を瞬間的に開放するこ
とができる。力を抜くと、弁本体492は座490に対
して閉鎖する。レバー466bとして仮想線で図示した
ように完全に上がっている揺動レバー466は小面51
2がピストン486を弁492が開放したままであるよ
うな位置にロックするようにさせる。レバー466が図
8の位置へ戻されると、肩部515a上に着座されたば
ね515はピストンヘッド496を小面510の方へ偏
圧し、それはばね494が弁本体492を閉鎖位置へ偏
圧することを可能にする。
【0067】手で保持されてない時、ハンドル472の
下方端部分516は図12に示したように基部522の
内腔520内で中心に穴を有する下方へ凹んだ横壁51
8に対して着座される。外方へ突出する長手方向リブ5
24は横壁518によって基部522の頂部に形成され
た縦穴526の側壁上に画成される。端部分516の長
手方向溝528はハンドル472が縦穴526中へ配置
された時にリブ524上に着座し、水栓460を回転不
能にロックする。
【0068】可撓性ホース530は水を弁490、49
2の方へ運ぶように連結管482の底に形成されたあご
部531上へ連結される。あご部531は図示したよう
に形成されており、ホース530の端が押されることを
可能にし、その後それは通常の適用される力で引き離さ
れることができない。ハンドル472の開口516aを
通して下方へ現れる時、ホース530はユニオン533
(図12に図示されない)を通してホース532へ連結
される。可撓性ホース532の他端はこの例では図2に
おけるように連結され、継手86におけるスイッチ17
6の出口からの不純物フィルタ28の出力を受ける。代
替例として、ホース530は圧力スイッチ176の出口
へ直結されることができた。審美的に魅力あるカラー5
22aが基部522の頂部に取付けられる。
【0069】図11及び図12に示したように、基部5
22の下方端は空隙ユニット534の頂部の上に着座さ
れ、該空隙ユニットはプラットホーム534aを有し、
それから外側ねじ山付中空管534bが突出する。プラ
ットホーム534aから中空ボス534cが直立する。
可撓性ホース530は水栓ハンドル472からボス53
4c、ガスケット535、座金536及びナット537
を通ってキャビネット10中へ下方へ延び、そこでホー
ス532は図2の導管87となり且つスイッチ176を
通して浸透水流出口86へ連結する。台所流しでの典型
的な設備では、管534bは流しのリム中の所謂第3の
水栓穴を通して下方へ突出し、そのリムは管534bへ
螺合されたナット537によってガスケット535及び
座金536の間に挟着される。
【0070】また、プラットホーム534a上にバッフ
ル538が直立しており、該バッフルはその2つの端か
ら外方へ湾曲してボス534cの外側部分と一緒に槽5
39の部分を画成する。ニップル540の上方部分はプ
ラットホーム534aを通して上方へ突出し且つ槽53
9の底中へ開いている。ニップル540の下方端は可撓
性ドレインホース132aへ連結し、該ドレインホース
はナット537を通して下方へ延び且つ図2の排出ドレ
イン132として作用する。
【0071】別のニップル541の上方部分がプラッ卜
ホーム534aを通して上方へ突出し且つ立ち上がり可
撓性管542へ連結する。垂直な分割壁543がボス5
34cの側からバッフル538までの距離またがり且つ
槽539の画成を完成する。管542の上方端部分は内
曲して方向付けられた90°あご部544へ組付けら
れ、それによりその底部開口又は出口は槽539の底部
より上に離間され、それにより図2の空隙130を形成
する。このため、ニップル541の下方部分は可撓性ホ
ース128aへ連結し、ホース128aはナット537
を通して下方へ延び且つ図2でドレイン導管128にな
る。図1に示したホース19aの束が原水源へ通じる別
のホース(図2で42)と一緒に図8〜図13に関して
検討されたホースになることは観察されることができ
る。
【0072】図14はプロセッサ32の流れ線図であ
る。その流れ線図はここでは既製の個々の構成要素の使
用によって基本的に実行されるが、電池、表示装置並び
に入力及び出力プローブを除いた全ての又は大部分の構
成要素が専用のチップに組込まれることができることは
理解されよう。
【0073】図示したように、入力プローブ550は流
量計及び温度センサとして作用する流れ監視装置90を
含むように画成される。出力プローブ552は流量計及
び温度センサとして作用する流れ監視装置92を含むよ
うに画成される。温度は、例えば貯蔵クンク26中の水
が26℃(80°F)であるのに対して冬季の流入水が
7℃(45°F)〜10℃(50゜F)であることがあ
ったので測定される。TDSを導電率から決定するため
に、温度はここでは22℃(72°F)に標準化され
る。導電率を与えられた温度に対して標準化しないと、
TDSの測定に非常な誤差を生じる。
【0074】それぞれの入力及び出力アナログ温度信号
はそれぞれのリード線554及び556を通してアナロ
グ選択器557へ送られる。この流れ線図を検討におい
て、用語「リード線」及び「連結」は単一又は多数のワ
イヤ接続のいずれかであり得るものを説明するために使
用される。即ち、引かれた線は信号経路を表示する。
【0075】電池558は系全体のための電力を供給す
る。電圧基準559はリード線560によって選択器5
57へ連結される。制御接地系は端子561から、別に
図示され又は図15及び図16に関して後述されるもの
を除いた全ての回路装置まで連結する。リード線562
及び553は流れ監視装置90及び92のそれぞれの1
つのプローブ端子をプローブ選択器564のそれぞれの
端子A及びBへ連結する。
【0076】リード線565はプローブ選択器564を
直流変換器566への交流の1つの端子へ連結する。リ
ード線567及び568はそれぞれの流れ監視装置90
及び92のそれぞれの第2のプローブ端子を共通にリー
ド線570を通して変換器566の別の端子へ連結す
る。リード線571及び572によって、1KHz交流
シミュレーション回路573の出力はそれぞれのリード
線567及び568と同じ変換器566の端子へ連結さ
れる。変換器566はリード線574によって雑音フィ
ルタ575へ連結され、雑音フィルタ575はリード線
576によって直流レベル増幅器578へ連結される。
増幅器578はリード線579によってアナログ選択器
557へ連結される。
【0077】与えられた時間に選択されたプローブ55
0及び552はスパイクの形である信号を流れ監視装置
90及び92から生じ、そのスパイクはフィルタ575
からコンデンサ580を越えてスパイク検知回路582
へ送られる。検知されたスパイク信号は次にリード線5
84を通してパルス整形回路586へ送られ、該パルス
整形回路はスパイクを一層方形なパルスに変換し、該一
層方形なパルスは次にリード線588によってマイクロ
コンピュータ590中へ送られる。
【0078】増幅器578からの信号レベルはアナログ
選択器557へ送られる導電率出力信号を表す。アナロ
グ選択器557によって選択された出力はリード線59
4を通してA−D変換器596へ送られ、該変換器はア
ナログ信号をそれぞれのディジタルカウント値に変換
し、該ディジタルカウント値はリード線592及び更に
後述されるリード線622〜627によってコンピュー
タ590へ送られる。アナログ選択器557はマイクロ
コンピュータ590からリード線598及び599を通
して送られる信号によって制御される。マイクロコンピ
ュータ590からの別の信号は警報音を発するための音
響回路602へリード線600を通して送られる。マイ
クロコンピュータ590からの別の開始信号はリード線
604を通して交流シミュレーション回路573ヘ送ら
れる。
【0079】シミュレーション回路573は交流信号を
プローブ550及び552へ送り、それによりプローブ
は交互に作動される。また、その交流信号はプローブか
ら逆に来る同じ交流信号を相殺するように変換器566
へ送られる。その結果、雑音フィルタ575へ送られる
信号はスパイクが重畳された感知された直流信号からだ
けなる。
【0080】表示装置620のセグメントを制御するた
めに、連続切換え多重信号がそれぞれのリード線610
〜617を通して表示装置620へ送られる。A−D変
換器596は選択器557からの電圧に対する比較電圧
を累積的に増加するように複数個のリード線622〜6
29の電圧によってシーケンス動作される。即ち、それ
は選択器出力電圧と比較電圧との差であり、リード線5
92を通してマイクロコンピュータ590へ送られる。
比較された電圧が等しい時、リード線592の電圧はト
グルし、電圧の2進表示が読込まれる。
【0081】電池558の負端子はリード線632によ
ってマイクロコンピュータ590へ連結され且つまた接
地される。リード線633は電池の正端子をマイクロコ
ンピュータ590へ連結する。リード線634は警報回
路602を負電池端子へ戻す。マイクロコンピュータ5
90からリード線635を通る信号は接地スイッチ63
6を作動する。スイッチ636はプロセッサがオン待機
又はホールド状態にある時にプロセッサ32の別の構成
要素の大部分を、従って図7に示した段階の大部分を非
作動化するように作用する。浸透水出口86(図2)に
おける圧力スイッチ176からの信号の受取の際に、接
地スイッチ636はマイクロコンピュータ590からリ
ード線635によって送られた信号によって作動され
る。そのうえ、制御接地又は端子561の接地及びアナ
ログ選択器557のリード線637を通しての接地によ
って電圧が殆ど全ての回路又は段階へ適用される。
【0082】プロセッサ32について詳細に調べる前
に、入力及び出力プローブ550及び552の好ましい
構造的アプローチへ注意が次に向けられる。図4及び図
5に示したように、流れ監視装置90又は92は第一に
流量計であり、この場合頂部半体652及び底部半体6
54からなる中空ハウジング650を有する。組立てら
れたハウジングの内部壁は円形レースウェイ656を画
成するように形成される。入力チャネル658はハウジ
ング650の外側のホース継手660からハウジング中
へ延び、チャネル658はレースウェイ656中へ接線
方向へ開く。出口チャネル662はレースウェイ656
からハウジング650の反対側の外側の出口継手664
へ延びる。
【0083】一対の相互に離間した導電性プローブ66
6〜667はハウジング650の外部からハウジング中
を絶縁状態で延びる。この場合、底部分654及び頂部
分652は絶縁材料である剛固なプラスチックで成形さ
れる。プローブ666〜667の端はプローブ内方端を
横切って移動するボール668との物理的な接触をもつ
に丁度充分なだけレースウェイへ突出する。ボール66
8は入口チャネル658から出口チャネル662へ流れ
る液体によって推進される時にレースウェイ656の周
りで自由に移動するように寸法付けられる。ボール66
8はプローブ又は電極666〜667の内方端から堆積
された物質を除去するために充分な研磨性の材料のもの
である。そのうえ、ボール668はそれを横切って移動
する時に電気信号を生ずる電気的特性を有する。電気信
号は単にボール668の導電率特性によって生じること
ができる。好ましくは、ボール668は水の誘電率より
も充分に高い誘電率を有し、それによりプローブ666
〜667の内方端を横切るボールの移動は直流導電率レ
ベルに重畳されたスパイク形状の変化を発生する。これ
は流量及び全流れのプロセッサ32中での循環を許す。
【0084】出口チャネル662はレースウェイ656
の周りの点へ延びることができたが、その流入口670
は好ましくはレースウェイ656の軸線に概ね沿ってあ
るが、図示したようにその軸線から僅かに偏している。
頂部分652上の下方ヘ軸線方向へ突出するこぶ669
は水を下方へ且つ流入口670中へ方向付ける作用をす
る。これはボール668がプローブ666〜667の内
方端を物理的に横切って移動するようにレースウェイ6
56の底近くに乗ることを保証する。それはこの系では
沈降物の痕跡を含む水である液体からプローブの上に堆
積しようとする全ての蓄積物質を除去するためにプロー
ブ666〜667の掃除作用をする。出口継手664は
継手202、206と同じに作られ、それ以外はホース
の挿入端部分を把持し且つ保持するように作られる。
【0085】頂部分652の内方端上でプローブ666
〜667に近接して凹みがあり、レースウェイ656に
近接した凹みの底はレースウェイ中を流れる水の温度と
実質的に同じ温度になるように非常に薄い。サーミスタ
674が流れる液体の温度を表示する信号レベルを発生
するためにその凹みに着座される。従って、サーミスタ
674は二線ケーブル676によってプロセッサ32へ
電気的に連結される。
【0086】次にプロセッサ32の動作のより詳細な検
討に戻ると、図15及び図16は図14の流れ線図の実
行で使用するために好適とされる特別の実施例の概略線
図を一緒に示す。図15は図16へ続き、図15の右側
で文字a〜kを符せられた矢印の頭はそれぞれのリード
線が図16の左側の対応する文字を符せられたリード線
へ続く。図15の左側に、符号700で集合的に指示さ
れた通常の多数ワイヤコネクタでの雌形ピン練結を示す
一連の標準的な記号がある。そのコネクタの個々のピン
のそれぞれは1から12まで選択された対応するピン数
を割当てられる。信号経路を指示した図14に示したリ
ード線と対照的に、図15及び図16に示した全てのリ
ード線は回路盤上に印刷された線又は個々のワイヤのい
ずれかであることができる単一の導体を表示する。
【0087】コネクタ700において、ピン1は電池5
58の負端子へ連結し、一方、ピン2はその電池の正端
子へ連結する。ピン1及びピン3は通常の多数棒の矢印
頭によって表示される共通の接地702へ連結される。
その多数棒の接地記号が図15及び図16を通して使用
される時、それは電池558の負端子への直結を意味す
る。ピン2は、正電池端子上で、幅狭い底付矢印によっ
て表示された正供給端子706へダイオード704を通
して連結する。図15及び図16を通して構成要素がそ
の幅狭い底付矢印で表示された連結を有する時、それは
ダイオード704を通る正電池端子への連結を意味す
る。電池の逆極からの構成要素の損傷に対する防護はダ
イオード704によって提供される。
【0088】コネクタ700のピン1は制御接地714
へ連結されたドレイン端子712を有するフェトリング
トン型トランジスタ710のソース端子へ更に給電され
る。その制御接地714は幅広い底付矢印頭によって表
示される。図15及び図16を通してその幅広い底付矢
印頭が示される時、それは制御接地714への直結を意
味する。トランジスタ710のゲート端子716はマイ
クロコンピュータ720のピン4へ連結される。この場
合、マイクロコンピュータ720はNEC7507MC
Uであり、別のピン数は製造者によってその縁の周りに
示され、そのユニットに割当てられたピンに対応する。
【0089】コンデンサ717が端子706と共通の接
地702との間に連結され、一方、別のコンデンサ71
8が端子706と制御接地714との間に連結される。
これらのコンデンサは外部源から又はマイクロ計算ユニ
ットのような内部源から生じることがある干渉を減衰す
る作用をする。通常の用語では、端子706はマイクロ
プロセッサ及び他の集積回路に従ってしばしば採用され
る記号「VDD」に対応する。
【0090】トランジスタ710は制御接地714を電
池負端子接地702へ連結し又はそれから分離するよう
にユニット720から受取った制御信号によって図14
の電力スイッチ636を制御する能動装置である。トラ
ンジスタ710がそのソース及びドレインの間でその開
状態にある時、制御接地714を経て接地へ戻される他
の回路構成要素の全ては不作動にされる。
【0091】圧力スイッチ176はコネクタ700のピ
ン3及び4にわたって連結され、ピン3は共通の接地7
02へ連結される。ピン4はプルアップ抵抗体732の
一端に連結され、圧力スイッチが閉じられてピン3及び
4を短絡するまでユニット720のピン23に正バイア
スを保ち、それにより負又は無極バイアスをプロセッサ
ヘ適用する。
【0092】試験点719がピン2とダイオード704
との間に示される。他のそのような試験点は図15及び
図16を通して種々の場所で同様に示されており、更に
述べることを必要としない。
【0093】ピン5及び7はそれぞれ流れ監視装置90
及び92のサーミスタへ外部で連結する。ピン6及び8
はそれらのサーミスタのそれぞれのそれぞれ対向側部へ
個々に連結し、それらの対向側部を制御接地ヘ戻す。
【0094】ピン5及び7はアナログ多重化及び標本化
装置736のピン6及び7へそれぞれ外部で連結する。
この場合、装置736は並んで示されたその異なるピン
数を有する形式MC14097Bである。装置736は
図14のアナログ選択器557の機能を一部行うことは
観察されよう。また、コネクタ700のピン5は抵抗体
740及び741の間に連結され、該抵抗体は分圧器と
して作用するように正端子706と制御接地との間で直
列に連結される。同様に、ピン7は抵抗体742及び7
43からなる分圧器へ連結される。分圧器は、正しい曲
線がサーミスタを通して得られることを可能にすること
に加えて、流れ監視装置90及び92中のサーミスタの
