JPH0695807B2 - 穀粒乾燥機における過電流防止方法 - Google Patents

穀粒乾燥機における過電流防止方法

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JPH0695807B2
JPH0695807B2 JP61086691A JP8669186A JPH0695807B2 JP H0695807 B2 JPH0695807 B2 JP H0695807B2 JP 61086691 A JP61086691 A JP 61086691A JP 8669186 A JP8669186 A JP 8669186A JP H0695807 B2 JPH0695807 B2 JP H0695807B2
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惣一 山本
恒義 後藤
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Yamamoto Manufacturing Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、穀粒乾燥機の各作動部を駆動するモーターら
の電気回路に、過大な電流が流れることで生ずる事故を
防止するための渦電流保護手段についての改良に関す
る。
[従来の技術] 穀粒乾燥機Aは、第1図に示している如く、機体1内の
穀槽10に張込んだ穀粒を所定の流出量に規制して排出さ
せるために排出口に設ける回転シャッター20、それによ
り排出させる穀粒を機外に排出する下部コンベア21、そ
の下部コンベア21で搬出した穀粒を揚送する昇降機22、
張込作業および乾燥作業の際に前記昇降機22で揚穀した
穀粒を穀槽10内に投入するための上部コンベア23、乾燥
作業時に穀粒に対して浴びせる熱風を生成するバーナー
装置24、そのバーナー装置24で生成した熱風を、通気性
の隅壁30よりなる導風路3からその導風路3の隣側位置
に並列する穀槽10下部の流下路を透過して機外に排出さ
すように送給せしめる送風機25、等の各作業部を具備し
ている。そして、これら各作業部をそれぞれ回転シャッ
ターモーターM1、下部コンベアモータM2、バーナーモー
ターM3、昇降機モーターM4、送風機モータM5等のモータ
ーで各別に駆動させるようにした場合、穀粒乾燥機Aの
穀槽10内に穀粒を張込む張込作業、その作業を終えて張
込んだ穀粒を乾燥させる乾燥作業、その乾燥作業を終え
て穀槽内の穀粒を機外に排出する排出作業等を行なうと
き、行なう作業によって使用する作業部が変わることか
ら、モーターに流れる電源電流に差が出てくる。
このため、従前にあっては、サーマルリレーなどの過電
流保護器を各モーターの回路に設けて、モーターを過電
流による焼損から保護するか、各作業毎に過電流保護器
の作動点の設定値を手動操作で変更することで行なうよ
うにしている。
[発明が解決しようとする課題] 従前手段の前者たるサーマルリレーなどの過電流保護器
を各モーターの回路に設ける手段は、製作に手間と費用
が嵩む問題がある。また、後者の過電流保護器の作動点
の設定値を作業毎に変更調節する手段は、その操作が面
倒であり、しかも、過電流保護器の精度がそれほど高く
ないことから精度の高いモーターの保護が行なえない問
題がある。
本発明はこれらの問題を解消するためになされたもので
あって、過電流に対するモーターの保護が、費用をかけ
ることなくしかも高い精度で行なえる新たな手段を提供
することを目的とする。
[課題を解決するための手段] しかして、本発明は上述の問題を解決すべく種々の研究
を重ねて得られた知見の基づいて完成したものである。
即ち、穀粒乾燥機Aを運転して行なう作業には.バー
ナー装置24および送風機25らよりなる熱風生成糸の作動
を停止させておいて、回転シャッター20・下部コンベア
21・昇降機22・上部コンベア23らよりなる穀粒循環系
を、それの回転シャッター20を除いて作動させることで
行なう[張込作業]と、.熱風生成糸と穀粒循環系と
を作動させることで行なう[乾燥作業]と、.熱風生
成糸の作動を停めておいて、穀粒循環系だけを作動させ
て行なう[循環作業]と、.熱風生成糸のバーナー装
置24と穀粒循環系の作動を停めておいて、熱風生成糸の
送風機25だけを作動させて行なう[送風作業]と、.
