JPH0690174B2 - 炭酸塩イオン選択性膜 - Google Patents

炭酸塩イオン選択性膜

Info

Publication number
JPH0690174B2
JPH0690174B2 JP60044949A JP4494985A JPH0690174B2 JP H0690174 B2 JPH0690174 B2 JP H0690174B2 JP 60044949 A JP60044949 A JP 60044949A JP 4494985 A JP4494985 A JP 4494985A JP H0690174 B2 JPH0690174 B2 JP H0690174B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ion
membrane
electrode
sodium
carbonate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP60044949A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6110759A (ja
Inventor
エデイ、チヤパトウオー
ダブルユー、ジエイムズ、スカツト
Original Assignee
テクニコン、インストルメンツ、コ−ポレ−シヨン
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by テクニコン、インストルメンツ、コ−ポレ−シヨン filed Critical テクニコン、インストルメンツ、コ−ポレ−シヨン
Publication of JPS6110759A publication Critical patent/JPS6110759A/ja
Publication of JPH0690174B2 publication Critical patent/JPH0690174B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N27/00Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means
    • G01N27/26Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means by investigating electrochemical variables; by using electrolysis or electrophoresis
    • G01N27/28Electrolytic cell components
    • G01N27/30Electrodes, e.g. test electrodes; Half-cells
    • G01N27/333Ion-selective electrodes or membranes
    • G01N27/3335Ion-selective electrodes or membranes the membrane containing at least one organic component

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Electrochemistry (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Analytical Chemistry (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Immunology (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • Investigating Or Analysing Biological Materials (AREA)
  • Measurement Of The Respiration, Hearing Ability, Form, And Blood Characteristics Of Living Organisms (AREA)
  • Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)
  • Manufacture Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、電極とこれ等の電極と共に使うイオン選択性
膜との分野、ことにヒトの血液、血清又は血漿の二酸化
炭素含量に関連するような炭酸塩イオンにとくに応答す
