JPH0699156A - 配管系処理装置 - Google Patents

配管系処理装置

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JPH0699156A
JPH0699156A JP5178460A JP17846093A JPH0699156A JP H0699156 A JPH0699156 A JP H0699156A JP 5178460 A JP5178460 A JP 5178460A JP 17846093 A JP17846093 A JP 17846093A JP H0699156 A JPH0699156 A JP H0699156A
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Sidney A Taylor
シドニ、エイ、テイラ
Stanely J Rogala
スタンリ、ジェイ、ロゲイラ
Andrzej Stenzel
アンドルズェイ、スティンズェル
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C R C EBUANSU RIHABIRITEISHIYAN SHISUTEIMUZU Inc
CRC Evans Rehabilitation Systems Inc
CRC Evans Pipeline International Inc
Original Assignee
C R C EBUANSU RIHABIRITEISHIYAN SHISUTEIMUZU Inc
CRC Evans Rehabilitation Systems Inc
CRC Evans Pipeline International Inc
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B08CLEANING
    • B08BCLEANING IN GENERAL; PREVENTION OF FOULING IN GENERAL
    • B08B9/00Cleaning hollow articles by methods or apparatus specially adapted thereto 
    • B08B9/02Cleaning pipes or tubes or systems of pipes or tubes
    • B08B9/023Cleaning the external surface
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L58/00Protection of pipes or pipe fittings against corrosion or incrustation
    • F16L58/02Protection of pipes or pipe fittings against corrosion or incrustation by means of internal or external coatings

Abstract

(57)【要約】 【目的】 配管系の清掃及び再塗装を一層迅速かつ有効
に行うことにある。 【構成】 主フレーム352と、この主フレームに処理
しようとする配管を囲むように枢動可能に取付けた1対
の翼状部354,356とを備える。ブラケット39
0,392を、配管系表面の外部の一部分のまわりに揺
動運動するように、各翼状部に取付ける。これ等の各ブ
ラケットに、ノズル382を配管系の外面を処理するよ
うに取付ける。各翼状部に設けた単一の駆動電動機は1
対のブラケットを駆動する。各ブラケットを、互いに異
なる円弧長さにわたり揺動するようにしてもよい。各ブ
ラケットに取付けるノズルの個数は、特定の処理問題を
処理するように変えることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、配管系(pipeli
ne)の管の外面に清掃、表面準備及び塗装を含む処理
を行う装置に関する。
【0002】
【関連出願】本願は1990年8月14日付米国特許願
第567,238号明細書のCIP出願である。
【0003】
【発明の背景】配管系は、とくにこの配管系を地中に埋
めたときに、配管系を腐食及びその他の有害な影響から
保護するように外部塗装を行ってある。この塗装は時間
と共に劣化し、配管系自体をさらに恒久的損傷を受けな
いようにするには、配管系を掘起こし、古い塗装を除
き、管の表面を調整し、保護材から成る新しい被覆を配
管系に施さなければならない。
【0004】初めに配管系を建設するときは、各別の管
区分に、これ等の管区分を互いに溶接して配管系を形成
する最終場所に輸送するのに先だって塗装する。配管系
区分を輸送に先だって塗装することにより、この塗装が
輸送中に損傷することがある。又配管系区分を互いに溶
接すると、各溶接端部の塗装を損傷する。輸送及び溶接
による塗装の損傷は配管系を建設する際にその場で修理
しなければならない。すぐれた腐食保護耐衝撃性及び接
着性によって、配管系全体に建設場所で複数のポリウレ
タン成分材を塗布するのが有利である。しかし、このよ
うに経済的に所望の生産速度で実施する方法は今日まで
開発されていない。
【0005】典型的な配管系再生作業では、配管系の覆
いを除き、クレーンのような持上げ機構を使いこの配管
系の露出部分を溝から持上げ、露出した配管系をそりに
乗せ各そりの間の部分で配管系の全外面を操作する。次
いで管を清掃し、配管系の外面を新らたな保護塗装を受
けるように準備し、次いで配管系の再塗装を行うように
しなければならない。
【0006】初めに、古い塗装はスクレーハのような手
動工具で除去する必要があった。この方法は明らかに時
間がかかり費用も極めて高い。清掃手順を一層自動化す
るのにバン・ボスキレン(Van Voskuile
n)を発明者とする1985年11月12日付米国特許
第4,552,594号及び同じ発明者による1987
年7月7日付米国特許第4,677,998号の各明細
書を含む種種の提案が行われている。これ等の特許明細
書には、塗装をはがすのに清掃しようとする管表面に沿
いジグザグの径路で動かされる高圧水噴流の使用につい
て記載してある。この種の装置は手動の清掃より勝って
いるが、なおこの業界では清掃再塗装作業の性能を高め
る必要がある。
【0007】
【発明の概要】本発明の一態様によれば、配管系を処理
する装置が得られる。本発明装置は、配管系に沿って移
動するように配管系に取付けた心合せアセンブリを備え
ている。この心合せアセンブリにはノズル往復台アセン
ブリが取付けられ、この心合せアセンブリに取付けた少
なくとも1個の弧状の環を形成する。心合せアセンブリ
は、この心合せアセンブリに枢動可能に取付けた少なく
とも1つのアームを備え、このアームに弧状環を取付け
てある。アーム及び弧状環は、この環が配管系の中心軸
線に同心になる第1の位置と心合せアセンブリ及びノズ
ル往復台アセンブリを配管系から取りはずせるように配
管系から間隔を置いた第2の位置との間で枢動可能であ
る。弧状環には少なくとも1個の噴霧ノズルを取付けて
ある。この噴霧ノズルは、弧状環に沿い所定の弧にわた
り往復円弧運動するように環に取付けることができる。
【0008】本発明の他の態様によれば、噴霧ノズル
は、配管系を清掃するための高圧水噴流、清掃作用を向
上し傾斜表面輪郭を得又は管塗装を施するための水及び
