JPH0695972B2 - パッケージ小出し装置 - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 発明の背景 発明の分野 本発明は一般的にパッケージの小出しに関し、且つ特に
製品を含む複数個のパッケージを展示するためのみなら
ずそれをほ小出しするための装置に関する。

従来技術の説明 種々の製品又は製品を含むパッケージを展示し且つ／又
は小出しするための装置は従来技術でよく知られてい
る。例示的な例は次の文献で見ることができる。

米国特許第1,999,879号（リー）は、長手方向方向スロ
ットを有し且つ配向された丸いキャップの積重ねを収容
する中空円筒状の管を含み、各キャップは管の一端部か
ら協働する瓶蓋締装置への適当な小出しのためにキャッ
プを配向するように管のスロットを通して突出する半径
方向外方へ延びるタブを有している瓶キャップパッケー
ジ及び小出し装置を開示している。

米国特許第2,212,129号（ラスト）は、前方に面する側
部に幅広い長手方向スロットを有する垂直な中空円筒状
管を含み、その中に積重ねられた缶のラベルを展示し、
更にその底部に最下方の缶を取出すための前方に面する
開口を有する缶小出し装置を開示している。

米国特許第3,265,245号（ハーデン）は鍵素材の積重ね
を収容し且つ小出しするための垂直なシュートを含む鍵
素材小出し装置を開示しており、各鍵素材は頭部分と幅
狭い細長い本体部分とを有し、シュートはその裏側で下
へ延びる長手方向スロットとその前側の底部にスロット
と反対側の開口とを有する円筒状管として形成され、積
重ねの各鍵素材はその頭部分を円筒状管内に配置し且つ
その本体部分をスロットを通して後方へ突出させ、それ
により最下方の頭部分の前方に面する端部は管の底部の
前部開口と整合され、その開口を通して挿入された親鍵
によって係合放出される。

上に例示した装置のような製品小出し及び展示装置はそ
れらの意図した目的のために充分であるかもしれない
が、写真製品を保護密閉するようになっているパッケー
ジのようなパッケージを市場で展示し且つ小出しするた
めに一層有効で便利な装置に対する要望がいまある。そ
の要望はこれまで満足に満たされなかった。

発明の概要 従って、本発明の第一の目的は上述した要望を満たすこ
とであった。その及び他の目的はここで特許請求される
発明によって達成された。

本発明は、複数個の製品を密閉するパッケージを展示し
且つ小出しするための装置であって、各パッケージはほ
ぼ円筒状の容器を含み、該容器はそれに取外し可能に取
付けられた結合キャップによって閉じられた開いた端部
を有し、キャップは前記開いた管部から離れる方へ軸線
方向に対面する端部表面と、前記端部からキャップの取
外しを容易にするためにその周囲から第１の半径方向外
方の方向に突出する親指タブとを有し、前記容器及び前
記キャップの少なくとも一方は第１の方向とほぼ反対の
第２の半径方向外方の方向に概ね対面するその外方表面
上に製品指標を有する装置で特に有効である。装置は
（１）開いた上方及び下方端部分と、該端部分の間に延
在する長手方向スロットを有するほぼ円筒状の側部壁と
を有する少なくとも１つの直立する管であって、該管は
下方端部分への連続した重力給送のためにその上方端部
分を通して複数個のパッケージを滑動可能に受入れるよ
うに形成され、各パッケージはほぼ上方に対面するその
キャップ端部表面と、スロット中へ第１の方向に突出す
るその親指タブと、第１の方向とほぼ反対の第２の方向
に概ね対面するその製品指標とを有する管と、（２）タ
ブがスロット中へ第１の方向に後方へ突出し且つ指標が
見るために適当な展示位置から第２の方向に概ね前方へ
対面する配向で直立管を支持するための支持手段と、
（３）装置からの取出しに適当な小出し位置でパッケー
ジの最下方の１つを支持するために管の下方端部分の直
下にあるパッケージ支持手段とを含む。

