JPH0698470A - 交流発電設備の運転方法 - Google Patents
交流発電設備の運転方法Info
- Publication number
- JPH0698470A JPH0698470A JP4268202A JP26820292A JPH0698470A JP H0698470 A JPH0698470 A JP H0698470A JP 4268202 A JP4268202 A JP 4268202A JP 26820292 A JP26820292 A JP 26820292A JP H0698470 A JPH0698470 A JP H0698470A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- generator
- induction generator
- reactor
- induction
- synchronous generator
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Control Of Eletrric Generators (AREA)
- Supply And Distribution Of Alternating Current (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 誘導発電機6と誘導発電機用遮断器9との間
にリアクトル7とリアクトル短絡用開閉器8とを並列に
接続し、同期発電機2を駆動した後、同期発電機用遮断
器3を閉の状態で、リアクトル短絡用開閉器8を開放し
たまま、誘導発電機用遮断器9を閉の状態に投入し、同
期発電機2からの突入電流がなくなった時点で、リアク
トル短絡用開閉器8を閉の状態に投入し、誘導発電機6
を駆動する。 【効果】 突入電流による負荷系統の電圧降下を緩和す
るので、誘導発電機容量を制限する必要がなく、誘導発
電機の容量を大きくすることができる。
にリアクトル7とリアクトル短絡用開閉器8とを並列に
接続し、同期発電機2を駆動した後、同期発電機用遮断
器3を閉の状態で、リアクトル短絡用開閉器8を開放し
たまま、誘導発電機用遮断器9を閉の状態に投入し、同
期発電機2からの突入電流がなくなった時点で、リアク
トル短絡用開閉器8を閉の状態に投入し、誘導発電機6
を駆動する。 【効果】 突入電流による負荷系統の電圧降下を緩和す
るので、誘導発電機容量を制限する必要がなく、誘導発
電機の容量を大きくすることができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数台の発電機を備え
た自家発電設備の運転方法に関する。
た自家発電設備の運転方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自家発電設備として、下水処理場
から発生する消化ガスを燃料とするガバナの応答性の低
いガスレシプロエンジンによって駆動される発電機に
は、精密な速度制御が不要で構造が簡単な誘導発電機が
使用されている。誘導発電機の場合、回転界磁を構成す
る励磁回路に励磁電流を供給する必要があるため、誘導
発電機と並列に同期発電機を運転して、その出力を誘導
発電機に励磁電流を供給すると共に、誘導発電機の出力
と並列に遮断器を介して負荷に接続してある。(例え
ば、特開昭55−58736号)
から発生する消化ガスを燃料とするガバナの応答性の低
いガスレシプロエンジンによって駆動される発電機に
は、精密な速度制御が不要で構造が簡単な誘導発電機が
使用されている。誘導発電機の場合、回転界磁を構成す
る励磁回路に励磁電流を供給する必要があるため、誘導
発電機と並列に同期発電機を運転して、その出力を誘導
発電機に励磁電流を供給すると共に、誘導発電機の出力
と並列に遮断器を介して負荷に接続してある。(例え
ば、特開昭55−58736号)
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、最初に同期
発電機を運転して負荷系統に電流を供給すると共に、誘
導発電機に励磁電流を供給し、誘導発電機を起動して負
荷系統に接続する時に、同期発電機から突入電流が流
れ、負荷系統の電圧降下が大きく、負荷設備に悪影響を
及ぼす場合があり、負荷の許容電圧降下率によっては誘
導発電機容量を制限する必要が出るという欠点があっ
た。本発明は、誘導発電機容量を制限することのない交
流発電設備の運転を行うことを目的とするものである。
発電機を運転して負荷系統に電流を供給すると共に、誘
導発電機に励磁電流を供給し、誘導発電機を起動して負
荷系統に接続する時に、同期発電機から突入電流が流
れ、負荷系統の電圧降下が大きく、負荷設備に悪影響を
及ぼす場合があり、負荷の許容電圧降下率によっては誘
導発電機容量を制限する必要が出るという欠点があっ
た。本発明は、誘導発電機容量を制限することのない交
流発電設備の運転を行うことを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、駆動源によっ
て駆動される同期発電機の出力線と、駆動源によって駆
動される誘導発電機の出力線とを並列に設け、前記同期
発電機の出力線を同期発電機用遮断器を介して負荷系統
に接続するとともに、前記誘導発電機の出力線を誘導発
電機用遮断器を介して負荷系統に接続し、前記同期発電
