JPH069353B2 - 通信装置 - Google Patents

通信装置

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JPH069353B2
JPH069353B2 JP62119843A JP11984387A JPH069353B2 JP H069353 B2 JPH069353 B2 JP H069353B2 JP 62119843 A JP62119843 A JP 62119843A JP 11984387 A JP11984387 A JP 11984387A JP H069353 B2 JPH069353 B2 JP H069353B2
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稔 和田山
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【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、たとえばローカルエリアネットワーク(LA
N)を用いた販売時点管理(POS)システムなどに好適
に用いられる通信装置に関する。
従来技術 POSシステムは、主装置と複数の端末装置とを含んで
構成され、主装置と端末装置との間でデータの送受信が
行なわれる。各端末装置は、たとえば印字装置、表示装
置(CRT)あるいは磁気カード読取り装置(MCR)など
の入力/出力装置を1つまたは複数個含んで構成され
る。前記主装置と各端末装置との間には、各端末装置に
対応する複数チャンネルを有するインターフェイスが設
けられる。このインターフェイスは、各チャンネルごと
に予め定められた機能が設定されている。すなわち、た
とえば印字装置を含む端末装置が接続されるチャンネル
には、印字装置用の接続モードが設定されている。
発明が解決すべき問題点 このようなインターフェイスを有する通信装置において
は、インターフェイス上の各チャンネルの機能が予め設
定されており、規定された入力/出力装置を含む端末装
置しか接続することができない。したがって、このよう
なインターフェイスを有する通信装置は、新たなチャン
ネルを設けなければ規定された入力/出力装置以外のも
のを接続することができず、汎用性に乏しかった。
本発明の目的は、前述の問題点を解決し、汎用性のある
通信装置を提供することである。
問題点を解決するための手段 本発明は、複数の端末装置と単一の主装置との間でデー
タの送受信を行なう通信装置であって、 各端末装置は、該端末装置自身に含まれる入力/出力装
置の数および種類を検知する機能を有しており、 通信装置の電源投入時に、主装置から各端末装置に対し
て、該端末装置自身に含まれる該入力/出力装置の数お
よび種類を認識するための入力/出力装置認識命令が順
次的に送出され、 上記入力/出力装置認識命令を受信した端末装置は、該
端末装置自身に含まれる入力/出力装置の数および種類
を示す応答情報を主装置に対して返送し、 主装置は、送信終了後の予め限時時間T2以内に端末装
置からの信号が受信されない無応答状態であるときに
は、送信を繰返し、この無応答状態の発生回数RT3が
予め定める値を超えると送信不能であると認識し、 各端末装置は、受信した信号のエラー発生回数RT1が
予め定める値を超えると、主装置とその端末装置とのデ
ータの送受信が不可能であると認識することを特徴とす
る通信装置である。
作 用 本発明に従えば、該通信装置の電源投入後に、主装置が
各端末装置に含まれる入力/出力装置の数および種類の
認識動作を開始する。まず、該通信装置の電源投入時
に、主装置から端末装置に対して、該端末装置自身に含
まれる入力/出力装置の数および種類を認識するための
入力/出力装置認識命令が送出される。端末装置は、該
端末装置自身に含まれる入力/出力装置の数および種類
を検知する機能を有しており、前記入力/出力装置認識
命令を受信すると、前記機能に基づいて入力/出力装置
の数および種類を示す応答情報を作成し、これを直ちに
主装置に対して返送する。主装置は前記応答信号を読取
ることによって、前記端末装置に含まれる入力/出力装
置の数および種類を認識することができる。
このようにして主装置が認識した前記入力/出力装置
が、予め主装置において登録されたものであれば、主装
置は、前記端末装置に対する接続モードを、該端末装置
に含まれる入力/出力装置に対応して設定することがで
きる。さらに主装置に接続される端末装置が複数個存在
している場合には、主装置は前記入力/出力装置認識動
作を各端末装置ごとに順次実行して、各端末装置に対す
る接続モードを、それぞれの端末装置に含まれる入力/
出力装置の種類に対応して設定することができる。接続
モードとは、端末装置毎の伝送手順(すなわちプロトコ
ル)、データフォーマットなどである。したがって本発
明に従う通信装置においては、予め主装置に登録された
入力/出力装置を含む端末装置であれば、主装置は、各
入力/出力装置に対してデータの送受信を実現すること
ができ、かつ各入力/出力装置を制御することが可能と
なる。
さらに本発明に従えば、主装置の送信終了後の予め定め
る限時時間以内に端末装置からの信号が受信されない無
