JPH0687372A - 夜間車両検出装置 - Google Patents

夜間車両検出装置

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Publication number
JPH0687372A
JPH0687372A JP24080392A JP24080392A JPH0687372A JP H0687372 A JPH0687372 A JP H0687372A JP 24080392 A JP24080392 A JP 24080392A JP 24080392 A JP24080392 A JP 24080392A JP H0687372 A JPH0687372 A JP H0687372A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle
light
image
night
detection device
Prior art date
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Pending
Application number
JP24080392A
Other languages
English (en)
Inventor
Takao Suzuki
隆夫 鈴木
Toshiharu Kamiya
敏玄 神谷
Koji Kawasaki
孝二 川崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
NipponDenso Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by NipponDenso Co Ltd filed Critical NipponDenso Co Ltd
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Publication of JPH0687372A publication Critical patent/JPH0687372A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Optical Filters (AREA)
  • Lighting Device Outwards From Vehicle And Optical Signal (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】この発明は、夜間走行する道路において、車両
前方に存在する車両から発生されたヘッドライトやテー
ルライトの光の像を、他の街路灯の光等と区別して検知
し、例えばヘッドライトビームの自動切り替え制御等が
高精度に行えるようにする夜間車両検出装置を提供する
ことを目的とする。 【構成】例えばCCDイメージセンサで構成された撮像
素子11の受光面に、レンズ12および赤外フィルタ13を介
して得られた光像を入力させる。ここで、赤外フィルタ
13は、水銀灯や蛍光灯の光に対応する波長760nm付
近に遮断波長が設定されるようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば夜間衝突警告
システム、ヘッドライトのハイビームおよびロービーム
の切り替えシステム等を構成するために用いられ、前方
の車両の存在を確実に検知させるようにする夜間車両検
出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】夜間において道路を走行するに際して、
前方の状況に応じてヘッドライトビームをハイビームあ
るいはロービームに切り替える必要があるものであり、
このビーム切り替え操作を自動的に行わせるようにする
ことが考えられている。この様なビームの自動切り替え
システムにあっては、自己の車両の前方に車両が存在す
るか否かを判断し、前方に車両が存在することが検知さ
れたときに、ヘッドライトビームをロービームに切り替
えるようにする。
【0003】この様なビーム切り替え動作を行わせるた
めに、車両の前方に光検知機構を設置し、この光検知機
構において前方の車両のヘッドライト光を検知したとき
に、ヘッドライトビームをロービームに切り替えるよう
にしている。この場合、自己車両のヘッドライトの影響
を避けるため、対向車のヘッドライトを検知するに際し
て自車のヘッドライトを遮蔽し、自車のヘッドライトが
例えばガードレール等に反射して、誤って対向車のヘッ
ドライトとして検出されることを防止し、確実に対向車
の存在を検出してビーム切り替えが行われるようにして
いる。
【0004】しかし、実際に車両で道路を夜間走行する
に際して、対向車のヘッドライトと誤認する可能性の高
い光は、自車のヘッドライトがガードレールに反射する
光よりも、街路灯の光さらに街の装飾灯の光であること
が多い。したがって、この様に街路灯の光や街の装飾灯
の光に対しての対策が行われていないと、確実に前方車
両を検出できないものであり、ビーム切り替え制御に限
らず、夜間走行時に前方車両が接近したことを警告する
夜間衝突警告システムを構成することが困難である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この発明は上記のよう
な点に鑑みなされたもので、夜間の走行時において街路
灯や街の装飾灯の光に惑わされることなく、前方を走行
する車両が確実に検知され、精度の高い衝突防止警告が
発生され、またヘッドライトビームの自動切り替え制御
が確実に行われるようにする夜間車両検出装置を提供し
ようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係る夜間車両
検出装置は、撮像素子の前に、760nm付近に遮断波
長が設定される赤外透過フィルタが設置されるようにし
ている。
【0007】
【作用】760nm付近に遮断波長が設定される赤外フ
ィルタにあっては、前方からヘッドライトビームや前方
車両のテールライト等の光は透過され、撮像素子におい
てこのヘッドライトおよびテールライトの映像が検出さ
れる。しかし、街路灯の光、街の装飾灯の光等はこの赤
外フィルタによって遮断されて撮像素子に到達しない。
したがって、撮像素子において前方車両のヘッドライト
