JPH0691553B2 - 送受信装置 - Google Patents

送受信装置

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JPH0691553B2
JPH0691553B2 JP62157206A JP15720687A JPH0691553B2 JP H0691553 B2 JPH0691553 B2 JP H0691553B2 JP 62157206 A JP62157206 A JP 62157206A JP 15720687 A JP15720687 A JP 15720687A JP H0691553 B2 JPH0691553 B2 JP H0691553B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、CSMA/CD(搬送波感知多重アクセス/衝突
検出)方式による衝突検出機能付の送受信装置に関する
ものである。
〔従来の技術〕
第6図は例えば先に本発明者等が出願した従来のCSMA/C
D方式の光送受信装置を示している。第6図において、
1はパケット送信データの信号入力端子、2はダイパル
ス付号化回路、3はLEDドライバ、4はLED(発光素
子)、5a,5b,5c,5d,5e,5f,6c,6d,7c及び7dは光ファイ
バ、8a,8bは光コネクタ、9a,9bはズプライス点、10はス
ターカプラ、11はAPD(受光素子)、12はプリアンプ、1
3はパーシャルレスポンス(1,−1)フィルタ(以下、P
R(1,−1)フィルタと略す)、14は信号識別器、24は
衝突検出回路、25はデータ再生出力端子、26は衝突検出
パルス出力端子、27はタイミング抽出回路、28はブロッ
ク同期回路、29はレベル検出回路、30は規定電圧入力端
子、31は閾値電圧発生回路、32はキャリアオフ回路であ
る。
第7図はPR(1,−1)フィルタ13の出力波形図である。
図において、13aは低受光レベル側でのPR(1,−1)フ
ィルタ出力、13bは高受光レベル側でのPR(1,−1)フ
ィルタ出力、15aは低受光レベル側での閾値電圧、15bは
高受光レベル側での閾値電圧である。
第8図は信号衝突検出レベル差及び閾値電圧対受光電力
特性図である。
次に動作について説明する。第6図の信号入力端子1に
入力される送信信号は、第1表の信号系列に示される4
つの2ビットパターンで表わされる。ダイパルス符号化
回路2は、第1表に示す信号系列を対応するダイパルス
系列に変換する。
ダイパルス変換とは、1ビットデータを2ビットデータ
(0→10,1→01)に変換することをさす。LEDドライバ
3はダイパルス系列を電流変換してLED4を駆動し、ダイ
パルス系列に対応する光出力をLED4より出力せしめる。
LED4の出力は光ファイバ5aに出力され、光ファイバ5aは
光コネクタ8a,スプライス点9aにより光ファイバ5b及び5
cに接続される。光ファイバ5cより出力される光信号
は、スターカプラ10により複数の光ファイバ5d,6d及び7
dへほぼ均等に分配されて出力される。スターカプラ10
に入力される他の光ファイバ6c,7cから入力される光信
号も同様に複数の光ファイバ5d,6d及び7dへほぼ均等に
分配されて出力される。光ファイバ5dに入力された光信
号は、スプライス点9b,光コネクタ8bにより光ファイバ5
e,5fに接続され、光ファイバ5fの出力信号は、APD11に
出力される。APD11は、光信号電力に対応した電流信号
に変換しプリアンプ12へ出力する。プリアンプ12は、AP
D11の出力電流信号を電圧信号に変換するとともに増幅
して出力する。プリアンプ12の出力には、第1表に示す
ダイパルス系列に対応する電圧信号が伝送により少し歪
んで出力される。
PR(1,−1)フィルタ13は、入力信号をダイパルス系列
のビット周期T(第1表信号系列のビット周期の1/2)
だけ遅延した後、その時点の入力信号から引き算するフ
ィルタである。
PR(1,−1)フィルタ13の出力は、第1表に示す波形を
得る。第1表において、“×”は先行する前位信号に依
存することを示す。“−”は0と1の引き算,“+”は
1と0の引き算,“0"は0と0の引き算,“0”は1
と1の引き算時に発生する。“0”は光信号によりAP
D11で発生するショット雑音を“0"に比較して多く含