る前記のような膜及び電極に関する。
血漿の正常なpHは、7.4であり、それはHCO 対H2CO3
比を定める〔ヘンダースン‐ハツセルバルク(Henderso
n-Hasselbalch)の式により〕。血液pHの乱れは呼吸系
及び腎臓系の適当な応答により補償される。従つて酸‐
塩基状態を定めるには複数の分析が必要である。このよ
うな測定の一例に血液の二酸化炭素含量の分析がある。
血液中に溶解した二酸化炭素は赤血球の内部及び血漿の
間と血漿内とで平衡状態にある。二酸化炭素は、溶解二
酸化炭素(CO2)、炭酸(H2CO3)、炭酸水素塩イオン
(HCO )及び炭酸塩イオン(CO 2)として、又たんぱ
く質の遊離アミノ基に結合した炭酸塩イオン(RNHCO
O-)として存在する。全濃度は、CO2が存在する全部の
形の各濃度の和として定義される。血液、血清又は血漿
内の全二酸化炭素を測定する多くの方法では、結合CO2
(HCO 、CO 2及びRNHCOO-)を遊離CO2(H2CO3及び溶
解CO2)に変換する酸性試薬中に生物学的流体を加え
る。全二酸化炭素の測定法として、一定容積のガスの圧
力の増加を測定する抽出法(たとえば透析)又は平衡法
が使われている。全CO2の電位差測定は炭酸塩イオン選
択性電極を使つて行われる。この場合Anal.Chim.Acta.7
6号155-164(1975年)のハーマン(Herman)及びレヒニ
ツツ(Rechnitz)の論文に記載してあるように、試験に
先だつて緩衝溶液を加えることにより比較的高いpH値に
おける試料のpHの固定を必要とする。
ワイズ(Wise)を発明者とする米国特許第3,723,281号
明細書には炭酸水素塩イオン感応電極について記載して
ある。この電極ではそのイオン感応部分は、トリフルオ
ルアセチル‐p-アルキルベンゼンと水溶性の低いアルコ
ールとから成る二重溶媒系中に溶解した高分子量の第四
アンモニウム塩を含む有機溶液である。液体‐感応成分
を含むこの種の電極は、当業界に比較的最近知られてい
る固体系の他の電極に比べて寿命が一層短く安定性及び
選択性が一層低い。
キム(Kim)等を発明者とする米国特許第4,272,328明細
書にはイオン選択性電極多層分析部片について記載して
ある。この分析部片は、イオノフオア(ionophore)含
有膜と、分析される溶液のpHを約7.5ないし約9.5の間に
制御するのに十分な量の緩衝液と親水性結合剤とから成
る緩衝区域とを備えている。これ等の条件のもとではこ
の分析部片は、ゲンチシン酸塩、サリチル酸塩及びp-ア
ミノサリチル酸塩の干渉作用を比較的受けにくくなる。
この特許明細書には、ヘパリンのような種から又は遊離
脂肪酸、トリグリセリド又は脂質のように血清に対し内
因生の大きい分子量の分子から干渉を避けることは何等
記載されてない。この明細書には又、別個の緩衡液保護
膜は別として、イオノフオア膜に選択性を高めるように
炭酸塩イオン以外のイオンを排除するのに有効な特定の
分子の使用について何等記載されてない。重合不活性支
持体材料として使われるポリ塩化ビニルに関して疎水性
結合剤について記載してあるだけである。第四アンモニ
ウム塩の使用は一般に記載され、置換体に低級アルキル
成分を含む第四アンモニウム塩だけを例示してある。
干渉種の影響を避けることは、種種の電位差測定法で試
みられている。たとえば固体重合体膜を使う塩化物イオ
ン選択性電極が記載されている。この膜は実質的には適
正な第四アンモニウムイオンを含む可塑化ポリスチレン
被膜であり、又塩化物以外の陰イオンを排除するように
適当なスルホン酸を含む。これはAnal.Chem.53:588−59
3(1981年)所載のオカ(Oka)等の論文に記載してあ
る。
Anal.Chim.Acta.141:57-64(1982年)所載のメイヤーホ
フ(Meyerhoff)等の論文には炭酸塩選択性重合体膜電
極について記載してある。この膜電極では、第四アンモ
ニウムイオンはアリカツト(Aliquat)336であり、イオ
ノフオアはトリフルオルアセチル‐p-ブチルベンゼンで
あり、そして可塑剤はセバシン酸ジ‐(2-エチルヘキシ
ル)又はフタル酸はジ‐オクチルであり、そして重合不
活性支持体材料はポリ(塩化ビニル)である。この論文
で報告されたデータによれば、とくにその第四図に示し
てあるように応答時間が比較的遅くサリチル酸塩からの
干渉の影響が比較的著しい。
最近の刊行物としてAnal.Chem.54:423-429(1982年)の
シモン(Simon)等の論文には、イオン交換体としてエ
タノールアミンを使う炭酸水素塩電極について記載して
ある。しかしこの電極では生物学的に共通の塩化物陰イ