応答状態が、予め定める回数を超えると、送信不可能で
あると認識し、また各端末装置は、主装置から受信した
信号のエラー発生回数RT1が予め定める値を超える
と、データの送受信が不可能であると認識し、これによ
って無駄な通信時間が省かれる。
実施例 第1図は、本発明の一実施例である通信システム1の構
成を示すブロック図である。本実施例の通信システム1
は、たとえば販売時点で金銭登録と販売・在庫搬出入の
リアルタイム処理を行なう販売時点管理システム(PO
Sシステム)などに好適に用いられるシリアル伝送方式
による通信システムである。
通信システム1は、単一の主装置2と、この主装置2に
接続される複数の端末装置3A,3B,…,3N(以
下、総称するときは端末装置3とする)とを含み、主装
置2および各端末装置3には、たとえば印字装置、表示
装置(CRT)、キーボード、発光ダイオード(LED)、
磁気カード読取り装置(MCR)などの電子機器である入
出力装置が1個もしくは複数個接続可能である。以下、
これらの入出力装置をデバイスと称する。
主装置2は、中央制御部5と、各端末装置3からのデー
タを受信する受信バッファ6と、該主装置2から各端末
装置3に対してデータを送信する送信バッファ7と、受
信バッファ6および送信バッファ7のそれぞれの回線を
制御する回線制御部8とを含み、前記中央制御部5には
デバイス9が接続される。各端末装置3は、制御部11
と、主装置2からのデータを受信する受信バッファ12
と、端末装置3から主装置2に対してデータを送信する
送信バッファ13とを含み、各端末装置3には、1個ま
たは複数のデバイス14が接続される。
主装置2と各端末装置3とは、主装置2および各端末装
置3のそれぞれの入力/出力インターフェイス15,1
6とを介して、複数のデータ送信ラインSA,SB,
…,SNおよびデータ受信ラインRA,RB,…,RN
によって接続される。各端末装置3に対応する各一対の
データ送信ラインおよびデータ受信ラインSA,RA;
SB,RB,…,SN,RNから、主装置2における複
数のチャンネルが構成される。
第2図は、主装置2に含まれる中央制御部5の電気的構
成を示すブロック図である。中央制御部5は、たとえば
マイクロプロセッサなどによって実現されるコントロー
ラ21と、該中央制御部5の動作を規定するプログラム
などが記載される固定メモリ22と、前記各端末装置3
から送信されるデータなどを記憶するデータ記憶部23
と、後述されるデータの送受信に関連する動作を計時
し、計数する計時部24および計数部25とを含み、こ
れらは総てデータバスl1を介して接続され、該中央制
御部5の動作は前記コントローラ21によって制御され
る。なお、各端末装置3の制御部11も、前記主装置2
の中央制御部5と同様な構成を有する。
この通信システム1においては、主装置2が複数の端末
装置3と同時にデータ伝送を行なわず、各端末装置3の
内から1つ選択し、これとデータ伝送を行なう、いわゆ
るポイント・ツー・ポイント方式が採用される。また、
各端末装置3は、データ送信ラインおよびデータ受信ラ
インの2本のデータ伝送ラインから構成される各チャン
ネルを介して主装置2に接続されているが、送信および
受信を同時に行なうものではなく、いわゆる半二重通信
方式が採用される。また、この通信システム1の同期方
式としては、調歩同期方式が採用される。
第3図は、主装置2と端末装置3との間で送受信が行な
われる電文の一形式を示す図である。この電文形式は、
該電文形式の構成などを示す制御キャラクタ27と、最
大32個のデータキャラクタ28から成るテキスト29
と、後述される該電文形式の水平パリティチェックを行
なう水平パリティキャラクタ30とがこの順序で構成さ
れる。
第4図は、データキャラクタ28の一形式を示す図であ
る。前記各データキャラクタ28は、キャラクタの始ま
りを示すスタートビット31と、たとえば8ビットで構
成されるデータビット列32と、前記データビット列3
2のパリティチェックを行なうための垂直パリティビッ
ト33と、キャラクタの終わりを示す2つのストップビ
ット34,35から構成される。このような構成を有す
る複数のデータキャラクタ28が、前記電文のテキスト
29を構成する。前記電文のテキスト29に続いて配列
される水平パリティキャラクタ30は、各データキャラ
クタ28において同一の配列位置のビット列に対するパ
リティチェックを、前記垂直パリティビットは、第4図
に示されるデータビット列32のパリティチェックを行
なうためのものである。
第5図は、制御キャラクタ27の一形式を示す図であ
る。制御キャラクタ27は、8ビット構成を有し、第1
ビット「D」〜第3ビット「D」において該制御キャラ
クタの種類を判別するキャラクタ種判別コード61が構
成され、第4ビット「D」〜第8ビット「D」におい
て、該制御キャラクタ27に続くテキスト29に含まれ
るデータキャラクタ28の数が判別されるキャラクタ数
判別コード62が構成される。この制御キャラクタ27
には、次に述べる4種類の制御キャラクタETB0,ET
1,ETX0,ETXが用いられる。
送信すべきテキストを複数のブロックに分割して送信す
る場合に、前記2つの制御キャラクタETB0,ETB
のいずれかがブロックの先頭に付加されると、該ブロッ
