JPH068968B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH068968B2
JPH068968B2 JP59227420A JP22742084A JPH068968B2 JP H068968 B2 JPH068968 B2 JP H068968B2 JP 59227420 A JP59227420 A JP 59227420A JP 22742084 A JP22742084 A JP 22742084A JP H068968 B2 JPH068968 B2 JP H068968B2
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順児 渡辺
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Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 この発明は、例えば電子複写機に適用される画像形成装
置に関する。
〔発明の技術的背景とその問題点〕
一般に、電子複写機は原稿画像をそのまま用紙に複写し
たり、原稿画像を拡大あるいは縮小して複写する機能を
有している。
ところで、原稿画像には不要な部分が存在することがあ
る。しかし、従来の複写機は原稿画像を選択的に消去し
て複写することができないものであった。
〔発明の目的〕
この発明は上記事情に基づいてなされたものであり、そ
の目的とするところは、簡単な構成によって原稿画像の
任意の部分を消去して画像を形成することができる画像
形成装置を提供しようとするものである。
〔発明の概要〕
この発明は、走査手段に移動可能に設けられ、スポット
光を発生する指示手段を移動手段により移動することに
よって、原稿上の任意の位置を指示し、設定手段によっ
て指示手段により指示された原稿上の第1の点および第
2の点によって規定される領域を設定し、画像形成時
に、像担持体に対向して設けられ、消去手段を構成する
複数の発光素子を設定手段によって設定された領域に応
じて選択的に点灯させることにより、領域の内部又は外
部に対応する原稿の画像が像担持体上に形成されること
を防止するものであり、特に、移動手段によって指定手
段を移動する移動間隔および消去手段を構成する発光素
子の配置間隔を原稿の所定の位置を指定する指定手段の
スポット光の直径と等しくすることにより、等倍複写時
にはスポット光によって指定した領域と実際の消去領域
とのずれを防止でき、確実に所要の画像を消去可能とす
るものである。
〔発明の実施例〕
以下、この発明の一実施例について図面を参照して説明
する。
第14図および第15図はこの発明の画像形成装置たと
えば複写機を概略的に示すものである。すなわち、1は
複写機本体で、この本体1の上面には原稿を支承する原
稿台(透明ガラス)2が固定されている。この原稿台2
の近傍には開閉自在の原稿カバ11およびワークテーブ
ル12が設けられている。そして、上記原稿台2上にセ
ットされた原稿は、露光ランプ4およびミラー5,6,
7からなる光学系3が原稿台2の下面に沿って矢印a方
向に往復動することにより、その往復時に露光走査され
るようになっている。この場合、ミラー6,7は光路長
を一定に保持するようにミラー5の1/2の速度にて移動
する。上記光学系の走査による原稿からの反射光、つま
り露光ランプ4の光照射による原稿からの反射光は上記
ミラー5,6,7によって反射されたのち変倍用レンズ
ブロック8を通し、さらにミラー9によって反射されて
感光体ドラム10に導かれ、原稿の像が感光体ドラム1
0の表面に結像されるようになっている。
上記感光体ドラム10の矢印c方向に回転し、まず帯電
用帯電器11によって表面が帯電され、しかるのち原稿
の像がスリット露光されることにより静電潜像が形成さ
れ、この静電潜像は現像器12によってトナーが付着さ
れることにより可視像化されるようになっている。一
方、用紙(被画像形成体)Pは、選択された上段給紙カ
セット13あるいは下段給紙カセット14から送出ロー
ラ15あるいは16で1枚づつ取出され、用紙案内路1
7あるいは18を通ってレジストローラ対19へ案内さ
れ、このローラ対19によって転写部へ送られるように
なっている。ここで、上記各給紙カセット13,14
は、本体1の右側下端部に着脱自在に設けられていて、
後述する操作パネルにおいていずれか一方が選択できる
ようになっている。なお、上記各給紙カセット13,1