オンが存在する。この装置では応答時間が過度に長い
(5ないし15分)。
要するにイオン化種を隔膜体に含ませることにより、電
位差計式センサを同様な電荷を持つイオンからの干渉を
避けるようにしてある。これ等のセンサは、干渉イオン
を隔膜体から物理的に反撥することにより、これ等のイ
オンが電極電位の生成に及ぼす影響を最少にするように
作用する。積層構造は干渉種に対して拡張障壁として作
用する(たとえば吸着により)が、応答時間は必ず遅く
なる。
前記した従来の場合とは異つて本発明によれば、遊離脂
肪酸、ヘパリン、サリチル酸塩等のような血清成分及び
血漿成分からの干渉を比較的受けにくく比較的早い試料
分析速度の得られる応答安定性を生ずる、炭酸塩イオン
選択性及びこのような隔膜を協働させた電極が得られ
る。
本発明による炭酸塩イオン選択性膜は、(a)重合不活
性支持体材料と、(b)この支持材料を有効的に可溶化
する可塑剤と、(c)第四アンモニウムイオンと、
(d)炭酸塩イオンに優先的に反応するイオノフオア
と、(e)炭酸塩イオン以外のイオンを有効的に排除す
る疎水性分子とを包含する。膜組成への疎水性分子の添
加は2つの目的に役立つ。第1にこの分子はマトリック
スへの有機成分の結合に役立つ。第2にこの分子は、溶
液相から帯電種すなわち陰イオン及び陽イオンを反撥す
ることにより、イオノフオアとの選択的錯化合物生成を
介して膜内に入る炭酸塩種に対する選択性を高める。第
四アンモニウムイオンはC7ないしC9第四アンモニウムイ
オンが好ましい。この場合可塑剤は、C7ないしC9第四ア
ンモニウムイオンに対する炭酸塩イオンの結合を最も強
くするのに有効なものであるように選ぶ。
さらに本発明によれば、前記した膜に電気化学的に接触
する内部参照部片を備えた炭酸塩イオン選択性電極が得
られる。この電極は、新らたに認められた多重層分析部
片構造と共に一層普通の電極構造を含む種種の物理的構
造のうちの任意のものでよい。
本発明によれば、連続流れ式又は乾式の分析装置に使う
ようにした電極にとくに有用な炭酸塩選択性膜が得られ
る。このような電極は一般に、液体媒体で分析を実施す
るのに使われている。分析しようとする液体媒体は、二
酸化炭素種の全濃度を求める二酸化炭素含有の天然に生
じた又は人口的に生成した液体でよい。これ等の媒体は
通常水性流体又は生物学的流体又はその希釈液である。
分析することのできるこのような生物学的流体には、血
清、血漿及び羊水がある。
本発明の膜は、重合不活性支持体材料から形成した寸法
的に安定なマトリックスを備えている。重合不活性支持
体材料は、通常塩化ビニル重合体好ましくはポリ(塩化
ビニル)のような極めて高い分量の塩化ビニルホモポリ
マ‐(約140,000より高い分子量)である。重合不活性
支持体材料は、とくに電極と協働して膜を取り扱い使用
するのに適当な寸法的に安定な特性を与える任意の他の
材料からも選ぶことができる。
本発明に使用する可塑剤はアジピン酸エステルが好適で
ある。このようなアジピン酸エステルのうちで最も好適
とするものはアジピン酸ジ‐(2-エチルヘキシル)であ
る。使用するのに適当な他のアジピン酸エステルには、
アジピン酸‐ジイソブチル、‐ジペンチル、‐ジデシ
ル、‐ジエトキシエチル、‐ジオクチル、‐ジアリル、
‐ジイソオクチル又は‐ジブチルがある。
イオン選択性電極はイオン実体だけに応答する。二酸化
炭素のイオン形は炭酸水素塩イオン(HCO )及び炭酸
塩イオン(CO 2)である。適当なイオノフオアは、こ
のような種と錯化合物を生成し又は相互に作用するよう
なものである。正に荷電した部分により、又は正方向に
分極した或はたとえば水素結合を介して陰イオンと相互
に作用する部分により、このような現象が生ずると考え
られる。所望の機能を果すほかにイオノフオアは、マト
リックスたとえば可塑化PVC中に可溶でなければならな
いが、水性相中で最小の溶解度を持たなければならな
い。この場合最良の分子は、たとえばカルボニル基を含
む比較的大きい分子、なるべくは官能基の炭素原子に直
接結合した電子吸引機能を持つ分子である。本発明に使
うのに適当なイオンフオアは、なるべくはp-置換又はo-
置換された高級アルキル置換されたフルオルアセトフエ
ノンを含み当業界にはよく知られたものである。このよ
うな高級アルキルフルオルアセトフエノンは好ましくは
C10‐C20フルオルアセトフエノンである。このようなフ
ルオルアセトフエノンの好適とする例には、p-ブチル‐
α,α,α‐トリフルオルアセトフエノンのようなα‐
置換されたトリフルオルアセトフエノンから成る群から
選んだものがある。p-デシル‐α,α,α‐トリフルオ