ク以降に1つ以上のブロックが後続することを示す。な
お、制御キャラクタETBが付加されたブロックは、
偶数番目のブロックであることを示し、制御キャラクタ
ETBが付加されたブロックは、奇数番目のブロック
であることを示す。前記2つの制御キャラクタETX0,
ETXのいずれかが先頭に付加されたブロックは、分
割されたテキストが該ブロックで終了することを示す。
なお、制御キャラクタETXが付加されたブロック
は、偶数番目のブロックであることを示し、制御キャラ
クタETXが付加されたブロックは、奇数番目のブロ
ックであることを示す。
上述した4種類の制御キャラクタETB0,ETB1,ET
0,ETXの各ビット構成を次の第1表に示す。
なお、第4ビット「D」〜第8ビット「D」の5ビット
で構成されるキャラクタ数判別コード62は、テキスト
29に含まれるデータキャラクタ28の数を「1」〜「3
2」まで示すことができる。
また、制御キャラクタの一種として、2つの応答信号A
CK,NAKが用いられる。応答信号ACKは、肯定応
答キャラクタであり、電文を正規な状態で受信したとき
に送信されるものであり、応答信号NAKは、否定応答
キャラクタであり、電文を正規な状態で受信できなかっ
たときに送信されるものである。これら2つの応答信号
ACK,NAKのビット構成を次の第2表に示す。
第6図は、主装置2と端末装置3との間のデータの送受
信状態を説明するための模式図である。同図(1)を参照
して、送信側(主装置2および端末装置3のいずれであ
ってもよい)において、受信側(送信側が主装置2であ
るときは任意の端末装置3、送信側が端末装置3であれ
ば主装置2)に対して送信要求があり、かつ送信情報を
複数のブロックに分割して送信したい場合には、先頭に
制御キャラクタETB1(ETB0)が付加された電文Aが
受信側に対して送信される。
前記電文Aを正規の状態で受信した受信側では、これに
対応して応答信号ACKを2回続けて送信側に送信す
る。なお、応答信号ACKを2回続けて送信するのは、
第1番目の応答信号ACKが転送エラーを起こしても第
2番目の応答信号ACKによって認識することができる
ようにするためである。
前記2つの応答信号ACKを受信した送信側は、前記電
文Aが正規な状態で受信側に受信されたことが認識され
る。この後に送信側からは、制御キャラクタETB0(E
TB1)が付加された電文Bが受信側へ伝送され、これを
正規な状態で受信した受信側は、2つの応答信号ACK
を伝送する。このようにして複数のブロックに分割され
た送信情報が順次送信側から受信側へ送信される。
送信側において、前記複数のブロックに分割された送信
情報の最後のブロックを送信する際には、制御キャラク
タETX1(ETX0)が付加された電文Cが送信される。
これを正規な状態で受信した受信側が2つの応答信号A
CKを送信することによって、送信側の前記一連の送信
情報の送信が終了する。この後に、受信側において、た
とえば1ブロックから成る送信情報を送信側に対して送
信したい場合には、制御キャラクタETXが付加され
た電文Dが送信側に対して送信される。これを正規な状
態で受信した送信側は、応答信号ACKを2回続けて受
信側に送信し、これによって受信側から送信側への電文
の送信が完了する。
同図(2)を参照して、否定応答の場合について説明す
る。たとえば制御キャラクタETBが付加された電文
Aが送信側から受信側へ送信された場合において、受信
側が正規な状態で受信できないときには、前述したよう
に応答信号NAKが送信側に送信される。受信側は正規
な状態で受信できない場合とは、たとえばパリティエラ
ーが発生した場合、あるいは第3図に示される電文形式
においてフレーミングエラーが発生した場合などであ
る。
前記応答信号NAKを受信した送信側では、前記電文A
が正規な状態で受信されなかったと判断され、前記電文
Aと同一の電文Aを続けて3回送信する。同図(2)は、
3回続けて送信された電文Aが総て受信側において正規
な状態で受信されなかった場合を示す。なお、このよう
に3回続けて同一電文Aが送信される途中で、受信側が
前記電文Aを正規な状態で受信した場合には、直ちに受
信側は応答信号ACKを送信し、この後に同図(1)に示
される正規な状態のデータの送受信が行なわれる。
送信側および受信側の双方において、電文送信後に、た
とえば500msecの間2つの応答信号ACK,NAKの
いずれも受信されなかった場合には、同一の電文がさら
に2回続けて送信される。
ここで注目すべきは、送信側および受信側において送信
すべき電文が、最小3キャラクタ(3バイト)構成で実
現されることである。すなわち、電文の始まりを示す制
御キャラクタ27には、該制御キャラクタの種類を示す
キャラクタ判別コード61およびテキスト29に含まれ
るデータキャラクタ28の数を示すキャラクタ判別コー
ド62が含まれ、これら2つのキャラクタ種判別コード
およびキャラクタ数判別コードが8ビット構成、すなわ
ち、1つの制御キャラクタ(1バイト)で示すことができ
る。また、テキスト29は、最小1キャラクタのデータ
キャラクタ28によって構成することができる。
このように送信すべき最小電文は、制御キャラクタ27
と、1つのデータキャラクタ28から構成されるテキス
ト29と、前記水平パリティキャラクタ30とから成る
