JPH0696251A - バーコードリーダ - Google Patents

バーコードリーダ

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Publication number
JPH0696251A
JPH0696251A JP4246821A JP24682192A JPH0696251A JP H0696251 A JPH0696251 A JP H0696251A JP 4246821 A JP4246821 A JP 4246821A JP 24682192 A JP24682192 A JP 24682192A JP H0696251 A JPH0696251 A JP H0696251A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bar code
centering
permanent magnet
mirror
code reader
Prior art date
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Pending
Application number
JP4246821A
Other languages
English (en)
Inventor
Kentaro Toyama
健太郎 外山
Yujiro Kitade
雄二郎 北出
Toshiki Henmi
敏紀 辺見
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Electric Co Ltd filed Critical Fuji Electric Co Ltd
Priority to JP4246821A priority Critical patent/JPH0696251A/ja
Publication of JPH0696251A publication Critical patent/JPH0696251A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 小型,軽量化およびセンタリングの無調整化
を図り、不必要なモーメントや負荷の発生を抑制する。 【構成】 内ヨーク,外ヨークおよび永久磁石17(1
7b,17c)からなる磁気回路と駆動コイル13とか
らなり、バーコードを光走査するためのガルバノミラー
において、その固定部に設けられた永久磁石17b,1
7cにより形成される磁界104,103の中に、極性
が反対の磁界102を形成する永久磁石22を設けるこ
とにより、磁気を利用したセンタリング調整(原点復帰
動作)を可能とし、小型,軽量化を図る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、バーコードリーダ、
特にそのガルバノミラー回転駆動用ボイスコイルモータ
において、磁石の反発力を利用して揺動運動の基準点を
得ることによりガルバノミラーの小型化,センタリング
の無調整化を図るようにしたバーコードリーダに関す
る。
【0002】
【従来の技術】図4はバーコードリーダの一般的な例を
示す斜視図、図5はその正面図、図6は図4に示すガル
バノミラーの1例を示す正面図、図7は同じくその平面
図、図8は図6のI−I断面図をそれぞれ示している。
まず、図4,図5を参照してバーコードリーダの主要構
成を説明する。なお、これらの図において、1はバーコ
ードリーダ、2はガルバノミラー、2aは反射ミラー、
3はレーザダイオード、4,4aはレーザ光、5はフォ
トダイオード、6はバーコードをそれぞれ示している。
レーザダイオード3から発せられたレーザ光4は、ガル
バノミラー2に取り付けられた反射ミラー2aにより光
軸が変えられ、レーザ光4aとしてバーコード6上に照
射される。バーコード6上に照射されたレーザ光4aの
反射光4bを、その近傍に設けたフォトダイオード5に
よって捕らえ、バーコード6上の情報を読み取るわけで
ある。
【0003】ここで、バーコード6は或る幅にわたって
複数のバー6aが形成されており、全体で1つまたは複
数の情報になっている。全てのバー6aを読むために
は、バーコード6の方を移動させるか、あるいはレーザ
光4aの方を移動させることが必要となる。ここでは、
レーザ光4の光軸を変化させるための反射ミラー2aを
光軸に対し直角な軸で揺動させ、レーザ光4の反射角度
を変えることにより、レーザ光4aのバーコード6に当
たる位置を変化(走査,スキャン)させるようにしてい
る。
【0004】次に、図6,図7および図8を参照してガ
ルバノミラーの構成について説明する。なお、これらの
図において、11はボビン、12はボールベアリング、
13は駆動コイル、14は磁気回路、15は外ヨーク、
16は内ヨーク、17は永久磁石、18は回転軸、19
は圧縮コイルバネ、20はストッパ、21はセンタリン
グゴムである。すなわち、円筒状に構成されたボビン1
1の中央部11a(図8参照)には、複数のボールベア
リング12が取り付けられており、ボビン11の外周部
11bには方形状に形成された駆動コイル13が2個固
定されている。
【0005】磁気回路14は外ヨーク15,内ヨーク1