ルアセトフエノンの使用はなお一層望ましい。トリフル
オルアセトフエノン分子の疎水性が強いほど、とくに極
めて早く流れる連続流れ分析装置では、応答においてよ
り低い漂流が認められる。
本発明の膜は炭酸塩イオン以外のイオンを有効的に排除
する疎水性分子を含む。前記した成分のほかに含まれる
この疎水性分子は、適宜にヘテロ原子置換のできる少く
とも1種のC10炭化水素である。この疎水性分子の好適
とする例には、1-フエニルデカン、ジフエニルエーテ
ル、ドデカン、ブチルベンゼン及び十分な大きさのその
他のアルキル炭化水素又はアリール炭化水素がある。
膜には電荷キヤリアとして適宜、テトラ‐C7‐C9第四ア
ンモニウムイオンを含める。従つてこの分子は、窒素に
結合した4つの大きい分族たとえば、すべてC7‐C9炭化
水素範囲内にある互いに同じ又は互に異る炭化水素鎖を
持つものを含む。任意のアンモニウムのC7‐C9炭化水素
は同じものがよい。テトラ‐n-オクチルアンモニウムが
とくに望ましい。これ等より短い炭化水素鎖長さでは膜
から浸出する傾向があり、又前記したものより長い鎖長
さでは、おそらくは電荷キヤリアとの干渉イオンの協働
の立体障害に基づいて、向上した選択性が得られない。
各成分を好適とする範囲内に含む膜組成がこのようにし
て得られる。たとえば好適とする膜組成は、次のような
100分率(重量/重量)範囲内の次の成分すなわちテト
ラオクチルアンモニウムブロミド(5-10)とアジピン酸
ジ‐(2-エチルヘキシル)(30-45)とp-デシル‐α,
α,α‐トリフルオルアセトフエノン(16-20)とポリ
(塩化ビニル)(15-50)と1-フエニルデカン(5-10)
とから成つている。
以下本発明による炭酸イオン選択性膜の実施例を添付図
面について詳細に説明する。
第1回は流通(フロースルー)電極装置Aを示す。電極
装置Aは、通常銀/塩化銀線から成る内部参照電極6を
取付けた電極基部4を持つ電極ハウジング2を備えてい
る。内部参照電極6は参照電解質液室7内に自由に立つ
ている。参照電解質液室7は充てん口8を備えている。
充てん口8を経て外部の源(図示してない)から電解質
液10を導入する。室7内に示され補助電極6を覆う電解
質液10は、電極6及び膜オリフイス12間を流体により電
解接触の状態にする。
膜14は上面16及び下面18を持つ。膜上面16は、オリフイ
ス12の口を覆いこのようにして電解質液10に対し流体に
より電解接触の状態になる。膜14は、前記したようにし
て作られ本発明によりこの膜内に各陰イオン種よりも炭
酸塩イオンを優先的に導入できるように構成する。
電極ハウジング2には導管ブロツク20を取付けてある。
導管22は、導管ブロツク20を通る試料Sの流れ用の通路
を形成する。試料Sは隔膜下面18に対し流体による電触
接触の状態になる。試料S中の炭酸塩イオンは隔膜14内
に入り、その濃度は他の陰イオンの干渉を受けないで測
定される。
例I この例により報告された実験では、互いに異る電荷キヤ
リア及び可塑剤を持つ膜を備えた電極のサリチル酸塩干
渉に対する感受性を比較する。
各膜は次のようにして作つた。それぞれ109ないし306mg
のポリ塩化ビニル〔ニユーヨーク州オンタリオのサイエ
ンテイフイツク・ポリマー・プロダクツ(Scientific P
olymer Products)カタログ♯PVC038〕と116ないし145m
gのp-ブチルα,α,α‐トリフルオルアセトフエノン
〔カリフオルニア州アーウインデール市のスペシアルテ
イ・オーガニツクス・インコ‐ポレイテツド(Specialt
y Organics,Inc.)とを含むテトラヒドロフラン〔ミシ
シツピー州ジヤクスン市のバーデイツク・エンド・ジヤ
クスン・ラボラトリズ(Burdick and Jackson Laborato
ries)のカタログ♯340〕各6mlのアリコート4つを調製
し、それぞれ次のものと混合した。
1)36ないし73mgのアリカツト336〔イリノイ州カンカ
キー市ヘンケル・コーポレイシヨン(Henkel Corp.)〕
及び218ないし327mgのセバシン酸ジ‐(2-エチルヘキシ
ル)〔ペンシルバニア州ウオーリントン市のポリサイエ
ンス・インコーポレイテツド(Polyscience,Inc.)カタ
ログ♯2222〕 2)36ないし73mgのトリオクチルプロピルアンモニウム
クロリド〔ニユーヨーク州ロチエスター市のイーストマ
ン・コダツク・カンパニ(Eastman Kodak Co.)のカタ
ログ♯P10341〕及び218ないし327mgのセバシン酸ジ‐
(2-エチルヘキシル) 3)36ないし73mgのテトラヘプチルアンモニウムクロリ
