JPH0696994B2 - 燃焼タービンにおける負荷遮断検出方法及び装置 - Google Patents

燃焼タービンにおける負荷遮断検出方法及び装置

Info

Publication number
JPH0696994B2
JPH0696994B2 JP3287646A JP28764691A JPH0696994B2 JP H0696994 B2 JPH0696994 B2 JP H0696994B2 JP 3287646 A JP3287646 A JP 3287646A JP 28764691 A JP28764691 A JP 28764691A JP H0696994 B2 JPH0696994 B2 JP H0696994B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
speed
load
signal
turbine
rate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP3287646A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH04265404A (ja
Inventor
ポール・ジェイムズ・タイラー
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
CBS Corp
Original Assignee
Westinghouse Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Westinghouse Electric Corp filed Critical Westinghouse Electric Corp
Publication of JPH04265404A publication Critical patent/JPH04265404A/ja
Publication of JPH0696994B2 publication Critical patent/JPH0696994B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02JCIRCUIT ARRANGEMENTS OR SYSTEMS FOR SUPPLYING OR DISTRIBUTING ELECTRIC POWER; SYSTEMS FOR STORING ELECTRIC ENERGY
    • H02J3/00Circuit arrangements for ac mains or ac distribution networks
    • H02J3/38Arrangements for parallely feeding a single network by two or more generators, converters or transformers
    • H02J3/40Synchronising a generator for connection to a network or to another generator

