JPH0697182B2 - 組合せ秤の計重器の不良検出方法 - Google Patents

組合せ秤の計重器の不良検出方法

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JPH0697182B2
JPH0697182B2 JP12888986A JP12888986A JPH0697182B2 JP H0697182 B2 JPH0697182 B2 JP H0697182B2 JP 12888986 A JP12888986 A JP 12888986A JP 12888986 A JP12888986 A JP 12888986A JP H0697182 B2 JPH0697182 B2 JP H0697182B2
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Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> この発明は、組合せ秤に用いられている複数の計重器の
うち不良計重器を自動的に検出する方法に関する。
<従来技術> 一般に、計重器は使用している間に、零点異常が生じた
り、スパン変動が生じたりすることがある。組合せ秤
は、複数の計重器からの各計重信号を種々に組合せて、
これら各計重信号の組合せの中から合計値が許容し得る
値である組合せを選択し、その選択された組合せを構成
している計重器から物品を排出するものであるので、組
合せ秤の計重器に零点異常やスパン変動が生じると、組
合せ秤から排出された物品の合計重量は、許容し得る値
から外れることになる。
従来、組合せ秤から排出された物品の合計重量が許容し
得る値であるか否か検査するために、排出された物品を
再計重する装置は提案されている(実開昭58−195835号
公報)。
<発明が解決しようとする問題点> しかし、実開昭58−195835号公報の装置では、組合せ秤
から排出された物品の合計重量が許容し得る値であるか
否かしか判明せず、排出された物品の合計重量が許容し
得る値でない場合に、このような事態が、どの計重器に
零点異常またはスパン変動が生じたことにより発生した
のかは判別することができなかつた。従つて、排出され
た物品の合計重量が許容し得る値から外れた場合、組合
せ秤の運転を停止させて、全ての計重器に対して零点異
常またはスパン変動が生じているか否か検査しなければ
ならず、この検査に多大の時間を要する。その結果、組
合せ秤が運転を停止している時間が長くなり、生産性が
悪くなるという問題点があつた。
<問題点を解決するための手段> 上記の問題点を解決するため、この発明は、組合せ秤か
ら物品が排出されるごとに、その排出された物品の重量
に関する第1のデータを生成し、上記排出された物品を
再計重手段で再計重するごとにその再計重値に関する第
2のデータを生成し、第1及び第2のデータが不一致と
なるごとにそのとき排出された物品を計重した上記組合
せ秤の計重器に対応する累算手段の値を増加または減少
させ、これら累算手段のうち値がピーク値を示すものを
検出する。
<作 用> この発明によれば、例えば組合せ秤の計重器のうち1台
にスパン異常または零点変動が生じている場合、その計
重器で計重された物品が組合せ秤から排出されるごと
に、判別結果は不一致となり、そのとき排出された物品
を計重した計重器に対応する累算手段の値が増加または
減少させられる。従つて、やがてスパン異常または零点
変動が生じている計重器に対応する累算値がピーク値
(増加させている場合には最大値、減少させている場合
には最小値)となる。このピーク値を検出することによ
つて、スパン変動または零点異常が生じている組合せ秤
の計重器を検出できる。
<効 果> このように、この発明によればスパン変動または零点異
常が、組合せ秤のどの計重器に生じているかが判明する
ので、ただちにその計重器を調整することができる。従
つて、組合せ秤を停止させる時間を短縮でき、生産性を
