JPH0696678B2 - アゾ化合物及びそれを用いる染色法 - Google Patents

アゾ化合物及びそれを用いる染色法

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JPH0696678B2
JPH0696678B2 JP61041406A JP4140686A JPH0696678B2 JP H0696678 B2 JPH0696678 B2 JP H0696678B2 JP 61041406 A JP61041406 A JP 61041406A JP 4140686 A JP4140686 A JP 4140686A JP H0696678 B2 JPH0696678 B2 JP H0696678B2
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【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、アゾ化合物及びそれを用いるセルロース系繊
維又はセルロース系繊維含有繊維材料の染色法に関す
る。
従来の技術 セルロース系繊維の染色において、反応性染料は他の染
料に比べ鮮明度、種々の堅牢度にすぐれているので現在
大量に使用されている。例えば、ジクロロトリアジニ
ル、モノクロロトリアジニル、フロロクロロピリミジニ
ル、ジクロロキノキサジニル、スルファトエチルスルホ
ニル等の反応基を持つ反応性染料を用いて酸結合剤又は
熱等の作用により酸結合剤を放出する物質(例えば炭酸
ナトリウム、炭酸カリウム、水酸化ナトリウム、水酸化
カリウム、メタケイ酸ナトリウム、リン酸3ナトリウ
ム、リン酸3カリウム、ピロリン酸カリウム、ピロリン
酸ナトリウム、重炭酸ナトリウム、トリクロル酢酸ナト
リウム)を単独又は2種以上混合して用いて染浴のpH値
が10以上になるように調整し塩化ナトリウム、硫酸ナト
リウム等の中性電解質の存在下100℃以下の温度でセル
ロース系繊維の反応性染料による染色が行われている。
一方衣料用の繊維材料としてセルロース系繊維を含有し
た混合繊維材料(混紡)を用いることが多くなり中でも
ポリエステル繊維と木綿の混紡品(以下T/C混と略
す。)は衣料適性、経済性にすぐれているという理由で
大量に使用されるようになった。そしてT/C混は反応性
染料及び分散染料を用いて通常次のような方法で染色が
行われている。
(A) 1浴2段法 分散染料によりまずポリエステル繊維側をキャリアー染
色法、高温染色法等により染色し引き続き同一浴で反応
性染料で木綿側を染色する。又はこの逆の順で染色す
る。
(II) 2浴法 まずポリエステル繊維側を前記のような方法で染色し次
いで別浴で木綿側を染色する。又はこの逆の順で染色す
る。
(III) 1浴一段法 ポリエステル繊維側及び木綿側を同一浴で1回の染色操
作で染色を行う。
前記方法のうちT/C混を1浴1段で染色するに適した木
綿用のスカーレット色反応性染料としては例えば次のよ
うな染料が公知である。
(1) 特開昭52−18732 (2) 特開昭58−186682 発明が解決しようとする問題点 T/C混の1浴染色に適した反応性染料として公知の前記
の染料はカラーイールド、各種堅牢度、溶解性等におい
て十分ではなく殊にカラーイールドの点で満足の出来る
品質ではない。
問題点を解決するための手段 T/C混の1浴1段染色法に対する適性が十分高く前記問
題点(カラーイールド、各種堅牢度、溶解性)の改良さ
れたスカーレット色の反応性染料を開発すべく鋭意研究
を行った結果、本発明に至ったものである。即ち、本発
明は遊離酸の形で式(1) (式(1)中、R1はCH3又はC2H5を、R2,R3はH,Cl又はCH
3を、 をそれぞれ表す。)で表される、アゾ化合物及びこれを
用いることを特徴とするセルロース系繊維又はセルロー
ス系繊維含有繊維材料の染色法を提供する。式(1)で
表されるアゾ化合物は、酸結合剤の存在下で行われる分
散染料を併用したT/C混の1浴1段法による染色に適
し、殊に染浴をpH5−9に維持する様な緩衝作用を有す
る薬剤を存在させるだけで、分散染料の存在下95〜150
℃の温度でT/C混を均一に染色出来るという点で、1浴
1段染色法に極めて好都合な特性を有している。もちろ
んT/C混ばかりなく、セルローズ系繊維のみからなる繊
維材料に適用してもすぐれた効果がえられる。又本発明
の式(1)で表されるアゾ化合物は、ポリエステル繊維