動作に要求される必要な静的動作電流を供給する。
【0095】コネクタ700のピン9は流れ監視装置9
2の1つのプローブ電極へ外部で通じ、一方、ピン10
はその監視装置の他のプローブ電極へ外部で通じる。同
様に、ピン11は流れ監視装置90の1つのプローブ電
極外部で通じ、ピン12はその開始装置の他のプローブ
電極へ外部で通じる。コネクタ700のピン9及び11
は装置736のピン22及び23へそれぞれ内部で連結
される。プローブ選択信号は装置136のピン1から抵
抗体746、逆変換装置748及び別の抵抗体750を
通してコネクタ700のピン10及び12の両方へ運ば
れ、該ピン10及び12は流れ監視装置のそれぞれの電
極へ個々に通じる。1kHz信号はマイクロコンピュー
タユニット720のピン24から逆変換装置752、逆
変換装置748及び抵抗体750を通してコネクタ70
0のピン10及び12へ送られる。
【0096】逆変換装置748及び752の間の接合部
は抵抗体746を通してダイオード754へ逆に連結さ
れ、逆変換装置748及び更に別の逆変換装置756の
間の接合部はダイオード758を通して逆に連結され、
ダイオード754及び758のそれぞれの他の側部は抵
抗体760及び抵抗体762を通して演算増幅器764
の負入力へ共通に連結される。コンデンサ766は制御
接地と抵抗体760及び762の間の接合部との間に連
結される。また、抵抗体768は抵抗体760及び76
2の間の接合部から制御接地へ連結される。演算増幅器
764の他の入力は抵抗体770及びポテンショメータ
772からなる分圧器中の接合部へ連結され、その接合
部は装置736のピン5へ連結される。ポテンショメー
タ772は回路及び回路リターンレベルの較正のために
使用される。コンデンサ776によって分路されたフィ
ードバック抵抗体774は演算増幅器764の出力と抵
抗体762へ連結されたその入力との間に連結される。
【0097】従って、流れ監視装置の電極の寿命を延ば
すために使用される1kHz交流電流は装置736の端
子17から交流パルスの形で得られ、それらパルスは一
連の逆変換装置へ送られ、第1の逆変換装置からの出力
は第2の逆変換装置へ送られ、その出力は第3の逆変換
装置へ送られる。第3の逆変換装置の出力はどれにも連
結されていないことは注目されるべきである。それは種
々の回路に均等の負荷を保つために使用される。逆変換
装置748及び752の出力はそれぞれの抵抗体を通し
てプローブ電極を駆動する。本質的に、1kHzの周波
数はコンピュータユニット720で必要とされる時間基
準のため及び11.4リットル/分(3ガロン/分)ま
での流量を決定するために必要とされる分解能のために
選択された。ダイオード754及び758は複合信号を
演算増幅器764の方へ並びに別の演算増幅器776を
含むパルス増幅回路へ方向付ける舵取りダイオードとし
て作用する。抵抗体760はダイオード754及び75
8の出力側のインピーダンスを下げる作用をし且つより
高い信号対雑音比を得る助けをする。そのうえ、抵抗体
760はコンデンサ766と一緒に雑音を濾波する作用
をもする。
【0098】図14の流れ線図に関してシミュレーショ
ン回路573の機能がプローブ選択器564の機能のよ
うに装置736によって提供されることは観察されよ
う。ダイオード754及び758は一緒に変換器566
として作用し、前述した抵抗体及びコンデンサは雑音フ
ィルタとして作用する。そのうえ、演算増幅器764は
図14の直流増幅器578の機能を果たし、その出力は
アナログ装置736のピン8及び9へ連結される。
【0099】演算増幅器764はそのフィードバック抵
抗体774と共に、監視装置組立体の電極の間を移動す
るボールによって発生されたスパイクを平均化する。ダ
イオード754及び758及び抵抗体760を通して到
達するパルス又はスパイク信号はコンデンサ780の上
へ且つ抵抗体782を通して増幅器776の負入力へ連
結され、該増幅器の他の入力は制御接地へ戻される。フ
ィードバック抵抗体784は出力から増幅器776の入
力へ連結される。増幅器776は増幅器768と反転モ
ードで作動されることは注目される。
【0100】もし必要であることが分かったならば、外
部源から発生されることがある雑音に加えて1kHz信
号をより良く濾波するためにコンデンサがフィードバッ
ク抵抗体794を分路することができる。増幅度を更に
高め且つインピーダンスを下げるために、抵抗体786
が制御接地とコンデンサ780及び抵抗体782の間の
接合部との間に連結される。増幅器776はプローブ電
極から受取った信号の急速変化部分だけのかなりの増幅
に寄与するように比較的低いゲインで作動される。増幅
器776からの出力は一連の逆変換装置790、791
及び792を通して送られ、それからパルス信号がマイ
クロコンピュータユニット720のピン22ヘ送られ
る。逆変換装置の組合せ体はユニット720によって使
用する流量パルスを更に整形する作用をし、図14のパ
ルス整形器586の作用に対応する。
【0101】図14の電圧基準559はフィードバック
抵抗体796を有する反転演算増幅器794によって図
15に示したように実行され、その負入力は抵抗体79
8を通して制御接地へ戻される。そのパルス入力は抵抗
体800を通して正電圧源へ連結され目つ基準ダイオー
ド801を通して制御接地へ連結される。増輻器794
の出力はアナログ装置736のピン4へ連結する。
【0102】装置736のピン17からの出力は比較器
802の正入力へ送られ、その出力はマイクロコンピュ
ータ720へそのピン25において供給される。比較器
802の他の入力はA−D変換器804の出力ピン10
へ連結される。変換器804の標本化入力ピン2〜9は
マイクロコンピュータユニット720のピン35〜38
及び31〜34へそれぞれ個々に連結される。変換器8
04のピン1は切換えされない共通の接地ヘ戻される。
従って、図14の変換器596に関して先に説明した作
用はそこで述べられた比較が比較器802として特に図
16に示されていることを除いて同じである。変換器8
04はそれが標本電圧に達するまで電圧を蓄積し、その
時に比較器は状態を変化し且つ増分変換器804からマ
イクロコンピュータ720を停止する。
【0103】図14の表示装置回路620は図16にも
現れ、好ましくは使用者へ可視情報を提供するためにね
じりネマティック液晶表示装置の形である。その8つの
セグメントはマイクロコンピュータユニット720のピ
ン14〜17及び27〜30の異なるピンへ個々に連結
される。マイクロコンピュータは表示装置及び異なるセ
グメントのバックプレーンをおよそ20ヘルツで切換え
る。セグメントは信号をバックプレーン及びセグメント
へ反転することによって作動される。20ヘルツの周波
数はセグメントの偏光子を通して見た時にセグメントの
明瞭化のために選択された。
【0104】図16に示したように図14の警報回路6
02は圧電変換器810を含み、該変換器810は共通
の接地へ連結された1つの板812と、マイクロコンピ
ュータ720のピン5へ連結されたその対向した板81
4とを有する。
【0105】マイクロコンピュータ720のピン19は
コンデンサ820によって共通の接地へ連結され且つ抵
抗体822を通してピン19及び21へ連結される。こ
れは200kHzの周波数を発生するようにユニット7
20のクロックを支配する。コニット720のピン18
はコンデンサ824と抵抗体826との間の接合部へ連
結され、抵抗体826の他端は共通の接地へ連結され、
コンデンサ824の他の側は正の直流供給源へ連結され
る。マイクロコンピュータのピン1、6、7、8、9、
26及び39の全ては共通の接地へ連結され、一方、ピ
ン2、3及び40は連結されないままである。
【0106】図14の流れ線図及び図15及び図16の
特別の回路構成によって提供される作用は変化されたプ
ログラム機構に役立つ。電池が系中に装着された時、マ
イクロコンピュータユニット720は全ての表示モード
がシーケンス動作される表示検査を含む自己検査ルーチ
ンを進み、音響警報が鳴り、電池電圧は規定された最小
値より上であるために検査される。
【0107】新しい膜フィルタが装着された後、系は上
述の自己検査ルーチンの後約15リットル(4ガロン)
の水が系から水栓30を通して引き出されるまで何も表
示しない。
【0108】全ての保存水が膜を洗い去るまで消費者が
濾過された水を消費することを防ぐために、表示装置の
「OK」セグメントはそのリットル水量が系を通過する
まで起動されない。この作用は膜フィルタが交換された
時に自動的に再起動される。
【0109】膜状態及び導電率測定手順の検査がある。
入力水導電率及び温度は出力水導電率及び温度と比較さ
れる。溶解された固体の除去が約67パーセント以下に
落ちると、表示装置620は不適正状態を指示する。そ
の比較は逆浸透膜が悪いことを確かめるために10標本
の平均を用いる。それが決定された時、音響警報回路6
02は音を発し、「フィルタ2を交換せよ」が表示され
る。警報回路は除去が67パーセントより上に上がった
時にリセットされ、それは膜の交換によって行われ、そ
の時系は上述した膜フラッシュモードに戻る。
【0110】また、沈降物フィルタ状態及び流量測定が
ある。流量は流量を計算するために設定された時間の間
流れ監視装置中のボールの回転をカウントすることによ
って測定される。その流量が約0.9リットル/分
(0.25ガロン/分)以下に落ちた時、警報回路60
2は音を発し、「フィルタ3を交換せよ」が表示装置6
20に現れる。流量が0.9リットル/分(0.25ガ
ロン/分)より上に上がると、警報回路602はリセッ
トされる。水圧の変動が不正な警報を与えることを防止
するために、この決定は9標本期間にわたって平均され
る。
【0111】別の決定が炭素フィルタ状態及び全体流れ
測定に関してなされる。系を通る全体流れはボールが流
れ監視装置中のプローブ電極を通る度毎にレジスタを増
分することによって測定される。流れが約1893リッ
トル(500ガロン)に達すると、警報回路602は音
を発し、表示装置602は「フィルタ1を交換せよ」と
「Bを交換せよ」との間でシーケンス動作する。後者は
炭素フィルタが交換される時に電池も交換されるためで
ある。警報回路602は電池を交換することによってリ
セットされる。示したように、電池は炭素フィルタが交
換される度毎に交換されるべきである。電池(一緒に連
結された多数の電池であることができる)は充分なエネ
ルギが次の炭素フィルタの交換まで続くように残ってい
ることを保証するために装着の時に検査される。もし電
池が規定された電圧より上であり、接地スイッチ636
が起動されているならば、電池はその次のフィルタ交換
まで充分な寿命を残している。この作用は使用者が系に
悪い電池を入れることを防止するために使用される。も
し電池が装着時に弱いならば、ユニットは表示装置を
「Bを交換せよ」にロックし且つ警報回路602は音を
発する。
【0112】水栓がオンに回されていない時に弁ユニッ
ト24がたまにサイクル動作する可能性がある。説明し
た系は通常のサイクル及び不正なサイクル期間の間を区
別する。これは弁ユニットによって提供された信号を処
理し続ける前に流れに対する系の出力監視装置92を検
査することによって行われる。
【0113】先に説明したように、マイクロコンピュー
タユニット720は制御接地の連結を絶ち、それにより
水が水栓30から引き出されるのを待っている時に回路
構成の大部分を遮断する。それはかなりの電力を保存
し、電池からの電流ドレインを約10ミリアンペア位ま
で低く下げる。マイクロコンピュータユニット720は
全スイッチのはね返り不良、リセット及びスイッチ状態
監視の遅れを制御する。注目されるように、1kHz信
号はマイクロコンピュータ720の制御下においてアナ
ログ選択器及び多重装置736によってプローブ電極へ
提供される。これは水からの鉱物質がプローブ電極端上
へ付着するのを防止する。流れ監視装置のボールが作ら
れる材料の性質はプローブ電極を清浄に保つことに寄与
する。
【0114】動作中、水は入口弁座の外側の周りを流
れ、次にその座の中心の穴を通過して逆浸透フィルタ2
2の流入口54へ流れる。貯蔵タンク26が浸透水で満
ちる時、袋66はタンクの内方壁まで膨張される。浸透
水が充満し続けると、貯蔵タンク中の圧力は増加する。
入口弁100は貯蔵タンクが所望の遮断圧力に達する時
にその圧力がダイヤフラム112上への圧力の適用によ
って入口弁を閉じるように寸法付けられる。該遮断後、
膜出力圧力は比例弁を通して解放される。逆止弁120
は導管114に圧力を保持し、ピストン106を閉じて
保つ。この時、系の残りの部分を通る水は消費者が水栓
から水を小出しするまで停止されており、該小出し時に
浸透水タンク圧力はダイヤフラム112が入口弁を開い
て保つことを許すに充分なだけ低下する。
【0115】弁ユニット24の残りの部分はタンクから
水栓へ水を一定の送出量で送出することを確実にするた
めに使用される。圧搾水及び開いた調整器ピストンによ
って、濃縮物はタンク中へ流れ且つ袋の外側を圧搾して
浸透水を水栓へ押し出す。調整器は弁ユニット24の動
作を広範囲な圧力変化にわたって可能にするように水栓
への流れを制御する。圧搾水弁は調整器によって作動さ
れる時にタンクの圧搾側への流れを開放し又は閉鎖す
る。弁ユニット24内のストッパは圧搾水弁が引込みす
ぎるのを防止する。
【0116】浸透水が水栓からの送出のために圧力タン
ク26から流れる時、それは調整器ピストンの小さい側
へ入り且つピストンの中心を通って流れる。調整器14
0の大径端上の圧力の増加はそのピストンを移動し始め
る。しかしながら、それが移動するにつれて、調整器1
60と圧搾水弁ピストンとの間の隙間は減少し、それは
調整器の小径及び大径端の間の圧力降下を増加する。そ
の結果、ピストンの大径端上の圧力はピストンを引込め
るように減少する。動作中、調整器ピストンは圧力、ば
ね力及び摩擦力によって確立された平衡点で動作する。
【0117】水栓が開く時、調整器ピストンは平衡点に
おいて動作しており、圧搾水ピストンは圧搾水を流すよ
うに完全に引込められている。水栓が閉じる時、出口ラ
インの圧力は増加し始める。この圧力増加は調整器ピス
トンを移動させ、本質的にそれは圧搾水ピストンを閉鎖
するように押し、それにより圧搾水の流れを遮断する。
圧搾水弁が閉鎖されたことによって、安全弁はタンクか
ら圧力を吹き出し、それにより膜からの浸透水はタンク
を充満し始めることができる。タンク中の圧力が低下す
る時、逆止弁152は調整器ピストン上の圧力が低下す
るのを阻止し、それにより圧搾水弁は閉鎖されたままで
ある。安全弁134は逆浸透膜上の背圧力を排除し且つ
最適な性能又は排除を可能にする。比例弁127は膜の
フラッシュ作用を提供し、寿命を増す。
【0118】説明した逆浸透系はそれが水中に溶解され
た固体及び他の汚染物を除去するために膜を使用するの
で非常に望ましいことが認められる。全体的に、系は系
が使用される度毎に性能を測定し且つ最新の状態を計算
する。プロセッサ32と一緒に、流れ監視装置90及び
92は沈降物フィルタ20、膜フィルタ22及び不純物
フィルタ28の全ての状態を使用者へ指示する。その情
報はキャビネットの液晶表示装置上で及び音響信号によ
って指示される。表示装置はプロセッサ32によって種
々の構成要素を通してシーケンス動作され、水が系から
引き出される時にそれらの現在の状態を表示するように
される。構成要素の状態は指示される構成要素について
の適当な言語と関連して半月形、パイ形又は棒形のパー
センテージグラフを用いて特に表示されることができ
る。状態は「O.K.」を単に信号するような他の方法
で指示されることができる。構成要素がその適正な作動
性の低い作用限界に近いことを決定された点に達する
と、音響信号が発生され、これはその構成要素が交換さ
れるべきであることのメッセージを連続的に示す表示に
続く。
【0119】プロセッサ32は供給水のコンダクタンス
を監視し且つそれを系を去る浸透水のコンダクタンスと
比較する。そのうえ、流れ監視装置のそれぞれのプロー
ブ間を通るボールによって生じる電流降下は水栓が使用
される度毎に流量及び全体の流れを決定するために検知
され且つ使用される。その流量は沈降物フィルタの寿命
を決定するために利用され、全体の流れは不純物フィル
タの寿命を決定するために利用される。自己洗浄プロー
ブはサーミスタ674を含むことによって提供される組
込み式温度補償を有する。
【0120】流れ監視装置系はそれだけで広範囲の異な
る装置での使用を見出すことができる。そのうえ、プロ
セッサ32の動作能力は流れ監視装置と一緒に、説明し
た流し関連設備で又は住宅全体へ供給される水を純化す
る設備のようなはるかに大きい設備での使用に同等の適
応性を見出すことができる。
【0121】具現化されたように、系は浸透水をおよそ
0.9リットル/時(1/4ガロン/時)の割合で発生
するように設計された。弁ユニット24を含む構成は貯
蔵タンク26が完全に充満されている以外の時に系が常
に再充填することを可能にする。この特別の流し関連設
備について、不純物フィルタは特に1893リットル
(500ガロン)で満足に動作するように設計されてい
る。説明した指示器ユニットはそれが交換されるべき時
を信号する。伝統的なビービー音発生器信号はフィルタ
又は電池のいずれかの交換を必要とする時に使用者に可