3キャラクタ構成で実現することができる。さらに、肯
定応用および否定応答を示す応答信号ACK,NAK
を、それぞれ1キャラクタ(1バイト)構成で実現するよ
うにした。したがって、本実施例の通信システム1にお
いては、伝送すべきデータ(テキスト29)以外の通信用
コード数を格段に抑制することができる。これによっ
て、通信時間を格段に短縮することができ、高速のボー
レイトを用いることなく、データ転送効率を向上させる
ことができる。
第7図は、主装置2と端末装置3との双方から送信され
た電文が重なった場合におけるデータの送受信状態を説
明するための模式図である。この通信システム1は、コ
ンテンション方式を採用しており、たとえば主装置2の
送信動作時において、任意の端末装置(以下、応答端末
装置3aと称する)から主装置2に対して電文が送信さ
れる場合が想定される。すなわち、主装置2が応答端末
装置3aに対して送信要求が発生したとき、および応答
端末装置3aに対して送信実行中に、該主装置2が応答
端末装置3aから送信された電文を受信する場合が想定
される。このような場合には、主装置2は直ちに送信動
作を停止して、応答端末装置3aからの電文を受信する
ようにする。
第7図を参照して、主装置2が電文A(制御キャラクタ
ETBが付加される)を送信中に応答端末装置3aか
ら電文F(制御キャラクタETBが付加される)を受信
した場合を想定してデータの送受信状態について説明す
る。このような場合には、主装置2は、前記電文Fの制
御キャラクタETBを受信すると同時に電文Aの送信
を停止して、応答端末装置3aからの電文Fを受信する
ようにする。前記電文Fを正規な状態で受信した主装置
2は、直ちに応答信号ACKを応答端末装置3aに送信
する。
この後に、たとえば主装置2から前記電文Aが送信され
ても応答端末装置3aはこれを無視する。すなわち、応
答端末装置3aは、最後のブロックの電文G(制御キャ
ラクタETX(ETX)が付加される)を送信する
までは、応答信号ACK,NAKのいずれかのみを受信
するようにして、それ以外の電文は無視する。主装置2
は、前記最後の電文Gを受信して応答信号ACKを送信
した後に、前記電文Aを送信すると、該電文Aの送信中
に応答端末装置3aからの電文送信がなければ、該電文
Aが応答端末装置3aに受信される。
第8A図、第8B図、第8C図は、主装置2側のデータ
の送受信に関連する動作を説明するためのフローチャー
トである。第8A図を参照して、該通信システム1の電
源投入後、ステップn1において応答端末装置3aに対し
て送信すべき電文があるかどうかが判断され、否定であ
ればステップn2に進み、肯定であればステップn3に進
む。
ステップn2においては、応答端末装置3aからの電文が
受信されたかどうかが判断される。さらに詳しくは、応
答端末装置3aからの電文に付加された制御キャラクタ
が受信されたかどうかが判断され、否定であればステッ
プn1に戻り、肯定であれば第8C図のステップm1に進
む。
ステップn3においては、前記ステップn2と同様な判断が
行なわれ、否定であれば第8B図のステップl1に進
み、肯定であればステップn4に進む。ステップn4におい
ては、送信動作を停止して、前記ステップm1に進む。
第8B図を参照して、ステップl1においては、送信す
べき電文の送信が開始されると同時に、後述される2つ
のリトライカウンタR2,R3がリセットされる。
ステップl2においては、前記ステップn2と同様な判断
が行なわれ、否定であればステップl3に進み、肯定で
あればステップl4に進んで、送信動作が停止され、ス
テップm1に進む。
ステップl3においては、前記ステップn1において開始
された電文送信動作が終了したかどうかが判断され、終
了していなければステップl2に戻り、終了すればステ
ップl5に進む。このようにステップl2およびステッ
プl3の判断ステップを設けることによって、主装置2
は、電文送信中において応答端末装置3aからの電文を
受信すると、直ちに送信動作を停止する。
ステップl5においては、1ブロックの電文の送信が完
了したので、後述されるタイマTM2が起動され、ステ
ップl6において、前記タイマTM2に予め設定された
限時時間T2(本実施例においては500msec)が経過
したかどうかが判断される。限時時間T2以内であれ
ば、ステップl9に進み、限時時間T2を超えていれば
ステップl7に進む。
ステップl9においては、前記ステップn2と同様な判断
が行なわれ、肯定であればステップm1に進み、否定であ
ればステップl10に進む。
ステップl10において、前記応答端末装置3aからの
応答信号ACKが受信されたかどうかが判断され、肯定
であればステップl11に進んで、主装置2において、
前記電文が応答端末装置3aで正規な状態で受信された
ことが認識される。
ステップl10において否定であればステップl12に
進み、前記応答端末装置3aからの応答信号NAKが受
信されたかどうかが判断される。否定であれば前記ステ
ップl6に戻り、肯定であればステップl13に進む。
ステップl13では、主装置2において前記電文が応答
端末装置3aで正規な状態で受信されなかったことが認
識される。これによって前記リトライカウンタRT2が
インクリメントされ、ステップl14においてこのリト