4はそれぞれカセットサイズ検知スイッチ601,602
によってカセットサイズが検知されるものである。この
検知スイッチ601,602はサイズの異なるカセットの
挿入に応じてオン−オフされる複数のマイクロスイッチ
により構成されている。
一方、転写部に送られた用紙Pは、転写用帯電器20の
部分で感光体ドラム10の表面と密着することにより、
上記帯電器20の作用で感光体ドラム10上のトナー像
が転写される。この転写された用紙Pは、剥離用帯電器
21の作用で感光体ドラム10から剥離されて搬送ベル
ト22を搬送され、その終端部に設けられた定着器とし
ての定着ローラ対23へ送られ、ここを通過することに
より転写像が定着される。そして、定着後の用紙Pは、
排紙ローラ対24によって本体1外のトレイ25に排出
されるようになっている。また、転写後の感光体ドラム
10は、除電用帯電器26によって除電された後、クリ
ーナ27で表面の残留トナーが除去され、さらに除電ラ
ンプ28で残像が消去されて初期状態に戻るようになっ
ている。なお、29は本体1内の温度上昇を防止するた
めの冷却ファンである。
第16図は本体1に設けられた操作パネル30を示すも
のである。301は複写開始を指令する複写キー、302
は複写枚数の設定などを行なうテンキー、303は各部
の動作状態や用紙のジャム等を表示する表示部、304
は上段、下段給紙カセット13,14を選択するカセッ
ト選択キー、305は選択されたカセットを表示するカ
セット表示部、306は複写の拡大、縮小倍率を所定の
関係で設定する倍率設定キー、307は拡大、縮小倍率
を無段階に設定するズームキー、308は設定された倍
率を表示する表示部、309は複写濃度を設定する濃度
設定部、30a,30b,30c,30dはそれぞれ後
述する原稿の消去位置を示すスポット光源を移動させる
操作キー、30eはスポット光源が示す座標位置を入力
する位置指定キー、30f,30gはそれぞれ指定され
た位置における消去範囲を指定する消去範囲指定キーで
ある。
第17図は上記のように構成された複写機の各駆動部の
駆動源構成例を示すもので、以下のようなモータで構成
される。すなわち、31はレンズ用モータで、変倍を行
なわせるための前記レンズブロック8の位置を移動させ
るためのモータである。32はミラー用モータで、変倍
を行なわせるための前記ミラー5とミラー6,7との間
の距離(光路長)を変更させるためのモータである。3
3は走査用モータで、前記露光ランプ4およびミラー
5、前記ミラー6,7を原稿走査のために移動させるた
めのモータである。34はシャッタ用モータで、変倍時
の感光体ドラム10への帯電器11による帯電幅を調整
するためのシャッタ(図示しない)を移動させるための
モータである。35は現像用モータで、前記現像器12
の現像ローラなどを駆動するためのモータである。36
はドラム用モータで、前記感光体ドラム10を駆動する
ためのモータである。37は定着用モータで、前記用紙
搬送路22、定着ローラ対23および排紙ローラ対24
を駆動するためのモータである。38は給紙用モータ
で、前記送出ローラ15,16を駆動するためのモータ
である。39は紙送り用モータで、前記レジストローラ
対19を駆動するためのモータである。40はファン用
モータで、前記冷却ファン29を駆動するためのモータ
である。
第18図は前記光学系3を往復移動させるための駆動機
構を示すものである。すなわち、ミラー5および露光ラ
ンプ4は第1キャリッジ411に、ミラー6,7は第2
キャリッジ412にそれぞれ支持されており、これらキ
ャリッジ411,412は案内レール421,422に案内
されて矢印a方向に平行移動自在となっている。即ち、
4相パルスモータ33はプーリ43を駆動する。このプ
ーリ43とアイドルプーリ44との間には無端ベルト4
5が掛渡されており、このベルト45の中途部にミラー
5を支持する第1キャリッジ411の一端が固定されて
いる。一方、ミラー6,7を支持する第2キャリッジ4
2のレール422の案内部46には、レール422の軸
方向に離間して2つのプーリ47,47が回転自在に設
けられており、これらプーリ47,47間にワイヤ48
が掛渡されている。このワイヤ48の一端は固定部49
に、他端はコイルスプリング50を介して上記固定部4
9にそれぞれ固定されている。また、上記ワイヤ48の
中途部には第1キャリッジ411の一端が固定されてい
る。したがって、パルスモータ33が回転することによ
り、ベルト45が回転して第1キャリッジ411が移動
