JPH0694415A - 光学的測定装置 - Google Patents

光学的測定装置

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JPH0694415A
JPH0694415A JP24765992A JP24765992A JPH0694415A JP H0694415 A JPH0694415 A JP H0694415A JP 24765992 A JP24765992 A JP 24765992A JP 24765992 A JP24765992 A JP 24765992A JP H0694415 A JPH0694415 A JP H0694415A
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steering mirror
light
light beam
reflected
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JP24765992A
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Taizo Toyama
退三 遠山
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Toyoda Koki KK
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Toyoda Koki KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 センサ部をコンパクト化するとともに測定制
御を容易にした光学的測定装置を提供する。 【構成】 光学系103を通して一方の光源101から
の光ビームが被測定物2に照射されているときに該被測
定物2により反射される光ビームをステアリングミラー
105を介して位置検出手段104に結像させ、位置検
出手段104の両端から取り出される信号レベルが平衡
するように制御手段106を動作させてステアリングミ
ラー105の反射角度を調整する。そして、一方の光源
101が停止して他方の光源102が駆動したときの光
ビームを被測定物2に照射し、該被測定物2により反射
される光ビームを角度調整されたステアリングミラー1
05を通して位置検出手段104に結像させ、このとき
の位置信号と一方の光源による位置信号を演算手段10
7に取り込んで演算することにより、被測定物2の形状
などを測定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、被測定物の表面形状な
どを半導体レーザなどの光源を用いて測定する光学的測
定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図5により従来の光学的測定装置につい
て説明する。図5において、1は差動オートコリメーシ
ョンセンサ部、2は、このセンサ部1により形状測定さ
れる被測定物である。差動オートコリメーションセンサ
部1は、1個の半導体レーザ3と、この半導体レーザ3
から発生するレーザ光を2本の並行するレーザビームに
分離する方解石4と、方解石4から出射される2本のレ
ーザビームを被測定物2側へ反射するとともに被測定物
2で反射されたレーザビームを透過するビームスプリッ
タ5と、ビームスプリッタ5と被測定物2間に角度調整
可能に配置されたステアリングミラー6と、ビームスプ
リッタ5を透過するビームを集光する集光レンズ7と、
この集光レンズ7のビーム透過側に配置した偏光ビーム
スプリッタ8と、この偏光ビームスプリッタ8を透過す
る一方のビームaを検出する固定フォトセル9と、偏光
ビームスプリッタ8により反射される他方のビームbを
検出する可動フォトセル10とから構成される。
【0003】固定フォトセル9は、図5に示すように半
円形の受光面を有するフォトダイオードを2つ組合わせ
たものからなり、このフォトセル9は、そのフォトダイ
オード9a,9bの境界である中央線が集光レンズ7の
光軸と直交する状態で固定される。(図5において、フ
ォトセル9は、説明の便宜上、前記中央線が集光レンズ
7の光軸と平行になるように描かれている。)また、可
動フォトセル10は、固定フォトセル9と同様に、半円
形の受光面を有するフォトダイオード10a,10bを
組合わせたものからなり、可動フォトセル10はフォト
ダイオード10a,10bの境界である中央線が集光レ
ンズ7の光軸と直交する状態に設けられ、このフォトセ
ル10は、図略のサーボモータなどを含むサーボ機構に
より集光レンズ7の光軸と平行な方向に移動可能になっ
ている。(図5において、可動フォトセル10も、フォ
トセル9と同様に、中央線が集光レンズ7の光軸と平行
になるように描かれている。)さらに、ステアリングミ
ラー6は、図示しないサーボモータなどを含むサーボ機
