JPH0696983B2 - 航空機ガスタービンエンジン分粒装置 - Google Patents

航空機ガスタービンエンジン分粒装置

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JPH0696983B2
JPH0696983B2 JP4137366A JP13736692A JPH0696983B2 JP H0696983 B2 JPH0696983 B2 JP H0696983B2 JP 4137366 A JP4137366 A JP 4137366A JP 13736692 A JP13736692 A JP 13736692A JP H0696983 B2 JPH0696983 B2 JP H0696983B2
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02CGAS-TURBINE PLANTS; AIR INTAKES FOR JET-PROPULSION PLANTS; CONTROLLING FUEL SUPPLY IN AIR-BREATHING JET-PROPULSION PLANTS
    • F02C7/00Features, components parts, details or accessories, not provided for in, or of interest apart form groups F02C1/00 - F02C6/00; Air intakes for jet-propulsion plants
    • F02C7/04Air intakes for gas-turbine plants or jet-propulsion plants
    • F02C7/05Air intakes for gas-turbine plants or jet-propulsion plants having provisions for obviating the penetration of damaging objects or particles

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は航空機ガスタービンエン
ジンに関し、特に、前ファン・ガスタービンエンジンの
圧縮機に入る粒子の量を減らす前ファン・ガスタービン
エンジン・サブアセンブリーに関する。
【0002】
【従来の技術】ガスタービンエンジンにはコアエンジン
が含まれ、コアエンジンに入る空気流を圧縮する高圧圧
縮機と、燃料と圧縮空気の混合気を燃やして推進用ガス
流を発生する燃焼器と、推進ガス流により回転する高圧
タービンとを有し、高圧タービンは大径軸により高圧圧
縮機に連結されてそれを駆動する。代表的な前ファン・
ガスタービンエンジンにはさらに(高圧タービンの後方
に配置した)低圧タービンが設けられ、同軸の小径軸に
より前ファン(高圧圧縮機の前方に配置)に連結されて
それを駆動し、また低圧圧縮機(前ファンと高圧圧縮機
との間に配置)を駆動しうる。低圧圧縮機は時々ブース
タ圧縮機または単にブースタと呼ばれる。分流体がファ
ンと第1圧縮機(通常低圧圧縮機)との間に配置され、
ファンを出た空気をコアエンジン空気流と、それを同軸
的に囲むバイパス空気流とに分割する。ファンからのバ
イパス空気流は航空機用のエンジン推力のほとんどを発
生する。エンジン推力の一部は、コアエンジン空気流が
低圧圧縮機と高圧圧縮機を通流して燃焼器に達しさらに
高圧および低圧タービンを経て加速して排気ノズルを出
ることにより発生する。分流体は、低圧圧縮機空気流路
ケーシングの半径方向外壁を画成する半径方向内壁を有
する。低圧圧縮機は1列の半径方向内方に延在する静翼
を有し、これらの静翼は分流体の半径方向内壁にその前
縁近くに取付けられ、静翼列の後方において1列の半径
方向外方に延在する動翼が、(低圧タービンにより駆動
される同軸小径軸に連結された)ディスクまたはロータ
に取付けられている。この動翼列に続いてさらに静翼列
と動翼列が交互に配置されている。翼形の動翼は空気流
を圧縮しかつ必然的にそれを旋回させ、翼形の静翼は空
気流を圧縮しそして空気流を真っ直ぐにして次段の動翼
に導く。第1列の圧縮機静翼は第1列の圧縮機動翼の前
方に配置され、ファン動翼からの空気流を真っ直ぐにす
る。
【0003】航空機ガスタービンエンジンは、もし純粋
な空気だけがその圧縮機に入るとすれば、消費燃料1ポ
ンド当たりの発生推力が増し、また比較的少ない整備で
運転できる。(これは圧縮機が高圧圧縮機だけからなる
ものであっても、あるいはそのほかに低圧圧縮機または
中圧圧縮機を有するものであっても言えることであ
る。)残念ながら、前ファンを通流する空気は燃焼器の