む。信号識別器14は、閾値電圧発生回路31より出力され
る,PR(1,−1)フィルタ13の出力に生じる0レベルよ
り僅かに低い−Δの閾値電圧とPR(1,−1)フィルタ13
の出力を比較し、比較結果を2値信号として出力する。
信号識別器14の出力は僅かに歪んでいるが、第1表に示
すようにPR(1,−1)フィルタ出力に対応した識別出力
を得る。もし、光ファイバ6cあるいは7cを経由して他の
送信器から同時に光信号(以後、衝突信号と呼ぶ)をス
ターカプラ10へ入力したとすると、以上に述べたと同様
にしてPR(1,−1)フィルタ13から出力されるが、信号
識別器14の出力においては、閾値電圧と最も近接した
“0"及び“0”レベルの信号に対する識別結果が衝突
信号の影響を受けやすい。第1表に、“0"及び“0
の発生する第3ビットが衝突信号により変化させられて
符号則が乱された出力(CRV)を示す。衝突検出回路24
は、タイミング抽出回路27から得られる周期Tのタイミ
ング信号により前記歪みを伴った信号識別器14の出力か
ら歪みを除くとともに、ブロック同期回路28から得られ
る周期2Tのタイミング信号により第1表の識別出力の第
2,第4ビットをサンプルし、第1表に示す再生出力を受
信データとしてデータ再生出力端子25へ出力する。また
第1表の識別出力の第4ビット目から先行3ビットのパ
ターンを監視し、識別出力が第1表に示すCRVパターン
に一致したときには衝突が発生したとして衝突検出パル
ス出力端子26に検出パルスを出力する。ただし、パケッ
ト先頭でブロック同期引込みが終了する迄は、該検出パ
ルスは出さない。第1表に示すCRVのうち“×001"は、P
R(1,−1)フィルタ出力の第3ビット目の0レベルが
前記閾値電圧に近接しているので、微少レベル衝突信号
が加わってもCRVパターンが出やすい。また前記0レベ
ルは、受信信号レベルが変化しても、閾値電圧−Δとの
距離は原理的には変化しないので無調で動作できる。た
だし、第1表に示すCRVのうち“×100"は第3ビット目
の0がショット雑音を多く含むため、非衝突時にもCR
Vを出力させやすいので、該パターンが検出されても衝
突とは判定しない。
次に衝突検出すべき信号のレベルについて述べる。第2
表に、CSMA/CDアクセス制御方式に従う光ローカルエリ
アネットワークの光レベルダイヤグラムの一例を示す。
第2表において、ファイバ内入射電力は第6図における
LED4から光ファイバ5aに結合するピーク光電力である。
ファイバは、第6図における5a,5b,5c,5d,5e及び5fの合
計長を示し、0から1km長を想定している。ファイバ損
失は、長さに応じて0から3.5dBの間の値を取る。
100ポートスターカプラは、第6図に示すスターカプラ1
0において、入力光ファイバ数,出力光ファイバ数100を
有するスターカプラをいう。100ポートスターカプラの
損失は、入出力光ファイバ間の信号減衰量で規定され
る。入出力光ファイバが異なると減衰量にも差異を生
じ、通常24.0dB〜26.5dBの範囲にある。光コネクタ,ス
プライスによる接続は、それぞれ0から2および0から
8点を想定している。それぞれ1個あたりの接続損失は
0.7dB及び0.16dBとした。受信器における再生出力の符
号誤り率が10-10以下となる受光レベル範囲は−45.0dBm
〜−34.0dBm(ピーク値)を想定している。信号衝突検
出レベル差は、衝突時にCRV検出パルス発生率が規定値
以上となる主信号と衝突信号のレベル差をさす。システ
ムマージンは実際に想定される受信レベルと受信器の受
信感度及び実際に想定される受信信号レベル差と信号衝
突検出レベル差の差を示す。受信信号レベル差は、LED4
の出力偏差およびLED4からスターカプラ10迄の損失差
(光ファイバ5a,5b,5c及び光コネクタ8a,スプライス9a
の長さ及び数量等による)およびスターカプラ10の損失
差によって発生する。通常、スターカプラ10を用いたシ
ステムでは、上り,下り同一仕様で設置されるので、信
号レベル差はスターカプラ10を除き全損失の1/2とな
る。第2表で示された光レベルダイヤグラムより、信号
衝突検出レベル差は受光電力が−45dBm〜−34dBmの間は
受光電力とともに大きくなる必要がある。これは、上り
経路およびスターカプラ10において、主信号に対しては