6,永久磁石17および空隙(磁気ギャップ14a:図
6参照)などから構成される。永久磁石17はコの字形
に形成された外ヨーク15と内ヨーク16の対向する面
に固定され、駆動コイル13に対して2つのそれぞれ極
性の異なった永久磁石17をその面上に有している。回
転軸18は磁気回路14に一端を固定されており、ボビ
ン11に取り付けたボールベアリング12を通し、ボビ
ン11が回転軸18の回りに揺動可能に支持される。圧
縮コイルバネ19は回転軸18を通して可動部下方に設
けられ、ボールベアリング12を押し上げ、ストッパ2
0にボールベアリング12を押し付けることで、ボール
ベアリング12のガタを無くすようにしている。
【0006】反射ミラー2aは図6に示すようにボビン
11の上面11cに固定され、ボビン11の揺動ととも
にこの反射ミラー2aも揺動可能となっている。磁気回
路14と反射ミラー2aを固定したボビン11を組み立
てる際、内ヨーク16はボビン11の内側の溝11bに
入り、外ヨーク15,永久磁石17はボビン11の外側
に位置され、駆動コイル13が空隙14aに位置するよ
うに構成されている。なお、各駆動コイル13は各辺1
3aが空隙14a(図6参照)に磁石17aと対向して
配置され、対抗する一辺13bは空隙14aに磁石17
bと対向して配置される。また、駆動コイル13の接続
方法はこれに電流を流した際、空隙14a中にある駆動
コイル13の各々の一辺13aを、電流が同じ方向に流
れるように接続するものとする。
【0007】また、センタリングゴムまたはセンタリン
グバネ21はシリコンゴム等によって口字状に形成さ
れ、その一端を外ヨーク15に固定し、他端をボビン1
1に固定する。センタリングゴム21の固定位置は可動
範囲の中心であり、ここでセンタリングゴム21の張力
が最小となるように取り付ける。これにより、可動部が
回転するとセンタリングゴム21が変形し、この変形を
元に戻そうとする復元力によってミラー2aを揺動する
際の基準位置を決定するようにしている。
【0008】動作を説明する。直列または並列に接続さ
れた2個の駆動コイル13に所定の電流を流すことによ
り、この電流と磁気回路14の磁束とにより駆動力を発
生させ、ボビン11を回動させる。このとき、駆動コイ
ル13に流す電流を正弦(sineまたはsin)波状
とすることにより、ボビン11および反射ミラー2aを
揺動運動させ、センタリングゴム21により決まる揺動
範囲が常に中心に対して対称となるように運動する。こ
れによってレーザ光4の光軸を変化させ、バーコード6
全体を安定にスキャンまたは走査し得るようにしてい
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような構成では、揺動範囲の中心点を得るためにセンタ
リングゴムを必要とする。したがって、正確にセンタリ
ングを行なうためにはセンタリングゴムが無負荷状態
で、揺動範囲の中心となるように調整して取り付ける必
要がある。また、センタリングゴムを取り付けることに
よるガルバノミラーの大型化,センタリングゴムによる
回転軸18、ベアリング12への不必要なモーメントお
よび負荷による必要駆動力の増加,装置の短寿命化など
の問題が生じている。したがって、この発明の課題はガ
ルバノミラーの小型化,センタリングの無調整化、さら
には不必要なモーメントおよび負荷の発生を防止し、必
要駆動力の低減,装置の長寿命化を図ることにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
るため、この発明では、レーザ光を発するレーザダイオ
ードと、レーザ光の光軸を変化させる反射ミラーを有す
るガルバノミラーと、内ヨーク,外ヨークおよび永久磁
石からなる磁気回路と駆動コイルとを少なくとも有し、
前記ガルバノミラーを駆動するボイスコイルモータと、
バーコードに照射されバーコードから反射されるレーザ
光を受光するフォトダイオードとを備えたバーコードリ
ーダにおいて、固定部側に設けられた前記永久磁石によ
り発生する磁界の中に、これと反する磁界を発生する1
つまたは複数個の磁石を可動部側に設けたことを特徴と
している。
【0011】
【作用】レーザ光の光軸を変化させるガルバノミラーの
外ヨークに固定された永久磁石に対し、これと反発する
磁極を持つ永久磁石を可動部に設けることにより、セン
タリングゴムを不要として構成を簡略化し、無調整化を
図る。その結果、不必要なモーメントおよび負荷も抑制
することができ、駆動力の低減化,装置の長寿命化を期
待することができる。
【0012】
【実施例】図1はこの発明の実施例を示す構成図であ
る。この実施例が特に図6〜図8に示す従来のものと異
なる点は、反射ミラー2aを駆動する際、その中心点を
得るためのセンタリング方法にある。すなわち、従来は
センタリングのためにセンタリングゴムを用いていた
が、ここでは、このようなセンタリングゴムは廃止し、
磁気の反発を利用してセンタリングを行なうようにした
点が特徴である。
【0013】つまり、図1,図2に示すように、ガルバ
ノミラーの固定部に設けられた永久磁石17bと17c
は対向する面の磁性が互いに逆となるように配置されて
いるので、その各永久磁石17b,17cによる磁界1
