JPH0696168A - Cd−i用ソフトウエアの作成装置 - Google Patents

Cd−i用ソフトウエアの作成装置

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JPH0696168A
JPH0696168A JP27235592A JP27235592A JPH0696168A JP H0696168 A JPH0696168 A JP H0696168A JP 27235592 A JP27235592 A JP 27235592A JP 27235592 A JP27235592 A JP 27235592A JP H0696168 A JPH0696168 A JP H0696168A
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JP
Japan
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skeleton
data
software
Prior art date
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Application number
JP27235592A
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English (en)
Inventor
Shinko Kishi
真弘 岸
Seiichi Shimizu
誠一 清水
Toshiko Hasebe
敏子 長谷部
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Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単にCD−I用ソフトウエアを開発するこ
とができるソフトウエアの作成装置を提供する。 【構成】 ツール記憶手段10内には、種々のシーン展
開を定義した複数のツールが用意される。インフォメー
ションツールIは、画像および音声からなるシーンを所
定の順序で並べたストーリを定義するツールであり、ア
クセスツールAは、所定のストーリーをアクセスするた
めのシーンを定義するツールである。シーン骨格定義手
段20は、用意されたツールを組み合わせることによ
り、CD−I内の全体的なシーン配置を示すシーン骨格
を定義する。実データ付加手段30によって、シーン骨
格を構成する各シーンに画像データおよび音声データを
付加すれば、ソフトウエアは完成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はCD−I用ソフトウエア
の作成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】光情報記録ディスクは、近年めざましい
普及を遂げ、現在では様々な規格のディスクが市場に出
回っている。その中でも、CD−Iは、画像データおよ
び音声データを視聴者の要求に応じていわばランダムア
クセスすることができる特徴をもつ新しい媒体として認
識されてきており、今後、更に普及するものと期待され
ている。一般のオーディオ用CDや映像ソフトを収容し
た光ディスクでは、媒体から視聴者に対して一方的に情
報が提供されるが、CD−Iでは、媒体と視聴者とが対
話形式にコミュニケーションをとりながら、視聴者の要
求に応じた情報を選択的に提示することができる。通
常、1つのシーンにおいて、媒体から視聴者に対して画
面上に選択枝が提示され、視聴者がマウスなどのポイン
ティングデバイスを用いていずれかを選択すると、この
選択に基づいて次のシーンが展開するような構成が採ら
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、CD
−Iは媒体と視聴者との間の対話によりシーン展開が行
われてゆくため、視聴者は積極的な姿勢で情報提示を受
けることができるというメリットがある。しかしなが
ら、このようなCD−Iのソフトウエアの作成には、多
大な労力と時間が必要になる。すなわち、一般のオーデ
ィオ用CDソフトや映像ソフトでは、単に音声データあ
るいは映像データをシーケンシャルに並べるだけで、収
容すべき情報の作成が完了する。ところが、CD−I用
のソフトウエアの作成は、このようなシーケンシャルな