本発明、及びその目的及び利点は以下に提供されるその
好適な実施例の詳細な説明で一層明らかになろう。

図面の簡単な説明 以下に提供される本発明の好適な実施例の詳細な説明で
は、同様な参照符号が同様な要素を示している添付図面
を参照する。図面において、 第１図は写真ロールフィルムのカートリッジを保護密閉
するように構成され且つ形成されたパッケージ分解斜視
図であり、 第２図は第１図に示したフィルムパッケージの組立てら
れた斜視図であり、 第３図は第２図に示したフィルムパッケージの部分破断
側面立面図であり、 第４図は第３図に示したフィルムパッケージの上面図で
あって、その上の外方頂部ラベルが剥がされ、その下の
内方頂部ラベルの部分を現わして示す図であり、 第５図は第４図と同様な上面図であって、外方頂部ラベ
ルが除去された後に残る内方頂部ラベルを示すやや拡大
した図であり、 第６図は第５図に示したフィルムパッケージの斜視図で
あって、その上の外方側部ラベルが剥がし返され、その
下の内方側部ラベルを現わして示す図であり、 第７図は第６図の円で囲った部分の拡大破断図である
が、そこに示した側部ラベルの変形例を示す図であり、 第８図は第１図〜第７図に示したフィルムパッケージの
ような複数個の製品パッケージを展示し且つ小出しする
ために本発明の好適な実施例に従って構成され且つ形成
された装置の斜視図であり、 第９図は第８図に例示した展示及び小出し装置の拡大し
た部分前面立面図であり、 第10図は第９図の線10-10に沿った断面図であって、そ
こに示した装置の内部細部を示す図であり、そして 第11図は第８図に例示した装置の拡大した部分上面斜視
図であって、その別の細部を示す図である。

好適な実施例の説明 製品包装構造の若干の部品、それらを組立てる方法、及
びそれらを展示し且つ小出しするための装置はよく知ら
れているので、以下の説明は、本発明を構成し、本発明
と協働し又は本発明と特に関係する要素及び工程に特に
向けられる。ここで特に図示又は説明されない要素及び
工程は関連した業界で知られた要素及び工程から選択す
ることができる。

第１図は普通の35mmサイズのカラープリントフィルムの
ような写真ロールフィルムＦのカートリッジＣを保護密
閉するように構成され且つ形成されたパッケージＰを分
解斜視図で示す。

パッケージＰは、ほぼ円筒状の又は缶形状の容器10を含
み、該容器は閉鎖された底部端部12と、外側側部壁表面
14と、開いた頂部端部16とを有し、該頂部端部を通して
フィルムカートリッジＣを挿入することができ且つ取出
すことができる。結合端部キャップ18の形態の囲い体が
容器10を閉鎖及び開放するために端部16に取付け且つ取
外すことができ、該端部キャップは軽度のしまり嵌め様
態で端部16の上及び周りに密接して嵌合する。容器10及
びキャップ18は両方共に容易に再利用できるポリエチレ
ンのような不透明なプラスチック材料で作られている。
キャップ18はほぼ丸い外側端部壁表面20と、第２図〜第
４図に示したようにそれから垂下する周辺外側側部壁表
面22とを有する。キャップ18を端部16から離れる方へ押
すことを容易にするため及び以下で検討される他の重要
な目的を果たすために親指タブ24が周辺側部壁表面22の
一方の側部から半径方向外側へ突出している。

形状が主として丸い第１のラベル26は一対の細長い可撓
性を有し且つ容易に引裂くことができるタブ部分28を有
し、該タブ部分は第１図に示したようにその両側からそ
れぞれ伸び且つそれから下方へ曲げられている。ラベル
26はキャップ18の外側端部壁表面20へ接着固定されると
同時にタブ部分28はキャップ18の外側側部壁表面22のそ
れぞれの側部をくるむように延びてそれに固定される。
キャップが容器の頂部端部16にしっかり固定された状態
で、タブ部分28は次に第３図に示したように容器10の外
側側部壁表面14の対応した両側に緊張して固定される。
各タブ部分28は第２図及び第３図に示したようにタブ部
分がキャップから出るタブ部分の場所近くに小さいスリ
ット30を設けており、キャップが容器を開くように上方
へ押された時にタブ部分を容易に引裂くことができるよ
うにする。第６図はそのように引裂かれたタブ部分の１
つを示す。