効率を下げるような雨または氷を含む可能性があり、ま
た空気はほこり、汚物、砂等の異物粒を含むことがあ
り、これらは圧縮機の動翼と静翼の前縁を壊食するの
で、エンジンの効率がさらに低下するとともに動翼と静
翼の交換が必要になる。高圧圧縮機の前方に低圧圧縮機
を有するエンジンでは、高圧圧縮機に比較的多大な摩耗
が生ずる。また、圧縮機による液体または固体粒子吸い
込みの問題は、通例、地上または地上近くのエンジン運
転中、例えば離陸中に比較的過酷となる。
【0004】ファン・ガスタービンエンジン用の公知の
粒子分離技術の一例は、圧縮空気流の一部を、特に圧縮
機ケーシングの半径方向外壁から抽出することである。
しかし、圧縮空気流の抽出はエンジンの性能を低下させ
る。また、ほこり程度の大きさの粒子の軌道の計算機シ
ミュレーションによってわかったことは、粒子が常に圧
縮機空気流の半径方向外壁域に集中することはないとい
うことである。
【0005】ファン・ガスタービンエンジン用の他の公
知分粒技術は、分流体の前に1列の「クォーターステー
ジ(quarter-stage)」動翼を加えることである。このよ
うな動翼は遠心力により粒子をバイパス空気流内に投入
してコアエンジン空気流圧縮機の動翼に当たらないよう
にする。しかし、このような「クォーターステージ」動
翼はエンジンの重量と長さを幾分増大させ、また、コア
エンジンを迂回する「クォーターステージ」圧縮空気流
は、(抽気分粒機構の場合のように)エンジンの性能を
低下させる。
【0006】
【発明の目的】本発明の目的は優れた粒子分離をなす前
ファン・ガスタービンエンジン・サブアセンブリーを提
供することである。
【0007】
【発明の概要】本発明は、最後列の概して半径方向外方
に延在する全寸法の前ファン動翼と、これらのファン動
翼の長手方向後方に配置されファン動翼を出た空気をコ
アエンジン空気流とそれを同軸的に囲むバイパス空気流
とに分割する前縁を有する分流体とを含む前ファン・ガ
スタービンエンジン・サブアセンブリーを提供する。こ
のサブアセンブリーはまた1列の静翼を含む。各静翼は
第1部分を有し、この第1部分は分流体の前縁に長手方
向に近接しそして同前縁の半径方向内方および長手方向
前方に配置されかつまたファン動翼に長手方向に近接し
ている。
【0008】このサブアセンブリーは、本質的に、最前
列の圧縮機静翼を後方に移動することなく従来の分流体
の前縁を後方に移動したものである。最前列の静翼の後
方移動はエンジンの重量と長さを増大させるので望まし
くない。ほこり程度の粒子の軌道の計算機シミュレーシ
ョンによってわかったことは、粒子が長手方向後方の速
度成分と半径方向外方の速度成分とを有しそして後方移
動分流体の前縁を避けて通ることである。このような粒
子は圧縮機動翼を半径方向外方に迂回する。
【0009】本発明の前ファン・ガスタービンエンジン
・サブアセンブリーから様々な利点が得られる。粒子分
離は、エンジン性能を低下させる圧縮空気流の抽出なし
に達成される。また、このような粒子分離は、エンジン
に望ましくない重量と長さの増加をもたらす「クォータ
ーステージ」動翼のような追加構成部を用いることなく
達成される。
【0010】
【実施例の記載】添付図面、特に図1に前ファン・ガス
タービンエンジンが総体的に符号10で示され、後述の
ように本発明の第1好適実施例を含んでいる。ターボフ
ァン・エンジン10は長手方向中心線11と、中心線1
1の周りに同軸的かつ同心的に配置した環状ケーシング
12を有する。ターボファン・エンジン10にはコアエ
ンジン14(ガス発生機とも呼ばれる)が含まれ、高圧
圧縮機16と燃焼器18と高圧タービン20とで構成さ
れ、これらの構成部は全てターボファン・エンジン10
の長手方向中心線11の周囲に同軸的に設けられ直列軸
流関係に配置されている。環状駆動軸22が高圧圧縮機
16と高圧タービン20とに固定されそれらを連結して
いる。
【0011】コアエンジン14は燃焼ガスを発生するよ
うに作用する。高圧圧縮機16からの圧縮空気は燃焼器
18で燃料と混合されかつ点火されて燃焼ガスを発生す
る。燃焼ガスから高圧タービン20により仕事が抽出さ
れ、圧縮機16を駆動する。残りの燃焼ガスはコアエン
ジン14から排出されて低圧タービンまたはパワーター
ビン24に入る。
【0012】低圧タービン24は環状ドラム形ロータ2
6とステータ28とを有する。ロータ26は適当な軸受
30により回転自在に支承され、そして複数のタービン
動翼列34を有し、これらの動翼列はロータ26から半
径方向外方に延在しかつ軸方向に相隔たっている。ステ
ータ28はロータ26の半径方向外側に配置され、そし
て複数の静翼列36を有し、これらの静翼列は静止ケー
シング12から半径方向内方に延在するようにそれに固
