JPH0692871A - Nmr画像用造影剤及びペプチド構造からなるキレート化剤 - Google Patents
Nmr画像用造影剤及びペプチド構造からなるキレート化剤Info
- Publication number
- JPH0692871A JPH0692871A JP3182034A JP18203491A JPH0692871A JP H0692871 A JPH0692871 A JP H0692871A JP 3182034 A JP3182034 A JP 3182034A JP 18203491 A JP18203491 A JP 18203491A JP H0692871 A JPH0692871 A JP H0692871A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- contrast agent
- complex
- formula
- paramagnetic metal
- agent according
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07K—PEPTIDES
- C07K5/00—Peptides containing up to four amino acids in a fully defined sequence; Derivatives thereof
- C07K5/02—Peptides containing up to four amino acids in a fully defined sequence; Derivatives thereof containing at least one abnormal peptide link
- C07K5/022—Peptides containing up to four amino acids in a fully defined sequence; Derivatives thereof containing at least one abnormal peptide link containing the structure -X-C(=O)-(C)n-N-C-C(=O)-Y-; X and Y being heteroatoms; n being 1 or 2
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T436/00—Chemistry: analytical and immunological testing
- Y10T436/24—Nuclear magnetic resonance, electron spin resonance or other spin effects or mass spectrometry
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Genetics & Genomics (AREA)
- Biochemistry (AREA)
- Biophysics (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Medicinal Chemistry (AREA)
- Molecular Biology (AREA)
- Proteomics, Peptides & Aminoacids (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Medicines Containing Antibodies Or Antigens For Use As Internal Diagnostic Agents (AREA)
- Peptides Or Proteins (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】キレート化剤及び常磁性金属陽イオン間の錯体
で構成されるNMR画像用造影剤を提供する。 【構成】 又はこの錯体の生理学上許容される塩。〔式中:n及び
n´は同一又は異なる1〜4の整数;n及びn´
(R1,R2)及び(R4,R5)は各々同一であるか
又は異なり、R3及び(R6,R7)はH、ハロゲン、
アルコキシ、アルキル、アリール、アルケニル、シクロ
アルキル基(可能であればハロゲン、アルコキシ、アル
キル、ニトリル、ニトロ又はアミノで置換されている)
の中から選択され、更に>C(R6,R7)は>C=O
も表すことができる;3つの置換基Yは、Hあるいは二
価もしくは三価常磁性金属陽イオン又は無機もしくは有
機塩基から誘導される生理学上許容される陽イオンのイ
オン相当物を表す〕
で構成されるNMR画像用造影剤を提供する。 【構成】 又はこの錯体の生理学上許容される塩。〔式中:n及び
n´は同一又は異なる1〜4の整数;n及びn´
(R1,R2)及び(R4,R5)は各々同一であるか
又は異なり、R3及び(R6,R7)はH、ハロゲン、
アルコキシ、アルキル、アリール、アルケニル、シクロ
アルキル基(可能であればハロゲン、アルコキシ、アル
キル、ニトリル、ニトロ又はアミノで置換されている)
の中から選択され、更に>C(R6,R7)は>C=O
も表すことができる;3つの置換基Yは、Hあるいは二
価もしくは三価常磁性金属陽イオン又は無機もしくは有
機塩基から誘導される生理学上許容される陽イオンのイ
オン相当物を表す〕
Description
【0001】本発明はキレート化剤及び常磁性金属陽イ
オン間の錯体から構成されるNMR画像用造影剤に関す
る。本発明は金属錯体を形成しうるペプチド構造のキレ
ート化剤並びに上記造影剤又はキレート化剤の製造方法
にも関する。
オン間の錯体から構成されるNMR画像用造影剤に関す
る。本発明は金属錯体を形成しうるペプチド構造のキレ
ート化剤並びに上記造影剤又はキレート化剤の製造方法
にも関する。
【0002】磁気共鳴画像MRIの分野においてある原
子核のスピン緩和を促進するため常磁性イオンを用いる
ことが可能であることはずいぶん以前から知られていた
〔Bloch F.,Hancen W.M.及びPackard N.,Phys.Rev.,194
6,70,474-485〕。NMRの現象が観察できるためには、
検体は磁気モーメントを有する多数の核を含まねばなら
ない;これは水素原子1H(水のプロトン)、リン31P
及び炭素13Cのケースである。MRIにおいて、試験下
組織の原子核スピンは主磁場においてある方向に向けら
れる。次いでこの方向は既定振動数の電磁場の適用で乱
される(励起プロセス)。第二場が遮蔽された場合、励
起プロセス中に物質に吸収されたエネルギーは核により
復元されるが、その核の磁気モーメントはそれ自体を主
磁場の方向と再び並ぶようにする。歳差エネルギーと称
される放射エネルギーは緩和現象に従い減少する。緩和
は2つのプロセスに分類される: ‐時間定数T2で特徴付けられるスピン‐スピン緩和; ‐時間定数T1で特徴付けられるスピンネットワーク緩
和;放射されるシグナルの強度は特にT1及びT2に依
存する。したがって、異なる2つの組織間のコントラス
トはこれら2つの組織のT1及びT2間の差異に依存す
る。MRIにおいて、T1又はT2における秤量された
シグナルの捕捉順序から、研究される器官の形態及び生
理に関して但し更にそれらの組成に関しても情報を得る
ことができる。NMR現象が観察できるためには、検体
は磁気モーメントを有する多数の核を含まねばならな
い;これは特に水素原子1H、リン31P及び炭素13Cの
ケースである。
子核のスピン緩和を促進するため常磁性イオンを用いる
ことが可能であることはずいぶん以前から知られていた
