JPH069451Y2 - マグネツトロ−ル - Google Patents

マグネツトロ−ル

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JPH069451Y2
JPH069451Y2 JP1985118311U JP11831185U JPH069451Y2 JP H069451 Y2 JPH069451 Y2 JP H069451Y2 JP 1985118311 U JP1985118311 U JP 1985118311U JP 11831185 U JP11831185 U JP 11831185U JP H069451 Y2 JPH069451 Y2 JP H069451Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
shaft
flange
magnet
sintered oil
bearing
Prior art date
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Application number
JP1985118311U
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English (en)
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JPS6228411U (ja
Inventor
嘉男 坂田
雅治 岩井
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Kaneka Corp
Original Assignee
Kaneka Corp
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Publication date
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  • Magnetic Brush Developing In Electrophotography (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は新規なマグネツトロールに関し、更に詳しく
は、工数が削減され且つ精度が大巾に改善された乾式現
像装置等に使用されるマグネツトロールに関するもので
ある。
「従来技術と問題点」 従来、乾式現像装置等に使用されるマグネツトロール
は、第1図に示す様に、軸(1)に設けられたマグネツ
ト(2)と、該軸(1)上に軸受(3)を介して回転自
在に支持されたフランジ(4a)と該軸(1)の先端を
内側略中史部に設けた凹部(5)により軸受(3)を介
して回転自在に支持した他のフランジ(4b)に取り付
けられたスリーブ(6)とから構成されている。フラン
ジ(4b)は駆動装置(図示せず)に接続され、スリー
ブ(6)はマグネツト(2)の外側を回転するように構
成されている。フランジ(4a)、(4b)はアルミニ
ウム、ステンレススティール、又は合成樹脂から作られ
ている。
しかし乍ら、上記構造のマグネツトロールはフランジ
(4a)、(4b)と軸受(3)、(3)とが別々に加
工され組立られているため、工数が多くなり作業が煩雑
となってコストアツプとなるばかりでなく、両者の寸法
精度のバラツキによって高い精度を実現できないという
問題を包含している。
また実開昭57−148154号公報には、エンドキャ
ツプ及びシャフトを低効率10〜1010Ωcmを有す
る樹脂材料又は導電性樹脂材料で構成した現像用マグネ
ツトロールが開示されている。しかし乍ら、マグネツト
ロールとして使用するに際し、マグネツトロールのスリ
ーブと感光ドラム間にバイアス電圧を印荷する必要があ
るが、10〜1010Ωcmの高抵抗を有する場合は使
用上の制限が避けられず、別途、良好な導通を得る手段
の付加等を考える必要がある。
「問題点を解決するための手段」 本考案者らはかかる実情に鑑み、上記問題点を解消すべ
く鋭意研究の結果、本考案に到達したものである。
即ち、本考案は軸に設けたマグネツトと、該マグネツト
の外側を、該軸上に回転自在に支持したフランジと該軸
の先端部を凹状支承部で回転自在に支承するとともに駆
動装置に接続した他のフランジに取り付けたスリーブで
覆ってなり、前記フランジ及び/又は軸が焼結含油金属
からなるマグネツトロールを内容とするものである。
本考案に用いられる焼結含油金属としてはCu-Sn系、Cu-
Sn-Pb系、Al-Cu-Mg系、Fe系及びステンレス系等が挙げ
られる。
「実施例」 本考案の実施態様を示す図面に基づいて説明すると、第
2図において、軸(1)にマグネツト(2)が設けら
れ、該マグネツト(2)の外側の該軸(1)上に焼結含
油金属からなるフランジ(7a)が回転可能に設けら
れ、同じく焼結含油金属からなる他のフランジ(7b)
は内側中央部に凹状支承部(8)を備え、前記軸(1)
の先端を回転自在に支承してなる。フランジ(7b)は
図示していないが駆動装置に接続されており、かくて、
スリーブ(6)はフランジ(7a)、(7b)を介して
軸(1)及びマグネツト(2)の周りを回転するように
構成されている。
第3図は、アルミやステンレススティール等からなるフ
ランジ(4a)、(4b)を用い、焼結含油金属からな
る軸(9)を用いた例を示す。
第4図は、焼結含油金属からなるフランジ(7a)(7
b)及び同じく焼結含油金属からなる軸(9)を用いた
例を示す。
尚、上記第2図又は第4図において、フランジ(7
a)、(7b)のいずれか一方を焼結含油金属とする態
様も本考案に含まれることは勿論である。
「作用・効果」 本考案の特徴は、スリーブを軸上に回転自在に支持する
フランジ及び/又は軸を焼結含油金属とし、軸受を使用
せずに直接フランジと軸とを接触せしめ、スリーブを支
持させることにある。
しかして、本考案によれば、軸受が不要であるから、
予め凹状支承部を加工し、次いで軸受を圧入組立てると
いう工程が不要となる。従って、工数が削減され、コス
トの低減が図られる、組立て部品数、工数が減るので
寸法精度のバラツキによる精度の低下が避けられ、従来
品に比較し寸法精度を大幅に高めることができる、フ
ランジの軸を支承する凹状支承部とスリーブインロー部
との嵌め合い部を同時に、又は少なくとも同一の工程で
加工できる、部品数が減るので安価となり、また部材
管理が少なくてすむ、焼結含油金属は抵抗が殆ど0に
近く、従って使用上の制限や別途導通性を高めるための
手段を付加する必要もない、等数多くの利点を有し、そ
の有用性は頗る大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のマグネツトロールの概略断面図、第2図
乃至第4図はそれぞれ本考案のマグネツトロールの実施
態様を示す概略断面図である。 1……軸、2……マグネツト 3……軸受、4a,4b……フランジ 5……凹部、6……スリーブ 7a,7b……焼結含油金属からなるフランジ 8……凹状支承部 9……焼結含油金属からなる軸

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】軸に設けたマグネツトと、該マグネツトの
    外側を、該軸上に回転自在に支持したフランジと該軸の
    先端部を凹状支承部で回転自在に支承するとともに駆動
    装置に接続した他のフランジに取り付けたスリーブで覆
    ってなり、前記フランジ及び/又は軸が焼結含油金属か
    らなるマグネツトロール。
JP1985118311U 1985-07-31 1985-07-31 マグネツトロ−ル Expired - Lifetime JPH069451Y2 (ja)

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JP1985118311U JPH069451Y2 (ja) 1985-07-31 1985-07-31 マグネツトロ−ル

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JPS6228411U JPS6228411U (ja) 1987-02-20
JPH069451Y2 true JPH069451Y2 (ja) 1994-03-09

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3002388U (ja) * 1994-03-25 1994-09-20 立山アルミニウム工業株式会社 建築用パネルユニット

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57148154U (ja) * 1981-03-12 1982-09-17
JPS5930149U (ja) * 1982-08-20 1984-02-24 住友特殊金属株式会社 静電現像用永久磁石ロ−ル

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JPS6228411U (ja) 1987-02-20

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