聴警報するように動作する。
【0122】濃縮物は比例弁を通してドレインヘ流れ且
つ弁ユニットの圧搾側へ流れ且つ貯蔵タンクへ移動する
ことができ、そこでそれは圧搾水として使用される。膜
フィルタからの浸透水は袋の内側で貯蔵タンクの浸透水
側へ直接に流れる。水の送出中、濃縮物は袋を圧搾し、
それは浸透水をタンクから調整器を通して最終の流れ監
視装置へ流す。不純物フィルタを流通した後、水は最後
に水栓を通って流出する。
【0123】示したように、調整器の作用は広範囲の流
入ライン圧力にわたっての動作を可能にし、その結果と
して浸透水の一定の送出を水栓へ提供することを可能に
することである。水栓が開かれると、膜からの圧搾水は
およそ系のライン圧力で貯蔵タンクへ入る。圧搾水が袋
をつぶし始めると、浸透水は水栓へ流れることを強制さ
れる。圧搾水は同じ圧力でタンクへ流れるので、貯蔵タ
ンクが浸透水をどのように満たしているかにかかわりな
く、水栓への水の一定の送出が得られる。
【0124】膜が貯蔵タンクを満たすように浸透水を発
生している間、濃縮物流は膜上の圧力が溶解された無機
物質の最大限の除去のために充分高いように制限され
る。加えて、膜を通る流れは塩を除去するために使用さ
れ且つ常に膜上のそれら塩の堆積を防止するために充分
であり、それ故膜フィルタの寿命は低下しない。示した
ように、特別の実施例では、8対1の濃縮物対浸透水の
流量が維持される。また、膜は水が水栓を通して送出さ
れる時にすすがれる。
【0125】説明した系で可能とされる典型的な濃縮物
流量は流入する供給水圧力に依存して40〜300ミリ
リットル/分である。説明したように、比例弁は水が膜
フィルタへ流れるように入口弁が開いている時に濃縮物
流を制御し且つ常に開いており且つ濃縮物を流す。弁ユ
ニットの別の主要な作用は貯蔵タンクの浸透水側が充満
している時に系を遮断する。実行されたように、それは
その系遮断を行うように設計された入口弁である。
【0126】本発明の特別の実施例が図示され且つ説明
され、また代替例及び修正例が教示されたが、変更及び
修正が本発明のより広い観点において本発明から逸脱せ
ずになされ得ることは当業者に明らかであろう。それ
故、特許請求の範囲の目標は特許性を有するその真の精
神及び範囲内に入るような変更及び修正の全てを包含す
ることである。
【図面の簡単な説明】
【図1】フィルタ組立体キャビネットの等尺図。
【図2】図1のフィルタ組立体の流れ線図。
【図3】図2に全体的に示した弁ユニットの別の流れ線
図。
【図4】上述の図の系で使用される流量計の分解等尺
図。
【図5】図4の流量計の別の等尺分解図であるが、背面
の斜視図。
【図6】図2及び図3に示したモジュール構成要素の分
解等尺図。
【図7】図6の構成要素の分解等尺図であるが、背面の
斜視図。
【図8】図1のフィルタ組立体を使用した水栓の長手方
向垂直断面図。
【図9】図8と同様な破断断面図であるが、若干の部品
を異なる位置に示し且つそれら部品の1つを仮想線で示
したように更に異なる位置に示す図。
【図10】図8に示した水栓の部分の分解等尺図。
【図11】図8に示した水栓の残りの部分を水栓組立体
の追加の部分と一緒に示す分解等尺図。
【図12】長手方向垂直断面図で示した図11の追加の
取付及び空隙組立体と関連した図8の水栓の側面図。
【図13】水栓を取外した図12の線6f−6fに沿っ
た上面図。
【図14】図1及び図2のフィルタ組立体と関連して使
用されるプロセッサの流れ線図。
【図15】図14が指示されるプロセッサの部分的な概
略線図。
【図16】図15の概略線図の連続図。
【符号の説明】
10 キャビネット 19 モジュール 20 沈降物フィルタ 22 逆浸透フィルタ 24 弁ユニット 26 貯蔵タンク 28 不純物フィルタ 30 水栓 32 信号プロセッサ 52 逆浸透膜 66 弾性袋 90 流れ監視装置 92 流れ監視装置 100 入口弁 120 逆止弁 126 圧搾水弁 127 比例弁 130 空隙 134 安全弁 140 調整器 152 逆止弁 176 圧力応動スイッチ 256 圧力応動マイクロスイッチ 460 水栓 534 空隙ユニット 550 入力プローブ 552 出力プローブ 557 アナログ選択器 558 電池 573 シミュレーション回路 590 マイクロコンピュータ 602 音響回路 620 表示装置 700 コネクタ 720 マイクロコンピュータ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成3年4月2日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 フイルター・システム
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はフイルター・システムに
関する。特に、本発明は、フイルター監視装置、制御弁
軽、電子式プロセッサ及び水栓組立体を含むことによる
上記フイルター・システムでの及び上記フイルター・シ
ステムのための改良に関する。
【0002】
【従来の技術】特に住宅用及び他の少ない水消費の利用
施設のための給水系への2つの主要な追加装置は、有機
物質を除去するための活性炭ベッドと、溶解されない個
体を除去するための沈降物フイルタとであった。関心を
得ている第3の範疇は溶解された個体を水から濾過する
薄い膜を通しての逆浸透を使用する。除去されたこれら
の個体は膜から洗われ且つドレインへ流される。この後
者の濾過処理は比較的非常に遅く、典型的には1日当り
18〜75リットル(5〜20ガロン)で生ずる。従っ
て、消費者の便宜及び利用のために貯蔵装置を組込むこ
とが必要になる。逆浸透系は典型的には沈降物、有機物
質及び無機物質の全てを最良に除去するために炭素ベッ
ド及び沈降物フイルタを含む。
【0003】3つの別の問題の1つ又はそれ以上が現在
入手可能な逆浸透ユニットで普通に生じている。それら
は水栓送出量、浸透水発生及び水保存を含む。一般に使
用されている多くの装置は貯蔵タンク内に配置されたエ
ラストマーの袋を組入れており、それは約0.35kg
/cm(51b/in)まで加圧された空気から濾
過された水を分離する。その圧縮空気は処理された水を
消費用の水栓へ送出させる。しかしながら、貯蔵タンク
が水で満たされるにつれて、空気は加圧され、これはタ
ンク圧力を増加させる。従って、消費者がタンクの充満
後始めて水を小出しする時、小出しされる水の流量は貯
蔵タンクが殆ど空である時に水を小出しする時よりも多
くなる。加えて、タンクのその増加された圧力は通常は
逆浸透膜上に背圧を加え、膜の性能低下を生ずる。最後
に、貯蔵タンクが充満すると、系は動作し続けることが
あり、その場合水はドレインへ無駄に排水される。
【0004】上述した問題の2つを、系の動作を制御す
る液圧作動弁を組込むことによって解決する努力がなさ
れている。そのアプローチは実行可能であることが立証
されているが、既存の構成は非常に制限された圧力範囲
にわたってだけ動作する。逆浸透系に関する当業界での
背景技術関係は、ブレイの米国特許第4,077,88
3号、ブレイの同第3,746,640号、ゴセットほ
かの同第3,831,757号、ブレイの同第3,88
7,463号、テイラーの同第4,176,063号及
びテイラーほかの同第4,391,712号である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】消費者の水使用量の一
定の送出を提供する新規で改良された液圧作動弁を提供
することは本発明の1つの目的である。
【0006】貯蔵タンクが充満している時にドレインへ
の偏流を排除することによって水を保存する新規で改良
された構成を提供することは本発明の別の目的である。
【0007】広範囲の圧力にわたって動作することがで
きる液圧弁動作系を提供することは本発明の別の目的で
ある。
【0008】特に住宅の利用では、逆浸透系の1つの設
置位置は台所の流しの下である。清浄にされ且つ純化さ
れた水は、それを流し水盤中へ小出しするために最初に
制限された使用量でしばしば野菜噴霧装置の所定の位置
にある固定された第3の水栓へ供給することによって小
出しされることができる。それはしばしば幾つかの別の
理由で使用に不便である。
【0009】本発明の更に別の目的は、逆浸透系で使用
することができ且つ流しで又はカウンターの上でのいず
れかで瞬間的又は連続的のいずれかの水送出を可能にす
る新規で改良された送出水栓又は出口弁を提供すること
である。
【0010】原水の標本を最初に取り且つ次にそれを浸
透水の標本と手操作で比較することによって使用者が逆
浸透膜の除去量を決定することを可能にする装置は知ら
れている。通常、全溶解個体量(TDS)が特別の温
度、例えば22℃(72°F)で電気コンダクタンスを
測定することによって決定される。これらの装置はしば
しば手で保持されるか又は逆浸透系の出力へ連結され、
使用者がコンダクタンスを決定することを可能にする。
一連のスイッチが入力又は供給水のコンダクタンスに従
って据付けられたインラインコンダクタンス監視装置が
通常は必要である。そのステップは典型的にはマイクロ
モー単位のコンダクタンスで測定された溶解固体のパー
センテージを決定するためにより精巧なTDS測定装置
の使用を必要とする。スイッチが据付けられた後、装置
は系の出口への浸透水中に装着される。
【0011】そのアプローチは4つの主要な面で不足し
ている。第一に、サービス作業組織が通常はTDS又は
コンダクタンスを決定し且つ消費者のためにインライン
監視装置をプログラムしなければならない。第二に、こ
の種類の装置は水流中へ突出したそのプローブ上に鉱物
の蓄積を増大し、その蓄積が不正確な読みを生じること
がある。第三の問題は特に入力水が春の雨又は他の溢れ
だし状態の理由でそのコンダクタンスに変化をきたす時
に起こる。即ち、そのようなアプローチはそれが供給水
のコンダクタンスを決定する方法をもたないのでその読
みを補うことができない。第四の問題は温度差が入力及
び出力水状態の間に存在する時に起こる。
【0012】本発明の1つの目的は、動作中測定プロー
ブを汚れなく保ちながら入力及び出力TDSの間の差を
決定し、且つ使用者が特別のTDS測定装置を必要とせ
ずに系を装着し且つ使用することを可能にする方法を提
供することである。
【0013】別の目的は、コンダクタンスの変化を温度
変化で修正し、その結果としてTDSが直接に測定され
る系を提供することである。
【0014】また、供給水と浸透生成水とを自動的に比
較する監視系は知られている。これは入口側及び出口側
にプローブを使用し、供給水温度及び全溶解固体量の変
化の度毎に再較正を必要とすることがある単一プローブ
だけの監視装置の使用よりも有利である。そのような監
視装置は供給水及び浸透水の導電率を同時に比較し、且
つ不合格割合を計算するための回路構成を含む。しかし
ながら、既知の従来技術の監視装置は起こり得るプロー
ブの誤動作のために性能の悪化をこうむる。
【0015】本発明の関連した目的は、導電率プローブ
が適正に作用し続けることを可能にする状態で維持され
る流れ監視装置を提供することである。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明の従属的な特徴は
プログラムされた感知及び計算を提供すること及び予測
された最終的構成要素寿命及び動作状態に関する全フイ
ルタの状態のような1つ以上の構成要素の状態の指示を
使用者に与えることである。
【0017】従って、逆浸透系は供給水入口及び浸透水
出口を圧搾水ドレイン及び出口弁と一緒に含む。逆浸透
組立体は逆浸透膜が中に配置されたハウジングを含み、
ハウジングは供給水入口、浸透水出流口及び濃縮物出流
口を有する。貯蔵タンクは外殻を有し、その中に袋が配
置され、外殻はハウジングの外側と袋の外側でハウジン
グ内の空間との間の圧搾水と連通する第1の口を有す
る。第2の口はハウジングの外側と袋内の空間との間の
浸透水と連通する。入力弁はタンク中の浸透水及び圧搾
水の間の圧力差に応じて供給水入口から供給水流入口へ
の水流を制御する。第1の導管構造は浸透水出流口から
タンクの第2の口までの浸透水流経路を画成し、一方、
第2の導管構造は濃縮物出流口からタンクの第1の口ま
での濃縮物経路を画成する。圧搾水弁が濃縮物経路中に
配置され且つ濃縮物出流口とその第1の口との間の濃縮
物の流れを制御するように動作する。比例弁が圧搾水弁
から上流の濃縮物経路とドレインとの間に結合され、安
全弁がドレインと圧搾水弁から下流の濃縮物径路との間
に結合される。最後に、調整器が浸透水経路と浸透水出
口との間に結合され且つ浸透水出口と浸透水経路との間
の圧力差に応動して浸透水出口への浸透水流を制御す
る。
【0018】本発明の別の観点では、円形水路を画成す
る内部壁構造を有する中空ハウジングを有する流量計が
ある。入口チャネルはハウジングの外部からその中へ通
じ且つその水路中へ接線方向へ開く。出口チャネルは水
路から逆にハウジングの外部へ通じる。一対の相互に離
間した導電性プローブがハウジングの外部からそれを絶
縁状態で貫通して水路内へ露出している。最後に、入口
チャネルから出口チャネルへ流れる液体によって推進さ
れる時に水路のまわりにで自由に動くように寸法付けら
れたボールがあり、該ボールは電極から付着された物質
を除去するために充分な研磨性の材料のものである。ボ
ールは電極を横切って移動する時に電気信号を生ずる電
気的特性を有する。
【0019】他の関係特徴は、構成要素間の相互作用で
あり、それにより調整器は出口弁の閉鎖に続いて増加さ
れた出口圧力に応動して圧搾弁を閉鎖すること、沈降物
フイルタ及び不純物フイルタを系全体の中へ設置するこ
と、系の直接動作に重要な点に逆止弁を含むこと、構成
要素の寿命の電子式計算及び指示の方法、及び若干の独
特な弁動作の特徴である。別の関係特徴は、瞬間的又は
連続的のいずれかの流れを生じるようにいろいろに動作
することができ且つまた望ましくは排水ドレインのため
の空隙ドレインを含む移動可能な水栓組立体にある。
【0020】特許性あると信じられる本発明の特徴は特
に特許請求の範囲で述べられる。本発明の別の目的及び
利益と一緒に本発明の1つの特別の実施例の機構及び動
作の様態は添付図面と関連した以下の説明を参照するこ
とによって最良に理解されることができ、図面の図にお
いて同様な参照符号は同様な要素を照合する。
【0021】
【実施例】本発明の1つの特別の実施例を示す図面にお
いて、図1はキャビネット10の等尺図であり、該キャ
ビネット中に、不純物フイルタ、逆浸透フイルタ及び沈
降物フイルタを収めるカートリッジをそれぞれ受入れる
空所11、12及び13が形成され、その全ては以降で
更に説明される。空所11、12及び13はそれぞれの
キャップ14、15及び16によって閉じられ、各キャ
ップは対応する空所の上方端上に螺合される。空所13
に近接して組立体10の一端に隔室17が配設され、該
隔室内に信号処理系の電子構成要素を担持する印刷回路
盤が収められ、また該隔室は凹んだ窓17aを有し、そ
の後ろに印刷回路盤によって担持された指示装置又は表
示装置が配置され、これら全ては以降で検討される。キ
ャビネット10は基部18を有し、その中空内部に後述
されるモジュール19並びに他の構成要素が取付けられ
る。キャビネット10から外方へ幾つかの導管19aが
出ており、その目的は以降で説明される。
【0022】図示され且つ以降でより詳細に説明される
水栓組立体と一緒に、特別の実施例全体は逆浸透系を構
成し、それは沈降物フイルタ20、逆浸透フイルタ2
2、弁ユニット24、貯蔵タンク26、不純物フイルタ
28、浸透水小出し装置又は水栓30及び信号プロセッ
サ32の組合せ体に構成され、それら全ては図2に示さ
れる。弁ユニット24内の別の構成要素はそれぞれ図3
に示したように液圧的に相互連結された別個の部品ある
ことができるが、それらは好ましくは全て図1のモジュ
ール19に組入れられる。これは製作の経済性の観点の
みならず装着の容易性及び時間のために有利である。
【0023】沈降物フイルタ20は在来式のものであ
り、沈降物フイルタ媒体38が中に配置された容器36
を含む。入力継手40は源42から原水を受入れる。出
口継手44は媒体38から供給水を送出し且つそれは供
給水入口46になる。
【0024】沈降物フイルタ媒体38はこの場合市営水
系及び井戸から送られた水を濾過する際に使用するため
に知られている巻かれたポリプロピレン繊維である。媒
体は汚れた粒子を除去する作用をする。この実施例と関
連して図示されていないが、捕捉された沈降物をドレイ
ンへフラッシュするために沈降物フイルタ媒体の逆流洗
浄を可能にするように追加された弁及び配管を組入れる
ことは特により大きな系で有利であることがある。他
方、源から生じた原水が本質的に沈降物を含まない応用
例で逆浸透系の釣合いを用いることが望まれるならば、
沈降物フイルタ20は排除されることができる。その場
合、原水源は供給水入口46へ直結される。
【0025】逆浸透フイルタ又は組立体22はハウジン
グ50を含み、その中に逆浸透膜52が配置される。ハ
ウジング50は供給水流入口54と、浸透水出流口56
と濃縮物出流口58とを有する。それとして、逆浸透フ
イルタの動作はよく知られている。供給水に含まれた微
視的な無機物質は膜の表面上に蓄積しようとするのに対
して、浄化された水だけが膜を通過して出流口56から