とレーヨン;木綿又はレーヨンとトリアセテート繊維、
ポリアクリルニトリル繊維、変性ポリアクリルニトリル
繊維、ポリアミド繊維、羊毛、絹等との混紡品の染色に
おいて分散染料、酸性含金染料、カチオン染料等と併用
して染色を行っても、すぐれた効果がえられる。
本発明の式(1)で表されるアゾ化合物は例えば次のよ
うな方法で合成される。
(a) 4−ヒドロキシ−7−アセチルアミノ−ナフタ
リン−2−スルホン酸に4−メトキシ(又は4−エトキ
シ)−アニリン−2−スルホン酸のジアゾ化合物をカッ
プリングさせ、次いで加水分解して得た式(2) (式(2)においてR1は前記と同じ意味を表す) で表される化合物と式(3) (R2,R3は前記と同じ意味を表す。) で表される化合物とを任意の順序でシアヌルクロライド
と反応させ(第1次縮合、第2次縮合)式(4) (式(4)中、R1,R2,R3は前記と同じ意味を表す。) で表される化合物を得る。
次いで、式(4)で表される化合物とニコチン酸或は、
イソニコチン酸と反応させ(第3次縮合)(1)で表さ
れるアゾ化合物を得る。
(b) 4−ヒドロキシ−7−アミノ−ナフタリン−2
−スルホン酸及び式(3)で表される化合物とシアヌル
クロライドとを任意の順で反応させ(第1次縮合、第2
次縮合)式(5) (式(5)中、R2,R3は前記と同じ意味を表す。)で表
される化合物を得る。次いで式(5)で表される化合物
と4−メトキシ−アニリン−2−スルホン酸、或は4−
エトキシ−アニリン−2−スルホン酸のジアゾ化物とカ
ップリングさせ、(4)で表されるアゾ化合物を得、次
いで(a)で述べたのと同じようにして第3次縮合を行
い、式(1)で表されるアゾ化合物をえる。
(c) 4−ヒドロキシ−7−アミノ−ナフタリン−2
−スルホン酸とシアヌルクロライドを反応させ(第1次
縮合)、次いで、4−メトキシ−アニリン−2−スルホ
ン酸、或は4−エトキシ−アニリン−2−スルホン酸の
ジアゾ化物を、カップリングさせ、式(6) (式(6)中、R1は前記と同じ意味を表す。)で表され
る化合物を得る。次いで、式(3)で表される化合物を
反応させ(第2次縮合)式(4)で表される化合物を
得、更に(a)で記したのと同様にして第3次縮合を行
い式(1)で表される化合物を得る。
式(1)のアゾ化合物を製造するに当って用いられる式
(3)で表される化合物の具体例としては 等が挙げられる。
上記において第1次縮合は温度0〜25℃及びpH2〜7好
ましくは温度5〜15℃、pH4〜6.5、第2次縮合は温度30
〜60℃及びpH4〜8好ましくは温度40〜50℃、pH6〜7、
第3次縮合は70〜100℃及びpH5〜7好ましくは温度80〜
90℃及びpH5.5〜6.5で行われる。
又ジアゾ化反応は公知の方法例えば塩酸、硫酸等の鉱酸
中5℃以下で亜硝酸ソーダ水溶液を滴下することによっ
て行われ、カップリング反応も同様に例えば10℃以下中
性乃至微酸性で行われる。
次に本発明の式(1)で表されるアゾ化合物を用いるセ
ルロース系繊維又はセルロース系繊維含有繊維材料の染
色法につき説明する。
セルローズ系繊維のみからなる繊維材料を浸染法で染色
する場合には、本発明のアゾ化合物、無機塩(例えば硫
酸ナトリウム、塩化ナトリウム等)等から染浴を仕立
て、繊維を浸漬し、50〜90℃で10〜60分間染色した後必
要に応じて酸結合剤を添加し、更に同温度で20〜60分間
染色を行う。この場合、酸結合剤を最初から染浴に加え
ておいて染色する方法も採用出来る。又浸染法の他通常
の方法に従ってパッディング染色法、捺染法に依る染色
も行う事が出来る。
本発明のアゾ化合物と分散染料を併用したT/C混の一浴
一段染色は例えば次のように行われる。
本発明の式(1)で表されるアゾ化合物、分散染料、必
要に応じて無機塩、pH値を5〜9に維持するような緩衝
剤、界面活性剤(分散剤、浸透剤)、還元防止剤からな
る染浴を仕立てこれにT/C混を浸漬し95〜150℃で20〜90
分染色を行う。この場合アルカリに対する耐性が十分た
かい分散染料を用いることによって通常の酸結合剤を存
在させて染色を行うことも可能である。
T/C混以外の混紡品例えばセルロース系繊維とポリアミ
ド繊維(ナイロン、羊毛、絹等)、ポリアクリル繊維、
酸改質ポリエステル繊維等との混紡品についても本発明
の式(1)で表されるアゾ化合物と酸性染料、塩基性染
料等とを併用して前記同様に染色を行うことができる。
又式(1)で表される化合物はこれらを2種又はそれ以