損失が最も大きくなる場合に発生する。受光電力が−37
dBm〜−34dBmにおいては、信号衝突検出レベル差は受光
電力とは無関係に8dBあればよい。この間の受光レベル
変化は、スターカプラ10から下りの経路の損失偏差のみ
により発生する。
次に、従来の衝突検出機能付送受信装置の衝突検出能力
について述べる。まず、信号識別器14の閾値電圧の設定
動作について説明する。レベル検出回路29は、PR(1,−
1)フィルタ13の出力レベルを監視し、出力レベルピー
ク値が規定電圧出力端子30から入力される規定電圧を越
えると出力“H"を保持し、規定電圧を越えない場合は出
力“L"を保持する。閾値電圧発生回路31は、レベル検出
回路29の出力が“L"のとき−Δ1,“H"のとき−Δ2の閾
値電圧を発生し、信号識別器14へ出力する。ここで、−
Δ2<−Δ1である。この結果、第7図において、低受
光レベル側でのPR(1,−1)フィルタ出力13aが信号識
別器14に入力されるとき閾値電圧15aが、高受光レベル
側でのPR(1,−1)フィルタ出力13bが信号識別器14に
入力されるとき閾値電圧15bが供給される。なお、受信
状態が終了するとキャリアオフ回路32から一定時間のパ
ルスがレベル検出回路29に入力され、レベル検出回路29
の出力は強制的に“L"となり、閾値電圧発生回路31の出
力は−Δ1となり、受信待機状態となる。
いま仮に、規定電圧入力端子30の入力を受光電力−35.5
dBmで閾値電圧が−Δ1から−Δ2に切り変わるように
設定したとし、閾値電圧−Δ1を受光電力が−37dBmに
おいて、信号衝突検出レベル差8dB,閾値電圧−Δ2を受
光電力が−35.5dBmにおいて信号衝突レベル差8dBとなる
ように設定したとする。このとき信号衝突検出レベル差
及び閾値電圧と受光電力の関係は第8図のようになる。
第8図において、受光電力が−37dBm以上においては、
受光電力−35.5dBmのポイント以外ではシステムから要
求されるより以上の衝突検出能力を有していることが分
かる。過剰な衝突検出能力は0レベルの僅かな波形歪み
に対しても敏感となり、受光レベルが高い側での衝突誤
検出の発生をまねく。
〔発明が解決しようとする問題点〕
従来の衝突検出機能付送受信装置は以上のように構成さ
れているので、LEDドライバ3,プリアンプ12及びPR(1,
−1)フィルタ13等には極低歪み特性が要求され、試験
調整時間が多く必要となる問題点があった。また、衝突
誤検出の発生しない受光電力の範囲も波形歪みにより制
限され、大きく取れないという問題点があった。
この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、試験調整時間を短縮できるとともに、衝突誤
検出の発生しない受光電力範囲を広くできる衝突検出機
能付送受信装置を得ることを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明に係る送受信装置は、PR(1,−1)フィルタ13
の出力振幅を検出するピーク検波器15と、このピーク検
波器15の出力電圧と予め設定された規定電圧とに基づき
ピーク検波器15の出力電圧が規定電圧より小さいとき一
定の閾値電圧を発生し、ピーク検波器15の出力電圧が規
定電圧より大きいときピーク検波器15の出力電圧に比例
した閾値電圧を発生して信号識別器14に供給する閾値電
圧発生回路16とを備えたものである。
〔作用〕 この発明においては、ピーク検波器15の出力電圧は受光
電力に対応するので、閾値電圧発生回路16からは、受光
電力が規定電圧に対応した受光電力以下のときは一定の
閾値電圧が信号識別器14に出力され、受光電力が規定電
圧に対応した受光電力以上のときは受光電力の上昇に比
例した閾値電圧が信号識別器14に出力される。これによ
り、受光電力の大きい領域でも安定した衝突検出動作が
得られる。
〔実施例〕
以下、この発明の一実施例を図について説明する。
第1図は実施例の送受信装置を示す構成図であり、第6
図従来例と同一符号は同一又は相当部分を示しており、
その説明は省略する。図において、15はPR(1,−1)フ
ィルタの出力振幅を検出するピーク検波器、16は閾値電
圧発生回路であり、17は規定電圧入力端子、18はオペア
ンプ、19はトランジスタ、20,21は抵抗、22は基準電圧
