JPH069446U - 動物用櫛 - Google Patents
動物用櫛Info
- Publication number
- JPH069446U JPH069446U JP5448492U JP5448492U JPH069446U JP H069446 U JPH069446 U JP H069446U JP 5448492 U JP5448492 U JP 5448492U JP 5448492 U JP5448492 U JP 5448492U JP H069446 U JPH069446 U JP H069446U
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- teeth
- combs
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 異なった2個の櫛を組み合わせることにより
別の機能を持つ櫛を形成して、2個の櫛で3種類の櫛の
働きを持たせる。 【構成】 櫛歯の太い第2櫛と櫛歯の細い第3櫛とから
なり、この第3櫛の各細櫛歯33の間に、この細櫛歯3
3と平行な櫛歯通し孔を設け、この櫛歯通し孔に第2櫛
の太櫛歯23を挿通して、第2櫛と第3櫛を組み合わせ
ることにより櫛歯の密な第1櫛1を形成する動物用櫛で
ある。また、一方の櫛を櫛歯の短い第4櫛として、2つ
の櫛を上記の如く組み合わせたとき、歯先が揃わないで
櫛歯の先端側が粗で基端側が密な二重構造の櫛歯を持つ
第5櫛を形成する動物用櫛である。
別の機能を持つ櫛を形成して、2個の櫛で3種類の櫛の
働きを持たせる。 【構成】 櫛歯の太い第2櫛と櫛歯の細い第3櫛とから
なり、この第3櫛の各細櫛歯33の間に、この細櫛歯3
3と平行な櫛歯通し孔を設け、この櫛歯通し孔に第2櫛
の太櫛歯23を挿通して、第2櫛と第3櫛を組み合わせ
ることにより櫛歯の密な第1櫛1を形成する動物用櫛で
ある。また、一方の櫛を櫛歯の短い第4櫛として、2つ
の櫛を上記の如く組み合わせたとき、歯先が揃わないで
櫛歯の先端側が粗で基端側が密な二重構造の櫛歯を持つ
第5櫛を形成する動物用櫛である。
Description
【0001】
この考案は、家畜やペットの手入れ用の動物用櫛に関するものである。
【0002】
飼育動物の手入れをする櫛には従来から櫛歯が太い、細い、長い、短い、及び 間隔の粗密等で区別される多種類のものがあって、牛・馬等の大型動物用、犬・ 猫等の小型動物用、または長毛動物用、曲毛動物用あるいは、整毛用、光沢用、 ノミの駆除用等があって目的に応じて使い分けられていた。
【0003】
上記した従来の動物用櫛は1つ1つが単一の機能しか持たないため、目的に応 じて多種類の櫛を備える必要であるため費用が高くなるといった問題があった。
【0004】 本考案の目的は、2個の異なった機能の櫛を組み合わせることにより、別の機 能を持つ第3の櫛となり、2個の櫛で3通りの働きをする動物用櫛を提供するこ とにある。
【0005】
上記の目的を達するためのこの考案は、同一間隔で複数本列設した櫛歯の異な る2個の櫛の中の一方の櫛の櫛本体に、各櫛歯の間に該櫛歯と平行する櫛歯通し 孔を設けて、該櫛歯通し孔に他方の櫛の櫛歯を挿通して上記2個の櫛を組み合わ せ可能に構成した動物用櫛である。
【0006】 また、上記の動物用櫛において、2個の櫛を組み合わせたとき、該2個の櫛歯 の先端が揃わないようにして、先端側が粗で基端側が密な二重構造の櫛歯を形成 した動物用櫛である。
【0007】
2個の櫛は櫛歯の太さが異なっているから、太い櫛歯のものは中・大型動物用 、細い櫛歯のものは小型動物用として毛並みを揃えるのに使用し、この2個の櫛 を組み合わせると櫛歯間隔が狭くて密な櫛となるから、毛に付着した砂や草の種 や汚れの除去及びノミの駆除に使用できて毛並みを整え光沢を良くする。
【0008】 また、2個の櫛を組み合わせたとき、両者の櫛歯の先端が一致しないように一 方の櫛の櫛歯の長さを変えると、組み合わせたときの櫛歯は先端側が粗で基端側 が密な二重構造の櫛歯が形成され、長毛動物や曲毛動物用として好適なものとす ることができる。
【0009】
以下この考案を、実施例示図面を参照として説明する。 図1は2個の櫛を組み合わせた櫛歯の密な第1櫛を示し、図2及び図3は図1 の第1櫛を2個の櫛に分解した第2櫛と第3櫛示し、図4は第2櫛の櫛歯を短く した第4櫛を示し、図5はこの第4櫛と第3櫛を組み合わせて櫛歯に粗の部分と 密の部分を形成した第5櫛を示している。
【0010】 図2の第2櫛(2)は、プラスチック成形品からなる横長の第2櫛本体(21 )の下半部を幅・厚さとも上半部より小さくて横長な嵌合部(22)とし、この 嵌合部(22)の下面から直径1.3mmで丈の長い太櫛歯(23)を歯間隔( S)をもって横一列下向きに平行して複数本列設したものである。
【0011】 図3の第3櫛(3)は、プラスチック成形品からなる横長な第3櫛本体(31 )の上面から高さの約1/2まで凹入して、第2櫛(2)の嵌合部(22)が嵌 まり込むための嵌合凹部(32)が形成され、下面から直径0.7mmで丈が太 櫛歯(23)より短い細櫛歯(33)を第2櫛(2)の櫛歯間隔と等しい間隔( S)をもって横一列下向きに平行して、第2櫛(2)の太櫛歯(23)の数より 1本多く列設し、さらにこの第3櫛本体(31)には各細櫛歯(33)の間に、 この細櫛歯(33)と平行して第2櫛(2)の太櫛歯(23)を通すための櫛歯 通し孔(34)が嵌合凹部(32)の底から下面に貫通して設けてあり、その上 端は太櫛歯(23)が挿入しやすいようにテーパーとしてある。
【0012】 太櫛歯(23)と細櫛歯(33)は第2櫛本体(21)及び第3櫛本体(31 )の成形時にそれぞれインサートにより固着される。
