JPH069666Y2 - チューブ保持装置 - Google Patents

チューブ保持装置

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JPH069666Y2
JPH069666Y2 JP1598490U JP1598490U JPH069666Y2 JP H069666 Y2 JPH069666 Y2 JP H069666Y2 JP 1598490 U JP1598490 U JP 1598490U JP 1598490 U JP1598490 U JP 1598490U JP H069666 Y2 JPH069666 Y2 JP H069666Y2
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tube
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育英 白勢
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案はチューブ保持装置に関し、より詳しくは、例え
ば透析器に接続された2本のチューブを保持するチュー
ブ保持装置に関する。
「従来の技術」 透析装置においては、透析器に接続された2本のチュー
ブの先端に設けた針を患者の血管に接続する必要がある
が、その際、一般に透析器の入口側のチューブはその中
間部を陰圧センサにセットし、また透析器の出口側のチ
ューブはその中間部を気泡センサにセットしている。
「考案が解決しようとする課題」 しかるに従来、上記各チューブのセットは、例えばチュ
ーブを陰圧センサに対する所定位置に配設するととも
に、その陰圧センサから突出するチューブの両端部を適
宜のクランプ手段によって固定するようにしており、し
かも各チューブ毎にそれぞれ独立して行なっていたの
で、各チューブのセット作業が煩雑となるという欠点が
あった。
本考案はそのような事情に鑑み、例えば透析器に接続さ
れた第1チューブと第2チューブとをきわめて容易にセ
ットすることができるようにしたものである。
「課題を解決するための手段」 すなわち本考案は、開閉自在に設けられて第1チューブ
を保持又は解放する一対の第1保持部材と、開閉自在に
設けられて第2チューブを保持又は解放する一対の第2
保持部材と、上記第1保持部材の開放状態において上記
第1チューブを所定の保持位置に仮止めする第1仮止め
部と、上記第2保持部材の開放状態において上記第2チ
ューブを所定の保持位置に仮止めする第2仮止め部と、
上記第1保持部材と第2保持部材とを連動させ、一方の
保持部材の開閉動作に応じて他方の保持部材を開閉動作
させる連動機構とを備えるものである。
「作用」 上記構成によれば、第1チューブと第2チューブとをセ
ットする際には、一方の保持部材を開放状態とすれば、
連動機構を介して他方の保持部材も開放状態とすること
ができる。そしてこの状態で、上記第1仮止め部により
第1チューブを所定の保持位置に仮止めするとともに、
第2仮止め部により第2チューブを所定の保持位置に仮
止めする。
そして次に一方の保持部材を閉鎖させれば、上記連動機
構を介して他方の保持部材も閉鎖状態となるので、一挙
動で上記第1チューブと第2チューブとを各保持部材に
よって保持させることができる。
「実施例」 以下図示実施例について本考案を説明すると、第1図に
おいて、人体から第1チューブ1内に流出した血液は、
図示しない透析器内に導入されて浄化され、第2チュー
ブ2を通って人体に戻されるようになっている。
上記第1チューブ1および第2チューブ2を保持する基
台3に、第1チューブ1内の血液を透析器内に供給する
ローラ型のチュービングポンプ4と、該チュービングポ
ンプ4の上流側に設けられて第1チューブ1内の圧力を
検出する陰圧センサ5とを設けてあり、また上記陰圧セ
ンサ5に隣接した位置に、第2チューブ内の気泡を検出
する気泡センサ6を設けている。さらに、上記気泡セン
サ6の下流側に遮断機構7を設けてあり、上記気泡セン
サ6によって血液中に気泡が検出された際には、上記遮
断機構7によって第2チューブ2を押し潰し、血液の流
れを止めることができるようになっている。
然して、上記第1チューブ1および第2チューブ2を基
台3の所定位置にセットするためのチューブ保持装置10
は、第1チューブ1を保持する第1保持手段11と、第2
チューブ2を保持する第2保持手段12と、さらに両保持
手段11、12を連動させる連動機構としてのリンク機構13