送出される。この供給水の一部は濾過された粒子の蓄積
を連続的に除去するように膜の入口側表面上を連続的に
洗い且つそれら粒子を出流口58から通常濃縮物と称せ
られるものとして運ぶ。また、膜は水栓が作動され且つ
濃縮物が次に検討される圧搾水として作用するように流
れる時にフラッシュされる。ボール式逆止弁60がフイ
ルタ22への濃縮物の逆流を阻止するために出流口58
の出口側に配置される。
【0026】貯蔵タンク26は外殻64を有し、その中
に弾性袋66が配置される。外殻64は第1の口68を
有し、該第1の口は外殻64の外側と外殻64内で袋6
6の壁の外側の空間との間で圧搾水と称せられるものと
連通する。第2の口72は外殻64の外側と袋66の壁
内の空間との間の浸透水と連通する。逆浸透系でそれ自
体よく知られるように、フイルタ22の出流口58から
受入れられた濃縮物の形の圧搾水は字義通りに圧搾袋6
6へ採用され、それにより袋中の浸透水を系全体の送出
端の方へ、この場合水栓30中へ押し出す。
【0027】原理的に、圧搾水経路は袋66の内側と連
通状態にあることができ、浸透水経路は外殻64内で袋
66の外側の空間と連通状態にあることができた。その
場合、圧搾水は貯蔵された浸透水を袋を膨張することに
よって圧搾する。
【0028】不純物フィルタ28はキャニスター78を
有し、その中にフイルタベッド80がある。キャニスタ
ー78は弁ユニット24の出口84を経て受入れられた
浸透水を送出するために出口経路導管83へ連結された
入力継手82を含む。また、キャニスター78は流れを
フィルタ媒体80から導管87を経て出口弁30へ運ぶ
出力継手86を有する。フィルタ媒体80はこの場合活
性炭粒子の既知のベッドである。そのベッドは有機物質
を除去し且つ処理する。人の消費用の水を供給する系の
ための大部分の炭素フィルタでは、特別の作用はにおい
及び悪い味をもたらすものを除去することを求める作用
である。他の工業的応用例では、不純物フィルタ28は
作用された工業的処理に有害な原水中の若干の特別の物
質の除去を行うために別の種類の一般的な且つ重要な媒
体を使用することができた。類似的に、系が人の消費以
外の目的で使用される時及び有機物質が関係ない時、又
は水源が充分な有機的純度を有する環境での使用の時、
不純物フィルタは逆浸透系全体から排除されることがで
きた。
【0029】系の残りの部分の供給水入口46としてみ
られる沈降物フィルタ20の出力継手44において水経
路中に流れ監視装置90が配置される。同様に、弁ユニ
ット24の浸透水出口84において浸透水経路中に流れ
監視装置92が配置され、それから流れ経路が導管83
中で不純物フィルタ28まで続く。流れ監視装置90及
び92は更に詳しく後述される。それらが液体の温度及
び導電率を測定する作用をし、ケーブル94及び96に
よってプロセッサ32へ送出される信号を発生すること
を述べることで当面充分である。好適性の少ない代替例
では、監視装置92は出口86及び水栓30の間に配置
される。
【0030】弁ユニット24内においてさえ別の構成要
素間の相互連結に関して続く説明において、用語「導
管」は一般的に液体流れ経路のどのような形をも説明す
るために使用される。連結のための実際においては、そ
の経路は、パイプ、ホース、チューブ又は成形部品中の
剛固なチャネル通路によって提供されることができる。
いま扱われることは特別の実施例において弁ユニット2
4内に含まれた細部である。
【0031】入口弁100は、導管102によって連結
された供給水入口46から流れ且つ供給水を逆浸透フイ
ルタ22の流入口54へ供給する導管104を経て弁1
00を去る水流を制御する。入口弁100はばね110
によって弾性ダイヤフラム112の方へ偏圧された大き
い端108を有するピストン106を含む。拡大端10
8と対向するダイフフラム112の側は導管113によ
って貯蔵タンク26の口72から通じる浸透水導管11
4中へ結合される。拡大ピストン端108の他の側は導
管116によって導管118中へ結合され、導管118
は弁ユニット24及び貯蔵タンク26の口68の間の圧
搾水と連通する。
【0032】導管119は膜フイルタ22の浸透水流出
口56と逆止弁120との間に連結され、該逆止弁12
0は流れを浸透水導管114との連結部中へ通すように
ポール付けされている。導管119及び114は浸透水
流出口56から浸透水口72までの経路を完成する。ピ
ストン106の拡大端108に対向して円錐形状のノー
ズ121を有するより小さい端があり、該ノーズは弁1
00の弁座122中へ可変の距離突出する。入口弁10
0は入力された水流を常に貯蔵タンク26中の浸透水及
び圧搾水の間の圧力差に応じて制御する。
【0033】別の導管構造は導管124、圧搾水弁12
6及び圧搾水導管118の直列の組合せからなる。その
構造は膜の濃縮物流出口58から貯蔵タンク26の口6
8までの濃縮物経路を画成する。圧搾水弁126は濃縮
物流出口58と口68の間の濃縮物の流れを制御するよ
うに動作することができる。圧搾水ピストン126の前
方で導管1124中へ比例弁127が連結され、該比例
弁は弁126から上流の濃縮物経路とドレイン128と
の間に結合される。ドレイン導管128は空隙130へ
通じ、それからドレイン流は排出ドレイン132中へ続
く。空隙130は別の方法ではドレイン溜めを系中へ有
効に戻すサイホン作用から起こることがあった悪い状態
を回避する。
【0034】比例弁127の1つの目的は膜フィルタ2
2からの浸透水に対する濃縮物の一定の割合を維持する
ことである。この場合、選択される割合は浸透水1部に
対して濃縮物8部の割合である。その割合は使用のため
に選択された特別の膜材料の要求に応じて変化すること
ができる。別の作用は浸透水が生じている時に水が膜5
2を横切って洗い続けることを保証することである。そ
のために、比例弁は常に或る程度開いている。これは膜
表面が連続的に洗われ、それにより清浄にされることを
保証する。結果は膜52の延長された寿命である。
【0035】安全弁134が圧搾水弁126から下流で
濃縮物経路118から結合され且つドレイン128へ送
る。弁134は到来する浸透水流が袋66を満たす時に
貯蔵タンク26から圧力を解放する作用をする。
【0036】調整器140は中空のピストン142を含
み、該ピストンは拡大されたフランジ状端144を有し
且つ周囲のシリンダ146内に配置される。シリンダ1
46の内側のばね148はピストン142を近接した圧
搾水弁126から離れる方へ押圧する。導管150は導
管114の浸透水経路中へ結合され且つ浸透水を逆止弁
152を通してピストン142のより小さい中空端15
4中へ送る。調整器140は浸透水経路と究極的に弁3
0における浸透水出口との間に結合されることは認めら
れよう。
【0037】調整器140は浸透水出口への浸透水流を
制御するように浸透水出口流れ経路と袋66中の浸透水
との間の圧力差に応動する。拡大ピストン端144と対
向するピストン142のより小さい端154は導管15
0中の浸透水圧力へ露出された表面156を備える。導
管158は2つのピストン端144及び154の間でシ
リンダ146内の空間からドレイン導管128中へ通じ
る。
【0038】圧搾水弁126は、ピストン142のより
小さい端154の部分を形成する中空のボス164と整
合され且つそれに近接した1つの閉じた端162を有す
るピストン160を含む。ピストン160の他端170
中へ形成された壁168中へ挿入されたばね166はピ
ストン160をピストン142に最も近い段付位置へ押
圧するように圧縮されている。ピストン端170は座1
72に対面するノーズ171を画成するようにテーパを
付けられている。
【0039】圧搾水弁126が開くと、濃縮物は流出口
58から導管124を通って流れ且つ口68へ通じる導
管118中へ送出される。水栓30が部分的に閉鎖され
た時のように導管83中の浸透水圧力が増加すると、調
整器ピストン142はばね148に抗して圧搾水弁12
6のピストン160の方へ移動する。ピストン142及
び160の間の空間が制限されると、調整器140を通
る透水流は減少される。水栓30の閉鎖の際に、ピスト
ン142はピストン160上を押し且つ弁126を閉鎖
し始めて導管118を通して口68への圧搾水流を減ら
す。水栓30の完全な遮断によって、調整器140を通
る浸透水流及び弁126を通る濃縮物流の両方は閉塞さ
れる。
【0040】圧力応動スイッチ176は不純物フィルタ
28の出口86に配置され、且つ浸透水を水栓30へ運
ぶ導管87へ結合される。水栓30が完全に開かれた時
のように最小動作系圧力が生じると、スイッチ176は
信号をケーブル177を通してプロセッサ32へ送るよ
うに閉じる。それにより出力水栓が開いた時に信号が与
えられる。所望により、圧搾水圧力は代替的に又は追加
的に監視されることができ、且つ袋66が充満した時を
直接に信号する指示が与えられる。他のそのような圧力
検知点が使用されることができることは認められよう。
【0041】弁ユニット24の別の構成要素は好ましく
はこの場合図6及び図7に示したように構成されたモジ
ュール19中に組込まれる。理解されるように、それは
それら構成要素のための種々の取付台を提供し、且つ図
3に示した種々の相互連結導管として作用する通路及び
チャネルを含む。組立体の別の部分から外方へ複数個の
個々の継手が突出し、該継手へ種々の外部導管並びに取
付台構造が連結される。
【0042】モジュール19は、それぞれの弾性ゴムガ
スケット192、194、196及び198によって個
々に分離された剛固な成形された前記具面と182、1
84、186、188及び190のスタックで構成され
る。O−リング式がスケットが使用されることができ
る。セグメント186上に現れる線200は成形線であ
り、そのセグメントはその製作が完了した後ばらばらに
ならない。
【0043】一端のセグメント182の外側で、継手2
02が流れ監視装置92を経て導管83へ連結し、導管
83は不純物フイルタ28へ通じる。継手206は圧搾
水を弁126から貯蔵タンク26の口68へ連通する導
管118へ連結する。継手208は貯蔵タンクの口72
へ通じる浸透水導管114へ連結する。セグメント18
6の側から外方へ継手210、212及び214が突出
し、これらの継手は膜フイルタ22において逆止弁60
へ且つそれを通して濃縮物流出口58、浸透水流出口5
6及び供給水流入口54へそれぞれ連結する。セグメン
ト188の一側部に継手216があり、継手216は導
管102へ連結され、それにより流れ監視装置90へ且
つそれを通して沈降物フィルタ20の出口継手44へ通
じる。最後に、継手218はセグメント190の他端か
ら外方へ突出し且つドレイン導管128へ連結し且つド
レイン導管128として部分的に作用する。
【0044】端セグメント182の周りに順次離間して
周方向に複数個のこぶ220〜227があり、該こぶの
それぞれを通して228におけるような開口がある。後
述される内部部品が適当な位置に配置されると、開口2
23及び224を通して突出し且つセグメント188の
対応する開口を越えて短い距離だけ連続するボルトの場
合を除いて、一連の細長いボルト229(その1つだけ
を図示する)がそれらの開口を通して挿入され、且つガ
スケットのそれぞれに設けられた同様なこぶ中に対応し
て配置された開口の全て並びに他のセグメントの全てを
通して挿入される。対応する座金229bの上に配置さ
れた複数個のナット229aがそれぞれのボルトの挿入
された端のそれぞれと螺合され且つ組立体全体を一緒に
緊定するために締めつけられる。
【0045】セグメント186の対向端から横方向外方
へそれぞれのこぶ230及び232が突出し、該こぶの
それぞれはキャビネット10(図1)内でのモジュール
19の取付けを助けるねじを受入れるためのそれを通る
開口を有する。端セグメント182から外方へラグ23
3が突出し、該ラグはキャビネット10内でのモジュー
ル19の取付けを助けるために図示したようにその外方
端部分の上で二叉状にされている。
【0046】継手202、206、208、216及び
218のそれぞれは中空シリンダの形であり、その内部
壁は3つの逐次の段234、236及び238で直径を
縮小されている。黄銅のリング240が段234に着座
するように外方開口中へ詰められ、段236へ着座する
O−リング242が段234を越える。概ね円筒状の保
持体244はカラー246を有し、該カラーから横方向
はめ込みフィンガ248がそれぞれの横方向偏在先端2
50まで長手方向へ内側へ垂下し、それから鋭い縁付の
金属クリート(図示せず)が突出する。保持体244は
先端250がリング240へ押し込められる時にリング
240内の所定の位置へ移動される。装着の際に、導管
として作用する連結ホースが、その自由端が段238に
着座するまでカラー246へ挿入されてクリートを通り
過ぎ且つO−リング242へ封止状態で挿入される。そ
のホース端を引き出す試みの際に、クリートはホースの
外側表面中へ食い込み且つその引き出しに抵抗する。
【0047】図示したようにセグメント182の外方表
面中に正方形の縦穴255が形成され、該縦穴はその底
に開口を有し、その中へ圧力応動マイクロスイッチ25
6が挿入されることができ、該マイクロスイッチ256
はマイクロプロセッサ32へ電気的に連結するリード線
(図示せず)を有する。ねじ262がキャップ266の
対応する開口へ挿入され、キャップ266を端セグメン
ト182の頂部外方表面上へ固定する。スイッチ256
は作動プランジャ268を有し、該プランジャは組立の
際にガスケット192の中実領域に接して静止し、該中
実領域の他の側はセグメント184の開口270と連通
する。開口270はセグメント184の内部で別の開口
272と連通し、それから小さいチャネル274が入口
弁100内にある内部空間又は室275であるものへ通
じそれから導管116が出る(図3)。開口270はそ
の中の圧力変化がガスケット192のその領域の制限さ
れた程度の撓みを可能にするために凹部276によって
取り囲まれていることは観察されよう。
【0048】図2又は図3に図示されないが、上述した
ように、スイッチ256はプロセッサ32が圧搾水圧力
にも応動することを可能にするために含まれることがで
きる。しかしながら、いま説明したスイッチ256を設
けることが必要でないことはいま思われる。不純物フィ
ルタ28の出口側にスイッチ176を含むことはその目
的を充分に果たす。スイッチ176はもし使用されるな
らばスイッチ256であり得るような圧力応動圧電変換
器を含むことができる。好ましくは、液圧作動電気機械
式スイッチがスイッチ176として使用される。
【0049】直ぐ前の検討事項は、図6及び図7の構造
の部分を図2及び図3の流れ線図と比較する時に、流れ
線図で要求される別の流体又は圧力伝達経路が各セグメ
ントの対向する側部に関して図6及び図7で例示された
別の開口、空所及び関連した配置並びに別のガスケット
の形状において注意深い調べによっていかに見出され得
るかを例示する作用をする。従って、それらの経路の全
てを完全に詳細に説明することは必要ない。図面に示し
た構造は弁ユニット24の作製及び使用を可能にするた
めに充分である。
【0050】セグメント182の内側への不規則な形状
の縦穴280が継手208の上に整合される。縦穴28
0中にインサート282が着座され、小さい開口284
がその円形部分の中心を通る。フィンガ286はガスケ
ット192をセグメント184の開口272及びチャネ
ル274の上に押し付ける。タブ288は直立する中空
のボス290を有し、該ボスはガスケット192の開口
294を通過した後セグメント184の凹んだ開口29
2中へ嵌合する。
【0051】インサート282の開口284の上に横た
わるガスケット192の大きい連続領域296があるこ
とが観察され得る。使用中、領域296は図3に関して
上述したダイヤフラム112として作用する。ダイヤフ
ラム領域296の頂上に、ばね110によって取り囲ま
れたピストン106の一端上の拡大された端108があ
る。ピストン106の他端部分300上にO−リング3
02が着座される。端部分300は303において軸線
方向へ凹んでおり、凹部を取り囲む領域はノーズ121
を画成するようにテーパを付けられている。ノーズ部分
300はノーズ121がセグメント184を通して縦穴
306中へ突出するように室275内に配置され、縦穴
306内に周方向に離間した一連の長手方向セグメント
308がある。ノーズ121の座122として作用する
ベベル付入口を有する座金310がセグメント308内
に挿入される。
【0052】ノーズ121が座122に対して閉鎖する
ようにダイヤフラム112によって押される時を除い
て、沈降物フィルタ20からの水は継手216、ガスケ
ット196の穴311、セグメント186の開口及びガ
スケット194の開口313を通して流れることがで
き、その後それはセグメント308の間のスロットを通
って続き、最後に座金310の中心開口から出、供給水
を膜フイルタ22への送出のために継手214を通して
供給する。
【0053】ガスケット192の開口320は流入浸透
水継手212からガスケット194の開口321を通り
且つ逆止弁120を通って導管114へ流出浸透水継手
208を通る浸透水経路を提供する。弁120は一端に
おいて開放し且つ他端において筒口324によって閉鎖
された中空のシリンダ322の形であり、筒口324は