機の出力により前記誘導発電機を起動する交流発電設備
の運転方法において、前記誘導発電機と前記誘導発電機
用遮断器との間にリアクトルとリアクトル短絡用開閉器
とを並列に接続し、同期発電機を駆動した後、前記同期
発電機用遮断器を閉の状態で、前記リアクトル短絡用開
閉器を開放したまま、誘導発電機用遮断器を閉の状態に
投入し、前記同期発電機からの突入電流がなくなった時
点で、前記リアクトル短絡用開閉器を閉の状態に投入
し、誘導発電機を駆動するものである。
て駆動される同期発電機の出力線と、駆動源によって駆
動される誘導発電機の出力線とを並列に設け、前記同期
発電機の出力線を同期発電機用遮断器を介して負荷系統
に接続するとともに、前記誘導発電機の出力線を誘導発
電機用遮断器を介して負荷系統に接続し、前記同期発電
機の出力により前記誘導発電機を起動する交流発電設備
の運転方法において、前記誘導発電機と前記誘導発電機
用遮断器との間にリアクトルとリアクトル短絡用開閉器
とを並列に接続し、同期発電機を駆動した後、前記同期
発電機用遮断器を閉の状態で、前記リアクトル短絡用開
閉器を開放したまま、誘導発電機用遮断器を閉の状態に
投入し、前記同期発電機からの突入電流がなくなった時
点で、前記リアクトル短絡用開閉器を閉の状態に投入
し、誘導発電機を駆動するものである。
【0005】
【作用】同期発電機を駆動し、同期発電機用遮断器を閉
の状態で、リアクトル短絡用開閉器を開放したまま、誘
導発電機用遮断器を閉の状態に投入する。そうすると、
同期発電機からの突入電流はリアクトルを通るので、負
荷系統の電圧降下は緩和される。
の状態で、リアクトル短絡用開閉器を開放したまま、誘
導発電機用遮断器を閉の状態に投入する。そうすると、
同期発電機からの突入電流はリアクトルを通るので、負
荷系統の電圧降下は緩和される。
【0006】
【実施例】本発明を図に示す実施例について説明する。
図1は本発明の実施例を示す構成図で、駆動源1によっ
て駆動される同期発電機2の出力線21は同期発電機用
遮断器3を介して負荷系統4に接続されている。駆動源
5によって駆動される誘導発電機6の出力線61には、
リアクトル7を接続するとともに、リアクトル7と並列
にリアクトル短絡用開閉器8を接続してあり、リアクト
ル7およびリアクトル短絡用開閉器8は誘導発電機用遮
断器9を介して負荷系統4に接続してある。誘導発電機
6を運転する時は、まず、駆動源1により同期発電機2
を駆動し、同期発電機用遮断器3を閉の状態で、リアク
トル短絡用開閉器8を開放したまま、誘導発電機用遮断
器9を閉の状態に投入する。そうすると、同期発電機2
からの突入電流IS はリアクトル7を通るので、負荷系
統4の電圧降下は緩和される。突入電流IS がなくなっ
た時点で、リアクトル短絡用開閉器8を閉の状態に投入
し、駆動源5によって誘導発電機を駆動して正常運転に
入る。
図1は本発明の実施例を示す構成図で、駆動源1によっ
て駆動される同期発電機2の出力線21は同期発電機用
遮断器3を介して負荷系統4に接続されている。駆動源
5によって駆動される誘導発電機6の出力線61には、
リアクトル7を接続するとともに、リアクトル7と並列
にリアクトル短絡用開閉器8を接続してあり、リアクト
ル7およびリアクトル短絡用開閉器8は誘導発電機用遮
断器9を介して負荷系統4に接続してある。誘導発電機
6を運転する時は、まず、駆動源1により同期発電機2
を駆動し、同期発電機用遮断器3を閉の状態で、リアク
トル短絡用開閉器8を開放したまま、誘導発電機用遮断
器9を閉の状態に投入する。そうすると、同期発電機2
からの突入電流IS はリアクトル7を通るので、負荷系
統4の電圧降下は緩和される。突入電流IS がなくなっ
た時点で、リアクトル短絡用開閉器8を閉の状態に投入
し、駆動源5によって誘導発電機を駆動して正常運転に
入る。
【0007】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、誘
導発電機の出力側にリアクトルを接続して、突入電流に
よる負荷系統の電圧降下を緩和するので、誘導発電機容
量を制限する必要がなくなり、誘導発電機の容量を大き
くすることができる効果がある。
導発電機の出力側にリアクトルを接続して、突入電流に
よる負荷系統の電圧降下を緩和するので、誘導発電機容
量を制限する必要がなくなり、誘導発電機の容量を大き
くすることができる効果がある。
【図1】本発明の実施例を示す構成図である。
1、5 駆動源 2 同期発電
機 21 出力線 3 同期発電
機用遮断器 4 負荷系統 6 誘導発電
機 61 出力線 7 リアクト
ル 8 リアクトル短絡用開閉器 9 誘導発電
機用遮断器
機 21 出力線 3 同期発電
機用遮断器 4 負荷系統 6 誘導発電
機 61 出力線 7 リアクト
ル 8 リアクトル短絡用開閉器 9 誘導発電
機用遮断器
Claims (1)
- 【請求項1】 駆動源によって駆動される同期発電機の
出力線と、駆動源によって駆動される誘導発電機の出力
線とを並列に設け、前記同期発電機の出力線を同期発電
機用遮断器を介して負荷系統に接続するとともに、前記
誘導発電機の出力線を誘導発電機用遮断器を介して負荷
系統に接続し、前記同期発電機の出力により前記誘導発
電機を起動する交流発電設備の運転方法において、前記
誘導発電機と前記誘導発電機用遮断器との間にリアクト
ルとリアクトル短絡用開閉器とを並列に接続し、同期発