ド(前記のイーストマン・コダツク社カタログ♯9505)
及び218ないし327mgのセバシン酸ジ‐(2-エチルヘキシ
ル) 4)36ないし73mgのテトラヘプチルアンモニウムクロリ
ド及び218ないし327mgのアジピン酸ジ‐(2-エチルヘキ
シル)(前記のサイエンテイフイツク・ポリマー・プロ
ダクツカタログ♯P-132) 各溶液は各別の30mlビーカーに入れ、次でガラス栓で重
み付けしたろ紙で覆い(ちりや汚れの粒子を閉め出すよ
うに)、テトラヒドロフランが蒸発するように作動発煙
覆い内に夜通し入れ、ビーカーの底部に透明な耐久性の
ある膜シートを残した。このようにして形成した各シー
トはピンセツトで取出し、直径約5.0mmの円形部分を切
出し、各別のイオン選択性膜円板を形成した。各別の膜
円板はテクニコンフロースルー電極装置〔ニユーヨーク
州タリータウン市テクニコン・インスツルメンツ・コー
ポレイシヨン(Technicon Instruments Corporation)
製、上部ハウジング、部品♯023-B043-01を備えた部品
♯023-B044-01〕に取付けた。この電極装置は、内部参
照区画を形成し、0.1モルの塩化カリウム溶液を満た
す。或は塩化カリウム及び炭酸水素塩(ナトリウム又は
カリウム)の混合物を使つてもよい。この塩化カリウム
溶液は銀‐塩化銀内部参照電極及びイオン選択性膜上面
に接触する。下部ブロツク(前記テクニコン製部品♯02
3-0078-01)は、試料を支えこの試料をイオン選択性膜
の下面に接触させる。前記したフロースルー電極装置は
向流参照ブロツク(前記テクニコン製部品♯044-B082-0
1)に取付けた。このブロツクは銀‐塩化銀参照電極
(前記テクニコン製部品♯044-B079-01)を支える。両
電極からの出力はSMAC増幅器(前記テクニコン製部品♯
203-B033-01)に送る。信号の増幅差はVEW3056型記録器
〔GA州シエナンドウ市のヨコガワ・エレクトリツク・ウ
ワークス・リミテツド(Yokogawa Electric Works,Lt
d.)製に送る。この連続流れ装置には、向流参照溶液を
送り、又1対10の希釈比で緩衝液と混合した試料を120
試料/時の試料採取割合で連続流れ方式にして送る。緩
衝液は、試料と混合したときに炭酸塩イオンを生ずるよ
うに8.2より高いpHを持ち、又エチレンジアミンテトラ
酢酸と共に水銀コンプレクソンを含む。この水銀コンプ
レクソンは、各分析に等量ずつ加え電位陰イオン干渉の
値を減らす〔キユマー(kumar)による米国特許第4,19
6,056号明細書〕。
前記した電極は水性の15mM及50mMの炭酸水素ナトリウム
標準液を使つて校正した。これ等の標準液は又100mM塩
化ナトリウムを含んでいた。サリチル酸ナトリウム(干
渉種)を30mMの炭酸水素ナトリウム及び100mMの塩化ナ
トリウムの溶液に加えサリチル酸ナトリウムの最終濃度
が8mg/dlになるようにした。サリチル酸塩を含まない同
様な溶液をコントロールとして使つた。標準のネルンス
トの関係を使いmMの当量の付加的分析濃度に干渉(コン
トロールに比較したサリチル酸ナトリウムからの信号の
変動)を減らした。
結果 各試料に対するCO2濃度を観察した。参照濃度より高い
濃度がサリチル酸塩干渉によつて観察された。前記した
各膜を使うと電極に対するサリチル酸塩干渉の相対レベ
ルは次のようであつた。すなわち膜1(20mM)、膜2
(11mM)、膜3(7mM)及び膜4(4mM)である。
これ等のデータは、第四アルキルアンモニウムイオン交
換体を構成する比較的大きいアルキル機能により小さい
方の機能によるよりもサリチル酸塩からの干渉が低くな
ることを示す。セバシン酸エステルの代りにアジピン酸
エステル可塑剤を使うと、干渉はさらに減少する。
例II イオン選択性膜を使う二酸化炭素分析に対する干渉には
種種の陰イオン種が考えられる。この例で述べる実験に
より、標準組成の膜を持つ電極と比べて、前記したよう
な膜を持つ電極を使つて測定を行つて、種種の陰イオン
種に基づく干渉についてのデータが得られる。
この例で使う膜円板は、例Iに述べた手順及び試薬量に
従つて作つた。本発明による組成を使つて作つた膜は、
PVCと、p-デシル‐α,α,α‐トリフルオルアセトフ
エノン〔コロンビア特別区ワシントン市トランス・ワー
ルド・ケミカルズ・インコーポレイテツド(Trans Worl
d Chemicals,Inc.)〕と、テトラオクチルアンモニウム
ブロミド〔ニユーヨーク州ハウプペイジ市フルカ・ケミ
カル・インコーポレイシヨン(Fluka Chemical Corp.)