〔Bloch F.,Hancen W.M.及びPackard N.,Phys.Rev.,194
6,70,474-485〕。NMRの現象が観察できるためには、
検体は磁気モーメントを有する多数の核を含まねばなら
ない;これは水素原子1H(水のプロトン)、リン31P
及び炭素13Cのケースである。MRIにおいて、試験下
組織の原子核スピンは主磁場においてある方向に向けら
れる。次いでこの方向は既定振動数の電磁場の適用で乱
される(励起プロセス)。第二場が遮蔽された場合、励
起プロセス中に物質に吸収されたエネルギーは核により
復元されるが、その核の磁気モーメントはそれ自体を主
磁場の方向と再び並ぶようにする。歳差エネルギーと称
される放射エネルギーは緩和現象に従い減少する。緩和
は2つのプロセスに分類される: ‐時間定数T2で特徴付けられるスピン‐スピン緩和; ‐時間定数T1で特徴付けられるスピンネットワーク緩
和;放射されるシグナルの強度は特にT1及びT2に依
存する。したがって、異なる2つの組織間のコントラス
トはこれら2つの組織のT1及びT2間の差異に依存す
る。MRIにおいて、T1又はT2における秤量された
シグナルの捕捉順序から、研究される器官の形態及び生
理に関して但し更にそれらの組成に関しても情報を得る
ことができる。NMR現象が観察できるためには、検体
は磁気モーメントを有する多数の核を含まねばならな
い;これは特に水素原子1H、リン31P及び炭素13Cの
ケースである。
【0003】しかしながら、MRIは感度及びコントラ
ストの問題にぶつかる。常磁性剤はこのコントラストを
増加させることができる:実際に、それらはそれらが蓄
積される組織の核のT1及びT2、ひいてはこれらの組
織から放射されるシグナルの強度を修正する。解剖学的
情報以外に、常磁性造影剤はそれらが蓄積する組織に関
する機能的情報も与える。このためそれらは医学診断に
有用である。キレート及び常磁性金属の錯体は医学診断
分野のNMR画像で最も頻繁に用いられる造影剤であ
る。シェアリングAG社(Schering AG Company) は米国
特許第4,647,447号明細書においてNMR造影
剤、特にGd(DTPA)2-(ガドリニウムジエチレン
トリアミン五酢酸)の製造及び画像用途について記載し
ていた。この錯体は非常に安定で、低毒性でしかも十分
寛容されるという利点を有する。他方、それはいかなる
生物のいかなる特定標的器官にもアフィニティを示さな
い。それは尿路から排出されるため、特に腎臓試験に用
いることができる。慣用的造影剤としては、デキストラ
ン‐酸化鉄タイプの超常磁性コロイドも挙げられる。こ
れらのコロイドは細網内皮系で速やかに捕捉され、この
ため肝臓及び脾臓レベルにおける診断を可能にする。
ストの問題にぶつかる。常磁性剤はこのコントラストを
増加させることができる:実際に、それらはそれらが蓄
積される組織の核のT1及びT2、ひいてはこれらの組
織から放射されるシグナルの強度を修正する。解剖学的
情報以外に、常磁性造影剤はそれらが蓄積する組織に関
する機能的情報も与える。このためそれらは医学診断に
有用である。キレート及び常磁性金属の錯体は医学診断
分野のNMR画像で最も頻繁に用いられる造影剤であ
る。シェアリングAG社(Schering AG Company) は米国
特許第4,647,447号明細書においてNMR造影
剤、特にGd(DTPA)2-(ガドリニウムジエチレン
トリアミン五酢酸)の製造及び画像用途について記載し
ていた。この錯体は非常に安定で、低毒性でしかも十分
寛容されるという利点を有する。他方、それはいかなる
生物のいかなる特定標的器官にもアフィニティを示さな
い。それは尿路から排出されるため、特に腎臓試験に用
いることができる。慣用的造影剤としては、デキストラ
ン‐酸化鉄タイプの超常磁性コロイドも挙げられる。こ
れらのコロイドは細網内皮系で速やかに捕捉され、この
ため肝臓及び脾臓レベルにおける診断を可能にする。
【0004】現在まで、可溶性でかつ注射可能な常磁性
キレートが肝臓の画像用のNMR造影剤として記載され
たことはなかった。本発明の目的は、特定器官、特に肝
臓のNMR画像でコントラスト効果を得るため、非経口
で、例えば静脈内注射で投与される水性溶液に可溶な常
磁性キレートタイプの造影剤について提案することであ
る。更に詳しくは、本発明の目的は低用量で投与後に他
の器官に干渉せずかつ副作用をおこさないで特定器官に
おいて水のプロトンの緩和に関し特異的な増加を生じる
造影剤を提供することである。
キレートが肝臓の画像用のNMR造影剤として記載され
たことはなかった。本発明の目的は、特定器官、特に肝
臓のNMR画像でコントラスト効果を得るため、非経口
で、例えば静脈内注射で投与される水性溶液に可溶な常
磁性キレートタイプの造影剤について提案することであ
る。更に詳しくは、本発明の目的は低用量で投与後に他
の器官に干渉せずかつ副作用をおこさないで特定器官に
おいて水のプロトンの緩和に関し特異的な増加を生じる
造影剤を提供することである。
【0005】本発明のもう1つの目的は、高安定性及び
低毒性の双方を有し、即ち一方で生理的に寛容され、他
方で良好な造影画像上満足できる緩和能及び浸透性の性
質を有する造影剤を提供することである。
低毒性の双方を有し、即ち一方で生理的に寛容され、他
方で良好な造影画像上満足できる緩和能及び浸透性の性
質を有する造影剤を提供することである。
【0006】発明の全般的説明 したがって、本発明はキレート化剤及び常磁性金属陽イ
オン間の錯体で構成されるNMR画像用造影剤を提供す
るが、その場合に上記錯体は下記式I:
オン間の錯体で構成されるNMR画像用造影剤を提供す
るが、その場合に上記錯体は下記式I:
【化10】 又はこの錯体の生理学上許容される塩〔上記式中:n及
びn′は同一又は異なる1〜4の整数を表す;n及び
n′(R1,R2)及び(R4,R5)は各々互いに同
一であるか又は異なり、R3、R6及びR7はH、ハロ
ゲン、アルキル、アルコキシ、アリール、アルケニル、
シクロアルキル、アリールアルキル基(可能であればア
ルコキシ、ハロゲン、アルキル、ニトリル、ニトロ又は
アミノ基で置換されている)の中から選択される;C
(R6,R7)は更にC=Oも表すことができる;3つ
の置換基Yは同一であるか又は異なり、H又は二価もし
くは三価常磁性金属陽イオンのイオン相当物又は無機も
しくは有機塩基から誘導される生理学上許容される陽イ
オンの陰イオン相当物を表すが、但し置換基Yのうち少
なくとも2つは常磁性金属の陽イオンのイオン相当物を
表す〕に相当することを特徴とする。これらの錯体はキ
レート化剤及び錯体金属陽イオンの各電荷の関数として
中性でも又はイオンであってもよい。キレート化剤の酸
官能基の酸水素原子がすべて常磁性イオンで置き換えら
れない場合には、錯体の溶解性を増加させるために、無
機及び/又は有機塩基、特にアミノ酸に関する生理学的
観点から生理学的に無害の陽イオンで残留水素原子を置
き換えることが好ましい。錯体を塩形で提供すること
が、水相中で錯体の溶解性を増加させる上で通常要求さ
れる。
びn′は同一又は異なる1〜4の整数を表す;n及び
n′(R1,R2)及び(R4,R5)は各々互いに同
一であるか又は異なり、R3、R6及びR7はH、ハロ
ゲン、アルキル、アルコキシ、アリール、アルケニル、
シクロアルキル、アリールアルキル基(可能であればア
ルコキシ、ハロゲン、アルキル、ニトリル、ニトロ又は
アミノ基で置換されている)の中から選択される;C
(R6,R7)は更にC=Oも表すことができる;3つ
の置換基Yは同一であるか又は異なり、H又は二価もし
くは三価常磁性金属陽イオンのイオン相当物又は無機も
しくは有機塩基から誘導される生理学上許容される陽イ
