JPH0687754U - ロープアジャスター - Google Patents

ロープアジャスター

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Publication number
JPH0687754U
JPH0687754U JP3703793U JP3703793U JPH0687754U JP H0687754 U JPH0687754 U JP H0687754U JP 3703793 U JP3703793 U JP 3703793U JP 3703793 U JP3703793 U JP 3703793U JP H0687754 U JPH0687754 U JP H0687754U
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JP
Japan
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hole
outer cylinder
string
inner column
holes
Prior art date
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Pending
Application number
JP3703793U
Other languages
English (en)
Inventor
善勝 水野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Iris Co Ltd
Original Assignee
Iris Co Ltd
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Publication date
Application filed by Iris Co Ltd filed Critical Iris Co Ltd
Priority to JP3703793U priority Critical patent/JPH0687754U/ja
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Abstract

(57)【要約】 [目的] 紐の固定およびを解除を容易、確実になしう
るロープアジャスター。 [構成] 外筒との間で附勢発条力によって移動性向を
附与された内柱に開穿した紐通し孔と、前記外筒の側壁
に開穿した紐通し孔とに挿通した紐を、前記内柱の移動
によるこれら等両通し孔間の狭搾で係止するようになし
た固定具において、前記外筒の嵌装穴を有しこれと交叉
する向きに前記紐通し孔と一致する紐通し孔を設けたア
クセサリー本体を構成し、且つ、前記内柱に前記移動の
向きに開穿した縦長溝孔を設けると共に、前記外筒並び
に嵌装穴側壁の前記溝孔が臨む位置に小径の挿通孔を設
けて、これ等縦長溝孔及び挿通孔に係止用ピンを差し通
してなるロープアジャスター。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、紐類の長さ位置を調節自在に固定し得るロープアジャスターに関す る。
【0002】
【従来の技術】
一方の向きの移動性向を附与された内柱とこれを嵌装する外筒との間で一致す る通し孔に紐類を差し通し、該内柱の前記附与された向きへの移動による前記通 し孔間の狭窄で紐を固定する一方、指先による前記移動性向に抗する向きの内柱 移動で、紐の固定を解除するように構成した固定具が知られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は従来のこの種固定具の改良にかかるものであり、使用方法が簡便であ るとともに、紐の固定およびを解除を容易、確実になしうるロープアジャスター を提供しようとするものである。また多品種小量でも生産対応ができるロープア ジャスターを提供しようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
そのために、本考案は、外筒との間で附勢発条力によって移動性向を附与され た内柱に開穿した紐通し孔と、前記外筒の側壁に開穿した紐通し孔とに挿通した 紐を、前記内柱の移動によるこれら等両通し孔間の狭搾で係止するようになした 固定具において、前記外筒の嵌装穴を有しこれと交叉する向きに前記紐通し孔と 一致する紐通し孔を設けたアクセサリー本体を構成し、且つ、前記内柱に前記移 動の向きに開穿した縦長溝孔を設けると共に、前記外筒並びに嵌装穴側壁の前記 溝孔が臨む位置に小径の挿通孔を設けて、これ等縦長溝孔及び挿通孔に係止用ピ ンを差し通してなるロープアジャスターを提案する。
【0005】 更に、前記外筒はこれを省略し、アクセサリー本体の嵌装穴に内柱を直接挿入す るように構成して有効である。
【0006】
【作 用】
外筒9に嵌装された内柱1は、アクセサリー本体3の挿通孔12を通して縦長 溝孔8に係止用ピン5を通すことによって、これ等部品の一体組付けが可能とな り、また附勢発条力による外筒9からの内柱1の飛び出しとその抜け落ちを防ぎ 、また紐Aを通す孔位置を一致させることができる。そして、紐Aは内柱1の移 動性向による紐通し孔相互環の狭搾でこれを挟持固定することができる。
【0007】
【実施例】
図1は本考案品の一実施例を縦断して示す斜視図で、内柱1とその外筒2及び これ等を嵌装するアクセサリー本体3との各構造部からなり、4は拡圧発条、5 は係止ピン、Aは固定する紐を示す。
【0008】 そして、内柱1は合成樹脂材からなる円柱状の成形体で、図2の断面図に示す 如く、上端に鍔状の指当て部6を形成し、下部には紐通し孔7を前記紐Aの径よ りも稍大きい孔幅で柱軸向きに長い縦孔に開穿してあり、更にその上部に同じく 柱軸向きに長い細径の縦長の溝孔8を開穿してある。
【0009】 また外筒2は合成樹脂成形体若しくは金属型押し体からなる一端閉鎖の肉薄筒 体で、図3の断面図に示す如く上部の対向壁に小径の挿通孔9を穿ち、下部の対 向壁に前記紐Aよりも稍太径の紐通し孔10を開穿してある。
【0010】 アクセサリー本体3は、図4の縦断面図に示すように、太径の縦穴からなる装 着穴11と、上部に該穴11を横向きに差し通す小径の挿通孔12及び下部に前 記紐Aよりも稍大きい径の紐通し孔13とをおのおの開穿してある。
【0011】 アクセサリー本体3は樹脂成型品を使用することができるし、また木材、金属あ るいはプラスティックスなどの原板材を切り抜き加工(抜き型その他従来周知の 平板の切断加工を含む)によって形成することもできる。
【0012】 そして外筒2の底位置に拡圧発条4を配置し、次いで、内柱1をこれに挿入す る。このとき、内柱1の紐通し孔7と外筒2の紐通し穴10とを、および、縦長 溝孔8と挿通孔9とを一致させるように、これ等内柱1及び外筒2とを相対的に 回動させて位置合せしておく。
【0013】 この組合せ構造部をアクセサリー本体3の嵌装穴11中に挿し入れ、該組合せ 構造部の前記孔位置が嵌装穴11の挿入孔12及び紐通し孔13と互いに一致す る状態に位置合せしておき、それ等の挿通孔9及び12の一方の側から内柱1の 縦長溝孔8を通して、他方側の挿通孔9及び12に向けて係止用ピン5を差し通 す。これにより附勢発条力による内柱1の外筒9からの飛び出しとその抜け落ち を防ぐとともに、紐Aを通す孔位置を一致させることができ、内柱1及び外筒2 はアクセサリー本体3に一挙に抜け止め状態に組付けられる。
【0014】 この場合に外筒2を用いることによって、内柱1及び外筒2からなる組合せ構 造部とアクセサリー本体3とを別の場所又は別の時期に組付け作業する際の部品 管理面から好都合である。またアクセサリー本体2を木材で加工する場合などに その仕上げ精度がよくないときにも、この外筒2の中間部材としての存在によっ て、組付け作業が容易であり、内柱1の滑り移動の円滑性を保つことができるな どの操作性をよくするのに有効である。しかしこの外筒2は必ずしも必要でなく 、内柱1を直接にアクセサリー本体3の嵌装孔11に装着してもよい。
【0015】 このような構成からなる本考案品の紐通し孔13、9及び7を一致させた状態 (内柱1を拡圧発条4の作用に抗して押し下げた状態)で、紐Aをこれ等に差し 通して使用する。
【0016】 この内柱1を指先で押し下げた紐通し状態で、紐Aは本考案品に対して自由に スライドでき、適度なスライド位置で、押し下げていた指を内柱1の先端指当て 部6から離すと、該内柱1が前記発条4により附勢された移動性向により図1の 上向きに移動する。この移動で内柱1の紐通し孔7と外筒2の紐通し孔及びアク セサリー本体3の紐通し孔13との間で狭窄が生じ、これにより紐Aがこれ等孔 間で挟持固定される。
【0017】
【考案の効果】
このように、本考案品によれば、通し紐に対する固定機能を発揮する主要構成 部分とアクセサリー本体からなる外観構成部分とを一本の係止用ピンで同時に一 体組付けが可能であり、その一体組付けがきわめて簡単である。
【0018】 係止用ピンにより附勢発条力による内柱1の外筒9からの飛び出しとその抜け落 ちを防ぐとともに、紐Aを通す孔位置を一致させることができるから、紐の固定 およびを解除を容易、確実になしうる。
【0019】 また前記主要構成部分を一種類の金型成形もので造っておけば、アクセサリー本 体を各種各様の形状にしたい場合でもその都度成形金型を必要とせず、従って、 多品種の小量での生産対応が可能である。
【0020】 外筒を省略する場合には本考案品の構成に部品点数を少なくして、上記コストの 上昇を更に押えることが出来て、一層経済的である。
【0021】 そして製造工程を簡略化できるので多種小量生産におけるコストの上昇を押える ことができる。
【0022】 本考案品は、従来のロープストッパーとしての使用の他に、棒タイ留め或いはそ の他のアクセサリーとしての応用が可能で、その使用範囲を広げる上で有効であ り、スキーウエアー等のスポーツコートあるいはレインコートなどの袖ぐちの絞 め付け、更には袋物などにも用いることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案品の一実施例を示す縦断斜視図である。
【図2】本考案品における内柱の一実施例を示す縦断側
面図である。
【図3】本考案品における外筒の一実施例を示す縦断側
面図である。
【図4】本考案品におけるアクセサリー本体の一実施例
を示す縦断側面図である。
【符号の説明】
1 内柱 2 外筒 3 アクセサリー本体 4 拡圧発条 5 係止用ピン 6 指当て部 7及び13 紐通し孔 8 縦長溝孔 9及び12 挿通孔 11 嵌装穴 A 紐