情報の羅列では対応することはできず、いわゆるコンピ
ュータプログラムの作成と同様の労力と時間をかけて個
々のソフトウエアを作成しているのが現状である。この
ため、大量のソフトウエアの供給が困難であり、CD−
Iの普及を阻む大きな問題となっている。
【0004】そこで本発明は、簡単にCD−I用ソフト
ウエアを開発することができるCD−I用ソフトウエア
の作成装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
(1) 本願第1の発明は、予め用意された所定の画像デ
ータおよび音声データの提示を行うシーンを複数用意
し、各シーンを所定の構造で系統的に並べ、再生時に、
1つのシーンから次のシーンへの展開が、定義された構
造および視聴者の入力に基づいて行われるように構成し
たCD−I用のソフトウエアを作成する装置において、
所定のパターンでシーン展開を定義した複数のツールを
記憶するツール記憶手段と、このツール記憶手段に記憶
されているツールを組み合わせることにより、シーンを
所定の構造で系統的に並べたシーン骨格を定義するシー
ン骨格定義手段と、定義されたシーン骨格の構成要素と
なる各シーンについて、所定の画像データおよび音声デ
ータを付加する実データ付加手段と、定義されたシーン
骨格に関するデータ、ならびにこれに付加された画像デ
ータおよび音声データを記憶するデータ記憶手段と、を
設けたものである。
【0006】(2) 本願第2の発明は、上述の第1の発
明に係る装置において、ツール記憶手段に、主題となる
情報を提示するための主題シーンについてのシーン展開
を定義したインフォメーションツールと、主題シーンを
アクセスする用途に用いる補助シーンについてのシーン
展開を定義したアクセスツールと、の2とおりのツール
を用意するようにしたものである。
【0007】(3) 本願第3の発明は、上述の第2の発
明に係る装置において、ツール記憶手段に、視聴者から
の入力が一定時間以上なかった場合に提示するための待
機シーンについてのシーン展開を定義したアイキャッチ
ャーツールを更に用意したものである。
【0008】
【作 用】本発明に係る装置では、ツール記憶手段に予
め定型パターンのシーン展開を定義したツールが用意さ
れる。ソフトウエアの作成者は、まず、用意されたツー
ルを組み合わせてシーン骨格を定義する。そして、この
シーン骨格の構成要素となる各シーンごとに、画像デー
タや音声データといった実データを付加する作業を行え
ばよい。このため、ソフトウエア開発の労力は著しく軽
減される。
【0009】
【実施例】以下、本発明を図示する実施例に基づいて説
明する。図1は、本発明の一実施例に係るCD−I用ソ
フトウエアの作成装置の基本構成を示すブロック図であ
る。この装置は、所定のパターンでシーン展開を定義し
た複数のツールを記憶するツール記憶手段10と、この
ツール記憶手段に記憶されているツールを組み合わせる
ことにより、シーンを所定の構造で系統的に並べたシー
ン骨格を定義するシーン骨格定義手段20と、定義され
たシーン骨格の構成要素となる各シーンについて、所定
の画像データおよび音声データを付加する実データ付加
手段30と、定義されたシーン骨格に関するデータ、な
らびにこれに付加された画像データおよび音声データを
記憶するデータ記憶手段40と、CD−I1に対して、
データ記憶手段40内に生成されたデータを書き込むデ
ータ書込手段50と、によって構成されている。
【0010】この実施例では、ツール記憶手段10内に
3種類のツールを用意している。インフォメーションツ
ールIは、主題となる情報を提示するための主題シーン
についてのシーン展開を定義したものであり、アクセス
ツールAは、主題シーンをアクセスする用途に用いる補
助シーンについてのシーン展開を定義したものであり、
アイキャッチャーツールは、視聴者からの入力が一定時
間以上なかった場合に提示するための待機シーンについ
てのシーン展開を定義したものである。以下、これら各
ツールを、具体例に基づいて説明する。
【0011】図2は、インフォメーションツールIの具
体例のいくつかを示す図である。ここでは、シリアル型
I1,リンケージ型I2,ナビゲーション型I3、の3
つのタイプのインフォメーションツールについて、それ
ぞれ1つずつ例を示してある。いずれも、いくつかのシ
ーンの展開(提示する順序)を定義したものである。な
