JPH069190Y2 - 伸縮継手 - Google Patents

伸縮継手

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Publication number
JPH069190Y2
JPH069190Y2 JP1987129601U JP12960187U JPH069190Y2 JP H069190 Y2 JPH069190 Y2 JP H069190Y2 JP 1987129601 U JP1987129601 U JP 1987129601U JP 12960187 U JP12960187 U JP 12960187U JP H069190 Y2 JPH069190 Y2 JP H069190Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate
bellows
connection plate
fixed connection
joint body
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1987129601U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6433828U (ja
Inventor
英郎 佐藤
信行 大井
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 【技術分野】
本考案は、軒樋の端部と軒樋の端部を間隔調整自在に接
続するための伸縮継手に関する。
【背景技術】
従来の伸縮継手は、断面U溝状をした継手本体内周の一
方端部に軒樋の端部と接続させるための固定接続板を固
設すると共に他方端部に可動接続板を摺動自在に設け、
この固定接続板と可動接続板との間に溝方向に沿って伸
縮自在となった柔軟な蛇腹板を配設してあった。そし
て、一方端部から継手本体内に挿入された軒樋の端部を
固定接続板に嵌着し、他方端部から継手本体内に挿入さ
れた軒樋の端部を可動接続板に嵌着して用いられてい
る。よって、軒樋が熱伸縮して軒樋の端部間の距離が変
わった場合には、これに追従して可動接続板が継手本体
内で摺動し、可動接続板の摺動に合わせて蛇腹板が伸縮
する構造となっていた。 しかし、軒樋の端部間の水漏れを防止する伸縮自在な蛇
腹板の両端は固定接続板と可動接続板とに固定されてい
るだけでほぼ全体は継手本体の内面から浮いているの
で、蛇腹板が縮んだ状態では蛇腹板が継手本体の内面か
ら離れて盛り上がり、盛り上がった蛇腹板の裏面と継手
本体の内面との間の大きな空間へ雨水が吹き込んだり、
蛇腹板を越えて雨水が漏れたりし、この雨水は更に継手
本体から下方の地上へ漏れ落ちるという欠点があった。
【考案の目的】
本考案は叙上のような技術的背景に鑑みて為されたもの
であり、その目的とするところは蛇腹板が伸縮しても継
手本体の内面から蛇腹板が膨れ上がるのを防止すること
ができるようにすることにある。
【考案の開示】
本考案の伸縮継手は、断面U溝状をした継手本体1内周
の一方端部に軒樋の端部と接続させるための固定接続板
2を固設すると共に他方端部に可動接続板3を摺動自在
に設け、この固定接続板2と可動接続板3との間に溝方
向に沿って伸縮自在となった蛇腹板4を配設し、固定接
続板2と可動接続板3の両方から蛇腹板4の表面を押さ
えて膨れ上がりを防止するための押さえ板5を延出し、
固定接続板2から延出した押さえ板5を蛇腹板4の表面
に沿わせると共にこの押さえ板5の蛇腹板4と反対側の
面に可動接続板3から延出した押さえ板5を沿わせ、両
押さえ板5、5を延出方向に相互にスライド自在に連結
して成ることを特徴とするものである。しかして、固定
接続板2もしくは可動接続板3の少なくとも一方から押
さえ板5を延出させて蛇腹板4の表面を押さえることが
できるようにしているので、蛇腹板4が縮んだ場合に
も、蛇腹板4の表面は押さえ板5に押さえられていて継
手本体1の内面から離れて浮き上がることがなく、蛇腹
板4の内面と継手本体1との間に雨水の漏れる大きな空
間ができるのを防止することができるものである。 以下本考案の実施例を添付図に基いて詳述する。継手本
体1は、鋼板の表面を塩化ビニル樹脂のような合成樹脂
層により被覆させた合成樹脂被覆鋼板などにより断面略
U溝状に成形されており、両側上端には軒樋の耳を挿入
するための耳受け部8が設けられている。また、継手本
体1内周面の両側端部には固定接続板2と可動接続板3
とが配設されており、固定接続板2は継手本体1に固定
されており、可動接続板3は溝方向に沿って摺動できる
ようになっている。また、継手本体1の内周面に面接す
るように配設され、溝方向に伸縮自在となった柔軟な軟
質合成樹脂製の蛇腹板4の両端は固定接続板2と可動接
続板3とに夫々固定されている。従って、可動接続板3
が摺動すると蛇腹板4が伸縮するようになっている。ま
た、固定接続板2と可動接続板3とには、夫々軒樋の端