とを備えている。
そして上記第1保持手段11は、上記基台3に固定した固
定保持部材14と、基台3に取付けたガイド部材15に沿っ
て移動可能に設けられ、上記固定保持部材14に近接又は
離隔される可動保持部材16とを備えている。この可動保
持部材16は、第2図に示すように、第1チューブ1が載
置される載置面16aと、この載置面16aの左側、すなわ
ち固定保持部材14とは反対側部分から上方に伸び、第1
チューブ1の外周面のほぼ左側部分を囲む円弧状凹部16
bとを備えており、さらにこの円弧状凹部16bの上端部
に、第1チューブ1の上部左側部分を覆う仮止め部16c
を設けている。
これに対し、固定保持部材14の左端面は鉛直方向の平面
に形成して第1チューブ1との当接面14aとしてあり、
かつその当接面14aの上部に、上記第1チューブ1の上
部右側部分を覆う仮止め部14bを設けている。
上記左右一対の仮止め部16c、14bは、左右一対の保持
部材14、16が相互に離隔した開放状態のときに、上記第
1チューブ1を弾性変形させながら両者間を通過させて
上記円弧状凹部16b内に挿入することができる間隔に設
定している。そしてこの状態から上記可動保持部材16を
固定保持部材14に向けて前進させて両者を閉鎖状態とす
ることにより、上記一対の仮止め部16c、14bを近接さ
せて第1チューブ1を弾性変形させても両者間から引抜
くことができないようにしている。
さらに上記陰圧センサ5の接触子5aは、上記固定保持部
材14を摺動自在に貫通させて上記当接面14aから可動保
持部材16側に突出させてあり、上記一対の保持部材14、
16間で第1チューブ1を保持した際に、該第1チューブ
1により陰圧センサ5内に組込んだ図示しないばねに抗
して上記接触子5aを後退させるようにしている。そして
万一、第1チューブ1内が陰圧となって該第1チューブ
1が大気圧によって押し潰された際には、上記接触子5a
のばねによる前進によりその状態を検出できるようにな
っている。
次に、上記第2保持手段12は、上記基台3に固定した固
定保持部材20と、基台3に回転自在に軸支した回転軸21
の上端部に取付けた回転保持部材22とを備えている。そ
して上記固定保持部材20の上面に第2チューブ2が挿入
される長溝20aを形成するとともに、第1図に示すよう
に、上記長溝20aの両側中央部を相互に突出させて左右
一対の仮止め部20bを形成し、両仮止め部20b間に第2
チューブ2を軽く圧入してその位置に仮止めすることが
できるようにしている。
他方、上記回転保持部材22は、上記回転軸21の直径方向
に伸びる細長い取手部22aと、この取手部22aの底部か
ら水平方向一側に伸びる半円板部22bとを備えており、
上記取手部22aを把持して回転保持部材22を回転させ、
該取手部22aを上記長溝20aの上方に位置させた際に、
両保持部材20、22によって第2チューブ2を確実に保持
できるようにしている。
また、上記半円板部22bの下面所定位置にクリックスト
ップ用の2つの穴22c、22dを形成するとともに、上記
基台3に取付けた上記回転軸21の軸受ブロック24に、上
記各穴22c、22dに係合するボールを取付けたスライダ
ピン25を上下動自在に取付け、このスライダピン25をば
ね26によって上方に付勢して、上記ボールを常に半円板
部22bの下面に弾接している。
そして上記取手部22aを長溝20aの上方に位置させた際
に、上記スライダピン25のボールを一方の穴22cに係合
させてその位置で回転保持部材22を固定させ、また回転
保持部材22を第1図に示す状態から時計方向に90度回転
させて上記取手部22aおよび半円板部22bを長溝20aの
上方から外れた位置に位置させた際に、上記スライダピ
ン25のボールを他方の穴22dに係合させてその位置で回
転保持部材22を固定させることができるようにしてい
る。
さらに、上記第1保持手段11と第2保持手段12とを連動
させるリンク機構13は、第2保持手段12を構成する上記
回転軸21にその軸心から偏心させて設けた偏心ピン30
と、この偏心ピン30に一端を連結したリンク31と、該リ
ンク31の他端と上記第1保持手段11を構成する可動保持
部材16とを連結する連結ピン32とを備えている。したが
って上記回転軸21を回転させることによって偏心ピン30
をその回転軸21の軸心に対して公転させれば、それによ
り上記リンク31を介して可動保持部材16を進退動させる
ことができる。
以上の構成において、上記第1チューブ1と第2チュー