お、本明細書において、「シーン」とは、「CD−Iを
再生したときの1単位の提示情報」を意味するものであ
り、「ある画像をナレーションや音楽とともに視聴者に
提示する場合に、その画像と音声とからなる1まとまり
の情報」に相当するものである。したがって、1つのシ
ーンは、実際には画像データと音声データとによって構
成されるが、ツール記憶手段10に用意された各ツール
において定義されたシーンは、これらの実データ(画像
データと音声データ)を含んでいない。別言すれば、各
ツールは、実データをもたないシーンの枠組だけを所定
の順序で定義したものと言うことができる。
【0012】たとえば、図2に例示したシリアル型ツー
ルI1では、シーン1〜シーン6(厳密にはその枠組)
がこの順番に展開している。このツールに実データを付
加した情報を再生すると、まずシーン1の画像および音
声が再生され、シーン2,3,4…と順に再生されるこ
とになる。シーン1〜シーン6までの再生に関しては、
原則として媒体側から視聴者側へ一方向に情報が伝達さ
れることになる。このようなシリアル型ツールI1は、
視聴者に対して順序だてて複数の情報を提示する場合に
利用される。
【0013】図2のリンケージ型ツールI2は、シリア
ル型I1の途中に迂回路を設け、この迂回路においても
付加的なシーンを提示できるようにしたものである。図
示の例では、シーン4からシーン7,8への迂回路を設
けている。迂回路に進むか否かは、視聴者の入力によっ
て決定される。すなわち、シーン4においては、予め決
められた画面位置に迂回指示ウインドウが表示され、視
聴者がこの迂回指示ウインドウをマウスポインタなどに
よってクリックした場合に限り、シーン7,8へと迂回
し、再びシーン4へ戻ることになる。視聴者によるクリ
ックがなければ迂回路へは進まない。このようなリンケ
ージ型ツールI2は、上述したシリアル型ツールI1に
おける特定のシーンにおいて、付加的な説明を加えるよ
うな場合に利用される。
【0014】図2のナビゲーション型ツールI3は、何
箇所かに選択枝を定義し、この選択枝に従って分岐する
ような構造に、各シーンを配置したものである。図示の
例では、シーン1からシーン2へは無条件で進むが、シ
ーン2においては、予め決められた画面位置に選択要求
ウインドウが表示され、視聴者がどのウインドウをクリ
ックするかによって、シーン3〜5のいずれに進むかが
決定されるものである。この例では、いずれの選択枝を
とったとしても、最終的にはシーン10に到達するよう
になっている。
【0015】以上、インフォメーションツールの各型の
ツールを1つずつ例示したが、実際にはより多数のツー
ルを用意しておくのが好ましい。特に、ナビゲーション
型には、様々なパターンが考えられるので、できるだけ
いろいろなパターンのツールを用意しておくのが好まし
い。なお、このインフォメーションツールIで定義され
る各シーンは、主題となる情報を提示するための主題シ
ーンである。たとえば、「みんなの動物園」と題したC
D−Iソフトウエアにおいて、種々の動物の生態を示す
画像および動物の鳴き声や説明を示す音声を提示するこ
とが主題であったとすると、この主題シーンには、動物
の生態を示す画像データや動物の鳴き声や説明を示す音
声データが付加されることになる。なお、ここでは、1
つのツールによって定義されたシーン展開をストーリー
と呼ぶことにする。たとえば、図2に示す3つの型に示
すシーン展開は、それぞれがいずれも1つのストーリー
を構成することになる。
【0016】続いて、アクセスツールAの具体例を図3
に示す。このアクセスツールAは、前述したインフォメ
ーションツールIで定義される主題シーンをアクセスす
る用途に用いる補助シーンについてのシーン展開を定義
するものである。ここでは、インデックス型ツールA1
とリトリーバル型ツールA2との2つのタイプのアクセ
スツールについて、それぞれ1つずつ例を示してある。
このアクセスツールも、いくつかのシーンの展開(提示
する順序)を定義したものであるが、ここで定義される
シーンは、主題シーンではなく、アクセスを目的とする
ための補助シーンである。
【0017】たとえば、図3に例示したインデックス型
ツールA1は、各シーンごとに選択枝を定義し、この選
択枝に従って分岐するような構造となっている。図示の
例では、シーン1からはシーン2〜4の3つに分岐し、