ライカウンタRT2のカウント値が「4」であるかどうか
が判断される。
否定であれば、すなわち応答端末装置3aからの応答信
号NAKを受信した回数が4未満であれば、前記ステッ
プl1に戻り再び同一の電文が応答端末装置3aに送信
される。
なお、前記ステップl12において否定の判断が下され
ると、主装置2内の中央制御部5においてエラーフラグ
がセットされ、このエラーフラグがセットされると、ス
テップl1に戻ってもリトライカウンタRT2はリセッ
トされない。このエラーグラフは、ステップl10で肯
定の判断が下されるとリセットされる。
応答端末装置3aからの応答信号NAKを連続4回受信
すると、ステップl15に進んで、応答端末装置3aに
対する電文の送信が不可能であることが認識される。な
お、前記ステップl11および、該ステップl15以降
の処理は、ステップn1に戻る。
前記ステップl6において、タイマTM2に設定された
限時時間T2を超えた場合、すなわち主装置2におい
て、いずれのデータも受信されない状態が前記限時時間
T2以上続行した場合には、ステップl7に進み、リト
ライカウンタRT3がインクリメントされる。
ステップl8においては、前記リトライカウンタRT3
のカウント値が「3」であるかどうかが判断される。否定
であれば、すなわち前記限時時間T2内に主装置2でい
ずれのデータも受信されない無応答状態の発生回数が3
回未満であれば、前記ステップl1に戻り同一の電文が
再び送信される。肯定であれば、すなわち前記無応答状
態の発生回数が3回になるとステップl15に進み、前
記応答端末装置3aに対する電文の送信が不可能である
と認識される。
なお、前記ステップl6において否定の判断が下される
と、主装置2内の中央制御部5においてエラーフラグが
セットされ、このエラーフラグがセットされると、ステ
ープl1に戻ってもリトライカウンタRT3はリセット
されない。このエラーフラグは、該ステップl6で肯定
の判断が下されるとリセットされる。
第8C図を参照して、ステップm1においては、主装置2
において応答端末装置3aから送信された電文の受信動
作が開始されるとともに、後述されるタイマTM1およ
びリトライカウンタRT1がリセットされる。前記タイ
マTM1においては、第1限時時間T1aおよび第2限
時時間T1bが設定される。
前記第1限時時間T1aは、電文が複数のブロックに分
割されて受信される場合に、各ブロック間の経過時間を
計時する限時時間であり、第2限時時間T1bは、各ブ
ロックを構成するキャラクタ間の経過時間を計時する限
時時間である。
ステップm2においては、受信された電文の各ブロック間
および各キャラクタ間の経過時間が前記第1および第2
限時時間T1a,T1b内にあるかどうかが判断され、否
定であればステップm7に進み、肯定であればステップm3
に進む。ステップm7では、主装置2において応答端末装
置3aとのデータの送受信が不可能であると判断され、
これ以降の処理は前記ステップn1に戻る。
ステップm3においては、受信された電文においてパリテ
ィエラー、奇偶エラー、フレーミングエラーが発生して
いるかどうかが判断され、肯定であればステップm4に進
み、前記リトライカウンタRT1がインクリメントされ
る。
ステップm5においては、リトライカウンタRT1のカウ
ント値が「4」であるかどうかが判断され、リトライカウ
ンタRT1のカウント値が「4」未満であればステップm6
に進んで、応答端末装置3aに対して応答信号NAKを
送信する。これ以降の処理は前記ステップn1に戻る。前
記リトライカウンタRT1のカウント値「4」になると、
応答端末装置3aとのデータの送受信が不可能であるこ
とが認識される。
ステップm3において、受信された電文にいずれのエラー
も発生していなければ、ステップm8に進んで、最後のブ
ロックであることを示す制御キャラクタETXが付加さ
れているかどうかが判断される。否定であれば、すなわ
ち途中のブロックであることを示す制御キャラクタET
Bが付加されていれば、ステップm9に進む。
ステップm9においては、該受信電文を中央制御部5内の
データ記憶部23内に格納した後に、ステップm10にお
いて応答端末装置3aに対して応答信号ACKを送信す
る。これ以降の処理は、ステップm1に戻り、後続するブ
ロックの受信が開始される。
ステップm8において、該受信電文に最後のブロックであ
ることを示す制御キャラクタETXが付加されていれ
ば、ステップm11に進んで、該受信電文を前記データ記
憶部23に格納した後に、ステップm12において応答端
末装置3aに対して応答信号ACKを送信する。これ以
降の処理はステップn1に戻る。
このように主装置2は、たとえ送信実行中であっても、
任意の端末装置3からの電文を受信すると、直ちに送信
を停止して前記電文の受信を開始する。したがって端末
装置3は、いずれのタイミングにおいても主装置2に対
して電文を送信することが可能となる。このように主装
置2および端末装置3の双方から送信された電文が重な
っても、常に端末装置3を優先させる優先権を端末装置
3側に付与することによって、半2重通信方式の該通信
システム1を全2重的に使用することが可能となる。
次に、この通信システム1の電源投入時における端末装
