JPH0693991A - 密閉形ロータリ圧縮機 - Google Patents

密閉形ロータリ圧縮機

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JPH0693991A
JPH0693991A JP24695292A JP24695292A JPH0693991A JP H0693991 A JPH0693991 A JP H0693991A JP 24695292 A JP24695292 A JP 24695292A JP 24695292 A JP24695292 A JP 24695292A JP H0693991 A JPH0693991 A JP H0693991A
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JP
Japan
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compressor
rotary compressor
hermetic rotary
radiator
pulsation damping
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Pending
Application number
JP24695292A
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English (en)
Inventor
Akihiko Ishiyama
明彦 石山
Katsumi Tominaga
克己 富永
Kazuhisa Ichimoto
和久 市本
Makoto Ashida
誠 芦田
Junichi Miyama
順一 深山
Kazunori Morita
和典 森田
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 圧縮機の設置スペースを小さくでき、装置全
体がコンパクト化されるとともに、振動,騒音が小さ
く、確実な温度低減効果の得られる高信頼性,高性能の
密閉形ロータリ圧縮機を提供する。 【構成】 圧縮機構部3から吐出ガスを直接圧縮機外に
導く吐出導管7を備え、圧縮機本体から配管長さ200
〜1000mmの位置にて同吐出導管7に接続された脈
動減衰タンク81と、吐出ガスを冷却するための熱交換
器82とからなるラジエータ本体8の投影面積が、圧縮
機本体の投影面積以下に構成されるとともに、圧縮機本
体に設けた振動減衰機能を有する支持部材にて、前記脈
動減衰タンク81を介して、ラジエータ本体8を支持し
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、密閉形ロータリ圧縮機
に係り、特に圧縮機の温度上昇抑制に着目するととも
に、振動低減を考慮した密閉形ロータリ圧縮機に関する
もので、それを搭載する冷凍空調装置等の信頼性、性能
の向上に寄与する。
【0002】
【従来の技術】従来の技術について図9ないし図12を
参照して説明する。図9は、従来の密閉形ロータリ圧縮
機の縦断面図、図10は、従来のラジエータ構造を用い
た密閉形ロータリ圧縮機の縦断面図、図11は、図10
の密閉形ロータリ圧縮機の周辺配管を示す斜視図、図1
2は、他の従来のラジエータ構造を用いた密閉形ロータ
リ圧縮機の縦断面図である。各図では、同一部に同一符
号を用いている。
【0003】図9に示す密閉形ロータリ圧縮機は、密閉
容器1内に、電動機部2と該電動機部にクランク軸4を
介して連結する圧縮機構部3とが収納され、同密閉容器
1の底部に冷凍機油10が貯溜されて圧縮機本体(以下
単に圧縮機という)を構成している。このロータリ圧縮
機においては、冷凍あるいは空調サイクルの作動流体で
ある冷媒ガスは、低圧状態で吸込配管5により圧縮機構
部3に直接吸込まれ、該圧縮機構部3にて高圧高温のガ
スとなり、一旦密閉容器1内に吐出されたのちに、吐出
配管6により再び冷凍サイクル内に導出される。従来、
比較的出力の小さい密閉形ロータリ圧縮機においては、
この密閉容器1内に吐出された冷媒ガスにより電動機部
2の温度を低減するという冷却方法が用いられていた。