そこから更に2つに分岐する例が示されている。各シー
ンでは、やはり予め決められた画面位置に選択要求ウイ
ンドウが表示され、視聴者がどのウインドウをクリック
するかによって、次のどのシーンに進むかが決定される
ものである。最終的には、インフォメーションツールI
を用いて定義された特定のストーリーもしくは、別なア
クセスツールへと導かれる。
【0018】一方、リトリーバル型ツールA2は、いわ
ばデータベースを検索するような方法で、特定のストー
リーあるいは別なアクセスツールを導くものである。や
はり各シーンにおいて、画面上に選択要求が表示され、
視聴者がこれに回答することになるが、この視聴者の選
択回答は、次のシーン展開には影響を与えない。ただ、
視聴者の選択回答はその都度記録されてゆき、最後のシ
ーン(図の例ではシーン3)に対する選択回答が完了す
ると、これまでに記録されていた選択回答のすべてを考
慮に入れた検索が行われ、条件を満たすストーリーある
いは別なアクセスツールが導かれることになる。
【0019】次に、アイキャッチャーツールEの具体例
を図4に示す。このアイキャッチャーツールEは、パー
ソナルコンピュータ用のソフトウエアにおいて利用され
ているいわゆる「スクリーンセーバー」と同様の性質を
もったツールである。すなわち、視聴者からの入力が一
定時間以上なかった場合に提示するための待機シーンに
ついてのシーン展開を定義するものである。図示するア
イキャッチャーツールは、単に、8つのシーン1〜8を
循環させて提示する構造のものである。他のツールで定
義されたシーンの提示中において、視聴者からの入力が
一定時間以上なかった場合には、自動的にこのツールに
ジャンプすることになる。すなわち、図4に示す待機シ
ーン1〜8のうちのいずれかのシーンへジャンプし、以
下、順に循環するように各待機シーンが提示されること
になる。ただし、視聴者からの入力があった場合には、
再びもとのシーンへと戻る。
【0020】以上、各ツールの具体例について説明を行
ったが、続いて、これらのツールを用いたソフトウエア
の作成手順について述べる。まず、作業者は、シーン骨
格定義手段20を用いてシーン骨格を定義する。ここで
シーン骨格とは、ツール記憶手段10に記憶されている
ツールを組み合わせることにより、シーンを所定の構造
で系統的に並べたものである。いわば、各ツールを部品
として、CD−Iの全体像を示す骨格を作成する作業を
行うようなものである。この作業により、図5に示すよ
うなツール骨格が作成される。ここで、入口シーンは、
このCD−Iを再生したときに最初に提示されるシーン
である。また、アクセスツール群は、アクセスツールA
を部品として組み立てた骨格部分であり、インフォメー
ションツール群は、インフォメーションツールIを部品
として組み立てた骨格部分である。こうして定義された
シーン骨格は、データ記憶手段40内に記憶される。続
いて、作業者は、実データ付加手段30によって、この
シーン骨格を構成する各シーンに実データ(画像データ
および音声データ)を付加すれば、CD−Iに記録すべ
きデータが完成する。最後にこのデータは、データ書込
手段50によってCD−I1へ書き込まれる。
【0021】最後に、この装置によって作成したソフト
ウエアの簡単な具体例を図6に示しておく。このソフト
ウエアは、たとえば「みんなの動物園」と題したCD−
Iソフトウエアであり、ここでは種々の動物の生態を示
す画像および動物の鳴き声や説明を示す音声が提示され
る。この具体例では、シーン骨格は、 入口シーン→ A1 → I1 (ストーリー1) → I2 (ストーリー2) → I1 → I1 (ストーリー3) → I3 (ストーリー4) → I1 → I2 (ストーリー5) → I2 (ストーリー6) といった構造となり、各構成要素はいずれもツール記憶
手段10内のツールからなることがわかる。そして、ス
トーリー1(虎の生態ストーリー)におけるツールI1
(図2に示すように6つのシーンから構成されている)
に付加する実データとしては、たとえば虎の生態を撮影
した6枚の画像とナレーションを用いればよいし、スト
ーリー2(馬の生態ストーリー)におけるツールI2
(図2に示すように6つのシーンと2つの迂回シーンか
ら構成されている)に付加する実データとしては、たと
えば馬の生態を撮影した6枚の画像とナレーション、お