向上させることができる。
<実 施 例> 第1の実施例の概略の構成を第3図に示す。同図におい
て、2−1、2−2、……2−nは、計重ホツパで、こ
れら計重ホツパ2−1乃至2−nは、逆円錐台状の集合
シユートの上縁部開口に沿つて配置されている。これら
計重ホツパ2−1乃至2−nには、それぞれ計重部6−
1乃至6−nが設けられている。これら計重部6−1乃
至6−nの各計重信号は、零点補正やスパン調整が行な
われた結果、各計重ホツパ2−1乃至2−n内の物品の
重量を表しており、マイクロコンピユータ8に入力され
る。また、これら計重部6−1乃至6−nは自動零点補
正装置を備えている。
各計重ホツパ2−1乃至2−nには、それぞれ排出ゲー
ト10−1乃至10−nが設けられている。これら排出ゲー
ト10−1乃至10−nは、マイクロコンピユータ8によつ
て制御される。
集合シユート4の下端部にはチエツクホツパ12も設けら
れている。チエツクホツパ12にも計重部14が設けられて
いる。この計重部14の計重信号は、チエツクホツパ12内
の物品重量を表しており、マイクロコンピユータ8に供
給されている。チエツクホツパ12にも排出ゲート16が設
けられておりマイクロコンピユータ8によつて制御され
る。
マイクロコンピユータ8には、設定器18によつて目標重
量信号と許容上限信号も入力されている。なお、同図で
は、各計重部6−1乃至6−n、14の計重信号は、その
ままマイクロコンピユータ8に入力するように示してあ
るが、実際には図示しないA/D変換器によつてデイジタ
ル信号に変換されて、入力される。
マイクロコンピユータ8は、各計重信号に基づいて演算
し、その結果に基づいて各排出ゲート10−1乃至10−
n、16を制御すると共に、各計重部6−1乃至6−nの
うちスパン変動あるいは零点異常が生じている計重部が
あれば、それを検出する。
以下、第1図及び第2図を参照しながら、マイクロコン
ピユータ8の動作を説明する。今、各計重ホツパ2−1
乃至2−nには、それぞれ物品が供給されており、これ
ら物品の重量を表す各計重信号は、マイクロコンピユー
タ8に記憶されているとする。
この状態において、まず第1図に示すように組合せ演算
が行なわれる(ステツプS2)。この組合せ演算は、各計
重信号(ひいては各計重ホツパ2−1乃至2−n)にそ
れぞれ対応する桁を有し、各桁の値が2−1通りに順
に変化するコードを用いて、各計重信号を2−1通り
に加算し、これら加算値の中から、 (1)加算値が目標重量信号に等しいか目標重量信号よ
り大きくてこれに最つとも近いもの(以後上側加算値と
称する。)と、その上側加算値が得られたときのコード
(以後上側コードと称する。)と、 (2)加算値が目標重量信号に等しいか目標重量信号よ
り小さくこれに最つとも近いもの(以後下側加算値と称
する。)と、その下側加算値が得られたときのコード
(以後下側コードと称する。)と、を選択するものであ
る。これらを得るための回路は公知であり、このような
公知の回路をソフトウエアによつて実現できるようにす
ることは当業者にとつて容易であるから、その詳細な説
明は省略する。
次に、過量、適量、不足の判別が行なわれる(ステツプ
S4)。これは、まず上側加算値が目標重量以上であつ
て、かつ上限重量信号以下であるか判断し、この判断が
YESであると、適量であると判別する。もし、この判断
がNOであると、上側加算値が目標重量信より大きくても
選択することが予め優先的に許されているか判別する
(これは、第3図には示していないが、マイクロコンピ
ユータに過量優先選択許可スイツチが設けられており、
このスイツチが閉成されているとき、許可されていると
判別する)。この判別結果がYESであると、過量である
と判別する。この判別結果がNOであると、すなわち上側
加算値が上限重量信号より大きくて、しかも、このよう
なものも優先的に選択することが許されていないと、下
側加算値を優先的に選択することが許されているか判別
する(これは、第3図にやはり示していないが、マイク