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Control Of Turbines (AREA)
  • Control Of Eletrric Generators (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一般にガスタービン発
電プラントにおいて燃料流量を制御する制御システムに
関し、特に、下部線負荷遮断の状況下で燃料流量を制御
する技術に関するものである。本発明は、ガスタービン
発電プラントの分野において特に有用であり、そのよう
な設備に関連して説明されるが、本発明は、他の用途を
有したガスタービンもしくは燃焼タービンにも適用され
得るものである。
【0002】
【従来の技術】特に発電プラントにおけるガスタービン
の運転において、リレー空圧形システムからアナログ形
電子制御に、ディジタル制御に、更に最近ではコンピュ
ータに基づいたソフトウエア制御におよぶ各種の制御シ
ステムが使用されてきた。米国特許第4,308,463
号明細書は、幾つかのその種の制御システムをリストア
ップしている。同米国特許は、特に、ガスタービン発電
プラントに使用するディジタルコンピュータに基づいた
制御システムを開示しており、また、後からこの明細書
で参照する関連特許の一つである。
【0003】上記米国特許に続いて、本出願人により他
の制御システムがROWERLOGIC及びPOWER
LOGICIIと云う名称で紹介されてきた。上記米国特
許と同様に、これ等の制御システムは、ガスタービン発
電プラントを制御するために使用される。しかし、その
種の制御システムは、主としてマイクロプロセッサに基
づいたコンピュータシステムであり、即ちタービン制御
システムはソフトウエアに具現化されている。ところ
が、従来の制御システムは、電気・電子ハードウェアに
具現化されていた。全負荷に到達後の燃料流量の制御を
含んだタービン発電機運転の全てのモードが制御され
る。全負荷の低下は、燃料流量制御に関連した興味ある
制御システム上の問題を提起する。
【0004】負荷遮断が燃焼タービン発電機で生じる
と、最初の問題は、タービントリップ点より小さい値に
タービン過速度を制限するような仕方で燃料流量を制御
することである。もしタービン速度がタービントリップ
点を越せば、燃料流が止まってフレームアウトが生じ
る。もし、負荷遮断が、遮断器の補助接点の状態変化に
関連して容易に検出される状態である発電機の回路遮断
器の開放によって引き起こされれば、適当な処置が、従
来の燃焼タービン制御システムにとられタービンの速度
設定点を燃料流量の制御のための同期速度に保持する。
タービンは負荷の低下によって加速するので、実際のタ
ービン速度はタービン速度設定点より高くなり、制御シ
ステムによる燃料絞り弁の閉弁を結果的にもたらす。
【0005】燃料の問題が、発電機の遮断器に基づいた
負荷遮断状態で燃料流量を制御する上で従来の処置に生
じ得る。この問題は、比例積分微分(PID)制御器を
使用することで自ずと解決する。PID制御器は、主と
して高ゲインの比例制御を行うので、実際のタービン速
度とタービン速度設定点との間の差が大きければ大きい
程、更に燃料の絞りを閉じることになる。もし速度差が
充分に大きければ、フレームアウトが起きる。従来の処
置は、そのようなフレームアウトが発電機の遮断器に基
づく負荷遮断状態において生じるのを防ぐように開発さ
れていた。残念ながら、ガスタービン/発電機設備にお
ける負荷遮断は、別の形、即ち下部線負荷遮断の形を有
している。下部線負荷遮断は、発電機遮断器に基づいた
負荷遮断程容易に検出されないので、タービン速度がタ
ービントリップ点を越すことで生じるフレームアウト状
況は大いに起こり得る。
【0006】下部線負荷遮断が起きると、2つの大きな
事態が生じる。先ず、発電機遮断器は閉じたままとな
り、これは、従来の制御システムでは速度基準が、全タ
ービン負荷対同期速度と同じ速度に設定されたままの状
態とする。もし、同期速度、即ち電力網への発電機の連
結に必要とされる速度が3600RPMで且つタービン
発電機が4%のドループガバナーを有している、即ち1
00%発電機出力が104%タービン速度に相当してい
るものと仮定すれば、全負荷に相当する速度は3744
RPMである。2番目に、速度基準が3744RPMに
留どまっている間、実際のタービン速度は負荷遮断の瞬
間に約3600RPMまで低下する。これ等の事態の結
果、実際のタービン速度と速度基準との間の速度差を検
知する燃料絞り制御器は、燃料絞り弁を、実際のタービ
ン速度が速度基準、即ち3744RPMを越すまで開放
させる。そのような状況において、実際の速度はタービ
ン速度トリップ点を越す可能性がより高い。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従って、下部線負荷遮
断を検知してタービン速度基準をフレームアウト状態の
発生を最小にする値に維持するタービン発電機制御シス
テムもしくは装置の必要性が依然として存在している。
【0008】ガスタービン発電プラントの運転について
ここで説明されていても、本発明は負荷遮断状態におけ
るガスタービンの燃料制御に対してより広い用途を有す
るものであることに注目されたい。
【0009】本発明の目的は、燃焼タービンで駆動され
る発電機と、下部線負荷遮断の状況下で効率的に燃料流
量を制御する制御器とを有した発電プラントを提供する
ことにある。
【0010】本発明の別の目的は、下部線負荷遮断を検
出するタービン制御装置を提供するにある。
【0011】本発明の更に別の目的は、タービン速度と
発電機負荷とを監視することによって下部線負荷遮断を
検出することにある。
【0012】本発明の他の目的は、下部線負荷遮断状態
の検出に関連して設定された速度基準信号に基づいた燃
料制御信号を発生することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】発明のこれ等の目的及び
その他の目的は、タービン速度を表す速度信号とタービ
ン負荷を表す負荷信号とが与えられて、燃焼タービンに
おける負荷遮断を検出する方法と装置によって達成され
る。本発明は、デルタ速度基準信号及びデルタ負荷基準
信号を発生する第1、第2基準手段と、速度信号及び負
荷信号の微分係数を決定する第1、第2微分手段と、速
度微分係数をデルタ速度基準信号に対して比較しまた負
荷微分係数をデルタ負荷基準信号に対して比較する第
1、第2比較手段と、2つの事態、即ち速度微分係数が
デルタ速度基準信号を越したのを第1比較手段が確定し
且つ負荷微分係数がデルタ負荷基準信号を越したのを第
2比較手段が確定した事態の発生を表示する表示器とを
含んでいる。実施例では、最大タービン速度基準信号が
与えられ、第3比較手段が該最大タービン速度基準信号
に対して速度信号を比較するようになっている。その実
施例では、第3事態、即ち速度信号が最大タービン速度
信号を越したのを第3比較手段が確定した事態と共に最
初の2つの事態が発生すると第2表示を表示器が行うよ
うになっている。本発明の好適な実施例では、速度信号
と負荷信号の変化率を監視し且つ速度信号と負荷信号の