し、それに伴って第2キャリッジ412も移動する。こ
のとき、プーリ47,47が動滑車の役目をするため、
第1キャリッジ411に対して第2キャリッジ412が1/
2の速度にて同一方向へ移動する。なお、第1,第2キ
ャリッジ411,412の移動方向は、パルスモータ33
の回転方向を切換えることにより制御する。
また、前記原稿台2には指定された用紙に対応する複写
可能範囲が表示される。即ち、用紙選択キー304によ
って指定された用紙サイズを(Px,Py)とし、倍率設定キ
ー306,307によって指定された複写倍率をKとする
と、複写可能範囲(x,y)は、 x=Px/K y=Py/K となる。この複写可能範囲(x,y)のうち、x方向は
原稿台2の裏面に配設された指針51,52によって表
示され、y方向は前記第1キャリッジ411の上面部に
設けられたスケール53によって表示されるようになっ
ている。
上記指針51,52は第19図に示す如く、プーリ5
4,55との間にスプリング56を介して掛渡されたワ
イヤ57に設けられている。前記プーリ55はモータ5
8によって回転されるようになされており、このモータ
58の回転が用紙サイズおよび倍率に応じて駆動される
ことにより、指針51,52の相互間距離が変えられる
ようになっている。
また、第1キャリッジ411は用紙サイズおよび倍率に
応じてモータ33が駆動されることにより、所定の位置
(倍率に応じたホームポジション)へ移動するようにな
っている。そして、複写キー301が押されると、第1
キャリッジ411は、先ず、第2キャリッジ412方向へ
移動され、その後ランプ4が点灯されて第2キャリッジ
412から離れる方向へ移動される。原稿の走査が完了
されると、ランプ4が消灯され、第1のキャリッジ41
1は前記ホームポジションに復帰される。
第20図は全体的な制御回路を示すもので、メインプロ
セッサ群71と第1,第2サブプロセッサ群72,73
とを主体に構成される。上記メインプロセッサ群71
は、操作パネル30および各種スイッチやセンサたとえ
ば前記カセットサイズ検知スイッチ601,602などの
入力機器75からの入力を検知し、前記各種帯電器を駆
動する高圧トランス76、前記除電ランプ28、前記ク
リーナ27のブレードソレノイド27a、前記定着ロー
ラ対23のヒータ23a、前記露光ランプ4、および前
記各モータ30〜40,58などを制御して、前述の複
写動作を行なうとともに、スポット光源131、パルス
モータ135、消去アレイ150、アレイ駆動部16
0、メモリ140などを制御して原稿の不要な部分を消
去する動作を行なう。尚、スポット光源131、パルス
モータ135、消去アレイ150、アレイ駆動部16
0、メモリ140は後述する。
上記モータ31〜40,58のうち、モータ35,3
7,40および現像器12にトナーを供給するトナー用
モータ77は、モータドライバ78を介してメインプロ
セッサ群71で制御され、モータ31〜34および13
5は、パルスモータドライバ79を介して第1サブプロ
セッサ群72で制御され、モータ36,39,38,5
8は、パルスモータドライバ80を介して第2サブプロ
セッサ群73で制御される。また、露光ランプ4はラン
プレギュレータ81を介してメインプロセッサ群71で
制御され、ヒータ23aはヒータ制御部82を介してメ
インプロセッサ群71で制御される。そして、メインプ
ロセッサ群71から第1,第2サブプロセッサ群72,
73へは各モータの駆動、停止命令が送られ、第1,第
2のサブプロセッサ群72,73からメインプロセッサ
群71へは各モータの駆動、停止状態を示すステータス
が送られる。また、第1サブプロセッサ群72には、モ
ータ31〜34の各初期位置を検出する位置センサ83
からの位置情報が入力されている。
第21図はメインプロセッサ群71の構成例を示すもの
である。すなわち、91はワンチップマイクロコンピュ
ータ(以後単にマイコンと略称する)であり、入出力ポ
ート92を介して図示しない操作パネルのキー入力検知
および各種表示制御などを行う。また、マイコン91は
入出力ポート93〜96によって拡張されている。そし
て、入出力ポート93には高圧トランス76、モータド
ライバ78、ランプレギュレータ81およびその他出力
などが接続され、入出力ポート94には用紙サイズを検
知するサイズスイッチおよびその他入力が接続され、入
出力ポート95には複写条件設定スイッチおよびその他
入力などが接続される。なお、入出力ポート96はオプ
ション用である。
第22図は第1サブプロセッサ群72の構成例を示すも