オンの陰イオン相当物を表すが、但し置換基Yのうち少
なくとも2つは常磁性金属の陽イオンのイオン相当物を
表す〕に相当することを特徴とする。これらの錯体はキ
レート化剤及び錯体金属陽イオンの各電荷の関数として
中性でも又はイオンであってもよい。キレート化剤の酸
官能基の酸水素原子がすべて常磁性イオンで置き換えら
れない場合には、錯体の溶解性を増加させるために、無
機及び/又は有機塩基、特にアミノ酸に関する生理学的
観点から生理学的に無害の陽イオンで残留水素原子を置
き換えることが好ましい。錯体を塩形で提供すること
が、水相中で錯体の溶解性を増加させる上で通常要求さ
れる。
【0007】本発明によれば、アルキル、アルコキシ基
とはC1‐C7、好ましくはC1‐C4の基である。R
1〜R5がH、ハロゲン及び可能であれば1以上のハロ
ゲンで置換されたC1‐C4のアルキルを表す剤が特に
挙げられる。本発明の造影剤は、常磁性金属が遷移金属
又は常磁性ランタン系列元素の二価又は三価イオンの中
から選択された場合に特に効果的である。更に詳しくは
下記イオンが挙げられる:Co2+、Mn2+、Cu2+、C
r3+、Fe2+、Fe3+、Eu2+、Gd3+、Dy3+、Ho
3+ 更に具体的には>C(R6R7)が>C=Oを表す式I
の造影剤が挙げられる。有利には、Yは3つの置換基に
関して三価陽イオンのイオン相当物を表す。即ち、キレ
ート化剤の酸水素原子は常磁性三価イオン相当物で置き
換えられる。
とはC1‐C7、好ましくはC1‐C4の基である。R
1〜R5がH、ハロゲン及び可能であれば1以上のハロ
ゲンで置換されたC1‐C4のアルキルを表す剤が特に
挙げられる。本発明の造影剤は、常磁性金属が遷移金属
又は常磁性ランタン系列元素の二価又は三価イオンの中
から選択された場合に特に効果的である。更に詳しくは
下記イオンが挙げられる:Co2+、Mn2+、Cu2+、C
r3+、Fe2+、Fe3+、Eu2+、Gd3+、Dy3+、Ho
3+ 更に具体的には>C(R6R7)が>C=Oを表す式I
の造影剤が挙げられる。有利には、Yは3つの置換基に
関して三価陽イオンのイオン相当物を表す。即ち、キレ
ート化剤の酸水素原子は常磁性三価イオン相当物で置き
換えられる。
【0008】このため本発明の造影剤の具体的態様にお
いて、その造影剤は下記式II:
いて、その造影剤は下記式II:
【化11】 を有するか又は下記式III の生理学上許容される酸塩:
【化12】 〔上記式中X- は式HXの酸から誘導される陰イオンで
ある;Yは三価常磁性金属イオン相当物を表す;n、
n′、R1、R2、R3、R4及びR5は前記意味を有
する〕である。好ましくは、陰イオンX- で得られ、陰
イオンがCl- 、Br- 、F- 、I-、CnH2n+1CO
O- 、C6H5COO- 、CnF2n+1COO- を表し、
特に水相に可溶である塩が用いられる。本発明の造影剤
の中では、R3=Hの造影剤、R1=R2=R4=R5
=Hの造影剤及びn=n′=1の造影剤が特に挙げられ
る。同様に、更に具体的にはX- =CF3COO- で得
られた塩が挙げられる。最後に、常磁性金属Gd3+を用
いた造影剤が特に有効である。例えば、R1〜R6=
H、n=n′=1及びX- =CF3COO- である肝臓
用造影剤が挙げられる。
ある;Yは三価常磁性金属イオン相当物を表す;n、
n′、R1、R2、R3、R4及びR5は前記意味を有
する〕である。好ましくは、陰イオンX- で得られ、陰
イオンがCl- 、Br- 、F- 、I-、CnH2n+1CO
O- 、C6H5COO- 、CnF2n+1COO- を表し、
特に水相に可溶である塩が用いられる。本発明の造影剤
の中では、R3=Hの造影剤、R1=R2=R4=R5
=Hの造影剤及びn=n′=1の造影剤が特に挙げられ
る。同様に、更に具体的にはX- =CF3COO- で得
られた塩が挙げられる。最後に、常磁性金属Gd3+を用
いた造影剤が特に有効である。例えば、R1〜R6=
H、n=n′=1及びX- =CF3COO- である肝臓
用造影剤が挙げられる。
【0009】式IIの造影剤で用いられるペプチド構造の
キレート化剤は新規であり、したがって本発明のもう1
つの面を構成するが、下記式IVに相当する化合物:
キレート化剤は新規であり、したがって本発明のもう1
つの面を構成するが、下記式IVに相当する化合物:
【化13】 又はその生理学上許容される塩(上記式中n、n′、R
1、R2、R3、R4、R5、R6及びR7は前記意味
を有する)を提供することも目的である。>C(R6R
7)=>C=Oであるキレート化剤が特に挙げられる。
具体的態様において、本発明のキレート化剤は下記式V
の塩形:
1、R2、R3、R4、R5、R6及びR7は前記意味
を有する)を提供することも目的である。>C(R6R
7)=>C=Oであるキレート化剤が特に挙げられる。
具体的態様において、本発明のキレート化剤は下記式V
の塩形:
【化14】 (X- は前記のようなHX酸から誘導される)で可溶化
される。これら式IV又はVのキレート化剤は1種以上の
放射性又は非常磁性もしくは非金属の陽イオンと錯体を
形成する上で役立つが、それらはNMR造影剤としての
適用以外の用途を有する。
される。これら式IV又はVのキレート化剤は1種以上の
放射性又は非常磁性もしくは非金属の陽イオンと錯体を
形成する上で役立つが、それらはNMR造影剤としての
適用以外の用途を有する。
【0010】もう1つの面によれば、本発明によるNM
R画像用造影剤の製造方法を提供することが本発明の目
的であるが、その方法においてはY=Hである式IIのキ
レート化剤又は前記のような生理学上許容される塩が水
に少なくとも中程度に可溶性の前記常磁性金属の化合
物、例えば水溶性常磁性塩(その関連イオンは生理学上
許容されるか又はカーボネートもしくはオキシドであ
り、可能であれば懸濁液に少なくともやや可溶性であ
る)と混ぜられることで特徴付けられる。
R画像用造影剤の製造方法を提供することが本発明の目
的であるが、その方法においてはY=Hである式IIのキ
レート化剤又は前記のような生理学上許容される塩が水
に少なくとも中程度に可溶性の前記常磁性金属の化合
物、例えば水溶性常磁性塩(その関連イオンは生理学上
許容されるか又はカーボネートもしくはオキシドであ
り、可能であれば懸濁液に少なくともやや可溶性であ
る)と混ぜられることで特徴付けられる。
【0011】本発明のもう1つの面によれば、本発明の
キレート化剤の製造方法を提供することが目的である
が、その方法においては下記式の化合物:
キレート化剤の製造方法を提供することが目的である
が、その方法においては下記式の化合物:
【化15】 が下記式の化合物:
【化16】 を得るため下記式の化合物:
【化17】 と反応せしめられ、しかる後酸官能基が必要であればア
ンモニウム塩を得るためその化合物を酸と反応させるこ
とで脱保護されることにより特徴付けられる。一般に、
本発明による錯体、造影剤及びキレート化剤は現反応を
用いた方法で製造される。
ンモニウム塩を得るためその化合物を酸と反応させるこ
とで脱保護されることにより特徴付けられる。一般に、
本発明による錯体、造影剤及びキレート化剤は現反応を
用いた方法で製造される。
【0012】好ましくは、本発明による造影剤は生理学
上許容されるビヒクルとして役立つ溶媒、例えば注射用
水に溶解される。本発明による造影剤は生理的pHであ
ることが好ましいことを考慮すれば、その溶液は緩衝剤
も含有できる。本発明による造影剤の投与は、望ましい
NMR画像によるコントラスト効果を付与するために十
分な濃度で常磁性キレートを含有した溶液の静脈内注射
により行われることが好ましい。この点に関して、0.
