JPH0697476B2 - 可変ラジオ周波数電子物品監視装置 - Google Patents

可変ラジオ周波数電子物品監視装置

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JPH0697476B2
JPH0697476B2 JP59137414A JP13741484A JPH0697476B2 JP H0697476 B2 JPH0697476 B2 JP H0697476B2 JP 59137414 A JP59137414 A JP 59137414A JP 13741484 A JP13741484 A JP 13741484A JP H0697476 B2 JPH0697476 B2 JP H0697476B2
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Description

【発明の詳細な説明】 発明の技術分野 この発明は、所望の周波数で共振するマーカ回路を用い
たラジオ周波数の(RF)電子物品監視装置に関する。特
に、この発明はRFエネルギのパルスを検査領域に送出
し、マーカ回路か吸収したエネルギをその共振周波数に
て送出し、送出したパルス間の休止期間においてそのエ
ネルギを検出する装置に関する。
発明の背景 電子物品監視装置は、例えば、商品が万引きにより不正
に持ち去られないように物品を監視する場合などに用い
られているものであって、監視装置の送信部からの送信
エネルギーに共振して信号を発生するLC回路を備えるマ
ーカを予め各商品に添付しておき、マーカを付した商品
が所定の検査区域を通過する時に監視装置の送信部がマ
ーカに送信エネルギーを送信してマーカが発生する信号
を受信部が受信して警報を発生するものである。
このような共振回路を検出する各種の装置は既に開示さ
れており、各種の成功レベルをもつて商業的に利用され
ている。例えば、前述のようなパルス装置として米国特
許第3,740,742号がトンプソンにより開示されている。
このパルス装置の第1の特徴は、送信機により強力な電
界を発生しなくとも、マーカ回路により発生した比較的
弱い信号をかなり容易に検出できることである。もつと
強力な送信信号に対する弱いマーカ信号を検出する他の
技術には、例えば送信周波数の高調波を発生するマーカ
を用いることにより送信した本来の周波数以外の周波数
にて信号を検出するものが含まれる。同様に、通常のグ
リツド・デイプ技術(Grid-dip techniques)により検
出できるように、マーカ回路の共振周波数を含む広い周
波数領域の送信エネルギを掃引するものが知られてい
る。ベーパー(Burpee)他が米国特許第3,810,172号に
おいて述べているように、離散的な複数、例えば5つの
周波数を送信し、目標を実際の共振周波数で変動させる
か、又は金属物体や他の負荷が存在しているときに発生
する共振を変化させることも知られている。このような
多重周波数技術を拡張して、ワールストローム(Wahlst
rom)(米国第4,023,167号)は、各タツグがそれぞれ異
なる周波数で共振する多数の回路を搬送することにより
各タツグが個別的な識別可能にした装置を記載してい
る。更にこの開示は、送信機と共に受信機の同調が可能
であり、かつ背景信号を検出し、記憶し、かつタツグ信
号を差引くこともないときは雑音信号が検出できること
も示唆している。
発明の要約 以上説明した技術では、掃引周波数又は離散的な複数の
周波数を用い、異なる数端数で共振する複数の回路を備
える複数なタツグを検出できることを強調している。こ
のような複雑なタヅグはある用途、例えば手荷物処理に
適用されるが、より高価なタツグが必要となる。同じ
く、バーピー等のように、各マーカに単一の共振回路の
みを用いる場合でも、従来装置は比較的高価な非使い捨
てタツグを必要とし、タツグの共振周波数はよく制御さ
れ、かつ既知にして非常に狭い範囲の異なる送信周波数
のみを送信するこることにより、回路の負荷による共振
のわずかなずれを補償している。
これに対し、この発明の装置はマーカが使い捨て可能で
あるという前提に基づいているので、非常に安価とな
る。更にこのような低価格により、マーカ回路の製造規
格をゆるやかなものにすることを事実上示し、かつ100
%に近い回路の試験を不要にすることにより、離散的な
共振周波数に従つて回路を分類することが可能となる。
以上のことにもかかわらず、このようなゆるい規格のマ
ーカ回路が誤り警報に関する商業者の関心及び利用者の
悪意が至上のものである不正防止用に好んで用いられ
る。
従来装置と同様に、この発明の電子物品監視装置は、間
隔を置いたラジオ周波数のエネルギの複数のバーストを
送信する送信手段と、送信された周波数のエネルギを受
信する受信手段と、送出されたエネルギを吸収し、その
共振周波数のエネルギを再送出する手段とを備える。特
に送信手段は所定の周波数領域に含まれ、離散的な異な
るラジオ周波数(RF)の電磁エネルギからなり、送信手
段が送信をしていない休止期間によつて次のものから空
間的にそれぞれ離されているバーストを検査区域内に発
生し、また受信手段は休止期間にラジオ周波数の電磁信
号を受信し、受信した電磁信号が所定レベルを超えたと
きは警報を出す。マーカは、物品に添付され、検査領域
内において監視されるもので、それぞれ送信周波数領域
内の周波数にて共振するコイル及びコンデンサ(LC)回
路を備え、マーカが検査区域内に置かれたときは送信し
たRFエネルギがLC回路により吸収され、次の休止期間の
その共振周波数にて再送出され、受信機により受信され
る。
この発明では複数のマーカが備えられ、それぞれは物品
に添付されると共に、それぞれは50以上のQ係数、公称
共振周波数(f)、かつほぼこの共振周波数を中心とし
た帯域(BW)を有し、全体が により定義されるように設計されたコイル、コンデンサ
及び抵抗の組合せを含むLC回路からなる。
その特定の共振周波数に係わらず、マーカの全ての確実
にかつ明確に検出するため、この発明の送信機は、検査
区域内に異なる周波数の十分な数のバーストであつて、
異なる少なくとも3つの周波数であり、その3つとも前
記LC回路の共振周波数の帯域内に含まれるようにその共
振周波数に十分近いバーストを発生する手段が備えられ
る。相似的に、受信機はLC回路の全ての帯域(BW)に及
ぶ周波数に少なくとも応答し、受信信号が所定レベルを
超え、かつ少なくとも3つの周波数に対応する信号が検
出されたとき、即ちLC回路が少なくとも3つの周波数に
より付勢されたときは警報信号を付勢する手段からな
る。
好ましくは、マーカ回路はQ係数が70〜100の範囲とな
るように設計される。相似的に、例えばマーカ回路は、
Q係数が少なくとも50のときに公称共振周波数が1〜5M
Hzの周波数領域がより大きくなるように、20〜100KHzの
領域の帯域幅(BW)をもつ。
同様に、マーカ回路は、公称共振周波数の所定周波数範
囲(ΔF)、例えば±10%内の特定周波数で共振するよ
うに設計される。従つて、送信機は、少なくともΔf及
びBWmaxの和に等しい幅の範囲に及ぶ異なる複数の周波
数を発生する手段も備える。ただし、BWmaxは全LC回路
のうちで最も広い帯域幅である。更に、各LC回路を共振
させるために、送信機は全てのLC回路のうちで最も狭い
帯域幅(BWmin)の1/3を超えず、最も近い次の周波数か
ら増分だけ異なる周波数の複数のバーストを発生する。
また、このバーストは例えば増分により間隔を置き、か
つ次式により決定される離散的な多数の周波数を含む。
ただし、Qmaxは全てのLC回路のうちの最大のQ係数、fm
inは全てのLC回路のうちの最小共振周波数である。従つ
て、例えば、Qmaxが100、fmin=4.05MHzとfmax=4.95と
