JPH0694933B2 - 芳香発生方法 - Google Patents

芳香発生方法

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JPH0694933B2
JPH0694933B2 JP2277468A JP27746890A JPH0694933B2 JP H0694933 B2 JPH0694933 B2 JP H0694933B2 JP 2277468 A JP2277468 A JP 2277468A JP 27746890 A JP27746890 A JP 27746890A JP H0694933 B2 JPH0694933 B2 JP H0694933B2
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JP
Japan
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air
fragrance
air conditioner
air filter
filter
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JP2277468A
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JPH04151438A (ja
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俊雄 長谷川
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Kajima Corp
Original Assignee
Kajima Corp
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  • Central Air Conditioning (AREA)
  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、オフィスビルなどの居住空間で利用できる芳
香発生方法に関する。
〔従来の技術〕
近年、オフィスビル、特にインテリジェントビルの普及
に伴い、かかるビルの職場では、情報化、国際化に対処
するため、コンピュータをはじめとする多くのOA機器が
導入され、このためにこうしたオフィス働くワーカは氾
濫する多くの情報を正確かつスピーディーに処理するこ
とが求められ,極度の緊張から生じるいわゆるテクノス
トレスが社会的な問題になってきている。
他方、香料の素材として多用されている天然精油(エッ
センシャルオイル)は、古来から伝承療法において効
能、効果をもった治療薬として幅広く使用されており、
近年においても例えば「森林浴」のようにフィトンチッ
ドとよばれる森の精気を浴びることにより、森の精気に
含まれるピネン等のテルペン化合物が気分をフレッシュ
させることなどが認められていることから、前記テクノ
ストレスなどのストレス解消法の1つとして芳香性物質
を体内に取込むことが考えられ、アロマコロジーとよば
れる香りのアクティブ・コントロールによる心理的、生
理的な活用が提案されている。
また、生活環境向上に対するニーズが高まるにつれて、
遊び心が求められるようになり、企業イメージのための
香りの利用や,ショーやコンベンションセンターでのプ
ログラムに合わせた演出のための香りの活用も注目され
始めている。そこで、オフィス等において香りを流す手
段として、従来、小型の芳香材を置き香りを流すように
していた。
しかし、かかる方法では香りの拡散効果が少なく、ほと
んどその近傍でしかその効果が得られない。
そこで、かかる不都合を解消すべくオフィスビルなどに
備わっている空気調和装置に組合わせることで、空調機
の送風機を利用して強制的に香料を連発させて大きな拡
散作用が得られるようにし、設置スペースも別途必要と
しないですむ空気調和装置に組込んだ芳香発生装置を先
に提案した。(特開平1−127828号公報) この特開平1−127828号公報のものは、熱交換器及び送
風機を備えた空気調和装置の空気流通路中に香料噴霧ノ
ズルを設けるとともに香料噴霧ノズルに液体香料を供給
する液体香料ボンベ及び配管と同配管中に設けられ制御
ユニットを介して制御される噴霧量制御弁とを具備して
なるもので、制御ユニットを介して噴霧量制御弁の開閉
及び開度を制御することにより液体香料ボンベの液体香
料を配管及び噴霧ノズルを経て空気調和装置の空気流通
路中に噴霧して、噴射された香料を空気調和装置による
調和空気に混入し送風機によって空調空間内へ吹出し、
空間全体に均一に分布するようにしている。
〔発明が解決しようとする課題〕
前記従来例では、香料噴霧ノズルを空気調和装置の空気
流通路中に設置し、液体香料ボンベは別個に機械室内に
設置してこの液体香料ボンベと香料噴霧ノズルとを配管
で連結し、この配管途中に噴霧量制御弁を設ける構成と
しているため、配管設備や配管スペースを必要とし、機
械室などを備えた大掛りな空気調和装置以外のものに組
込むことがむずかしく、通用範囲が限られていた。
本発明の目的は前記従来例の不都合を解消し、空気調和
装置内部に組込むものとして、構造が簡単で配管スペー
スを要せず、また別途に設置スペースを要すこともな
く、既設の空気調和装置にも簡単に組込むことができて
適用範囲が広く、しかもフィルター清掃とともに香料の
再生を手軽に行うことができる芳香発生方法を提供する
ことにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は前記目的を達成するため、空調機の前面に形成
した環気用のレタン口に装着された綿状の繊維質からな
るエアーフィルターを空調機から取外し、該エアーフィ
ルターを洗浄し、かつ乾燥させた後に、このエアーフィ
ルターに香料をスプレーして、もしくは香料液中に漬け
ることにより含浸させ、再度エアーフィルターを空調機
に装着して空調機の送風機による空気流に芳香させるこ