03と104の中に、その各々と逆の磁界102を発生
する永久磁石22を、可動部であるボビン11の側面に
設置して構成する。なお、永久磁石22をここでは1つ
設けたが、これに限らないことは勿論である。
【0014】また、センタリングの無調整化を図るた
め、ボビン11には永久磁石22を取り付けるための位
置決め用の溝を形成しておくものとする。なお、この溝
は可動部を揺動範囲の中心位置にしたとき、固定部に設
けた永久磁石17b,17cから等距離となる、ボビン
11上の線を中心としている。これにより、外ヨーク1
5に固定された永久磁石17b,17cと、可動部に設
けられた永久磁石22との反発力によって磁気的な中立
点、つまり揺動運動の中心点を得ることが可能となる。
【0015】したがって、コイル13に電流を印加する
ことでミラー2aを揺動させて図2(イ),(ロ)のよ
うに、例えば永久磁石22が永久磁石17b側に変位さ
せた(偏った)としても、コイル13への通電を止めミ
ラー2aの揺動を停止させれば、永久磁石22は図1
(イ),(ロ)に示すように元の状態に復元することに
なる。図3はこの発明の他の実施例を示す平面図であ
る。これは、同図のように磁気的な中立点に合わせて外
ヨーク15に突起23を設けることにより、揺動運動の
基準点の位置を精度良く決めることができるようにした
もので、センタリング用の永久磁石22をより小さなも
のにすることが可能となる。
【0016】
【発明の効果】この発明によれば、ガルバノミラーのセ
ンタリングを永久磁石で実現することにより、センタリ
ングゴムまたはセンタリングバネを不要にすることが可
能となる。その結果、ガルバノミラー、ひいてはバーコ
ードリーダの小型化,センタリングの無調整化によるコ
ストダウンを図ることができる。また、不必要なモーメ
ントおよび負荷を抑制できるので駆動力の低減、つまり
は低消費電力化が可能となり、装置の長寿命化を図り得
る利点が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を示す構成図である。
【図2】この発明の動作を説明するための説明図であ
る。
【図3】この発明の他の実施例を示す平面図である。
【図4】バーコードリーダの従来例を示す斜視図であ
る。
【図5】図4の平面図である。
【図6】図4に示すガルバノミラー駆動用ボイスコイル
モータの構成を示す正面図である。
【図7】図4で示すガルバノミラー駆動用ボイスコイル
モータの構成を示す平面図である。
【図8】図6のI−I断面図である。
【符号の説明】
1…バーコードリーダ、2…ガルバノミラー、2a…ミ
ラー、3…レーザーダイオード、4,4a…レーザー
光、5…フォトダイオード、6…バーコード、11…ボ
ビン、12…ボールベアリング、13…駆動コイル、1
4…磁気回路、15…外ヨーク、16…内ヨーク、1
7,22…永久磁石、18…回転軸、19…圧縮コイル
バネ、20…ストッパ、21…センタリングゴム、23
…突起、102〜104…磁界。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レーザ光を発するレーザダイオードと、
    レーザ光の光軸を変化させる反射ミラーを有するガルバ
    ノミラーと、内ヨーク,外ヨークおよび永久磁石からな
    る磁気回路と駆動コイルとを少なくとも有し、前記ガル
    バノミラーを駆動するガルバノミラー駆動用ボイスコイ
    ルモータと、バーコードに照射されバーコードから反射
    されるレーザ光を受光するフォトダイオードとを備えた
    バーコードリーダにおいて、 固定部側に設けられた前記永久磁石により発生する磁界
    の中に、これと反する磁界を発生する1つまたは複数個
    の磁石を可動部側に設けたことを特徴とするバーコード
    リーダ。
JP4246821A 1992-09-16 1992-09-16 バーコードリーダ Pending JPH0696251A (ja)

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JP4246821A JPH0696251A (ja) 1992-09-16 1992-09-16 バーコードリーダ

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JP4246821A JPH0696251A (ja) 1992-09-16 1992-09-16 バーコードリーダ

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JPH0696251A true JPH0696251A (ja) 1994-04-08

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ID=17154200

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JP4246821A Pending JPH0696251A (ja) 1992-09-16 1992-09-16 バーコードリーダ

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