定されている。静翼列36はタービン動翼列34と交互
に軸方向に離間している。ロータ26は駆動軸38に固
定され、また差動軸受32を介して駆動軸22に連結さ
れている。駆動軸38はロータディスク39と、該軸に
連結した低圧圧縮機ドラムロータ40(低圧圧縮機はブ
ースタまたはブースタ圧縮機とも呼ばれる)を回動す
る。低圧圧縮機ロータ40は低圧圧縮機41の一部をな
し、この圧縮機もまた複数の低圧圧縮機動翼列42と、
複数の低圧圧縮機静翼列44とを有する。低圧圧縮機動
翼列42は低圧圧縮機ロータ40にそれから半径方向外
方に延在するように固定されて同ロータとともに回転
し、また低圧圧縮機静翼列44は静止ケーシング12に
それから半径方向内方に延在するように固定されている
(最前列はまた静止ケーシング12から半径方向外方に
延在する一部分を有する)。低圧圧縮機静翼列44は低
圧圧縮機動翼列42と交互に軸方向に隔置されている。
ロータディスク39は、ナセル46内にある1列のファ
ン動翼45を支持する。ナセル46は、1本だけを図示
した複数本のファン支柱47により静止ケーシング12
の周りに支持されている。
【0013】図2と図3は図1に開示したガスタービン
エンジン分粒装置発明の第1好適実施例をさらに詳細に
示す。前ファン・ガスタービンエンジン・サブアセンブ
リー50は、最後列の概して半径方向外方に延在する全
寸法の前ファン動翼45を含む。図1と図2には1列だ
けのファン動翼を示してあるが、本発明は最後列の前フ
ァン動翼45の長手方向前方に追加的に配置した1列以
上のファン動翼を有するエンジンにも同様に適用し得る
ものである。
【0014】サブアセンブリー50はまた分流体52を
含み、この分流体は図示のようにエンジンケーシング1
2の長手方向最前部である。分流体52は前縁54を有
し、この前縁はファン動翼45の長手方向後方に配置さ
れ、ファン動翼45を出た空気をコアエンジン空気流5
6と、それを同軸的に囲むバイパス空気流58とに分割
する。
【0015】エンジン10は、図示のように、分流体5
2の前縁54の長手方向後方においてコアエンジン空気
流56内に配置された最前列の概して半径方向外方に延
在する圧縮機動翼42aを有する。圧縮機動翼42aは
低圧圧縮機41の一部であるが、エンジンの特定設計に
応じて高圧または中圧圧縮機の一部としてもよい。圧縮
機動翼42aは、コアエンジン空気流56内に配置され
る結果、図示のように分流体52の前縁54の長手方向
後方および半径方向内方に配置されている。
【0016】サブアセンブリー50はまた1列の静翼4
4aを含む。各静翼は第1部分60を有し、この第1部
分は分流体52の前縁54に長手方向に隣接しそして同
前縁の半径方向内方および長手方向前方に配置されかつ
またファン動翼45に長手方向に近接している。1列の
静翼44aは図示のように最前列の圧縮機静翼である。
静翼44aはファン動翼45(および分流体の前縁5
4)に長手方向に隣接している。すなわち、静翼44a
とファン動翼45(および分流体の前縁54)との間に
動翼、静翼、支柱等が介在しない。本発明の目的に応
じ、「静翼」という用語は、静止した半径方向内方延在
静翼と、ファン動翼に対して逆回転する半径方向内方延
在静翼とを包含する。このような逆回転は当業者に知ら
れていることである。静翼44aは図3ではエンジン中
心線11から半径方向向きに配列されているが、実際に
は、エンジンの空力性能を高めるために(米国特許第3
536414号に記載のように)幾分傾斜または湾曲し
ていてもよいことに注意されたい。
【0017】好ましくは、静翼44aの第1部分60
は、概して半径方向内方に突き出た翼端62を有する。
翼端62は一体の翼端かまたは取付けられた摩耗可能な
翼端でよい。しかし、本発明は、このような静翼の半径
方向内端を、例えば、静止流路構造体に、あるいは静翼
の半径方向内端を一緒に保持する内側リングに固定した
エンジン・サブアセンブリーにも同等に適用しうるもの
である。
【0018】一設計例において、各静翼44aは第2部
分64を有し、この第2部分は分流体52の前縁54か
ら半径方向外方およびその長手方向前方に延在する。サ
ブアセンブリー50はまた、静翼44aの第2部分64
に取付けた概して長手方向に延在する環状シュラウド6
6を含むことが好ましい。このようなシュラウド66は
静翼第2部分64に取付けられるので必然的に分流体5
2の前縁54の半径方向外方に配置され、また必然的
に、分流体52の前縁54の長手方向前方に配置された
前縁68を有する。シュラウド66は静翼44aに取付
けてあるので、静翼44aをエンジン構造体に取付ける
ために使用できる。例えば、シュラウド66はファン支
柱47に直接取付けられても、あるいは静翼44aから