ロコンビユータに不足優先選択許可スイツチが設けられ
ており、このスイツチが閉成されているとき、許可され
ていると判別する)。この判別結果がYESであると、不
足であると判別する。もし、この判断がNOであると、す
なわち上側加算値が上限重量信号より大きくて、過量及
び不足のいずれも優先的に選択することが許可されてい
ないと、上側加算値と目標重量信号との偏差の絶対値
(以後上側偏差という。)と、下側加算値と目標重量信
号との偏差の絶対値(以後下側偏差という)とを算出
し、上側偏差が下側偏差より小さければ、過量と、上側
偏差が下側偏差より大きければ、不足と判別する。
そして、ステツプS4での判断が適量または過量とでる
と、上側加算値を組合せ重量として記憶すると共に、上
側コードを選択コードとして記憶し、ステツプS4での判
が不足とでると、下側加算値を組合せ重量として記憶す
ると共に、下側コードを選択コードとして記憶し、さら
にステツプS4での判別結果を記憶する(ステツプS6)。
そして、選択コードに従つて組合せ重量を構成している
物品を収容している計重ホツパの排出ゲートが開かれ、
集合シユート4を介してチエツクホツパ12に組合せ重量
を構成している物品が集められる。この部分は公知であ
るので、第1図のフローチヤートには示していない。
そして、チエツクホツパ12に集められている物品の重量
を表している計重部14の計重信号がマイクロコンピユー
タ8に読込れる(ステツプS8)。次に、この読込んだ計
重信号を目標重量信号及び上限重量信号と比較し、計重
信号が目標重量信号より小さければ不足と判断し、計重
信号が目標重量信号以上であつて許容上限重量信号以下
であると、適量と判断し、計重信が許容上限重量信号よ
り大きいと過量と判断する(ステツプS10)。
そして、ステツプS4での判別結果と、ステツプS10での
判別結果とが一致するか判断する(ステツプS12)。も
し、各計重部6−1乃至6−nのうちチエツクホツパ12
に集められた物品を計重したもののいずれにも零点異常
やスパン変動が生じてなければ、両判別結果が一致し、
ステツプS12の判断はYESとなる。よつて、ステツプS6で
行なつた記憶値を消去し(ステツプS14)、排出ゲート1
6を開き(ステツプS16)、チエツクホツパ12から物品を
排出する。そして、以後の処理を行なう。例えば空にな
つた計重ホツパへの物品の供給・計重を行なつた後に、
ステツプS2に戻る。
もし計重部6−1乃至6−nのうちチエツクホツパ12に
集められた物品を計重したもののいずれか1つに零点異
常やスパン変動が生じていれば、ステツプS4、S10の判
別結果は一致せず、ステツプS12の判断はNOとなる。こ
のとき、各計重部6−1乃至6−nにそれぞれ対応させ
て設けたn個の記憶領域のうちチエツクホツパ12に集め
られた物品を計重した計重部(これらのうちどれかに零
点異常やスパン変動が生じている)に応する領域の値
を、選択コードに基づいて1つ増加させる(ステツプS1
8)。なお、n個の記憶領域は、当初には全て0にされ
ている。そして組合せ重量と計重部14の計重信号との偏
差を算出し、記憶する(ステツプS20)。
次にn個の記憶領域のうち値が最大のものが1つだけあ
るか検出する(ステツプS22)。最大値のものが1つだ
けあれば、それに対応する計重部に零点異常やスパン変
動が生じていることになる。すなわち、例えば計重部6
−2に零点異常やスパン変動が生じているとすると、計
重部6−2で計重された物品がチエツクホツパ12に集め
られるごとにn個の記憶領域のうち計重部6−2に対応
する領域の値は1づつ増加していく。このとき、計重部
6−2に対応する領域以外の領域の値も計重部6−2で
計重された物品と同時にチエツクホツパに集められた物
品を計重していた計重部に対応するものは増加していく
が、計重部6−2で計重された物品がチエツクホツパ12
に集められたとき一緒にチエツクホツパ12に集められた
物品を計重した計重部が常に同じになる可能性は、少な