カタログ♯88000〕と、アジピン酸ジ‐(2-エチルヘキ
シル)と、1-フエニルデカン〔ウイスコンシン州ミルウ
オーキー市アルドリツチ・ケミカル・カムパニ(Aldric
h Chemical Co.)製〕とから成つている。従来の組成を
使つて作つた膜は、PVCと、p-ブチル‐α,α,α‐ト
リフルオルアセトフエノンと、イオン交換体としてのア
リカツト336と、可塑剤としてのセバシン酸ジ‐(2-エ
チルヘキシル)とから成つている。
作製後に各別の膜円板はそれぞれ電極ハウジングに取付
けた。この電極ハウジングは次で、例Iに述べた条件及
び試薬を使い120試料/時で試料採する連続流れ場所に
位置させた。
各電極は、15mM及び50mMの水性炭酸水素ナトリウム標準
液を使つて校正した。25mMの炭酸水素ナトリウム溶液に
干渉物質を加えた。この溶液はコントロールとして使つ
た。このように加えた干渉物質の最終濃度は、クマジン
(2mg/dl)、硝酸ナトリウム(5mM)、臭化ナトリウム
(10mM)、よう化カリウム(10mM)、シアン化カリウム
(10mM)、酢酸ナトリウム(10mM)、サリチル酸ナトリ
ウム(16mg/dl)ゲンチシン酸ナトリウム(16mg/dl)、
ナトリウムハイペイク(hypaque)(65mM)及びリチウ
ムヘパリン(28USP単位/ml)である。
結果 前記した分析手順で使うときは、本発明による好適とす
る組成IFを持つ前記膜と従来の標準の組成SFを持つ膜と
は次の成績を与えた(各データは、それぞれIF及びSFに
対し報告されそして25mMレベルにおける正の誤差100分
率として与えられる)。クマジン(0.0及び3.2)、硝酸
ナトリウム(0.0及び1.6)、臭化ナトリウム(1.2及び
1.6)、よう化カリウム(2.8及び44.0)、シアン化カリ
ウム(5.6及び11.2)、酢酸ナトリウム(0.0及び1.
6)、サリチル酸ナトリウム(2.4及び78.4)、ゲンチシ
ン酸ナトリウム(2.4及び8.0)、ナトリウムハイペイク
(6.0及び9.6)及びリチウムヘパリン(0.0及び9.6)。
これ等のデータは、好適とする組成IFが全部の場合にサ
リチル酸塩及びよう化物の存在のもとで最も著しく標準
組成SFよりすぐれたレベルで機能を果たすことを示す。
又かなりの量の取入れられたサリチル酸塩(アスピリ
ン)がたんぱく質に結合しこの状態では干渉することが
できない。すなわち前記の報告されたサリチル酸塩の干
渉は、一般の場合よりも高いレベルの利用できるサリチ
ル酸塩を含む溶液の分析に基ずくものであつた。試薬中
のHg(II)コンプレクソンの存在により性能が向上する
わけである。これが存在しないと、SFは、ヘパリンに対
して16.8、サリチル酸塩に対して116又シアン化物に対
し34の正の100分率誤差を生ずる。
例IIII この例で報告された実験では、炭酸塩イオン以外の陰イ
オンを排除するのに有効な適当な疎水性分子を加えない
で作つた膜を、これ等の膜がこれ等のイオンからの一層
強い干渉を示すかどうかを測定するように比較した。
この例で使つた膜円板は例Iで述べた手順及び試薬量に
従つて作つた。本発明による組成を使つて作つた膜は、
PVC、p-デシル‐α,α,α‐トリフルオルアセトフエ
ノン、テトラオクチルアンモニウムブロミド、アジピン
酸ジ‐(2-エチルヘキシル)及び1-フエニルデカンから
成つていた。適当な疎水性分子を含まない組成を使つて
作つた膜は、PVC、p-デシル‐α,α,α‐トリフルオ
ルアセトフエノン、テトラオクチルアンモニウムブロミ
ド及びアジピン酸ジ‐(2-エチルヘキシル)から成つて
いた。
調製後に各別の膜円板はそれぞれ電極ハウジングに取付
けた。この電極ハウジングは次で、例Iで述べた条件及
び試薬を使い120試料/時で試料採取する連続流れ場所
に位置させた。
各電極は15mM及び50mMの水性炭酸水素ナトリウム標準液
を使つて校正した。25mMの炭酸水素ナトリウム溶液に干
渉物質を加えた。この溶液はコントロールとして使つ
た。このような加えた干渉物質の最終濃度は、クマジン
(2mg/dl)、硝酸ナトリウム(5mM)、臭化ナトリウム
(10mM)、よう化カリウム(10mM)、シアン化カリウム
(10mM)、酢酸ナトリウム(10mM)、サリチル酸ナトリ
ウム(16mg/dl)、ゲンチシン酸ナトリウム(16mg/d
l)、ナトリウハイペイク(65mM)及びリチウムヘパリ
ン(28USP単位/ml)であつた。
結果 前記した分析手順に使つたときに、本発明による好適と
する組成IFを持つ前記膜と疎水性種を加えない組成OHを