混入研磨材の組合せを噴霧するのに使うことができる。
【0009】本発明の別の態様によればノズル往復台ア
センブリに配管系の互いに対向する側で2個の弧状環を
取付ける。各弧状環には、それぞれ所定の弧を経て往復
動する複数の噴霧ノズルを取付ける。心合せアセンブリ
及びノズル往復台アセンブリは、本装置が配管に沿って
移動する際に配管系の表面を2回覆うように噴霧ノズル
の各往復径路の幅の半分の速度で配管に沿い移動するの
がよい。
【0010】本発明及びその利点をさらに詳しく述べる
ために本発明を添付図面について説明する。
【0011】
【実施例】添付図面では同様な部品には同様な参照数字
を使ってある。本発明の第1実施例を形成する自動化さ
れた配管系処理装置10は回1ないし16に例示してあ
る。配管系処理装置10は、新しい配管系又は再生処理
を必要とする前回に塗装した配管系のいずれでもよい配
管系12を清掃又は塗装し或は清掃しかつ塗装するのに
使う。再生処理しようとする配管系は、覆いを除きみぞ
から取出され、配管系のもとの塗装がもはや役立たない
状態まで劣化している配管系である。
【0012】配管系処理装置10の種種の態様では、こ
の配管系処理装置は、配管系から古い塗装を清掃し、こ
の配管系の外面自体を新たな塗装のために調整するのに
使うことができる。別の態様では配管系処理装置10
は、配管系の表面の準備が終ると新らたな塗装時に吹付
けを行うのに使うことができる。
【0013】清掃表面準備方式では、配管系処理装置1
0は、3つの主要区分すなわちそり形ユニット14、移
動ユニット16及び自動化噴流清掃ユニット18を備え
ている。そり形ユニット14は一般に軌道に取付けられ
処理する配管系に平行に引かれる。すなわちこのそり形
ユニットの重量は配管に全く影響を及ぼさない。これに
反して移動ユニット16及び自動化噴流清掃ユニット1
8は、矢印22の方向に管の軸20に沿って移動するよ
うに配管系自体に支えてある。移動ユニット16及び自
動化噴流清掃ユニット18の重量は、管路により損傷を
生じないで容易に運ばれるような値である。これ等のユ
ニットの重量は、作業中に側部ブーム又はその他の持上
げ装置により支えなくてもよい。
【0014】図2ないし図8について自動化噴流清掃ユ
ニット18の種種の詳細をさらに述べる。自動化噴流清
掃ユニット18は心合せアセンブリ24を備えている。
図7及び8に明らかなように心合せアセンブリ24は、
図7に示した作動位置と図8に示した据付け又は取出し
の位置との間で流体圧シリンダ32の作用によりフレー
ム部材30で枢動する枢動アーム26,28を備えてい
る。各枢動アーム26,28及びフレーム部材30は、
心合せアセンブリ24を配管に支えるように整合した1
対の案内輪34を取付けてある。作動位置では図7に示
すように3対の案内輪を配管系のまわりに相互に120
°を隔てて配分し心合せアセンブリ24を配管系に心合
せする。心合せアセンブリ24が作動位置にあるとき
は、シリンダ32内に空気圧力を保ち各案内輪34を配
管に確実に当てがい、心合せアセンブリ24を溶接接合
部及び表面の不規則部に関係なく管の軸線20に心合せ
した状態に保つ。
【0015】心合せアセンブリ24には、ノズル往復台
アセンブリ36を取付けてある。ノズル往復台アセンブ
リ36は2個の円弧状の環38,40を備えている。環
38は枢動アーム26に固定してある。環40は同様に
枢動アーム28に固定してある。すなわち図6に示すよ
うに各シリンダ32が枢動アーム26,28を据付け位
置又は取出し位置に枢動させるように作用すると、円弧
状の環38,40は同様に展開する。
【0016】図4に明らかなように各環38,40は、
配管系の軸線20に沿い相互に距離Lだけ間隔を置いて
いる。各環38,40は180°より大きい弧を持つの
がよい。各環38,40の半径は、各枢動アーム26,
28が作動位置にあるときに、各環が配管系の軸線20
に同心になるように選定する。すなわち作動位置では各
環38,40は配管系の全周のまわりで配管系の外面か
ら一定の距離にある。
【0017】各円弧状の環38,40には1連の研削清
掃ノズル往復台42が取付けられ、各往復台は研削清掃
ノズル44を支えている。各環38,40には6個の往
復台及びノズルを例示してある。しかしこの数は詳しく
後述するように変えてもよい。
【0018】各研削清掃ノズル往復台42は、環の内縁
及び外縁で案内される1連の案内輪46により環に支え
られ、往復台及びこれに取付けたノズルが環に沿う円弧
状に移動できるようにしてある。特定の環の各往復台
は、互いに隣接する往復台の間に枢動可能に取付けたリ
ンク48により相互に連結してある。すなわち往復台の
運動はこの特定の環の残りの往復台の運動に対し鏡像の
関係になる。
【0019】図15について研削清掃ノズル44の詳細
を述べる。各研削清掃ノズル44は通路50を持ちたと
えば10,000ないし15,000PSiの圧力範囲
の高圧水を運ぶようにしてある。研削材通路52は、ノ
ズルの清掃能力を高めるように水流中に同伴される研削
材(典型的には砂)を運ぶ。図示のように高圧水は、ノ
ズルから口54を経てノズルの中心軸線56に対し或る
角度を挟み軸線56に向かい噴霧する。この場合通路5
2に相対真空を生じ研削材を水噴流中に同伴し清掃作用
を高め付加的な力を生じ研削材を運動させる。
【0020】図2に明らかなように研削清掃ノズル44
はそれぞれ往復台に取付けられ、噴流が配管系の外面に
この面に或る傾斜角をなして当たるようにするのがよ
い。各研削清掃ノズル44は、作業者が最良の角度を選
定できるように調整可能に取付けるのがよい。この場合
清掃の効率の向上することが分った。とくに研削材を同
伴した高圧水噴流を使用すると、配管の外面にショット
が当たるショットブラスト清掃より向上する。ショット
ブラスト清掃では、配管系に新しい塗装を施すために研
削材を付着させるのに適当な表面輪郭にならない比較的
平滑な外面を配管系に残す。とくに研削材を同伴した高
圧水噴流は、研削材が極めて付着しやすい極めて不規則
な傾斜面を生ずる。
【0021】図9ないし図12について、研削清掃ノズ
ル44を揺動させる機構を説明する。心合せアセンブリ
24の上部には制御モジュール58を取付けてある。制
御モジュール58内には駆動軸62を持つ電動機60を
設けてある。駆動軸62は、制御モジュール58からア
センブリ36を貫いて延び又各ユニットが作動位置にあ
るときは配管の軸線20に平行に延びる。電動機は軸6
2を矢印の方向に調整可能な所定の角速度で回転する。
第1の駆動歯車64は環38に隣接して軸に取付けてあ
る。第2の駆動歯車66は円弧状の環40に隣接して軸
に取付けてある。図10及び11に示すように第1駆動
歯車は、第1従動歯車68をチェーン70を介して駆動
する。第2駆動歯車は、第2従動歯車72をチェーン7
4を介して駆動する。駆動歯車68,72はフレーム部
材30に支えられ、これ等の歯車間の距離は各アームが
作動位置すなわち据付け位置及び取りはずし位置のいず
れにあっても変らないようにしてある。
【0022】円弧状の環38は、この環の全長のうち3
0°にわたる環周辺のまわりを支える連続チェーン76
を支える。円弧状の環40は連続チェーン78を同様に
取付ける。
【0023】第1従動歯車68は、本発明装置が図9に
示すように作動位置にあるときにチェーン76にかみあ
う歯車80を駆動する。第2従動歯車72は作動位置で
チェーン78にかみあう歯車82を同様に駆動する。シ
