JPH0687176B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH0687176B2
JPH0687176B2 JP61133189A JP13318986A JPH0687176B2 JP H0687176 B2 JPH0687176 B2 JP H0687176B2 JP 61133189 A JP61133189 A JP 61133189A JP 13318986 A JP13318986 A JP 13318986A JP H0687176 B2 JPH0687176 B2 JP H0687176B2
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Description

【発明の詳細な説明】 イ、発明の目的 〔産業上の利用分野〕 本発明は電子写真複写装置・静電記録装置等の画像形成
装置に関する。
より詳しくは第1本体と第2本体とに開放可能な画像形
成装置であって、かつ第1と第2の現像装置(現像器)
を有している画像形成装置に関する。
〔従来の技術〕
近年、電子写真複写装置等の画像形成装置はその機能の
多様化に伴って従来の黒トナーによる複写だけでなく、
赤・青・緑等の他色トナーによるモノカラー複写も可能
になってきている。これらの装置は所望色の色トナーの
入った現像装置をユーザサイドで適宜に複写装置本体内
に交換装着することによって所望色の複写をするものも
ある。
最近では自動両面・多重複写のシステムが可能となり、
複写装置本体内に互いに色の違うトナーを収容した複数
の現像装置を装着具備させ操作部での簡単なボタン操作
だけでそれ等の現像装置を選択的に切換え作動させて所
望色のモノカラー複写を可能にして、又簡単に一枚の複
写紙上に多色の複写ができるようになってきた。この場
合もユーザサイドにおいて画像形成装置本体内の複数の
内蔵現像装置の全部或は一部について所望の色トナーの
入ったものと適宜に交換装着自由に構成されている。
感光ドラム等の像担持体についても画像形成装置のメン
テナンスフリー等を目的として画像形成装置本体に対し
て交換容易な装着構造としてユーザサイドにおいて所定
の耐久期間切れ毎等に交換処置する方式のものもある。
〔発明が解決しようとする問題点〕
而して上記のような画像形成装置について、該装置に対
する現像装置の装脱操作を、画像形成装置を上部本体と
下部本体とに分割開放可能とし、その上部本体と下部本
体とを開放して行うものを考えた場合、その上下部の本
体の開閉操作や現像装置の装脱操作の際に像担持体を傷
付ける危険性があった。又現像装置を装着して上下部の
本体を閉じたとき、現像装置を像担持体に対して正規の
現像位置に反応復帰させる構成に特別な工夫を要する。
本発明はこのような問題点を解決することを目的とす
る。
ロ、発明の構成 〔問題点を解決するための手段〕 本発明は、第1本体と第2本体とに開放可能な画像形成
装置であって、第1本体に設けられた像担持体と、第1,
第2現像装置と、を有し、第1本体と第2本体の開放動
作に連動して第1及び第2現像装置の両方を非現像位置
に退避させ、第1本体と第2本体の開放動作に連動して
開放前の使用現像装置にかかわらず、第1現像装置のみ
を現像位置に移動させることを特徴とする画像形成装
置、である。
〔作 用〕
画像形成装置の開放可能な第1本体と第2本体の開放動
作に連動して第1及び第2の現像装置の両方が非現像位
置に退避される構成により、第1本体と第2本体の開閉
操作や第1または/および第2の現像装置の挿脱操作の
際に像担持体を傷つけてしまうトラブルが厳に防止さ
れ、像担持体及び第1,第2現像装置の保守が簡単であ
り、且つ第1本体と第2本体の閉成動作に連動して開放
前の使用現像装置にかかわらず第1現像装置のみを現像
位置に移動させる構成により、使用頻度の高い第1現像
装置による画像形成がすぐに可能な状態になる。
〔実施例〕
図は本発明に従う一実施例装置(電子写真複写装置)の
具体的一例を示すものである。
画像形成装置に対する現像装置の装着に際しての像担持
体の損傷の危険性の問題は内蔵現像装置が第1と第2の
2器で、省スペース化等のために、1つの現像装置が像
担持体に対する現像位置である第1位置に切換え保持さ