変化率が所定の変化率限界を越した時の表示を発生する
ために第1及び第2レートモニタが設けられている。
【0014】
【実施例】燃焼タービン発電機における下部線負荷遮断
の検出を行う新しい新規なシステムについてここで図1
に関連して説明する。本発明は、ソフトウェア又はハー
ドウェアのいずれかで具現化されるが、好適な実施例で
は、ここで説明される中央演算装置に収容されるソフト
ウェアに具現されている。しかし、本発明の特定のプロ
グラムを説明する前に、先ず、本発明に対する、即ちガ
スタービン駆動の発電プラントに対する運転環境につい
て全体的に説明する。本発明は、1基のガスタービンが
発電機の駆動のために使用されているガスタービン発電
プラント、特にピーク負荷の発電システムに関連して述
べるが、本発明は広範囲な用途を有しているものと理解
すべきである。
【0015】図1には、燃焼タービン即ちガスタービン
104によって駆動されるAC発電機102を含んだガ
スタービン発電プラント100が図示されている。ここ
で説明される実施例では、ガスタービン104は、好ま
しくは、本出願人によって製造されたW501D5型で
ある。
【0016】発電プラント100の代表的な用途は、連
続的な発電が必要とされ且つガスタービン104からの
排熱が給水加熱やボイラーやエコノマイザーのような他
の目的に必要とされる場合である。発電プラント100
は、冷却水の供給の必要性が無く、そのため輸送設備の
節約になる等のシステム必要条件が示しているような負
荷中心地、即ち人口中心地や製造現場に比較的接近して
配置されている。更に、発電プラント100は、比較的
無人で遠隔箇所から自動的に運転される。
【0017】吸入及び排気配管112,114にそれぞ
れ連結された吸入及び排気サイレンサ108,110を
使用することで発電プラント100は、地域社会へより
受け入られ易くなっている。
【0018】ここで説明される発電プラントの大きさの
評価を高めるために、一台の発電装置に制御ステーショ
ンを設ければ発電プラント100の基台は約3.2m(1
06ft)の長さとしている。基台の長さは、主制御ス
テーションを設けるために参照数字116で表示されて
いるように増大される。主制御ステーションは、もし発
電プラント100とグループ化される付加プラント装置
が共通した制御装置を有することになっていれば受け入
れられよう。本発明は多くの発電プラントの主制御設定
に使用され得るものであるが、簡便化のために本発明
は、単一タービン発電機だけに関連してここで説明され
る。
【0019】マイクロプロセッサに基づいたコンピュー
タや他の制御システム回路は、キヤビネット118に収
容され、発電プラント100の操作と制御を行う。好適
な実施例では、キヤビネット118は、本出願人によっ
て販売されている演算ファミリー(WDPF)装置を含
んでおり、2つの演算装置と技術者コンソールとロガー
とを含むことができる。そのような他の制御システム回
路は、各種の操作装置と状態センサとコンピュータ制御
システムを接続するために必要な適当な人力/出力(I
/O)回路を含む。制御キヤビネット118と関連した
オペレータのキヤビネット120は、振動モニタ、UV
フレーム検出器用電子回路、シンクロスコープ及び各種
の押しボタンスイッチを含む。プリンタ122と、異常
な発電システム状態を検出する防護リレーパネル124
とは、制御キヤビネット118に関連している。本発明
は、キヤビネット118に含まれたWDPF装置におい
てその好適な形で具現化されよう。
【0020】発電プラント100の始動動力は、好適な
実施例ではACモータ装置となっている始動エンジン1
26によって与えられる。始動エンジン126は、補助
台板上に搭載されており、ガスタービン104の駆動軸
に始動歯車装置128を介して接続されている。初期の
始動期間中、ACモータ装置126は、ガスタービンを
駆動するためにターニング装置130と始動歯車132
を介して作動する。タービン104が定格速度の約20
%に到達すると、点火が起きる。ACモータ装置126
は、タービン104が自立速度に到達するまで作動しつ
づける。もしタービンディスクのキャビィテイー温度が
過度に高くなっていれば、熱的に引き起こされる軸の湾
曲を回避するために、ACモータ装置126は、より長
期間作動される。
【0021】モータ制御センター134も、補助台板上
に搭載されており、それは、本発電プラント100に関
連して各種の補助装置部品の操作を行うためのモータ始
動装置や他の装置を有している。モータ制御センター1
34の電気遮断器は、好ましくは正面に搭載されてい
る。モータ制御センター134や補助台板上に搭載され
た他の装置に関連したセンサー即ち接触要素からの各種
の信号は、図1との関連でより充分に考慮されるように
制御システムで使用するために伝達される。
【0022】プラントバッテリ135は、補助台板又は
厚板の一端に隣接して配置されている。図1に関連して
説明されるバッテリ充電器は、モータ制御センター13
4に遮断器(図示せず)を介して連結される。バッテリ
135は、60セル125ボルト定格の特別丈夫な制御
バッテリである。どんな場合も、バッテリ135は、発
電プラント100の遮断に引き続いて1時間非常点灯や
補助モータ負荷に、コンピュータ供給電圧や他の制御電
力のために適切な電力を供給することができなければな
らない。
【0023】発電プラント100と共に使用しうる内部
電力システムは、全体的に図2に示されている。一度発
電プラント100が運転に入ると、発電機102によっ
て発電された電力は、発電機遮断器136を介して電力
システムに、13.8 KVバス(電力網)137を介し
て主変圧器(図示せず)とライン遮断器138に送られ
る。発電プラント100の補助電力は、内部電力システ
ムから補助遮断器139と補助電力480Vのバス14
0とを介して得られるようになっている。発電機遮断器
136は、発電プラント100用の同期防護分離装置と
しての働きをする。
【0024】もし適当な480V電源が内部電力システ
ムで利用できなければ、補助電力変圧器141が図3に
示されているように用意される。分離スイッチ142
は、変圧器141と13.8KV バス137との間に連
結されている。図3に示されているような構成は、いわ
ゆるブラック(black)プラント始動操作に備えている。
この構成で、補助電力は、どちらが作動されていても発
電機102又は内部電力システムのいずれかから供給さ
れるので、ガスタービン104はいつでも始動される。
ブラック始動、即ち停止システムでは、ガスタービン1
04は、仮に発電プラント100が連結されている外部
電力システムが発電機102から電力を受ける用意がで
きていなくても、いわゆる回転している待機電源として
利用できるようにいつでも始動される。更に、図2及び
図3に示す回路は、ガスタービン104を遮断せずにト
ラブルを起こしている外部電力システムから発電プラン
ト100を分離されるようにする。電力システムの負荷
に最も近い遮断器は、負荷を低下させたり発電機102
をそれ自身の補機を回し且つ給電し続けさせるようにト
リップされよう。
【0025】図3に示されている構成の付加的な長所