リンダ32を駆動し各アーム26,28を据付け/取り
はずし位置に枢動させると、チェーン76,78は図1
0に示すように歯車80,82とのかみあいを簡単には
ずし駆動列の連結を切る。同様に各アームを作動位置に
枢動させると、チェーン76,78はそれぞれ歯車8
0,82にふたたびかみあい駆動列を形成する。
【0024】作動時には移動ユニット16は配管系に沿
い清掃ユニット18を駆動すると共に、電動機60が研
削清掃ノズル44を揺動させる。
【0025】チェーン76,78はそれぞれ、駆動電動
機に最も近いノズル往復台42′から延びる浮動ピンを
受ける特殊のリンクを持つ。各チェーン76,78の連
続回転は、各チェーン76,78の長さにより定まる環
38,40の円弧距離のまわりのノズル往復台42′の
揺動に変る。ピンは、各アーム及び各環が作動位置にあ
るときに軸線22に直交する半径線に沿い制限した方向
に浮動しその移動に特殊リンクを追従させる。各環に単
一のノズル往復台及びノズルだけしか使わないと、チェ
ーン76,78は図9及び10に示すように環の周辺の
180°の弧のまわりに延びる長さにするだけでよい。
【0026】図16に明らかなように各ノズルの移動す
る幅は各ノズルが配管系に沿って動く距離Dの2倍でな
ければならない。さらにノズルの往復動の弧は、配管系
の外面を十分確実に覆うように約360°をノズルの個
数で割った値である。たとえば各環に6個ずつ12個の
ノズルを使うと往復動の弧は30°である。この規準に
よると、配管系の各区域はこの装置が配管系を確実に清
掃するように配管系に沿って移動する際にノズルにより
2回おおわれる。このような操作により、新らたな塗装
のためのすぐれた基体を生ずるように平均差が0.00
3inまでの高度に傾斜した表面輪郭でISO SA2
1/2の表面仕上げが可能になる。
【0027】心合せ装置24は、ノズル往復台装置36
を配管系に位置決めし、ノズル44が配管系から適正な
隔たりを確実に保つようにする。制御モジュール58は
水及び研削材の流れを各別のノズルに差向け各ノズルの
揺動を制御する。各アーム26,28には2部分カバー
84を取付け各ノズルの上側に位置して作業者達を水及
び研削材の噴霧のはねとびから保護するようにする。
【0028】ノズル内の高速の水噴流は個別の研削材粒
子、典型的には砂を加速し粒子の運動量を著しく増し、
配管系の表面の汚染物を一層有効に除去し所要の表面輪
郭を得る。高速水噴流は塗装又は汚染物を管自体に結合
する境界面に当たり、ゆるく結合した材料を除去する。
さらに水は、配管系に塩を生ずる腐食を溶解して除く。
研削材の侵食作用を使い、さびや下塗り剤のような強く
結合した材料を除き新たな塗装を受ける所望の表面輪郭
を生ずる。そりユニット14は、移動ユニット16及び
清掃ユニット18の後方でこれ等のユニットが配管に沿
って移動する際に別個の伝達手段として引張られるよう
にしてある。そりユニット14は、装置の種種の機能用
の制御パネルを取付け、配管系に沿う各ユニットの速度
と各ノズルの揺動の速度との間に所望の関係を保つよう
にコンピュータを備えている。そりユニットは又、研削
清掃ノズル44に高圧水を生ずるのに使う高圧ポンプユ
ニットを備えている。清掃しようとする配管系の寸法と
所望の清掃程度とに従って1台、2台又は3台のポンプ
を直列に運転すればよい。全能力を必要としないとき
は、全台数より少ないポンプを使えば、水消費量、燃料
費及び保守費用が最少になる。又ポンプ単位の1台がラ
インから離脱する場合には、その代りに別のポンプ単位
を迅速にラインに持来することができる。ステンレス鋼
製で加圧潤滑式五重容積形ポンプが満足の得られるポン
プである。このようなポンプは定格がたとえば10,0
00PSiで34.3ガロン/minである。そりユニ
ットは又、シリンダ32を作動する圧縮機と電動機60
用の電力を発生し空気圧縮機及びその他の制御装置に給
電する発電機とを備えている。又そりユニットは清掃ユ
ニット18に送る研削材の容器を取付けてある。
【0029】各ノズルを揺動させるチェーン駆動装置及
び一方向回転電動機は、ノズル径路の各末端でノズル作
用の平滑な上昇傾斜及び下降傾斜を生ずるが、ノズルを
揺動させるのに可逆電動機を使えばこのようにしなくて
もよい。各ノズルは、これ等がその揺動弧の終端に達す
るとゆるやかに減速し又運動を逆転する際にゆるやかに
加速する。このようにして平滑な作動が得られる。前記
したように10個のノズルに対して弧は約36°でなけ
ればならない。8個のノズルに対しては弧は約45°で
なければならない。
【0030】配管系処理装置10は、又配管系に新たな
塗装を施すのにも使うことができる。研削材及び高圧水
噴流を噴出する研削清掃ノズル44の代りに、各研削清
掃ノズル44は配管にポリウレタンコーティングを吹付
けるのに使ってもよい。このようなコーティングに使う
ことのできるポリウレタンコーティングは、商品名PR
OTOGOLUT3210として市販され、西独マンハ
イムのT.I.B.−ヒェミー社で製造されている。こ
のポリウレタン材料は2成分材料で、一方は樹脂で他方
はイソシアネートである。これ等の2成分として樹脂対
イソシアネートを4対1の比率で混合すると、この材料
は30sec以内の混合で硬い状態になる。すなわち配
管系処理装置10は、配管系処理装置10が配管系に沿
って移動すると、配管系に沿いこのような吹付けを施し
ノズルの重なりにより所望の塗装厚さに配管系の完全な
塗装のできる理想的装置である。ポリウレタンを施した
後、ノズル及び供給通路を経て溶媒を放出し、ポリウレ
タンが硬化し装置が故障するのを防ぐ。又環ごとに1個
だけの揺動ノズルを使い各ノズルを180°程度揺動さ
せ装置を配管に沿い移動させることにより塗装を施し確
実に完全な被覆を行うことができる。又揺動が望ましく
ない場合に清掃又は塗装のために環38,40の固定位
置に複数個のノズルを取付けることができる。
【0031】自動化された配管系処理装置100を示す
本発明の第2の実施例を図17ないし27について説明
する。配管系処理装置100の部品の多くは装置10の
部品と同じであり同じように作用する。これ等の部品は
図17ないし27では同じ参照数字で示してある。
【0032】配管系処理装置100は、2つの往復台ア
センブリ36及び研削清掃ノズル44だけを使って例示
してある。配管系処理装置10とは異なってノズル往復
台アセンブリは、配管系処理装置10の場合のように配
管系の長さに沿いジグザグにならないで、配管系の軸線
20に直交する同じ平面内にある。このことは、往復台
取付用の環102をアーム26に又往復台取付環104
を枢動アーム28にそれぞれ設けて、各環102,10
4が180°よりいくぶん小さい弧にわたって延び配管
系処理装置100が作動位置にあるときに各環102,
104の間に干渉が生じないようにすることによってで
きる。チェーン駆動用の環106はアーム26に往復台
取付け用の環102に隣接して取付けてある。同様なチ
ェーン駆動用の環108は、枢動アーム28に環104
に隣接して取付けてある。各環106,108も又、本
発明配管系処理装置が作動位置にあるときに干渉を防ぐ
ように180°よりいくぶん小さい弧にわたっている。
【0033】図23及び24に明らかなようにノズル往
復台アセンブリ110は4個の案内輪112を設けてあ
る。そのうち2個は往復台取付環の内部リムに沿って作
動し、他の2個は往復台取付環の外部リムに沿って作動
してこのノズル往復台アセンブリを環に沿い円弧運動す