2〜200mMの濃度で常磁性金属を含有した溶液が適切
である。一方、本発明による造影剤は経口投与に適し
た、例えば溶液、錠剤又はカプセルの形で供与してもよ
い。造影剤は体重kg当たり常磁性金属10-4〜10-1mm
ol範囲内の量で投与されることが都合よい。行われた実
験では、本発明によるキレートが下記例からわかるよう
に本質的に肝臓に対して、但し腎臓に対しても特異性を
有する有効な緩和剤であることを示した。本発明による
キレートでNMRにより得られる画像の質は、文献で発
表されたNMRにより得られる画像の一般的標準よりも
明らかに良い。
上許容されるビヒクルとして役立つ溶媒、例えば注射用
水に溶解される。本発明による造影剤は生理的pHであ
ることが好ましいことを考慮すれば、その溶液は緩衝剤
も含有できる。本発明による造影剤の投与は、望ましい
NMR画像によるコントラスト効果を付与するために十
分な濃度で常磁性キレートを含有した溶液の静脈内注射
により行われることが好ましい。この点に関して、0.
2〜200mMの濃度で常磁性金属を含有した溶液が適切
である。一方、本発明による造影剤は経口投与に適し
た、例えば溶液、錠剤又はカプセルの形で供与してもよ
い。造影剤は体重kg当たり常磁性金属10-4〜10-1mm
ol範囲内の量で投与されることが都合よい。行われた実
験では、本発明によるキレートが下記例からわかるよう
に本質的に肝臓に対して、但し腎臓に対しても特異性を
有する有効な緩和剤であることを示した。本発明による
キレートでNMRにより得られる画像の質は、文献で発
表されたNMRにより得られる画像の一般的標準よりも
明らかに良い。
【0013】本発明によるキレート及び造影剤は下記の
非限定例で更に説明される。好ましい態様の説明 図1は投与前(左側)及び用量0.1mmol/kg で化合物
の投与後(右側)におけるGd造影剤(MNM‐50)
でMRIによるラットの器官の画像を示す。化合物Gd
(MNM‐50)投与後の画像(右側)は注射10分間
後に撮影された。最良のシグナルは肝臓及び腎臓で得ら
れる。
非限定例で更に説明される。好ましい態様の説明 図1は投与前(左側)及び用量0.1mmol/kg で化合物
の投与後(右側)におけるGd造影剤(MNM‐50)
でMRIによるラットの器官の画像を示す。化合物Gd
(MNM‐50)投与後の画像(右側)は注射10分間
後に撮影された。最良のシグナルは肝臓及び腎臓で得ら
れる。
【0014】例1:合成の全般的経路 本発明による造影剤及びキレートの製造は、例えば>C
(R6,R7)=>C=Oである場合下記経路に従い行
われる。 1)(1)の製造:
(R6,R7)=>C=Oである場合下記経路に従い行
われる。 1)(1)の製造:
【化18】 2)(2)の製造:
【化19】 3)(3)の製造:
【化20】 4)(4)の製造:
【化21】 5) I-1の製造:
【化22】 6)II-1の製造:
【化23】 7) III-1の製造:
【化24】 8)IV-1の製造:
【化25】
【0015】例2:式N(CH2CONHCH2COO
tBu)3の中間体(1)の製造 1)N(CH2COOCH3)3(1)の製造
tBu)3の中間体(1)の製造 1)N(CH2COOCH3)3(1)の製造
【化26】 メタノール(160ml)中ニトリロ三酢酸(38.2
g;0.2モル)及びオルトギ酸トリメチル(84.8
g;0.8モル)の攪拌下混合液に室温で塩酸ガス(1
2M HCl30ml及び36N H2SO430mlから
製造)を加える。混合液が均一になったとき、反応液を
65℃で12時間しかる後室温で3日間維持する。溶液
をメタノール中水酸化ナトリウム溶液の添加でpH10
にする。真空下濃縮後、残渣をシリカゲルカラムクロマ
トグラフィーにより溶離液として酢酸エチルで精製す
る。ニトリロ酢酸トリメチルが無色液体の形で得られる
(40g;収率90%)。 スペクトル測定データIR:1735cm-1; 1H NMR(3
60MHz,CDCl3 ):3.72(3H,s),3.66(2H,s)ppm
g;0.2モル)及びオルトギ酸トリメチル(84.8
g;0.8モル)の攪拌下混合液に室温で塩酸ガス(1
2M HCl30ml及び36N H2SO430mlから
製造)を加える。混合液が均一になったとき、反応液を
65℃で12時間しかる後室温で3日間維持する。溶液
をメタノール中水酸化ナトリウム溶液の添加でpH10
にする。真空下濃縮後、残渣をシリカゲルカラムクロマ
トグラフィーにより溶離液として酢酸エチルで精製す
る。ニトリロ酢酸トリメチルが無色液体の形で得られる
(40g;収率90%)。 スペクトル測定データIR:1735cm-1; 1H NMR(3
60MHz,CDCl3 ):3.72(3H,s),3.66(2H,s)ppm
【0016】2)N‐ベンジルオキシカルボニルグリシ
ンの製造
ンの製造
【化27】 十分に攪拌されかつ氷冷された水性水酸化ナトリウム
(2N溶液100ml)中グリシン(15g;0.2モ
ル)溶液にベンジルクロロカーボネート(37.4g;
0.22モル)を加え、2N水酸化ナトリウム(110
ml)を混合液の温度が10℃以下に保たれるような速度
で5回に分けて加えた。次いで混合液を室温で18時間
攪拌した。エーテル(100ml毎に4回)で混合液の抽
出後に、エーテルを窒素吹込みで水相から除去した。次
いで溶液を塩酸(5M HCl 44ml)でpH3に酸
性化したところ、油状物が分離して徐々に固化した。固
体物を濾過し、水洗し、真空下五酸化リンで乾燥し、無
色N‐ベンジルオキシカルボニルグリシンを得た(38
g;収率91%)。 スペクトル測定データ 1H NMR(360MHz,CDCl3 ):7.