く結局は、スパン変動や零点異常が生じている計重部に
対応する領域の値がただ1つの最大値となる。例えば
今、nが8であるとし、計重部6−2に上述したように
零点異常やスパン変動が生じており、下表に示すように
計重部6−2で計重された物品がチエツクホツパ12に集
められたとき、同時に集められた物品を計重していた計
重部が変化したとする。なお、下表において丸印を付し
たものが選 択されたものである。第1回目では計重部6−2、6−
4、6−6、6−8に対応する領域が「1」であり、他
は0である。従つてただ1つの最大値はない。第2回目
で計重部6−2、6−4に対応する領域が「2」で、計
重部6−3、6−6、6−7、6−8に対応する領域が
1で、他は0である。従つてただ1つの最大値はない。
第3回目では計重部6−2、に対応する領域が「3」
で、計重部6−4、6−6、6−8に対応する領域が
「2」で、計重部6−1、6−3、6−7に対応する領
域が「1」で、他は0である。従つて、ただ1つの最大
値は「3」で、これは計重部6−2に対応する領域に発
生しているから、計重部6−2にスパン変動や零点異常
が生じていることが判る。なお、最大値がないと判断さ
れると、ステツプS16が実行される。
第2図にただ1つの最大値を求めるためのフローチヤー
トを示す。まず、n個の記憶領域を指定するためのソフ
トウエアカウンタXの値を「1」とし、最大値を記憶す
るための領域Bの値を「0」にし、計重部6−1乃至6
−nの台数nをセツトする(ステツプS24)。次にカウ
ンタXで指定された記憶領域の値を領域Dに読出し(ス
テツプS26)、領域Dの値が領域Bの値より大きいか判
断する(ステツプS28)。
このステツプS28の判断がYESであると、カウンタXの値
を領域Bに移し(ステツプS30)、領域Dの値を領域B
に移す(ステツプS32)。
そして、カウンタXの値を1つ歩進し(ステツプS3
4)、カウンタXの値が全計重部の台数nより1つ大き
いn+1に等しいか判断し(ステツプS36)、NOであれ
ば、ステツプS26に戻る。
もしステツプS28の判断がNOであると、領域Dの値に等
しいか判断し(ステツプS37)、YESであれば、領域Eの
値を「0」にし(ステツプS38)、ステツプS34以降を実
行する。NOであれば、ただちにステツプS34以降を実行
する。
また、ステツプS36の判断がYESになると、領域Eの値が
「0」か判断し(ステツプS39)、YESであればただ1つ
の最大値がないとして、ステツプS16以降を実行し、NO
であれば、領域Eの値がただ1つの最大値である領域
(すなわち、スパン変動や零点異常が生じている計重
部)を指示しているとして、ステツプS40を実行する。
ステツプS40では、ステツプS20が実行されるごとに算出
・記憶されていた組合せ重量と計重部14の計重信号との
各偏差が一定であるか判断する。この判断がNOである
と、スパン変動が生じていると判断できるので、領域E
で指示された計重部にスパン変動が生じている旨を表す
警報を発生し(ステツプS42)、停止する。ステツプS40
の判断がYESであると、領域Eで指示された計重部に零
点異常が生じている旨を表す警報を発生すると共に、そ
の指示された計重部に零点補正命令を発生し(ステツプ
S44)、零点補正を行なわせる。そして、零点が正しく
なつたか判断し(ステツプS46)、YESであればその計重
部が設けられている計重ホツパに物品等が付着したこと
による零点異常であつたと判断できるので、そのままス
テツプS16以降を実行する。ステツプS46での判断がNOで
あると、指示された計重部の零点異常は零点ドリフトが
多いことによるものと判できるので、零点ドリフト多警
報を発生し(ステツプS48)、停止する。なお、ステツ
プS42、S48の実行後、停止したが、組合せ演算を特定の
計重器を除去しても演算できるものにしておけば、領域
Eで指定された計重器からの計重信号を組合せ演算の対
象としないようにして、ステツプS16を実行してもよ
い。