を差し込むための溝6が設けられている。また、固定接
続板2と可動接続板3とからは、夫々押さえ板5が蛇腹
板4の上端部と平行に延出されており、両押さえ板5は
一方の押さえ板5に設けられたガイド溝7により摺動自
在に連結されている。従って、蛇腹板4が収縮しても表
面側を押さえ板5により押さえられているので、盛り上
がることがなく、蛇腹板4と継手本体1の内面との間に
大きな空間が生じることがなく、この大きな空間に雨が
吹き込んだり、蛇腹板4内の雨水が蛇腹板4の上端を越
えて漏れたりすることがないものである。
【考案の効果】
本考案は叙上のごとく固定接続板と可動接続板の両方か
ら押さえ板を延出させて蛇腹板の表面を押さえることが
できるようにしているので、蛇腹板が縮んだ場合にも、
蛇腹板の表面は押さえ板に押さえられていて継手本体の
内面から離れて浮き上がることがなく、蛇腹板の内面と
継手本体との間に雨水の漏れる大きな空間ができるのを
防止することができるものである。また固定接続板から
延出した押さえ板を蛇腹板の表面に沿わせると共にこの
押さえ板の蛇腹板と反対側の面に可動接続板から延出し
た押さえ板を沿わせたので、継手本体に対して移動しな
い固定接続板から延出した押さえ板によって可動接続板
から延出した押さえ板がスライド移動の際に蛇腹板の方
に振れ動くのを防止することができ、収縮時における蛇
腹板の膨れ上がり部分に可動接続板から延出した押さえ
板の先端が蛇腹板に引っ掛かり難くすることができて可
動接続板のスライド移動がスムーズにおこなうことがで
きるものである。さらに両押さえ板を延出方向に相互に
スライド自在に連結することによって、可動接続板から
延出された押さえ板が固定接続板から延出した押さえ板
にガイドされることになり、蛇腹板が収縮して膨れ上が
って押さえ板に力が加わっても、可動接続板が押さえ板
のガイドによって確実に平行スライド移動ができると共
に蛇腹板の伸縮時における可動接続板のスライド移動を
ガタつきなくスムーズにおこなえるようにすることがで
きるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す斜視図、第2図は同上
の断面図である。 1……継手本体、2……固定接続板、3……可動接続
板、4……蛇腹板、5……押さえ板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】断面U溝状をした継手本体内周の一方端部
    に軒樋の端部と接続させるための固定接続板を固設する
    と共に他方端部に可動接続板を摺動自在に設け、この固
    定接続板と可動接続板との間に溝方向に沿って伸縮自在
    となった蛇腹板を配設し、固定接続板と可動接続板の両
    方から蛇腹板の表面を押さえて膨れ上がりを防止するた
    めの押さえ板を延出し、固定接続板から延出した押さえ
    板を蛇腹板の表面に沿わせると共にこの押さえ板の蛇腹
    板と反対側の面に可動接続板から延出した押さえ板を沿
    わせ、両押さえ板を延出方向に相互にスライド自在に連
    結して成る伸縮継手。
JP1987129601U 1987-08-26 1987-08-26 伸縮継手 Expired - Lifetime JPH069190Y2 (ja)

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JP1987129601U JPH069190Y2 (ja) 1987-08-26 1987-08-26 伸縮継手

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JP1987129601U JPH069190Y2 (ja) 1987-08-26 1987-08-26 伸縮継手

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Publication Number Publication Date
JPS6433828U JPS6433828U (ja) 1989-03-02
JPH069190Y2 true JPH069190Y2 (ja) 1994-03-09

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ID=31384028

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55170324U (ja) * 1979-05-28 1980-12-06
JPS608008Y2 (ja) * 1979-05-31 1985-03-19 松下電工株式会社 軒樋継手

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6433828U (ja) 1989-03-02

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