よび迂回シーンとして、馬の生息地域を示す地図やグラ
フの画像とナレーションを用いればよい。ストーリー3
(鮫の生態ストーリー)では、ツールI1が繰り返し用
いられており、鮫の生態を撮影した12枚の画像とナレ
ーションを用いることができる。ストーリー4(鯨の生
態ストーリー)では、ツールI3が用いられているの
で、より複雑な情報提示が可能である。たとえば、図2
に示すナビゲーション型ツールI3において、シーン1
において大洋の画像を提示し、続くシーン2において、
3種類の鮫の画像を提示し、どの鮫についての情報を得
たいかという選択要求を行い、シーン3,4,5におい
てこの3種類の鮫の画像および説明を提示する、という
ような用い方が可能になる。図6の例では、更に、スト
ーリー5(燕の生態ストーリー)およびストーリー6
(蜂の生態ストーリー)が用意されている。
【0022】このような6つのストーリーをアクセスす
るためのアクセスツールとして、ここでは、インデック
ス型ツールA1が用いられている。このツールA1にお
けるシーン1では、陸の動物/海の動物/空の動物の選
択がなされ、各選択回答に基づいて、シーン2,3,4
が展開されることになる。更に、シーン2では肉食動物
/草食動物の選択が、シーン3では魚類/哺乳類の選択
が、シーン4では鳥類/昆虫の選択がそれぞれ行われ、
各選択回答に基づいて、上述したストーリー1〜6が展
開することになる。インデックス型ツールA1の代わり
に、リトリーバル型ツールA2を用いた場合には、次の
ようなアクセスが可能になる。たとえば、図3のツール
A2において、シーン1で「陸/空/海」の選択要求を
し、シーン2で「肉食/草食」の選択要求し、シーン3
で「哺乳類/他類」の選択要求をしておき、これら3つ
の選択要求の回答に基づいて、条件に合致したストーリ
ーを検索して選択するようなアクセスが可能になる。た
とえば、「陸,肉食,哺乳類」という回答を行ったとす
ると、「陸上の肉食哺乳類」としてストーリー1の「虎
の生態ストーリー」が選択されるようにすればよい。
【0023】更に、図6の例では、アイキャッチャーツ
ールで定義された8つの待機シーンには、広告の画像お
よび音声からなる実データを入れるようにしている。し
たがって、視聴者が、選択回答など何らかの入力要求が
なされたときに、所定時間以上、回答入力を行わなかっ
た場合には、このアイキャッチャーツールとして定義さ
れた待機シーンが提示されることになる。視聴者が回答
入力を行わない限り、エンドレスで広告の情報提示が行
われるが、回答入力を行った時点で、アイキャッチャー
ツールへジャンプする前のシーンが再び提示されること
になる。
【0024】このように、本装置を用いれば、ソフトウ
エアの作成者は、まず、ツール記憶手段10内に用意さ
れた各ツールを部品として組み合わせてシーン骨格を定
義し、続いて、各シーンについて実データを付加する作
業を行えばよいので、非常に楽な作業でソフトウエアの
作成を行うことが可能になる。
【0025】以上、本発明を図示する実施例に基づいて
説明したが、本発明はこの実施例に限定されるものでは
なく、この他にも種々の態様で実施可能である。特に、
図示した各ツールの構造は、ほんの一例として示したも
のであり、この他にも種々のツールを用意することがで
きる。また、上述の実施例では、選択要求を行う場合や
迂回指示を要求する場合に、画像上に所定のウインドウ
を表示するようにしているが、このようなウインドウ表
示を必ずしも行う必要はない。たとえば、表示画面上の
所定の領域をマウスポインタなどでクリックすることに
より回答入力を受け付けることができるようにしてお
き、実データを付加するときに、上記所定の領域にたと
えばドアなどが描かれた画像データを付加するようにす
れば、表示画像上のドアをクリックすることにより回答
入力が可能になる。なお、上述の説明において、インフ
ォメーションツールIで定義されるシーンを主題シー
ン、アクセスツールAで定義されるシーンを補助シー
ン、アイキャッチャーツールEで定義されるシーンを待
機シーン、と区別して説明したが、これらの各シーンに
付加する実データに実体的な制限があるわけではない。
したがって、たとえば、アクセスツールA1の各補助シ
ーンに、動物の画像などを用いることを妨げるものでは
ない。また、各シーンの展開は、図2および図3におい
て矢印で示した方向に進むのを標準としているが、視聴