電機を駆動した後、前記同期発電機用遮断器を閉の状態
で、前記リアクトル短絡用開閉器を開放したまま、誘導
発電機用遮断器を閉の状態に投入し、前記同期発電機か
らの突入電流がなくなった時点で、前記リアクトル短絡
用開閉器を閉の状態に投入し、誘導発電機を駆動するこ
とを特徴とする交流発電設備の運転方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4268202A JPH0698470A (ja) | 1992-09-09 | 1992-09-09 | 交流発電設備の運転方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4268202A JPH0698470A (ja) | 1992-09-09 | 1992-09-09 | 交流発電設備の運転方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0698470A true JPH0698470A (ja) | 1994-04-08 |
Family
ID=17455344
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4268202A Pending JPH0698470A (ja) | 1992-09-09 | 1992-09-09 | 交流発電設備の運転方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0698470A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN101820170A (zh) * | 2010-06-07 | 2010-09-01 | 山东大学 | 一种切断短路电流的装置及方法 |
-
1992
- 1992-09-09 JP JP4268202A patent/JPH0698470A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN101820170A (zh) * | 2010-06-07 | 2010-09-01 | 山东大学 | 一种切断短路电流的装置及方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US20030048651A1 (en) | Systems and methods for boosting dc link voltage in turbine generators | |
CN106208071B (zh) | 混合式ac及dc分配系统和使用方法 | |
ATE202437T1 (de) | Geschaltetes reluktanzmaschinensystem | |
US7479746B2 (en) | Power converter for an electric engine start system | |
JP2004153988A (ja) | 停止型励磁システム | |
JPH0698470A (ja) | 交流発電設備の運転方法 | |
JPS6277098A (ja) | ガスタ−ビン発電装置 | |
US6924563B2 (en) | Method and apparatus for controlling a microturbine | |
JP2856869B2 (ja) | 可変速揚水発電設備の運転方法 | |
RU2705915C1 (ru) | Способ пуска ударного электрогенератора испытательного стенда | |
JPH0654568A (ja) | 3相誘導電動機の始動制御装置 | |
JPH077980A (ja) | 理想始動器 | |
SU904172A2 (ru) | Способ перевозбуждени гистерезисного электродвигател | |
SU1339846A1 (ru) | Асинхронный короткозамкнутый двигатель с регулируемыми пуском и торможением | |
SU884067A1 (ru) | Реверсивный регул тор напр жени дл электрических машин | |
JPH0378477A (ja) | 同期発電機の運転方法 | |
JPH02164230A (ja) | 直流送電システム | |
SU655060A1 (ru) | Способ выключени асинхронного вентильного генератора | |
SU1259415A1 (ru) | Способ бесперебойного питани электрической энергией ответственного потребител | |
SU983949A1 (ru) | Электропривод | |
JPH05199800A (ja) | 風車発電機 | |
JPH10127074A (ja) | 可変速揚水発電装置 | |
JPH0544625A (ja) | 可変速揚水発電装置 | |
JPH02266899A (ja) | 誘導発電機の並列投入方法 | |
JPS6364598A (ja) | 誘導機の制御装置 |