離間して対向した一対の唇部326からなり、該唇部は
水を唇部から流出させるために弾性的に開放するが逆方
向への水の流れに対して緊密に閉鎖する。弁120はセ
グメント184中に形成された壁328中に着座する。
ガスケット192の開口330は圧搾水継手206とセ
グメント184の開口332との間を連通する。
【0054】ガスケット192の開口334は浸透水継
手202から通じる端スロット付中空ボス336を取り
囲む。シリンダ146はセグメント184内に画成され
且つ調整器140の中空ピストン142を取り囲む。前
述したように、ピストン142は拡大した端144と、
中空ボス164を形成する小さい端154とを有し、全
て圧縮ばね148と一緒になっている。拡大端144は
O−リング338を着座させる。別のO−リング340
は小さい端154近くでピストン142の中心部分上に
着座される。
【0055】シリンダ146の内部端に、ボス164を
受入れる小さい内腔350がある。内腔350は縦穴3
52を通して内腔354へ連通し、内腔354はピスト
ン160のストッパとして作用する。ピストン160は
その閉鎖端162近くでO−リング360を担持し且つ
その他端170において中空にされて縦穴168を画成
し且つノーズ171として作用する周囲ベベルを画成す
る。ピストン160はセグメント186の内腔364中
へ突出し且つその中で滑動する。ばね166の一端は縦
穴168内に着座され且つノーズ171を通して挿入さ
れる。ばね166は座172を画成するようにベベルを
付けられたその中心開口の一側部を有するように座金3
10のように形成された座金365を通して突出する。
ばね166の他端はセグメント188上の中空ボス上に
着座する。
【0056】ガスケット196の開口372は縦穴38
2中に配置された複数個の円周方向に離間したセグメン
ト380の間のスロットと連通する。その結果として、
継手210から座金365の中心開口、ガスケット19
6の開口372及びセグメント188の開口374を通
る濃縮物流れ経路がある。また、濃縮物経路はガスケッ
ト194の開口384からセグメント184の開口33
2、ガスケット192の開口330を通って圧搾水継手
206まで延びる。より詳しく後で説明される。
【0057】他端のセグメント190は一端近くに大き
いドーム400とその他端近くに小さいドーム402と
を含む。2つのドーム400及び402の内部はドレイ
ン継手218と連通する。閉鎖ストリップ404はドー
ム400及び402中へ入れ子式にされた対応するより
小さいドーム406及び408を有する。ドーム406
及び408はそれぞれドーム400及び402の内部中
へ通じるそれぞれの開口410及び412を有する。ま
た、ストリップ404の縁中のノッチ414はガスケッ
ト198の穴418、セグメント188の開口420、
ガスケット196の穴421を通って最終的に調整器1
40のシリンダ146中へのドレイン継手218への連
通を確立し、図3の導管158のドレイン連結を提供す
る。
【0058】安全弁134はスロット425がある端4
24において閉鎖された中空シリンダ422を含み、該
シリンダは他端において圧縮ばね426を受けいれるよ
うに開放されている。シリンダ422は概ね円筒状であ
るが、その外部表面に円周方向に離間した一連のリブ4
27を有する。ばね426を中に収容したシリンダ42
2はドーム408内に画成された内腔428中へ挿入さ
れる。前に示したように、安全弁134は浸透水流が袋
66を満たした時にタンク26から圧力を吹き出す作用
をする圧搾水弁126から下流で濃縮物経路とドレイン
との間に最終的に結合される。シリンダ422は単にす
きま嵌めされており、完全なシールを決して形成しな
い。
【0059】コーン406内に中空の截頭コーンの形の
スリーブ430がある。スリーブ430は中実の概ね円
柱状の本体434上へ着座され、該本体の外側表面上に
使用中に毛管435として作用するねじ山状の螺旋チャ
ネルがある。スリーブ430は本体434と一緒に比例
弁127として作用する。それは一定のままである8対
1の濃縮物対浸透水の比を確立する弁127であること
は想起されよう。毛管435は浸透水が発生している時
にすすぎのために水を膜を横切って流すことを可能にす
る。
【0060】シリンダ422は流れ通路374の端に対
して概ね静止するようにガスケット198の開口438
を通してストリップ404から僅かに外方へ突出する。
ガスケット198の大きい開口440は本体434の大
きい端がセグメント188の縦穴442中へ突出するこ
とを許し、その底部から開口443がガスケット196
の開口444を通って濃縮物導管124へ有効に戻る経
路を開始する。この経路は常に開いており、ピストン1
60及び座172をバイパスする。
【0061】セグメント188を通る開口445はガス
ケット196の穴445aを通して継手206と連通す
る。この通路は濃縮物を膜フィルタ22から受取り、開
口374を通して送出する。それは開口384と連通状
態にある開口445b及び445cを更に含む。ストリ
ップ204上の取付ピン446及び447はガスケット
198の対応する開口448を通して突出し、ピン44
6はセグメント188の穴450中へ着座する。
【0062】逆止弁152は弁120と同様に構成され
且つセグメント184の凹部292中に着座する。セグ
メント及びガスケット中にあり且つ図面で見える他の穴
及び開口は詳細に説明した別の穴及び開口と整合するこ
とが観察されよう。
【0063】水栓又は小出し装置30の特別の物理的な
実施例が図8及び図13に示される。水栓460は下方
ハウジング462を含み、その頂上に上方ハウジング4
64が据えられ、それから作動レバー466が出てい
る。下方ハウジング462によって形成された通常垂直
方向のハンドル472の一側部へ開口474が突出して
おり、そこに好ましくは可撓性ホース478の一端47
6が配置される。ホース478の他端479はハンドル
472中に画成された内腔483内に挿入された連結管
482の頂部に配置された栓481を通してチャネル4
80中へ挿入される。
【0064】栓481の中央に通路484が通ってお
り、その中でピストン486が滑動する。通路はピスト
ンヘッド部分496上に組付けられたO−リング488
によってシールされる。栓481の底を横切って座金4
89が配置され、該座金は座490を形成し、ピストン
486に形成された弁本体492は圧縮ばね494によ
って座490に対して上方へ押圧され、該圧縮ばねは管
482の内部に形成された肩部495と弁本体492の
底の平坦部493との間に配置される。
【0065】上方ハウジング464から下方ハウジング
462の対向する側壁497内で下方へ一対の離間した
二叉状耳部498が突出している。レバー466は出口
474と対向した上方ハウジング464の端中へ中心に
形成されたスロット500中に配置される。ピン502
がレバー466を通して配置され、且つ耳部498の二
叉状フォーク504の間に静止し且つ組立の際に下方ハ
ウジング462の上方側壁によって捕捉されるに充分な
長さを有する。
【0066】レバー466はピストンヘッド496と係
合する内方へ突出するカム506を有する。カム506
は2つの連続した小面510及び512を有する。レバ
ー466の揺動はどちらの小面がへツド496と接触状
態にされるかを選択する作用をし、且つピストン486
を押し下げ且つ弁本体492を座490から開放させ
る。加えて、ピストン484より上の上方の通常水平な
表面514が使用者の指の作動によって押し下げられる
と、ヘッド496は下方へ押されて弁492を図9に示
したように開放する。代替的に、レバー466はレバー
466aとして仮想線で図示したように下へ揺動されて
小面510と係合し且つ水流経路を瞬間的に開放するこ
とができる。力を抜くと、弁本体492は座490に対
して閉鎖する。レバー466bとして仮想線で図示した
ように完全に上がっている揺動レバー466は小面51
2がピストン486を弁492が開放したままであるよ
うな位置にロックするようにさせる。レバー466が図
8の位置へ戻されると、肩部515a上に着座されたば
ね515はピストンヘッド496を小面510の方へ偏
圧し、それはばね494が弁本体492を閉鎖位置へ偏
圧することを可能にする。
【0067】手で保持されてない時、ハンドル472の
下方端部分516は図12に示したように基部522の
内腔520内で中心に穴を有する下方へ凹んだ横壁51
8に対して着座される。外方へ突出する長手方向リブ5
24は横壁518によって基部522の頂部に形成され
た縦穴526の側壁上に画成される。端部分516の長
手方向溝528はハンドル472が縦穴526中へ配置
された時にリブ524上に着座し、水栓460を回転不
能にロックする。
【0068】可撓性ホース530は水を弁490、49
2の方へ運ぶように連結管482の底に形成されたあご
部531上へ連結される。あご部531は図示したよう
に形成されており、ホース530の端が押されることを
可能にし、その後それは通常の適用される力で引き離さ
れることができない。ハンドル472の開口516aを
通して下方へ現れる時、ホース530はユニオン533
(図12に図示されない)を通してホース532へ連結
される。可撓性ホース532の他端はこの例では図2に
おけるように連結され、継手86におけるスイッチ17
6の出口からの不純物フィルタ28の出力を受ける。代
替例として、ホース530は圧力スイッチ176の出口
へ直結されることができた。審美的に魅力あるカラー5
22aが基部522の頂部に取付けられる。
【0069】図11及び図12に示したように、基部5
22の下方端は空隙ユニット534の頂部の上に着座さ
れ、該空隙ユニットはプラットホーム534aを有し、
それから外側ねじ山付中空管534bが突出する。プラ
ットホーム534aから中空ボス534cが直立する。
可撓性ホース530は水栓ハンドル472からボス53
4c、ガスケット535、座金536及びナット537
を通ってキャビネット10中へ下方へ延び、そこでホー
ス532は図2の導管87となり且つスイッチ176を
通して浸透水流出口86へ連結する。台所流しでの典型
的な設備では、管534bは流しのリム中の所謂第3の
水栓穴を通して下方へ突出し、そのリムは管534bへ
螺合されたナット537によってガスケット535及び
座金536の間に挟着される。
【0070】また、プラットホーム534a上にバッフ
ル538が直立しており、該バッフルはその2つの端か
ら外方へ湾曲してボス534cの外側部分と一緒に槽5
39の部分を画成する。ニップル540の上方部分はプ
ラットホーム534aを通して上方へ突出し且つ槽53
9の底中へ開いている。ニップル540の下方端は可撓
性ドレインホース132aへ連結し、該ドレインホース
はナット537を通して下方へ延び且つ図2の排出ドレ
イン132として作用する。
【0071】別のニップル541の上方部分がプラット
ホーム534aを通して上方へ突出し且つ立ち上がり可
撓性管542へ連結する。垂直な分割壁543がボス5
34cの側かバッフル538までの距離またがり且つ槽
539の画成を完成する。管542の上方端部分は内曲
して方向付けられた90°あご部544へ組付けられ、
それによりその底部開口又は出口は槽539の底部より
上に離間され、それにより図2の空隙130を形成す
る。このため、ニップル541の下方部分は可撓性ホー
ス128aへ連結し、ホース128aはナット537を
通して下方へ延び且つ図2でドレイン導管128にな
る。図1に示したホース19aの束が原水源へ通じる別
のホース(図2で42)と一緒に図8〜図13に関して
検討されたホースになることは観察されることができ
る。
【0072】図14はプロセッサ32の流れ線図であ
る。その流れ線図はここでは既製の個々の構成要素の使
用によって基本的に実行されるが、電池、表示装置並び
に入力及び出力プローブを除いた全ての又は大部分の構
成要素が専用のチップに組込まれることができることは
理解されよう。
【0073】図示したように、入力プローブ550は流
量計及び温度センサとして作用する流れ監視装置90を
含むように画成される。出力プローブ552は流量計及
び温度センサとして作用する流れ監視装置92を含むよ
うに画成される。温度は、例えば貯蔵タンク26中の水
が26℃(80°F)であるのに対して冬季の流入水が
7℃(45°F)〜10℃(50°F)であることがあ
ったので測定される。TDSを導電率から決定するため
に、温度はここでは22℃(72°F)に標準化され
る。導電率を与えられた温度に対して標準化しないと、
TDSの測定に非常な誤差を生じる。
【0074】それぞれの入力及び出力アナログ温度信号
はそれぞれのリード線554及び556を通してアナロ
グ選択器557へ送られる。この流れ線図を検討におい
て、用語「リード線」及び「連結」は単一又は多数のワ
イヤ接続のいずれかであり得るものを説明するために使
用される。即ち、引かれた線は信号経路を表示する。
【0075】電池558は系全体のための電力を供給す
る。電圧基準559はリード線560によって選択器5
57へ連結される。制御接地系は端子561から、別に
図示され又は図15及び図16に関して後述されるもの
を除いた全ての回路装置まで連結する。リード線562
及び553は流れ監視装置90及び92のそれぞれの1
つのプローブ端子をプローブ選択器564のそれぞれの
端子A及びBへ連結する。
【0076】リード線565はプローブ選択器564を
直流変換器566への交流の1つの端子へ連結する。リ
ード線567及び568はそれぞれの流れ監視装置90
及び92のそれぞれの第2のプローブ端子を共通にリー
ド線570を通して変換器566の別の端子へ連結す
る。リード線571及び572によって、1kHz交流
シミュレーション回路573の出力はそれぞれのリード
線567及び568と同じ変換器566の端子へ連結さ
れる。変換器566はリード線574によって雑音フィ
ルタ575へ連結され、雑音フィルタ575はリード線
576によって直流レベル増幅器578へ連結される。
増幅器578はリード線579によってアナログ選択器
557へ連結される。
【0077】与えられた時間に選択されたプローブ55
0及び552はスパイクの形である信号を流れ監視装置
90及び92から生じ、そのスパイクはフィルタ575
からコンデンサ580を越えてスパイク検知回路582
へ送られる。検知されたスパイク信号は次にリード線5
84を通してパルス整形回路586へ送られ、該パルス
整形回路はスパイクを一層方形なパルスに変換し、該一
層方形なパルスは次にリード線588によってマイクロ
コンピュータ590中へ送られる。
【0078】増幅器578からの信号レベルはアナログ
選択器557へ送られる導電率出力信号を表す。アナロ
グ選択器557によって選択された出力はリード線59
4を通してA−D変換器596へ送られ、該変換器はア
ナログ信号をそれぞれのディジタルカウント値に変換
し、該ディジタルカウント値はリード線592及び更に
後述されるリード線622〜627によってコンピュー
タ590へ送られる。アナログ選択器557はマイクロ
コンピュータ590からリード線598及び599を通
して送られる信号によって制御される。マイクロコンピ
ュータ590からの別の信号は警報音を発するための音
響回路602へリード線600を通して送られる。マイ
クロコンピュータ590からの別の開始信号はリード線
604を通して交流シミュレーション回路573へ送ら
れる。
【0079】シミュレーション回路573は交流信号を
プローブ550及び552へ送り、それよりプローブは
交互に作動される。また、その交流信号はプローブから
逆に来る同じ交流信号を相殺するように変換器566へ
送られる。その結果、雑音フィルタ575へ送られる信
号はスパイクが重畳された感知された直流信号からだけ
なる。
【0080】表示装置620のセグメントを制御するた
めに、連続切換え多重信号がそれぞれのリード線610
〜617を通して表示装置620へ送られる。A−D変
換器596は選択器557からの電圧に対する比較電圧
を累積的に増加するように複数個のリード線622〜6
29の電圧によってシーケンス動作される。即ち、それ
は選択器出力電圧と比較電圧との差であり、リード線5
92を通してマイクロコンピュータ590へ送られる。
比較された電圧が等しい時、リード線592の電圧はト
グルし、電圧の2進表示が読込まれる。
【0081】電池558の負端子はリード線632によ
ってマイクロコンピュータ590へ連結され且つまた接
地される。リード線633は電池の正端子をマイクロコ
ンピュータ590へ連結する。リード線634は警報回
路602を負電池端子へ戻す。マイクロコンピュータ5
90からリード線635を通る信号は接地スイッチ63
6を作動する。スイッチ636はプロセッサがオン待機
又はホールド状態にある時にプロセッサ32の別の構成
要素の大部分を、従って図7に示した段階の大部分を非
作動化するように作用する。浸透水出口86(図2)に
おける圧力スイッチ176からの信号の受取の際に、接
地スイッチ636はマイクロコンピュータ590からリ
ード線635によって送られた信号によって作動され
る。そのうえ、制御接地又は端子561の接地及びアナ
ログ選択器557のリード線637を通しての接地によ