るように支える。ノズル114自体は、清掃研削ノズル
44のように研削材を使う高圧水噴流清掃に適し、又は
前記した2部分ポリウレタンのような配管系塗装に役立
つノズルとして適している。図24は往復台アセンブリ
110へのピン116の取付けを示す。ピン116によ
り往復台アセンブリ110を、図24に示すようにこれ
が駆動チェーン内の特定のリンクを揺動に追従させる際
に上下方向に制限した距離だけ移動することができる。
【0034】図25についてチェーン駆動用の環108
の詳細を以下に述べる。協働する往復台取付環には単一
のノズルだけしか取付けてないから、ノズル往復台アセ
ンブリ及びノズルは180°だけ揺動させるのが望まし
い。すなわちチェーン駆動用の環108に取付けた連続
チェーン118は、チェーン駆動用の環の全周のまわり
に延び緊張輪120,122により支えてある。各案内
124はチェーンを環のまわりに案内するように設けて
ある。
【0035】図21及び22には配管系処理装置100
のノズル揺動駆動部材を例示してある。電動機60はそ
の駆動軸62から単一の駆動歯車126を駆動する。連
続チェーン128は駆動歯車126を従動歯車68,7
2に連結する。緊張用歯車130によりチェーン128
に張力を加えることができる。装置100では平行面内
の各環102,104の位置決めにより単一駆動歯車1
26によって各ノズルを揺動するように作動することが
できる。
【0036】図17ないし20に明らかなように枢動ア
ーム26は、ノズル往復台アセンブリ36を支える配管
系の軸線20に平行に枢動アーム26から延びる互いに
平行な棒132,134を備えている。枢動アーム28
は、軸線20に平行に延びる同様な1対の棒136,1
38を備えている。チェーン駆動用の環106,108
は、円筒形の穴142を持つブラケット140を介して
各棒136,138に支えられ、各環106,108を
各棒に沿い滑動させこれ等の棒により支えることができ
る。各往復台取付用の環102,104は図20に明ら
かなように同様なブラケット144を持つ。
【0037】ノズル作用を配管系及び本装置の処理され
る以外の残りの部分から隔離するように、各枢動アーム
26,28に半円形の環状板146,148を取付けて
ある。これ等の環状板は、軸線20に直交する平面内に
あり配管系の外周のまわりに締まりばめの状態にはまり
心合せアセンブリの部品を処理する管の部分150から
隔離する。各半円形の環状板は、この板から配管に同心
に往復台取付け環、チェーン駆動環及びノズルの半径方
向内方に延びる半円筒形遮蔽152を備えている。穴1
54は遮蔽152に各使用ノズルの位置に形成して各ノ
ズル噴霧が協働する穴を通過し配管の外面に当たるよう
にしなければならない。図示のように装置100では各
ノズルが約180°だけ動く場合に、穴154は大体同
様な距離にわたって延びなければならない。
【0038】図26及び27に示すように遮蔽158及
び遮蔽160を持つ2部分遮蔽アセンブリ156は各棒
132ないし138に取付けてある。
【0039】図26及び27に例示した遮蔽160は、
この遮蔽を棒136,138に沿って案内する案内輪1
62を備えている。遮蔽160は、半円筒形同心板16
4と配管の軸線20から半径方向に延びる環状板16
6,168とを備えている。複動空気圧シリンダ170
は各アーム26,28に取付けられ遮蔽158,160
を棒136,138に沿い図18に示すように第1位置
172及び第2位置174の間で移動させる。第1位置
172では板164が遮蔽152内に同心にはまりノズ
ルから半径方向内方にある。すなわち遮蔽158,16
0は、各ノズルから放出された高圧水噴流又は塗料が配
管表面に接触しないようにする。第1位置では環状板1
66,168はノズルの放出が配管の軸線に沿いいずれ
の方向にも吹付けないようにする。
【0040】第2位置174では各遮蔽158,160
はノズル噴霧が処理する配管部分150に当たるように
移動させる。しかし環状板166は、噴霧が本装置から
矢印22の方向に逃げないようにする。
【0041】遮蔽アセンブリ156の使用によりたとえ
ば配管系の塗装時にいくつかの利点が得られる。配管系
の短い長さ部分たとえば溶接部が塗装されないままにな
ることが望ましい。このことは、遮蔽アセンブリを所望
のすきまにわたり塗装を防ぐのに十分な時限にわたって
第1位置に引張るだけで配管系に沿う本発明装置の運動
又は作動を止めないでできる。すきまを通過すると、遮
蔽アセンブリ156は第2の位置に戻して配管系の塗装
を中断しないで続けることができる。
【0042】首尾一貫した清掃が確実にできるように表
面準備と被覆材料の均等な被覆を行うことは、噴霧ノズ
ル位置を調整できる場合に望ましい。噴霧ノズルは、噴
霧パターンの幅とパターンの輪郭とオリフィスの寸法と
を変えられるのがよい。これ等の変更は、噴霧ノズルの
製造の際に設ける製造公差によってできる。これ等の変
更は又噴霧ノズルが操作中に摩耗すると行なう。
【0043】単位時間当たり管の表面に差向ける又は施
す材料(水、水及び研削材又は塗装或はこれ等の全部)
の量は前記した変数により影響を受ける。噴霧は噴霧ノ
ズルから扇状に出る。噴霧ノズルが配管の表面に近接す
るほど、配管系に噴霧により生ずる「跡」が小さくな
る。噴霧ノズルから特定の距離における噴霧パターンの
幅が変ると、配管系上の所望の噴霧「跡」は、噴霧ノズ
ルの配管系からの距離を調整することによって得られ
る。
【0044】噴霧ノズルの作動中に、ノズルが摩耗する
と与えられた距離における扇状パターンの幅が減少す
る。この摩耗を補償し噴霧ノズルの有用寿命を延ばすに
は、配管系からの噴霧ノズルの距離を増すことが必要で
ある。このことは最適の性能を確実に得るのにひんぱん
に行わなければならない。
【0045】噴霧パターンの輪郭も又変えてもよい。こ
の場合一方の側又は他方の側に傾斜したパターンが生ず
る。扇形パターンの傾斜により扇形パターンの一部が配
管系上の所望の目標からはずれる。この傾斜は、扇形パ
ターンの一部が配管系から実際上全くはずれるほど大き
くなり、無効になり、水、水及び研削材又は塗装材料が
むだになる。これを補償するのに噴霧ノズルは実際上弧
状環に沿って動かす必要がある。
【0046】オリフィスの寸法は噴霧ノズルによって変
る。オリフィスが大きいほど、単位時間当たりのノズル
放出剤の量が多くなる。噴霧剤はノズルから「扇状」の
パターンで放出され、従って単位時間当たり配管に接触
する噴霧剤の量は、配管からの噴霧ノズルの距離を増す
ことにより減らすことができる。
【0047】これ等の多くの要因を補償するには、配管
系からの噴霧ノズルの距離と弧状環のまわりの噴霧ノズ
ルの位置とを調整できることが望ましい。さらにこれ等
の調整は、このユニットが作動している間に行わなけれ
ばならないから、調整機構は、かさばる保護衣及び重い
手袋を着用した作業者が操作できるものでなければなら
ない。調整は、一度行うと、噴霧ノズル位置が装置の振
動又は作動によって変化しないように鎖錠することがで
きなければならない。
【0048】水、水及び研削材又は塗装剤を噴霧すると
きは噴霧ノズルは一部が異物で完全に詰まることがあ
る。この場合、部分的閉塞が起るノズルを経て噴霧され
る単位時間当たりの材料の量が減ると噴霧パターンがゆ
がむ。この問題は、急速に固まる塗装剤を使ときはとく
に著しい。噴霧ノズルの閉塞がこの場合起り流れを迅速
に再始動できないと、システム内の塗装剤が固化し、作