構により回転されるようになっている。
【0004】上述のように構成された従来の光学的形状
測定装置において、半導体レーザ3から発生するレーザ
は方解石4により2本のレーザビームに分離され、ビー
ムスプリッタ5に入射する。ビームスプリッタ5に入射
された2本のレーザビームはビームスプリッタ5により
ステアリングミラー6へ反射され、このステアリングミ
ラー6を介して被測定物2に照射される。そして、被測
定物2の表面位置P1,P2で反射された、表面形状情
報を含む反射ビームB1,B2は、ステアリングミラー
6によりビームスプリッタ5へ反射される。このビーム
スプリッタ5を透過したビームB1およびB2は集光レ
ンズ7により集光された後、偏光ビームスプリッタ8に
より対応するフォトセル9または10の受光面上に結像
される。
【0005】ここで、ビームB1が固定フォトセル9上
に結像されると、フォトダイオード9a,9bの出力差
がゼロになるように不図示のサーボ機構を動作させてス
テアリングミラー6を図5の矢印方向に回転させる。す
なわち、ビームB1がフォトセル9の中央(フォトダイ
オード9a,9bの境界線)にくるようにステアリング
ミラー6の角度を制御する。
【0006】次に、可動フォトセル10のフォトダイオ
ード10a,10bの出力差がゼロになるように不図示
のサーボ機構を動作させて可動フォトセル10を図5に
おいて矢印方向に移動させる。このとき、フォトセル1
0の移動距離は、位置P1における被測定物2の接線角
から位置P2における接線角を差し引いた値に相当す
る。すなわち、位置P1と位置P2との接線角の差は被
測定面形状の2次微分に相当するから、両接線角の差を
2回積分することにより、被測定物2の表面形状を測定
できる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ような従来の光学的測定装置では、可動部がステアリン
グミラーと可動フォトセルの2箇所あるため、これらの
サーボ機構も2系統必要になり、構造が複雑になるとと
もに、センサ部が大形化する問題がある。また、ステア
リングミラー6の角度を制御して、B1をフォトセル9
の中央に位置合せするため、ステアリングミラーの角度
分解能によって、このセンサの分解能が決められてしま
う。つまり、センサの分解能を向上させるには、ステア
リングミラーの角度分解能を向上させなければならず、
ステアリングミラーの駆動機構,制御機構は複雑になっ
てしまう。また、方解石を使用してレーザビームを2本
に分離するものであるため、ビーム間隔が固定されてし
まい、被測定物の表面形状が種々に変化して色々な空間
周波数を持つ被測定物の測定には対応できないという不
具合があった。
【0008】本発明は、上述のような事情に鑑みなされ
たもので、その目的とするところは、センサ部をコンパ
クト化できるとともに、測定制御を容易にした光学的測
定装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】クレーム対応図である図
1に基づいて本発明を説明すると、本発明は、交互に発
光制御される一対の光源101,102と、前記各光源
101,102から出射される光ビームを被測定物2に
向けて照射させる光学系103と、前記被測定物2によ
り反射される光ビームの位置を検出する位置検出手段1
04と、前記被測定物2により反射される光ビームを前
記位置検出手段104に向ける回転可能なステアリング
ミラー105と、前記一方の光源101からの光ビーム
を被測定物2に照射しているときに該被測定物2により
反射される光ビームの前記位置検出手段104に対する
結像位置が前記位置検出手段104の両端から取り出さ
れる信号レベルが一定レベルより小さくなるように前記
ステアリングミラー105の反射角度を調整制御する制
御手段106と、前記ステアリングミラー105が角度
調整された後に前記他方の光源102からの光ビームを
被測定物2に照射し、該被測定物2により反射される光
ビームが前記ステアリングミラー105を介して前記位
置検出手段104に結像されたときの位置信号と前記一
方の光源による反射光ビームの位置信号とから被測定物
2の測定値を算出する演算手段107とを備えてなるも
のである。
【0010】
【作用】上記の構成により、一方の光源101からの光
ビームが被測定物2に照射されているときに該被測定物
2により反射される光ビームがステアリングミラー10
5を介して位置検出手段104に結像されると、位置検
出手段104の両端から取り出される信号レベルが一定
レベルより小さくなるように制御手段106が動作して
ステアリングミラー105の反射角度を調整する。そし
て、一方の光源101が停止して他方の光源102が駆
動されると、この光源102の光ビームが被測定物2に
照射され、該被測定物2により反射される光ビームが角
度調整されたステアリングミラー105を通して位置検