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外筒との間で附勢発条力によって移動性
    向を附与された内柱に開穿した紐通し孔と、前記外筒の
    側壁に開穿した紐通し孔とに挿通した紐を、前記内柱の
    移動によるこれら等両通し孔間の狭搾で係止するように
    した固定具において、前記外筒の嵌装穴を有しこれと交
    叉する向きに前記紐通し孔と一致する紐通し孔を設けた
    アクセサリー本体を構成し、且つ、前記内柱に前記移動
    の向きに開穿した縦長溝孔を設けると共に、前記外筒並
    びに嵌装穴側壁の前記溝孔が臨む位置に小径の挿通孔を
    設けて、これ等縦長溝孔及び挿通孔に係止用ピンを差し
    通してなるロープアジャスター。
  2. 【請求項2】 前記外筒を省略し嵌装穴に直接に内柱を
    装着するように構成してなる請求項1記載のロープアジ
    ャスター。
JP3703793U 1993-05-31 1993-05-31 ロープアジャスター Pending JPH0687754U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3703793U JPH0687754U (ja) 1993-05-31 1993-05-31 ロープアジャスター

Applications Claiming Priority (1)

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JP3703793U JPH0687754U (ja) 1993-05-31 1993-05-31 ロープアジャスター

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0687754U true JPH0687754U (ja) 1994-12-22

Family

ID=12486427

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JP3703793U Pending JPH0687754U (ja) 1993-05-31 1993-05-31 ロープアジャスター

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JP (1) JPH0687754U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007020807A1 (ja) * 2005-08-12 2007-02-22 Yugen Kaisha Takano Seisakusho 経鼻カテーテルの保持具
WO2009057694A1 (ja) * 2007-10-31 2009-05-07 Thk Co., Ltd. クランプ機構及びスライダ機構

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