のである。すなわち、101はマイコンであり、メイン
プロセッサ群71と接続されている。102はパルスモ
ータの相切換間隔時間制御用のプログラマブル・インタ
ーバル・タイマであり、マイコン101から設定値がセ
ットされることにより、それに基づいてカウントし、カ
ウントアウトすると終了パルスをマイコン101の割込
ラインに出力する。上記タイマ102には基準クロック
パルスが入力されている。また、マイコン101には、
前記位置センサ83からの位置情報が入力されるととも
に、入出力ポート103,104が接続されている。そ
して、上記入出力ポート104には、前記パルスモータ
ドライバ79を介してモータ31〜34,135が接続
されている。なお、上記入出力ポート103は、各パル
スモータのステータス信号のメインプロセッサ群71へ
の出力などに使用される。
第23図は第2サブプロセッサ群73の構成例を示すも
のである。すなわち、111はマイコンであり、メイン
プロセッサ群71と接続されている。112はパルスモ
ータの相切換間隔時間制御用のプログラマブル・インタ
ーバル・タイマであり、マイコン111から設定値がセ
ットされることにより、それに基づいてカウントし、カ
ウントアウトすると終了パルスを出力する。この終了パ
ルスはラッチ回路113にラッチされ、その出力はマイ
コン111の割込ラインと入出力ポート入力ラインに供
給される。また、マイコン111には入出力ポート11
4が接続されており、この入出力ポート114には前記
パルスモータドライバ80を介してモータ36,38,
39,58が接続されている。
第24図はパルスモータの制御回路を示すもので、入出
力ポート121(第22図,第23図の入出力ポート1
04,114に相当)にはパルスモータドライバ122
(第20図のパルスモータドライバ79,80に相当)
が接続され、このパルスモータドライバ122にパルス
モータ123(前記パルスモータ31〜34,36,3
8,39に相当)の各巻線A,,B,が接続され
る。
第25図はパルスモータの速度制御方法を示すもので、
(a)図はパルスモータの速度曲線であり、(b)図は相切換
間隔を示している。この図から明らかなように、始めは
相切換間隔が長く、徐々に短くし、やがて等間隔にな
り、再び徐々に長くなり、停止する。すなわち、これは
パルスモータのスルーアップおよびスルーダウンを示
し、始めは自起動領域から立上り、高速領域で使用し、
やがて立下ることである。なお、t1,t2…tXは相切換間
隔の時間を示す。
次に、この発明の要部について説明する。第1図,第2
図において、第1キャリッジ411にはランプ4の光が
遮られた部分にランプ4に沿ってガイド軸130が設け
られており、このガイド軸130には原稿の消去範囲を
指示する手段としてのスポット光源131が移動自在に
設けられている。このスポット光源131は第2図に示
す如く、原稿台2に対向して設けられた例えば発光ダイ
オードやランプ等の発光素子132およびレンズ133
からなり、発光素子132によって発生された光はレン
ズ133により、原稿台2に直径dなるスポット光とし
て照射されるようになっている。このスポット光は原稿
台2にセットされた例えば葉書き程度の厚みの原稿Gを
透過可能な輝度を有している。また、スポット光源13
1はガイド軸130に沿って配設されたタイミングベル
ト(歯付きベルト)134に連結されている。このタイ
ミングベルト134はパルスモータ135の回転軸に設
けられたプーリ136と従動プーリ137とに掛け渡さ
れている。したがって、パルスモータ135が回転され
ることによりスポット光源131は第1キャリッジ41
1の走査方向と直交する方向に移動される。また、ガイ
ド軸130のパルスモータ135側端部に位置する第1
キャリッジ411にはスポット光源131の初期位置を
検出するマイクロスイッチからなる位置センサ138が
設けられており、例えばスポット光源131が移動され
る場合、先ず、スポット光源131が位置センサ138
に当接して初期位置が検知されるようになっている。
次に、第3図乃至第5図を用い、上記スポット光源13
1を用いて原稿の消去範囲を指定する方法について説明
する。このスポット光源131は前述した操作キー30
a〜30dを操作することにより、スポット光の直径d
の整数倍で移動されるよう前記パルスモータ(33,1
35)が制御されるようになっている。即ち、操作キー
30b,30dを押すと、モータ33が駆動され、第1