は、もし電力システムへの連結が脆弱であると、発電プ
ラント100及び次の遮断器の間の永久的な欠陥に保護
を与える点である。そのような状況ではライン遮断器1
38は、かかる欠陥の場合クリア遮断器となり、また補
助システムは、ガスタービン104の規則的な遮断がで
きるようにする発電機102によって活性化されたまま
になっているか又は待機して運転を続行したままとな
る。
【0026】図3の構成は、システムの低電圧中又は減
衰周波数の状況でガスタービン104が始動するように
プログラムされていれば好ましい。そのような事態で
は、自動始動によってタービン104は昇速し、発電機
遮断器136を閉じ、補助負荷に電力を供給することが
できよう。タービン発電機は、次いで作動し、必要な時
に即座に利用可能となろう。図3の構成は、もし不足周
波数又は不足電圧信号がガスタービン104を本制御シ
ステムから分離するために使われるようになっていて
も、利用できる。
【0027】開閉装置パッド143は、発電機遮断器1
36を含み、15KV開閉装置144,145,146
用に設けられている。補助電力変圧器141と分離スイ
ッチ142とは、もしそれ等が使用者によって使用のた
めに選択されれば開閉装置パッド143上に更に配置さ
れる。発電機励起システムに関連した励起開閉器150
は、更に開閉装置パッド143上に含まれている。以下
により詳細に説明されるように、キャビネット118の
I/O回路は、各種の開閉装置パッドに関連した或るセ
ンサー即ち接触要素から信号を受けるようになってい
る。
【0028】圧力スイッチ及びゲージのキャビネット1
52は、更に補助台板上に含まれている。キャビネット
152は、圧力スイッチ、ゲージ、調節器及びガスター
ビン運転に必要とされる他の諸要素を含んでいる。
【0029】具体的には図示していないが、発電プラン
ト100は、更に、タービン高圧冷却系と潤滑油冷却の
ための放熱型油対空気クーラとを使用していると理解す
べきである。そのような装置は、どんな公知の構造のも
のでもよい。
【0030】ブラシレスの励磁機154を含め、発電機
102が図4により詳細に示されている。励磁機154
と発電機102の回転要素は、一対の軸受158,16
0によって支持されている。在来の発電機振動発信器1
62,164がプラント制御システムのための入力デー
タを発生させる目的で軸受158,160に接続されて
いる。二次抵抗器(図示せず)を備えた接地配電変圧器
が、発電機の中立部を接地するために設けられている。
【0031】固定子コイルに埋設された抵抗温度検出器
(RTD)181A〜Fが、図4に示すように、空気吸
入及び排出温度と軸受オイルドレン温度を計測するため
に装備されている。温度センサーと振動発信器162,
164からの信号は制御システム、即ちキャビネット1
18に伝達される。
【0032】励磁機154の運転において、永久磁場部
材165は、電圧調節器(図示せず)を介して静止AC励
磁機の界磁168に接続されたパイロット励磁機の電機
子166に電圧を誘導するために回転される。これによ
って電圧は、励磁機の回転要素上に形成されたAC励磁
機電機子172に誘起され、それは、発電機102の回
転する界磁コイル176を励起するためにダイオードホ
イール174上にヒューズを備えたダイオード間に印加
される。発電機電圧は発電プラント100が同期される
と発電機遮断器136を介して電力システムに電流を供
給する静止電機子コイル178にまたライン上に誘発さ
れる。変圧器180は、励磁機の界磁168の励磁レベ
ルを調節器170が制御するためにフィードバック信号
を供給する。変圧器180からの信号は、更に発電機メ
ガワット信号やキャビネット118へ供給される制御信
号としても使用される。本発明に関連して、発電機メガ
ワット信号は、タービン104上の発電機負荷の表示と
して使用される。
【0033】一般に、励磁機154は、ブラシやスリッ
プリング、発電機界磁への外部接続を使用せずに作動す
る。これによって、ブラシの摩耗、カーボンのダスト、
ブラシの保守の必要性及びブラシの取り替えが無くされ
る。
【0034】好適な実施例では、励磁機の全部品は発電
機102によって支持される。発電機のロータは、発電
機軸から励磁機のロータを取り外す必要無しに装備され
たり引き抜かれる。
【0035】発電プラント100を制御するのに使用さ
れる制御システムを考えてみる。発電プラント100
は、統合されたタービン発電機用のコンピュータに基づ
いた制御システムの制御下で運転される。プラント制御
システムは、図1の発電プラント100に含まれる制御
キャビネット118に配置された諸要素や圧力スイッチ
及びゲージのキャビネット152や他の諸要素を有して
いる。制御システムは、中央集約されたシステム統合ユ
ニットを特徴としている。かくして、図1に示されてい
る制御キャビネット118は、全体の速度/負荷制御ユ
ニットや、自動プラントシーケンスユニットや、システ
ムのモニタユニットを収容している。プラントのオペレ
ータに対する更なる利点として、この好適な実施例で
は、タービンと発電機の運転機能は、制御システムによ
って与えられる統合されたタービン発電機プラントの制
御に従って一つのオペレータパネル上に包含されてい
る。
【0036】自動制御下では、発電プラント100は、
局域内のオペレータ制御で運転されるか、又は遠隔の監
視制御によって無人で運転される。更に、発電プラント
100は、リセット状態から始動され、一般的な場合タ
ービン修理の間隔時間を延ばすために、好ましくは通常
の固定時間期間において同期速度まで正確且つ効果的な
制御下に加速され、手動又は自動で電力システムと同期
され、好適なランプ制御の下で予め選定可能な一定の負
荷レベル又は温度限界制御の負荷レベルまで負荷がかけ
られるようになっており、これでより優れた発電プラン
ト管理が行われる。
【0037】始動シーケンスは、一般にガスタービン1
04を低速度から加速するように始動エンジンを始動さ
せ且つ運転し、ターニング装置を停止し、約20%の定
格速度で燃焼システムで燃料に点火し、ガスタービンを
約60%の定格速度に加速し且つ始動エンジンを停止
し、ガスタービン104を同期速度に加速し、発電機遮
断器136を閉じた後電力を負荷させる工程を含んでい
る。運転停止中、燃料流は止められ、ガスタービン10
4は惰性減速する。ターニング装置は、冷却期間中ター
ビンの回転要素を駆動するために始動される。
【0038】図5に示された制御ループ装置302は、
制御システムに具現化され且つ本発明の広範囲の他の用
途に適用可能な好適な一般の制御ループを表している。
この制御システムの運転の防護、手順、より詳細化され
た制御機能や他の側面について、引き続いてここでより
充分に説明する。図面において、米国SAMA(科学装
置製造者協会:Scientific Apparatus Makers Associat
ion)の標準機能符号が使用されている。
【0039】制御ループ装置302は、ガスタービン発
電プラント100を運転するのに使用する演算制御ルー
プのブロック配列から構成されている。制御原理の多く
の局面がハード又はソフトの形で具現化されるので、ハ