形状が基本的に矩形である第２のラベル32が引裂き可能
なタブ部分28の上を越えて容器10の外側側部壁表面14に
接着固定され、それによりタブ部分を容器側部壁へ更に
固定する。ラベル32はほぼ同延の整合された内方シート
状部分34及び外方シート状部分36を含む。内方部分34は
第１の端部34a及び第２の端部34bと、側部壁表面14の方
へ対面し且つそれに接着固定された内方表面34iと、表
面14から離れる方へ対面する外方表面34oとを有する。
重ね合わされた外方部分36は対応する第１の端部36a及
び第２の端部36bと、内方部分の外方表面34oの方へ対面
し且つそれに接着固定された内方表面36iと、内方部分
から離れる方へ対面する外方表面36oとを有する。内方
部分の外方表面34oと外方部分の内方及び外方表面36i及
び36oとは全てそれらの上に製品情報を有する。外方表
面36o上に提供された該情報は内方及び外方部分が第２
図及び第３図に示したように整合された時に完全に見る
ことができる。表面34o及び36i上の該情報を観察可能に
するために、外方部分36は内方部分34から少なくとも部
分的に分離することができる。このため、その第１の端
部36aから始めると、外方部分36はその第２の端部36bの
方へ内方部分34から離れる方へ容易に剥がすことができ
るが、その第２の端部において外方部分にしっかり固定
されており、外方部部が完全に除去されるのを妨げる。
第６図及び第７図は外方部分36が内方部分34から殆どそ
れらの整合された第２の端部分34b及び36bまで剥がし返
されているのを例示している。外方部分を容器上に保つ
目的と一致して、その内方表面36iはその上の製品情報
を見るために剥がされた後再び表面34oの上に重ね合わ
された時にその上に分離可能に再付着されるようになっ
ている。好ましくは、ラベル32は、前述したように整合
された面対面関係で一緒にされ且つそれらの第２の端部
34b及び36bにおいてしっかり固定されたその内方及び外
方部分34及び36からなる２つの別個の同延のシート状要
素として形成される。代替的に、ラベル32は、第７図に
部分的に示したようにその同延の整合された内方及び外
方部分の結合された第２の端34b及び36bを画成するその
中間の折り目線でそれ自体の上に折畳まれた単一のシー
ト状要素として形成されることができた。

また主として丸い第３のラベル38が第１のラベル26の頂
部表面に分離可能に付着されている。周辺の引張タブ40
の助けによって、ラベル38は第４図に示したようにラベ
ル26から容易に剥がされることができ、且つ容器から特
別の製品を取出したことを使用者に気付かせる証拠とし
て使用者のカメラの外側表面のような別の表面へ再付着
することができる。第４図〜第６図に示したように、ラ
ベル38の除去はラベル26をキャップ18の上に残す。ラベ
ル26のいま露出された頂部表面は、容器に戻された露出
済みのフィルムカートリッジの状態のような製品に関す
る情報を提供することができると共に使用者が使用者自
身の情報を記録することができる余白を提供することが
できる。

ラベル26、32及び38の３つ全ての特に有利な特徴は、容
器及びキャップが作られるポリエチレンのような再利用
可能なプラスチック材料と再利用可能に適合した再利用
可能なプラスチック材料で作られていることである。こ
の特徴はそれらの付着表面上で使用される接着剤並びに
それらの情報表面上で使用されるインクにまで及ぶ。こ
の特徴によって、全パッケージ（その中に製品をもたな
い）が最初にラベルを取外さずに全体として再利用され
ることができる。

