JPH0687962U - 電子写真プリンタの水平度調整機構 - Google Patents
電子写真プリンタの水平度調整機構Info
- Publication number
- JPH0687962U JPH0687962U JP2828093U JP2828093U JPH0687962U JP H0687962 U JPH0687962 U JP H0687962U JP 2828093 U JP2828093 U JP 2828093U JP 2828093 U JP2828093 U JP 2828093U JP H0687962 U JPH0687962 U JP H0687962U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- jack
- paper
- printer
- fixing
- printing paper
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- Withdrawn
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- Electrophotography Configuration And Component (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本考案は、電子写真プリンタの据え付け作業
及び印刷用紙送行機構の水平度の調整に関するもので、
迅速かつ容易に調整を可能とし、人的負担を軽減させる
ことを目的とする。 【構成】 プリンタフレーム11底面部にジャッキ10
a〜10f(6ヶ)が取付けてあり、ジャッキ10a〜
10fはプリンタフレーム11全体を支えている。ジャ
ッキ10a〜10fを回転させることにより、プリンタ
フレーム11と床面との距離を伸縮させる。また、ジャ
ッキ10a〜10fには高さ方向に目盛りが表示されて
おり、プリンタフレーム11と床面との伸縮量を読み取
ることができる。
及び印刷用紙送行機構の水平度の調整に関するもので、
迅速かつ容易に調整を可能とし、人的負担を軽減させる
ことを目的とする。 【構成】 プリンタフレーム11底面部にジャッキ10
a〜10f(6ヶ)が取付けてあり、ジャッキ10a〜
10fはプリンタフレーム11全体を支えている。ジャ
ッキ10a〜10fを回転させることにより、プリンタ
フレーム11と床面との距離を伸縮させる。また、ジャ
ッキ10a〜10fには高さ方向に目盛りが表示されて
おり、プリンタフレーム11と床面との伸縮量を読み取
ることができる。
Description
【0001】
本考案は、電子写真プリンタを床面に据え付け、印刷用紙送行系の水平度を調 節する方法及び機構に関するものである。
【0002】
図3は、レーザビームプリンタの連続印刷用紙の用紙送行系機構を模式的に示 した図である。本レーザビームプリンタは光学部1により形成されたデータをレ ーザビームにて感光ドラム2の表面へ露光し、現像機14にてこの露光部へトナ ー16を静電的に付着させる。その後転写器15にて印刷用紙4にトナー像を転 写する。印刷用紙4はトラクタ3a、3bを介して定着機構部へ送られ、プレヒ ータ5で予備加熱された後、熱ロール8と押圧ロール7によって加熱加圧し、印 刷用紙4にトナー像を定着させる構造となっている。トナー像が定着された印刷 用紙4は、プラーロール9a、9bで引込み、スタッカテーブル13に折りたた まれ積み上げられる。また本レーザービームプリンタは、ジャッキ10a〜10 f(6ヶ)により床面に据え付ける構造となっており、かつこのジャッキにより トナー像転写部の用紙送行機構(図3C部)と用紙定着機構(図3B部)との水 平度を調整し、フレームのねじれを矯正する役目も果たしている。
【0003】
従来のレーザビームプリンタは、トナー像転写部の用紙送行機構(図3C部) と用紙定着機構(図3B部)とのフレームにねじれがあると、印刷用紙4が送行 中に蛇行し、熱ロール8と押圧ロール7との加圧部にて用紙にしわが発生したり 、用紙折りたたみ部にて用紙の折りたたみ不良が発生する場合があった。図4に 示すように、トナー像転写部の用紙送行機構部のトラクタ3a部のシャフトの水 平度を基準として、用紙定着機構部の熱ロール8の水平度がa方向にずれている 場合、印刷用紙4はc方向に移動する。また熱ロール8の水平度がb方向にずれ ている場合、印刷用紙4はd方向に移動する。用紙定着機構部においては、この 印刷用紙4の蛇行を矯正制御するため、熱ロール8に対する押圧ロール7にか圧 力を可変させ印刷用紙4の蛇行量を制御している。図5に示すように熱ロール8 において、押圧ロール7の加圧力Fbに対しFaの加圧力を多くした場合、印刷 用紙4はa方向に、またFaに対しFbの加圧力を多くした場合、印刷用紙4は b方向に移動する。用紙位置検出センサ12は、印刷用紙4の送り穴のa、b方 向の移動量を検出し、この移動方向と逆方向に印刷用紙4が移動するよう押圧ロ ール7の加圧力を制御し、印刷用紙4の蛇行を矯正する制御を行っている。しか し、用紙送行機構部(図3C部)と用紙定着機構部(図3B部)との水平度が著 しく異なっている場合、上記押圧ロール7の加圧力による制御でも調整しきれな い場合が発生する。
【0004】 このため、図3に示すジャッキ10a〜10fにより、図3C部の水平度と図 3B部の水平度をそれぞれ1/1000mm以下に抑える必要がある。上記水平 度を調整する作業手順としては、まず図3に示すジャッキ10a〜10fをジャ ッキアップし、レーザビームプリンタのフレーム底面と床との間隔を約50mm となるよう粗調整を行う。
【0005】 次に、ジャッキ10d、10e、10fの高さを可変し、図3B部にて定着フ レーム6の水平度を1/1000mm以下に調整する。その後、ジャッキ10a 、10b、10cの高さを可変し、図3C部の水平度を1/1000mm以下に 調整する。ところが、図3C部調整後フレームのねじれにより、図3部Bの水平 度が変化してしまうため、再度図3B部の水平度を調整する必要があり、図3B 部及び図3C部の水平度を数回調整し直し、バランスを取らなければならず、特 に調整作業を1人で行う場合は困難であった。