離れた支持静翼により分流体52に間接的に取付けられ
てもよい(これらの取付けは図示されていない)。加え
て、概して長手方向に延在するシュラウドは、当業者に
理解されるように、実際に設定される分流体の傾斜にほ
ぼ合致するように傾斜してもよく(図示せず)、その場
合、シュラウドの前縁はより半径方向内方にある。
【0019】他の設計例では、各静翼44aは第3部分
70を有し、この第3部分は分流体52の前縁54から
半径方向外方およびその長手方向後方に延在し、そして
分流体52に取付けられている。それほど望ましくはな
いが、代わりに、第3部分70を後方に延ばしてファン
支柱47に固定してもよい。さらに、静翼44aを(第
3部分70の有無にかかわらず)半径方向外方に延ばし
てファンナセル46に固定することすら可能である。
【0020】図4は本ガスタービンエンジン分粒装置発
明の第2好適実施例を示す。図4の前ファン・ガスター
ビンエンジン・サブアセンブリー150は、図示のよう
に、第1実施例の静翼44aの代わりに第2好適実施例
の別の静翼144aを設けてある点を除けば、図1〜図
3の第1実施例のサブアセンブリーと同じである。静翼
144aは、前述の第1実施例の静翼のように、第1部
分160と第2部分164と第3部分170と翼端16
2を有する。しかし、図4の静翼144aは前述のシュ
ラウド66を持たない。それゆえ、静翼144aの第2
部分164は連結されていない。静翼144aは図示の
ように概してフック形の輪郭を有し、湾曲端部が分流体
52に取付けられている。他のシュラウドなし(または
シュラウド付き)の静翼輪郭形状、例えば、長手方向後
方に存在しそして分流体の半径方向内壁の半径方向内方
にあってそれに接続している区域(図示せず)を有する
静翼形状も可能である。本発明の目的に応じ、「シュラ
ウド付き」または「シュラウドなし」という用語は静翼
の第2部分の状態だけに適用され、静翼の第1部分の翼
端または他の区域の状態には適用されないことに注意さ
れたい。
【0021】環状シュラウドなしの翼形静翼144a
は、ファン動翼45を出た空気流を真っ直ぐにして圧縮
機動翼42aに導くように作用する。環状シュラウド6
6付きの翼形静翼44aはまた、当業者に知られている
ように、ファン動翼45を出た空気流を(コアエンジン
空気流圧縮機動翼42aによるさらなる圧縮の前に)わ
ずかに圧縮するように作用する。
【0022】運転中、ファン動翼45を出た粒子は、計
算機シミュレーションにより明らかにされたように、一
般に長手方向後方の速度成分に加えて半径方向外方の速
度成分を有し、これらの粒子の多くは(コアエンジン空
気流56に入る代わりに)分流体52を避けてバイパス
空気流58に入る。なぜなら、本発明のサブアセンブリ
ー50、150における分流体前縁54は静翼44aの
第1部分60の長手方向後方に移されているからであ
る。静翼44aに環状シュラウド66を取付けた場合
(図1〜図3に示した本発明の第1実施例のサブアセン
ブリー50参照)、シュラウド66からコアエンジン空
気流56への粒子のはね返りを最少にできる。これは、
シュラウド66を分流体52から半径方向外方に充分離
れた位置に設けることにより達成されうる。そうする
と、当業者に理解されるように、問題の粒子はシュラウ
ド66ではね返って分流体52の外面に衝突しバイパス
空気流58に混入する。
【0023】図5は本ガスタービンエンジン分粒装置発
明の第3好適実施例を示す。図5の前ファン・ガスター
ビンエンジン・サブアセンブリー250は、図示のよう
に、第1実施例の静翼44aの代わりに第3好適実施例
の別の静翼244aを設けてある点を除けば、図1〜図
3の第1実施例のサブアセンブリーと同じである。静翼
244aは、前述の第1実施例の静翼のように、第1部
分260と第2部分264と翼端262を有する。しか
し、図5の静翼244aは前述の第3部分70を持たな
い。その代わりに、サブアセンブリー250はさらに複
数の取付静翼270を含み、各取付静翼はシュラウド6
6の長手方向後部に取付けた半径方向外端と、分流体5
2に取付けた半径方向内端とを有する。この実施例で
は、シュラウド66の長手方向前部が静翼244aの第
2部分264に取付けられている。一設計例において、
取付静翼270の数は静翼244aの数より少ない。
【0024】以上、本発明の様々な好適実施例を開示し
たが、もちろん、本発明の範囲内で様々な改変が可能で
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】前ファン・ガスタービンエンジンの概略側面図
で、本発明のサブアセンブリーの好適具体例を示す。
【図2】図1のサブアセンブリー部の拡大図である。