者による特別な入力がなされたときには、特別な展開が
行われるようにしておいてもよい。たとえば、画面上に
表示された「RETURN」なるウインドウをクリック
すると前のシーンへ戻り、「HOME」なるウインドウ
をクリックすると入口シーンへ戻るような特別な展開を
定義しておいてもよい。
【0026】
【発明の効果】以上のとおり本発明に係るCD−I用ソ
フトウエアの作成装置によれば、ツール記憶手段内に用
意された各ツールを部品として組み合わせてシーン骨格
を定義し、続いて、各シーンについて実データを付加す
る作業を行うことにより、CD−I用ソフトウエアの作
成を行うことができるので、ソフトウエア開発を容易に
行うことが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るCD−I用ソフトウエ
アの作成装置の基本構成を示すブロック図である。
【図2】図1の装置に用意されたインフォメーションツ
ールIの具体例を示す図である。
【図3】図1の装置に用意されたアクセスツールAの具
体例を示す図である。
【図4】図1の装置に用意されたアイキャッチャーツー
ルEの具体例を示す図である。
【図5】図1の装置におけるシーン骨格定義手段によっ
て定義されたシーン骨格の概要を示す図である。
【図6】図1の装置によって作成された具体的なソフト
ウエアの一例の基本構造を示す図である。
【符号の説明】
1…CD−I 10…ツール記憶手段 20…シーン骨格定義手段 30…実データ付加手段 40…データ記憶手段 50…データ書込手段

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 予め用意された所定の画像データおよび
    音声データの提示を行うシーンを複数用意し、各シーン
    を所定の構造で系統的に並べ、再生時に、1つのシーン
    から次のシーンへの展開が、前記構造および視聴者の入
    力に基づいて行われるように構成したCD−I、に収容
    するソフトウエアを作成する装置であって、 所定のパターンでシーン展開を定義した複数のツールを
    記憶するツール記憶手段と、 このツール記憶手段に記憶されているツールを組み合わ
    せることにより、シーンを所定の構造で系統的に並べた
    シーン骨格を定義するシーン骨格定義手段と、 定義されたシーン骨格の構成要素となる各シーンについ
    て、所定の画像データおよび音声データを付加する実デ
    ータ付加手段と、 定義されたシーン骨格に関するデータ、ならびにこれに
    付加された画像データおよび音声データを記憶するデー
    タ記憶手段と、 を備えることを特徴とするCD−I用ソフトウエアの作
    成装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の装置において、 ツール記憶手段に、主題となる情報を提示するための主
    題シーンについてのシーン展開を定義したインフォメー
    ションツールと、前記主題シーンをアクセスする用途に
    用いる補助シーンについてのシーン展開を定義したアク
    セスツールと、の2とおりのツールを用意したことを特
    徴とするCD−I用ソフトウエアの作成装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の装置において、 ツール記憶手段に、視聴者からの入力が一定時間以上な
    かった場合に提示するための待機シーンについてのシー
    ン展開を定義したアイキャッチャーツールを更に用意し
    たことを特徴とするCD−I用ソフトウエアの作成装
    置。
JP27235592A 1992-09-16 1992-09-16 Cd−i用ソフトウエアの作成装置 Pending JPH0696168A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0818521A (ja) * 1994-07-01 1996-01-19 Sony Corp データ表示装置
JPH1184997A (ja) * 1997-09-01 1999-03-30 Shin Caterpillar Mitsubishi Ltd 学習支援システム

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