ブ2とをセットする際には、第2保持手段12を構成する
回転保持部材22の取手部22aを把持して該回転保持部材
22を一方向に回転させ、上記半円板部22bの穴22dをス
ライダピン25のボールに係合させることにより、取手部
22aおよび半円板部22bを長溝20aの上方からはずれた
位置に保持する。
そして上記回転保持部材22を回転させると、これと一体
の回転軸21が回転されるので、上記リンク機構13を介し
て第1保持手段11を構成する可動保持部材16が固定保持
部材14から離隔した位置に移動される。
このようにして第2保持手段12の固定保持部材20と回転
保持部材22とを開放状態とすると同時に、第1保持手段
11の可動保持部材16と固定保持部材14とを開放状態とし
たら、第2チューブ2を固定保持部材20の長溝20aに設
けた左右一対の仮止め部20b内に軽く圧入してその位置
に仮止めし、他方、第1チューブ1は左右一対の保持部
材14、16に設けた左右一対の仮止め部16c、14b内に弾
性変形させながら通過させ、円弧状凹部16b内に挿入し
て仮止めさせる。
このようにして第1チューブ1と第2チューブとをそれ
ぞれ仮止めしたら、上記回転保持部材22の取手部22aを
把持して該回転保持部材22を上述とは逆方向に回転さ
せ、上記半円板部22bの穴22cをスライダピン25のボー
ルに係合させる。これにより取手部22aが長溝20aの上
方に位置するので、一対の保持部材20、22によって第2
チューブ2が確実に保持され、また可動保持部材16がリ
ンク機構13を介して移動されて固定保持部材14に近接す
るので、上記一対の仮止め部16c、14dが近接して第1
チューブ1が確実に保持されるようになる。
そしてこのとき、上記偏心ピン30を回転軸21の軸心と連
結ピン32とを結ぶ直線上に位置させ、可動保持部材16か
らの反力によって容易に回転軸21が回転されることがな
いようにしている。
なお、上記実施例では各保持部材16、22を連動させる連
動機構としてリンク機構13を用いているが、リンク機構
に限定されるものではなく、各保持部材を連動させるこ
とができればカム機構等、如何なる構成のものであって
もよい。
「考案の効果」 以上のように、本考案によれば、一方の保持部材の開閉
作動に連動して他方の保持部材を開閉作動させることが
でき、しかも第1チューブと第2チューブとをそれぞれ
所定の保持位置に仮止めする仮止め部を有しているの
で、それらチューブをきわめて容易に所定位置にセット
することができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す平面図、第2図は第1
図のII−II線に沿う断面図である。 1……第1チューブ、2……第2チューブ 3……基台、10……チューブ保持装置 11……第1保持手段、12……第2保持手段 14、16……保持部材、20、22……保持部材 13……リンク機構(連動機構) 14b、16c……仮止め部、20b……仮止め部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】開閉自在に設けられて第1チューブを保持
    又は解放する一対の第1保持部材と、開閉自在に設けら
    れて第2チューブを保持又は解放する一対の第2保持部
    材と、上記第1保持部材の開放状態において上記第1チ
    ューブを所定の保持位置に仮止めする第1仮止め部と、
    上記第2保持部材の開放状態において上記第2チューブ
    を所定の保持位置に仮止めする第2仮止め部と、上記第
    1保持部材と第2保持部材とを連動させ、一方の保持部
    材の開閉動作に応じて他方の保持部材を開閉動作させる
    連動機構とを備えることを特徴とするチューブ保持装
    置。
JP1598490U 1990-02-20 1990-02-20 チューブ保持装置 Expired - Lifetime JPH069666Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP5439138B2 (ja) * 2009-11-27 2014-03-12 日機装株式会社 血液浄化装置用チューブ把持装置及びそれを備えた血液浄化装置

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JPH03107937U (ja) 1991-11-06

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