JPH069291Y2 - カメラ支持体の不慮の移動防止装置 - Google Patents

カメラ支持体の不慮の移動防止装置

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JPH069291Y2
JPH069291Y2 JP2811589U JP2811589U JPH069291Y2 JP H069291 Y2 JPH069291 Y2 JP H069291Y2 JP 2811589 U JP2811589 U JP 2811589U JP 2811589 U JP2811589 U JP 2811589U JP H069291 Y2 JPH069291 Y2 JP H069291Y2
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stopper
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camera support
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JP2811589U
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博 柴本
元徳 金谷
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富士写真光機株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、モアレトポグラフィカメラやテレビカメラ等
のカメラ支持体の移動防止装置に関するものである。
〔従来の技術〕
例えば、第7図に示したように、人体Mの脊柱側彎症の
検診、診断等にあたって、X線撮影に代ってその繁用性
が増してきたモアレトポグラフィカメラKは、被検診者
の身長等によって高さを変える必要があるところから、
一般に支柱Sに沿って摺動自在に装着し、所要位置に固
定可能となされている。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、この種のモアレトポグラフィカメラやテ
レビカメラ等は、通常、使用場所へ運搬して使用するこ
とが多く、しかも相当の重量があるところから、その運
搬にあたっては運搬が容易なようにカメラをカメラ支持
体から取り外して運搬し、使用場所においてカメラを支
持体に載置固定し、カメラ支持体の位置を調整すること
により所望の高さにカメラを移動し、固定して撮影を行
っている。しかし、この状態ではカメラは高重量体であ
るため、カメラの上下動の操作が容易でないので、操作
が容易なように、一般に上方に向けてバネ力などにより
ワイヤーを介して牽引するようにしているが、カメラの
運搬にさいしてカメラを取り外すと、カメラ支持体には
上方に大きな力が作用することとなる。そこで、カメラ
支持体には、これを支柱に固定するための固定ネジなど
が取り付けられてはいるが、このネジが運搬時などにお
ける衝撃等によって弛緩することがあり、これにより、
急に解除されると、カメラ支持体が急に移動してカメラ
支持体や他の隣接する器具の損傷を生じたり、操作者や
運搬者などが怪我をするなどの欠点があった。このた
め、一般にはカメラ支持体の付勢方向に対してさらに移
動を防止するストッパーが取り付けられている。しか
し、このストッパーは専らねじにより支柱に固定するよ
うになっているため、ねじ止めを忘れたり、あるいはね
じが緩んだりすることも少なくなく、ストッパーとして
の機能を果たさないこともあった。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は、かかる現状に鑑み、支柱に沿って摺動自在に
して、該支柱の所望位置に定着固定せしめるための固定
部材とストッパー回動用部とを備えたカメラ支持体と、
前記支柱に沿って摺動可能にして、前記ストッパー回動
用部との当接部および前記支柱との摩擦係合面を備えた
ストッパーを前記支柱と直交する方向で往復回動自在に
軸支したストッパー支持体とよりなり、前記当接部また
はストッパー回動用部の少なくとも一方は、ストッパー
を支柱方向に押送回動せしめるための斜面となしたこと
を特徴とするカメラ支持体の不慮の移動防止装置および
支柱に沿って摺動自在にして、該支柱の所望位置に定着
固定せしめるための固定部材とストッパー押送用部とを
備えたカメラ支持体と、前記支柱に沿って摺動可能にし
て、前記ストッパー押送用部との当接部および前記支柱
との摩擦係合面を備えたストッパーを、前記支柱と直交
する方向で往復摺動自在に支承したストッパー支持体と
よりなり、前記当接部またはストッパー押送用部の少な
くとも一方は、ストッパーを支柱方向に押送移動せしめ
るための斜面となしたことを特徴とするカメラ支持体の
不慮の移動防止装置である。
〔作用〕 本考案におけるカメラ支持体の不慮の移動防止装置は、
上述の如く、同一の支柱に、固定部材とストッパー回動
用部またはストッパー押送用部を備えたカメラ支持体を
摺動自在に装着するとともに、該支柱にストッパー回動
用部またはストッパー押送用部の当接部と支柱との摩擦
係合面を備えたストッパーを摺動自在に装着して常時カ
メラ支持体の近傍に配装せしめておけば、前記当接部ま
たはストッパー回動用部もしくはストッパー押送用部の
少なくとも一方は支柱方向に押送回動または押送移動せ
しめる斜面を有するので、カメラ支持体の固定部材が衝
撃などにより弛緩し、予期しない急激な移動が生じたと
しても、ストッパーの面にカメラ支持体のストッパー回
動用部もしくはストッパー押送用部が当接することによ
り、ストッパーは移動して支柱に強く圧接されて固定さ
れるので、カメラ支持体はストッパーにより移動を阻止
されることとなる。
〔実施例〕
以下、本考案をモアレトポグラフィカメラに実施した図
示の各実施例によって詳細に説明することとする。
第1実施例を示す第1図ないし第5図において、1は本
考案に係るモアレ縞撮影装置にして、これはモアレトポ
グラフィカメラ2と支柱3とから主としてなっている。
ところで、この装置1は、一般に各学校や事業場へ運搬
して使用する場合が多いが、高重量で、しかも嵩張るの
で、運搬が容易ではない。そこで、運搬を容易にするた
め、通常、カメラ2と支柱3とは分割し得るようにされ
ている。
そして、モアレトポグラフィカメラ2は、カメラ支持体
4に雲台5を介して中空の支柱3に着脱自在に取り付け
ることができるようになっている。
周知の如く、雲台5はカメラ2の方向角度を調整するた
めのもので、通常、カメラ支持体4に装着されている。
また、カメラ支持体4は、カメラ2を支持して支柱3に
沿って上下動するもので、これによりカメラ2の位置を
所望の高さに調整することができる。このカメラ支持体
4は、内部は空洞となっており、支柱3と圧接するよう
にローラー6,6′,6″,6が配装されている。ロ
ーラー6にはハンドル7が装着されており、このハンド
ル7の回転により上下動しうるようになっている。ロー