の間、即ち公称共振周波数4.5MHzの共振周波数において
±10%許容範囲に達するΔfが0.9MHzの場合、ステツプ
数は少なくとも さらに好ましくは、この発明の受信機はLC回路の検出を
確実にするため、付加的な構成をもつ。従つて、受信機
は限定された周波数領域のみの受信信号に応答し、送信
周波数を中心とした限定的な周波数応答を保持するよう
に同調されている。
更に、受信機には、各休止期間における比較的に早い第
1期間において付勢され、背景雑音を表わす信号と、共
振回路が発生したと思われる受信信号とを比較して信号
弁別機能を高くする手段が含まれる。この手段は、最初
に各休止期間における比較的早い第1期間において受信
する電磁信号に応答する場合に共振するマーカ回路が出
力する信号が存在し、マーカ信号を供給する可能性のあ
るときは第1期間において付勢される。次にこの手段
は、各休止期間の比較的遅い第2期間において受信した
信号に応答する場合に、共振するマーカ回路が発生する
信号が存在しないことにより雑音信号を出力する可能性
のあるときは第2期間において付勢される。マーカ信号
が雑音信号を所定量だけ超えたときは、検出信号が出力
される。
送信機は、例えば各バースト間に休止期間をもち、それ
ぞれ離散的な周波数にて多数のバーストを送信し、かつ
連続するシークエンスにおいて全てが異なる離散的な周
波数にて反復的なバーストを繰返す。次に、受信機は単
一の周波数にて各バーストに続いて供給されるマーカ信
号及び雑音信号を積分し、その周波数にて積分したマー
カ信号が対応して積分した雑音信号を超えたときはその
周波数に対応する検出信号を発生する。このような積分
は例えば離散的な各周波数に対応して受信するマーカ信
号及び雑音信号に対して反復され、全周波数に対応する
検出信号を発生する。この検出信号は、例えば単一周波
数のバーストに続いて受信したマーカ信号を積分した振
幅が対応する雑音信号を積分した振幅を超えるときのみ
にハイ状態となるアナログ比較器により得られる。
更に、検出信号は例えばシフト・レジスタに記憶され、
1つのシークエンスにおいて受信した信号と次のシーク
エンスにおいて発生した信号と比較できるようにされ
る。例えば、この比較を実行することにより連続する2
つのシークエンスにおいて隣接する周波数に対応する検
出信号の存在を判断するし、この場合は予警報信号を発
生する。最後に、与えられた時間で、例えば検査区域内
にあると思われる一つ又は多くてもいくつかのマーカ回
路の帯域幅内において選択された数の隣接周波数のよう
に、限定された数の周波数以上に対応する検出信号を検
出したときは、予警報信号を禁止して警報信号を発生し
ないようにする。従つてこのような禁止回路は、適当な
共振周波数をもつ低いQ回路が存在することにより警報
信号を誤つて発生するのを禁止している。
詳細な説明 第1図に示すように、この発明の装置は、送信部10、受
信部12及び少なくとも一つのマーカ14を備える。送信部
10は本装置に供給された各離散的な周波数で反復的なシ
ークエンスの発振をする電圧制御発振器16を備える。こ
れらのシークエンスは増幅器18に印加され、増幅器18は
各離散的な周波数を増幅し、かつ切換え、各バースト間
に休止期間を設けたバーストを供給する。増幅器18の出
力はアンテナ同調回路網20に供給し、アンテナ同調回路
網20は送信アンテナ22を同調するのに用いられる。
送信アンテナ22及び受信アンテナ24は例えば検査区域の
片側に配置された単一の囲み26内に配置される。送信ア
ンテナ22が検査区域内に送出するRFエネルギは検査区域
内にあるときにマーカ14を付勢するように放射される。
監視すべき各物品に添付されたマーカ14はコイル30及び
コンデンサ32をもち、同調された少なくとも一つの共振
回路28を備えている。共振回路28の帯域幅内の周波数を
もつ送信アンテナ22を介して送出されるエネルギは共信
回路28に吸収され、送信される各バースト間の休止期間
で放射される。その放射エネルギは受信アンテナ24によ
り受信され、次いで受信部12内で処理される。
従って、マーカ14の添付された物品が検査区域内に搬入
されて存在すると、マーカ14から放射される電磁エネル
ギが受信部12で検出される。
第1図の受信部10はアンテナ同調回路網34、増幅器36、
積分器及び比較器38、検出器40及び警報回路42を備える
のが示されている。受信アンテナ24を介して得られる信
号はアンテナ同調回路網34に入力され、これは狭い帯域
幅を有し、送信部10を介して送出されたものと同一の周
波数を出力するように応答する。このような周波数は次
に増幅器36に入力され、その出力は処理されて背景雑音
から検査区域内の共信回路28が発生する信号を弁別す
る。適当に処理された検出信号は検出器40に入力され、
ここで付加的な処理がなされ、明確な警報信号を発生
し、これを警報回路42に供給する。
第1図には送信部10及び受信部12の両方に共通なものと
して時間制御発生器44が示されており、これは水晶制御
クロック46、階段波発生器48及び階段波調整回路網50に
より駆動されている。時間制御発生器48は送信部10及び
受信部12の各部に適当なタイミングの制御パルスを供給
し、一方段階発生器48の電圧制御発振器1に離散的な複
数の周波数を供給するとき及び受信部12内のアンテナ同
調を制御するときに用いる適当な電圧の傾斜波を発生す
る。
送信アンテナ22を介して検査区域に送信する一連の周波
数の図を第2図に示す。図で示すように、各周波数は反
復するバーストとして送出され、各バーストは休止期間
により分離されている。例えば、送信周波数が4.5MHzを
中心とするように選択する場合は、増分周波数は約4.4
8,4.49,4.50,4.51,及び4.52MHzとなる。更に、各周波数
の送信エネルギはそれぞれが約20μsに達し、その後に
28μsの休止期間をもつ8バーストからなる。連続する
このような8バーストは約384μsとなる。十分な数の
離散的な周波数を供給し、ある共振周波数領域にある複
数のマーカを検査するため、送信周波数は所定領域に及
ぶものが好ましい。従つて、好ましくは、この領域は送
信中心周波数が4.5MHzの±10%に及ぶものが選択され
る。このような領域は4.05MHzから4.95MHzの範囲とな
る。これに対し、上記所定周波数領域をより狭く、例え
ば、4.2MHz〜4.8MHzと選ぶことも可能で、この場合隣接
する各周波数間に9.4KHzの間隔がある離散的な64の増分
周波数からなる。従つてこのような周波数領域及び送信
された各バーストの期間は送信の掃引速度におけるFCC
(米国連邦通信委員会)規準に適合すると共に、共振回
路の信頼性のある検出を可能にする。
時間制御発生器44から供給される制御パルスを第3図の
タイミング図に詳細に示す。図示のように、送信エネー
ブル信号(曲線A)は増幅器18に印加され、電圧制御発
振器16から供給される各周波数を一連の8バースト、即
ち図示のようにバースト1,2及び8に切換える。送信エ
ネーブル信号(曲線A)の各ハイ状態の期間は20msであ
り、一方ハイ状態に続くロー状態即ち休止期間は28msの
期間である。従つて、送信エネーブル信号(曲線A)は
送信アンテナ22を介して送出する送信エネルギを曲線B
に示すような形式で放射されるバーストにする。バース
トの振幅は図示のように各位送信エネーブル期間におい
て漸次増大し、この期間が終了すると直ちに指数関数的
に減少し、休止期間の大部分においてエネルギの転送は
ない。従つて、共振回路28の共振周波数で又はその近傍
での転送エネルギは曲線Cで示すように回路により吸収
されるものとなる。吸収されたエネルギは再放出される
が、この再放出は送信されるパルスが休止した後まで継
続し、各休止期間の適当な部分に達する。曲線Dは受信