持つ膜とは次の成績を生じた(データは、それぞれIF及
びOHに対し報告され25mMのレベルにおける100分率の正
の誤差として与えられる)。クマジン(0.0及び2.0)、
硝酸ナトリウム(0.0及び2.0)、臭化ナトリウム(1.2
及び1.2)、よう化カリウム(2.8及び10.0)、シアン化
カリウム(5.6及び10.0)、酢酸ナトリウム(0.0及び1.
2)、サリチル酸ナトリウム(2.4及び30.8)、ゲンチシ
ン酸ナトリウム(2.4及び5.6)、ナトリウムハイペイク
(6.0及び10.1)及びリチウムヘパリン(0.0及び0.
0)。
これ等のデータは、好適とする組成IFが多くの場合にサ
リチル酸塩及びよう化物の存在のもとで最も著しく比較
組成よりもすぐれたレベルで機能を果すことを示す。
以上本発明をその実施例について詳細に説明したが本発
明はなおその精神を逸脱しないで種種の変化変型を行う
ことができるのはもちろんである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の膜の1実施例を協働させるのに適当な
フロースルー電極装置の縦断面図である。 2……電極ハウジング、6……内部参照電極、10……電
解質溶液、14……膜、16……上面、18……下面、20……
導管ブロツク、22……導管、S……試料
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B01D 61/46 510 6953−4D C08J 5/22 9267−4F 7363−2J G01N 27/30 331 M (56)参考文献 特開 昭59−137851(JP,A) 特開 昭60−171446(JP,A) 特公 昭57−57656(JP,B2)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】寸法的に安定な重合不活性支持体材料中
    に、 (イ)この支持体材料を有効的に可溶化する可塑剤と、 (ロ)テトラC7〜C9第四アンモニウムイオンの形のイオ
    ン交換手段と、 (ハ)炭酸塩イオンと優先的に反応する高級アルキル置
    換されたフルオルアセトフェノンの形のイオノフォア
    と、 (ニ)1−フェニルデカン、ジフェニルエーテル、ドデ
    カン及びブチルベンゼンから成る群から選んだ、炭酸塩
    イオン以外のイオンを有効的に排除する疎水性分子を有
    する物質と を分散して成る、連続流れ式分析装置用の炭酸塩イオン
    −選択性膜。
JP60044949A 1984-03-09 1985-03-08 炭酸塩イオン選択性膜 Expired - Lifetime JPH0690174B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US58801884A 1984-03-09 1984-03-09
US6/588018 1984-03-09

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6110759A JPS6110759A (ja) 1986-01-18
JPH0690174B2 true JPH0690174B2 (ja) 1994-11-14

Family

ID=24352128

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP60044949A Expired - Lifetime JPH0690174B2 (ja) 1984-03-09 1985-03-08 炭酸塩イオン選択性膜

Country Status (5)

Country Link
EP (1) EP0155162B1 (ja)
JP (1) JPH0690174B2 (ja)
AU (1) AU568924B2 (ja)
CA (1) CA1272860A (ja)
DE (1) DE3583877D1 (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3408540A1 (de) * 1984-03-08 1985-09-19 Bayer Ag, 5090 Leverkusen Fungizide mittel
FI80800C (fi) * 1986-10-03 1990-07-10 Kone Oy Foerfarande foer bestaemning av den totala karbonathalten speciellt i en biologisk vaetska.