ラー6′は偏心ローラーとなっており、ローラー6′に
装着したハンドル7′の回転により支柱3に対する圧接
力を変えて固定用部材としての機能を兼用させている。
支柱3の内部下方部には、バランス上各別の牽引ばね
8,8′が取り付けられており、これにワイヤー9の一
端が取り付けられた取付け板23を介して、ワイヤー9
の他端に取り付けたカメラ支持体4を支柱3の上部に設
置された滑車10を介して上方に引き上げるようになっ
ている。これにより、カメラ支持体4にカメラ2を載置
するとワイヤー9による上方への牽引力とカメラ2の自
重が丁度バランスするので、上下動の操作が容易にでき
ることとなる。
支柱3は、カメラ支持体4を摺動可能に支持するもの
で、カメラ2の重量を安定して支持するために足部11
が取り付けられ、その下部には小車12,…がついてお
り、移動可能となされている。支柱3にはストッパー支
持体13を固定し易いように凸条部14が形成されてい
る。支柱3にはカメラ支持体4やストッパー17を固定
し易くするためにゴム等の摩擦係数の高い物質15が張
り付けてある。
ストッパー支持体13は断面 字状のもので、支柱3の凸条部14,…に沿って摺動可
能で、かつ脱離しないようになっている。この上部には
把手16が付けられており、ストッパー支持体13を上
方に持ち上げるときには、この把手16を持ち上げるこ
とにより、行うことができる。ストッパー支持体13の
形状はこのほか支柱3から脱離しないような形状であれ
ば良い。
ストッパー17は、その一端を楔状の形状をなした板状
体であり、楔状をなす部分18がカメラ支持体側となる
ように、その基部側がストッパー支持体13に直接また
は他の部材を介して支柱3と直交する方向に往復回動自
在に軸支されている。ストッパー17の一方の面は板状
体をなす面と角度を異にする斜面19を形成しており、
他方の面20は板状体をなす面と角度を異にしない面で
構成することが望ましい。なお、この斜面19はストッ
パー回動用部21との当接部、他の面20は支柱との摩
擦係合面である。この斜面19は傾斜角度を一定とする
平面であっても良く、また傾斜角度を徐々に変化せしめ
た各種の曲面、例えば半球状であっても良い。両面1
9,20のなす角度は例えば15°であるが、これに限
らず、カメラ支持体4のストッパー回動用部21の押送
により回動して支柱3に圧接される角度であれば良い。
楔状をなす斜面19はカメラ支持体4のストッパー回動
用部21が圧接されるため、強度の大きいことが必要で
あり、金属、合成樹脂等が望ましいが、これに限らず高
強度の素材であればよい。支柱3に圧接される面20は
摩擦係数の大きいことが望ましい。このため、ストッパ
ー17はカメラ支持体4のストッパー押圧用部21に圧
接される面19と支柱に圧接される面20とで異なる材
料で二層構造としてもよく、面20には例えばゴム等の
弾性材とすることもできる。
ストッパー支持体13は、スプリング、ワイヤー等の係
留部材22を介してカメラ支持体4と係留されており、
カメラ支持体4が下方に移動するさいに、ストッパー支
持体13も下方に移動してカメラ支持体4とストッパー
支持体13との間隔を常に小さく保つことにより、カメ
ラ支持体4の支柱への固定が不測に解除された場合に
は、カメラ支持体4の上方へのわずかな移動により停止
せしめることが可能となり、器具の損傷や運搬者などの
けがを未然に防止することができる。
なお、カメラ支持体4を上方に移動させる場合には、係
留部材22がワイヤーの場合には操作者がストッパー支
持体13の把手16を持って引き上げねばならないが、
係留部材22をスプリングとすれば、カメラ支持体4を
上方へ移動させる場合もストッパー支持体13とともに
スプリング力により移動させることができる。この場合
のスプリングの強さは、ストッパー支持体13を保持し
得る程度の反発力の弱いものとすれば、カメラ支持体4
の不測の移動のさいの衝撃力に比べてスプリングの反発
力が小さいため、カメラ支持体4の不測の移動を充分に
防止することができる。
次に、第2実施例である第6図について説明するに、こ
の場合はストッパーとストッパー回動用部のみが第1実
施例と異なるので、これらについて詳細に説明する。
ストッパー17′は断面が四角形状の板状体であり、そ
の一端はストッパー支持体13に支柱3と直交する方向
に往復回動自在に軸支されている。
カメラ支持体4のストッパー回動用部21′は、その押
送面24がストッパー17′に対して傾斜する斜面とな
っており、この斜面は傾斜角度を一定とする平面であっ
ても良く、また傾斜角度を徐々に変化せしめた各種の曲
面、例えば半球状であっても良い。この斜面はストッパ
ー17′を支柱3方向に回動させ、押送しうる角度を有
するものであればよい。
なお、図においては、カメラ支持体4を板ばね8とワイ
ヤー9にて上方に牽引する場合について述べたが、板ば
ね8あるいはワイヤー9がない場合やこれらが切断され
る場合を考慮してストッパー17はカメラ支持体4の落
下防止のためにカメラ支持体4の下方に取りつければ良
い。また、ストッパーとカメラ支持体のストッパー回動
用部との形状は図に示すもののほか、ストッパーが回動
用部の押送面と接触してストッパーが支柱側へ回動可能
なものであればよい。
さらに、ストッパーをストッパー支持体に支柱と直交す
る方向の往復摺動自在に支持せしめておき、該ストッパ
ーがストッパー押送用部の押送により摺動して支柱側へ
移動するものであってもよい。また、カメラ支持体には
カメラ以外の器具を載置することも可能である。
〔考案の効果〕
以上の説明から明らかなように、本考案によれば、カメ
ラ支持体の固定部材が衝撃などにより解除されてカメラ
支持体が不測に移動したさいに、ストッパーがカメラ支
持体の不慮の移動を阻止するので、カメラ支持体や他の
隣接する器具の損傷や運転者などの怪我を未然に防止す
ることができるなどの実用上における優れた効果を奏す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第5図は本考案に係るカメラ支持体の不慮
の移動防止装置の第1実施例を示すもので、第1図は支
柱の一部を切欠して示した正面図、第2図はストッパー
支持体とストッパーを示す斜視図、第3図は第1図にお
けるA−A線に沿ってみた拡大断面図、第4図は第1図
におけるB−B線に沿ってみた拡大断面図、第5図はス
トッパーがストッパー回動用部の押送により回動する状
態を示す説明図、第6図は第2実施例のストッパーがス
トッパー回動用部の押送により回動する状態を示す説明
図、第7図は従来よりのモアレ縞撮影装置の説明図であ
る。 1:モアレ縞撮影装置 2:モアレトポグラフィ 3:支柱、4:カメラ支持体 5:雲台、6:ローラー 7:ハンドル、8:牽引用板ばね 9:ワイヤー、10:滑車 11:足部、12:小車 13:ストッパー支持体 14:凸状部、15:摩擦係数の高い物質 16:把手、17,17′:ストッパー 18:楔状部分、19:斜面 20:他方の面 21,21′:ストッパー回動用部 22:係留部材、23:取付け板 24:押送面