出手段104に結像される。このときの位置信号と一方
の光源による位置信号を演算手段107に取り込んで演
算することにより、被測定物2の形状などを測定でき
る。よって、位置検出手段が1個で済み、そのサーボ機
構も不要になってセンサ部をコンパクト化し得る。ま
た、ステアリングミラー105の位置を決めるレベル
は、任意に決めた一定量以下であればよいため、ステア
リングミラーの駆動には通常のステッピングモーター等
を使用することが可能で、コンパクト化し得る。
【0011】
【実施例】図2〜図4により本発明の実施例について説
明する。図2は、本発明による光学的測定装置の全体の
構成図を示すもので、11は被測定物2の形状測定を行
う差動オートコリメーションセンサ部(以下単にセンサ
部という)である。
【0012】センサ部11は、図2に示すように、光軸
が互いに直交する向きに配置した一対の半導体レーザ1
11a,111bと、この半導体レーザ111a,11
1bのレーザ光出射前面に配置したコリメータレンズ1
12a,112bと、半導体レーザ111aからのレー
ザ光を透過するとともに、半導体レーザ111bからの
レーザ光を90度に反射するビームスプリッタ113
と、このビームスプリッタ113のレーザ光出射側に配
置され、ビームスプリッタ113のレーザ光を通過する
とともに、被測定物2からの反射レーザビームB1,B
2を90度に反射する。偏光ビームスプリッタ114
と、この偏光ビームスプリッタ114の下面に設けた1
/4波長板115と、偏光ビームスプリッタ114の側
方に配置され、被測定物2により、偏光ビームスプリッ
タ114を介して反射されてくる反射レーザビームB
1,B2の反射方向を調整するパルスモータ116a付
きのステアリングミラー116と、ステアリングミラー
116で反射されるレーザビームB1,B2を集光する
集光レンズ116と、この集光レンズ117の焦点位置
に配置され、レーザビームB1,B2の結像位置を検出
するPSD等からなる一次元の位置検出素子118とか
ら構成される。
【0013】図2において、12は、センサ部11を含
む測定装置全体を制御し管理する中央処理装置(以下C
PUという)であり、このCPU12には、測定プログ
ラムおよび位置検出素子118で検出された位置データ
(ずれ量)C1、測定される表面形状データD1〜Dn
等を格納するメモリ13が接続されているとともに、入
力インタフェース14および出力インタフェース15が
接続されている。
【0014】入力インタフェース14には、A−Dコン
バータ16を介して演算回路17が接続されている。ま
た、出力インタフェース15には、位置検出素子117
で検出されるレーザビームB1の位置信号C1(位置検
出素子の中心からのずれ量)に応じたパルス信号を発生
するパルス発生回路18および駆動回路19を介してス
テアリングミラー116のパルスモータ116aが接続
され、さらに、半導体レーザ111a,111bを交互
に動作させる駆動回路20が接続されている。
【0015】演算回路17は、位置検出素子118に対
するレーザビームB1,B2の入射位置に応じて位置検
出素子117の両端から取り出される信号から位置信号
を算出するものであり、この位置信号はA−Dコンバー
タ16によりデジタル量に変換されてCPU12に取り
込まれる。また、半導体レーザ111a,111bのう
ち、一方の半導体レーザ111bは、図2の矢印X方向
に移動できる構造になっており、この半導体レーザ11
1bを矢印X方向に移動することにより、レーザビーム
の間隔を調整できるようになっている。
【0016】本実施例と請求項との対応において、半導
体レーザ111a,111bが光源101,102を、
コリメータレンズ112a,112b,ビームスプリッ
タ113,114および1/4波長板115が光学系
を、ステアリングミラー116およびパルスモータ11
6aがステアリングミラー105を、位置検出素子11
8が位置検出手段104を、CPU12,パルス発生回
路18および駆動回路19が制御手段106を、CPU
12および演算回路17が演算手段107をそれぞれ構
成している。
【0017】次に、本実施例の動作を図3に示すフロー
チャートを参照して説明する。装置の初期の測定段階で
は、オプティカルフラットを用いて平面を測定し、両方
の半導体レーザ111a,111bのレーザビームB
1,B2が共に位置検出素子118の中央、すなわち位
置検出素子118の両端から取り出される出力信号を演
算回路17で演算したときの位置信号がゼロとなる位置
にくるよう、ステアリングミラー116およびビームス
プリッタ113,114等を調整しておく。また、完全
にゼロにならなくとも、演算回路での演算値を補正でき
る構成にしておけばよい。
【0018】次に、実際の被測定物2の形状を測定する
場合について述べる。まず、センサ部11を被測定物2
の形状を測定できる測定位置へ移動する(ステップS
1)。そして、次のステップS2において、測定箇所カ