業を止めシステム全体を改装する必要がある。
【0049】高圧水、水及び研削材又は塗装剤を使う噴
霧ノズルを180°回動してこのノズルから閉塞を吹出
すと、この閉塞は何回でも噴霧ノズルから除くことがで
きる。次でこのノズルは作動位置に回動して戻し噴霧を
始めることができる。
【0050】図28ないし38には本発明の他の実施例
を形成するノズルアセンブリ200を例示してある。ノ
ズルアセンブリ200は、研削清掃ノズル44の代りに
使われノズル往復台42、又は環38,40のような弧
状環に直接取付けることができる。ノズルアセンブリ2
00は、清掃のためにノズルの先端を逆にする。ノズル
アセンブリ200はさらに、塗装する又は清掃する管の
中心線から半径に沿いY方向に又管の周辺のまわりにX
方向にノズルの位置を調整して管の外面に適正な噴霧パ
ターンを生ずる。このような調整は、各ノズルが製造の
違いによりわずかに異なる噴霧パターンを持つので極め
て有利であり、又噴霧ノズルの摩耗に伴い噴霧パターン
が変化する。すなわちノズルアセンブリ200は最適な
清掃又は塗装のために噴霧パターンを初めに設定する機
構を提供し作業者にノズルをその摩耗の際に調整しノズ
ルの有用寿命を延ばす。
【0051】図28ないし31に示すようにノズルアセ
ンブリ200は、ブラケット202を備えている。ブラ
ケット202は、ノズル往復台アセンブリ又は環に固定
され、作業中に清掃又は塗装する管に対し一定の関係に
なる。ブラケット202には平行アームアセンブリ20
6により噴霧ガン204を取付けてある。アームアセン
ブリ206により噴霧ガン204はY方向で管の外面に
対し近ずき又遠ざかる向きに所定の運動をすることがで
きる。平行アームアセンブリ206は、ブラケット20
2及び取付けられた噴霧ガン204を管の周辺に沿いX
方向に動かすことのできる機構によりブラケット202
に取付けてある。
【0052】ブラケット202は、X方向に沿って延び
る1連の整合した穴212,214,216を形成した
側部208,210を備えている。1連の穴212〜2
16から整合した穴218及び整合した細長い穴226
が間隔を置いている。ブラケット202は又、Y方向に
沿って延びる1連の貫通穴224,226,228を形
成した頂部222を備えている。
【0053】図28ないし31に示すように、平行アー
ムアセンブリは上部アーム230及び下部アーム232
を備えている。各アーム230,232の第1端部23
4は、ブラケット202の整合穴212,216に受入
れた1対のピン236によりX方向に制限した運動をす
るように支えてある。又各ピンに沿いX方向に運動する
ようにねじ調整ナット238を取付け第1端部234間
に捕捉してある。ナット238は、ブラケット202の
穴214に整合するねじ穴240を持つ。ねじ242は
ブラケット202に穴214を貫いてX方向に平行な縦
方向軸線のまわりに回転するように取付けてあるがX方
向に沿っては動かないようにしてある。つまみ244及
び締付けハンドル246はねじ242の一端部に取付け
てある。ねじ242はナット238の穴240にねじ込
んである。すなわちつまみ244を一方向又は他方向に
回転すると、ナット238、アーム230,232及び
平行アームアセンブリ206はX方向に動かされる。噴
霧ガン204は平行アームアセンブリ206に取付けて
あるから、ガン204は同様にX方向に並進運動する。
所望の位置に達すると、ハンドル246は、ねじをブラ
ケット202に対して鎖錠するように回動し噴霧ガンが
動かないようにすることができる。
【0054】Y方向における噴霧ガンの運動は次のよう
にして行われる。棒248は、X方向に沿って延びる上
部アーム230に取付けてある。図32及び33に明ら
かなようにナット250は、棒248に沿い滑動自在で
ねじ254の端部を受入れるように穴252を形成して
ある。ねじ254は、ナットの穴258に隣接する穴2
52内に位置するねじ端部にみぞ256を形成してあ
る。穴258はピンを受入れ、ねじ254が穴252か
ら引出されないようにするがねじ294はこの穴内で回
転できるようにしてある。ブロック262は、ブラケッ
ト202の頂部に穴224,228を貫いて取付けら
れ、ねじ254をねじ込んだ穴226に整合するねじ穴
264を持つ。つまみ266及び締付けハンドル268
はブラケットの外部のねじ棒の端部に取付けてある。つ
まみ266を回すことにより、ねじ254をブロック2
62に対しY方向で上下に移動させる。この場合平行ア
ームアセンブリ206及び噴霧ガン204も又Y方向に
動かす。この噴霧ガンの実際の運動は湾曲弧に沿うが、
Z方向に沿う比較的わずかな移動であってもY方向に適
正な位置が得られる。棒248は、穴220の端部間の
Y方向の運動範囲を前もって定めるブラケット202内
の細長い穴220内に延びるのがよい。
【0055】平行アームアセンブリ206の第2の端部
272は、ガン取付けブラケットアセンブリ274にリ
ード・ツール(Reed Tool)社から市販されて
いるような1対の取りはずし自在のピン276により枢
動自在に取付けてある。取りはずし可能な各ピンは、こ
のピンを正常な作動中は保持するが、このピンを清掃の
ためにガンを取りはずせるように単にピンを引抜くだけ
で容易に取りはずせるばね戻り止めを持つ。
【0056】噴霧ガン204は図34及び35に明らか
なようにガン取付けピン278によりブラケットアセン
ブリ274に取付けてある。噴霧ガン204はたとえば
米国イリノイ州ホイ−トン市スクメールRd.ノース・
アベニュー(North Avenue)60187の
スプレーイング・システム・カムパニ(Sprayin
g System Co.)、製のモデル24AUAオ
ートジェット・オートマティック・スプレー・ガン(A
uto Jet Automatic Spray G
un)でよい。このガンは、ガンをピン278に鎖錠す
るようにT字形ハンドルねじを持つ。ガン取付けピン2
78は1対の扁平部280,282を持つ。各扁平部2
80,282により、その一方にガンのT字形ハンドル
ねじの端部を締付ける際に噴霧ガン204をピン278
に所定の向きに締付けることができる。ピン278は、
このピンをブラケットアセンブリ274に対して向き決
めするようにブラケットアセンブリ274の整合穴には
まる向き決め延長部分284を持つ。すなわち噴霧ガン
204の角度はノズルアセンブリ200に対して定めら
れる。2つの扁平部280,282は、ピンをブラケッ
トアセンブリのいずれかの側から挿入し噴霧ガンを適正
に向き決めできるように設ける。
【0057】本発明の構造では、X及びY方向の運動は
同時に調整することができ、この場合作業者は噴霧パタ
ーンを調整するのに多大の融通性が得られる。
【0058】図36ないし38について可逆ノズル28
6の作用を説明する。可逆ノズル286の先端288
は、可逆ノズル内でこの可逆ノズルを貫く穴292の方
向に直交する軸線290のまわりに回転することができ
る。このようにして先端288を逆にし可逆ノズルを通
る流れにより清掃することができる。このような可逆ノ
ズルは、米国ミネソタ州ミネアポリス市55440−1
441の私書箱1441号グラコウ・インコーポレィテ
ッド(Graco,Inc.)から米国特許第222,
674号のRack IVノズルとして市販されてい
る。この可逆ノズルは、指で操作するT字形ハンドルで
手動操作するものであったが、この可逆ノズルは先端2