およびテールライトのみが表現された映像が検出され、
この検出映像に基づいて精度の高い衝突防止警告やヘッ
ドライトビームの自動切り替え制御が行われる。
【0008】
【実施例】以下、図面を参照してこの発明の一実施例を
説明する。図1はこの夜間車両検出装置の光学系の構成
を示すもので、例えばCCDイメージセンサのような撮
像素子11を備え、この撮像素子11に対してレンズ12で集
光した画像が結像される。そして、このレンズ12の前方
に赤外透過フィルタ13を設置するもので、このフィルタ
13においては、例えば波長760nm以上の光線のみが
通過されるようにしている。撮像素子11で検出された画
像情報は、映像処理回路14において読み出され、例えば
NTSC方式の映像信号に変換されるもので、この映像
信号によって前方の光の像が得られるようになる。
【0009】撮像素子11において、フィルタ13を取り除
いた状態で車両前方の風景を撮像すると、前方の車両の
ヘッドライトさらにテールライトの映像と共に、道路に
沿って設定される街路灯やこの道路ぞいの装飾灯等の光
の映像が混ざり合って、1つの画像として得られる。
【0010】ここで、この様な状態で撮像される夜間の
光の映像において存在する光源の分光特性は図2で示す
ようになり、街路灯や装飾灯でよく用いられる水銀灯や
蛍光灯の光は、400nmから760nmの可視光線の
領域がほとんどである。これに対して、通常の車両にお
いてヘッドライトやテールライトとして用いられる白熱
灯は波長760nm以上の赤外領域を多く含んでいる。
【0011】これに対してフィルタ13を介して得られた
像を撮像素子11において撮像されるようにすると、フィ
ルタ13によって波長760nm以下の光が遮蔽されるよ
うになり、車両前方の水銀灯や蛍光灯の光が撮像素子11
に対して入力されない。したがって、この撮像素子11に
よって撮像された映像にあっては、前方に存在する車両
のヘッドライトからの光の像のみが存在するものであ
り、前方車両の特に対向車両が確実に選択されて映像信
号において表示される。また、前方を走行する車両のテ
ールライトも、このテールライトが白熱灯によって構成
されるものであるため、撮像画像上で識別表示される。
【0012】したがって、このようにして得られた画像
を処理することによって、前方に存在する車両を識別で
きるもので、この識別情報にしたがってヘッドライトビ
ームの自動切り替え制御が行われ、また前方車両との接
近を検出して衝突警報を発生する制御も、高精度に行え
るようになる。
【0013】なお、実施例においては前方のヘッドライ
トやテールライトを検出する素子として、CCDイメー
ジセンサのような撮像素子11を考えたが、前方の光の像
を画像として検出しなくとも、例えばフォトダイオード
等のように赤外領域まで感度を有する光電変換素子を用
いれば、少なくとも前方の特定される範囲内の対向車ま
たは先行車の存在を検出する精度は、赤外フィルタを通
さない場合よりも向上する。
【0014】
【発明の効果】以上のようにこの発明に係る夜間車両検
出装置によれば、夜間走行する車両の前方に存在する車
両のヘッドライトやテールライトの光が、街路灯や街の
装飾灯と区別して検出されるものであり、この検出情報
に基づいて精度の高いヘッドライトビームの自動切り替
え制御が行えるようになる。また、前方車両との接近を
検出する夜間衝突警告制御も高精度に行えるようにな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例に係る夜間車両検出装置の
光学系の構成を説明する図。
【図2】夜間の道路ぞいに存在する光源の分光特性を示
す図。
【符号の説明】
11…撮像素子(CCDイメージセンサ)、12…レンズ、
13…赤外フィルタ、14…映像処理回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮像素子の前に、760nm付近に遮断
    波長が設定される赤外透過フィルタを設置し、街路灯の
    光の影響が除去されるようにしたことを特徴とする夜間
    車両検出装置。
JP24080392A 1992-09-09 1992-09-09 夜間車両検出装置 Pending JPH0687372A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24080392A JPH0687372A (ja) 1992-09-09 1992-09-09 夜間車両検出装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24080392A JPH0687372A (ja) 1992-09-09 1992-09-09 夜間車両検出装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0687372A true JPH0687372A (ja) 1994-03-29

Family

ID=17064922

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP24080392A Pending JPH0687372A (ja) 1992-09-09 1992-09-09 夜間車両検出装置

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JP (1) JPH0687372A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20040041711A (ko) * 2002-11-11 2004-05-20 현대자동차주식회사 차량용 나이트 비젼 시스템의 광원 구조
KR100451295B1 (ko) * 2002-05-10 2004-10-06 삼립산업 주식회사 차량용 비젼 시스템
JP2008094127A (ja) * 2006-10-06 2008-04-24 Hitachi Ltd 自動車用ヘッドライト制御装置
JP2011005924A (ja) * 2009-06-25 2011-01-13 Koito Mfg Co Ltd 車両用灯具の配光制御システム

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