ードウェアとソフトウェアのエレメント間では何んら図
5に示されていない。
【0040】一般に、速度必要条件を満足させるために
必要とされる燃料需要の表示を決定するためにフィード
フォワード特性が好適に使用される。タービン速度、大
気温度及び圧力を含む計測されたプロセス変量や、制御
された負荷変量又はプラント発電量(メガワット)や、
燃焼室圧力や、タービン排気温度は、装置の設計限界を
越さないように燃料必要量を制限し、較正し又は制御す
るために使用される。フィードフォワード速度の燃料需
要特性、始動ランプ限界の燃料需要及び最大排気及び温
度限界の燃料需要は、より正確で効率的で利用可能な信
頼性の高いガスタービン装置の運転を達成するために、
ガスタービンの非線形特性に従って非線形となっている
ことが好ましい。制御ループ装置302は、サイクル温
度、ガスタービン装置速度、始動中の加速率、負荷率及
びコンプレッサのサージング余裕を維持する能力を有し
ている。
【0041】制御ループ装置302における燃料需要
は、タービンのガス又は液体燃料弁263,274に位
置制御を与える。更に、制御ループ装置302は、ガス
及び液体燃料の同時燃焼に備えることができ、また、必
要な時に一方の燃料から他方の燃料への無衝撃の自動切
り替えに備えることもできる。異なった燃料間の無衝撃
の切り替えとそれに関連したプラント運転については、
既知であり且つ米国特許第3,919,623号明細書に
開示されている。
【0042】図5に示されている複数の制御ループ機能
の組み合わせにおいて、低燃料需要選択器316が、各
制御ループによって発生される各種の燃料制限表示から
選択することによって燃料需要を制限するために採用さ
れている。これ等の燃料制限の表示は、速度制御器31
2、始動ランプ制御器305、最大瞬間負荷制限器30
6、最大排気温度制御器307及び最大メガワット制御
器308によってそれぞれ発生される。
【0043】始動中で点火後、始動ランプ制御器305
は、タービン104を約80%の定格速度に加速するた
めに閉鎖ループの燃料需要にこたえる。80%速度から
上昇して同期状態の間にわたり、速度制御器312は、
同期中一定の加速度と所望の速度を維持するようにター
ビン104を制御する。
【0044】発電機102の同期後、タービン速度は、
もし発電システムが大型であれば、発電システム周波数
によって調節される。結果的に、同期速度後、制御器3
12は、発電機102のメガワット(MW)出力を傾斜
させるためにいずれかの公知技術によって速度基準発生
器(第3基準手段)304で発生される速度基準信号に
勾配をつけることで燃料流量を調節する。図6及び図7
に関連してより具体的に説明するように、本発明は、下
部線負荷遮断が検出されて燃料流量を調節する状況で速
度基準を操作するようになっている。
【0045】好適な実施例では、タービン速度は、通常
の運転中、比例・積分・微分(PID)制御器312に
よって制御される。発電機102のメガワット出力を表
したメガワットフィードバック信号は、例えば変圧器1
80によって発生された信号を介して、公知技術によっ
てMWセンサー(第2基準手段)309で発生され、スイ
ッチ310に与えられる。スイッチ310は、発電機遮
断器制御器311が発電機遮断器の閉鎖を示している時
はいつでも、制御器312の負の入力部にメガワットフ
ィードバック信号を与える。タービン速度を表す信号
は、いずれかの公知技術によって速度センサー(第1基
準手段)314によって発生され且つ制御器312のも
う一つ別の負の入力部に与えられる。速度基準信号は制
御器312の正の入力部に与えられる。
【0046】制御器312はその入力部に合計して零に
なるように要求するので、また速度センサー314から
の速度信号は同期時に基本的に一定なため、速度基準信
号は、制御器312の出力が負荷をピックアップするた
めに速度基準信号の立上がり傾斜を表すようにメガワッ
ト信号によって釣合がとられる。
【0047】タービン負荷、即ち発電機のメガワット出
力が増加されるに従って、制御ループの始動ランプ制御
器305,最大瞬間負荷制限器306、最大排気温度制
御器307,最大MW制御器308は、もし最大制限条
件のいずれかが越されると低燃料需要選択器316を介
して燃料流量の制御を行うことができる。これは、排気
温度がメガワット出力の増大と共に増大するに従って実
際に起きる。最大排気温度制御器307は、結局最大許
容温度までタービン104への燃料流量を制御する。
【0048】低い大気温度では、最大メガワット制御器
308は、最大排気温度制御器307が効力を発揮する
以前に低く選択されることになる。
【0049】低い燃料需要選択器316の出力で、燃料
需要表示は二重燃料制御器317に印加され、同二重燃
料制御器において燃料需要信号が処理され、ガス始動弁
261及びガス絞り弁263に送るガス燃料需要信号、
又はオイル絞り弁274及びバイパスオイル調節弁27
0に送る液体燃料需要信号、又はガスとオイルの両方の
弁に送るガス燃料需要信号及び液体燃料需要信号の組み
合わせを発生する。
【0050】制御ループ装置302は、一般に、余りに
も高い負荷率や、負荷過渡状態中の余りに大きい速度逸
脱や、発電機遮断器の閉鎖時の余りも高い速度や、過負
荷を起こしかねない余りにも多い燃料流量や、あらゆる
運転モードで燃焼失火を起こしかねない余りにも少ない
燃料流量や、コンプレッサのサージや、タービン吸気、
排気及びブレードの過度の高温を含むファクターに対し
てガスタービン装置を保護する。更に、制御ループ装置
302は、システムの安定性、過渡応答性及び調節能力
に対して米国NEMA(電機製造者協会:National Elec
trical Manufa-cturers Association)の出版物『ガスタ
ービンのガバナー』SM32−1960に述べられた全
ての必要条件を満足している。図6及び図7に示されて
いる本発明の実施例によって強化されているように、制
御ループ装置302は、更に、下部線負荷遮断状態にお
いてガスタービンの効率的運転を促進する。
【0051】下部線負荷遮断、即ち発電機遮断器136
が閉じられたままの間の負荷遮断を検出する装置と方法
は、図6及び図7に一層具体的に示されている。前に示
したように、本発明の方法と装置は、好ましくは、キャ
ビネット118(図1)内に収容されたプログラムに具
現されている。一般に、本発明は、発電機遮断器136
が閉じられているにもかかわらず下部線負荷遮断状態を
検出する働きをし且つタービン加速度が制御されるまで
速度基準信号を適当なレベルに固定する働きをする。
【0052】図6に示すように、速度センサー314
(図5)で発生されたタービン速度信号は、第1微分係
数発生器(第1微分手段)410に与えられる。発生器
410は、速度微分係数を定義する速度信号の微分係数
を決定する。好適な実施例では、そのような速度微分係
数は、時間に対する速度信号の微分係数を反映してい
る。速度微分係数は、その後、速度微分係数の大きさを
予め選定されたデルタ速度基準の大きさに対して比較す
る比較器(第1比較手段)412に与えられる。もし、
速度微分係数の大きさが予め選定されたデルタ速度基準
の大きさよりも大きければ、速度微分係数はその後に比