とを要旨とするものである。
〔作用〕
本発明によれば、空調機に必ず装着されるエアーフィル
ターに含浸した香料は、このエアーフィルターが空調機
の空気流通路中に位置することにより送風機による空気
流に付加され、空調空間に放出される。
また、エアーフィルターの清掃として洗浄及び乾燥が終
了した後に、このエアーフィルターにスプレーもしくは
液中に漬けることにより香料を含浸させるだけの簡単な
作業のみで手軽に香りの再生ができる。なお、エアーフ
ィルターは綿状の繊維質からなるので浸透性に優れてお
り、香料を素早く吸収できる。
〔実施例〕
以下、図面について本発明の実施例を詳細に説明する。
第1図は本発明の芳香発生方法で使用する芳香発生装置
の1実施例を示す縦断側面図で、図中1はオフィスビル
のオフィス空間2に設置する空調機を示し、この空調機
1は例えばファンコイルユニットとしてケース1aの前面
に形成した還気用のレタン口3にエアーフィルター4を
設け、その上方背後に位置させて送風機5とコイルによ
る熱交換器6を順次ケース1a内に配設し、ケース1a上部
に吹出口7を形成してある。
本発明はかかる構成の空調機1において、前記エアーフ
ィルター4に香料を含浸させた。
該エアーフィルター4は綿状の繊維質のものであり、ケ
ース1a内部または外面に着脱自在に挿着できるものであ
る。
このエアーフィルター4への香料の含浸方法としては、
その一例として第2図に示すようにケース1aから取り外
したエアーフィルター4にスプレー缶9から香料10を吹
きかけることによる。
もしくは他例として、第3図な示すように上方が開口す
る容器11に香料液12を溜め、この香料液12中にエアーフ
ィルター4を浸すようにする。
第2図に示すようにエアーフィルター4が周囲に枠4aを
有するものである場合には、前記スプレー方式の方がこ
の枠4aが邪魔にならないので便利である。
なお、前記香料は芳香の種類により人体に及ぼす効果が
異なり、例えばシトラス(柑橘系の香り)、フローラル
(花の香り)、ウッディ(木の香り)などが最適であ
る。
次に使用法及び動作を第4図のフローチャートについて
説明する。
空調機1が運転されている状態は空調機5によって、レ
タン口3から取入れられた還気はエアーフィルター4を
介して熱交換器6で温度及び湿度が調整された後、吹出
口7からオフィス空間2内へ吹出され、該オフィス空間
2内のエアーコンディショニングを行っている。
このエアーフィルター4は塵芥により目詰まりを生じる
ので定期的もしくは随時清掃する必要がある。
このエアーフィルター4の清掃は、該エアーフィルター
4をケース1aから取外し、水洗になどを行う。
その後乾燥させるが、乾燥後に前記第2図、第3図に示
す方法でエアーフィルター4に香料を含浸させ、このエ
アーフィルター4を再度取付ける。
このようにしてから空調機1の運転を行えば、エアーフ
ィルター4が空調機1の空気流通路中に位置することに
よりこのエアーフィルター4の香料からの芳香は送風機
5による空気流に付加され、空調空間であるオフィス空
間2に放出される。
なお、香りの効果が薄れた場合などの再生は約2〜3週
間に1回のフィルター清掃時に同時に行えばよく、また
その際、季節や好みにより香調を変えることも可能であ
る。
〔発明の効果〕
以上述べたように本発明の芳香発生方法は、空調機を利
用して調和空気中に芳香してオフィス空間内に各部均一
に香りを分布でき、不快臭のマスキング効果を図ること
ができると同時にオフィスワーカのリフレッシュを図る
ことで居住空間の質的向上のみならず快適性を向上でき
るものである。
そして、そのための構成として構造が簡単で配管スペー
スを要せず、また、設置スペースも全く必要なく、安価
にかつ面倒なく空調機に組込むことができ、また、既設
の空気調和装置にも簡単に組込むことができるので、適
用範囲の広いものである。
しかもフィルター清掃とともに香料の再生を手軽に行う
ことができる。なお、エアーフィルターは浸透性のよい
素材からなるので、香料をすばやく吸収することができ
るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の芳香発生方法で使用する芳香発生装置
の1実施例を示す斜視図、第2図は本発明の芳香発生方
法の第1実施例を示す斜視図、第3図は同上第2実施例
を示す縦断側面図、第4図は使用動作を示す流れ図であ
る。 1……空調機、1a……ケース 2……オフィス空間、3……レタン口 4……エアーフィルター、4a……枠 5……送風機、6……熱交換器 7……吹出口、9……スプレー缶 10……香料、11……容器 12……香料液

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】空調機の前面に形成した環気用のレタン口
    に装着された綿状の繊維質からなるエアーフィルターを
    空調機から取外し、該エアーフィルターを洗浄し、かつ
    乾燥させた後に、このエアーフィルターに香料をスプレ
    ーして、もしくは香料液中に漬けることにより含浸さ
    せ、再度エアーフィルターを空調機に装着して空調機の
    送風機による空気流に芳香させることを特徴とする芳香
    発生方法。
JP2277468A 1990-10-15 1990-10-15 芳香発生方法 Expired - Lifetime JPH0694933B2 (ja)

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JPH04151438A JPH04151438A (ja) 1992-05-25
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KR101492156B1 (ko) * 2012-06-27 2015-02-11 한라비스테온공조 주식회사 차량용 방향제 발생장치

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