入力端子、23は定電流源である。上記オペアンプ18は、
規定の受光電力においてその出力が0Vとなるように規定
電圧入力端子17の電位が設定されており、ピーク検波器
15の出力と規定電圧入力端子17の電位の差をトランジス
タ19のベースへ出力する。トランジスタ19は、ベース入
力電圧が0Vでスイッチングするように規準電圧入力端子
22の電位が設定されており、ベース入力電圧が正のとき
ベース電圧に比例したコレクタ電流が抵抗20を介して流
れ、ベース入力電圧が負のときはコレクタ電流は0とな
る。従って、閾値電圧発生回路16の出力としては、受光
電力がオペアンプ18の規定電圧入力端子17の電位に対応
した受光電力以下のときは、定電流源23の電流値と抵抗
21の積となり、一定の閾値電圧が信号識別器14へ出力さ
れる。これに対して、受光電力がオペアンプ18の規定電
圧入力端子17の電位に対応した受光電力以上のときは、
定電流源23の電流値と,受光電力とオペアンプ18の規定
電圧入力端子17の電位に対応した受光電力の差に比例し
た電流値の和が抵抗21に流れるため、受光電力の上昇に
比例した閾値電圧が出力される。
第2図はピーク検波器検波特性図、第3図はトランジス
タ静特性図、第4図は閾値電圧発生回路入出力特性図で
あり、16aは閾値電圧、18aはオペアンプ出力である。第
5図はこの実施例による信号衝突検出レベル差及び閾値
電圧対受光電力特性図である。
次に動作について詳細に説明する。なお、第1図におい
て従来例と同一符号のものは従来と同様の動作を行うの
でその説明は省略する。ピーク検波器15はPR(1,−1)
フィルタ13の出力振幅を検出し、オペアンプ18へ入力す
る。ピーク検波器15は第2図に示すピーク検波器検波特
性を持つものとする。ピーク検波器入力振幅をVin〔Vp
−p〕,ピーク検波器出力電圧をVout〔V〕とすると、 Vout=Vin,Vos …(1) となる。ここでVosは定数で、検波効率は1とした。オ
ペアンプ18の規定電圧入力端子17には、(1)式におい
て規定の受光電力Pに対応したPR(1,−1)フィルタ
13の出力振幅Vが入力されたときのピーク検波器15の
出力電圧が入力される。従って、オペアンプ18の出力電
圧Vopは、 Vop=Vin−V …(2) となる。オペアンプ18の出力電圧Vopはトランジスタ19
のベースへ入力される。トランジスタ19は第3図に示す
トランジスタ静特性を持つものとする。すなわち、ベー
スエミッタ間電圧が一定電圧VBEより小さいとき遮断,
大きいとき導通となり微分抵抗rを有する。規準電圧
入力端子22はトランジスタ19のスイッチング電圧VBE
対応した電位 ,すなわち−VBEが与えられている。こ
のとき、抵抗20の抵抗値をRとすると、トランジスタ
19のコレクタ電流Icは、以下のようになる。
トランジスタ19のコレクタ電圧Vcは、抵抗21の抵抗値を
Rc,定電流源23の電流値をIoとすると、 となる。(4)式から受光電力が規定の受光電力P
り小さいときの閾値電圧Vthoは−RcIoとなる。ここで、
抵抗20の抵抗値Rを以下の式で定める。
このとき(4)式より、受光電力が規定の受光電力P
より大きいとき、 となり、PR(1,−1)フィルタ13の出力振幅に比例して
増加する閾値電圧が得られる。(5)式,(6)式よ
り、第4図に示す閾値電圧発生回路入出力特性図が得ら
れる。ここで仮に、規定の受光電力が−36.5dBmとなる
ように規定電圧入力端子17の電位を設定し、定電流源23
の電流値を受光電力−37.0dBmにおいて信号衝突検出レ
ベル差8dBとなるように設定したとすると、信号衝突検
出レベル差及び閾値電圧と受光電力特性図は第5図に示
すようになる。受光電力−36.5dBmまでは、信号衝突検
出レベル差は受光電力に比例して増加する。受光電力が
−36.5dBmより大きくなると、閾値電圧16aは(6)式で
示すように受光電力に比例して増加するため、信号衝突
検出レベル差は受光電力によらず8.5dBで一定となる。
このように受光電力−36.5dBm以上において閾値電圧16a
を受光電力に比例して増加させてもシステムから要求さ
れる信号衝突検出レベル差を確保しており、受光電力に
比例して影響が大きくなるPR(1,−1)フィルタ13出力
の0レベルの波形劣化に対応でき、衝突誤検出の起こら
ない受光電力を広く取ることができ、また、試験調整時