35(5H),5.25(1H,br),5.15(2H,s),4.05(2H)ppm
(2N溶液100ml)中グリシン(15g;0.2モ
ル)溶液にベンジルクロロカーボネート(37.4g;
0.22モル)を加え、2N水酸化ナトリウム(110
ml)を混合液の温度が10℃以下に保たれるような速度
で5回に分けて加えた。次いで混合液を室温で18時間
攪拌した。エーテル(100ml毎に4回)で混合液の抽
出後に、エーテルを窒素吹込みで水相から除去した。次
いで溶液を塩酸(5M HCl 44ml)でpH3に酸
性化したところ、油状物が分離して徐々に固化した。固
体物を濾過し、水洗し、真空下五酸化リンで乾燥し、無
色N‐ベンジルオキシカルボニルグリシンを得た(38
g;収率91%)。 スペクトル測定データ 1H NMR(360MHz,CDCl3 ):7.
35(5H),5.25(1H,br),5.15(2H,s),4.05(2H)ppm
【0017】3) tert-ブチルエステル及びN‐ベンジ
ルオキシカルボニルグリシンの製造
ルオキシカルボニルグリシンの製造
【化28】 ジクロロメタン(240ml)中N‐ベンジルオキシカル
ボニルグリシン(24g;0.12モル)の溶液に濃硫
酸(1.5ml)を加えた。110℃で85%リン酸(4
0ml)による tert-ブタノール(110ml)の処理しか
る後−78℃でのトラップから得られたイソブチレンを
攪拌しながら反応混合液に導入した。閉鎖された容器を
室温で3時間攪拌した。溶液を炭酸ナトリウムの水溶液
(15g含有200ml)、水(10ml毎に3回)で洗浄
し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。濾過後、溶液を
真空下で濃縮し、無色液体の形で tert-ブチルエステル
及びN‐ベンジルオキシカルボニルグリシンを得た(2
7.5g;収率91%)。 スペクトル測定データ 1H NMR(360MHz,CDCl3 ):7.
35(5H),5.20(1H,br),5.12(2H,s),3.87(2H,d),1.44(9H,
s)ppm
ボニルグリシン(24g;0.12モル)の溶液に濃硫
酸(1.5ml)を加えた。110℃で85%リン酸(4
0ml)による tert-ブタノール(110ml)の処理しか
る後−78℃でのトラップから得られたイソブチレンを
攪拌しながら反応混合液に導入した。閉鎖された容器を
室温で3時間攪拌した。溶液を炭酸ナトリウムの水溶液
(15g含有200ml)、水(10ml毎に3回)で洗浄
し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。濾過後、溶液を
真空下で濃縮し、無色液体の形で tert-ブチルエステル
及びN‐ベンジルオキシカルボニルグリシンを得た(2
7.5g;収率91%)。 スペクトル測定データ 1H NMR(360MHz,CDCl3 ):7.
35(5H),5.20(1H,br),5.12(2H,s),3.87(2H,d),1.44(9H,
s)ppm
【0018】4) tert-ブチルエステル及びグリシンの
製造
製造
【化29】 無水メタノール(150ml)中 tert-ブチルエステル
(27.5g;0.104モル)及び10%Pd‐C
(2g)の十分攪拌された懸濁液を水素で12時間処理
した。濾過による触媒の除去後、濾液を真空下で濃縮し
た。残渣をエーテル(150ml)に再び溶解し、10%
水性炭酸ナトリウム(50ml毎に2回)で洗浄し、無水
硫酸マグネシウムで乾燥した。濾過及び真空下で濃縮
後、グリシンの tert-ブチルエステルを無色液体の形で
得た(9.1g;収率67%)。 スペクトル測定データ 1H NMR(360MHz,CDCl3 ):3.
30(2H,s),1.45(9H,s)ppm
(27.5g;0.104モル)及び10%Pd‐C
(2g)の十分攪拌された懸濁液を水素で12時間処理
した。濾過による触媒の除去後、濾液を真空下で濃縮し
た。残渣をエーテル(150ml)に再び溶解し、10%
水性炭酸ナトリウム(50ml毎に2回)で洗浄し、無水
硫酸マグネシウムで乾燥した。濾過及び真空下で濃縮
後、グリシンの tert-ブチルエステルを無色液体の形で
得た(9.1g;収率67%)。 スペクトル測定データ 1H NMR(360MHz,CDCl3 ):3.
30(2H,s),1.45(9H,s)ppm
【0019】5)N(CH2CONHCH2COOtB
u)3の製造 グリシンの tert-ブチルエステル(1.1g;9mmol)
及びニトリロ酢酸のトリメチルエステル(0.58g;
215mmol)の攪拌混合物を130℃に7時間加熱し
た。得られた固体物をシリカゲルカラムクロマトグラフ
ィーにより溶離液としてジクロロメタン中5%メタノー
ルを用いて精製し、透明黄色固体物の形で所望のトリエ
ステル(0.82g;63%)を得た。更に精製を塩化
メチレン‐ヘキサンからの再結晶化で行った(m.p.14
5℃)。 スペクトル測定データIR:1740,1680,1645,1530,1155
cm-1; 1H NMR(360MHz,CDCl3 ):7.75(eH,t),3.96
(6H,s),3.38(6H,s),1.45(27H,s)ppm;MS:m/z530(M + ,
15),457(15),399(15),287(25),260(100),246(15),145(4
5),57(45)
u)3の製造 グリシンの tert-ブチルエステル(1.1g;9mmol)
及びニトリロ酢酸のトリメチルエステル(0.58g;
215mmol)の攪拌混合物を130℃に7時間加熱し
た。得られた固体物をシリカゲルカラムクロマトグラフ
ィーにより溶離液としてジクロロメタン中5%メタノー
ルを用いて精製し、透明黄色固体物の形で所望のトリエ
ステル(0.82g;63%)を得た。更に精製を塩化
メチレン‐ヘキサンからの再結晶化で行った(m.p.14
5℃)。 スペクトル測定データIR:1740,1680,1645,1530,1155
cm-1; 1H NMR(360MHz,CDCl3 ):7.75(eH,t),3.96
(6H,s),3.38(6H,s),1.45(27H,s)ppm;MS:m/z530(M + ,
15),457(15),399(15),287(25),260(100),246(15),145(4
5),57(45)
【0020】例3:中間体(II-1)の製造 〔HN+ (CH2CONHCH2COOH)3〕CF3
COO- (化合物MNM‐50)(II-1) CH2Cl2(24ml)中N(CH2CONHCH2C
OOtBu)3(I;0.5g;0.93mmol)の溶液
にCF3COOH(24ml)を加えた。反応混合液を2
0℃で18時間攪拌した。揮発性物質を真空下蒸発によ
り除去し、しかる後ジエチルエーテルを残渣に加えて、
白色固体物を沈澱させた。白色固体物を濾取し、エーテ
ル(5mlで5回)で洗浄し、真空下で乾燥させた。収量
=0.38g,86% スペクトル測定データ:1 H NMR(d6 DMSO)=3.58シングレット(2H)N-CH2 3.85ダブレット (2H)NH-CH2 (3jH-H=5.8Hz) 8.58シングレットワイド(1H)NH NMR19F( 1H)(DMSO)=-74.5ppmシングレット
COO- (化合物MNM‐50)(II-1) CH2Cl2(24ml)中N(CH2CONHCH2C
OOtBu)3(I;0.5g;0.93mmol)の溶液
にCF3COOH(24ml)を加えた。反応混合液を2
0℃で18時間攪拌した。揮発性物質を真空下蒸発によ
り除去し、しかる後ジエチルエーテルを残渣に加えて、
白色固体物を沈澱させた。白色固体物を濾取し、エーテ
ル(5mlで5回)で洗浄し、真空下で乾燥させた。収量
=0.38g,86% スペクトル測定データ:1 H NMR(d6 DMSO)=3.58シングレット(2H)N-CH2 3.85ダブレット (2H)NH-CH2 (3jH-H=5.8Hz) 8.58シングレットワイド(1H)NH NMR19F( 1H)(DMSO)=-74.5ppmシングレット
【0021】例4:中間体(III-1) の製造 Gd3〔N(CH2CONHCH2COO- )3〕
2(OH)3・3H2O(III-1) 水(150ml)中Gd2O3(0.256g;0.7mm
ol)の懸濁液に化合物MNM‐50(II;0.57g;
1.57mmol)を加えた。反応混合液を最初80℃で1
時間攪拌し、しかる後温度を100℃に上昇させ、攪拌
を4時間続けた。冷却後、白色固体物を濾取し、水、エ
タノールで洗浄し、しかる後ペンタンを真空下で乾燥さ