禁止パルスを示し、これを第1図に示すようにそれぞれ
増幅器12のアンテナ同調回路網34及び増幅器36に供給す
る。受信禁止パルスがハイ状態のときは、アンテナ同調
回路網34及び増幅器36が減勢され、送信サイクル中に発
生するエネルギの受信を禁止する。逆に、受信禁止パル
スがロー状態のときは、アンテナ同調回路網34及び増幅
器36が付勢されるので、マーカ応答信号Cに供給された
減衰エネルギの検出を可能にする。
第3図に曲線Cで示すように、マーカ応答信号Cの発生
している期間の前半部はマーカを励振するための送信機
出力Bと重複しており、受信部12がこの重複期間におい
て受信した信号に基づいて監視すべき物品のマーカから
の応答信号を識別することは困難である。そこで、受信
禁止パルスDにより受信部12をこの期間作動を禁止し、
送信機出力が十分逓減しかつマーカからの応答信号がリ
ンギング信号として十分残存している期間に受信を可能
としその受信信号からマーカの応答を判別するように構
成している。
受信禁止パルス(曲線D)の期間は送信エネーブル信号
(曲線A)よりもやや長いので、曲線Bに示すように送
信エネルギの全てが減衰するまで、受信部12を付勢しな
いようにする。増幅器36の出力(曲線E)は、本質的に
受信禁止パルス(曲線D)がロー状態となつた後まで残
るマーカ応答信号Cの部分に対応した信号である。
このように、受信禁止パルスDは、各送信エネーブル信
号Aが終ってから少し経過するまでは、受信部12が動作
できないようにし、送信アンテナ22からの送信エネルギ
が完全に受信部12で受信できないようにする。従って、
受信部12は、受信禁止パルスDが終了した後に動作可能
となり、検査区域内に存在する物品に添付されたマーカ
14からのマーカ応答信号Cの終りの部分で発生してい
る、送信エネーブルパルスAの休止期間のリンギング信
号を確実に受信できる。即ち、受信禁止パルスDによ
り、受信部12は、送信アンテナ22からの強い送信エネル
ギを遮断して、物品に添付されたマーカ14からのリンギ
ング信号のみを受信できるので、これにより物品が検出
区域に存在することを確実に検出できる。
本発明を実施する場合に、以下で詳細に示すように積分
器及び比較器38は各休止期間を2つの部分に分割し、そ
の第1部分は各休止期間において比較的早く発生するも
ので、共振回路が供給する信号が存在すると予想される
時間に対応し、その第2部分はマーカ信号が存在せず、
かつ背景雑音が存在すると予想される各休止期間の後に
発生するようにすることができる。これらの2つの部分
はそれぞれ第3図にマーカ窓パルス(曲線F)及び雑音
窓パルス(曲線G)として示されており、適当なパルス
により付勢される。従つて、第3図に示すように、マー
カ窓パルス(曲線F)は受信パルスまだかなりの振幅を
もつている間に発生する。反対に、雑音窓パルス(曲線
G)は受信パルスの振幅が零に減衰した時点で発生す
る。積分器及び比較器38は一対の積分器を備え、その第
1のものはマーカ窓パルスにより付勢され、連続する所
定数の休止期間で受信されるマーカ信号を積分し、また
その第2のものは雑音積分パルスにより付勢され、連続
する同一の休止期間に受信する背景雑音信号を積分す
る。連続する休止期間は、以上で述べたように各個有の
周波数、例えば連続する8バーストに対応され、そのう
ちの3バーストを第3図に示す。従つて、与えられた周
波数の8バーストが終了し、電子回路が再び安定した
後、積分器リセツト・パルス(曲線K)を出力し、曲線
H及びIで示すように両者の積分器をリセツトして零の
積分レベルを再び確立する。従つて、連続する各8休止
期間において、かつ各マーカ及び時間窓において、マー
カ積分器及び雑音積分器はそれぞれ曲線H及びIに示す
ように信号レベルを積分する。8休止期間が終了する
と、比較器サンプル・パルス(曲線J)により示される
時点で、各積分器の相対レベルが積分器及び比較器38の
比較部内で比較され、適当な出力信号を出力する。
マーカ積分器は、マーカ窓パルスF期間内の増幅器出力
Eを積分し、雑音積分器は、増幅器出力の存在しない雑
音窓パルスG期間内の純粋に雑音のみを積分する。従っ
て、これらの積分器の出力を比較することにより警報信
号の発生において雑音の影響を除去してマーカ14からの
信号のみを検出することができる。
第3図に示す各タイミング信号は、当該の技術分野の者
に周知の回路からなる時間制御発生器44内において発生
される。例えば、第1図のクロツク46は1MHzの基本周波
数をもつ水晶制御発振器である。そのクロツク・パルス
は適当なシフト・レジスタ・カウンタ等からなる時間制
御発生器44に印加され、第3図に示すように各パルスを
出力させる。
第1図の送信部10の詳細を更に第4図に示す。図示のよ
うに、階段波発生器48はデイジタル・カウンタ52及びデ
イジタル・アナログ(D/A)変換器54から形成される。
時間制御発生器44からの適当なパルスは、384μsの時
間長に対応するカウントに達するまで、カウンタ52によ
りカウントされる。次にこのカウントは変換器54により
384μs長をもつたアナログ・レベルに変換される。同
様に、カウンタ52は次の384μsのカウントをし、384μ
sの各期間で新しいアナログ・レベルを変換器54に供給
して、階段の各レベルが384μs継続し、傾斜波には64
のレベルが存在する。このシークエンスの最後でカウン
タ54はリセツトされるので、それぞれ24.576ms継続する
同じような第2のシークエンスを開始する。このように
して発生した階段波を第7図に曲線Lにより示す。
階段波信号の各振幅は階段波調整回路網50により調整さ
れ、その出力は線56を介して電圧制御発振器58に供給さ
れるえ。電圧制御発振器58は市販の集積回路、例えばモ
ノトローラにより製造されたMC1648型である。この集積
回路は階段波調整回路網50を介して供給される階段波信
号を共振回路により定められる所定の周波数を中心とし
た離散的な複数の周波数に変換される。より好ましく
は、この中心周波数は4.5MHzであり、離散的な周波数の
領域は4.2MHz〜4.8MHzである。離散的な各周波数からな
る連続的なバーストはこのようにして線60を介してA級
の増幅器62に供給される。増幅器62から出力された信号
は次にA級の増幅器64に入力される。増幅器62及び64の
両者は次に送信エネーブル信号(第3図の曲線A)によ
り付勢されるので、離散的な各周波数の連続的な振動を
それぞれ28μsの休止期間を後続させた連続的な20μs
バーストに切換える。このような信号は次にC級の電力
増幅器65に供給され、その出力は送信アンテナ22に供給
される。
送信アンテナ22に給電するのに必要な電力レベルを最小
にするため、送信アンテナ22は送信すべき周波数に整合
するように同調される。この発明装置では、電圧制御発
振器58の出力に含まれる周波数領域の約1/4をそれぞれ
中心とする個別の4つの周波数バンドに同調されている
のが解る。従つて、第4図に示すように、アンテナ同調
回路網20は4つの同調段、即ち第1同調段66(バンド
4)及び3つの第2同調段68,70及び72(それぞれバン
ド1,2及び3)からなる。これらの各同調段の詳細は以
下、第5図に更に詳細に示されているが、第4図におい
て第1同調段66は送信アンテナ22に連続的に接続され、
一方第2同調段68,70及び72は時間制御発生器44からの
適当な信号の制御により送信アンテナ22に交互に接続さ
れることに注目される。
第1図及び第4図に示す電圧制御発振器58の詳細を更に
第5図に示す。図示のように、電圧制御発振器58及び第
1の増幅器62は共に単一の集積回路、例えばモトローラ
MC1648型の一部である。増幅器62及び64は時間制御発生