キャリッジ411およびスポット光源131が走査方向
(第3図に示す矢印y方向)に移動される。また、操作
キー30a,30cを押すと、モータ135が駆動さ
れ、スポット光源131が走査方向と直交する方向(第
3図に示す矢印x方向)に移動される。操作者は原稿G
を透過したスポット光を目視しながら操作キー30a〜
30dを操作し、例えば第4図に示す原稿G上のS1
にスポット光を移動した状態で位置指定キー30eを押
す。すると、このS1で指定された座標位置が第18図
に示すメインプロセッサ群71に記憶される。同様にし
て原稿G上のS2点にスポット光を移動した状態で位置
指定キー30eを押すと、S2点の位置がメインプロセ
ッサ群71に記憶される。このスポット光の位置は例え
ばパルスモータ33,135の駆動パルス数を計数する
ことにより検知することができる。この後、消去範囲指
定キー30fを押すと、第4図(a)に示す如くS1,S2
点を対角点とする長方形の領域(斜線で示す)が消去範
囲として指定される。また、第4図(b)に示す如く原稿
GのS3点,S4点を指定し、消去範囲指定キー30gを
押すと、S3,S4点を対角点とする正方形以外の部分が
消去範囲として指定される。このように、消去範囲指定
キー30f,30gを押すと、指定された2点の位置に
基づいてメインプロセッサ群71で演算が行なわれ、前
記メモリ140には消去範囲部分にハイレベル信号
“1”、それ以外の部分にローレベル信号“0”が記憶
される。即ち、このメモリ140は例えば各列方向の容
量がスポット光源131のx方向の移動距離÷x方向の
位置解像度とほぼ一致され、各行方向の容量がスポット
光源131のy方向の移動距離÷y方向の位置解像度と
ほぼ一致されたRAMによって構成されており、メインプ
ロセッサ群71により供給されるデータにより、第4図
(a)の場合であれば、第5図(a)に示す如く、また、第4
図(b)の場合であれば第5図(b)に示す如く、斜線部に対
応するアドレスにハイレベル信号、それ以外のアドレス
にローレベル信号が記憶されるようになっている。
一方、第6図に示す如く、感光体ドラム10の例えば帯
電器11と露光部Phの間に消去手段としての消去アレイ
150が近接して設けられている。この消去アレイ15
0は第7図,第8図に示す如く、感光体ドラム10の回
転方向と直交する方向に複数個の遮光用セル151が配
列され、これらセル151の内部にそれぞれ第9図
(a),(b)に示す如く、例えば発光ダイオードからなる発
光素子152が設けられている。また、各セル151の
感光体ドラム10と対向する開口部には発光素子152
の光を感光体ドラム10の表面に集光するレンズ153
が設けられている。この消去アレイ150に配設される
発光素子の数は例えば前記メモリ140の列方向の容量
と一致されている。ここで、発光素子152相互間の距
離(消去ピッチ)をPとし、個数をN個とすると消去ア
レイ150の全長はQ=N×Pとなる。
上記消去アレイ150は前述したアレイ駆動部160に
よって駆動される。このアレイ駆動部160は第10図
に示す如く、前記メモリ140の列方向のビット数と同
一ビット数を有するシフトレジスタ161、このシフト
レジスタ161の内容が保持されるストアレジスタ16
2、このストアレジスタ162の各出力信号によってオ
ン,オフ制御される複数のスイッチ素子163からなる
スイッチ回路164によって構成されており、これらス
イッチ素子163の可動接片163aは接地され、固定
接点163bはそれぞれ消去アレイ150を構成する発
光素子(発光ダイオード)152の各カソードに接続さ
れている。これら各発光素子152のアノードは電流制
御用抵抗Rをそれぞれ介して電源Vccに接続されてい
る。
しかして、前述したように原稿の消去範囲を指定した
後、原稿カバー11を閉じ、複写キー301を押すと、第
1キャリッジ411および感光体ドラム10が動作され
るとともに、前記メモリ140より行方向(第5図に示
す)に1列分のデータが順次読出される。この読出され
たデータD1はクロック信号CLKにより、アレイ駆動部1
60のシフトレジスタ161に転送される。シフトレジ
スタ161に1列分のデータが転送された後、感光体ド
ラム10の帯電された部分が消去アレイ150に到達す
ると、メインプロセッサ群71よりラッチ信号LTHが出
力され、この信号に応じてシフトレジスタ161の内容
がストアレジスタ162に供給される。即ち、消去アレ
イ150は帯電器11と露光部Phとの間に配置されてい