せた。収量=0.5g,58%
2(OH)3・3H2O(III-1) 水(150ml)中Gd2O3(0.256g;0.7mm
ol)の懸濁液に化合物MNM‐50(II;0.57g;
1.57mmol)を加えた。反応混合液を最初80℃で1
時間攪拌し、しかる後温度を100℃に上昇させ、攪拌
を4時間続けた。冷却後、白色固体物を濾取し、水、エ
タノールで洗浄し、しかる後ペンタンを真空下で乾燥さ
せた。収量=0.5g,58%
【0022】例5:錯体塩の製造 Gd3〔HN+ (CH2CONHCH2COO- )3〕
CF3COO-1/2CF3COOH・2H2O(IV-1)(G
d MNM‐50) 一部のGd3〔N(CH2CONHCH2CO
O- )3〕22(OH)3・3H2O(III;0.4g;
0.72mmol)を20℃でCF3COOH(0.1M;
100ml)に溶解した。すべての不溶性生成物を濾去
し、濾液を70℃で1時間しかる後20℃で18時間攪
拌した。揮発性物質を真空下蒸発により除去した。油状
残渣をジエチルエーテルで洗浄して白色固体物を得、こ
れを濾過により単離し、ジエチルエーテル(4mlで10
回)で洗浄し、真空下で乾燥させた。収量=0.43
g,83%
CF3COO-1/2CF3COOH・2H2O(IV-1)(G
d MNM‐50) 一部のGd3〔N(CH2CONHCH2CO
O- )3〕22(OH)3・3H2O(III;0.4g;
0.72mmol)を20℃でCF3COOH(0.1M;
100ml)に溶解した。すべての不溶性生成物を濾去
し、濾液を70℃で1時間しかる後20℃で18時間攪
拌した。揮発性物質を真空下蒸発により除去した。油状
残渣をジエチルエーテルで洗浄して白色固体物を得、こ
れを濾過により単離し、ジエチルエーテル(4mlで10
回)で洗浄し、真空下で乾燥させた。収量=0.43
g,83%
【0023】例6:結 果 緩和時間T1は37℃においてブルッチャー・ミニスペ
ク(Brucher Minispec)上20MHz 又はジェオール(Jeol)
上100MHz で測定した。浸透度は21℃、濃度0.0
5Mで浸透圧計〔ウェスカー社(Wescor Inc.)5100
B〕により測定した。研究は下記方法で摘出された組織
について行った。肝臓、脾臓、腎臓、血液サンプルのよ
うな選択された器官は、用量0.1mmol/kg の造影剤(I
V)静脈内注射の15分間後に殺された雌性ウイスター(W
istar)ラットから摘出した。本発明による式IVの化合物
(例5)(Gd MNM‐50)の緩和はミニスペク2
0MHz で測定した。結果は下記表1で示されている。
ク(Brucher Minispec)上20MHz 又はジェオール(Jeol)
上100MHz で測定した。浸透度は21℃、濃度0.0
5Mで浸透圧計〔ウェスカー社(Wescor Inc.)5100
B〕により測定した。研究は下記方法で摘出された組織
について行った。肝臓、脾臓、腎臓、血液サンプルのよ
うな選択された器官は、用量0.1mmol/kg の造影剤(I
V)静脈内注射の15分間後に殺された雌性ウイスター(W
istar)ラットから摘出した。本発明による式IVの化合物
(例5)(Gd MNM‐50)の緩和はミニスペク2
0MHz で測定した。結果は下記表1で示されている。
【0024】 表1 媒体 T1(msec) R1 (mM-1sec)-1 水 86* 11.6 ヒト血清アルブミン(2.5mg/100ml) 42 23.8 酢酸緩衝液pH=5、0.1M 90 11.1* 比較として100MHz でT1=100msec、R1=1
0 (mM-1sec)-1:錯体Gd(DTPA)2-の場合水中で
T1=180msec、R1=5.5 (mM-1sec)-1化合物G
d(MNM‐50)の浸透度は生理溶液(NaCl
0.9%)中において21℃、濃度0.05Mで測定し
た。Gd(MNM‐50)は353mosmol/kg の浸透度
を有する。この結果はGd(DTPA)2-で得られた浸
透度と比較されるが、その浸透度は398mosmol/kg で
あり、その場合にマグネビスト(Magnevist) 0.2mlが
塩水溶液で2mlに希釈された。したがって、Gd(MN
M‐50)の場合における明確に弱い浸透度と同様に錯
体Gd(DTPA)2-の場合よりも顕著に大きな緩和が
本発明の化合物Gd(MNM‐50)で認められた。
0 (mM-1sec)-1:錯体Gd(DTPA)2-の場合水中で
T1=180msec、R1=5.5 (mM-1sec)-1化合物G
d(MNM‐50)の浸透度は生理溶液(NaCl
0.9%)中において21℃、濃度0.05Mで測定し
た。Gd(MNM‐50)は353mosmol/kg の浸透度
を有する。この結果はGd(DTPA)2-で得られた浸
透度と比較されるが、その浸透度は398mosmol/kg で
あり、その場合にマグネビスト(Magnevist) 0.2mlが
塩水溶液で2mlに希釈された。したがって、Gd(MN
M‐50)の場合における明確に弱い浸透度と同様に錯
体Gd(DTPA)2-の場合よりも顕著に大きな緩和が
本発明の化合物Gd(MNM‐50)で認められた。
【0025】下記表2は注射用量0.1mmol/kg のGd
(MNM‐50)又はGd(DTPA)2-に関するラッ
トから摘出された組織のインビトロにおけるT1の測定
値を示す。 表2 化合物 Gd(MNM-50) Gd(DTPA)2- コントロール 器官 msec msec msec 肝臓 139 597 742 血液 138 782 1380 脾臓 330 805 973 腎臓 722 237 1230 図1は投与前及び用量0.1mmol/kg で化合物Gd(M
NM‐50)の投与後におけるラットの組織の写真を示
す。Gd(MNM‐50)の投与後における画像(右
側)は注射10分間後に撮影された。図で示されるよう
に、重要なコントラストが一方で肝臓及び腎臓と他方で
他の組織との間で得られる。造影剤Gd(MNM‐5
0)は更により顕著に肝臓で固定される。
(MNM‐50)又はGd(DTPA)2-に関するラッ
トから摘出された組織のインビトロにおけるT1の測定
値を示す。 表2 化合物 Gd(MNM-50) Gd(DTPA)2- コントロール 器官 msec msec msec 肝臓 139 597 742 血液 138 782 1380 脾臓 330 805 973 腎臓 722 237 1230 図1は投与前及び用量0.1mmol/kg で化合物Gd(M
NM‐50)の投与後におけるラットの組織の写真を示
す。Gd(MNM‐50)の投与後における画像(右
側)は注射10分間後に撮影された。図で示されるよう
に、重要なコントラストが一方で肝臓及び腎臓と他方で
他の組織との間で得られる。造影剤Gd(MNM‐5
0)は更により顕著に肝臓で固定される。
【図1】投与前(左側)及び用量0.1mmol/kg で化合
物の投与後(右側)におけるGd造影剤(MNM‐5
0)でのMRIによるラットの器官の画像を示す生物の
形態写真である。
物の投与後(右側)におけるGd造影剤(MNM‐5
0)でのMRIによるラットの器官の画像を示す生物の
形態写真である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ワシフ、ユサン ベルギー国ウクル、ショーセ、ダルサンベ ール、1031 (72)発明者 ジョン、リチャード、ソーンバック ベルギー国ウクル、アブニュ、ドゥ、ロー ルヌ、37
Claims (18)
- 【請求項1】キレート化剤及び常磁性金属陽イオン間の
錯体で構成されるNMR画像用造影剤であって、 上記錯体が下記式I: 【化1】 又はこの錯体の生理学上許容される塩〔上記式中:n及
びn′は同一又は異なる1〜4の整数である;n及び
n′(R1,R2)及び(R4,R5)は各々同一であ
るか又は異なり、R3及び(R6,R7)はH、ハロゲ
ン、アルキル、アルコキシ、アリール、アルケニル、シ
クロアルキル、アリールアルキル基(可能であればハロ
ゲン、アルコキシ、アルキル、ニトリル、ニトロ又はア
ミノで置換されている)の中から選択され、更に>C
(R6,R7)は>C=Oも表すことができる;3つの
置換基Yは同一であるか又は異なり、H又は二価もしく
は三価常磁性金属陽イオンの陽イオン相当物又は無機も
しくは有機塩基から誘導される生理学上許容される陽イ
オンの陰イオン相当物を表すが、但し置換基Yのうち少
なくとも2つは常磁性金属の陽イオンのイオン相当物を
表す〕に相当することを特徴とする造影剤。 - 【請求項2】>C(R6,R7)が>C=Oを表す、請