いま説明したパッケージＰを組立てる際に、フィルムカ
ートリッジＣが容器10中へその開いた頂部端部16を通し
て完全に挿入された後、端部キャップ18は最初に容器10
を閉じるために端部16に取付けられる。方向付け案内と
して外方に突出する親指タブ24を用いて、結合された容
器及びキャップは次にそれらの長手方向軸線Ａに対して
所定の角度位置に配置される。

次に、容器及びキャップをその位置に保持して、第１の
ラベル26がキャップの外側端部壁表面20に接着固定さ
れ、その両側に延びる引裂き可能なタブ部分28は次にキ
ャップの外側側部壁表面22及び容器の外側側部壁表面14
の対応する両側の上に下方へ折曲げられ且つそれに緊張
して固定され、それによりラベル26及びタブ部分28は親
指タブ24に対して予め選択された角度配向で固定され
る。図示した好適な実施例では、その配向は、タブ24が
表面22から外方へ突出する方向とほぼ反対の方向からラ
ベル26を容易に見ることができ、且つタブ部分28がタブ
24から周方向にほぼ同等に離間され、即ちタブ24がタブ
部分28の間の周方向中間にあるようになっている。その
配向によって、キャップ18を取外すためにタブ24上に加
えられる上向きの力は、タブ部分が小さいスリット30に
よって弱化されているその場所でタブ部分28上にほぼ同
等の上向きの引裂き力を生じる。

容器及びキャップが上記した所定の位置に依然として保
持されている次の工程は、容器の外側側部壁表面14に既
に固定されている垂下するタブ部分28の上を越えて、且
つラベル32がもつ情報の少なくとも主要部分がタブ24が
突出する方向とほぼ反対の方向から見ることができる前
述した角度配向で、容器の外側側部壁表面14に第２のラ
ベル32を固定することである。

該情報がラベル32に対称的に表示されていると仮定する
ならば、この配向はラベル32の垂直方向中心線をタブ24
と直径方向反対側に配置する。前述したように、タブ部
分28の上に貼付するラベル32はタブ部分を容器の側部壁
へ一層固定する。

容器及びキャップがそれらの所定の位置に依然としてあ
る最後の工程は、ラベル38がもつ情報の少なくとも主要
部分をタブ24が突出する方向と反対の前記した方向から
見ることができるように、再び前述した角度配向で第３
のラベル38を第１のラベル26の上方に対面する外側表面
へ分離可能に付着することである。ラベル38をそのよう
に配向することによって、第４図に示した好適な実施例
に従えば、引張タブ40は親指タブ24とタブ部分28のより
近接したタブ部分との周方向の間のほぼ中間で半径方向
外方へ突出する。

ラベル26、32及び38の３つ全てが親指タブ24に対して同
じ予め選択された角度配向で貼付されたことによって、
容器10及びキャップ18がそれらの長手方向軸線Ａに対し
て所望の所定の角度位置に保持された時、各ラベル上で
見ることができる情報の少なくとも主要部は親指タブ24
とほぼ直径方向反対側にあるパッケージの側部から見る
ことができる。この構成の特に有用な利点は前記フィル
ムパッケージの複数個を展示し且つ小出しするために協
働する装置の次の説明で容易に明らかになろう。

第８図は、第１図〜第７図と関連して上で説明したフィ
ルムパッケージＰのような複数個の製品密閉パッケージ
を展示し且つ小出しするために本発明の好適な実施例に
従って構成され且つ形成された売場の装置Ｄを斜視図で
示す。

この図示した実施例では、装置Ｄは複数個の直立する管
50を含み、各管は上方の開いた端部分52及び下方の開い
た端部分54と、２つの端部分の間に延在する長手方向ス
ロット58を有するほぼ円筒状の側部壁56とを有する。各
管50は上方端部分52から下方端部分54まで連続的な重力
給送のために複数個のフィルムパッケージＰをその中に
滑動可能に受入れるように形成されている。各パッケー
ジは、その端部キャップ18が上方に対面し、その親指タ
ブ24がスロット58中へ第１の方向d1へ半径方向に突出
し、且つそのラベル32の目視可能な情報の少なくとも主
要な部分がタブ24が突出する第１の方向d1と概ね反対の
第２の方向d2へ外方へ対面するような配向で部分52の開
いた端部を通して受入れられる。