って電圧が殆ど全ての回路又は段階へ適用される。
【0082】プロセッサ32について詳細に調べる前
に、入力及び出力プローブ550及び552の好ましい
構造的アプローチへ注意が次に向けられる。図4及び図
5に示したように、流れ監視装置90又は92は第一に
流量計であり、この場合頂部半体652及び底部半体6
54からなる中空ハウジング650を有する。組立てら
れたハウジングの内部壁は円形レースウェイ656を画
成するように形成される。入力チャネル658はハウジ
ング650の外側のホース継手660からハウジング中
へ延び、チャネル658はレースウェイ656中へ接線
方向へ開く。出口チャネル662はレースウェイ656
からハウジング650の反対側の外側の出口継手664
へ延びる。
【0083】一対の相互に離間した導電性プローブ66
6〜667はハウジング650の外部からハウジング中
を絶縁状態で延びる。この場合、底部分654及び頂部
分652は絶縁材料である剛固なプラスチックで成形さ
れる。プローブ666〜667の端はプローブ内方端を
横切って移動するボール668との物理的な接触をもつ
に丁度充分なだけレースウェイへ突出する。ボール66
8は入口チャネル658から出口チャネル662へ流れ
る液体によって推進される時にレースウェイ656の周
りで自由に移動するように寸法付けられる。ボール66
8はプローブ又は電極666〜667の内方端から堆積
された物質を除去するために充分な研磨性の材料のもの
である。そのうえ、ボール668はそれを横切って移動
する時に電気信号を生ずる電気的特性を有する。電気信
号は単にボール668の導電率特性によって生じること
ができる。好ましくは、ボール668は水の誘電率より
も充分に高い誘電率を有し、それによりプローブ666
〜667の内方端を横切るボールの移動は直流導電率レ
ベルに重畳されたスパイク形状の変化を発生する。これ
は流量及び全流れのプロセッサ32中での循環を許す。
【0084】出口チャネル662はレースウェイ656
の周りの点へ延びることかできたが、その流入口670
は好ましくはレースウェイ656の軸線に概ね沿ってあ
るが、図示したようにその軸線から僅かに偏している。
頂部分652上の下方へ軸線方向へ突出するこぶ669
は水を下方へ且つ流入口670中へ方向付ける作用をす
る。これはボール668がプローブ666〜667の内
方端を物理的に横切って移動するようにレースウェイ6
56の底近くに乗ることを保証する。それはこの系では
沈降物の痕跡を含む水である液体からプローブの上に堆
積しようとする全ての蓄積物質を除去するためにプロー
ブ666〜667の掃除作用をする。出口継手664は
継手202、206と同じに作られ、それ以外はホース
の挿入端部分を把持し且つ保持するように作られる。
【0085】頂部分652の内方端上でプローブ666
〜667に近接して凹みがあり、レースウェイ656に
近接した凹みの底はレースウェイ中を流れる水の温度と
実質的に同じ温度になるように非常に薄い。サーミスタ
674が流れる液体の温度を表示する信号レベルを発生
するためにその凹みに着座される。従って、サーミスタ
674は二線ケーブル676によってプロセッサ32へ
電気的に連結される。
【0086】次にプロセッサ32の動作のより詳細な検
討に戻ると、図15及び図16は図14の流れ線図の実
行で使用するために好適とされる特別の実施例の概略線
図を一緒に示す。図15は図16へ続き、図15の右側
で文字a〜kを符せられた矢印の頭はそれぞれのリード
線が図16の左側の対応する文字を符せられたリード線
へ続く。図15の左側に、符号700で集合的に指示さ
れた通常の多数ワイヤコネクタでの雌形ピン連結を示す
一連の標準的な記号がある。そのコネクタの個々のピン
のそれぞれは1から12まで選択された対応するピン数
を割当てられる。信号経路を指示した図14に示したリ
ード線と対照的に、図15及び図16に示した全てのリ
ード線は回路盤上に印刷された線又は個々のワイヤのい
ずれかであることができる単一の導体を表示する。
【0087】コネクタ700において、ピン1は電池5
58の負端子へ連結し、一方、ピン2はその電池の正端
子へ連結する。ピン1及びピン3は通常の多数棒の矢印
頭によって表示される共通の接地702へ連結される。
その多数棒の接地記号が図15及び図16を通して使用
される時、それは電池558の負端子への直結を意味す
る。ピン2は、正電池端子上で、幅狭い底付矢印によっ
て表示された正供給端子706へダイオード704を通
して連結する。図15及び図16を通して構成要素がそ
の幅狭い底付矢印で表示された連結を有する時、それは
ダイオード704を通る正電池端子への連結を意味す
る。電池の逆極からの構成要素の損傷に対する防護はダ
イオード704によって提供される。
【0088】コネクタ700のピン1は制御接地714
へ連結されたドレイン端子712を有するフェトリング
トン型トランジスタ710のソース端子へ更に給電され
る。その制御接地714は幅広い底付矢印頭によって表
示される。図15及び図16を通してその幅広い底付矢
印頭が示される時、それは制御接地714への直結を意
味する。トラジスタ710のゲート端子716はマイク
ロコンピュータ720のピン4へ連結される。この場
合、マイクロコンピュータ720はNEC7507MC
Uであり、別のピン数は製造者によってその縁の周りに
示され、そのユニットに割当てられたピンに対応する
【0089】コンデンサ717が端子706と共通の接
地702との間に連結され、一方別のコンデンサ718
が端子706と制御接地714との間に連結される。こ
れらのコンデンサは外部源から又はマイクロ計算ユニッ
トのような内部源から生じることがある干渉を減衰する
作用をする。通常の用語では、端子706はマイクロプ
ロセッサ及び他の集積回路に従ってしばしば採用される
記号「VDD」に対応する。
【0090】トランジスタ710は制御接地714を電
池負端子接地702へ連結し又はそれから分離するよう
にユニット720から受取った制御信号によって図14
の電力スイッチ636を制御する能動装置である。トラ
ンジスタ710がそのソース及びドレインの間でその開
状態にある時、制御接地714を経て接地へ戻される他
の回路構成要素の全ては不作動にされる。
【0091】圧力スイッチ176はコネクタ700のピ
ン3及び4にわたって連結され、ピン3は共通の接地7
02へ連結される。ピン4はプルアップ抵抗体732の
一端に連結され、圧力スイッチが閉じられてピン3及び
4を短絡するまでユニット720のピン23に正バイア
スを保ち、それより負又は無極バイアスをプロセッサへ
適用する。
【0092】試験点719がピン2とダイオード704
との間に示される。他のそのような試験点は図15及び
図16を通して種々の場所で同様に示されており、更に
述べることを必要としない。
【0093】ピン5及び7はそれぞれ流れ監視装置90
及び92のサーミスタへ外部で連結する。ピン6及び8
はそれらのサーミスタのそれぞれのそれぞれ対向側部へ
個々に連結し、それらの対向側部を制御接地へ戻す。
【0094】ピン5及び7はアナログ多重化及び標本化
装置736のピン及び7へそれぞれ外部で連結する。こ
の場合、装置736は並んで示されたその異なるピン数
を有する形式MC14097Bである。装置736は図
14のアナログ選択器557の機能を一部行うことは観
察されよう。また、コネクタ700のピン5は抵抗体7
40及び741の間に連結され、該抵抗体は分圧器とし
て作用するように正端子706と制御接地との間で直列
に連結される。同様に、ピン7は抵抗体742及び74
3からなる分圧器べ連結される。分圧器は、正しい曲線
がサーミスタを通して得られることを可能にすることに
加えて、流れ監視装置90及び92中のサーミスタの動
作に要求される必要な静的動作電流を供給する。
【0095】コネクタ700のピン9は流れ監視装置9
2の1つのプローブ電極へ外部で通じ、一方、ピン10
はその監視装置の他のプローブ電極へ外部で通じる。同
様に、ピン11は流れ監視装置90の1つのプローブ電
極外部で通じ、ピン12はその開始装置の他のプローブ
電極へ外部で通じる。コネクタ700のピン9及び11
は装置736のピン22及び23へそれぞれ内部で連結
される。プローブ選択信号は装置136のピン1から抵
抗体746、逆変換装置748及び別の抵抗体750を
通してコネクタ700のピン10及び12の両方へ運ば
れ、該ピン10及び12は流れ監視装置のそれぞれの電
極へ個々に通じる。1kHz信号はマイクロコンピュー
タユニット720のピン24から逆変換装置752、逆
変換装置748及び抵抗体750を通してコネクタ70
0のピン10及び12へ送られる。
【0096】逆変換装置748及び752の間の接合部
は抵抗体746を通してダイオード754へ逆に連結さ
れ、逆変換装置748及び更に別の逆変換装置756の
間の接合部はダイオード758を通して逆に連結され、
ダイオード754及び758のそれぞれの他の側部は抵
抗体760及び抵抗体762を通して演算増幅器764
の負入力へ共通に連結される。コンデンサ766は制御
接地と抵抗体760及び762の間の接合部との間に連
結される。また、抵抗体768は抵抗体760及び76
2の間の接合部から制御接地へ連結される。演算増幅器
764の他の入力は抵抗体770及びポテンショメータ
772からなる分圧器中の接合部へ連結され、その接合
部は装置736のピン5へ連結される。ポテンショメー
タ772は回路及び回路リターンレベルの較正のために
使用される。コンデンサ776によって分路されたフィ
ードバック抵抗体774は演算増幅器764の出力と抵
抗体762へ連結されたその入力との間に連結される
【0097】従って、流れ監視装置の電極の寿命を延ば
すために使用される1kHz交流電流は装置736の端
子17から交流パルスの形で得られ、それらパルスは一
連の逆変換装置へ送られ、第1の逆変換装置からの出力
は第2の逆変換装置へ送られ、その出力は第3の逆変換
装置へ送られる。第3の逆変換装置の出力はどれにも連
結されていないことは注目されるべきである。それは種
々の回路に均等の負荷を保つために使用される。逆変換
装置748及び752の出力はそれぞれの抵抗体を通し
てプローブ電極を駆動する。本質的に、1kHzの周波
数はコンピュータユニット720で必要とされる時間基
準のため及び11.4リットル/分(3ガロン/分)ま
での流量を決定するために必要とされる分解能のために
選択された。ダイオード754及び758は複合信号を
演算増幅器764の方へ並びに別の演算増幅器776を
含むパルス増幅回路へ方向付ける舵取りダイオードとし
て作用する。抵抗体760はダイオード754及び75
8の出力側のインピーダンスを下げる作用をし且つより
高い信号対雑音比を得る助けをする。そのうえ、抵抗体
760はコンデンサ766と一緒に雑音を濾波する作用
をもする。
【0098】図14の流れ線図に関してシミュレーショ
ン回路573の機能がプローブ選択器564の機能のよ
うに装置736によって提供されることは観察されよ
う。ダイオード754及び758は一緒に変換器566
として作用し、前述した抵抗体及びコンデンサは雑音フ
ィルタとして作用する。そのうえ、演算増幅器764は
図14の直流増幅器578の機能を果たし、その出力は
アナログ装置736のピン8及び9へ連結される。
【0099】演算増幅器764はそのフィードバック抵
抗体774と共に、監視装置組立体の電極の間を移動す
るボールによって発生されたスパイクを平均化する。ダ
イオード754及び758及び抵抗体760を通して到
達するパルス又はスパイク信号はコンデンサ780の上
へ且つ抵抗体782を通して増幅器776の負入力へ連
結され、該増幅器の他の入力は制御接地へ戻される。フ
ィードバック抵抗体784は出力から増幅器776の入
力へ連結される。増幅器776は増幅器768と反転モ
ードで作動されることは注目される
【0100】もし必要であることが分かったならば、外
部源から発生されることがある雑音に加えて1kHz信
号をより良く濾波するためにコンデンサがフィードバッ
ク抵抗体794を分路することができる。増幅度を更に
高め且つインピーダンスを下げるために、抵抗体786
が制御接地とコンデンサ780及び抵抗体782の間の
接合部との間に連結される。増幅器776はプローブ電
極から受取った信号の急速変化部分だけのかなりの増幅
に寄与するように比較的低いゲインで作動される。増幅
器776からの出力は一連の逆変換装置790、791
及び792を通して送られ、それからパルス信号がマイ
クロコンピュータユニット720のピン22へ送られ
る。逆変換装置の組合せ体はユニット720によって使
用する流量パルスを更に整形する作用をし、図14のパ
ルス整形器586の作用に対応する。
【0101】図14の電圧基準559はフィードバック
抵抗体796を有する反転演算増幅器794によって図
15に示したように実行され、その負入力は抵抗体79
8を通して制御接地へ戻される。そのパルス入力は抵抗
体800を通して正電圧源へ連結され且つ基準ダイオー
ド801を通して制御接地へ連結される。増幅器794
の出力はアナログ装置736のピン4へ連結する。
【0102】装置736のピン17からの出力は比較器
802の正入力へ送られ、その出力はマイクロコンピュ
ータ720へそのピン25において供給される。比較器
802の他の入力はA−D変換器804の出力ピン10
へ連結される。変換器804の標本化入力ピン2〜9は
マイクロコンピュータユニット720のピン35〜38
及び31〜34へそれぞれ個々に連結される。変換器8
04のピン1は切換えされない共通の接地へ戻される。
従って、図14の変換器596に関して先に説明した作
用はそこで述べられた比較が比較器802として特に図
16に示されていることを除いて同じである。変換器8
04はそれが標本電圧に達するまで電圧を蓄積し、その
時に比較器は状態を変化し且つ増分変換器804からマ
イクロコンピュータ720を停止する。
【0103】図14の表示装置回路620は図16にも
現れ、好ましくは使用者へ可視情報を提供するためにね
じりネマティック液晶表示装置の形である。その8つの
セグメントはマイクロコンピュータユニット720のピ
ン14〜17及び27〜30の異なるピンへ個々に連結
される。マイクロコンピュータは表示装置及び異なるセ
グメントのバックプレーンをおよそ20ヘルツで切換え
る。セグメントは信号をバックプレーン及びセグメント
へ反転することによって作動される。20ヘルツの周波
数はセグメントの偏光子を通して見た時にセグメントの
明瞭化のために選択された。
【0104】図16に示したように図14の警報回路6
02は圧電変換器810を含み、該変換器810は共通
の接地へ連結された1つの板812と、マイクロコンピ
ュータ720のピン5へ連結されたその対向した板81
4とを有する。
【0105】マイクロコンピュータ720のピン19は
コンデンサ820によって共通の接地へ連結され且つ抵
抗体822を通してピン19及び21へ連結される。こ
れは200kHzの周波数を発生するようにユニット7
20のクロックを支配する。ユニット720のピン18
はコンデンサ824と抵抗体826との間の接合部へ連
結され、抵抗体826の他端は共通の接地へ連結され、
コンデンサ824の他の側は正の直流供給源ヘ連結され
る。マイクロコンピュータのピン1、6、7、8、9、
26及び39の全ては共通の接地へ連結され、一方、ピ
ン2、3及び40は連結されないままである。
【0106】図14の流れ線図及び図15及び図16の
特別の回路構成によって提供される作用は変化されたプ
ログラム機構に役立つ。電池が系中に装着された時、マ
イクロコンピュータユニット720は全ての表示モード
がシーケンス動作される表示検査を含む自己検査ルーチ
ンを進み、音響警報が鳴り、電池電圧は規定された最小
値より上であるために検査される
【0107】新しい膜フィルタが装着された後、系は上
述の自己検査ルーチンの後約15リットル(4ガロン)
の水が系から水栓30を通して引き出されるまで何も表
示しない。
【0108】全ての保存水が膜を洗い去るまで消費者が
濾過された水を消費することを防ぐために、表示装置の
「OK」セグメントはそのリットル水量が系を通過する
まで起動されない。この作用は膜フィルタが交換された
時に自動的に再起動される。
【0109】膜状態及び導電率測定手順の検査がある。
入力水導電率及び温度は出力水導電率及び温度と比較さ
れる。溶解された固体の除去が約67パーセント以下に
落ちると、表示装置620は不適正状態を指示する。そ
の比較は逆浸透膜が悪いことを確かめるために10標本
の平均を用いる。それが決定された時、音響警報回路6
02は音を発し、「フィルタ2を交換せよ」が表示され
る。警報回路は除去が67パーセントより上に上がった
時リッセトされ、それは膜の交換によって行われ、その
時系は上述した膜フラッシュモードに戻る。
【0110】また、沈降物フィルタ状態及び流量測定が
ある。流量は流量を計算するために設定された時間の間
流れ監視装置中のボールの回転をカウントすることによ
って測定される。その流量が約0.9リットル/分
(0.25ガロン/分)以下に落ちた時、警報回路60
2は音を発し、「フィルタ3を交換せよ」が表示装置6
20に現れる。流量が0.9リットル/分(0.25ガ
ロン/分)より上に上がると、警報回路602はリセッ