88をボール弁操作器294に取付けるように修正して
ある。ボール弁操作器294はボール弁を作動するのに
通常行われるように軸296を一方向に180°又同じ
く逆方向にそれぞれ回転するように構成してある。図3
7及び38に示すようにアダプタ298はボール弁操作
器294の軸296を可逆ノズル286の先端288に
連結する。アダプタ298は、このアダプタ及び軸29
6をピンが貫通し一緒に回転するように穴300を形成
してある。アダプタ298の端部の切欠き302は先端
288のT字形ハンドルを受入れる。すなわちボール弁
操作器294の作動により先端288を逆にし次いで正
常な作動位置に戻す。適当なボール弁操作器には、米国
オハイオ州ハイランド・ハイト44143のビショップ
Rd318のホワイティ・バルブ・カムパ二(Whit
ey Valve Company)により、ボール弁
用空気アクチュエータ・シリーズ130,150及び1
21として製造され空気ソレノイド作動式のものであ
る。
【0059】2成分塗装剤とくに30secの範囲内で
固化する塗装剤を噴霧するのにノズル286を使うとき
は、清掃のために先端288を逆にできることが極めて
重要である。作業者は、噴霧パターンが一様でなくなり
先端の詰まり初めを示すことを観察する。この場合操作
器294は先端を逆にし噴霧ガンを通る流れにより先端
を清掃するようにする。通常先端は適当な清掃のために
2ないし3secだけ逆の位置に保てば十分である。次
いで先端は作業者によって噴霧パターンが一様になる正
常な作動位置に逆にする。
【0060】ガン取付けブラケットアセンブリ274は
又遮蔽310を設けてある。長方形の穴312はノズル
からの噴霧を通すように遮蔽を貫いて形成してある。遮
蔽310はノズルと共にX方向及びY方向に移動するか
ら、穴寸法は、ノズルアセンブリを詰まらせ又はこれに
たまり性能に悪影響を及ぼす逆向き噴霧を減らすように
できるだけ小さくする。
【0061】本発明の第3の実施例を形成する配管系処
理装置を図39ないし56に例示してある。装置350
も又後述のように配管系12の外面を処理するのに使
う。
【0062】配管系処理装置350は、配管系12の上
部に設けられ、或る長さの配管系を閉位置で囲む翼状部
354,356を枢動可能に取付けた主フレーム352
を備えている。図39ないし43に明らかなように1対
の空気シリンダ358を主フレーム352の各側部に枢
動可能に取付け、又そのピストン360を隣接翼状部に
枢動可能に取付けてある。空気シリンダ内へのピストン
360の後退により各翼状部を[図42の翼状部356
により示すように]配管系から遠ざかる向きに枢動さ
せ、配管系処理装置350を配管系から取りはずすこと
ができる。配管系の処理のために図39ないし41に示
すように取付けは、シリンダを加圧し各翼状部を閉位置
に枢動させることによって行う。各翼状部を閉位置に固
定するのに、各シリンダ358内に圧力を保ち各翼状部
を閉位置に保持する代りに又はその補助として機械的補
助クランプを使ってもよい。
【0063】主フレーム352の前部に駆動アセンブリ
362を取付けてある。又主フレーム352の背部に遊
びローラ364を取付けてある。駆動アセンブリ362
は、歯車370で出力を生ずる減速歯車単位368を駆
動する従動ローラ372は、アセンブリ362に取付け
られ配管系の頂部に接触する。歯車374は一端部をロ
ーラ372の一端部に取付け、チェーン376により歯
車370,374を相互に連結し電動機から駆動ローラ
372に回転を伝えるようにしてある。このようにして
配管系処理装置350は所望に応じ配管系に沿い動かす
ことができる。
【0064】図39ないし43に示すように各翼状部は
又、これ等の翼状部が閉位置にあるときに配管系の表面
に接触する前部の遊動輪[idler wheel]3
78及び後部の遊動輪380を取付けてある。閉位置で
は遊動輪378,380及びローラ364,372は配
管系の周辺のまわりに約120°だけ互いに間隔を置い
ている。
【0065】図44について本発明装置の若干の内部部
品を説明する。各翼状部354,356は、配管系に作
業を行うように4個の各別のノズル382を取付ける。
後述のように各ノズルは、配管系の中心軸線に直交する
平面内に在る弧に沿いほぼ45°にわたり揺動し、配管
系の外面の各部分が処理されるようにしてある。各ノズ
ルは、本発明装置により仕切った吹付け室(blast
Chamber)内で配管系の外面に放出する。
【0066】各翼状部は半円形の前部環384と第1及
び第2の半円形の後部の環386,388とを取付け
る。これ等の各環は翼状部に固着してある。1対のブラ
ケット390,392は、配管系の中心線に直交する平
面内で弧状運動するように各環に取付けられ、これ等の
各ブラケットをノズル382の2個を取付ける。
【0067】図51及び52に示すように各ブラケット
390,392は、前方に延びるアーム396を持つ中
央部394と中央部分394から或る角度をなして延び
る側部部分398,400とを備えている。アーム39
6の前端部では図49及び50に例示したように遊動往
復台[idle carriage]402を取付けて
ある。遊動往復台402は、前部の環384の外部リム
に接触する1対の切欠き付き外部ローラ404を持つ。
すなわち遊動往復台402従ってアーム396は、配管
系の中心線から延びる半径方向線に沿う半径方向運動は
抑止されるが、前部の環384の内部リム及び外部リム
に沿い案内され中心線から一定半径の弧に沿い移動する
ことができる。
【0068】ブラケットの各側部部分398,400に
は図47及び48に示すように駆動往復台408を取付
けてある。駆動往復台408は、各環386,388の
外部リムに接触する1対の二重切欠き付き外部ローラ4
10を取付けてある。単一の二重切欠き付き内部ローラ
412は各環386,388の内部リムに接触する。又
駆動往復台408及び各側部部分398,400は、各
ローラ及び各環の間の接触により配管系の中心線から半
径方向線に沿い半径方向に移動しないようにされる。し
かし往復台及び各側部部分は、各環386,388の内
部リム及び外部リムにより案内される配管の中心線から
一定の半径で円弧方向に移動することができる。又各駆
動往復台408の一部分は、後述の駆動チェーンに係合
するように細長い案内みぞ穴416を形成する部材41
4により形成してある。
【0069】各対の駆動往復台408の間には、1/4
区分裏当て板417をボルト締めしてある。裏当て板4
17は、駆動往復台408及び各ブラケットに対しこれ
等が揺動する際に支持作用をする。
【0070】各翼状部はその後側に駆動電動機418を
取付ける(図44、45及び55参照)。駆動電動機4
18は減速歯車単位420に連結され、ユニット420
の出力部は、歯車424に終る駆動軸422により形成
する。図44及び45に示すように歯車424は歯車4
26,428を、緊張遊動輪[tension idl
er]432により張力を加えた駆動チェーン430を
介して駆動する。歯車426,428及び緊張遊動輪4
32はそれぞれ後部の環388に回転するように取付け
てある。
【0071】歯車434は歯車426に一緒に回転する
ように取付けてある。同様に歯車436は歯車48と一
緒に回転するように取付けてある。歯車438は、環に
沿い歯車434から間隔を隔てこの環に取付けてある。
チェーン440は、各歯車434,438のまわりに延
びチェーンテンショナ442により張力を加えてある。