較器414に与えられる。比較器414は、速度微分係
数の符号が正かどうかを決定する。もし速度微分係数の
符号が正であれば、ロジック・ハイ(論理高)信号はA
NDゲート416に与えられる。他の全ての時、比較器
414の出力は、低いままとなっている。
【0053】速度信号の処理もしくは演算と同時に、タ
ービン負荷を表す負荷信号は、第2微分係数発生器(第
2微分手段)418に与えられる。好適な実施例では、
この負荷信号は、発電機102にかかる負荷を表してお
り、MWセンサー309によって与えられている。好適
な実施例では、この負荷信号は、微分係数発生器418
に印加するに先立ってデジタル信号に変換されている。
発生器418は、好適な実施例では時間に関して負荷信
号の微分係数を決定する。負荷信号の微分係数は、負荷
微分係数を定義する。負荷微分係数は、その後に比較器
(第2比較手段)420に与えられる。比較器420は、
負荷微分係数の大きさを予め選定されたデルタ負荷基準
の大きさに対して比較する。もし負荷微分係数の大きさ
が予め選定されたされたデルタ負荷基準の大きさを選せ
ば、負荷微分係数は、比較器422に与えられる。比較
器422は、負荷微分係数の符号が正か負かのいずれか
を決める。もし負荷微分係数の符号が負であれば、比較
器422の出力は、ANDゲート(表示手段)416に
与えられるロジック・ハイ(論理高)となっている。A
NDゲート416の全入力部にロジック・ハイ信号を受
けると、その出力は、セット/リセットのフリップフロ
ップ(ラッチ)424の設定入力部に接続されるロジッ
ク・ハイになる。フリップフロップ424の『Q』出力
は、単安定(ワンショット)マルチバイブレータ426
を可働化する。マルチバイブレータ426の出力は、速
度基準発生器304へ与えられる。好適な実施例では、
マルチバイブレータ426からのロジック・ハイ信号
は、速度基準信号を3600rpmを表すように設定す
る働きをする。
【0054】上述の記載から分かるように、ANDゲー
ト416からのロジック・ハイ出力は、所定の割合を越
えて増大するタービン速度と所定の割合を越えて低減す
る発電機負荷を表している。W501D5型の燃焼ター
ビン発電機である好適な好適な実施例では、予め選定さ
れたデルタ速度基準は100rpm/秒にほぼ等しくな
っており、予め選定されたデルタ負荷基準は−200メ
ガワット/秒にほぼ等しくなっている。図から分かる、
タービン速度が同期速度、即ち3600rpmに到達す
ると、リセット信号が中央演算処理装置によって与えら
れる。
【0055】更に、速度信号が比較器428に与えられ
ることに注目されたい。比較器428は、若干同期速度
より高い予め選定された値に対してタービン速度を比較
する。好適な実施例では、この予め選定された値は、ほ
ぼ3672rpmに等しくなっている。もし、タービン
速度が、予め選定された値よりも大きければ、比較器4
28によってロジック・ハイ信号がANDゲート430
に与えられる。ANDゲート430の他方の入力部は、
フリップフロップ424の『Q』出力部に接続されてい
る。この構成から分かるように、一度下部線負荷遮断が
検出されると、ロジック・ハイ出力がフリップフロップ
424に現れる。タービン速度は、一般に同期速度より
も高い、即ち定格速度の104%即ち3744rpmと
なるので、ロジック・ハイ出力は、更に比較器428に
も現れ、次いで結果的にANDゲート430に現れるロ
ジック・ハイ出力となる。ANDゲート430から速度
基準発生器304にロジック・ハイ出力を与えること
で、実際の速度が比較器428によって使用される基準
速度の直ぐ下の値に戻るまで速度基準を同期速度より若
干低く設定している。好適な実施例では、ANDゲート
430からのロジック・ハイ出力は、速度基準を約32
00rpmに設定する働きをする。一旦、実際の速度が
比較器428によって使用されるその値よりも低下する
と、ロジック・ロー(論理低)出力がANDゲート43
0から現れ、マルチバイブレータ426からの残りのロ
ー・ハイ出力は、速度基準を同期速度即ち3600rp
mに設定する働きをすることになる。
【0056】本発明の特に好適な実施例は、図7に示さ
れている。図7に示すように、速度センサー314から
の速度信号は、第1レートモニタ440に与えられる。
レートモニタ440は、速度の変化率や、その変化が正
か負か、即ち増大するのか又は低減するのかをモニタす
る。そのレートモニタは、現在公知であり、WDPFソ
フトウェアに具現化されており且つソフトウェアの設計
のための構築ブロックとして利用可能となっている。レ
ートモニタが公知であっても、本発明に関連して説明さ
れるようなその用途は公知ではない。レートモニタ44
0からのロジック・ハイ出力は、速度が所定の速度変化
限界を越すように変化していることを示している。好適
な実施例では、速度変化限界は、比較器412,414
に関連して使用されるものと同一である。もしレートモ
ニタ440が速度変化限界を越えて速度が変化している
のを検出すれば、ロジック・ハイ出力はANDゲート
(表示手段もしくは信号発生器)442に与えられる。
負荷信号は、同負荷信号の変化率をモニタする第2レー
トモニタ444に与えられる。モニタ444は、負荷信
号の変化率が所定の負荷変化限界を越すとロジック・ハ
イ出力を発生する。好適な実施例では、所定の負荷変化
限界は、比較器420,422によって使用されるもの
と同一である。ロジック・ハイ信号が、ANDゲート4
42への両方の入力部に現れると、ロジック・ハイ出力
は、セット/リセットフリップフロップ(ラッチ)44
6のセット入力部に与えられる。
【0057】速度信号は、更に、速度が所定の速度を越
しているかどうかを決める比較器448に与えられる。
比較器448によって使用される予め選定された速度
が、比較器428によって使用されるものと同一となっ
ている。もし速度が予め選定された速度を越していれ
ば、ロジック・ハイ出力は、ANDゲート450に与え
られる。フリップフロップ446の『Q』出力は、更
に、ANDゲート450と単安定(ワンショット)マル
チバイブレータ452に接続されている。
【0058】図6に関連して説明した運転と同様に、も
し負荷及び速度の大きさ及び符号が、所定の速度変化限
界及び所定の負荷変化限界の大きさ及び符号を越せば、
ロジック・ハイ出力は、フリップフロップ446に与え
られ、次いで、ANDゲート450とマルチバイブレー
タ452の入力部に与えられるロジック・ハイ信号が与
えられる。ANDゲート430と同様に、ANDゲート
450は、同期速度より若干小さい、即ち約3200r
pmの値に速度基準を保持する。一旦、タービン速度が
比較器448により使用される値より低下すると、マル
チバイブレータ452は、速度基準を同期速度、即ち3
600rpmに設定する働きをする。
【0059】本発明は、特定の実施例を参照して説明し
たが、当業者は、上述した本発明の原理から逸脱するこ
となく変更及び変形が可能であること分かるであろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理に従って作動するガスタービン発
電プラントの平面図。
