JPH0689533B2 - 拾集用具及び拾集袋 - Google Patents

拾集用具及び拾集袋

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JPH0689533B2
JPH0689533B2 JP16125792A JP16125792A JPH0689533B2 JP H0689533 B2 JPH0689533 B2 JP H0689533B2 JP 16125792 A JP16125792 A JP 16125792A JP 16125792 A JP16125792 A JP 16125792A JP H0689533 B2 JPH0689533 B2 JP H0689533B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、地上の落下物、例えば
犬や猫が路上で排泄した糞や、地上に散乱したゴルフボ
ール、又は水中の浮遊物等を拾集するのに便利で、携帯
にも便利な拾集用具及びこれに使用する拾集袋に関す
る。
【0002】
【従来の技術】犬を散歩させるとき、路上で排泄する糞
を掃除するのは飼育者にとって極めて面倒であるが、従
来は便利な用具がなく、小さいスコップで袋に取り込む
のが一般的である。しかし、この方法では地面近くに身
をかがめて取り込み作業をしなければならず面倒であ
り、スコップや袋を持ち歩くのも見映えがしないため、
掃除を心掛けない飼育者が多い。
【0003】また、ゴルフのアプローチ練習場や自宅の
庭でアプローチの練習したとき、散乱した多数のボール
を拾い集めなければならないが、地面近くまでいちいち
身をかがめなければならず腰の疲労が著しい。このよう
なボールを拾うための用具としては、容器と取入口を一
体にしたものが実用されているが、取扱いが必ずしも容
易ではなく携帯にも不便である。
【0004】また、各種の採取具、昆虫採集網等は、採
取物を袋、網等から取出さなければならず、取出し後採
取物が混同する不都合がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、殆ど身をか
がめることなく目的物を取込むことができ、携帯に便利
で見映えもよく、拾集袋の着脱及び拾集物の管理が容易
な拾集用具を得ること、及びこの拾集用具に使用する使
い捨ての拾集袋を得ることを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明における前記課題
を解決するための拾集用具の一つは、請求項1のとお
り、下部の口幅が広く、かつ該口幅を伸縮できる袋取付
け枠と、該袋取付け枠の上端を下端に連結した把持棒
と、該把持棒に摺動自在に外嵌され、下降位置で口幅を
縮めた袋取付け枠を囲む外筒と、を備えることを特徴と
する。また他の拾集用具は、請求項2のとおり、下部の
口幅が広く、かつ該口幅を伸縮できる袋取付け枠と、該
袋取付け枠をその口幅を縮めて収容できる筒体と、袋取
付け枠の上端に連結され、前記筒体に沿って上下動し
て、袋取付け枠を筒体下端から出没させる摘みと、を備
えることを特徴とする。更に別の拾集用具は、請求項3
のとおり、口幅を伸縮できる袋取付け枠の両側の側辺の
外側に添って、該側辺の上部に上端を固定した袋止めば
ねを設け、該袋取付け枠を把持棒の一端に取付けたこと
を特徴とする。
【0007】また、これらの拾集用具に使用する拾集袋
は、請求項4のとおり、口部の1箇所に深さ方向の切込
みを有することを特徴とする。
【0008】
【作用】前記請求項1の拾集用具は、袋取付け枠に適宜
の拾集袋を取付けておき、外筒を下降させて袋取付け枠
部を隠して携帯し、使用時に外筒を上昇させて袋取付け
枠を露出させると共に拡げ、地上の落下物を袋内に掻き
取る。掻き取り後外筒を下げ、袋取付け枠及び袋を収縮
させて外筒内に隠す。
【0009】請求項2の拾集用具は、摘みを下げて袋取
付け枠と拾集袋を筒体の下端から露出させて拡げ、地上
の落下物を掻き取った後、摘みを押上げて袋取付け枠と
袋を収縮させて筒体内に引込む。
【0010】請求項3の拾集用具は、拾集袋の口部を袋
取付け枠の外周に嵌めると共に該口部を両側から袋止め
ばねで挾んで保持し、次に拾集袋の底を袋取付け枠内に