第2の実施例を第4図及び第5図に示す。この実施例
は、チエツクホツパが12aと12bとの2つあり、これらチ
エツクホツパ12a、12bから二連の包装機22の受入口22
a、22bにそれぞれ物品を供給するものである。集合ホツ
パ4から各チエツクホツパ12a、12bに物品を供給するの
は、振分シヨート20を揺動させることによつて行なう。
第5図は、この実施例に用いたマイクロコンピユータの
プログラムのうち第1の実施例のプログラムと異なる部
分のみを示したものである。第1の実施例と同様にステ
ツプS2〜S6が実行される。そして、包装機22から排出指
令信号があるか判断し(ステツプS50)、NOであると、Y
ESになるまでステツプS50を繰返す。YESであると、その
排出指令が受入口22a側への排出を指示するものか判別
し(ステツプS52)、YESであると、チエツクホツパ12a
の排出ゲート16aを開いて(ステツプS54)、チエツクホ
ツパ12a内の物品を受入口22aに排出する。次いで、振分
シユート20をチエツクホツパ12a側へ揺動させ(ステツ
プS56)、計重ホツパ2−1乃至2−nのうち選択コー
ドによつて指示されたものの排出ゲートを開いて(ステ
ツプS58)、振分シユート20を介してチエツクホツパ12a
に物品を供給し、計重部14aの計重信号を読込む(ステ
ツプS60)。
ステツプS52の判断がNOであると、排出ゲート16bを開き
(ステツプS62)、チエツクホツパ12b内の物品を包装機
22の受入口22bに排出する。次いで、振分シユート20を
チエツクホツパ12b側へ揺動させ(ステツプS64)、計重
ホツパ2−1乃至2−nのうち選択コードによつて指示
されたものの排出ゲートを開いて(ステツプS66)、振
分シユート20を介してチエツクホツパ12bに物品を供給
し、計重部14bの計重信号を読込む(ステツプS68)。以
下、第1の実施例と同様にステツプS10以降を実行す
る。ただし、この場合合、第1図のステツプS16は不要
である。
第2の実施例では、上記の説明から明らかなようにチエ
ツクホツパ12a、12bから同時に物品を排出することはで
きないが、同時に排出することができるようにすること
も可能である。
第3の実施例を第6図に示す。この第3の実施例は、振
分シユート20を用いる代りに、集合シユート4を外側シ
ユート4aと内側シユート4bとの二槽構造とし、各計重ホ
ツパ2−1乃至2−nの排出ゲートを外側シユート4a、
内側シユート4bのいずれにも物品を排出できるように両
側開きのゲート10−1a、10−1b乃至10−na、10−nbに構
成した点が第2の実施例と異なる。この場合、マイクロ
コンピユータのプログラムは、第5図に示すステツプS5
6、S64が除去され、ステツプS58が外側シユート4a側へ
物品を排出できるように10−1a乃至10−naのうち選択コ
ードによつて指示されたものを開くように変更され、同
様にステツプS66が内側シユート4b側へ物品を排出でき
るように10−1b乃至10−nbのうち選択コードによつて指
示されたものを開くように変更される。第3の実施例も
チエツクホツパ12a、12bから同時に物品を排出できるよ
うに変更可能である。
上記の各実施例では、組合せ秤における不足、適量、過
量の判別結果と、チエツクホツパ12、12a、12bにおける
不足、適量、過量の判別結果とが一致するか否かによつ
て、スパン変動や零点異常が生じているか判別してい
る。これは、次の理由による。正確に零点異常やスパン
変動が生じていないか判別するには、組合せ重量と計重
部14、14a、14bの計重信号が一致するかを判別するのが
望ましい。しかし、組合せ秤からチエツクホツパ12、12
a、12bに物品が供給される単位時間当りの回数が多いの
で、計重部14、14a、14bの計重信号が安定するのを待つ
ことができない場合があるので、計重部14、14a、14bの
計重信号が安定していないときに読込んでも両方の判別
結果が一致していれば、大きな零点異常やスパン変動は