器44から供給される送信エネーブル信号(第3図の曲線
A)の制御にそれぞれ従う固体スイツチ74及び76の手段
により付勢される。
電圧制御発振器58から供給される発振周波数は共振コイ
ル及びコンデンサ回路網78により制御される。この回路
網78にはコイル80,コンデンサ82,84,86,88及びバラクタ
・ダイオード90が含まれる。この回路網78においては、
バラクタ・ダイオード90の容量がこれに印加される電圧
の逆関数であることが特に重要である。コイル及びコン
デンサ回路網78の共振周波数がその回路のインダクタン
ス及び容量の逆関数なので、共振周波数は端子92に印加
される電圧の増加と共に高くなる。従つて、第7図に示
す曲線Lのような電圧の階段波を送信エネーブル信号と
共に印加すると、電圧制御発振器16は出力線94に離散的
な異なる所望周波数にて連続した適当なバーストを出力
する。
同様に、第1図及び第4図に示すアンテナ同調回路網20
の詳細を更に第6図に示す。図示のように出力線94を介
して電圧制御発振器16から得られる出力信号は電力増幅
器65に供給され、増幅されその出力は送信アンテナ22に
供給される。第6図に示すように、送信アンテナ22は例
えば誘導巻線の形式のものであり、米国特許第4,251,80
8号(リヒトブラウ)に開示されているように少なくと
も一つのよりをもつループを有するものである。送信ア
ンテナ22は共振回路のコイル部品を形成し、他の部分は
それぞれ同調段66,68,70及び72内に設けられた多数の並
列コンデンサの一つを介して形成されている。送信アン
テナ22の基本的な同調は第1同調段66内のコンデンサ95
により行なう。その容量が最少のときに同調回路の周波
数が最高となるので、第1同調段66内のコンデンサ95が
送信アンテナ22に接続されたときにのみ、最高周波数が
得られることが解る。同様に、同調段68,70及び72のい
ずれが付勢されるかにより、また各段の各コンデンサの
容量により、異なる周波数の帯域が得られることが解
る。従つて、例えば第1の同調段68のコンデンサ96は、
PINダイオード98が付勢されたときに第1の同調段68に
接続される。PINダイオード98は、印加される制御パル
ス(第7図の曲線M)に応答して給電チヨーク100を介
して付勢される。同様に、第2の同調段70はPINダイオ
ード104を介して選択的に接地されるコンデンサ102を備
えており、PINダイオード104は給電チヨーク106を介し
て印加される制御パルス(第7図の曲線N)により導通
状態に設定される。第3の同調段72内のコンデンサ108
は同じようにPINダイオード110を介して接地され、PIN
ダイオード110は給電チヨーク112を介して印加される制
御パルス(第7図に示す曲線O)により導通状態に設定
される。
各周波数バンドは一つのバンドの周波数を含むように設
計される。第8図は各回路が含む周波数バンドを図式化
して示す。従つて、例えば第1同調段66は第8図に曲線
114として示す最高周波数に対応し、一方第1の同調段6
8の付勢に基づく周波数は曲線116として示され、第2の
同調段70の付勢により発生する周波数は曲線118として
示され、第3の同調段72の付勢により発生する周波数は
曲線120として示されている。
階段波において最高周波数を発生する適当な期間が終了
すると、連続する各シークエンスは第7図の曲線Pによ
り示される掃引信号の終了により終結される。この掃引
信号は時間制御発生器44から出力されるもので、段階波
発生器48に供給されて連続する次のシークエンスの開始
を実行させる。
受信部12内のアンテナ同調回路網34及び増幅器36の詳細
を第9図及び第10図に示す。特に第9図に示すように、
アンテナ24を介して受信され、かつアンテナ同調回路網
34を介して供給される信号は増幅器36内で検波される。
この増幅器36は、前置増幅器122、バンド・パス・フイ
ルタ124、増幅器126及び自動ゲイン制御AGG回路網128を
備えている。第3図に関連して既に述べたように、受信
禁止パルス(第3図の曲線D)は、第4図の増幅器62及
び64に印加される送信エネーブル信号との関連で示すも
のを逆にした方法で用いられるもので、端子130に印加
され、受信禁止パルスがハイのときは増幅器122及び126
を減勢し、受信禁止パルスがローのときは前置増幅器12
2及び増幅器126を介して信号を通過させる。前置増幅器
122及び126は通常の設計のものであり適当なゲインを得
る。前置増幅器122により増幅された信号はバンド・パ
ス・フイルタ124に入力され、対象の周波数バンドを幾
分外れた信号が除去されるので、次の処理に渡される信
号の信号対雑音比が改善される。自動ゲイン制御回路網
128は同様に通常設計のものである。次に増幅器126(第
3図の曲線E)からの出力は信号検出に対して最大の感
度を得るようにされている精密検波器132に渡される。
受信アンテナ同調回路網34の好ましい一実施態様の詳細
を第10図に示す。受信アンテナ24は、単一のループ・ア
ンテナ、例えば送信アンテナ22に対して接近して設置さ
れた一ターンのコイルから形成されたものからなる。送
信サイクルにおいて受信アンテナ24にエネルギを蓄積
し、前置増幅器122を飽和させないようにするため、送
信エネーブル期間は、即ち受信禁止パルス(第3図の曲
線D)がハイの状態にあるときは受信アンテナ24を短絡
させておく。この減勢は、電界効果トランジスタFET134
により得られ、電界効果トランジスタ134は端子136に受
信禁止パルスを受信すると導通状態に切換えられる。受
信部12の入力段は、受信アンテナ24、固定コンデンサ14
0,142及びバラクタ・ダイオード144からなるコイル及び
コンデンサ回路網138により同調される。受信信号の振
幅は送信信号の振幅よりかなり小さいので、受信アンテ
ナ24は第7図の曲線Lのような電圧の階段波を端子146
に、従つてバラクタ・ダイオード144に直接印加するこ
とにより容易に同調される。離散的な64の電圧ステツプ
による容量の変化によつて、送信シークエンスに例えば
存在する64周波数にわたり受信アンテナ24を同じように
同調させることになる。受信同調回路網134の電界効果
トランジスタ134の適用はアンテナの負荷を最小化し、
従つて高いQ係数の保持可能にする限り、好ましいもの
となる。
第11図は第1図の積分器及び比較器38に備えられた回路
の詳細を示す。図示のように、精密検波器132の出力は
線133を介して受信ゲート回路148に供給される。受信ゲ
ート回路148は、それぞれ端子150及び152に印加される
マーカ窓パルス及び雑音窓パルス(第3図の曲線F及び
G)に応答し、マーカ窓パルス(曲線F)が存在すると
きは線133を介して受信した信号を適当に出力し、又は
逆に雑音窓パルス(曲線G)が存在するときはこの信号
を線156に出力する。線154及び156上の信号はそれぞれ
同一の積分回路、即ちマーカ積分回路158及び雑音積分
回路160に渡される。通常のように、各積分回路158,160
はRC積分回路網、演算増幅器及び適当なバイアス抵抗か
らなる。また各入力はそれぞれ電界効果トランジスタ16
2及び164を介して接地されているので、電界効果トラン
ジスタ162及び164が導通状態にあるときは各積分器158
及び160を付勢する。次に電界効果トランジスタ162及び
164への入力は、積分器リセット・パルス(第3図の曲
線K)が印加される端子166を介して供給される。従つ
て、異なる各周波数に関連した連続的な8休止期間をそ
れぞれ終了すると、積分器リセット・パルス(曲線K)
は、電界効果トランジスタ162及び164を導通させるの
で、積分器のコンデンサから電荷を放電させる。積分器
158及び160の各出力は比較器168に供給され、その出力