また、装置Ｄは、第２の方向d2が、見るために適当な展
示方向ddとほぼ一致する配向で各管50を支持するための
手段60を含む。第８図に示したように、該手段は部分的
囲い体62によって提供され、該囲い体は対向する側部壁
64及び66と、後部壁68と、その上方端部にある短い前部
パネル70と、前部控え72と、底部壁74とを有する。この
ようにして、囲い体62によって配向された時、第２の方
向d2は所望の展示方向ddと一致し、該方向は各管から前
方へ延びるのに対して、タブ受入れスロット58はその中
で後方に配置される。また、囲い体62によって配向され
た時、各管はその上方端部分52がその下方端部分54の僅
か後方にあるように傾けられる。

図示した好適な実施例では、各管の円筒状側部壁56はほ
ぼ透明であるので、管中で各パッケージのラベル32の少
なくとも前方に面する部分はそれを通して見られること
ができる。

第８図及び第11図で見られるように、各管のスロット58
は上方端部分52でその開いた端部において76におけるよ
うに幅広くされ又はフレアを付けられており、パッケー
ジの親指タブ24をその中に受入れるのを容易にする。

装置Ｄは、各管中のパッケージの最下方の１つを支持
し、そのパッケージを便利に取出すために接近し得るよ
うにするように各管の下方端部分54に隣接した手段78を
更に含む。第８図及び第９図に示したように、該手段
は、各下方端部分54の開いた端部の直下に配置され且つ
それから前方へ突出するほぼＵ字形状の棚部80によって
提供される。最下方のパッケージを支持することで、棚
部80は勿論その１つのパッケージの上に積まれた他のパ
ッケージ全部を支持する作用をする。各下方端部分54の
前半分は最下方のパッケージが容易に把持され且つ取出
されるのを許す高さまで切取られており、最下方のパッ
ケージが取出された後、その上の次のパッケージが簡単
に下方へ滑動し、その位置を占めることは注目されよ
う。

図示した実施例では、展示及び小出し装置Ｄは、並んだ
関係で配置されたそれぞれ４つの管の前部列及び後部列
からなる８つの密接して配置された管の群からなる。各
列で４つの管の下のＵ字形状の棚部80は１つの一体に形
成された部片として一緒に結合されていることは理解さ
れよう。また、管の後部列は前部列よりも下方のレベル
まで延在していることは理解されよう。このため、後部
管の下方端部分54とその下の結合された棚部80との両方
は後部列の最下方のパッケージを取出すために完全に接
近し得るようにするために充分なだけ前部列の対応物よ
り下にある。

本発明をここに例示したその好適な実施例を特に参照し
て詳細に説明したが、変更及び修正が次の請求の範囲で
規定された本発明の範囲内で行われ得ることは理解され
るべきである。