生じていないと判別できるからである。ただし、組合せ
秤の単位時間当りの排出回数が少ない場合や、計重部1
4、14a、14bに安定時間が非常に短かいものを用いた場
合には、組合せ重量と計重部14、14a、14bの計重信号が
一致しているかによつて零点異常やスパン変動を生じて
いるか判断してもよい。従つて、特許請求の範囲でいう
処の第1及び第2のデータには組合せ重量と計重部14、
14a、14bの計重信号とを含むものである。
また、上記の各実施例ではチエツクホツパ12、12a、12b
側における不足、適量、過量の判別には、組合せ秤にお
ける判別と同様に目標重量信号と許容上限重量信号とを
用いたが、許容上限重量信号に代えて、これを例えば1/
2または1/3にしたものや全く別の信号(無論許容上限重
量信号よりも小さい値のもの)を用いてもよい。これ
は、各計重ホツパ2−1乃至2−nに供給される物品の
重量は非常に規制されており、ほとんど等しくできるの
で、組合せ重量は非常に目標重量に近いものである。よ
つて、許容上限重量信号を1/2または1/3にしたような値
よりも組合せ重量が大きい場合には零点異常やスパン変
動が生じていると判別してもよいからである。
さらに、上記の各実施例では、スパン変動が零点異常で
あるか判別するために、ステツプS20、S40、S42、S44、
S46、S48を設けたが、場合によつては、これらを除去し
てもよい。また、ステツプS44では零補正命令を発した
が、各計重部が自動零点補正装置を備えていなければ、
ステツプS46、S48を除去してもよい。また、ステツプS1
8では不一致とされたときの計重部に対応する領域の値
を1だけ増加させたが、1だけ減少させてもよい。その
場合ステツプS22はただ1つの最小値があるかの判別に
かえればよい。それにはステツプS28をD<Bの判断に
変えればよい。
また、上記の各実施例では、組合せ秤には計重ホツパに
物品を収容した状態で組合せ演算を行なうものを示した
が、計重ホツパから補助ホツパに物品を移してから組合
せ演算を行なうものを用いてもよいし、組合せ演算の結
果、計重ホツパから物品を排出して、空になつた計重ホ
ツパに物品を供給している間に残りの計重ホツパの物品
の計重信号だけで組合せ演算を行なうものを用いてもよ
い。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明による組合せ秤の計重器の不良検出方
法の第1の実施例のフローチヤート、第2図は第1図の
フローチヤートの一部の詳細なフローチヤート、第3図
は同第1の実施例に用いる装置の概略構成図、第4図は
同第2の実施例に用いる装置の概略構成図、第5図は同
第2の実施例の一部のフローチヤート、第6図は同第3
の実施例に用いる装置の概略構成図である。 2−1乃至2−n……計重ホツパ(組合せ秤)、 6−1乃至6−n……計重部(組合せ秤)、 12、12a、12b……チエツクホツパ(再計重手段)。 14、14a、14b……計重部(再計重手段)。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】組合せ秤から物品が排出されるごとに、そ
    の排出された物品の重量に関する第1のデータを生成
    し、上記排出された物品を再計重手段で再計重するごと
    にその再計重値に関する第2のデータを生成し、第1及
    び第2のデータが不一致となるごとにそのとき排出され
    た物品を計重した上記組合せ秤の計重器に対応する累算
    手段の値を増加または減少させ、これら累算手段のうち
    値がピーク値を示すものを検出する組合せ秤の計重器の
    不良検出方法。
JP12888986A 1986-06-02 1986-06-02 組合せ秤の計重器の不良検出方法 Expired - Lifetime JPH0697182B2 (ja)

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