【0004】しかしながら、同冷却方法では冷却効果に
限界があり、比較的出力の大きい密閉形ロータリ圧縮機
を使用する場合には、ファン(図示せず)等により、強
制的に外部から冷却する方法を用いる必要があった。こ
のため、冷凍空調装置内に、ファン駆動のためのモー
タ、およびファンの起動停止用の温度制御装置、さらに
ファンの故障モードに対応した保護機能等の装備が必要
となり、圧縮機収納部のスペースの確保、追加機能によ
る大巾なコスト増加が止むなしとされていた。
【0005】上記問題を解決する手段として、図10に
示す如く、例えば、実公昭63−82082号公報に示
されるように、冷凍空調機器の熱交換器(凝縮器)の一
部に圧縮機の圧縮機構部3の吐出導管4を直接接続する
方式が考えられた。この場合、圧縮機構部3から吐出さ
れた高温高圧の冷媒ガスは、吐出導管7から一旦圧縮機
外部の熱交換器82Aに設けられた配管内を通過し、周
囲の空気と熱交換を行なって温度を低下されたのちに戻
り配管9を経て圧縮機の密閉容器1内に戻り、電動機部
2の温度を低下させ、再び該密閉容器1に設けられたサ
イクル吐出配管6から冷凍サイクルに導出する、いわゆ
るラジエータ方式が採用されている。
【0006】本方式を用いれば、ファンおよびファンに
付随する制御部、保護機能を用いることなく、圧縮機の
温度を低減できる効果がある。しかしながら、本方式に
おいては、圧縮機から凝縮器82Aに配管を直接接続す
るために、図10に示す如く吐出ガス脈動減衰タンク8
1Aを用いたとしても、圧縮機の振動の装置本体への伝
達を抑制するためには、図11に具体的に示すように、
吐出導管7Aは、複数の蛇行部7a,7bを持つ配管形
状とする必要がある。このため、圧縮機を冷凍空調装置
に搭載する場合、配管部分の収納スペースを確保しなけ
ればならないという制約があり、装置全体の大きさが増
加するという問題があった。
【0007】このような問題に対して、従来、例えば、
実公昭58−116794号公報記載の技術が知られて
いる。すなわち図12に示す如く、圧縮機構部の吐出口
から直接密閉容器1外に延長した吐出導管7Bと、密閉
容器1内に開放する戻り配管9Bとの間に連結され、か
つ中間部分の冷媒管92を支持板93を介して前記密閉
容器1に固定された熱交換器91を備えた方式が提案さ
れている。本方式の場合、熱交換器91の機械的な振動
抑制については配慮されているが、冷媒ガスの脈動によ
る配管の加振、あるいは騒音の発生等についての配慮が
十分になされていなかった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の密閉形ロー
タリ圧縮機においては、圧縮機の冷却手段に関して、フ
ァンを用いる場合のコスト増加、あるいは故障モード時
の機能停止を解消する手段として、いわゆるラジエータ
構造を用いる場合の、装置本体の振動低減、騒音低減、
さらに装置全体のコンパクト化をすべては満たすことが
できず、何らかの性能上のデメリットを有するものであ
った。
【0009】本発明は、上記従来技術の問題点を解決す
るためになされたもので、圧縮機の設置スペースを小さ
くでき、装置全体がコンパクト化されるとともに、振
動,騒音が小さく、確実な温度低減効果の得られる高信
頼性,高性能の密閉形ロータリ圧縮機を提供すること
を、その目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る密閉形ロータリ圧縮機の構成は、密閉
容器内に、電動機部および該電動機部にクランク軸を介
して連結する圧縮機構部を収納した圧縮機本体を備え、
前記圧縮機構部の吐出口から吐出ガスを直接圧縮機外へ
導き出す配管と、この配管に接続する吐出ガス脈動減衰
タンクと、吐出ガスの冷却を行う熱交換器と、この熱交
換器を通過した吐出ガスを再度密閉容器内に戻す配管と
からなるラジエータを、冷凍サイクルの配管系とは独立
に圧縮機本体近傍に備えた密閉形ロータリ圧縮機におい
て、上記ラジエータの吐出ガス脈動減衰タンクと熱交換
器とを含むラジエータ本体部分の投影面積が、圧縮機本
体の投影面積以下となるようにしたものである。
【0011】より詳しくは、ラジエータ本体が、圧縮機