ウンタn=1に設定する。
【0019】次に、メモリ13内の測定プログラムに従
ってCPU12から送出されるレーザ動作指令を出力イ
ンタフェース15を通して駆動回路20に加えることに
より、まず、半導体レーザ111aを駆動し、この半導
体レーザ111aから発生するレーザビームをビームス
プリッタ113,114および1/4波長板115を通
して被測定物2の表面位置P1へ照射する(ステップS
3)。
【0020】被測定物2の表面位置P1で反射されたレ
ーザビームB1は1/4波長板115および偏光ビーム
スプリッタ114を通してステアリングミラー116に
向けられ、さらにこのステアリングミラー116で反射
されるレーザビームB1は集光レンズ117により集光
されて位置検出素子118上に結像される。ここで、被
測定表面位置P1の接線角をθ1 とすると、このレーザ
ビームB1は、図4に示すように集光レンズ117に対
し2θ1 の角度で入射する。また、集光レンズ117を
通過したレーザビームB1は、位置検出素子118に対
しその中心からd1 ずれた位置に結像する。このときの
接線角θ1 は、レンズの結像式により、θ1 =d1 /2
fで表わされ、fは集光レンズ117から位置検出素子
118までの距離である。
【0021】次のステップS4では、レーザビームB1
の結像位置d1 に応じて位置検出素子118の両端から
取り出される出力信号を演算回路17に取り込むことに
より、レーザビームB1の位置信号C1を算出し、この
位置信号C1をA−Dコンバータ16によりデジタル信
号に変換して、CPU12に取り込む。CPU12で
は、取り込んだ位置信号C1が、−a<c1 <a(aは
0に近い数値)を判定する。ここで、−a<c1 <aで
ないと判定されたときはステップS6に進み、ステアリ
ングミラー116のパルスモータ116aを−a<c1
<aになるまで回転させる。このとき、パルス発生回路
18から位置信号C1に応じた数のパルスが発生し、こ
のパルスを駆動回路19を通してパルスモータ116a
に加えることにより、ステアリングミラー116を図2
の矢印方向に回転させる。そして、演算回路17からの
位置信号C1が−a<c1 <aになった角度にステアリ
ングミラー116をロックする。
【0022】一方、ステップS5において、−a<c1
<aになったことが判定されると、ステップS7に進
み、位置信号C1をメモリ13の所定のエリアに記憶す
る。その後、ステップS8において、半導体レーザ11
1aからのレーザビームの発生を停止し、半導体レーザ
111bを駆動して、該半導体レーザ111bから発生
するレーザビームをビームスプリッタ113,114お
よび1/4波長板を通して被測定物2の被測定面へ照射
する。
【0023】被測定物2の表面位置P2で反射されたレ
ーザビームB2は1/4波長板115および偏光ビーム
スプリッタ114を通してステアリングミラー116に
向けられ、さらにこのステアリングミラー116で反射
されるレーザビームB2は集光レンズ117により集光
されて位置検出素子118上に結像される。次のステッ
プS4では、レーザビームB2の結像位置d2 に応じて
位置検出素子118の両端から取り出される出力信号を
演算回路17に取り込むことにより、レーザビームB2
の位置信号C2を算出し、この位置信号C2をA−Dコ
ンバータ16によりデジタル信号に変換してCPU12
に取り込む。CPU12では、取り込んだ位置信号C2
と前述のビームB1に対応する位置信号C1との差、D
i =C2−C1を算出する(ステップS10)。この差
は、(表面位置P2の接線角)−(表面位置P1の接線
角)=Δθに相当する。従って、このΔθは被測定面形
状の2次微分に相当するから、Δθ(=Di )を2回積
分することにより、被測定物2の2本のレーザビーム間
に位置する表面形状を測定できる。
【0024】次のステップS11では、ステップS10
で求めた差データDi をメモリ13の所定のエリアに記
憶する。そして、次のステップS12において、被測定
物2の測定が完了したかを判定する。ここで、測定が完
了したことが判定されると、被測定物2に対する測定動
作は終了する。また、測定が完了していないことが判定
されたときはステップS13に進み、センサ部11を次
の測定位置へ移動させる。その後、ステップS14にお
いて測定箇所カウンタnの値をn=n+1に設定し、ス
テップS3に戻る。以下、被測定物2の形状測定が完了
するまで、図3のステップS3以下の処理を繰り返し実
行する。
【0025】上述のように本実施例においては、図3の
フローチャートからも明らかなように、まず、一方の半
導体レーザ111aを動作させて、そのレーザビームを
被測定面へ照射し、この被測定面からの反射レーザビー
ムB1が位置検出素子118に結像したときの位置信号
C1が−a<c1 <a、すなわちレーザビームB1の結
像位置が位置検出素子118のほぼ中央にくるようにス