押込んで裏返しにすると、該口部は袋取付け枠で折返さ
れて支えられるため、袋止めばねによる摩擦保持部に作
用する力は低減され、掻き取り時や運搬時に作用する力
に抵抗して袋を保持できる。
【0011】請求項4の拾集袋は、その切込み部を上向
きにし、口部を袋取付け枠に挿入して枠外に反転させた
状態で取付け枠に保持させる。そして、使用時には口部
の折れ目を前に向けて前進させることにより落下物を掻
き取る。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に従って説明す
る。図1、図2においては第1実施例を示し、1は拾集
用具、2は把持棒で上端にリング状の握り3が設けら
れ、下端には、ねじ栓4で袋取付け枠5が取付けられて
いる。
【0013】袋取付け枠5は、不銹鋼、ばね鋼等の薄い
ばね材よりなり、上端のコ字状部6に続いて台形に拡が
る一対の側辺7が形成され、その下端に長さWの底辺8
が接続されている。該底辺8は、両端が上向きに曲折さ
れて側辺7に鋲9で止着されている。したがって、袋取
付け枠5は、下部に最大の口幅Wを備える。
【0014】把持棒2には外筒10が上下方向に摺動自
在に外嵌されており、この外筒10の上端にストッパ1
1が固定され、その天井部12の内周凹部に設けたパッ
キン13が把持棒2の下端の段部14に着座することが
でき、かつパッキン13が外筒10のねじ込みによりそ
の上端で圧縮されて内径を縮小し、把持棒2の外周に締
付けられて把持棒2と外筒10を固定するようになって
いる。また、下端には外開きのテーパをもつガイド部1
5が設けられる。
【0015】この外筒10を図2のように上昇させると
袋取付け枠5は弾性で開き、図1のように下降させる
と、袋取付け枠5は、外筒10のガイド部15とこれに
続く筒部の内面に押されて縮み、その内部に収容され
る。この袋取付け枠5には、例えば図3で示す拾集袋2
0が取付けられる。拾集袋20は、軟質のプラスチック
フィルム製で、口部21に深さ方向の切込み部22を有
し、かつ口部21に沿って接着剤23が塗布されて固着
部を形成しており、該接着剤23の表面には剥離テープ
231が仮付けされている。図4に示すように、収容袋
20の口部21を袋取付け枠5に挿入して外向きに反転
し、仮付けされた剥離テープ231を除去して接着剤2
3を袋の体部に押しつけると、口部21は体部と一体に
なり収容袋20は取付け枠5に取付けられる。このと
き、切れ目22付近の接着剤23部分を枠5に接着して
袋のずれを防止するのが好ましい。拾集袋20を取付け
た拾集用具1の握り3と外筒10を把持して、口部21
の折り目を前向きにして図4の矢印A方向に路面R上に
排泄されたペットの糞Eに対して拾集袋20及び枠5を
推進させると、袋20のフィルムを介して底辺8で掻き
取られて袋20内に収容される。そこで、外筒10を下
降させると、枠5及び袋20は、図5に示すように縮小
されて外筒10内に納まり、外観は段付きの棒状体とな
る。したがって握り3を持って吊下げたり、中間部をつ
かんで横に持って歩くことができる。拾集袋20の口部
21に設ける固着部は、図6に示すように突条241
凹条242をかみ合せる、いわゆるビニールチャックで
あってもよい。また、このような固着部のない袋を用
い、その口部を折返してホチキスの如き止め具で取付け
ることもできる。以上、ペットの糞を掃除する場合につ
いて述べたが、ゴルフボールを拾集するためにも使用で
き、この場合は、数個のボールを拾集するごとにこれら
を別の容器に移し変えて使用する。
【0016】次に、図7、8に示す第2実施例の拾集用
具25は、前記第1実施例における外筒10の位置調節
機構を簡易にしたものであり、第1実施例と共通する部
品については同一符号を付し詳細な説明は省略する。こ
の拾集用具25は、把持棒が中空の内筒26であり、下
端の大径部261にねじ栓4で袋取付け枠5が固定さ
れ、外筒10の厚肉の係止部101が、内筒26に摺動
自在に外嵌されて、前記係止部101によって抜け止め
されるようになっている。
【0017】厚肉部の内面には内周溝27を有し、内筒
26の上下に設けた係止ばね28を周溝27に係止させ
ることにより、拾集用具25を縮小状態又は伸長状態に
保つことができる。係止ばね28は、突部281の両側