置3の動作状態監視方式について説明する。
各端末装置3には、1つまたは複数のデバイス14が接
続されている。この通信システム1においては、各端末
装置3に接続されているデバイス14の種類を主装置2
が認識するために、デバイス認識動作が実行される。
デバイス認識動作は、該通信システム1の電源投入後に
実行され、各端末装置3は前記デバイス認識動作の実行
が終了しない限り、それぞれの動作を開始することはで
きない。このデバイス認識動作は、主装置2から端末装
置3に対して、接続されるデバイス14の種類を読取る
デバイス認識コマンドが送信され、このデバイス認識コ
マンドを受信した端末装置3が、主装置2に対して該端
末装置3に接続されるデバイス14の種類を示す情報を
含む応答情報を送信することによって実現される。
第9図は、前記デバイス認識コマンドおよび応答情報の
一形式を示す図である。同図(1)に示されるデバイス認
識コマンド44の電文形式は、制御キャラクタ27と、
該電文がデバイス認識コマンドであることを示すコマン
ドキャラクタ45と、前記水平パリティキャラクタ30
とから成る3キャラクタ構成を有する。
同図(2)に示される応答情報46の電文形式は、制御キ
ャラクタ27と、該電文が応答情報であることを示す応
答キャラクタ47と、複数のデータキャラクタ28と、
前記水平パリティキャラクタ30とから構成される。前
記複数のデータキャラクタ28には、該端末装置3に接
続されるデバイス14の数を示すデータキャラクタおよ
び該端末装置3に接続されるデバイス14の種類を示す
データキャラクタが含まれる。
第10図は、主装置2におけるデバイス認識動作処理を
示すフローチャートである。
ステップn1においては、電源投入時などにおいて本通信
システム1がリセットされる。この後に、ステップn2に
おいて前記デバイス認識コマンド44が全端末装置3の
うちから予め定められた端末装置3(以下、対象端末装
置3bと称する)に対応するチャンネルから送出され
る。
ステップn3においては、対象端末装置3bから応答情報
46が送られてくるまで待機して、応答情報46を受信
すると、ステップn4において前記応答情報46を中央制
御部5内に格納する。
ステップn5においては、主装置2側において、対象端末
装置3bと主装置2とが接続されるチャンネルの接続モ
ードが前記応答情報46に基づいて設定される。すなわ
ち、主装置2は、前記応答情報46に基づいて対象端末
装置3bに接続されるデバイスの数および種類を認識す
ることができ、これに対応して該対象端末装置3bと接
続されるチャンネルの接続モードが設定される。
上述したステップn2〜ステップn5の処理は、各端末装置
3が接続される各チャンネル毎に順次実行され、各チャ
ンネル毎にそれぞれ対応する接続モードが設定される。
なお、端末装置3においてデバイス14が接続されてい
ない場合、および主装置2に応答情報46が返送されな
い場合には、これに対応するチャンネルはマスクされ
る。
第11図は、各端末装置3における自己診断システムの
処理を示すフローチャートである。
ステップl1おいては、該通信システム1の電源投入時
などにおいてリセットされる。この後に、ステップl2
において主装置2からデバイス識別コマンド44が送ら
れてくるまで待機し、デバイス識別のコマンド44を受
信すると、ステップl3において該端末装置3の自己診
断システムによって作成される応答情報46を主装置2
に対して送信して、ステップl4において主装置2から
のコマンドを受信するコマンド受信モードに設定され
る。
このように通信システム1においては、該通信システム
1の電源投入時に主装置2から各端末装置3に対して、
各端末装置3に接続されるデバイス14の種類を確認す
るためのデバイス認識コマンド44が順次送出され、各
端末装置3からはこれに対応する応答情報46が返送さ
れる。これによって、各端末装置3に接続されるデバイ
ス14が主装置2において予め登録されている種類のも
のであれば、各端末装置3を任意のチャンネルに接続す
ることが可能となる。
すなわち、接続されるデバイス14が予め主装置2に登
録されていれば、各端末装置3をいずれのチャンネルに
接続しても、主装置2は、各デバイス14に対応する接
続モードを設定することができ、これによって、どのよ
うなデバイス14をも制御することができる。したがっ
て、予め主装置2に登録されたデバイス14を含む各端
末装置3は、主装置2のいずれのチャンネルへも接続す
ることが可能となる。これによって主装置2の汎用性が
格段に向上され、さらに主装置2の入力/出力インター
フェイス15の端子の数が減少させることもできる。
第12図は、端末装置3に接続されるデバイス14が印
字装置である場合におけるデータの送受信状態を説明す
るための模式図である。同図(1)を参照して、印字装置
が接続される端末装置3(以下、端末装置3pと称する)
に対して主装置2が印字動作を実行させる際におけるデ
ータの送受信について説明する。
まず、主装置2が端末装置3pに対して印字動作が終了
した旨の通知P3の返送を要求するコマンドP1が送信
される。このコマンドP1を受信した端末装置3pは、
応答信号ACKを送信する。これによって主装置2は、
印字装置2に印字させるべき印字データP2を送信す