はアンド・ゲート170に供給される。比較器168は通常の
アナログ比較器であり、各8バーストのシークエンスに
おいて雑音積分器160の積分信号よりもマーカ積分器158
の積分信号が大きい場合は、出力をハイにする。比較器
サンプリング・パルス(第3図の曲線J)が発生し、線
172に現われると、比較器168が判断した相対振幅はアン
ド・ゲート170を通過する。従つて、適当な期間に端子1
74に2つの可能状態、即ち積分雑音信号が積分マーカ信
号より大きい場合はロー状態となり、また積分マーカ信
号が積分雑音信号より大きい場合はハイ状態となる検出
信号が出力される。
第12図は第1図に示す検出器40の詳細を示す。図示のよ
うに、検出器40は64ビツト・シフト・レジスタ176、ア
ンド・ゲート178、4ビツト、レジスタ180、3入力アン
ド・ゲート182、ワンシヨツト・モノステーブル・マル
チバイブレータ184及び可変入力が切換可能な抵抗回路
網188を介して接続されている可変長シフト・レジスタ1
86を有する。次にマルチバイブレータ184の出力は線190
を介してフラツシユ・ライト、チヤイム等からなる適当
な警報装置192に供給される。
64ビツト・シフト・レジスタ176は各シークエンス中に
発生する64の検出器の信号パルスに応答して64の各パル
スをフアースト・イン・フアースト・アウト方式で記憶
する。次のシークエンスの最初のパルスを受け取ると、
前のシークエンスの第1パルスが線194を介してアンド
・ゲート178の第2入力に対して出力される。同様に、
第2シークエンスの第1パルスは、端子74からシフト・
レジスタ176の入力に導かれ、アンド・ゲート178の第2
入力に供給される。両検出パルスが同時にハイとなる
と、アンド・ゲート178の出力がハイとなり、4ビツト
・シフト・レジスタ180にハイのパルスを入力する。64
ビツトのシフト・レジスタ176は端子172に導かれる比較
器サンプリング・パルス(曲線J)により8休止期間毎
に1つクロツク駆動されるので、連続する8休止期間毎
に1回、線194にハイ又はロー状態の1パルスを出力す
る。4ビツト・シフト・レジスタ180は連続する8休止
期間毎に1回比較器サンプリング・パルス(曲線J)に
より同様にクロツク駆動される。従つて、連続するシー
クエンスにおいてアンド・ゲート178を介して連続的な
3パルスが導かれると、4ビツト・シフト・レジスタ18
0から3パルスが出力され、それぞれ線198,200及び202
に現われる。4ビツト・シフト・レジスタ180が掃引終
了信号(第7図の曲線P)によりリセツトされる時刻よ
り前に、3回ハイ状態が発生すると、アンド・ゲート18
2の出力がハイ状態に切換えられるので、線204に予警報
信号が出力される。
この予警報信号は、マルチバイブレータ184を減勢する
ことにより禁止され、線190上に警報信号を発生させる
ことがない。第12図に示すように、線174の検出信号は
可変長シフト・レジスタ186の入力にも供給され、この
レジスタは掃引終了信号(曲線P)によつてもリセツト
される。可変長シフト・レジスタ186は検出パルスを計
数し、抵抗回路網188のスイツチにより定められる所定
数を超えると、線206に警報禁止信号を出力し、これに
よりマルチバイブレータ184を減勢するので、線190に警
報信号を出力するのを禁止する。従つて、可変長シフト
・レジスタ186の目的は、検査区域内に低いQの回路が
存在し、送信した階段波内で余分な数の離散的な周波数
にまで応答するような場合に、警報信号を発生しないよ
うにするためマルチバイブレータ184を禁止する最大カ
ウント禁止を得ることにある。このため、有効なマーカ
によつてこのような応答をすることが必要とされ、同時
に検査区域内に有限数の有効なマーカが存在することが
望ましい限り、一シークエンスの64周波内で10周波以上
に対応した応答は明らかに所望の許容応答外のものであ
り、従つて線206上の禁止信号は付勢されることが必要
となる。
この発明装置の総合的な設計構想は第1図に示すように
マーカ14内の複数の共振回路を用いることについて述べ
るものである。ただし、全ての共振周波数は設計した公
称周波数の所定許容範囲内にあるものとして既知であ
り、そのような任意の一つのタツグの特定共振周波数は
未知である。このような設計方針により、マーカ回路を
安価に製造し、個別的な、即ち高価な品質管理試験を不
必要とすることができる。本発明によれば、許容範囲は
±10%とすることができ、さらに±7%の許容範囲も容
易に得られ、しかも製造コストに実質的な影響を与えな
い。このようなマーカ回路は離散的なボビンに巻付けた
コイル及び安価な絶縁基板上に取付けられたコンデンサ
により構成でき、またコイル部品としてエツチングを
し、穴をあけた金属薄を用い、誘電体、例えば薄いポリ
マ膜を中間に挟み込み、コンデンサ部品を形成した従来
の印刷回路技術により作られる。この回路のQ係数は同
じように50以下とならないように、例えば70〜100の範
囲となるようにすることが必要である。この回路のQ係
数は式 による帯域幅に関係している。ただし、fは回路の共振
周波数、BWはその帯域幅である。従つて、Q係数、例え
ば70及び4.5MHzの共振周波数にて約64KHzの帯域幅が存
在することが理解されよう。隣接する3つの送信周波数
が帯域幅内にあり、この3周波数の全てが回路によつて
吸収され、かつ回路の共振周波数にて再送出されるよう
にするためには、64KHz幅内の少なくとも4つの離散的
周波数を設けることが必要である。以上説明した好まし
い実施態様においては、0.6MHzにわたる所定の周波数幅
は64個の増分に分割されるので、各増分は隣接する次の
周波数から9.4MKHz離れたものとなる。このような約7
周波がこの回路の応答に関係する最大電圧の約0.7とな
る3bB帯域幅内にある。逆に言うと、この発明装置内で
は、LC回路は20〜100KHzの範囲の帯域幅をもつように選
択されることが必要となる。
米国FCC規準に適合する電力レベルにて検査領区内に十
分なエネルギを吸収させるためには、各LC回路のコイル
部分は少なくとも6cm2の面積をもつことが望ましい。あ
る適用ではもつと小さな面積のコイル回路が可能である
が、FCC規準に適合する必要のある小売窃盗防止関係に
この発明装置を用いる場合、そのような寸法規準には適
合する。従つて、この発明装置において用いる各LC回路
は所定周波数領域(Δf)の公称共振周波数内にある特
定の共振周波数を有し、更にある与えられた領域内にあ
り、それに関連するQ係数を有するのが解る。送信機
は、LC回路に対するこのような適用に適合し、少なくと
もLC回路の所定領域の共振周波数と、LC回路の最大帯域
幅との和に等しい領域の周波数にわたり、十分な数、か
つ異なる複数の周波数を発生することが必要である。同
様に、十分な周波数が存在し、所定周波数領域Δfにわ
たる共振周波数をもつ複数のマーカを適当に付勢するた
めに、離散的周波数の数は式 により与えられる(ただし、Qmaxは全てのLC回路のうち
の最大Qであり、fminは全てのLC回路のうちの最小共振
数である)ことが解る。例えばQmaxが100、Δfが0.9MH
z、かつ全てのタツグのうちの最小の共振周波数が4.05M
Hzである典型的な場合では、最大周波数と最小周波数と
の間の70の増分ステツプが望ましいことが解る。Δfを
ただの0.6MHzとすることができ、かつこの場合最小共振
周波数が約4.2MHzであるとすれば、増分ステップは約46
あれば十分である。前記の本発明実施例で好ましくは64
の増分ステップが備えられる。
以上、実施例によってこの発明装置を説明したが、この
発明の種々の変形及び変更が同じように実施され、かつ
この発明の範囲内にあることが理解される。例えば、異