求項1に記載の造影剤。 - 【請求項3】常磁性金属が遷移金属及びランタン系列元
素の二価又は三価イオンの中から選択される、請求項1
又は2に記載の造影剤。 - 【請求項4】常磁性金属がCo2+、Mn2+、Cu2+、C
r3+、Fe2+、Fe3+、Eu2+、Gd3+、Dy3+、Ho
3+の中から選択される、請求項1〜3のいずれか一項に
記載の造影剤。 - 【請求項5】キレート化剤及び常磁性金属陽イオン間の
錯体で構成され、造影剤が下記式II: 【化2】 又は下記式の生理学上許容される酸塩: 【化3】 〔上記式中X- は式HXの酸から誘導される陰イオンで
ある;Yは三価常磁性金属のイオン相当物を表す;n、
n′、R1、R2、R3、R4及びR5は前記意味を有
する〕に相当する、請求項1〜4のいずれか一項に記載
のNMR画像用造影剤。 - 【請求項6】X- がCl- 、Br- 、F- 、I- 、Cn
H2n+1COO- 、C6H5COO-、CnF2n+1COO
- を表す、請求項5に記載の造影剤。 - 【請求項7】R3=Hである、請求項1〜6のいずれか
一項に記載の造影剤。 - 【請求項8】R1、R2、R4及びR5がH、ハロゲン
及び可能であればハロゲンで置換されたC1‐C4のア
ルキル基の中から選択される、請求項1〜7のいずれか
一項に記載の造影剤。 - 【請求項9】R1=R2=R4=R5=Hである、請求
項1〜8のいずれか一項に記載の造影剤。 - 【請求項10】n=n′=1である、請求項1〜9のい
ずれか一項に記載の造影剤。 - 【請求項11】X- =CF3COO- である、請求項5
〜10のいずれか一項に記載の造影剤。 - 【請求項12】常磁性金属がガドリニウムGd3+イオン
である、請求項1〜10のいずれか一項に記載の造影
剤。 - 【請求項13】金属の錯体を形成しうるペプチド構造の
キレート化剤であって、 下記式: 【化4】 又はその生理学上許容される塩〔上記式中:n及びn′
は同一又は異なる1〜4の整数である;n及びn′(R
1,R2)及び(R4,R5)は各々同一であるか又は
異なり、R3及び(R6,R7)はH、ハロゲン、アル
キル、アルコキシ、アリール、アルケニル、シクロアル
キル基(可能であればハロゲン、アルコキシ、アルキ
ル、ニトリル、ニトロ又はアミノで置換されている)の
中から選択され、更に>C(R6,R7)は>C=Oも
表すことができる〕;に相当することを特徴とするキレ
ート化剤。 - 【請求項14】キレート化剤が下記式: 【化5】 又はその生理学上許容される塩(上記式中n、n′、R
1、R2、R4及びR5は請求項1〜11のいずれか一
項で示される意味を有する)に相当する、請求項13に
記載のキレート化剤。 - 【請求項15】キレート化剤が下記式: 【化6】 (上記式中X- は請求項2〜11で定義されるようなH
X酸から誘導される)を有する、請求項14に記載のキ
レート化剤。 - 【請求項16】請求項14又は15によるキレート化剤
と1種以上の金属陽イオンとで形成される金属錯体。 - 【請求項17】請求項1〜12のいずれか一項に記載さ
れたNMR画像用造影剤の製造方法であって、 キレート化剤が水性溶液中又は請求項13〜15のいず
れか一項に記載されたその塩の水性溶液中において中度
可溶性常磁性金属の化合物又は水相中のその懸濁液と混
ぜられることを特徴とする方法。 - 【請求項18】請求項13〜15のいずれか一項に記載
されたキレート化剤の製造方法であって、 下記式の化合物: 【化7】 を得るため下記式の化合物: 【化8】 を下記式の化合物: 【化9】 と反応させ、しかる後酸官能基が可能であればアンモニ
ウム塩を得るためその化合物を酸と反応させることで脱
保護されることを特徴とする方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
FR9008009 | 1990-06-26 | ||
FR9008009A FR2663544B1 (fr) | 1990-06-26 | 1990-06-26 | Agent de contraste pour l'imagerie par rmn et agents chelateurs comportant des structures peptidiques. |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0692871A true JPH0692871A (ja) | 1994-04-05 |
Family
ID=9398009
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3182034A Pending JPH0692871A (ja) | 1990-06-26 | 1991-06-26 | Nmr画像用造影剤及びペプチド構造からなるキレート化剤 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5344639A (ja) |
EP (1) | EP0465295A1 (ja) |
JP (1) | JPH0692871A (ja) |
CA (1) | CA2045451A1 (ja) |
FR (1) | FR2663544B1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7325247B2 (en) * | 1998-09-18 | 2008-01-29 | Fujitsu Limited | Information management method using a recording medium with a secure area and a user-use area |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5405601A (en) * | 1993-07-02 | 1995-04-11 | Mallinckrodt Medical Inc. | Functionalized tripodal ligands for imaging applications |
DE19507822B4 (de) * | 1995-02-21 | 2006-07-20 | Schering Ag | Substituierte DTPA-Monoamide der zentralen Carbonsäure und deren Metallkomplexe, diese Komplexe enthaltende pharmazeutische Mittel, deren Verwendung in der Diagnostik und Therapie sowie Verfahren zur Herstellung der Komplexe und Mittel |
US6843980B2 (en) | 2001-04-03 | 2005-01-18 | Theseus Imaging, Corp. | Methods for using annexin for detecting cell death in vivo and treating associated conditions |
US20050013778A1 (en) * | 2001-04-03 | 2005-01-20 | Theseus Imaging Corporation | Methods and compositions for predicting the response to a therapeutic regimen in a subject having a disease associated with cell death |
US9011816B2 (en) | 2011-03-25 | 2015-04-21 | Case Western Reserve University | Fibronectin targeting contrast agent |
Family Cites Families (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US2683740A (en) * | 1952-10-24 | 1954-07-13 | Monsanto Chemicals | 2, 2', 2'-nitrilotris |
US3424790A (en) * | 1966-05-11 | 1969-01-28 | Dow Chemical Co | Process for preparing carboxymethylated polyethylenimine and products produced by the same |