チェーン440の1個のリンクにはピン444を設けて
ある。ピン444はチェーン440から後方に、ブラケ
ット390に取付けた2つの駆動往復台408のうちの
一方の細長い案内みぞ穴416内に延びている。電動機
が各歯車及びチェーン440を一定の一方向運動をする
ように駆動すると、ピン444は駆動往復台408及び
これに取付けたノズルをチェーン440の長さにより定
まる円弧に沿い揺動する。歯車438の位置は、環38
8上で調整され、駆動往復台従ってノズルの揺動度を変
えるのに伴いチェーン440を長くし又は短くする。同
様に歯車439は環に沿い歯車436から間隔を隔て、
チェーン441はテンショナ442により歯車436,
439のまわりに張力を加える。チェーンのリンクのう
ちの1個に、後方に延びブラケット392の駆動往復台
408の一方の案内みぞ穴416にはまるピン44を設
けてある。
【0072】各ブラケット390,392の円弧運動は
ブラケットに取付けたノズルの個数に適合させることが
できる。たとえば2個のノズルを図39に示すように側
部部分398又は400に1個ずつ2個のノズルを取付
けると、ブラケットの円弧運動は約45°までが望まし
い。この場合ブラケットに覆われる配管表面の四分区間
の全体が確実に処理される。3個のノズルをブラケット
に取付けると、このブラケットを駆動するチェーン44
0を短くし、歯車438は円弧運動が約30°になるよ
うに位置を変える。
【0073】各ブラケット390,392を駆動する各
駆動電動機はこれ等のブラケットを同時に互いに異なる
円弧運動をするように駆動することができる。たとえば
管はその下面の方が上面よりさびやすいことが多い。従
って清掃装置の移動速度を最高にするには配管の下部部
分に上部部分より一層強い清掃作用を行うことが大切で
ある。このようにして3個のノズルを配管系の表面の下
部四分区間でブラケット392に取付け、2個のノズル
を配管表面の上部四分区間でブラケット390に取付
け、各チェーン440,441及び各歯車438,43
9を、駆動電動機及び駆動歯車424の同じ運動に対し
上部四分区間は45°だけ往復動し下部四分区間は30
°だけ往復動するように位置させる。すなわちこの構造
により、特定の配管系用にノズル配分を適合させるのに
多大の融通性が得られる。たとえば本装置には4個ない
し12個又はそれ以上のノズルを使うことができる。
【0074】図53及び54に示すように各別のノズル
382はノズルクランプブラケット446によりブラケ
ット390,392上の位置に保持してある。ノズルク
ランプブラケット446は、ノズルを受入れるように2
個のクランプアーム450,452の間に形成した穴4
48を持つ。穴448の中心線454は配管系の外面に
対する直交線から或る角度たとえば15°を挟むのがよ
い。この場合配管系の外面へのノズル放出の作用を高め
ると考えられる。配管系の外面に対するノズル位置は、
本発明装置の中心線に沿いノズルを動かすことにより変
えることができる。所望の位置に達すると、各アームの
組合う穴456にボルトを通し、各アームを互いに締付
けてノズルをブラケット446に締付ける。
【0075】図39ないし43に明らかなように配管系
処理装置350は、所定の寸法範囲内の異なる寸法の配
管系たとえば20ないし36inの配管系の径に使用す
るのに迅速に調整することができる。このことは、駆動
アセンブリ362、ローラ364及び遊動輪378,3
80の取付けによってできる。図39に明らかなように
各遊動輪378,380は、配管系の中心線からの半径
方向線上に在る複数個の穴462がブラケット面に沿い
互いに1inの間隔を置いたブラケット460に取付け
てある。各遊動輪378,380は、ブラケット460
に沿う異なる穴462に簡単に取付けを変えて、遊動輪
の半径方向位置を調整することができる。駆動アセンブ
リ362及びローラ364は、駆動アセンブリ362を
同様に半径方向に動かすことができるように、配管系の
中心線からの半径方向線上に在る複数個の穴466を持
つブラケット464に同様に取付ける。
【0076】駆動アセンブリ362及び遊動輪378,
380の運動のほかに、本発明装置の各端部の環状ブラ
シ468は配管系の直径に適応するように変えられる。
各ブラシ468は、処理する配管系の外側のまわりに本
発明装置により形成した吹付け室383を外部環境から
隔離するようにする。
【0077】1応用例では配管系処理装置350は配管
系の外部を、100ないし150PSiの圧力の空気に
よりノズルから排出した小さな鋼粒子により清掃するよ
うにしてある。これ等の粒子と配管系の外部から除去し
た異物とは配管系処理装置350の底部付近に動力によ
り落下する。配管系処理装置350の底部にはマニホル
ド470,472が設けられ、真空配管系に連結して配
管系処理装置350から分離、処理及び廃棄のために異
物等を吸引するようにしてある。
【0078】以上本発明をその実施例について添付図面
により詳細に説明したが、本発明はなおその精神を逸脱
しないで種種の変化変型を行うことができるのはもちろ
んである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を形成する自動化配管系処
理装置の側面図である。
【図2】図1の装置に使う自動化噴流清掃ユニットの側
面図である。
【図3】図2の自動化噴流清掃ユニットの正面図であ
る。
【図4】図2の自動化噴流清掃ユニットの平面図であ
る。
【図5】本装置に利用するノズル往復台アセンブリ及び
研削材清掃ノズルの端面図である。
【図6】各ノズルを取付けた円弧状の環を取りはずし位
置に枢動させて示すノズル往復台アセンブリ及び研削材
清掃ノズルの端面図である。
【図7】配管系のまわりに心合せした本発明装置に使う
心合せアセンブリの端面図である。
【図8】取りはずし位置における心合せアセンブリの端
面図である。
【図9】作動の向きにおける研削材清掃ノズル用のチェ
ーン駆動装置の端面図である。
【図10】取りはずし位置におけるチェーン駆動装置の
端面図である。
【図11】チェーン駆動装置を示すノズル往復台アセン
ブリ及び研削材清掃ノズルの端面図である。
【図12】ノズル往復台アセンブリ及び研削材清掃ノズ
ルの側面図である。
【図13】作動位置における円弧状の環及び研削材清掃
ノズルの側面図である。
【図14】取りはずし位置に枢動させた円弧状の環の端
面図である。
【図15】本装置に使うノズルの部分側面図である。
【図16】ノズルからの噴霧の移動径路の側面図であ
る。
【図17】本発明の第2実施例を形成する自動化配管系
処理装置の端面図である。
【図18】図17の装置の側面図である。
【図19】図17の装置の簡略化した端面図である。
【図20】図17の装置の簡略化した側面図である。
【図21】図17の装置のチェーン駆動装置の端面図で
ある。
【図22】図21のチェーン駆動装置の側面図である。
【図23】図17の装置のノズル往復台及びノズルの端
面図である。
【図24】図23のノズル往復台及びノズルの側面図で
ある。
【図25】図17の装置の駆動環アセンブリの端面図で
ある。
【図26】図17の装置の遮蔽アセンブリの端面図であ
る。
【図27】遮蔽アセンブリの側面図である。
【図28】ノズルアセンブリの1実施例の斜視図であ
る。
【図29】ノズルアセンブリの側面図である。
【図30】ノズルアセンブリの端面図である。
【図31】ノズルアセンブリの平面図である。