上混合して用いることも出来る。
前記の染色法において酸結合剤を存在させる場合には、
炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、水酸化カリウム、メタ
ケイ酸ナトリウム、リン酸3ナトリウム、リン酸3カリ
ウム、ピロリン酸カリウム、ピロリン酸ナトリウム、重
炭酸ナトリウム、トリクロル酢酸ナトリウム等が、又緩
衝剤を存在させる場合には酢酸−酢酸ナトリウム、リン
酸1ナトリルム−リン酸2ナトリウム、マレイン酸−硼
砂等が用いられる。
本発明の式(1)のアゾ化合物は溶解性にすぐれセルロ
ース系繊維、又はセルロース系繊維含有繊維材料のうち
のセルロース系繊維に対してすぐれたカラーイールド、
各種堅牢度を与え特にカラーイールドの点において顕著
な効果を顕す。
実施例 実施例により本発明を更に詳細に説明する。実施例中、
部は重量部で又各式中のスルホン酸基は遊離酸の形で表
すものとする。
実施例1. 式(7) で表される化合物5.1部を150部の水に加熱溶解し、氷50
部を加え、10℃とした。この水溶液に10%リポノックス
NA(ライオン油脂製、分散剤)水溶液0.5部及びシアヌ
ルクロライド3.8部を加え撹拌下に反応を行った(第1
次縮合)。この際10%炭酸ナトリウムでpH値を4−7に
保つようにした。次いで4−クロロ−アニリン−3−ス
ルホン酸4.4部を44部の水に中性にて溶解した水溶液を
加え、45℃に昇温して反応を行った(第2次縮合)。更
にニコチン酸3.8部を加えpHを弱酸性(pH5〜6)に保ち
つつ90℃で8時間反応させ(第3次縮合)。次いで反応
液に対して10%の塩化カリウムを加え塩析を行い析出し
た結晶を別し下記式(8)で示されるアゾ化合物21.0
部をえた。(λmax;503nm,20%ピリジン水溶液(以下同
様)) 得られた化合物を高速液体クロマトグラフにより分析し
次のような結果を得た。
i)式(8)で示される化合物 85.9% ii)式(8)で示される化合物の前駆体(下記式) 4.3
% iii)不明成分 9.8% 実施例2. シアヌルクロライド3.8部を50部の氷水中に、10%リポ
ノックスNA水溶液0.5部存在下で懸濁させた。この中に
アニリン−3−スルホン酸3.5部を水35部に中性にて溶
解した水溶液を滴下し5℃以下の温度で、炭酸ナトリウ
ムの10%水溶液でpH値を4〜7に保ちながら反応させた
(第1次縮合)。更にこの反応液中に、4−ヒドロキシ
−7−アミノ−ナフタレン−2−スルホン酸4.7部を水7
0部に中性にて溶解した水溶液を滴下し、pH値を10%炭
酸ナトリウム水溶液で3〜5に保ちながら45℃で反応さ
せた。(第2次縮合) 次いで、この反応液に4−メトキシ−アニリン−2−ス
ルホン酸4.0部を常法によってジアゾ化することによっ
てえたジアゾニウム塩水溶液を10℃以下の温度で注加し
10%炭酸ナトリウム水溶液でpH値6〜7を維持しながら
カップリングを行い式(9)で表される化合物を含む反
応液を得た。
次いでこの反応液にイソニコチン酸3.7部を加え10%塩
酸水溶液でpHを5.5とし、昇温して95℃とし同温度で7
時間反応させ(第3次縮合)、反応液の15%に相当する
塩化ナトリウムを加えた。析出した結晶を別、乾燥し
て式(10)で表される化合物23.5部をえた。
(λmax505nm) 実施例3. 4−ヒドロキシ−7−アミノ−ナフタリン−2−スルホ
ン酸4.8部を100部の水にpH値6にて溶解して溶液をえ
た。この溶液を氷によって5℃以下に冷却し10%リポノ
ックスNA0.5部及びシアヌルクロライド3.8部を加えpH2
〜4で反応を行った(第1次縮合)。次いで4−エトキ
シ−アニリン−2−スルホン酸4.3部を常法によりジア
ゾ化してえたジアゾニウム塩水溶液を注加し、重炭酸ナ
トリウムでpH値を6〜7に保ちながらカップリングを行
った。カップリングが終了した後、2−メチル−アニリ
ン−4−スルホン酸3.9部を加え50℃に昇温し、炭酸ナ
トリウムによりpH値を6〜7に保ちながら反応を行い
(第2次縮合)式(11)で表される化合物を含んだ反応
液を得た。
次いでこの反応液にニコチン酸3.2部を加え、10%炭酸
ナトリウム水溶液によってpH値を6〜7に調整し、90℃
に昇温し同温度で7時間反応を行った(第3次縮合)液
量の10%の塩化ナトリウムで塩析し、析出した結晶を
別乾燥すると式(12)で表されるアゾ化合物21部が得ら
れた。
(極大吸収波長505nm) 実施例4〜14. 実施例1〜3の方法に準じた方法によって表−1に示す