Claims (5)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】複数個の製品を密閉するパッケージ（Ｐ）
   を展示し且つ小出しするための装置（Ｄ）であって、各
   パッケージ（Ｐ）はほぼ円筒状の容器（10）を含み、該
   容器はそれに取外し可能に取付けられた結合キャップ
   （18）によって閉じられた開いた端部（16）を有し、キ
   ャップ（18）は前記開いた管部（16）から離れる方へ軸
   線方向に対面する端部表面（20）と、前記端部（16）か
   らキャップの取外しを容易にするためにその周囲（22）
   から第１の半径方向外方の方向に突出する親指タブ（2
   4）とを有し、前記容器（10）及び前記キャップ（18）
   の少なくとも一方（10又は／及び18）は前記第１の方向
   とほぼ反対の第２の半径方向外方の方向に概ね対面する
   その外方表面（14又は／及び20、22）上に製品指標（32
   又は／及び26）を有する装置（Ｄ）において、 開いた上方及び下方端部分（52及び54）と、該端部分
   （52及び54）の間に延在する長手方向スロット（58）を
   有するほぼ円筒状の側部壁（56）とを有する少なくとも
   １つの直立する管（50）であって、該管（50）は前記下
   方端部分（54）への連続した重力給送のために前記上方
   端部分（52）を通して複数個のパッケージ（Ｐ）を滑動
   可能に受入れるように形成され、各パッケージ（Ｐ）は
   ほぼ上方に対面するそのキャップ端部表面（20）と、前
   記スロット（58）中へ前記第１の方向に突出するその親
   指タブ（24）と、前記第１の方向とほぼ反対の前記第２
   の方向に概ね対面するその製品指標（32又は／及び26）
   とを有する管（50）と、 前記タブ（24）が前記スロット（58）中へ前記第１の方
   向に後方（d1）へ突出し且つ前記指標（32又は／及び2
   6）が見るために適当な展示位置から前記第２の方向に
   概ね前方へ対面する配向で前記直立管（50）を支持する
   ための支持手段（60）と、 装置（Ｄ）からの取出しに適当な小出し位置で前記パッ
   ケージ（Ｐ）の最下方の１つを支持するために前記管の
   下方端部分（54）の直下にあるパッケージ支持手段（7
   8）とを含む展示及び小出し装置。
2. 【請求項２】請求項１に記載された展示及び小出し装置
   （Ｄ）において、前記スロット（58）は前記上方端部分
   （52）で幅広くされ、その中での各パッケージ（Ｐ）の
   タブ（24）の受入れを容易にする展示及び小出し装置。
3. 【請求項３】請求項２に記載された展示及び小出し装置
   （Ｄ）において、前記管側部壁（56）の少なくとも前方
   部分が前記展示位置にある前記指標（32又は／及び26）
   をそれを通してみることができるように透明である展示
   及び小出し装置。
4. 【請求項４】請求項３に記載された展示及び小出し装置
   （Ｄ）において、前記管（50）はその前記上方端部分
   （52）が前記下方端部分（54）の僅か後方に配置される
   ように傾斜され、前記展示位置を前記指標（32又は／及
   び26）を見るために一層適するようにし且つ前記小出し
   位置を前記最下方のパッケージ（Ｐ）を取出すために一
   層適するようにした展示及び小出し装置。
5. 【請求項５】請求項４に記載された展示及び小出し装置
   （Ｄ）において、前記少なくとも１つの直立管（50）は
   その前方及び後方対（50、50及び50、50）を含み、前記
   前方対（50、50）は互いに近接して並んで配置された第
   １及び第２の管（50及び50）を含み、前記第１の管（5
   0）の下方部分（54）の真下にある前記パッケージ支持
   手段（78）は前記第２の管（50）の下方端部分（54）の
   真下にある前記パッケージ支持手段（78）と並んで配置
   され、前記後方対（50、50）は互いに近接して並んで配
   置された第３及び第４の管（50及び50）を含み、前記第
   ３の管（50）の下方部分（54）の真下にある前記パッケ
   ージ支持手段（78）は前記第４の管（50）の下方端部分
   （54）の真下にある前記パッケージ支持手段（78）と並
   んで配置され、前記前方対（50、50）は前記後方対（5
   0、50）の前方（dd）に配置され、前記第１及び第２の
   管（50及び50）は前記第３及び第４の管（50及び50）の
   前方にそれぞれ配置され、前記第１及び第２の管（50及
   び50）の下方部分（54及び54）の真下にある前記パッケ
   ージ支持手段（78及び78）は第３及び第４の管（50及び
   50）の下方部分（54及び54）の真下にある前記パッケー
   ジ支持手段（78及び78）よりも上方にそれぞれ配置さ
   れ、それにより前記管（50、50）のそれぞれの中の最下
   方パッケージ（Ｐ）は装置（Ｄ）からの取出しに適当な
   小出し位置で支持される展示及び小出し装置。