【0006】 本考案の目的は、この調整作業を容易にし、作業員の負担を軽減することであ る。
【0007】
【課題を解決するための手段】 上記目的は、各ジャッキの可変量を容易に把握できるよう、ジャッキの高さ方 向に目盛りを表示することにより達成される。
【0008】
上記のように目盛りを表示したジャッキは、ジャッキを伸張方向へ回転させる と目盛り量が増加し、収縮方向へ回転させると目盛り量は減少する方向へ移動す る。
【0009】
本考案の実施例を図1、図2を参照して説明する。 図1は、本考案の実施例を示すジャッキの構造を示す。図1に示すようにジャ ッキのネジ部の2面を削り目盛りを表示してある。図2に示すようにジャッキを 回転し伸縮させた場合、プリンタフレーム11のジャッキ取付け部のジャッキの 目盛りを読み取ることにより、プリンタフレーム11の上下方向の可変量を把握 することができる。これにより、用紙定着機構(図3B部)及び用紙送行機構( 図3C部)の水平度調整を行う際、ジャッキの回転量に対するジャッキの伸縮方 向の可変量を定量的に把握できるため微調整が容易にでき、各部の水平度のバラ ンスを取ることが容易に行うことができる。また、プリンタを据え付ける際の水 平度の粗調整を容易に行うことができる。これにより、1人の作業員でも調整作 業を容易に行うことができ人的負担を軽減することができる。
【0010】
本考案によれば、ジャッキの高さ方向に目盛りを表示したので、ジャッキの回 転量に対するジャッキの伸縮方向の可変量を容易に把握するができる。
【図1】 本考案となるジャッキの構造を示す図であ
る。
る。
【図2】 図1のジャッキの動作機能を説明するための
模式図である。
模式図である。
【図3】 従来技術における課題を説明するためのレー
ザビームプリンタの模式図である。
ザビームプリンタの模式図である。
【図4】 従来技術を説明するための用紙送行機構の模
式図である。
式図である。
【図5】 従来技術を説明するための用紙定着機構の模
式図である。
式図である。
1は光学ユニット、2は感光ドラム、3a、3bはトラ
クタ、4は印刷用紙、5はプレヒータ、6は定着部フレ
ーム、7は押圧ロール、8は熱ロール、9a、9bはプ
ラーロール、10a〜10fはジャッキ、11はプリン
タフレーム、12は用紙位置検出センサ、13はスタッ
カテーブル、14は現像機、15は転写機、16はトナ
ーである。
クタ、4は印刷用紙、5はプレヒータ、6は定着部フレ
ーム、7は押圧ロール、8は熱ロール、9a、9bはプ
ラーロール、10a〜10fはジャッキ、11はプリン
タフレーム、12は用紙位置検出センサ、13はスタッ
カテーブル、14は現像機、15は転写機、16はトナ
ーである。
Claims (1)
- 【請求項1】 感光ドラム上のトナー像を転写した連続
印刷用紙を搬送するトラクタを有する用紙搬送系と、一
対の定着ロールにより前記トナー像を定着する定着系を
プリンタ本体長手方向に配置したフロア設置形電子写真
プリンタにおいて、 前記プリンタ本体底部に、前記用紙搬送系のトラクタと
前記定着系の定着ロールの用紙搬送方向を一致させる水
平度調整ジャッキを設け、前記水平度調整ジャッキには
高さ調整用目盛りを設けてなる電子写真プリンタの水平
度調整機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2828093U JPH0687962U (ja) | 1993-05-28 | 1993-05-28 | 電子写真プリンタの水平度調整機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2828093U JPH0687962U (ja) | 1993-05-28 | 1993-05-28 | 電子写真プリンタの水平度調整機構 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0687962U true JPH0687962U (ja) | 1994-12-22 |
Family
ID=12244192
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2828093U Withdrawn JPH0687962U (ja) | 1993-05-28 | 1993-05-28 | 電子写真プリンタの水平度調整機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0687962U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012201428A (ja) * | 2011-03-24 | 2012-10-22 | Sanwa Tekki Corp | ジブクレーンの支持脚用ジャッキ装置 |
JP6112252B1 (ja) * | 2016-09-28 | 2017-04-12 | 富士ゼロックス株式会社 | 画像形成装置 |
-
1993
- 1993-05-28 JP JP2828093U patent/JPH0687962U/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012201428A (ja) * | 2011-03-24 | 2012-10-22 | Sanwa Tekki Corp | ジブクレーンの支持脚用ジャッキ装置 |
JP6112252B1 (ja) * | 2016-09-28 | 2017-04-12 | 富士ゼロックス株式会社 | 画像形成装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19971106 |