トされる。水圧の変動が不正な警報を与えることを防止
するために、この決定は9標本期間にわたって平均され
る。
【0111】別の決定が炭素フィルタ状態及び全体流れ
測定に関してなされる。系を通る全体流れはボールが流
れ監視装置中のプローブ電極を通る度毎にレジスタを増
分することによって測定される。流れが約1893リッ
トル(500ガロン)に達すると、警報回路602は音
を発し、表示装置602は「フィルタ1を交換せよ」と
「Bを交換せよ」との間でシーケンス動作する。後者は
炭素フィルタが交換される時に電池も交換されるためで
ある。警報回路602は電池を交換することによってリ
セットされる。示したように、電池は炭素フィルタが交
換される度毎に交換されるべきである。電池(一緒に連
結された多数の電池であることができる)は充分なエネ
ルギが次の炭素フィルタの交換まで続くように残ってい
ることを保証するために装着の時に検査される。もし電
池が規定された電圧より上であり、接地スイッチ636
が起動されているならば、電池はその次のフィルタ交換
まで充分な寿命を残している。この作用は使用者が系に
悪い電池を入れることを防止するために使用される。も
し電池か装着時に弱いならば、ユニットは表示装置を
「Bを交換せよ」にロックし且つ警報回路602は音を
発する。
【0112】水栓がオンに回されていない時に弁ユニッ
ト24がたまにサイクル動作する可能性がある。説明し
た系は通常のサイクル及び不正なサイクル期間の間を区
別する。これは弁ユニットによって提供された信号を処
理し続ける前に流れに対する系の出力監視装置92を検
査することによって行われる。
【0113】先に説明したように、マイクロコンピュー
タユニット720は制御接地の連結を絶ち、それにより
水が水栓30から引き出されるのを待っている時に回路
構成の大部分を遮断する。それはかなりの電力を保存
し、電池からの電流ドレインを約10ミリアンペア位ま
で低く下げる。マイクロコンピュータユニット720は
全スイッチのはね返り不良、リセット及びスイッチ状態
監視の遅れを制御する。注目されるように、1kHz信
号はマイクロコンピュータ720の制御下においてアナ
ログ選択器及び多重装置736によってプローブ電極へ
提供される。これは水からの鉱物質がプローブ電極端上
へ付着するのを防止する。流れ監視装置のボールが作ら
れる材料の性質はプローブ電極を清浄に保つことに寄与
する。
【0114】動作中、水は入口弁座の外側の周りを流
れ、次にその座の中心の穴を通過して逆浸透フィルタ2
2の流入口54ヘ流れる。貯蔵タンク26が浸透水で満
ちる時、袋66はタンクの内方壁まで膨張される。浸透
水が充満し続けると、貯蔵タンク中の圧力は増加する。
入口弁100は貯蔵タンクが所望の遮断圧力に達する時
にその圧力がダイヤフラム112上への圧力の適用によ
って入口弁を閉じるように寸法付けられる。該遮断後、
膜出力圧力は比例弁を通して開放される。逆止弁120
は導管114に圧力を保持し、ピストン106を閉じて
保つ。この時、系の残りの部分を通る水は消費者が水栓
から水を小出しするまで停止されており、該小出し時に
浸透水タンク圧力はダイヤフラム112が入口弁を開い
て保つことを許すに充分なだけ低下する。
【0115】弁ユニット24の残りの部分はタンクから
水栓へ水を一定の送出量で送出することを確実にするた
めに使用される。圧搾水及び開いた調整器ピストンによ
って、濃縮物はタンク中へ流れ且つ袋の外側を圧搾して
浸透水を水栓へ押し出す。調整器は弁ユニット24の動
作を広範囲な圧力変化にわたって可能にするように水栓
への流れを制御する。圧搾水弁は調整器によって作動さ
れる時にタンクの圧搾側への流れを開放し又は閉鎖す
る。弁ユニット24内のストッパは圧搾水弁が引込みす
ぎるのを防止する。
【0116】浸透水が水栓からの送出のために圧力タン
ク26から流れる時、それは調整器ピストンの小さい側
へ入り且つピストンの中心を通って流れる。調整器14
0の大径端上の圧力の増加はそのピストンを移動し始め
る。しかしながら、それが移動するにつれて、調整器1
60と圧搾水弁ピストンとの間の隙間は減少し、それは
調整器の小径及び大径端の間の圧力降下を増加する。そ
の結果、ピストンの大径端上の圧力はピストンを引込め
るように減少する。動作中、調整器ピストンは圧力、ば
ね力及び摩擦力によって確立された平衡点で動作する。
【0117】水栓が開く時、調整器ピストンは平衡点に
おいて動作しており、圧搾水ピストンは圧搾水を流すよ
うに完全に引込められている。水栓が閉じる時、出口ラ
インの圧力は増加し始める。この圧力増加は調整器ピス
トンを移動させ、本質的にそれは圧搾水ピストンを閉鎖
するように押し、それにより圧搾水の流れを遮断する。
圧搾水弁が閉鎖されたことによって、安全弁はタンクか
ら圧力を吹き出し、それにより膜からの浸透水はタンク
を充満し始めることができる。タンク中の圧力が低下す
る時、逆止弁152は調整器ピストン上の圧力が低下す
るのを阻止し、それより圧搾水弁は閉鎖されたままであ
る。安全弁134は逆浸透膜上の背圧力を排除し且つ最
適な性能又は排除を可能にする。比例弁127は膜のフ
ラッシユ作用を提供し、寿命を増す。
【0118】説明した逆浸透系はそれが水中に溶解され
た固体及び他の汚染物を除去するために膜を使用するの
で非常に望ましいことが認められる。全体的に、系は系
が使用される度毎に性能を測定し且つ最新の状態を計算
する。プロセッサ32と一緒に、流れ監視装置90及び
92は沈降物フィルタ20、膜フィルタ22及び不純物
フィルタ28の全ての状態を使用者へ指示する。その情
報はキャビネットの液晶表示装置上で及び音響信号によ
って指示される。表示装置はプロセッサ32によって種
々の構成要素を通してシーケンス動作され、水が系から
引き出される時にそれらの現在の状態を表示するように
される。構成要素の状態は指示される構成要素について
の適当な言語と関連して半月形、パイ形又は棒形のパー
センテージグラフを用いて特に表示されることができ
る。状態は「O.K.」を単に信号するような他の方法
で指示されることができる。構成要素がその適正な作動
性の低い作用限界に近いことを決定された点に達する
と、音響信号が発生され、これはその構成要素が交換さ
れるべきであることのメッセージを連続的に示す表示に
続く。
【0119】プロセッサ32は供給水のコンダクタンス
を監視し且つそれを系を去る浸透水のコンダクタンスと
比較する。そのうえ、流れ監視装置のそれぞれのプロー
ブ間を通るボールによって生じる電流降下は水栓が使用
される度毎に流量及び全体の流れを決定するために検知
され且つ使用される。その流量は沈降物フィルタの寿命
を決定するために利用され、全体の流れは不純物フィル
タの寿命を決定するために利用される。自己洗浄プロー
ブはサーミスタ674を含むことによって提供される組
込み式温度補償を有する
【0120】流れ監視装置系はそれだけで広範囲の異な
る装置での使用を見出すことができる。そのうえ、プロ
セッサ32の動作能力は流れ監視装置と一緒に、説明し
た流し関連設備で又は住宅全体へ供給される水を純化す
る設備のようなはるかに大きい設備での使用に同等の適
応性を見出すことができる。
【0121】具現化されたように、系は浸透水をおよそ
0.9リットル/時(1/4ガロン/時)の割合で発生
するように設計された。弁ユニット24を含む構成は貯
蔵タンク26が完全に充満されている以外の時に系が常
に再充填することを可能にする。この特別の流し関連設
備について、不純物フィルタは特に1893リットル
(500ガロン)で満足に動作するように設計されてい
る。説明した指示器ユニットはそれが交換されるべき時
を信号する。伝統的なビービー音発生器信号はフィルタ
又は電池のいずれかの交換を必要とする時に使用者に可
聴警報するように動作する。
【0122】濃縮物は比例弁を通してドレインへ流れ且
つ弁ユニットの圧搾側へ且つ貯蔵タンクへ移動すること
ができ、そこでそれは圧搾水として使用される。膜フィ
ルタからの浸透水は袋の内側で貯蔵タンクの浸透水側へ
直接に流れる。水の送出中、濃縮物は袋を圧搾し、それ
は浸透水をタンクから調整器を通して最終の流れ監視装
置へ流す。不純物フィルタを流通した後、水は最後に水
栓を通って流出する。
【0123】示したように、調整器の作用は広範囲の流
入ライン圧力にわたっての動作を可能にし、その結果と
して浸透水の一定の送出を水栓へ提供することを可能に
することである。水栓が開かれると、膜からの圧搾水は
およそ系のライン圧力で貯蔵タンクへ入る。圧搾水が袋
をつぶし始めると、浸透水は水栓へ流れることを強制さ
れる。圧搾水は同じ圧力でタンクへ流れるので、貯蔵タ
ンクが浸透水をどのように満たしているかにかかわりな
く、水栓への水の一定の送出が得られる。
【0124】膜が貯蔵タンクを満たすように浸透水を発
生している間、濃縮物流は膜上の圧力が溶解された無機
物質の最大限の除去のために充分高いように制限され
る。加えて、膜を通る流れは塩を除去するために使用さ
れ且つ常に膜上のそれら塩の堆積を防止するために充分
であり、それ故膜フィルタの寿命は低下しない。示した
ように、特別の実施例では、8対1の濃縮物対浸透水の
流量が維持される。また、膜は水が水栓を通して送出さ
れる時にすすがれる。
【0125】説明した系で可能とされる典型的な濃縮物
流量は流入する供給水圧力に依存して40〜300ミリ
リットル/分である。説明したように、比例弁は水が膜
フィルタへ流れるように入口弁が開いている時に濃縮物
流を制御し且つ常に開いており且つ濃縮物を流す。弁ユ
ニットの別の主要な作用は貯蔵タンクの浸透水側が充満
している時に系を遮断する。実行されたように、それは
その系遮断を行うように設計された入口弁である。
【0126】本発明の特別の実施例が図示され且つ説明
され、また代替例及び修正例が教示されたが、変更及び
修正が本発明のより広い観点において本発明から逸脱せ
ずになされ得ることは当業者に明らかであろう。それ
故、特許請求の範囲の目標は特許性を有するその真の精
神及び範囲内に入るような変更及び修正の全てを包含す
ることである。
【図面の簡単な説明】
【図1】フィルタ組立体キャビネットの等尺図。
【図2】図1のフィルタ組立体の流れ線図。
【図3】図2に全体的に示した弁ユニットの別の流れ線
図。
【図4】上述の図の系で使用される流量計の分解等尺
図。
【図5】図4の流量計の別の等尺分解図であるが、背面
の斜視図。
【図6】図2及び図3に示したモジュール構成要素の分
解等尺図。
【図7】図6の構成要素の分解等尺図であるが、背面の
斜視図。
【図8】図1のフィルタ組立体を使用した水栓の長手方
向垂直断面図。
【図9】図8と同様な破断断面図であるが、若干の部品
を異なる位置に示しかつそれら部品の1つを仮想線で示
したように更に異なる位置に示す図。
【図10】図8に示した水栓の部分の分解等尺図。
【図11】図8に示した水栓の残りの部分を水栓組立体
の追加の部分と一緒に示す分解等尺図。
【図12】長手方向垂直断面図で示した図11の追加の
取付及び空隙組立体と関連した図8の水栓の側面図。
【図13】水栓を取外した図12の線6f−6fに沿っ
た上面図。
【図14】図1及び図2のフィルタ組立体と関連して使
用されるプロセッサの流れ線図。
【図15】図14が指示されるプロセッサの部分的な概
略線図。
【図16】図15の概略線図の連続図。
【符号の説明】 10 キャビネット 19 モジュール 20 沈降物フィルタ 22 逆浸透フィルタ 24 弁ユニット 26 貯蔵タンク 28 不純物フィルタ 30 水栓 32 信号プロセッサ 52 逆浸透膜 66 弾性袋 90 流れ監視装置 92 流れ監視装置 100 入口弁 120 逆止弁 126 圧搾水弁 127 比例弁 130 空隙 134 安全弁 140 調整器 152 逆止弁 176 圧力応動スイッチ 256 圧力応動マイクロスイッチ 460 水栓 534 空隙ユニット 550 入力プローブ 552 出力プローブ 557 アナログ選択器 558 電池 573 シミュレーション回路 590 マイクロコンピュータ 602 音響回路 620 表示装置 700 コネクタ 720 マイクロコンピュータ ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成3年5月15日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
フロントページの続き (72)発明者 スチーブ オー.モーク アメリカ合衆国コロラド州フォート コリ ンズ,ダブリュ.マウンテイン アベニユ ー 817 (72)発明者 スチーブン エル.ピース アメリカ合衆国コロラド州フォート コリ ンズ,ボウイー アベニユー 3130

Claims (38)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フイルター・システムにして、 供給水取入口、 内部にフイルター要素を配置しかつ供給水入口および濾
    過水の出口を有するハウジングを含むフイルター組立
    体、 濾過水の取出口、 前記供給水取入口から前記供給水入口への供給水流路を
    画成する供袷水導管配構造体、 前記濾過水出口から前記濾過水の取出口への取出口流路
    を画成する濾過水導管構造体、および前記導管構造体の
    少なくとも一方内へ接続された監視装置にして、水伝導
    率信号および前記水流の流量を表示する第1の電気信号
    と温度を表示する第2の電気信号のうちの少なくとも一
    方を与える監視装置、を包含し、さらに前記信号に対し
    て応答し前記フイルター要素の状態の指示を計算しかつ
    表示するプログラムされたユニツトを含むフイルター・
    システム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のフイルター・システム
    において、前記監視装置が前記供給水導管構造体内へつ
    ながれていることを特徴とするフイルター・システム。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のフイルター・システム
    において、さらに前記監視装置と供給水源との間の前記
    供給水導管構造体内へつながれた沈降物フイルターを含
    み、そして前記プログラムされたユニツトが前記信号の
    少なくとも1つに対して応答し、前記沈降物フイルター
    の状態の指示を計算しかつ表示することを特徴とするフ
    イルター・システム。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載のフイルター・システム
    において、前記監視装置が前記濾過水導管構造体内へつ
    ながれていることを特徴とするフイルター・システム。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載のフイルター・ユニツト
    において、さらに前記濾過水取出口から上流に前記濾過
    水導管構造体内へつながれた不純物フイルターを含み、
    そして前記プログラム・ユニツトが前記信号の少なくと
    も1つに対して応答し、前記不純物フイルターの状態の
    指示を計算しかつ表示することを特徴とするフイルター
    ・システム。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載のフイルター・システム
    において、前記監視装置が前記不純物フイルターと前記
    濾過水出口との間の前記濾過水導管構造体内へつながれ
    ていて、前記プログラムされたユニツトが前記信号の少
    なくとも1つに対して応答して、前記不純物フイルター
    の状態の指示を計算しかつ表示することを特徴とするフ
    イルター・システム。
  7. 【請求項7】 請求項2および4のいずれかの1項に記
    載のフイルター・システムにおいて、前記監視装置の1
    つがそれぞれの導管構造体の各々内へつながれているこ
    とを特徴とするフイルター・システム。
  8. 【請求項8】 請求項2および4のいずれかの1項に記
    載のフイルター・システムにおいて、前記プログラム・
    ユニツトが前記温度および伝導率信号に対して応答し、
    前記供給水および前記取出口流路を流れている前記濾過
    水の各々において総溶解固形物のレベルを計算し、該総
    溶解固形物のレベルの値の前記計算によつて設定される
    前記フイルター要素の状態の指示を表示することを特徴
    とするフイルター・システム。
  9. 【請求項9】 請求項1に記載のフイルター・システム
    において、前記水流監視器が、さらに円形導水路を画成
    する内部壁構造を有した中空ハウジング、 前記ハウジングの内部からその中に導きかつ前記導水路
    内に接線方向に開いている取入口水路、 前記導水路から前記ハウジングの外部へと導く取出口水
    路、 前記ハウジングを通って絶縁されてその外部から導き、
    前記導水路内部に露出する一対の相互に離隔された導電
    性のプローブ、および前記取入口水路から前記取出口水
    路へ流れる水によつて推進されるとき前記導水路回りに
    自由に移動する寸法にされた球体にして、電極から注入
    された物質を取り除くべく十分な研磨性の材料からなり