なる複数の離散的な周波数は、それぞれ前の周波数より
増加する方向で高くなり、間隔が接近した周波数のシー
クエンスを反復されるのが好ましいが、このようなシー
クエンスは相当に変更可能である。例えば、このような
シークエンスは次シークエンスを上昇及び下降する形式
のものでもよい。上昇し、増加する周波数の反復シーク
エンスが好ましいが、次のシークエンスにおいて有力な
マーカが発生する信号の比較が簡単にされる限り、同一
の周波数にて発生する有力なマーカ信号は各反復シーク
エンス内で相対的に同一の位置で発生する。また、マイ
クロプロセツサの出現により、特定の周波数と発生する
マーカ信号との関連付けは、与えられたシークエンス内
のパルスのタイミングが不規則であつてもかなり容易と
なることが解る。従つて、各シークエンスがランダムな
順序で異なる複数の周波数を存在させ、かつ周波数の順
をかなり異にしてもこの発明の範囲に十分含まれるもの
で、各シークエンスに離散的な異なる周波数を含みさえ
すればよい。更に他の場合において、いくつかのシーク
エンスにおいては初期の連続するシークエンスにおいて
存在した異なる離散的な周波数の全てが与えられるので
はないことも理解される。従つて、例えば2つの連続す
るシークエンスにおいて3つの連続的な周波数により発
生可能な予警報信号を付勢して有力な対象の周波数のみ
を再発生し、又は前の警報信号を起因とする範囲外の周
波数を発生する付加的なシークエンスを発生してもよ
い。有力なマーカのこのような特殊な検査は装置全体の
信頼性を高める。
同様に、非常に多種の特殊な送信アンテナを同調させる
構成を用いてもよいことはよく理解される。以上で開示
した好ましい装置においては、限定された数の周波数帯
に同調させるためPINダイオードを用いることは、所望
送信エネルギの強度から望ましいことが明らかとなつ
た。電力の要求が余り強くない場合には、受信アンテナ
の同調に関連して開示したようなバラクタ同調は十分に
適応するものである。
また、受信機のアンテナ同調、増幅器、積分器、比較器
及び検出部の変形が可能なことも理解される。従つて、
例えばこの発明の積分器においては積分された雑音信号
がアナログ積分器及び比較器を介する積分したマーカ信
号と比較されるが、このような信号処理は零交差技術及
びアナログ信号処理により実行可能であり、この発明の
範囲内に含まれる。
また、各周波数にて任意の数からなる複数のバーストを
発生してもよく、またもつと大きなシークエンス数にお
いて発生した信号を比較してもよく、この発明の範囲内
に十分に含まれる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の監視装置のブロツク図、第2図はこ
の発明装置の送信により検査区域に送出された送信バー
スト周波数を示す図、第3図は第1図の監視装置の各部
で用いられている各種信号の関係を示すタイミング図、
第4図はこの発明装置の送信機の部分を示すブロツク
図、第5図は第4図に示す送信機のバースト周波数発生
器の部分を一部回路図により示すブロツク図、第6図は
第4図に示す送信機のアンテナ同調部を一部回路図によ
り示すブロツク図、第7図は送信機のアンテナ回路のス
イツチングに用いるスイツチング・パルスと共に離散的
な周波数を発生するために供給される段階傾斜波を示す
タイミング図、第8図は第6図に示した送信機の各アン
テナ同調段により得られる周波数帯を示す図、第9図は
第1図に示す受信機のアンテナ同調回路網及び増幅器の
部分ブロツク図、第10図は第9図に示すアンテナ同調回
路網の回路図、第11図は第1図に示す積分器及び比較器
の回路図、第12図は第1図のブロツク図に示す検出器を
一部回路図により示すブロツク図である。 10……受信部、12……送信部、14……マーカ、16,58…
…電圧制御発振器、18,36,62,64,126……増幅器、20,34
……アンテナ同調回路網、28……コイル及びコンデンサ
回路、32,84,86,88,96,102,108,140,142……コンデン
サ、38……積分器及び比較器、40……検出器、42……警
報回路、44……時間制御発生器、46……クロツク、48…
…段階波発生器、50……段階波調整回路網、66,68,70,7
2……同調段、98,104,110……PINダイオード、158……
マーカ積分回路、160……雑音積分回路、168……比較
器、176……64ビツト・シフト・レジスタ、182……3入
力アンド・ゲート。

Claims (26)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】物品の存在をラジオ周波数を用いて電子的
    に監視する可変ラジオ周波数電子物品監視装置であっ
    て、 (a) 物品の検査区域内において、所定の周波数領域
    内に含まれる離散的な異なるラジオ周波数の電磁エネル
    ギーのバーストであって、バーストを送信しない休止期
    間により次のバーストから分離される複数のバーストを
    発生する送信手段(10)と、 (b) 前記休止期間において前記ラジオ周波数の電磁
    信号を受信し、受信した前記電磁信号が所定レベルを超
    えたときは警報手段を起動する受信手段(12)と、 (c) 前記検査区域内における存在を監視すべき物品
    にそれぞれ添付される少なくとも1個のマーカ手段(1
    4)であって、前記周波数領域内の一周波数で共振する
    コイル−コンデンサ(LC)回路(28)を含み、前記検査
    区域内に置かれたときに送信された前記ラジオ周波数の
    エネルギを前記コイル−コンデンサ回路により吸収し、
    かつ次の前記休止期間において前記受信手段により受信
    すべく前記共振周波数で再送信するマーカ手段(14)と
    を備える可変ラジオ周波数電子物品監視装置において、 それぞれの物品に添付されるマーカ手段(14)の前記LC
    回路(28)が、Q=f/BWにより定義される50以上のQ係
    数、公称共振周波数f及びこの公称共振周波数fを中心
    とした関連の帯域幅(BW)を有するように設計されたコ
    イル、コンデンサ及び抵抗の組合せ(30及び32)を含
    み、 前記送信手段(10)が、前記LC回路の各々の共振周波数
    に十分近くその帯域幅(BW)内に少なくとも3つの異な
    るラジオ周波数が含まれるような十分な数の異なるラジ
    オ周波数のバーストを前記検査区域内に発生する手段
    (16,18及び20)を備え、 前記受信手段(12)が、すべての前記LC回路の前記帯域
    幅(BW)にわたる周波数に少なくとも応答する手段(3
    4)を備え、前記所定レベルを超え、かつ少なくとも3
    つの前記周波数に対応する信号を検出したときは前記警
    報手段を付勢することを特徴とする可変ラジオ周波数電
    子物品監視装置。
  2. 【請求項2】特許請求の範囲第1項記載の可変ラジオ周
    波数電子物品監視装置において、各LC回路(28)は前記
    共振周波数の与えられた許容範囲内の特定の共振周波数
    を有し、前記送信手段(10)は前記与えられた許容範囲
    により定められる共振周波数をもつ全部の前記LC回路の
    帯域幅(BW)内に少なくとも3つのラジオ周波数を含む
    ように、前記与えられた許容範囲により定められる前記
    LC回路の全ての共振周波数領域外に及ぶ異なる周波数で
    ラジオ周波数エネルギのバーストを送信する手段(16)
    を備えることを特徴とする可変ラジオ周波数電子物品監
    視装置。
  3. 【請求項3】特許請求の範囲第1項記載の可変ラジオ周
    波数電子物品監視装置において、前記各LC回路(28)は