【図32】Y方向でガンを調整するナットの側面図であ
る。
【図33】図32のナットの平面図である。
【図34】ガン取付けピンの側面図である。
【図35】図34の矢印の方向における線35−35に
沿う断面図である。
【図36】可逆ノズルの横断面図である。
【図37】ノズルアダプタの側面図である。
【図38】ノズルアダプタの端面図である。
【図39】本発明の第3実施例を形成する配管系処理装
置の斜視図である。
【図40】図39の装置の背面図である。
【図41】図39の装置の側面図である。
【図42】図39の装置の正面図である。
【図43】図39の装置の平面図である。
【図44】本発明装置の縦断面図である。
【図45】本発明装置の駆動列の側面図である。
【図46】本発明装置のチェーン駆動装置の端面図であ
る。
【図47】本発明装置に使う往復台の側面図である。
【図48】図47の往復台の正面図である。
【図49】本発明装置に使う往復台の側面図である。
【図50】図49の往復台の正面図である。
【図51】本発明装置に使うブラケットの平面図であ
る。
【図52】図51のブラケットの側面図である。
【図53】本発明装置に使うクランプの平面図である。
【図54】図53のクランプの側面図である。
【図55】本発明装置の縦断面図である。
【図56】本発明装置のノズルの形状を示す端面図であ
る。
【図57】本発明装置の他のノズル形状を示す端面図で
ある。
【図58】本発明装置のなお別のノズル形状を示す端面
図である。
【符号の説明】
10,350 配管系処理装置 12 配管系 352 主フレーム 354 第1の翼状部 356 第2の翼状部 358 駆動シリンダ 360 ピストン 362 駆動アセンブリ 382 ノズル 390,392 ブラケット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 スタンリ、ジェイ、ロゲイラ アメリカ合衆国テクサス州77450、ケイテ ィ、エルシノー 22806番 (72)発明者 アンドルズェイ、スティンズェル アメリカ合衆国テクサス州77083、ヒュー スタン、リンデイタ 15211番

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 配管系を処理する配管系処理装置におい
    て、(イ)主フレームと、(ロ)この主フレームに枢動
    可能に取付けられ、前記配管系の周辺の実質的に半分の
    まわりに延びる第1の翼状部と、(ハ)前記主フレーム
    に枢動可能に取付けられ、前記配管系の周辺の他の実質
    的に半分のまわりに延びる第2の翼状部と、(ニ)前記
    各翼状部に取付けられた少なくとも1個のブラケット
    と、(ホ)これ等の各ブラケットに取付けられ、前記配
    管系の外面に向いているノズルと、(ヘ)前記配管系の
    外面を処理するように、前記ブラケットを前記配管系の
    周辺のまわりに所定の円弧距離にわたって揺動させる揺
    動手段と、を包含する配管系処理装置。
  2. 【請求項2】 1対の前記ブラケットを、前記各翼状部
    に取付け、前記1対のブラケットが、前記配管系の外面
    を処理する1対のノズルを備えた、請求項1の配管系処
    理装置。
  3. 【請求項3】 前記ブラケットを前記配管系の周辺のま
    わりに所定の円弧距離にわたって揺動させる駆動手段を
    備えた、請求項1の配管系処理装置。
  4. 【請求項4】 1対の前記ブラケットを、前記各翼状部
    に取付け、前記各ブラケットを異なる円弧距離にわたっ
    て揺動させる駆動手段をさらに備えた、請求項1の配管
    系処理装置。
  5. 【請求項5】 配管系を処理する配管系処理装置におい
    て、(イ)前記配管系に沿う主フレーム移動用の駆動ア
    センブリを持つ主フレームと、(ロ)前記配管系の外面
    の一部分を覆う第1の位置と、前記配管系の外面から間
    隔を置いた第2の位置との間で枢動運動するように、前
    記主フレームに枢動可能に取付けられた第1の翼状部
    と、(ハ)前記配管系の外面の一部分を覆う第1の位置
    と、前記配管系の外面から間隔を置いた第2の位置との
    間で枢動運動するように、前記主フレームに枢動可能に
    取付けられた第2の翼状部と、を備え、 前記主フレームと、前記第1及び第2の翼状部とによ
    り、これ等の翼状部がその第1の位置にあるときに、前
    記配管系の外面の長さのまわりに環状の吹付け室を形成
    し、 前記各翼状部に、前部環及び後部環と、前記配管系の中
    心線に直交する平面内で円弧運動するように、前記各環
    の間に取付けた少なくとも1個のブラケットと、このブ
    ラケットに取付けた少なくとも1個のノズルと、を設
    け、(ニ)前記各翼状部に前記ブラケット及びノズルを
    前記配管系の周辺のまわりに所定の円弧距離にわたって
    揺動させるように取付けた駆動機構を備えた配管系処理
    装置。
  6. 【請求項6】 第1のクランプアーム及び第2のクラン
    プアームの間に前記ノズルを受入れるように穴を形成さ
    れ、前記ブラケットに取付けたノズルクランプブラケッ
    トと、前記穴内に前記ノズルを締付けるように、前記ク
    ランプアームをたわませる力付与装置とを備え、前記配
    管系の外面に対し所望の角度をなしてノズル放出を差向
    けるように、前記穴の中心線の位置を定め、前記ノズル
    を所望のように位置を定め、このノズルを適所に締付け
    ることにより、前記中心線に沿い、前記ノズルを調整可
    能にした、請求項5の配管系処理装置。
  7. 【請求項7】 駆動アセンブリに、前記配管系の外面に
    係合する駆動ローラと、前記配管系の外面に係合する少
    なくとも1個の遊動輪とを設け、前記駆動アセンブリ及
    び遊動輪を前記配管系の中心線から延びる半径線に沿い
    種種の場所に取付ける構造を持つブラケットに、前記駆
    動アセンブリ及び遊動輪を取付け、或る範囲の配管系直
    径に配管系処理装置を使用できるようにした、請求項5
    の配管系処理装置。
  8. 【請求項8】 (イ)駆動歯車を回転する電動機と、
    (ロ)第1歯車と、第2歯車と、これ等の第1及び第2
    の歯車に掛けたチェーンとを持つチェーン駆動装置とを
    備え、前記駆動歯車により前記第1歯車を回転させ、前
    記チェーンに、これから延び前記ブラケットに係合する
    ピンを持つリンクを設け、前記駆動歯車の回転により前
    記第1及び第2歯車の回転と、前記チェーンの運動とを
    連続的に一方向に生じさせ、前記ピンにより前記ブラケ
    ットを揺動させるようにした、請求項5の配管系処理装
    置。
  9. 【請求項9】 前記翼状部に取付けられ、前記駆動電動
    機により揺動させられる第2のブラケットを備えた、請
    求項8の配管系処理装置。
  10. 【請求項10】 前記各ブラケットの円弧運動が互いに
    異なるようにした、請求項9の配管系処理装置。
  11. 【請求項11】 前記第1のブラケットに、2個のノズ
    ルが取付けられ、前記第2のブラケットに3個のノズル
    が取付けられた、請求項5の配管系処理装置。
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