本体に設けられた支持部材によって、吐出ガス脈動減衰
タンクを介して支持されているものである。さらに、前
記ラジエータ支持部材に、振動吸収機能を兼ね備えるこ
とにより、振動を低減するものである。また、圧縮機本
体から吐出ガス脈動減衰タンクの取付位置までの配管長
さを最適値(200〜1000mm)に設定することに
より、冷媒ガスの圧力脈動を効果的に減衰させ、圧力脈
動に起因する騒音の低減を図ったものである。
【0012】
【作用】上記技術的手段による働きは次のとおりであ
る。圧縮機構部から吐出された高温の冷媒ガスは、吐出
導管を通り、直接圧縮機外部に導かれる。冷媒ガスは、
圧縮機本体から200〜1000mmの位置にて前記吐
出導管に接続された吐出ガス脈動減衰タンクを通過する
際に、脈動を減衰され、続いて、熱交換器内を周囲の空
気に放熱しながら通過し、温度が低減された状態で圧縮
機密閉容器内に放出され、圧縮機内部を冷却したのち
に、密閉容器に設けられたサイクル吐出配管にて再び冷
凍サイクルへ吐出される。このとき、圧縮機本体、なら
びに、吐出ガス脈動減衰タンクおよび熱交換器を含むラ
ジエータ本体の振動は、振動吸収機能を兼ね備えた支持
部材により低減される。
【0013】
【実施例】以下、本発明の各実施例を図1ないし図8を
参照して説明する。 〔実施例 1〕図1は、本発明の一実施例に係る密閉形
ロータリ圧縮機の縦断面図、図2は、図1の密閉形ロー
タリ圧縮機の斜視図である。図中、図9,10と同一符
号のものは従来技術と同等部を示す。図1に示す密閉形
ロータリ圧縮機は、密閉容器1内に、電動機部2と該電
動機部にクランク軸4を介して連結する圧縮機構部3と
が収納され、該密閉容器1の底部に冷凍機油10が貯溜
され圧縮機本体(以下単に圧縮機という)を構成してい
る。
【0014】圧縮機構部3の吐出口よりの冷媒ガスを圧
縮機外部に直接導く吐出導管7には、圧縮機本体から3
00mmの配管長さlの位置に吐出ガス脈動減衰タンク
81(以下単に脈動減衰タンクという)が接続されてお
り、いわゆるクロスフィン方式の熱交換器82ととも
に、ラジエータ本体8を構成している。この熱交換器8
2内を通過した配管(冷媒管)は、圧縮機戻り配管9
(以下単に戻り配管という)として密閉容器1に接続さ
れている。
【0015】さらに、図2に示すように、前記ラジエー
タ本体8は、圧縮機の密閉容器1の外周に固定された支
持部材101を用いて、前記脈動減衰タンク81部分に
て、板状スプリングからなる係止部材102によって保
持されている。ここで、前記脈動減衰タンク81と熱交
換器82とを含むラジエータ本体部分8の投影面積は、
圧縮機本体の投影面積以下に構成されている。
【0016】この密閉形ロータリ圧縮機においては、冷
凍サイクルの作動流体である冷媒ガスは、低圧状態で吸
込配管5により圧縮機構部3に直接吸い込まれ、該圧縮
機構部3にて高圧高温のガスとなる。圧縮機構部3から
吐出された高温高圧の冷媒ガスは、吐出導管7から脈動
減衰タンク81を経て、一旦圧縮機外部の熱交換器82
に設けられた配管内を通過し、周囲の空気と熱交換を行
う。温度が低下した冷媒は、戻り配管9を経て圧縮機の
密閉容器1内に戻り、電動機部2の温度を低下させ、再
び該密閉容器1に設けられたサイクル吐出配管6から冷
凍サイクルに吐出される。
【0017】本実施例によれば、ラジエータ本体8が、
冷凍,空調装置等の冷凍サイクルとは独立して圧縮機近
傍に配置され、しかも圧縮機本体の投影面積よりも小さ
く、さらに脈動減衰タンク81および振動減衰機能を有
する支持部材101,係止部材102で保持されるた
め、従来、振動減衰のために設けられていた複数の蛇行
形状の配管が簡略化され、圧縮機の設置スペースを小さ
くでき、装置全体がコンパクト化されるとともに、振
動,騒音が小さく、確実な温度低減効果の得られる高信
頼性,高性能の密閉形ロータリ圧縮機および冷凍空調装
置の提供が可能となる。
【0018】〔実施例 2〕次に、ラジエータの支持手
段の他の例を説明する。図3は、本発明の他の実施例に
係る密閉形ロータリ圧縮機の斜視図、図4は、図3の密
閉形ロータリ圧縮機を冷凍,空調装置本体に組み込んだ
ときの圧縮機周辺の配管を示す斜視図、図5は、脈動減
衰タンクの取付位置による脈動値の減衰効果を示す線図