    前記公称共振周波数の所定周波数領域(Δf)内の特定
    の共振周波数及び与えられた領域内に関連するQ係数を
    有し、前記送信手段(10)は少なくともΔf及びBWmax
    (ただし、BWmaxは前記LC回路のいずれかの最も広い帯
    域帯である)の和に等しい周波数領域にわたった異なる
    複数の周波数からなるバーストを送信する手段(16)を
    有することを特徴とする可変ラジオ周波数電子物品監視
    装置。
  4. 【請求項4】特許請求の範囲第3項記載の可変ラジオ周
    波数電子物品監視装置において、前記周波数領域にわた
    った異なる複数の周波数のバーストを送信する手段(1
    6)は最も近い次の周波数からそれぞれ前記LC回路のう
    ちで最も狭い帯域幅(BWmin)の1/3以上となる増分によ
    り異なった周波数を有するバーストを供給する手段(48
    及び50)を含むことを特徴とする可変ラジオ周波数電子
    物品監視装置。
  5. 【請求項5】特許請求の範囲第4項記載の可変ラジオ周
    波数電子物品監視装置において、前記送信手段(10)は
    等しい増分により離れているラジオ周波数エネルギから
    なる複数のバーストを発生すると共に、少なくとも式 (ただし、Qmaxは前記コイル及びコンデンサ回路のうち
    で最高のQ係数、fminは前記LC回路のうちで最小の共振
    周波数とする。)により決定される多数の離散的な周波
    数を含むことを特徴とする可変ラジオ周波数電子物品監
    視装置。
  6. 【請求項6】特許請求の範囲第1項記載の可変ラジオ周
    波数電子物品監視装置において、前記送信手段(10)は
    複数のバーストを発生する手段(48)を含むことを特徴
    とする可変ラジオ周波数電子物品監視装置。
  7. 【請求項7】特許請求の範囲第6項記載の可変ラジオ周
    波数電子物品監視装置において、前記送信手段(10)の
    バーストを発生する手段(48)は、それぞれ与えられた
    周波数において少なくとも2回反復され、それぞれ所定
    期間連続し、かつその間に所定の休止期間を有する前記
    バーストを異なる離散的な周波数からなる一連の反復的
    な傾斜波として発生することを特徴とする可変ラジオ周
    波数電子物品監視装置。
  8. 【請求項8】特許請求の範囲第1項記載の可変ラジオ周
    波数電子物品監視装置において、前記受信手段(12)
    は、同調可能なアンテナ手段(34)を備え、該アンテナ
    手段が与えられた中心周波数を中心とし、かつ送信され
    たラジオ周波数領域内にある限定された周波数領域にわ
    たって受信する電磁信号に応答すると共に、送信された
    前記ラジオ周波数のエネルギと実質的に同一の周波数に
    て前記中心周波数を保持することを特徴とする可変ラジ
    オ周波数電子物品監視装置。
  9. 【請求項9】特許請求の範囲第8項記載の可変ラジオ周
    波数電子物品監視装置において、限定された周波数領域
    にわたる信号に応答する前記アンテナ手段(34)は前記
    信号を最初に受信し、制御信号(L)に応答して受信周
    波数の前記周波数領域にわたり応答の中心周波数を変化
    させることを特徴とする可変ラジオ周波数電子物品監視
    装置。
  10. 【請求項10】特許請求の範囲第1項記載の可変ラジオ
    周波数電子物品監視装置において、前記受信手段(12)
    はラジオ周波数の前記バーストを送信している期間に前
    記受信手段を動作不能にする手段(36)を備えることを
    特徴とする可変ラジオ周波数電子物品監視装置。
  11. 【請求項11】特許請求の範囲第10項記載の可変ラジオ
    周波数電子物品監視装置において、前記受信手段(12)
    は同調可能なアンテナ手段(34)と、前記送信の期間に
    おいて前記アンテナ手段にラジオ周波数エネルギの蓄積
    を阻止する手段とを含むことを特徴とする可変ラジオ周
    波数電子物品監視装置。
  12. 【請求項12】特許請求の範囲第10項記載の可変ラジオ
    周波数電子物品監視装置において、前記受信手段は少な
    くとも一つの制御可能な増幅段と、前記休止期間におい
    てのみ前記増幅段を起動する手段とを含むことを特徴と
    する可変ラジオ周波数電子物品監視装置。
  13. 【請求項13】特許請求の範囲第1項記載の可変ラジオ
    周波数電子物品監視装置において、前記送信手段(10)
    は誘導的な送信アンテナ(22)と、可変コンデンサ(6
    6,68,70又は72)を有する同調可能なアンテナ手段(2
    0)を備え、前記送信アンテナ及び可変コンデンサは組
    合せにより所定の前記周波数領域より狭い可変中央周波
    数を中心とした帯域幅を有する同調可能な共振回路を形
    成すると共に、前記同調可能なアンテナ手段(20)は前
    記コンデンサを制御可能に変化させ、与えられた任意の
    時間に送信している所定の前記周波数領域における特定
    のラジオ周波数を前記コイル及びコンデンサ回路に関連
    する帯域幅に包含するように前記可変中心周波数を変化
    させる手段(44)をさらに備えることを特徴とする可変
    ラジオ周波数電子物品監視装置。
  14. 【請求項14】特許請求の範囲第13項記載の可変ラジオ
    周波数電子物品監視装置において、同調可能な前記共振
    回路はそれぞれ限定された帯域幅を有する複数の段(6
    6,68,70及び72)を備えると共にそれぞれに関連する段
    の数及び帯域幅は所定の前記周波数領域を十分に包含
    し、更に少なくとも前記段の一つを起動してラジオ周波
    数を包含する帯域幅を有する同調回路を得る前記手段
    (44)は任意の与えられた時間に送出することを特徴と
    する可変ラジオ周波数電子物品監視装置。
  15. 【請求項15】特許請求の範囲第14項記載の可変ラジオ
    周波数電子物品監視装置において、前記容量を制御可能
    に変化させる前記手段は導通状態において付加的なコン
    デンサ(96,102又は108)を前記段から選択した一つに
    接続する少なくとも一つのPINダイオード(98,104又は1
    10)を含むことを特徴とする可変ラジオ周波数電子物品
    監視装置。
  16. 【請求項16】特許請求の範囲第1項記載の可変ラジオ
    周波数電子物品監視装置において、前記受信手段(12)
    は、 (a) 各前記休止期間の比較的早い時期で、共振して
    いるマーカ回路から発生する信号が存在しうる第1期間
    において起動され前記第1期間に受信する電磁信号に応
    答してマーカ信号を供給する手段(158)と、 (b) 各前記休止期間の比較的遅い時期で、共振して
    いるマーカ回路から発生する信号が存在せず背景雑音が
    存在しうる第2期間において起動され前記第2期間に受
    信する電磁信号に応答して雑音信号を供給する手段(16
    0)と、 (c) 前記マーカ信号と前記雑音信号とを比較し、前
    記マーカ信号が所定量だけ前記雑音信号を超える場合は
    検出信号を供給する比較手段(168)とを備えているこ
    とを特徴とする可変ラジオ周波数電子物品監視装置。
  17. 【請求項17】特許請求の範囲第16項記載の可変ラジオ
    周波数電子物品監視装置において、前記比較手段(16
    8)は更に前記マーカ信号と、異なる前記ラジオ周波数
    の各バーストに続いて発生される前記雑音信号と比較す
    ることを特徴とする可変ラジオ周波数電子物品監視装