    かつそこを横切って移動するとき電気信号に影響を与え
    る電気的特性を有する球体、を包含することを特徴とす
    るフイルター・システム。
  10. 【請求項10】請求項9に記載のフイルター・システム
    において、前記球体が前記水を横切って移動するとき導
    電性スパイクに影響を与えるように前記水の誘電率より
    も高い誘電率を有することを特徴とするフイルター・シ
    ステム。
  11. 【請求項11】請求項9に記載のフイルター・システム
    において、前記取出口が前記導水路からその軸線方向に
    外向きに導くことを特徴とするフイルター・システム。
  12. 【請求項12】請求項9に記載のフイルター・システム
    において、さらに前記ハウジングに取り付けられかつ前
    記導水路に近接して配置され、そして前記導水路を流れ
    る前記水の温度に応答し、前記温度を表示する電気的に
    信号を発生する温度センサーを含むことを特徴とするフ
    イルター・システム。
  13. 【請求項13】請求項2および4のいずれかの1項に記
    載のフイルター・システムにおいて、前記フイルター組
    立体が内部に逆浸透膜を配置されかつ前記給水入口、前
    記濾過水の浸透出口および濃縮物出口を有するハウジン
    グを含む逆浸透組立体であり、 内部に弾性袋が配置される外殻にして、該外殻の外側と
    前記袋の壁の一方側における前記外殻の壁の一方側にお
    ける前記外殻の内部の空間との間に圧搾水を連通する第
    1の口および前記外側と前記袋の壁の他方側における前
    記外殻の内部の空間との間に浸透水を連通する第2の口
    を有した外殻を有する貯蔵タンクがあつて、 また、圧搾水の排水管があつて、 前記濾過水取出口が浸透取出口であつて、 取出口弁を有し、 前記供給水導管構造体が前記供給水取入口から前記供給
    水入口への供給水流路を画成し、 前記濾過水導管構造体が前記浸透出口から前記第2の口
    への浸透水流路を画成する浸透水導管構造体を含み、 前記濃縮物出口から前記第1の口への濃縮物流路を画成
    する濃縮導管構造体があつて、 圧搾水弁が前記濃縮物通路に配置されかつ前記濃縮物出
    口と前記第1の口との間に前記濃縮物の流れを制御すべ
    く操作可能であり、 前記濃縮物導管構造体がまた前記浸透水通路と前記浸透
    水取出口との間の取出口流路を画成して、浸透水を前記
    浸透水取出口へと流れさせることかできる取出口導管構
    造体を含み、 前記水流れ監視装置の各々がそこを通って流れる水の温
    度を表す電気信号を与え、そしてまたそこを流れる水の
    伝導率レベルを表す直流信号に重ねられる一連のパルス
    を有する流量表示電気信号波形を与え、そして前記プロ
    グラムされたユニツトが、さらにマイクロコンピュータ
    ー、 前記波形に応答して伝導率レベル信号を発生する直流電
    流増幅器、 前記波形における前記パルスに対してのみ概ね応答して
    係数値を発生しかつ前記マイクロコンピューターに供給
    する検知器、 前記それぞれの流れ監視装置から前記伝導率レベル信号
    および前記温度信号によつて個々に供給されるアナログ
    選択器にして、前記マイクロコンピューターからの選択
    信号に応答して、連続して前記伝導率レベル信号および
    前記温度信号の異なったものをサンプルとしかつ選択さ
    れた出力信号を発生するアナログ選択器、 前記選択された出力信号に応答しかつ前記マイクロコン
    ピューターからの連続して増加する信号に応答して、前
    記増加した信号が所定のレベルに蓄積するとき前記選択
    された出力信号を前記マイクロコンピューターに送る比
    較アナログ・デジタルコンバータ・ステージ、および前
    記マイクロコンピューターが前記選択されかつパルスと
    なつた信号の異なったものに対して応答しかつ与えられ
    た状態の存在を設定するとき、指示を与える音響指示器
    および視覚表示指示器の少なくとも一方、を含むことを
    特徴とするフイルター・システム。
  14. 【請求項14】請求項13に記載のフイルター・システ
    ムにおける逆浸透システムにおいて、前記逆浸透システ
    ムが使用される毎に前記マイクロコンピユーターがデー
    ター指示を計算しかつ更新することにより前記信号に応
    答することを特徴とするフイルター・システム。
  15. 【請求項15】請求項13に記載のフイルター・システ
    ムおける逆浸透システムにおいて、前記マイクロコンピ
    ューターが前記温度信号に対してかつ前記伝導率信号に
    対して応答し、前記それぞれの流れ監視装置を通る水流
    に表される総溶解固形物の設定を計算しかつ前記膜の状
    態を表す指示を発生することを特徴とするフイルター・
    システム。
  16. 【請求項16】請求項13に記載のフイルター・システ
    ムにおける逆浸透システムにおいて、前記流れ監視装置
    の各々が導電性プローブを含み、該導電性プローブのそ
    れぞれの端部が対応した監視装置において流れる水に対
    してさらされ、かつさらに交流電流信号源を含み、該交
    流電流信号が前記流れ監視装置における前記導電性プロ
    ーブに交互に作用され、前記交流信号の特性が選ばれ
    て、前記水中に内蔵される金属粒子の前記プローブ上へ
    の沈殿を阻止することを特徴とするフイルター・システ
    ム。
  17. 【請求項17】請求項13に記載のフイルター・システ
    ムにおける逆浸透システムにおいて、さらに前記流れ監
    視装置を交互に活性化する監視装置選択器を含み、該監
    視装置選択器がまた前記流量表示信号および温度信号に
    応答して前記波形を与えることを特徴とするフイルター
    ・システム。
  18. 【請求項18】請求項17に記載のフイルター・システ
    ムにおける逆浸透システムにおいて、さらに前記監視装
    置選択器からの前記波形にかつ前記交流電流信号に応答
    して、前記直流電流増幅器にそして前記検知器に送られ
    るように前記波形から前記交流電流信号を取り消すアナ
    ログ・デジタルコンバーターを含むことを特徴とするフ
    イルター・システム。
  19. 【請求項19】請求項13に記載のフイルター・システ
    ムにおける逆浸透システムにおいて、前記マイクロコン
    ピューターがプログラムを組み込まれ、外部電源に接続
    される毎に自己検査ルーチインを実行し、該ルーチイン
    が全てのプログラムされた表示モードを介して整理し、
    任意のアラームを鳴らせ、そして電源の作動レベルを検
    査することを特徴とするフイルター・システム。
  20. 【請求項20】請求項13に記載のフイルター・システ
    ムにおける逆浸透システムにおいて、前記マイクロコン
    ピューターがプログラムを組み込まれ、所定の水量が前
    記システムから引き込まれてしまうまで任意の指示を与
    えることを抑制し、前記膜が取り換えられるときはいつ
    でも前記指示が自動的に抑制されることを特徴とするフ
    イルター・システム。
  21. 【請求項21】請求項13に記載のフイルター・システ
    ムにおける逆浸透システムにおいて、前記マイクロコン
    ピューターがプログラムを組み込まれ、所定の数の予め
    選択された期間中に生じられる前記パルスの数を計数し
    かつ平均化して、前記流量が所定の量より少なくなると
    き前記マイクロコンピューターがさらに指示を与え、そ
    して前記流量がその後前記所定のレベル以上に上がった
    ときリセツトされることを特徴とするフイルター・シス
    テム。
  22. 【請求頂22】請求項13に記載のフイルター・システ
    ムにおける逆浸透システムにおいて、前記流れの総量が
    測定され、そして前記マイクロコンピューターが前記パ
    ルスの各々の受信に応答してレジスターを増加させ、前
    記マイクロコンピューターは蓄積された増加分に応答し
    て、前記総量の前記値が所定の量に達するとき指示を与
    えることを特徴とするフイルター・システム。
  23. 【請求項23】請求項13に記載のフイルター・システ
    ムにおける逆浸透システムにおいて、前記マイクロコン
    ピューターがまた動力源の置き換えを要求する指示を与
    えることによつて前記所定の量に達した総量の前記設定
    に応答し、前記指示が前記動力源の置き換えの際リセツ
    トされることを特徴とするフイルター・システム。
  24. 【請求項24】請求項13に記載のフイルター・システ
    ムにおける逆浸透システムにおいて、前記マイクロコン
    ピューターがプログラムを組み込まれ、バツテリーの電
    圧レべルに選択的に応答しかつ前記電圧設定が不十分な
    バツテリーの残り寿命を指示して、選択された時間の長
    さの間連続した使用に適合することを特徴とするフイル
    ター・システム。
  25. 【請求項25】請求項13に記載のフイルター・システ
    ムにおける逆浸透システムにおいて、前記マイクロコン
    ピューターが前記出力流れ監視装置のパルス出力のサン
    プルに対して応答し、前記取出口流路における流れの欠
    如の設定に際して前記パルス信号のそれ以上の処理を遮
    断することを特徴とするフイルター・システム。
  26. 【請求項26】逆浸透システムにして、 給水取入口、 内部に逆浸透膜が配置されかつ給水入口、浸透出口およ
    び濃縮物出口を有するハウジングを含む逆浸透組立体、 内部に弾性袋が配置された外殻であつて、そして前記袋
    の壁の一方側における前記外殻の内部の空間において圧
    搾圧力が発生される外殻、および該外殻の外側と前記袋
    の壁の他方側における前記外殻の内部の空間との間に浸
    透水を連通させる孔を有する貯蔵タンク、 濃縮物排水管、 浸透水取出口、 取出口弁、 前記給水取入口から前記給水入口への給水流路を画成す
    る給水導管構造体、 前記浸透水出口から前記孔への浸透水流路を画成する浸
    透水導管構造体、 前記濃縮物出口を通る濃縮物流路を画成する濃縮物導管
    構造体、および前記浸透水流路と前記浸透水取出口との
    間につながれかつ前記取出口弁と前記浸透水流路との間
    の圧力差に応答して前記浸透水取出口への浸透水流れの
    容積を制御する調節器、 を包含する逆浸透システム。
  27. 【請求項27】請求項26に記載の逆浸透システムにお
    いて、前記調節器が中空管を画成するピストンを含み、
    前記中空管を通って前記浸透水が前記浸透水流路から前
    記取出口弁へ流れ、そして前記ピストンが前記取出口弁
    においておよび前記浸透水流路において圧力にそれぞれ
    さらされた端部に対向した空間を有することを特徴とす
    る逆浸透システム。
  28. 【請求項28】請求項26に記載の逆浸透システムにお
    いて、さらに前記給水取入口と前記給水入口との間につ
    ながれた給水流れ監視装置を含み、該流れ監視装置が伝
    導率信号および前記給水k流量を表す第1の電気信号と
    前記給水の温度を表す第2の電気信号とのすくなくとも
    一方の信号を与え、さらに前記信号に応答して、前記給
    水取入口からの前記給水流路の状態の指示を計算しかつ
    表示するプログラムされたユニツトを含むことを特徴と
    する逆浸透システム。 【請求項28】請求項26に記載の逆浸透システムにお
    いて、さらに前記給水取入口と前記給水入口との間につ
    ながれる給水流れ監視装置を含み、該監視装置が伝導率
    信号および前記給水の流量を表す第1の電気信号と前記
    給水の温度を表す第2の電気信号との少なくとも一方の
    信号を与え、さらに前記信号に対して応答するプログラ
    ムされたユニツトを含み、前記給水取入口からの前記給
    水流路の状態の指示を計算しかつ表示することを特徴と
    する逆浸透システム。
  29. 【請求項29】請求項26に記載の逆浸透システムにお
    いて、さらに前記取出口通路内に接続された浸透水流れ
    監視装置を含み、前記監視装置が伝導率信号および前記
    浸透水流れの量を表す第1の電気信号と前記取出口流路
    における前記浸透水流れの温度を表す第2の電気信号と
    の少なくとも一方の信号を与え、さらに前記信号に対し
    て応答するプログラムされたユニツトを含み、前記膜の
    状態の指示を計算しかつ表示することを特徴とする逆浸
    透システム。
  30. 【請求項30】請求項26に記載の逆浸透システムにお
    いて、前記貯蔵タンクが前記弾性袋を包囲しかつ前記外
    殻の外側と前記袋の壁の一方側の前記外殻内部の空間と
    の間に圧搾水を連通する第1の孔および前記外側と前記
    袋の壁の他方側における前記外殻内部の空間との間に浸
    透水を連通する第2の孔を有し、 前記濃縮物排出管が圧搾水排出管であり、 前記浸透水導管構造体が前記浸透水出口から前記第2の
    口までの浸透水流路を画成し、 前記濃縮物導管構造体が前記濃縮物出口を通って前記第
    1の口への濃縮物流路を画成し、 前記濃縮物流路には圧搾水弁が配置され、かつ前記濃縮
    物出口と前記第1の口との間に前記濃縮物の流れを制御
    すべく操作可能であり、そして前記浸透水流路と前記浸
    透水取出口との間に調節器がつながれかつ前記取出口弁
    と前記浸透水流路との間の圧力差に応答し、前記浸透水
    取出口への浸透水流れを制御することを特徴とする逆浸
    透システム。
  31. 【請求項31】請求項30に記載の逆浸透システムにお
    いて、前記調節器が前記圧搾水弁を閉じることにより前
    記取出口弁の閉鎖にしたがつた上昇した取出口圧力に応
    答することを特徴とする逆浸透システム。
  32. 【請求項32】請求項31に記載の逆浸透システムにお
    いて、前記調節器がシリンダー内部で摺動可能な隔置さ
    れた対のピストンを含み、そして排出導管が前記ピスト
    ンと前記圧搾水排出管との間の空間から導くことを特徴
    とする逆浸透システム。
  33. 【請求項33】請求項31に記載の逆浸透システムにお
    いて、前記取出口弁の閉鎖の際、前記調節器におけるピ
    ストンが、前記圧搾水弁におけるピストンを前記圧搾水
    弁の閉じた状態に、前記取出口弁と前記調節器からの前
    記浸透水流路への接続流路との間の圧力差に応答して物
    理的に押圧することを特徴とする逆浸透システム。
  34. 【請求項34】加圧された給水源、 給水入口、浸透水出口および濃縮物出口を具備した逆浸
    透フイルター、 内部を可撓性袋によつ第1の空間と第2の空間とに切り
    離してなる貯蔵タンク、および開放した伏態と閉じた状
    態との間で選択的に制御可能でありかつ取入口側と取出
    口側とを有する取出口弁、を有する水フイルター・シス
    テムを操作する方法において、 前記給水を前記入口へ送りかつ前記給水の送り出しを前
    記第1と第2の空間の間の圧力差に応答して自動的に変
    え、 前記浸透水出口から前記第2の空間への浸透水流路にお
    ける前記浸透水を送り出し、 前記濃縮物流路における前記濃縮物の流量を前記浸透水
    流路と前記濃縮物流路との間の圧力差に応答して比例し
    て変え、そして前記浸透水流路から前記取出口弁への水
    の流量を前記弁の前記取入力側と前記浸透水出口から前
    記第2の空間への前記浸透水流路との間の圧力差に応答
    して自動的に調節する、 各段階を包含する水フイルター・システムの操作方法。
  35. 【請求項35】請求項34に記載の方法において、さら
    に前記濃縮物流路における前記濃縮物の流れを、前記弁
    への水流を低量に調節することに応答して減少させる段
    階を含むことを特徴とする水フイルター・システムを操
    作する方法。
  36. 【請求項36】請求項35に記載の方法において、濃縮
    物の前記流れが前記取出口弁への浸透水の流れの停止に
    応答して止められることを特徴とする水フイルター・シ
    ステムの操作方法。
  37. 【請求項37】請求項34に記載の方法において、さら
    に前記濃縮物流路からの濃縮水を前記第2の空間内への
    浸透水の流れに応答して廃棄する段階を含むことを特徴
    とする水フイルター・システムの操作方法。
  38. 【請求項38】請求項34に記載の方法において、さら
    に前記入口へ送り出される前記給水および前記取出口弁
    へ流れる前記浸透水の各々の流量、伝導率および温度を
    設定し、そして該流量、伝導率および温度から前記逆浸
    透フイルターの性能状態の表示を計算する各段階を含む
    ことを特徴とする水フイルター・システムの操作方法。
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