熱風生成糸の作動を停めておき、かつ、昇降機22の取出
口22aを開いた状態としておいて、穀粒循環系を作動さ
せることで行なう[排出作業]らの各作業モードがある
が、これらの各作業を行なうときの各作業部を選択する
作動は、穀粒乾燥機Aの機体1外面に装設されるコント
ロールボックス4の操作パネル40に、第2図の如く設け
られる作業モード選択スイッチ41・42・43・44・45のな
かから、オペレーターが選択した作業モード選択スイッ
チをオンに作動させることで、コントロールボックス4
内の制御回路により自動的に行なわれるようにしてあ
り、その選択で作動するようになる各作動部のモーター
M1〜M5の各作業モードごとの数および種類は初めから決
められている。
このことから、選択した作業モードにおいて各作業部の
モーターに使用される電流値は、それらモーターに使用
される電流値の和として演算で得られ、さらに、これを
使用する電源の電圧および周波数により修正しておくこ
とで精確に演算できることに気付き、そして、この各作
業ごとの使用される電流値の演算を、コントロールボッ
クス内の制御回路に設けておく演算回路に、作業モード
選択スイッチの作動操作によって設定されるようにして
おき、その設定値を電源に接続する動力回路に設ける電
流計による実測値と比較させて、その実測値が設定値よ
り大きくなったときに、演算回路から警報出力回路に信
号が出力されて警報器を作動させるかまたは、動力回路
に接続する各モータ−M1〜M5のスイッチ回路をオフとす
る制御が行なわれるようにすれば、動力回路に流れる電
源電流を一つの電流検出器で検出することで、モータの
過電流焼損に対する保護が高い精度をもって行なえるよ
うになるという知見を得たことに基づくものである。
そして、このことから本発明においては、穀粒乾燥機の
機体外面に装設するコントロールボックスの操作パネル
に、選択制御する各作業モードに対応する数だけ並設す
る作業モード選択スイッチと、その作業モード選択スイ
ッチにより選択された作業モードに使用されるモーター
の積算された電流値が演算されて設定されるようコント
ロールボックス内の制御回路に設けた警報出力点の演算
回路と、前述作業モード選択スイッチの選択操作により
前記演算回路に設定される電流値を電源電流の電圧・周
波数によって補正するよう電源に接続する動力回路に設
けて、検出値を前記演算回路に出力さす電圧・周波数計
と、前記演算回路に設定される選択した作業モードごと
の電流設定値と選択した作業モードにおいて前記動力回
路に実際に流れる実測電流値とを演算回路に比較演算さ
すよう動力回路に設ける電流検出器と、前記演算回路の
演算結果の出力信号により作動して警報器または前記動
力回路に設けた各モーターのスイッチ回路をオン・オフ
する警報出力回路とにより、作業モード選択スイッチの
操作で、選択された作業モードに用いられる作業部のモ
ーターを駆動する動力回路に、50HZ,60HZの周波数の差
による定格電流の違いおよび電圧変動によりモーターに
加わるストレスを考慮した電流を設定することを特徴と
する穀粒乾燥機における渦電流防止方法を提起するもの
である。
[作用] このように構成せる本発明手段は、穀粒乾燥機Aにより
穀粒を乾燥させる際、その穀粒乾燥機Aの機体1外面の
コントロールボックス4の操作パネル40に並設せる作業
モード選択スイッチaの中から行なおうとする[張込作
業]、[乾燥作業]等に対応する作業モード選択スイッ
チを、オペーレーターが選択してオンに作動させると、
それにより、行なおうとする作業モードが自動的に設定
され、かつ、その作業モードに用いられる作業部のモー
ターを駆動する駆動回路eに、50HZ,60HZにより周波数
の違い、および電圧低下、家電圧等の電圧変動によりモ
ーターに加わるストレスを考慮した電流設定が自動的に
行なわれるようになる。
[実施例] 次に実施の態様を図面に従い詳述する。
第3図は本発明法の実施に用いる穀粒乾燥機における渦
電流防止装置のブロック回路図で、同図において、a
は、穀粒乾燥機Aの機体1外面に装設するコントロール
ボックス4の操作パネル40に第2図の如く各作業モード
に対応する数だけ並設される作業モード選択スイッチ41
・42・43・44・45を一括して示し、bはその作業モード
選択スイッチaの操作で選択した作業モードに使用され
るモーターの積算された電流値が設定されるようコント
ロールボックス4内の制御回路に設けた警報出力点を演
算する演算回路、cは作業モード選択スイッチaの操作
により演算回路bに設定される電流値を電源電流の電圧
・周波数によって修正するよう電源dに接続する動力回
路eに、設けて、検出値を演算回路bに出力さす電圧・
周波数計、fは演算回路bに設定される選択した作業モ
ードごとの電流設定値と動力回路eにその選択した作業
モードにおいて実際に流れる電流値とを演算回路bに比
較演算さすよう動力回路eに設けた電流検出器(電流
計)、CTはこの電流値fに組合わせた変流計、gは演算