    置。
  18. 【請求項18】特許請求の範囲第16項記載の可変ラジオ
    周波数電子物品監視装置において、前記マーカ信号を供
    給する手段(158)及び前記雑音信号を供給する手段(1
    60)は連続する所定数の休止期間において発生する前記
    マーカ信号及び雑音信号を積分する手段をそれぞれ備え
    ていることを特徴とする可変ラジオ周波数電子物品監視
    装置。
  19. 【請求項19】特許請求の範囲第16項記載の可変ラジオ
    周波数電子物品監視装置において、前記送信手段(10)
    は与えられた周波数にて少なくとも2回それぞれ反復さ
    れる離散的な異なる周波数の電磁エネルギの前記バース
    トを周波数についてランプ状に並べた反復的なシークエ
    ンスとして発生する手段(48)を含み、更に前記受信手
    段(12)は連続する少なくとも2つのシークエンスにお
    いて前記検出信号の存在を判断する検出手段(40)を含
    むことを特徴とする可変ラジオ周波数電子物品監視装
    置。
  20. 【請求項20】特許請求の範囲第19項記載の可変ラジオ
    周波数電子物品監視装置において、前記検出手段(40)
    は始めのシークエンスにおいて発生した検出信号を記憶
    し、記憶した前記検出信号が次のシークエンスにおいて
    発生した検出信号に対応するときは予警報信号を供給す
    る記憶手段(176)を含むことを特徴とする可変ラジオ
    周波数電子物品監視装置。
  21. 【請求項21】特許請求の範囲第20項記載の可変ラジオ
    周波数電子物品監視装置において、前記記憶手段(17
    6)は各シークエンス内で離散的な各前記周波数にて発
    生した検出信号を識別する手段を含み、かつ少なくとも
    3つの異なる周波数のバーストに続いて供給されるマー
    カ信号に対応した検出信号が連続するシークエンスで検
    出されたときに前記予警報信号を発生する手段(182)
    を含むことを特徴とする可変ラジオ周波数電子物品監視
    装置。
  22. 【請求項22】物品の存在をラジオ周波数を用いて電子
    的に監視する可変ラジオ周波数電子物品監視装置であっ
    て、 (a) 物品の検査区域内において、所定の周波数領域
    内に含まれる離散的な異なるラジオ周波数の電磁エネル
    ギーのバーストであって、バーストを送信しない休止期
    間により次のバーストから分離される複数のバーストを
    発生する送信手段(10)と、 (b) 前記休止期間において前記ラジオ周波数の電磁
    信号を受信し、受信した前記電磁信号が所定レベルを超
    えたときは警報手段を付勢する受信手段(12)と、 (c) 前記検査区域内においてその存在を監視すべき
    物品に添付されるマーカ手段(14)であって、前記周波
    数領域内の一周波数にて共振するコイル−コンデンサ
    (LC)回路からなり、前記検査区域内に置かれたときに
    送信されたラジオ周波数のエネルギを前記コイル及びコ
    ンデンサ回路により吸収し、かつ次の前記休止期間にお
    いて前記共振周波数にて再送信をし、前記受信手段によ
    り受信させるマーカ手段(14)とを備えた可変ラジオ周
    波数電子物品監視装置において、 前記送信手段(10)はそれぞれ異なる前記ラジオ周波数
    からなる複数のバーストを供給する手段(16)を備える
    と共に、前記受信手段(12)は各前記休止期間の比較的
    早い時期で、共振しているマーカ回路から発生する信号
    が存在しうる第1期間において起動され前記第1期間に
    受信する電磁信号に応答してマーカ信号を供給する手段
    (158)と、各前記休止期間の比較的遅い時期で、共振
    しているマーカ回路から発生する信号が存在せず背景雑
    音が存在しうる第2期間において起動され前記第2期間
    に受信する電磁信号に応答して雑音信号を供給する手段
    (160)と、前記マーカ信号と、前記異なるラジオ周波
    数毎の各バーストに続いて発生する前記雑音信号とを比
    較した結果、マーカ信号が対応する雑音信号を所定量超
    える場合は検出信号を供給する手段(168)とを備えて
    いることを特徴とする可変ラジオ周波数電子物品監視装
    置。
  23. 【請求項23】特許請求の範囲第22項記載の可変ラジオ
    周波数電子物品監視装置において、前記マーカ信号を供
    給する手段(158)及び前記雑音信号を供給する手段(1
    60)は同一周波数のバーストの後に続く各休止期間にお
    いて発生する前記マーカ信号及び雑音信号を積分する手
    段をそれぞれ備えることを特徴とする可変ラジオ周波数
    電子物品監視装置。
  24. 【請求項24】物品の存在をラジオ周波数を用いて電子
    的に監視する可変ラジオ周波数電子物品監視装置であっ
    て、 (a) 物品の検査区域内において、所定の周波数領域
    内に含まれる離散的な異なるラジオ周波数の電磁エネル
    ギーのバーストであって、バーストを送信しない休止期
    間により次のバーストから分離される複数のバーストを
    発生させる送信手段(10)と、 (b) 前記休止期間において前記ラジオ周波数の電磁
    信号を受信し、受信した前記電磁信号が所定レベルを超
    えたときは警報手段を付勢する受信手段(12)と、 (c) 前記検査区域内においてその存在を監視すべき
    物品に添付され、前記周波数領域内の一周波数にて共振
    するコイル−コンデンサ回路からなり、前記検査区域内
    に置かれたときにラジオ周波数のエネルギを前記コイル
    及びコンデンサ回路により吸収させ、かつ次の前記休止
    期間において前記共振周波数にて再送出をし、前記受信
    手段により受信させるマーカ手段(14)とを備えた可変
    ラジオ周波数電子物品監視装置において、 前記送信手段(10)はそれぞれ与えられた周波数におい
    て少なくとも2回反復される離散的な異なる周波数のバ
    ーストからなる反復的なシークエンスとして発生する手
    段(48)を備え、かつ前記受信手段(12)は連続する少
    なくとも2つのシークエンスにおいて少なくとも2つの
    周波数について前記所定レベルを超える信号を受信した
    ときは前記警報手段を付勢させる検出手段(40)を備え
    ていることを特徴とする可変ラジオ周波数電子物品監視
    装置。
  25. 【請求項25】特許請求の範囲第24項記載の可変ラジオ
    周波数電子物品監視装置において、前記検出手段(40)
    は第1シークエンスにおいて受信した信号を記憶し、記
    憶した前記信号が休止期間において受信した信号と対応
    したときは予警報信号を供給する記憶手段(176)を含
    むことを特徴とする可変ラジオ周波数電子物品監視装
    置。
  26. 【請求項26】特許請求の範囲第25項記載の可変ラジオ
    周波数電子物品監視装置において、前記記憶手段(17
    6)は各シークエンス内において離散的な各前記ラジオ
    周波数にて発生した受信信号を識別する手段を備え、か
    つ異なる少なくとも3つの周波数に続いて得たマーカ信
    号に対応する受信信号を連続するシークエンスにおいて
    検出した場合は前記予警報信号を発生する手段(182)
    を備えていることを特徴とする可変ラジオ周波数電子物
    品監視装置。
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