る。端末装置3pは、前記印字データP2を受信する
と、応答信号ACKを送信すると同時に直ちに印字動作
を開始する。印字動作が終了すると、これを示す旨の通
知P3を主装置2に対して送信する。これを受けて主装
置2が応答信号ACKを送信することによって一連の印
字動作が終了する。
同図(2)を参照して、主装置2が前記端末装置3pに対
して印字用紙の有無を確認するために実行されるデータ
の送受信について説明する。
まず、主装置2から端末装置3pに対して印字用紙の状
態変化(印字用紙の有無)の通知を許可するコマンドP4
が送信される。端末装置3pは、印字用紙の有無を常時
監視しており、応答信号ACKを送信した後に、たとえ
ば印字用紙がなくなると、これを直ちに検知して印字用
紙無しの通知P5を主装置2に送信する。これによって
主装置2は、印字用紙が無いことを認識して応答信号A
CKを送信する。これによって主装置2は、印字装置に
印字用紙が装填されるまでの印字動作実行命令を停止す
ることができる。そこで、使用者が印字用紙を装填する
と、端末装置3pは直ちにこれを検知してこの旨を示す
通知P6を主装置2に送信する。これによって主装置2
は、印字用紙が装填されたことを認知して応答信号AC
Kを送信する。
次に、各端末装置3に接続されるデバイス14のいずれ
かにおいて異常動作が発生した場合において、このデバ
イス14をリセットする制御方式について説明する。
第13図は、デバイス14のリセット動作を実現するた
めの構成を示す回路図である。各デバイス14には、そ
の動作を制御するデバイスコントローラ50が含まれ
る。端末装置3の制御部11から伝送されるデータは、
データ伝送ラインl2を介してインバータ51に与えら
れ、インバータ51の出力は、デバイスコントローラ5
0のデータ入力端子Dに入力される。前記データ伝送ラ
インl2は、抵抗R1を介してデバイスコントローラ5
0のリセット端子に接続される。
この抵抗R1と前記リセット端子との間の接続点52
には、電源53の電源電圧+Vcc(約+5V)が抵抗R
2を介して印加され、この接続点52の前記抵抗R2と
反対側には、コンデンサC1の一方電極が接続される。
このコンデンサC1の他方電極は接地される。なお、こ
のコンデンサC1および前記2つの抵抗R1,R2を含
んで識別手段である積分回路55が構成される。
第14図は、主装置2と端末装置3との間で伝送される
データの信号波形を示す波形図である。一般に、伝送さ
れる信号Sは、信号パルス56が連続するデータ期間T
Dと、信号パルス16が存在しない休止期間TPとから
成る。なお、本通信システム1においては、休止期間T
PはHレベルである。データ期間TDにおける立下り期
間TLについて、その最長期間Tmaxおよび最短期間Tm
inの大きさは予め固定されており、これらの間には次の
第1式の関係が設定される。
Tmin≦TL≦Tmax …(1) 同図(1)に示されるような信号Sが主装置2から端末装
置3の制御部11を介してデバイス14に与えられる
と、前記積分回路55の接続点52においては、同図
(2)に示される出力波形l3が得られる。すなわち、前
記休止期間TPにおいては、コンデンサC1は電源電圧
Vccによって充電され、かつ制御部11の出力はHレベ
ルであるので、常にHレベルに保たれる。またデータ期
間TDにおいては、各立下り期間TLにおいてコンデン
サC1の放電が開始されるけれども、前記接続点52の
電圧レベルは直ちにLレベルとはならない。すなわち、
抵抗R,R2およびコンデンサC1によって定められる
時定数は、前記立下り期間TLが最長期間Tmaxの間継
続してもコンデンサC1の放電が完了しない程度に設定
される。
したがって通常のデータ期間TDおよび休止期間TPを
含む信号Sがデバイス14に入力されても、前記接続点
52の電位はLレベルとはならない。したがって、この
ような信号Sが入力されても、デバイスコントローラ5
0のリセット端子はLレベルとはならず、該デバイス
コントローラ50はリセットされる。
そこで、前記コンデンサC1の放電が完了するに充分な
期間だけLレベルにある信号をリセット信号Reとして
入力することによって、デバイスコントローラ50をリ
セットすることができる。すなわち、このようなリセッ
ト信号Reを該デバイス14に入力すると、コンデンサ
C1が放電して前記接続点52の電位がLレベルとな
る。したがって、デバイスコントローラ50のリセット
端子の電位がLレベルとなり、該デバイスコントロー
ラ50をリセットすることができる。
この通信システム1に接続される複数のデバイス14の
うち、ある特定のデバイス1が異常動作を起こした場合
には、この特定デバイス14が接続される端末装置3に
おける自己診断システムによってこれを検知することが
できる。なお、特定デバイス1が異常動作を起こす場合
とは、たとえば前記特定デバイス14が印字装置である
場合における印字用紙の紙詰まりなどのことである。
特定デバイス14が接続される特定端末装置3は、特定
デバイス14の異常動作が発生した旨の信号を主装置2
に送出する。主装置2は、直ちに前記リセット信号Re
を前記特定デバイス14に対して送出すようにする。こ
れによって他のデバイス14をリセットすることなく、
前記特定デバイス14のみをリセットすることが可能と