【図2】図1のガスタービン発電プラントの運転の際に
使用可能な電気システムの回路図。
【図3】図1のガスタービン発電プラントの運転の際に
使用可能な別の電気システムの回路図。
【図4】図1のガスタービン発電プラントに使用される
回転整流励磁器及び発電機の概略図。
【図5】図4のコンピュータ制御システムの運転に使用
される制御ループの概略図。
【図6】本発明に従って下部線負荷遮断を検出する別の
実施例の概略図。
【図7】本発明に従って下部線負荷遮断を検出する別の
実施例の概略図。
【符号の説明】
100 発電プラント 102 発電機 104 燃焼タービン(ガスタービン) 137 電力網(バス) 304 第3基準手段(速度基準発生器) 309 第2基準手段(MWセンサー) 312 制御器 314 第1基準手段(速度センサー) 410 第1微分手段(第1微分係数発生器) 412 第1比較手段(比較器) 416 信号発生器もしくは表示手段(ANDゲー
ト) 418 第2微分手段(第2微分係数発生器) 420 第2比較手段(比較器) 440 第1レートモニタ 442 表示手段(ANDゲート) 444 第2レートモニタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−160119(JP,A) 特開 昭55−114854(JP,A) 特開 昭63−167033(JP,A)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 タービン速度を表す速度信号とタービン
    負荷を表す負荷信号とが与えられて、燃焼タービンにお
    ける負荷遮断を検出する装置であって、デルタ速度基準
    信号を発生する第1基準手段と、デルタ負荷基準信号を
    発生する第2基準手段と、速度微分係数を定義するよう
    な前記速度信号の微分係数を決定するために前記速度信
    号を受信するように連結された第1微分手段と、負荷微
    分決定を定義するような前記負荷信号の微分係数を決定
    するために前記負荷信号を受信するように連結された第
    2微分手段と、速度微分係数を前記デルタ速度基準信号
    に対して比較するために、前記速度微分係数と前記デル
    タ速度基準信号とを受信するように連結された第1比較
    手段と、負荷微分係数を前記デルタ負荷基準信号に対し
    て比較するために、前記速度微分係数と前記デルタ負荷
    基準信号とを受信するように連結された第2比較手段
    と、前記第1比較手段が、前記速度微分係数が前記デル
    タ速度基準信号を越したと確定した時と、前記第2比較
    手段が、前記負荷微分係数が前記デルタ負荷基準信号を
    越したと確定した時とを表示する表示手段と、を備える
    燃焼タービンにおける負荷遮断検出装置。
  2. 【請求項2】 タービン速度を表す速度信号とタービン
    負荷を表す負荷信号とが与えられて、燃焼タービンにお
    ける負荷遮断を検出する装置であって、前記速度信号の
    変化率を監視し且つ該速度信号の変化率が所定の速度変
    化限界を越すと速度表示信号を発生するために前記速度
    信号を受信するように連結された第1レートモニタと、
    前記負荷信号の変化率を監視し且つ該負荷信号の変化率
    が所定の負荷変化限界を越すと負荷表示信号を発生する
    ために前記負荷信号を受信するように連結された第2レ
    ートモニタと、前記速度変化限界と前記負荷変化限界と
    が越されてしまったのを前記第1及び第2レートモニタ
    が表示している時を表示する表示手段と、を備える燃焼
    タービンにおける負荷遮断検出装置。
  3. 【請求項3】 電力を発生して電力網に供給する発電プ
    ラントであって、燃料流量が制御信号に応答して調節さ
    れるようになっている、燃料の燃焼に反応して作動する
    燃焼タービンと、タービン軸が回転すると電力が発生さ
    れるように前記電力網に連結された発電機と、タービン
    速度を反映した速度信号を発生する第1基準手段と、前
    記発電機の負荷を反映した負荷信号を発生する第2基準
    手段と、前記速度信号と速度基準信号との間の差に関連
    した制御信号を発生する制御器と、前記速度基準信号を
    発生する第3基準手段とを備え、該第3基準手段が、前
    記速度信号の変化率を監視し且つ該速度信号の変化率が
    所定の速度変化限界を越すと速度表示信号を発生するた
    めに前記速度信号を受信するように連結された第1レー
    トモニタと、前記負荷信号の変化率を監視し且つ該負荷
    信号の変化率が所定の負荷変化限界を越すと負荷表示信
    号を発生するために前記負荷信号を受信するように連結
    された第2レートモニタと、前記第1及び第2レートモ
    ニタが前記速度変化限界と前記負荷限界とが越されてし
    まったのを表示している時同期速度を表している前記速
    度基準信号を発生する信号発生器と、を備える発電プラ
    ント。
  4. 【請求項4】 タービン速度を表す速度信号とタービン
    負荷を表す負荷信号とが与えられて、燃焼タービンにお
    ける負荷遮断を検出する方法であって、デルタ速度基準
    信号を発生し、デルタ負荷基準信号を発生し、速度微分
    係数を定義するような前記速度信号の微分係数を決定
    し、負荷微分係数を定義するような前記負荷信号の微分
    係数を決定し、速度微分係数を前記デルタ速度基準信号
    に対して比較し、負荷微分係数を前記デルタ負荷基準信
    号に対して比較し、前記速度微分係数が前記デルタ速度
    基準信号を越す時と前記負荷微分係数が前記デルタ負荷
    基準信号を越す時を表示する、諸ステップからなる燃焼
    タービンにおける負荷遮断検出方法。
  5. 【請求項5】 タービン速度を表す速度信号とタービン
    負荷を表す負荷信号とが与えられて、燃焼タービンにお
    ける負荷遮断を検出する方法であって、前記速度信号の
    変化率を監視し且つ該速度信号の変化率が所定の速度変
    化限界を越すと速度表示信号を発生し、前記負荷信号の
    変化率を監視し且つ該負荷信号の変化率が所定の負荷変
    化限界を越すと負荷表示信号を発生し、前記速度変化限
    界と前記負荷変化限界が越されてしまうと表示信号をだ
    す、諸ステップからなる燃焼タービンにおける負荷遮断
    検出方法。
JP3287646A 1990-11-01 1991-11-01 燃焼タービンにおける負荷遮断検出方法及び装置 Expired - Lifetime JPH0696994B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US607921 1990-11-01
US07/607,921 US5180923A (en) 1990-11-01 1990-11-01 Method and apparatus for downline load rejection sensing in a gas turbine control system