るため、前記メモリ140より出力される1列分のデー
タは、例えば消去アレイ150と露光部Phの角度がθ1
であり、感光体ドラム10が角速度ωで回転していると
すると、θ1/ωより以前にストアレジスタ162に供
給されるようラッチ信号LTHの出力タイミングが制御さ
れている。
スイッチ回路164の各スイッチ素子163はこのスト
アレジスタ162の各出力信号によって制御される。つ
まり、ストアレジスタ162の出力信号がハイレベルで
ある場合はオンとされ、ローレベルである場合はオフと
される。この結果、各スイッチ素子163に接続された
発光素子152はスイッチ素子163がオンの場合点灯
され、オフの場合消灯される。したがって、感光体ドラ
ム10の帯電部分のうち、発光素子152が点灯された
部分は除電され、この除電された部分はその後露光され
ても静電潜像が形成されず。原稿画像の消去が行われた
ことになる。以下、同様にして、メモリ140のデータ
が1列づつ読出され、画像の消去が行われる。
尚,例えば消去アレイ150の配設位置は第6図に示す
帯電器11と露光部Phとの間に限らず、第11図に示す
如く、露光部Phと現像器12の間に配設し、形成された
静電潜像を指定に応じて消去するように構成することも
可能である。
また、メモリ140の容量も所要に応じて変更可能であ
る。
さて、前記スポット光源131によって原稿台2上に照
射されるスポット光の直径dと、消去アレイ150にお
ける各発光素子152の相互間距離(消去ピッチ)Pは d=P なる関係に設定されている。但し、スポット光の直径d
は原稿透過光の散乱にあるにじみ等があるため、この直
径dは理想的なものである。また、スポット光は前述し
た如く、その直径dは整数倍で移動されるため、第12
図(a)に破線で示す部分を消去範囲とする場合、Sa,Sbで
指定された範囲(x,y)は x=d×n(n,mは整数) y=d×m と表わされる。また、同図(b)に破線で示す消去範囲の
場合は、 x=d×2 y=d×m と表わされる。
このように、スポット光の直径dと消去ピッチPとを等
しくすることにより、指定された消去範囲と実際に消去
される範囲とが一致するため、操作者は消去範囲を容易
に認識することができるものである。
第13図はスポット光Scの形状を十字とし、幅lの隣接
する2辺で消去範囲を示すようにしたものである。この
ような構成としても、同様の効果を得ることができる。
〔発明の効果〕
以上、詳述したようにこの発明によれば、原稿画像の任
意の部分を消去して画像を形成することができるため、
複写画像の編集等を行う上で便利であり、しかも、移動
手段によって指定手段を移動する移動間隔および消去手
段を構成する発光素子の配置間隔を原稿の所定の位置を
指定する指定手段のスポット光の直径と等しくしている
ため、等倍複写時にはスポット光によって指定した領域
と実際の消去領域とのずれを防止でき、確実に所要の画
像を消去することが可能であるとともに、原稿上で第
1、第2の点を指定すると、この2点を対角線とする矩
形によって消去領域が設定されるため、操作が容易な画
像形成装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第10図はこの発明に係わる画像形成装置の
要部の一実施例を示すものであり、第1図はスポット光
源を示す要部の斜視図、第2図はスポット光源を示す要
部の側断面図、第3図乃至第5図はそれぞれスポット光
源を用いた原稿の消去範囲指定動作を説明するために示
す平面図、第6図は消去アレイの配置を示す要部の側断
面図、第7図,第8図はそれぞれ消去アレイと感光体ド
ラムの関係を示すものであり、第7図は要部のみを示す
斜視図、第8図は要部のみを示す正面図、第9図は消去
アレイの構成を示すものであり、同図(a)は側断面図、
同図(b)は一部を切除して示す正面図、第10図はアレ
イ駆動部の構成を示す回路構成図、第11図は消去アレ
イの他の配置例を示す要部の側断面図、第12図はスポ
ット光の直径と消去指定範囲の関係を説明するために示
す図、第13図はスポット光の他の形状を説明するため
に示す図、第14図、第15図は画像形成装置の構成を
示すものであり、第14図は概観斜視図、第15図は側
断面図、第16図は操作パネルの構成を示す平面図、第
17図は駆動部の構成を示す斜視図、第18図は光学系
の駆動機構を概略的に示す斜視図、第19図は指針の駆
動機構を概略的に示す斜視図、第20図は全体的な制御
回路を示す構成図、第21図はメインプロセッサ群の構
成図、第22図は第1サブプロセッサ群の構成図、第2