に斜辺282を有するばね片を2枚背中合わせにして各
斜辺282を接合したもので、図9に示すように、内筒
26内部に収容され、その管壁を直径方向に貫いて設け
た二つの係止孔29から突部281を突出させて保持さ
れており、該突部281が図9(a)に示すように内周
溝27に係合すると、その位置で外筒10を固定するこ
とができ、外筒10を軸線方向に強く移動させることに
より、突部281はカム作用で押し込まれて内周溝27
から外れる。
【0018】したがって、内周溝27を下部の係止ばね
28に係合させるときは、図7に示す伸長状態になり、
上部の係止ばねに係合させるときは、図8に示す縮小状
態になり、内筒26と外筒10を軸線方向に押し引きす
ることにより、簡単に使用状態又は携帯状態にすること
ができる。
【0019】前記把持棒2又は内筒26と外筒10との
係止手段は、前記パッキン13又は係止ばね28に代え
て適宜の構造のものが使用でき、例えば弾発されるボー
ルと凹部からなるクリック機構又は進退操作できる係止
爪を凹部に係脱させる係止機構等を用いることができ
る。
【0020】次に、図10〜13の第3実施例について
説明する。この拾集用具30は、伸縮してもしなくても
よい筒体31内に前記袋取付枠5を昇降可能に設けたも
のである。筒体31は、小径の上筒32と下筒33を継
手34で接続したもので、該継手34は、上筒32の下
端のフランジ35と、該フランジ35上に載置したゴム
リング36と、下筒33にねじ38で螺合して該ゴムリ
ング36を圧縮する袋ナット37よりなり、両筒32、
33を弾力的に接続している。
【0021】上筒32の下端にはガイド栓39が圧入さ
れており、これには図13に示すように上下に貫通する
2個のガイド穴40が設けられている。そして、袋取付
け枠5の1対の側辺7には、それぞれ鋼帯41が接続さ
れており、該鋼帯41は、ガイド穴40を通って上方に
伸びる。また、上筒31には縦方向の長孔42とその上
端の横向きの係止孔43が開設され、上端にばね座44
と握り45が設けられる。前記鋼帯41の上端は、操作
部材46にボルト47で接続され、該操作部材46に
は、上端にばね座48が設けられ、側方に前記長孔42
を通って伸びる摘み49が植設され、両ばね座44、4
8間にはばね50が圧縮状態で介設される。
【0022】以上の構成であるから、摘み49を上昇さ
せてばね50を圧縮し係止溝43に係止させると、袋取
付け枠5及びこれに取付けられる収容袋は、下筒33内
に引込まれて外からは見えなくなるから、この状態で携
行し、杖のように使用することもできる。そして、落下
物取込み時は、摘み49を係止溝から外すと、操作部材
46から下の部分はばね50に押されて下降し、図11
に示すように袋取付け枠5は下方に露出する。したがっ
て、この枠5に図4に示すように袋20を付けておけ
ば、同図について説明したように取り込みができる。図
中51は枠5の出入りを容易にするためのガイドであ
る。この実施例において、筒体31は、径の異なる上筒
32と下筒33から成るが、下筒33と同一径の1本の
筒によって構成することもできる。
【0023】次に、図14に第4実施例として示す拾集
用具55は、内筒と外筒の伸長状態での結合を、ねじ結
合とすることにより強力に結合できるようにしたもので
ある。図14(a)(b)で内筒56の下端にはこれよ
り大径の固定部材57が固定され、該固定部材57の肩
部には雄ねじ58が刻設され、下面にはねじ穴59が刻
設される。該ねじ穴59には図1に示したものと同じ縦
溝付きのねじ栓4が、袋取付け枠5の上部のコ字形部を
係合した状態でねじ込まれる。そして、内筒56の上部
には直径線上に一対の穴60が穿設され、これにストッ
パ61が係止されている。該ストッパ61は、頂部が球
面の1対の止めピン611をU字形のばね612で外向き
の弾発力をもたせて接続したものである。
【0024】外筒10は、図1その他に示すものと同じ
であるが上端に厚肉の係止筒62が固定されている。該
係止筒62の下端には、前記雄ねじ58がねじ込みでき
る雌ねじ63が刻設されており、その上方の内周面に係
止溝64が設けられている。該係止溝64の深さは、止
めピン611の球面部の高さよりも僅かに浅いものとさ
れる。