【0013】 第2櫛(2)を第3櫛(3)に、上端から太櫛歯(23)を櫛歯通し孔(34 )に挿通するとともに嵌合部(22)を嵌合凹部(32)に嵌め込んで、第2櫛 (2)と第3櫛(3)を組み合わせると、細櫛歯(33)同志の間に太櫛歯(2 3)が入り込んで、図1に示す密櫛歯の第1櫛(1)が得られる。
【0014】 こうして得られた第1櫛(1)は、密な櫛歯により動物の毛に付着した土砂や 草の種や汚れを取り除き、あるいはノミを駆除して毛並みを整えるとともに光沢 を良くするのに使用し、第2櫛(2)は櫛歯が太くて長いので中・大型動物用と して毛並みを整えるのに使用し、第3櫛(3)は櫛歯が細くて短いので犬や猫等 の小型動物用として毛並みを整えるのに使用する。 以上の如く2個の櫛により3通りの用途に使用できるものである。
【0015】 図4は第2櫛(2)の歯丈を短くした短櫛歯(41)を持つ第4櫛(4)を示 し、この第4櫛(4)を図3に示す第3櫛(3)に組み合わせると図5に示す第 5櫛が得られる。
【0016】 この第5櫛(5)は、櫛歯の先端側は細櫛歯(33)のみの粗櫛歯となり、基 端側は細櫛歯(33)と短櫛歯(41)とによる密櫛歯となる二重構造の櫛歯が 得られて、全体が密櫛歯である第1櫛では櫛が通りにくい密毛または曲毛動物用 として、土砂・草の種・汚れを除去して毛並みを整え光沢を良くするのに使用す る。 すなわち、第2櫛と、第3櫛と、第4櫛の3つを備えれば、組み合わせにより 第1櫛と、第5櫛が得られて5通りの用途に使用できるものである。
【0017】
以上説明したこの考案に係わる動物用櫛によれば、櫛歯の異なる2つの櫛を組 み合わせ可能に構成したことにより、これを組み合わせて別の機能を持つ櫛が得 られて、2個の櫛で3通りの用途に使用でき、3個の櫛で5通りの用途に使用で きるため、櫛の費用が節約できる効果がある。
【図1】第2櫛と第3櫛を組み合わせた第1櫛の正面図
である。
である。
【図2】第2櫛を示す図で、(A)は正面図(B)は側
面図である。
面図である。
【図3】第3櫛を示す図で、(A)は正面図(B)は正
面図のC−C線断面図である。
面図のC−C線断面図である。
【図4】第4櫛を示す図で、(A)は正面図(B)は側
面図である。
面図である。
【図5】第3櫛と第4櫛を組み合わせた第5櫛の正面図
である。
である。
1 第1櫛 2 第2櫛 3 第3櫛 4 第4櫛 5 第5櫛 21 第2櫛本体 22 嵌合部 23 太櫛歯 31 第3櫛本体 32 嵌合凹部 33 細櫛歯 34 櫛歯通し孔 41 短櫛歯
Claims (2)
- 【請求項1】 同一間隔で複数本列設した櫛歯の異なる
2個の櫛の中の一方の櫛の櫛本体に、各櫛歯の間に該櫛
歯と平行する櫛歯通し孔を設けて、該櫛歯通し孔に他方
の櫛の櫛歯を挿通して上記2個の櫛を組み合わせ可能に
構成したことを特徴とする動物用櫛。 - 【請求項2】 上記2つの櫛を組み合わせたとき、該2
つの櫛歯の先端が揃わないようにして、先端側が粗で基
端側が密な二重構造の櫛歯を形成した請求項1記載の動
物用櫛。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5448492U JPH069446U (ja) | 1992-07-10 | 1992-07-10 | 動物用櫛 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5448492U JPH069446U (ja) | 1992-07-10 | 1992-07-10 | 動物用櫛 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH069446U true JPH069446U (ja) | 1994-02-08 |
Family
ID=12971931
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5448492U Pending JPH069446U (ja) | 1992-07-10 | 1992-07-10 | 動物用櫛 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH069446U (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR200473878Y1 (ko) * | 2014-02-24 | 2014-08-05 | 김수혁 | 헤어 미용용 툴 |
JP3204612U (ja) * | 2016-03-01 | 2016-06-09 | 株式会社レーベン販売 | 動物用櫛ブラシ |
JP2017529871A (ja) * | 2014-08-09 | 2017-10-12 | セセルソン グループ | 動物の被毛の手入れ用ブラシのためのコーム |
JP2019054829A (ja) * | 2019-01-18 | 2019-04-11 | 株式会社レーベン | 動物用櫛ブラシ |
-
1992
- 1992-07-10 JP JP5448492U patent/JPH069446U/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR200473878Y1 (ko) * | 2014-02-24 | 2014-08-05 | 김수혁 | 헤어 미용용 툴 |
JP2017529871A (ja) * | 2014-08-09 | 2017-10-12 | セセルソン グループ | 動物の被毛の手入れ用ブラシのためのコーム |
JP3204612U (ja) * | 2016-03-01 | 2016-06-09 | 株式会社レーベン販売 | 動物用櫛ブラシ |
JP2019054829A (ja) * | 2019-01-18 | 2019-04-11 | 株式会社レーベン | 動物用櫛ブラシ |
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