である。図3において、図2と同一符号のものは先の実
施例と同等部であり、圧縮機本体構成は図1に示すもの
と同じである。
【0019】図3に示す如く、圧縮機本体の外径、すな
わち密閉容器1の外壁に内径にて接触する大径部と、脈
動減衰タンク81の外径に内径にて接触する小径部とを
有する支持部材に係る板状部材103を、ボルト(およ
びナット)104等で所定の接触力を生じるように固定
する。この手段を用いると、主に、板状部材103と密
閉容器1外壁との間で、圧縮機本体の微小振動による摩
擦力が発生し、振動エネルギーを微小な摩擦熱として消
費することにより、ダンパー作用を行ない、結果的に装
置全体に伝わる振動を低減させることができる。
【0020】この結果、従来、振動減衰の目的で適用さ
れていた圧縮機周囲の配管の蛇行形状を、図4に示す如
くかなり簡略化することができるので、装置本体のコン
パクト化が可能となる。なお、支持部材の材料として
は、板状部材の他に、金属編組線のような繊維状の部材
を用いることも可能である。
【0021】図5は、上記の各実施例における吐出冷媒
ガスの圧力脈動減衰効果の実験結果を示すものである。
図5は、横軸に振動周波数、縦軸に脈動値をとり、脈動
減衰タンクを用いない場合のデータを□印および実線で
示し、脈動減衰タンクを用いた場合のデータを破線で示
している。脈動減衰タンクを用いた場合、圧縮機本体か
ら脈動減衰タンク81の取付位置までの配管長さlが5
0mmのデータは+、配管長さlが300mmのデータ
は○で示している。
【0022】図5に示す如く、脈動減衰タンクを用いな
い場合に比べ、圧縮機本体より50mmの位置に脈動減
衰タンクを接続した場合には、広範囲にわたり脈動低減
効果が現われる。本実施例である300mmの位置に脈
動減衰タンクを取り付けた場合には、さらに大きな低減
効果が現われ、脈動値のピークがほとんど見られないと
いう良好な特性が得られる。
【0023】〔実施例 3〕次に熱交換器の構成例につ
いて図6ないし図8を参照して説明する。図6は、図1
に示した密閉形ロータリ圧縮機の熱交換器の構成図、図
7は、他の実施例に係る熱交換器の構成図、図8は、さ
らに他の実施例に係る熱交換器の構成図で、いずれも
(a)は正面図、(b)は側面図である。各図におい
て、7は吐出導管、81は脈動減衰タンク、9は戻り配
管を示す。図6に示す熱交換器82は、両端の管板84
の間に平行に配列した多数のフィンプレート83に直交
して、戻り配管9に通じる冷媒管を挿通してなるもの
で、いわゆるクロスフィン方式の熱交換器である。この
構成により、効果的な冷媒ガスの温度低減を実現するも
のである。
【0024】また、図7に示す熱交換器82Aは、屈曲
した冷媒管の直線部にそれぞれ多数の正方形状のフィン
83a,83bを備えたものである。さらに、図8に示
す熱交換器82Bは、屈曲した冷媒管の直線部にそれぞ
れ多数の円形状のフィン83c,83dを備えたもので
ある。図7,図8の各例の熱交換器82A,82Bを用
いても、図6の例同様に効果的な冷媒ガスの温度低減を
実現する。なお、熱交換器部の構造については、上記の
例に限定されるものではなく、単純な蛇行配管形状等を
用いても相応の効果がある。
【0025】また、上記各実施例では、圧縮機本体から
ラジエータの吐出ガス脈動減衰タンクの取付位置までの
配管長さlが300mmの例を説明したが、本発明はこ
れに限るものではなく、前記配管長さlが200〜10
00mmの範囲内であればよい。この配管長さlは、接
続配管の加工性、圧縮機本体とラジエータの組立性、圧
縮機本体からラジエータ部への振動伝達を考慮した接続
配管の剛性の点から定まるものである。すなわち、配管
長さlが短かすぎると、保持部が確保できず溶接が難し
く、また、剛性が高すぎて振動が直に伝わることにな
る。配管長さlが長すぎると、剛性が低いため位置精度
が出ないことになる。配管長さlが200〜1000m
mの範囲内であれば、図2,3に示した如きラジエータ
取り付けが可能であり、図5に示したように脈動値低減
が実現できる。
【0026】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、圧縮機の設置スペースを小さくでき、装置全体が