【0025】この実施例において、図14(a)に示す
ように内筒56と外筒10を伸長状態にして、両筒をね
じ58と63が締まる方向に回転すれば、両ねじ58、
63の螺合の終端で強固な固着状態になり、杖としても
使用できるようになる。また、内筒56と外筒10を逆
方向に回転して両ねじ58、63の螺合を解けば、図1
4(b)に示すように両筒56、10を短縮することが
でき、一対の止めピン611を指頭で押しながら、更に
短縮して止めピン611を係止筒62内に入れ、係止溝
64に係合させることにより、袋取付け枠5を露出状態
とすることができる。
【0026】更に、図14の実施例は、改良した袋取付
枠をもつものであり、固着部をもたない拾集袋の使用を
可能にしたものである。図において袋取付け枠5の側片
7、7の外面には、袋止めばね65が上端でリベット又
は溶接による固定部651で固定され、その下方部分は
側片7、7に接して伸び、下端は自由端となっている。
【0027】この袋取付け枠5に取付ける拾集袋66
は、図3、図6に示すような固着部を必要とせず、切込
み部661のみが設けられる。拾集袋66を装着するに
は、図15(a)に示すように切込み部661を上にし
て口部で袋取付け枠5の外面を囲むと共に、袋止めばね
65の内側に入り込ませ、次に袋の底662を袋取付け
枠5内に押し入れて図15(b)に示すように反転させ
ると、袋の口部は、袋取付け枠5の端面で折返えされて
折り目663が形成される。そして、袋の口部は、側片
7と袋止めばね65によって挟持されているので、折返
し形状が維持されると共に摩擦が働き、掻取り作業時及
び携帯時に袋が外れることはない。落下物を拾集した袋
66を外筒10で覆うと、袋66は、図16に示すよう
に下方にずれて主として底辺8で支えられるが折り目6
3の内側に作用する摩擦力が大きく、折返し部の一部
を袋止めばね65による摩擦力で保持するだけでずり落
ちることは防止される。前記の袋止めばね65をもつ袋
取付け枠5及び拾集袋66を、前記拾集用具1、25、
30等に使用できることはもちろんである。
【0028】次に、図17は第5実施例を示し、図1に
示されるものと同じ把持棒2の下端に、袋止めばね65
をもつ袋取付け枠5が取付けられているが、外筒10を
備えていないものである。この実施例は、外筒をもたず
把持棒2も細いものにして軽量にすることができ、袋の
着脱も容易である上、袋止めばね65によって袋が確実
に保持できるから、水中の浮遊物を採取したり、昆虫の
採集に用いるのに適する。この場合、袋としてフィル
ム、布又は網よりなるものを用い、採取のたびに袋ごと
外して別容器に移すようにすれば、袋から採取物を取出
さなくてもよいと共に、採取物の混同を避けることがで
き、管理が容易になる。
【0029】次に、図18に示す第6実施例の拾集用具
70は、ゴルフボールを拾集する場合のように、拾集袋
に取込んだのち別の容器に移す用途に適した用具であ
り、外筒71は、上下2対の止め穴72、73を備え
る。内筒74には前記ストッパ61と同一構造のストッ
パ61即ち球形頭部をもつピン611とU字形のばね6
2が設けられ、内外筒の伸長状態ではピン611が上部
の止め穴72に係止され、短縮状態では下部の止め穴7
3に係止される。
【0030】内筒74の下端には固定部材75が固定さ
れ、その下面のねじ穴76に、袋取付け枠5を係止した
ねじ栓4が螺着される。そして、袋取付け枠5には図1
4〜17に示したのと同じ袋止めばね65が固定部65
1によって添設されている。
【0031】この実施例においては、ピン611の頭部
を指頭で押さえて外筒71と内筒74を長手方向に僅か
に移動させればピン611による係止は解かれ、内外筒
を伸長又は短縮状態に調節することができ、また拾集物
を別の容器に移すから、外筒71、内筒74を細いもの
とすることができ、伸長状態でバック中に収めるのに便
利である。
【0032】以上の各実施例において、袋取付け枠5に
は金属ばねが用いられ、下辺8には、巻尺に用いられる
ような断面円弧状のばね板を円弧を下向きにして用いる
のが好ましく、このような部材は、下向きには湾曲し易
く、上向きには湾曲しにくく、掻き取り時に地面に接し
た状態を維持し易い。しかし、側辺7の弾力が充分であ
れば、下辺8は、扁平又は断面円弧状の合成樹脂材であ