アゾ化合物を得た。表中R1,R2,R3,Xは式(1)のR1,R2,
R3,Xに対応する。「色相」は木綿に染色したときの色相
を示す。又「合成法」の欄におけるa,b及びcは前記し
た製法の(a),(b)及び(c)を示す。
実施例15. 実施例1で得られた化合物4部、芒硝80部、カヤクバッ
ファーp−7(日本化薬製、緩衝剤)1部、メタニトロ
ベンゼンスルホン酸ナトリウム1部及び水914部からな
る染浴を調製した。この時の染浴のpH値は7であったっ
た。この染浴に精練漂白剤の無シルケット木綿メリヤス
50部を入れ撹拌しながら30分間で130℃まで昇温し、同
温度で30分間染色した。染色後の染浴のpH値は染色開始
前と同様7であった。次いで水洗しアニオン系界面活性
剤2部を含む水溶液1000部用い100℃で15分間ソーピン
グし、次いで水洗乾燥して鮮明なスカーレットの染色物
を得た。この染色物は、湿潤、耐光、汗日光、塩素水堅
牢度が優れていた。
実施例16. 実施例1で得られた化合物(混合物)2部、カヤセロン
イエローE−3GL(日本化薬製、分散染料)0.4部、カヤ
セロンレッドE−BF(日本化薬製、分散染料)0.7部、
芒硝80部、メタニトロベンゼンスルホン酸ナトリウム1
部、ナフタリンスルホン酸のホルマリン縮合物(分散
剤)2部を含み、カヤクバッファーp−7 1部で、pH
7に調整された全容1000部の染浴にポリエステル繊維/
木綿(50/50)混紡布(T/C混)50部を繰り入れ30分間で
130℃まで昇温し、この温度で60分間染色した。水洗
後、アニオン系界面活性剤2部、炭酸ナトリウム2部を
含む水溶液1000部を用い、100℃で15分間ソーピング
し、次いで水洗乾燥した。ポリエステル繊維側、木綿側
共に均一に鮮明なスカーレットに染色されたカラーイー
ルドの良好な染色物が得られた。この染色物は、湿潤、
耐光、汗日光、塩素水堅度が優れていた。
実施例17. 実施例1で得られた化合物の代わりに実施例2,3で得ら
れた目的化合物を用いて、実施例16と同様な操作により
T/C混を染色したところそれぞれにつきポリエステル繊
維側、木綿側共に均一で鮮明なスカーレットに染色され
た染色物が得られた。これらの染色物は、湿潤、耐光、
汗日光、塩素水堅牢度が優れていた。
実施例18. 実施例1で得られた化合物2部、カヤセロンイエローE
−3GL 0.4部、カヤセロンレッドE−2BL(日本化薬製、
分散染料)1.7部、芒硝60部、キャリヤー430(日華化学
製、キャリヤー)5部、ナフタレンスルホン酸のホルマ
リン縮合物(分散剤)を2部を含み、カヤクバッファー
p−7 1部で、pH7に調整された全容1000部の染浴を仕立
てた。この中へT/C(50/50)混メリヤス布50部を繰り入
れ30分間で100℃まで昇温し、この温度で60分間染色し
た。水洗後、アニオン系界面活性剤2部、炭酸ナトリウ
ム2部を含む水溶液1000部を用い、100℃で15分間ソー
ピングし、次いで水洗乾燥した。ポリエステル繊維側、
木綿側共に均一に鮮明なスカーレットに染色されたカラ
ーイールドの良好な染色物が得られた。こお染色物は、
湿潤、耐光、汗日光、塩素水堅牢度が優れていた。
実施例19. 実施例1で得られた目的化合物4部、芒硝80部、水1000
部を用いて染浴を調製し、この染浴に50部の精練漂白剤
の無シルケット綿メリヤスを浸漬し、80℃で30分間染色
した後、炭酸ナトリウム20部を添加し、引続き同温度で
60分間染色した。実施例15の方法で洗浄して、鮮明なス
カーレットの染色物を得た。
発明の効果 T/C混を、分散染料の併用で、一浴一段で均一に染色す
ることが可能なカラバリューのすぐれたスカーレット系
の反応性染料がえられた。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】遊離酸の形で式(1) (式(1)中、R1はCH3又はC2H5を、R2,R3はH,Cl又はCH
    3を、 をそれぞれ表す)で表されるアゾ化合物
  2. 【請求項2】遊離酸の形で式(1) (式(1)中、R1はCH3又はC2H5を、R2,R3はH,Cl又はCH
    3を、 をそれぞれ表す。)で表されるアゾ化合物を用いること
    を特徴とするセルロース系繊維又はセルロース系繊維含
    有繊維材料の染色法
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