回路bの演算結果の出力信号により作動する警報出力回
路、hはその警報出力回路gにより制御される警報器、
iは警報出力回路gの出力信号により、前記警報器hと
一緒にまたは警報器hと代って、各モーターM1〜N5の回
路をオフにする作動を行なうよう動力回路eに設けたス
イッチ回路である。
そして、これらにより構成される渦電流防止装置は、コ
ントロールボックス4の操作パネル40に設けられる電源
スイッチ46をオンとして、作業モード選択スイッチaの
うちの所望の作業モード選択スイッチ41〜45を選択して
オンとする操作で、その選択された作業モードに用いら
れる作業部のモーターに使用される電流の演算された電
流値が演算回路bに設定され、その設定値が電圧・周波
数計cにより検出される動力回路eの電圧・周波数によ
って修正され、その修正された精確な設定電流値と、電
流計fにより実測される前記選択された作業モードにお
ける動力回路eの電流値とが、前記演算回路bで比較演
算され、実測される電流値が設定電流値より大きくなる
とその結果の出力信号で警報出力回路gが作動して警報
器hを作動させるか、スイッチ回路iをオフとする制御
を行なうようになる。
[発明の効果] 以上説明したように、上述の如く構成せる本発明による
穀粒乾燥機における渦電流防止手段は、コントロールボ
ックス4の操作パネル40に並設させて設けてある作業モ
ード選択スイッチaの中から、行なおうとする[張込作
業]、[乾燥作業]等に対応する作業モード選択スイッ
チを、オペレーターが選択してオンに作動させると、そ
れにより、行なおうとする作業モードが自動的に設定さ
れ、かつ、その作業モードに用いられる作業部のモータ
ーを駆動する駆動回路eに、50HZ,60HZによる周波数の
違い、および電圧低下、過電圧等の電圧変動によりモー
ターに加わるストレスを考慮した電流が自動的に設定さ
れるようになるので、一つの電流検出器fを電源電流に
組込むことにより、使用する電源の定格電流に違いがあ
っても、作業モード選択スイッチを操作するだけの操作
で自動的に選択した作業モードに対応する精度の高いモ
ーター保護対策が行なわれるようになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は穀粒乾燥機の縦断側面図、第2図は同上のコン
トロールボックスの正面図、第3図は本発明法の実施に
用いられる過電流保護装置のブロック回路図である。 図面符号の説明 A……穀粒乾燥機、CT……変流計 M1……回転シャッタモーター、M2……下部コンベアモー
ター M3……バーナーモーター、M4……昇降機モーター M5……送風機モーター、a……作業モード選択スイッチ b……演算回路、c……電圧・周波数計、d……電源 e……動力回路、f……電流計、g……警報出力回路 h……警報器、i……スイッチ回路、1……機体 10……穀槽、20……回転シャッター、21……下部コンベ
ア 22……昇降機、22a……取出口、23……上部コンベア 24……バーナー装置、25……送風機、3……導風路 30……隔壁、4……コントロールボックス 40……操作パネル、41〜45……作業モード選択スイッチ 46……電源スイッチ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】穀粒乾燥機Aの機体1外面に装設するコン
    トロールボックス4の操作パネル40に、選択制御する各
    作業モードに対応する数だけ並設する作業モード選択ス
    イッチaと、その作業モード選択スイッチaにより選択
    された作業モードに使用されるモーターの積算された電
    流値が演算されて設定されるようコントロールボックス
    4内の制御回路に設けた警報出力点の演算回路bと、前
    述作業モード選択スイッチaの選択操作により前記演算
    回路bに設定される電流値を電源電流の電圧・周波数に
    よって修正するよう電源dに接続する動力回路eに設け
    て、検出値を前記演算回路bに出力さす電圧・周波数計
    cと、前記演算回路bに設定される選択した作業モード
    ごとの電流設定値と選択した作業モードにおいて前記動
    力回路eに実際に流れる実測電流値とを演算回路bに比
    較演算さすよう動力回路eに設ける電流検出器fと、前
    記演算回路bの演算結果の出力信号により作動して警報
    器hまたは前記動力回路eに設けた各モーターのスイッ
    チ回路iをオン・オフする警報出力回路gとにより、作
    業モード選択スイッチaの操作で、選択された作業モー
    ドに用いられる作業部のモーターを駆動する動力回路e
    に、50HZ,60HZの周波数の差による定格電流の違いおよ
    び電圧変動によりモーターに加わるストレスを考慮した
    電流を設定することを特徴とする穀粒乾燥機における渦
    電流防止方法。
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