ってもよく、更に、硬質板を屈曲可能にヒンジ結合した
ものであってもよい。
【0033】また、前記の袋取付け枠5は、1対の側辺
7と底辺8により略台形に形成されており、直線状の底
辺が路面Rによくなじみ、掻き取りが良好に行われる
が、弾力性のある1本の帯板を弾力に抗して円弧状に湾
曲させたものを用い、その上部を平行に接近させて前記
ねじ栓4に固着したものとし、又は前記ガイド栓39を
経て操作部材46に固着したものとすることができる。
この場合、接地部分は円弧状となるが、軽く押しつける
ことにより扁平になり、広く掻き取ることができる。
【0034】
【発明の効果】以上のように本発明の請求項1、2の拾
集用具は、拾集袋とこれを取付けた袋取付け枠を筒体の
下端から進退できるようにしたから、外形が棒状又は杖
状であり、携行に便利で見映えがよく、拾集作業も、小
スコップを用いるときのようにかがむことなく、立った
まま又は中腰で行なうことができるから面倒でなく、排
泄物を拾集する場合に該排泄物からの距離も大きいから
不潔感も少くてすむ効果がある。
【0035】また、請求項3の拾集用具は、袋取付け枠
の外周に反転状嵌で被せた拾集袋の口部を袋止めばねで
押さえるだけで保持できるから、固着部を備えない簡単
な拾集袋を使用することができ、着脱も容易にできる利
点を有する。
【0036】更に、請求項4の拾集袋は、口部に設けた
切込み部により、袋取付け枠の上部に邪魔されることな
く口部を反転することができて、拾集袋を袋取付け枠に
止着するのを容易にする効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の拾集用具の第1実施例の伸長時を
示し(a)は縦断正面図、(b)は縦断側面図
【図2】 同実施例の短縮時を示し(a)は正面図、
(b)は側面図
【図3】 拾集袋の実施例の平面図
【図4】 掻き取り作業を示す斜視図
【図5】 収納状態の説明図
【図6】 袋の他の実施例の一部を示す斜視図
【図7】 拾集用具の第2実施例の伸長時を示し
(a)は縦断正面図、(b)は縦断側面図
【図8】 同実施例の短縮時を示し(a)は正面図、
(b)は側面図
【図9】 係止部の拡大断面図で(a)は係止状態、
(b)は離脱状態
【図10】 拾集用具の第3実施例の不使用時を示し
(a)は縦断面図、(b)は側面図
【図11】 同実施例の袋取付け枠を下降させた縦断面
【図12】 同実施例の継手の詳細図
【図13】 同実施例のガイド栓の正面図
【図14】 拾集用具の第4実施例の縦断面図で(a)
は伸長時、(b)は短縮時
【図15】 同実施例の袋取付け手順説明図で(a)は
途中、図(b)は装着完了時
【図16】 同実施例の拾集状態説明図
【図17】 拾集用具の第5実施例で(a)は正面図、
(b)は側面図
【図18】 拾集用具の第6実施例の縦断面図で(a)
は伸長時、(b)は短縮時
【符号の説明】
1、25、30 拾集用具 2 把持棒 3、45 握り 5 袋取付け枠 10、71 外筒 20、66 拾集袋 26、32、56、74 内筒 65
袋止めばね

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 口幅を伸縮できる袋取付け枠と、該袋取
    付け枠の上端を下端に連結した把持棒と、該把持棒に摺
    動自在に外嵌され、下降位置で口幅を縮めた袋取付け枠
    を囲む外筒と、を備えることを特徴とする拾集用具。
  2. 【請求項2】 口幅を伸縮できる袋取付け枠と、該袋取
    付け枠をその口幅を縮めて収容できる筒体と、袋取付け
    枠の上端に連結され、前記筒体に沿って上下動して、袋
    取付け枠を筒体下端から出没させる摘みと、を備えるこ
    とを特徴とする拾集用具。
  3. 【請求項3】 口幅を伸縮できる袋取付け枠の両側の側
    辺の外側に添って、該側辺の上部に上端を固定した袋止
    めばねを設け、該袋取付け枠を把持棒の一端に取り付け
    たことを特徴とする拾集用具。
  4. 【請求項4】 口部の1箇所に深さ方向の切込み部を有
    することを特徴とする拾集袋。
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