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04265404A JPH04265404A (ja) 1992-09-21
JPH0696994B2 true JPH0696994B2 (ja) 1994-11-30

Family

ID=24434264

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3287646A Expired - Lifetime JPH0696994B2 (ja) 1990-11-01 1991-11-01 燃焼タービンにおける負荷遮断検出方法及び装置

Country Status (5)

Country Link
US (1) US5180923A (ja)
EP (1) EP0483570B1 (ja)
JP (1) JPH0696994B2 (ja)
CA (1) CA2054645A1 (ja)
DE (1) DE69119187T2 (ja)

Families Citing this family (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
NO952860L (no) * 1994-08-08 1996-02-09 Compressor Controls Corp Framgangsmåte og apparat for å hindre parameterdrift i gassturbiner
US5521444A (en) * 1994-11-30 1996-05-28 Honeywell Inc. Apparatus for transferring electrical power from a stationary device to a rotating device without the use of brushes or contacts
US5953902A (en) * 1995-08-03 1999-09-21 Siemens Aktiengesellschaft Control system for controlling the rotational speed of a turbine, and method for controlling the rotational speed of a turbine during load shedding
US5609465A (en) * 1995-09-25 1997-03-11 Compressor Controls Corporation Method and apparatus for overspeed prevention using open-loop response
DE19601359A1 (de) * 1996-01-16 1997-07-17 Fraunhofer Ges Forschung Verfahren zum Steuern eines Gleichstromantriebs
US5949153A (en) * 1997-03-06 1999-09-07 Consolidated Natural Gas Service Company, Inc. Multi-engine controller
US6707169B2 (en) * 2000-07-19 2004-03-16 Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha Engine generator, controller, starter apparatus, and remote control system for the engine generator
AT413132B (de) * 2001-08-03 2005-11-15 Jenbacher Ag Mehrzylindrige stationäre brennkraftmaschine
DE10392841D2 (de) * 2002-07-04 2005-03-03 Siemens Ag Verfahren und Vorrichtung zur Drehzahlregelung einer mittels eines Generators an ein elektrisches Energieversorgungsnetz angeschalteten Turbine
DE10328932A1 (de) * 2003-06-27 2005-01-13 Alstom Technology Ltd Verfahren und Vorrichtung zum Erfassen eines Lastabwurfes zwischen einer elektrische Energie erzeugenden Rotationsmaschine und einem zur Stromversorgung an die Rotationsmaschine angeschlossenen Versorgungsnetzwerkes
US7449795B2 (en) * 2005-08-05 2008-11-11 Siemens Energy, Inc. Electric power generation system using a permanent magnet dynamoelectric machine for starting a combustion turbine and for generating uninterruptible excitation power
US7535684B2 (en) * 2007-01-09 2009-05-19 Honeywell International Inc. Overspeed protection for sensorless electric drives
GB0816636D0 (en) * 2008-09-12 2008-10-22 Rolls Royce Plc Controlling rotor overspeed
GB0816637D0 (en) * 2008-09-12 2008-10-22 Rolls Royce Plc Blade Pitch Control
US8744634B2 (en) * 2010-11-19 2014-06-03 General Electric Company Safety instrumented system (SIS) for a turbine system
US9771823B2 (en) * 2014-06-26 2017-09-26 General Electric Company Power generation system control following transient grid event
DE102015201836A1 (de) * 2015-02-03 2016-08-04 Siemens Aktiengesellschaft Verfahren sowie Vorrichtung zum Überwachen des Betriebes einer Stromerzeugungsanlage
JP6680555B2 (ja) * 2016-02-10 2020-04-15 三菱日立パワーシステムズ株式会社 ガスタービン制御装置、ガスタービン制御方法及びプログラム
CN110344945B (zh) * 2019-07-25 2021-10-01 中国航发沈阳发动机研究所 一种甩负荷控制方法及系统

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3601617A (en) * 1970-05-28 1971-08-24 Gen Electric Turbine control system with early valve actuation under unbalanced conditions
US4019315A (en) * 1973-06-20 1977-04-26 Westinghouse Electric Corporation Gas turbine power plant control apparatus including a temperature reset starting control system and an ignition pressure control system
CH589785A5 (ja) * 1974-05-31 1977-07-15 Bbc Brown Boveri & Cie
GB1520882A (en) * 1974-07-24 1978-08-09 Lucas Industries Ltd Electronic fuel control for a gas turbine engine
US4136286A (en) * 1977-07-05 1979-01-23 Woodward Governor Company Isolated electrical power generation system with multiple isochronous, load-sharing engine-generator units
JPS55104533A (en) * 1979-02-06 1980-08-11 Nissan Motor Co Ltd Fuel control system for gas turbine
US4470257A (en) * 1982-04-30 1984-09-11 Westinghouse Electric Corp. Isochronous and droop speed control for a combustion turbine
GB8717287D0 (en) * 1987-07-22 1987-11-18 Lucas Ind Plc Closed loop control system
US5095221A (en) * 1989-11-03 1992-03-10 Westinghouse Electric Corp. Gas turbine control system having partial hood control

Also Published As

Publication number Publication date
EP0483570A1 (en) 1992-05-06
JPH04265404A (ja) 1992-09-21
DE69119187T2 (de) 1996-08-14
CA2054645A1 (en) 1992-05-02
EP0483570B1 (en) 1996-05-01
DE69119187D1 (de) 1996-06-05
US5180923A (en) 1993-01-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0429840B1 (en) Gas turbine control system having optimized ignition air flow control
JPH0696994B2 (ja) 燃焼タービンにおける負荷遮断検出方法及び装置
US5252860A (en) Gas turbine control system having maximum instantaneous load-pickup limiter
US5095221A (en) Gas turbine control system having partial hood control
US4283634A (en) System and method for monitoring and controlling operation of industrial gas turbine apparatus and gas turbine electric power plants preferably with a digital computer control system
EP0501152B1 (en) Apparatus for ignition diagnosis in a combustion turbine
US4031407A (en) System and method employing a digital computer with improved programmed operation for automatically synchronizing a gas turbine or other electric power plant generator with a power system
US5321308A (en) Control method and apparatus for a turbine generator
US6789000B1 (en) Microprocessor-based control system for gas turbine electric powerplant
US4536126A (en) System and method employing a digital computer for automatically synchronizing a gas turbine or other electric power plant generator with a power system
US9599999B2 (en) Method for early detection and anticipatory control of consumer-end load shedding in an electrical grid, and apparatus for carrying out the method
US3978659A (en) Bumpless transfer in shifting control command between the primary and backup control systems of a gas turbine power plant
KR0160298B1 (ko) 연소터어빈의 연료 흐름 제어 방법 및 장치
US3975902A (en) Local maintenance controller for gas turbine power plants having a primary control system
US4016717A (en) Matching response of a blade path temperature limit signal to characteristics of a gas turbine
US4009567A (en) Delayed ramping in the primary control system or local maintenance controller of a gas turbine implemented electrical power plant
US4107542A (en) Time delayed relay sequencer and alarm reset for a gas turbine local maintenance controller
RU2316665C1 (ru) Способ защиты газотурбинной установки от раскрутки силовой турбины
JPH10257696A (ja) 非常電源装置
RU2225945C2 (ru) Способ предотвращения отклонения параметров силовой турбины турбомашинного агрегата при внезапном полном или частичном сбросе нагрузки
RU1774043C (ru) Способ управлени газотурбогенератором
JPH01182531A (ja) ガスタービン起動制御装置
Reading et al. The Application of a Large Induction Generator to a Fluid Catalytic Cracking Power Recovery Train
Jayme et al. CONTROL SYSTEM RETROFIT FOR FIAT TG20 GAS TURBINE POWER UNITS
Power SIMPLE CYCLE GAS TURBINE STATIONS

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071130

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081130

Year of fee payment: 14

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081130

Year of fee payment: 14

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091130

Year of fee payment: 15

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101130

Year of fee payment: 16

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101130

Year of fee payment: 16

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111130

Year of fee payment: 17

EXPY Cancellation because of completion of term