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】支柱に沿って摺動自在にして、該支柱の所
    望位置に定着固定せしめるための固定部材とストッパー
    回動用部とを備えたカメラ支持体と、前記支柱に沿って
    摺動可能にして、前記ストッパー回動用部との当接部お
    よび前記支柱との摩擦係合面を備えたストッパーを前記
    支柱と直交する方向で往復回動自在に軸支したストッパ
    ー支持体とよりなり、前記当接部またはストッパー回動
    用部の少なくとも一方は、ストッパーを支柱方向に押送
    回動せしめるための斜面となしたことを特徴とするカメ
    ラ支持体の不慮の移動防止装置。
  2. 【請求項2】支柱に沿って摺動自在にして、該支柱の所
    望位置に定着固定せしめるための固定部材とストッパー
    押送用部とを備えたカメラ支持体と、前記支柱に沿って
    摺動可能にして、前記ストッパー押送用部との当接部お
    よび前記支柱との摩擦係合面を備えたストッパーを前記
    支柱と直交する方向で往復摺動自在に支承したストッパ
    ー支持体とよりなり、前記当接部またはストッパー押送
    用部の少なくとも一方は、ストッパーを支柱方向に押送
    移動せしめるための斜面となしたことを特徴とするカメ
    ラ支持体の不慮の移動防止装置。
JP2811589U 1989-03-14 1989-03-14 カメラ支持体の不慮の移動防止装置 Expired - Lifetime JPH069291Y2 (ja)

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JPH02120009U JPH02120009U (ja) 1990-09-27
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CN111156382B (zh) * 2018-11-05 2021-05-18 深圳市地籍测绘大队 一种用于大型产品图像采集的三维扫描仪固定支架

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