JPS63265153A (ja) * 1986-12-10 1988-11-01 Terumo Corp イオンキヤリヤ膜及びこれを備えたイオンセンサ
US5415746A (en) * 1992-12-21 1995-05-16 E. I. Du Pont De Nemours And Company Potentiometric ion determinations using enhanced selectivity asymmetric ion-selective membrane
AU4800099A (en) 1998-07-28 2000-02-21 Tokuyama Corporation Film responsive to bicarbonate ion
JP2006297370A (ja) * 2005-03-24 2006-11-02 Sekisui Chem Co Ltd 選択分離膜、及び、選択分離フィルター
JP6404049B2 (ja) * 2014-09-18 2018-10-10 株式会社日立ハイテクノロジーズ 流路一体型センサ
JP7716317B2 (ja) * 2020-12-01 2025-07-31 株式会社 堀場アドバンスドテクノ イオン選択性電極及びイオン濃度測定装置

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3723281A (en) * 1972-01-31 1973-03-27 Corning Glass Works Bicarbonate ion sensitive electrode
US4196056A (en) * 1978-10-30 1980-04-01 Technicon Instruments Corporation Ion selective electrode analysis
US4272328A (en) * 1979-12-05 1981-06-09 Eastman Kodak Company Buffer overcoat for CO2 ion-selective electrodes
JPS5757656A (en) * 1980-09-24 1982-04-06 Kanegafuchi Chemical Ind Manufacture of metallic foil lined laminated board
CA1207027A (en) * 1983-01-27 1986-07-02 Salvatore J. Pace Ion-selective layered half cell
JPS59137851A (ja) * 1983-01-28 1984-08-08 Hitachi Ltd 液膜形陰イオン選択性電極

Also Published As

Publication number Publication date
DE3583877D1 (de) 1991-10-02
CA1272860A (en) 1990-08-21
EP0155162B1 (en) 1991-08-28
EP0155162A3 (en) 1988-09-21
AU568924B2 (en) 1988-01-14
EP0155162A2 (en) 1985-09-18
JPS6110759A (ja) 1986-01-18
AU3956585A (en) 1985-09-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0033707B1 (en) Element for liquid analysis having interferent-removal zone and method for using same
US5174872A (en) Metal-free buffer for ion selective electrode-based assays
Martin et al. Response characteristics of ion selective electrodes based on dinonylnaphthalenesulfonic acid
US4810351A (en) Carbonate selective membrane and electrode
EP0603742B1 (en) Potentiometric ion determinations using enhanced selectivity asymmetric ion-selective membrane electrodes
WO2001088520A2 (en) Ion-selective solid-state polymeric membrane electrodes
EP0115346B1 (en) Liquid film type, anion-selective electrode
US4670127A (en) Ion-sensitive membrane electrode
EP0661535A1 (en) Ion sensor
JPH0690174B2 (ja) 炭酸塩イオン選択性膜
Kim et al. Chloride-selective membranes prepared with different matrices including polymers obtained by the sol–gel method
EP0300364B1 (en) Chloride ion-selective electrode
Cunningham et al. Sodium-selective membrane electrode based on p-tert-butylcalix [4] arene methoxyethylester
Szczepaniak Mercurated polystyrene as a sensor for anionic surfactants in ion-selective polymeric membrane electrodes
Hassan et al. Novel ibuprofen potentiometric membrane sensors based on tetraphenylporphyrinato indium (III)
Pranitis et al. Sulfite-sensitive solvent/polymeric-membrane electrode based on bis (diethyldithiocarbamato) mercury (II)
Lee et al. Asymmetric carbonate ion-selective cellulose acetate membrane electrodes with reduced salicylate interference
US5112471A (en) Ion selective electrode
Ferreira et al. An electrode of the second kind for aspirin determination in tablet formulations
US3655526A (en) Potentiometric titration process
US3801486A (en) Chloride sensing electrode
JP4662615B2 (ja) 乾式操作型イオン選択性電極及び液体中のイオンの存在又は量の決定法
Naushad A new ion-selective electrode based on aluminium tungstate for Fe (III) determination in rock sample, pharmaceutical sample and water sample
SUZUKI et al. A widely applicable electrode sensitive to basic drugs based on poly (vinyl chloride) membrane plasticized with tricresyl phosphate
Mazloum-Ardakani et al. Determination of salicylate by selective and sensitive polymer membrane electrode: with internal solution and solid contact