間も短縮できる。
なお、上記説明においては、規定の受光電力を−36.5dB
mとしたが、−37dBm以上であればどの受光電力であって
も上記と同様の効果が得られる。また、閾値電圧をPR
(1,−1)フィルタ出力の0レベルの僅かに下に設定す
る場合について述べたが、僅かに上に設定する場合につ
いても、第1図に示すピーク検波器15と閾値電圧発生回
路16を用いれば、ここで説明した実施例と同様の効果を
得ることができる。
〔発明の効果〕
以上のように、この発明によれば、ピーク検波器15でPR
(1,−1)フィルタ13の出力振幅を検出し、その出力電
圧が規定電圧以上において閾値電圧発生回路16により信
号識別器14の閾値電圧を上記出力電圧に比例して増加さ
せることにより、システムから要求される信号衝突検出
レベル差を確保しつつ、衝突誤検出の発生しない受光レ
ベル範囲の広い送受信装置が得られ、また試験調整時間
も短縮できるという効果も得られる。
【図面の簡単な説明】 第1図はこの発明の一実施例を示す構成図、第2図はピ
ーク検波器検波特性図、第3図はトランジスタ静特性
図、第4図は閾値電圧発生回路入出力特性図、第5図は
信号衝突検出レベル差及び閾値電圧対受光電力特性図、
第6図は従来の送受信装置の構成図、第7図はパーシャ
ルレスポンス(1,−1)フィルタの出力波形図、第8図
は従来の信号衝突検出レベル差及び閾値電圧対受光電力
特性図である。 図中、1は信号入力端子、2はダイパルス符号化回路、
3はLEDドライバ、4はLED、5a,5b,5c,5d,5e,5f,6c,6d,
7c及び7dは光ファイバ、8a,8bは光コネクタ、9a,9bはス
プライス点、10はスターカプラ、11はAPD、12はプリア
ンプ、13はパーシャルレスポンス(1,−1)フィルタ、
14は信号識別器、15はピーク検波器、16は閾値電圧発生
回路、17は規定電圧入力端子、18はオペアンプ、19はト
ランジスタ、20,21は抵抗、22は基準電圧入力端子、23
は定電流源、24は衝突検出回路、25はデータ再生出力端
子、26は衝突検出パルス出力端子、27はタイミング抽出
回路、28はブロック同期回路である。 なお、図中、同一符号は同一又は相当部分を示す。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】送信路側に、通信器を送信するパケット送
    信データをダイパルス系列に変換するダイパルス符号化
    回路を備え、受信器側に、送信信号を受信して所定の規
    則に従って交流変換するパーシャルレスポンス(1,−
    1)フィルタ、このフィルタの出力信号が供給され当該
    出力信号における零レベルより僅かにずれた閾値電圧で
    信号識別する信号識別器と、ダイパルス系列の復号のた
    めの同期確立後,上記信号識別器出力の符号列により符
    号遷移則違反を検出して受信パケットが衝突状態にある
    ことを検出する衝突検出回路とを備えた衝突検出機能付
    の送受信装置において、上記パーシャルレスポンス(1,
    −1)フィルタの出力振幅を検出するピーク検波器と、
    このピーク検波器の出力電圧と予め設定された規定電圧
    とに基づきピーク検波器の出力電圧が規定電圧より小さ
    いとき一定の閾値電圧を発生し、ピーク検波器の出力電
    圧が規定電圧より大きいときピーク検波器の出力電圧に
    比例した閾値電圧を発生して信号識別器に供給する閾値
    電圧発生回路とを備えたことを特徴する送受信装置。
  2. 【請求項2】閾値電圧発生回路は、ピーク検波器の出力
    電圧と規定電圧入力端子から入力される規定電圧との差
    を出力するオペアンプと、このオペアンプの出力が負の
    とき遮断,正のとき導通となるトランジスタと、このト
    ランジスタのスイッチングレベルを設定する基準電圧入
    力端子と、上記トランジスタのコレクタ電流値を設定す
    る抵抗と、上記トランジスタのコレクタ電流を流すこと
    により閾値電圧を発生させる抵抗と、この抵抗に一定電
    流を供給する定電流源とから成ることを特徴とする特許
    請求の範囲第1項記載の送受信装置。
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