コンパクト化されるとともに、振動,騒音が小さく、確
実な温度低減効果の得られる高信頼性,高性能の密閉形
ロータリ圧縮機を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る密閉形ロータリ圧縮機
の縦断面図である。
【図2】図1の密閉形ロータリ圧縮機の斜視図である。
【図3】本発明の他の実施例に係る密閉形ロータリ圧縮
機の斜視図である。
【図4】図3の密閉形ロータリ圧縮機の圧縮機周辺の配
管を示す斜視図である。
【図5】脈動減衰タンクの取付位置による脈動値の減衰
効果を示す線図である。
【図6】図1に示した密閉形ロータリ圧縮機の熱交換器
の構成図である。
【図7】他の実施例に係る熱交換器の構成図である。
【図8】さらに他の実施例に係る熱交換器の構成図であ
る。
【図9】従来の密閉形ロータリ圧縮機の縦断面図であ
る。
【図10】従来のラジエータ構造を用いた密閉形ロータ
リ圧縮機の縦断面図である。
【図11】図10の密閉形ロータリ圧縮機の周辺配管を
示す斜視図である。
【図12】他の従来のラジエータ構造を用いた密閉形ロ
ータリ圧縮機の縦断面図である。
【符号の説明】
1 密閉容器 2 電動機部 3 圧縮機構部 4 クランク軸 5 吸込配管 6 サイクル吐出配管 7 吐出導管 8 ラジエータ本体 9 戻り配管 81 脈動減衰タンク 82,82A,82B 熱交換器 101 支持部材 102 係止部材 103 板状部材
フロントページの続き (72)発明者 芦田 誠 栃木県下都賀郡大平町大字富田800番地 株式会社日立製作所栃木工場内 (72)発明者 深山 順一 栃木県下都賀郡大平町大字富田709番地の 2 株式会社日立栃木エレクトロニクス内 (72)発明者 森田 和典 栃木県下都賀郡大平町大字富田800番地 株式会社日立製作所栃木工場内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 密閉容器内に、電動機部および該電動機
    部にクランク軸を介して連結する圧縮機構部を収納した
    圧縮機本体を備え、前記圧縮機構部の吐出口から吐出ガ
    スを直接圧縮機外へ導き出す配管と、この配管に接続す
    る吐出ガス脈動減衰タンクと、吐出ガスの冷却を行う熱
    交換器と、この熱交換器を通過した吐出ガスを再度密閉
    容器内に戻す配管とからなるラジエータを、冷凍サイク
    ルの配管系とは独立に圧縮機本体近傍に備えた密閉形ロ
    ータリ圧縮機において、 上記ラジエータの吐出ガス脈動減衰タンクと熱交換器と
    を含むラジエータ本体部分の投影面積が、圧縮機本体の
    投影面積以下に構成したことを特徴とする密閉形ロータ
    リ圧縮機。
  2. 【請求項2】 ラジエータ本体が、圧縮機本体に設けら
    れた支持部材によって、吐出ガス脈動減衰タンクを介し
    て支持されていることを特徴とする請求項1記載の密閉
    形ロータリ圧縮機。
  3. 【請求項3】 支持部材が、圧縮機本体の振動を減衰さ
    せる吸振体であることを特徴とする請求項2記載の密閉
    形ロータリ圧縮機。
  4. 【請求項4】 支持部材が、圧縮機本体に固定した支持
    部材と、この支持部材上に吐出ガス脈動減衰タンクを弾
    性的に係止する板状スプリングとからなることを特徴と
    する請求項2または3記載のいずれかの密閉形ロータリ
    圧縮機。
  5. 【請求項5】 支持部材が、圧縮機本体の外径に内径に
    て接触する大径部と、吐出ガス脈動減衰タンクの外径に
    内径にて接触する小径部とを有する板状部材からなり、
    所定の接触力を生ぜしめることを特徴とする請求項2ま
    たは3記載のいずれかの密閉形ロータリ圧縮機。
  6. 【請求項6】 圧縮機本体からラジエータの吐出ガス脈
    動減衰タンクの取付位置までの配管長さが200〜10
    00mmの範囲内であることを特徴とする請求項1ない
    し5記載のいずれかの密閉形ロータリ圧縮機。
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