3図は第2サブプロセッサ群の構成図、第24図はパル
スモータの制御回路を示す概略構成図、第25図はパル
スモータの速度制御方法を説明するための図である。 1…本体、2…原稿台、P…用紙、10…感光体ドラ
ム、30a〜30d…操作キー、30e…位置指定キ
ー、30f,30g…消去範囲指定キー、33…走査用
モータ、411…第1キャリッジ、131…スポット光
源、132…発光素子、133…レンズ、135…パル
スモータ、140…メモリ、150…消去アレイ、15
2…発光素子、153…レンズ、160…アレイ駆動
部、d…スポット光の直径、P…消去ピッチ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭56−109364(JP,A) 特開 昭59−133567(JP,A) 特開 昭61−141467(JP,A) 特開 昭61−112172(JP,A) 特開 昭58−43480(JP,A) 特開 昭61−151574(JP,A) 特開 昭61−156072(JP,A) 特開 昭60−123834(JP,A) 実開 昭59−151238(JP,U)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】原稿を載置する原稿台と、 この原稿台に載置された原稿を露光走査し、原稿画像に
    対応した光を像担持体上に導き潜像を形成させる走査手
    段と、 像担持体上に形成された潜像を現像し画像を形成する画
    像形成手段と、 前記走査手段に移動可能に設けられ、前記原稿に対して
    所定の直径を有するスポット光を照射することにより、
    前記原稿上の任意の位置を指示する指示手段と、 この指示手段を前記スポット光の直径に相当する距離の
    単位毎に移動させる移動手段と、 前記指示手段の指示している原稿上の位置情報を入力さ
    せる位置指定手段と、 前記移動手段により前記指示手段を移動して前記原稿上
    の点を指示し、前記位置指定手段によりその指示された
    点の位置情報を入力させることにより、第1の点および
    第2の点を指定し、これら指定された第1の点および第
    2の点によって規定される領域を設定する設定手段と、 前記像担持体に対向して設けられ、前記スポット光の直
    径に相当する間隔で複数の発光素子を配設してなり、前
    記像担持体への画像形成時に、前記複数の発光素子を前
    記設定手段によって設定された領域に応じて選択的に点
    灯させることにより、前記領域の内部又は外部に対応す
    る前記原稿の画像が前記像担持体上に形成されることを
    防止する消去手段と を具備したことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】前記指示手段は原稿面にスポット光を照射
    する発光素子およびレンズを有することを特徴とする特
    許請求の範囲第1項記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】前記移動手段は、前記発光素子および前記
    レンズを前記原稿台に対してx方向およびy方向に移動
    させる操作キーを有することを特徴とする特許請求の範
    囲第2項記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】前記移動手段は、前記操作キーの操作によ
    り前記発光素子および前記レンズをx方向に移動するよ
    う駆動する第1のパルスモータおよびy方向に移動する
    第2のパルスモータと、この第1のパルスモータおよび
    第2のパルスモータの駆動パルス数を計数することによ
    り前記発光素子および前記レンズの座標位置を検知し、
    前記位置指定手段が操作されることにより検知された座
    標位置を記憶する記憶手段とを有することを特徴とする
    特許請求の範囲第3項記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】前記設定手段は、前記記憶手段に記憶され
    た2つの座標位置を対角線とする矩形の内部領域又は外
    部領域を消去領域として指定する消去範囲指定キーを有
    することを特徴とする特許請求の範囲第4項記載の画像
    形成装置。
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