なる。
このように本通信システム1に接続されるデバイス14
のうちの特定デバイス14が異常動作を起こすと、この
特定デバイス14以外のデバイス14の動作を中断させ
ることなく前記特定デバイス14のみをリセットするこ
とができる。またはこのようなリセット制御方式におい
ては、電源の投入/遮断、あるいはスイッチング手段の
導通/遮断動作によることなく、プログラム制御のみに
よって実現することができるので、操作性が格段に向上
される。なお、本通信システム1の電源遮断時において
は、前記リセット信号Reと同様な態様を有するブレイ
ク信号を全デバイス14に対して送出することによって
これらを全てのデバイス14をリセットすることができ
る。
また、特定のデバイス14のリセット動作は主装置によ
って行なわれるので、この特定デバイス14に対して主
装置2がデータの伝送中に該特定デバイス14をリセッ
トする際には、リセット動作の実行は、前記データ伝送
動作に同期した希望するタイミングに行なうことが可能
である。したがってリセット前に伝送していたデータを
リセット解除後においても、継続して伝送することが可
能となり、リセット前後における継続性が保持できる。
効 果 以上のように本発明に従えば、予め主装置に登録された
入力/出力装置を含む端末装置であれば、いずれの接続
態様においても、主装置に対して接続可能となる。した
がって該通信装置の汎用性が格段に向上される。
特に本発明によれば、主装置の送信終了後に、予め定め
る限時時間T2以内に端末装置からの信号が受信されな
い無応答状態の発生回数RT3が予め定める値を超える
と送信不可能であると認識し、また各端末装置は、主装
置から受信した信号のエラー発生回数RT1が予め定め
る値を超えると、データの送受信が不可能であると認識
し、このような各認識によって、通信を停止することに
よって、無駄な通信動作が防がれ、通信回線を有効に利
用することができるという優れた効果もまた、達成され
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に用いられる通信システム1
の電気的構成を示すブロック図、第2図は、主装置2の
中央制御部5の電気的構成を示すブロック図、第3図は
本通信システム1に用いられる電文の一形式を示す図、
第4図はデータキャラクタ28の一形式を示す図、第5
図は制御キャラクタ27の一形式を示す図、第6図は主
装置2と端末装置3との間におけるデータの送受信状態
を説明するための図、第7図は主装置2と端末装置3と
の双方から送出された電文が重なった場合のデータの送
受信状態を説明するための図、第8A図、第8B図およ
び第8C図は本通信システム1の電源投入後における主
装置2側のデータの送受信に関連する動作を説明するた
めのフローチャート、第9図は主装置2から端末装置3
に送出されるデバイス認識コマンド44および端末装置
3から主装置2に送出される応答信号46の一形式例を
示す図、第10図は主装置2におけるデバイス認識動作
を説明するためのフローチャート、第11図は端末装置
3の自己診断システムを説明するためのフローチャー
ト、第12図はデバイス14が印字装置である場合にお
ける主装置2と端末装置3pとのデータの送受信状態を
説明するための図、第13図はデバイス14のリセット
動作を実現するための電気的構成を示す回路図、第14
図は本通信システム1において伝送されるデータの信号
状態を示すタイミングチャートである。 1…通信システム、2…主装置、3…端末装置、5…中
央制御部、6,12…受信バッファ、7,13…送信バ
ッファ、8…回線制御部、9,14…デバイス、11…
制御部、15,16…入力/出力インターフェイス、2
1…コントローラ、22…固定メモリ、23…データ記
憶部、24…計時部、25…計数部、27…制御キャラ
クタ、50…デバイスコントローラ、55…積分回路、
C1…コンデンサ、R1,R2…抵抗

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の端末装置と単一の主装置との間でデ
    ータの送受信を行なう通信装置であって、 各端末装置は、該端末装置自身に含まれる入力/出力装
    置の数および種類を検知する機能を有しており、 通信装置の電源投入時に、主装置から各端末装置に対し
    て、該端末装置自身に含まれる該入力/出力装置の数お
    よび種類を認識するための入力/出力装置認識命令が順
    次的に送出され、 上記入力/出力装置認識命令を受信した端末装置は、該
    端末装置自身に含まれる入力/出力装置の数および種類
    を示す応答情報を主装置に対して返送し、 主装置は、送信終了後の予め限時時間T2以内に端末装
    置からの信号が受信されない無応答状態であるときに
    は、送信を繰返し、この無応答状態の発生回数RT3が
    予め定める値を超えると送信不能であると認識し、 各端末装置は、受信した信号のエラー発生回数RT1が
    予め定める値を超えると、主装置とその端末装置とのデ
    ータの送受信が不可能であると認識することを特徴とす
    る通信装置。
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