【図3】図2の線3−3に沿う図1のガスタービンエン
ジン・サブアセンブリー部の断面図である。
【図4】本発明のサブアセンブリーの他の好適具体例の
拡大概略側面図である。
【図5】本発明のサブアセンブリーの別の好適具体例の
拡大概略側面図である。
【符号の説明】
10 前ファン・ガスタービンエンジン(ターボファン
エンジン) 44a 静翼 45 ファン動翼 50 前ファン・ガスタービンエンジン・サブアセンブ
リー 52 分流体 54 分流体前縁 60 静翼第1部分 64 静翼第2部分 66 環状シュラウド 70 静翼第3部分 144a 静翼 150 前ファン・ガスタービンエンジン・サブアセン
ブリー 160 静翼第1部分 164 静翼第2部分 170 静翼第3部分 244a 静翼 250 前ファン・ガスタービンエンジン・サブアセン
ブリー 260 静翼第1部分 264 静翼第2部分 270 取付静翼
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−78735(JP,A) 特開 昭60−125732(JP,A) 特公 昭46−20609(JP,B1)

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)最後列の概して半径方向外方に延
    在する全寸法の前ファン動翼と、(b)これらのファン
    動翼の長手方向後方に配置され該ファン動翼を出た空気
    をコアエンジン空気流とそれを同軸的に囲むバイパス空
    気流とに分割する前縁を有する分流体と、(c)各静翼
    が第1部分を有しそしてこの第1部分が前記分流体の前
    記前縁に長手方向に近接しそして該前縁の半径方向内方
    および長手方向前方に配置されかつまた前記ファン動翼
    に長手方向に近接しているような1列の静翼とからなる
    前ファン・ガスタービンエンジン・サブアセンブリー。
  2. 【請求項2】 各静翼が第2部分を有し、この第2部分
    は前記分流体の前記前縁から半径方向外方およびその長
    手方向前方に延在する、請求項1記載のサブアセンブリ
    ー。
  3. 【請求項3】 前記静翼の前記第2部分に取付けた概し
    て長手方向に延在する環状シュラウドをさらに含む請求
    項2記載のサブアセンブリー。
  4. 【請求項4】 各静翼が第3部分を有し、この第3部分
    は前記分流体の前記前縁から半径方向外方およびその長
    手方向後方に延在する、請求項3記載のサブアセンブリ
    ー。
  5. 【請求項5】 前記静翼の前記第3部分を前記分流体に
    取付けた請求項4記載のサブアセンブリー。
  6. 【請求項6】 前記静翼は概してフック形の輪郭を有す
    る、請求項5記載のサブアセンブリー。
  7. 【請求項7】 前記シュラウドは長手方向前部と長手方
    向後部を有し、前記前部は前記静翼の前記第2部分に取
    付けられ、また複数の取付静翼がサブアセンブリー構成
    部として設けられ、各取付静翼は前記シュラウドの前記
    後部に取付けた半径方向外端と、前記分流体に取付けた
    半径方向内端とを有する、請求項3記載のサブアセンブ
    リー。
  8. 【請求項8】 各静翼が第3部分を有し、この第3部分
    は前記分流体の前記前縁から半径方向外方およびその長
    手方向後方に延在する、請求項2記載のサブアセンブリ
    ー。
  9. 【請求項9】 前記静翼の前記第3部分を前記分流体に
    取付けた請求項8記載のサブアセンブリー。
  10. 【請求項10】 前記静翼は概してフック形の輪郭を有
    する、請求項9記載のサブアセンブリー。
JP4137366A 1991-06-04 1992-05-29 航空機ガスタービンエンジン分粒装置 Expired - Lifetime JPH0696983B2 (ja)

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US709852 1991-06-04
US07/709,852 US5201801A (en) 1991-06-04 1991-06-04 Aircraft gas turbine engine particle separator

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JPH05156966A JPH05156966A (ja) 1993-06-22
JPH0696983B2 true JPH0696983B2 (ja) 1994-11-30

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