US4647447A (en) * | 1981-07-24 | 1987-03-03 | Schering Aktiengesellschaft | Diagnostic media |
DE3347534A1 (de) * | 1983-12-30 | 1985-07-11 | Hoechst Ag, 6230 Frankfurt | Neue amphotere verbindungen, diese verbindungen enthaltende gemische zur desinfektionsreinigung sowie verfahren zur herstellung dieser verbindungen und gemische |
US4639365A (en) * | 1984-10-18 | 1987-01-27 | The Board Of Regents, The University Of Texas System | Gadolinium chelates as NMR contrast agents |
WO1989000557A1 (en) * | 1987-07-16 | 1989-01-26 | Cockbain, Julian, Roderick, Michaelson | Aminopolycarboxylic acids and derivatives thereof |
GB8801646D0 (en) * | 1988-01-26 | 1988-02-24 | Nycomed As | Chemical compounds |
US5137711A (en) * | 1988-07-19 | 1992-08-11 | Mallickrodt Medical, Inc. | Paramagnetic dtpa and edta alkoxyalkylamide complexes as mri agents |
IE66694B1 (en) * | 1988-09-27 | 1996-01-24 | Nycomed Salutar Inc | Chelate compositions |
-
1990
- 1990-06-26 FR FR9008009A patent/FR2663544B1/fr not_active Expired - Fee Related
-
1991
- 1991-06-24 EP EP91401697A patent/EP0465295A1/fr not_active Withdrawn
- 1991-06-25 CA CA002045451A patent/CA2045451A1/fr not_active Abandoned
- 1991-06-26 US US07/719,715 patent/US5344639A/en not_active Expired - Fee Related
- 1991-06-26 JP JP3182034A patent/JPH0692871A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7325247B2 (en) * | 1998-09-18 | 2008-01-29 | Fujitsu Limited | Information management method using a recording medium with a secure area and a user-use area |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CA2045451A1 (fr) | 1991-12-27 |
US5344639A (en) | 1994-09-06 |
FR2663544A1 (fr) | 1991-12-27 |
EP0465295A1 (fr) | 1992-01-08 |
FR2663544B1 (fr) | 1994-05-06 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
DE69032761T2 (de) | Hydroxy-aryl metallchelate für bildformung zur nmr diagnose | |
US5077037A (en) | Novel compositions for magnetic resonance imaging | |
EP0603403B1 (en) | Novel chelating agent, complex compound composed of said agent and metallic atom, and diagnostic agent containing said compound | |
US5141740A (en) | Complexes and compositions for magnetic resonance imaging and usage methods | |
US5527522A (en) | Hydroxy-aryl metal chelates for diagnostic NMR imaging | |
US5318771A (en) | Hydroxy-aryl metal chelates for diagnostic NMR imaging | |
US5565184A (en) | Functionalized tripodal ligands for x-ray & radioactive imaging applications | |
JPH0920785A (ja) | 非イオン性常磁性イオン錯体およびこれを形成するための錯化剤 | |
US5242681A (en) | Lipophilic contrast agents for diagnostic image analysis | |
US5162109A (en) | Magnetic resonance imaging agents | |
US5138040A (en) | Composition for magnetic resonance imaging | |
JPH0692871A (ja) | Nmr画像用造影剤及びペプチド構造からなるキレート化剤 | |
US5314680A (en) | Polyazamacrocycles for magnetic resonance imaging | |
US5208375A (en) | Compositions for magnetic resonance imaging | |
US5858329A (en) | MRI diagnostic procedures using tripodal pyridinyl metal complexes | |
KR100251427B1 (ko) | 신규의 킬레이트제, 상기 킬레이트제와 금속 원자의 착 화합물, 및 상기 화합물을 포함하는 진단제 | |
EP0948361B1 (en) | Magnetic resonance blood pool agents | |
US5869025A (en) | Tripodal aromatic heterocycle carboxamide MRI contrast agents | |
JP3404787B2 (ja) | 新規ジエチレントリアミンペンタ酢酸誘導体、該誘導体と金属原子との錯化合物、及び該錯化合物を含む診断剤 | |
US5820851A (en) | Tripodal pyridine ligands as MRI contrast agents | |
US5824288A (en) | Thio-substituted pyridines as MRI ligand precursors | |
US5869026A (en) | Tripodal carboxamide ligands for MRI contrast agents | |
JPH0616606A (ja) | 新規キレート化剤、該キレート化剤と金属原子との錯化合物及びそれを含む診断剤 | |
WO1995032004A1 (en) | Functionalized bicyclo[2.2.1] heptane and [2.2.2] octane system as preorganized ligands for imaging applications | |
WO1994008630A1 (en) | Novel compositions for magnetic resonance imaging |