テアリングミラー116を調節した後、一方の半導体レ
ーザ111aを停止し、他方の半導体レーザ111bを
駆動して、そのレーザビームを被測定面に照射し、この
被測定面からの反射レーザビームB2が位置検出素子1
18に結像したときの位置信号C2とレーザビームB1
の位置信号C1との差から被測定面の形状を得るように
したので、固定式の位置検出素子が1個で済み、従来の
ように位置検出素子を移動させるためのサーボ機構が不
要になり、ステアリングミラーのサーボ機構のみとな
る。このため、センサ部の構成が簡単になり、小形化で
きるとともに、形状測定のための制御も容易になる。
【0026】また、ステアリングミラーの角度を調節し
て、一方のレーザビームを常に集光レンズの光軸に一致
させるようにするから、角度範囲の大きな被測定物の形
状測定が可能になる。また、他方の半導体レーザ111
bを図2の矢印X方向に移動させることにより、2本の
レーザビーム間隔を変化できるから、色々な空間周波数
を持った被測定物を測定することができる。
【0027】なお、本発明は、上記実施例に示す構成の
ものに限定されず、請求項に記載した範囲を逸脱しない
限り、種々の変形が可能である。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、一
方の光源からの光ビームが被測定物に照射されていると
きに該被測定物により反射される光ビームをステアリン
グミラーを介して位置検出手段に結像させ、位置検出手
段の両端から取り出される信号レベルが平衡するように
ステアリングミラーの反射角度を調整する。そして、一
方の光源が停止して他方の光源が駆動したときの光ビー
ムを被測定物に照射し、該被測定物により反射される光
ビームを角度調整されたステアリングミラーを通して位
置検出手段に結像させることで被測定物の形状などを測
定するようにしたので、位置検出手段が1個で済み、か
つその駆動手段が不要になってセンサ部をコンパクト化
できるとともに、測定制御も容易になるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のクレーム対応図である。
【図2】本発明による光学的測定装置の一例を示す全体
の構成図である。
【図3】本実施例における形状測定の手順を示すフロー
チャートである。
【図4】本実施例におけるレーザビームの位置検出素子
への結像状態を示す説明図である。
【図5】従来の光学的測定装置の構成図である。
【符号の説明】
11 差動オートコリメーションセンサ部 111a,111b 半導体レーザ 113 ビームスプリッタ 114 偏光ビームスプリッタ 115 1/4波長板 116 ステアリングミラー 116a パルスモータ 117 集光レンズ 118 位置検出素子 12 CPU 13 メモリ 17 演算回路 18 パルス発生回路 19 駆動回路 20 駆動回路 101,102 光源 103 光学系 104 位置検出手段 105 ステアリングミラー 106 制御手段 107 演算手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 交互に発光制御される一対の光源と、前
    記各光源から出射される光ビームを被測定物に向けて照
    射させる光学系と、前記被測定物により反射される光ビ
    ームの位置を検出する位置検出手段と、前記被測定物に
    より反射される光ビームを前記位置検出手段に向ける回
    転可能なステアリングミラーと、前記一方の光源からの
    光ビームを被測定物に照射しているときに該被測定物に
    より反射される光ビームの前記位置検出手段に対する結
    像位置が前記位置検出手段の両端から取り出される信号
    レベルが平衡するように前記ステアリングミラーの反射
    角度を調整制御する制御手段と、前記ステアリングミラ
    ーが角度調整された後に前記他方の光源からの光ビーム
    を被測定物に照射し、該被測定物により反射される光ビ
    ームが前記ステアリングミラーを介して前記位置検出手
    段に結像されたときの位置信号と前記一方の光源による
    反射光ビームの位置信号とから被測定物の測定値を算出
    する演算手段とを備えたことを特徴とする光学的測定装
    置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20230014579A (ko) * 2021-07-21 2023-01-30 한국원자력연구원 투과율 측정장치

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20230014579A (ko) * 2021-07-21 2023-01-30 한국원자력연구원 투과율 측정장치

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