れるとその切換え移動に連動して他の現像装置は非現像
位置である第2位置に移動されて退避保持され、第2位
置に切換え保持されるとそれに連動して他の指定された
現像装置は第1位置に移動されて保持される現像装置相
互連動移動式の画像形成装置においては、常に何れかの
現像装置が像担持体に対して第1位置に保持される状態
となっているので、避けられないものである。
そこでこのような問題を解消する1つの手段構成として
画像形成装置本体を第1本体としての上部本体と第2本
体としての下部本体との分割体とし、その両者をヒンジ
を介して開閉動自由とし、現像装置と、該現像装置を像
担持体に対して現像位置である第1位置に保持する加圧
手段とを夫々上部本体側と下部本体側とに分けて具備さ
せた構成となすことにより、現像装置や像担持体の交
換、ジャム紙等の除去処置、その他画像形成装置内部の
点検等ために上部本体と下部本体を開き操作したときは
その開きに伴い両者側に分けて具備させてある現像装置
と加圧手段とを分離(分断)させて相互係合を解除さ
せ、その解除により現像装置を適当な逃げ代分像担持体
から自動的に退避動作させることが考えられる。
そうすれば画像形成装置の上部本体と下部本体を開けば
それに伴い現像装置は常に像担持体から退避して離間し
た状態となるから、現像装置や像担持体の抜き出しに際
して前記のような像担持体の損傷問題を生じない。
しかしながらこのような装置構成とした場合、上部本体
と下部本体とを再び閉じたとき現像装置と加圧手段とが
再対応することになるが、その際加圧手段が現像装置側
との対応当接により回転力を受け現像装置に対する正規
の加圧位置からずれた状態となって現像装置に対応して
停止する。そのために現像装置は像担持体に対して所定
の加圧接触状態となった或は所定に極めて接近対向した
現像位置たる第1位置に安定に保持された状態になら
ず、現像装置の現像スリーブと像担持体との対向間隔が
現像スリーブや像担持体の回転反力等で不安定に変動し
て一定せず、適正な画像が得られないというトラブルを
生じる。
本実施例は上記のような問題を全て解消してある。
第1・2図において、Dは被現像部材としての感光ドラ
ム(像担持体)であり、矢印方向に所定の周速度で回転
駆動され、その周囲に不図示の公知適宜の潜像形成プロ
セス機器により静電潜像が形成される。A・Bは互いに
色の違うトナー(現像剤)tA・tBを収容した第1及び第
2の2器の現像装置である。
像担持体としての感光ドラムDは、不図示の第1本体と
しての上部本体と第2本体としての下部本体とに開放可
能な画像形成装置の、第1本体としての上部本体側に設
けられており、第1及び第2の現像装置A・Bも同じく
第1本体としての上部本体側に設けられている。第1の
現像装置Aは第2の現像装置Bよりも使用頻度の高い現
像装置であり、現像剤収容量が第2の現像装置Bより多
く、例えば黒トナーを収容した装置である。
第1現像装置Aは支持ステー1を中心に全体に時計方向
・反時計方向に揺動自由である。第2現像装置Bは、感
光ドラムDに対して接近する方向、後退する方向にスラ
イド移動自由に支持部材2に支持させてあり、引張りば
ね3により常時後退方向に移動付勢されている。
第1図は、第1現像装置Aが後述する加圧部材たるカム
30及び被加圧部たるカムフォロア6(第1被加圧部)に
より支持ステー1を中心に時計方向に回転駆動されて感
光ドラムDに対して現像位置である第1位置に切換え保
持され、それに連動して第2現像装置Bが非現像位置で
ある第2位置に夫々切換え保持されている状態を示して
いる。
この状態において、第1現像装置Aは現像スリーブ11
(現像剤担持手段)の両端側に配設されている。該スリ
ーブよりも大径のスペーサコロ12が感光ドラムDの両端
側の面に所定の加圧力で接触し、現像スリーブ11が所定
の僅小な隙間αを存して感光ドラムD面に接近対向した
状態に保たれて該第1現像装置Aによるドラム面の現像
が可能状態となる。一方第2現像装置Bはストッパ4に
受止められた第2位置に引張りばね3で保持されていて
現像スリーブ21が感光ドラムDから大きく離間(例えば
10〜15mm程度)した状態にある。
第2図は上記とは逆に第1現像装置Aが後述する加圧部
材たるカム30と被加圧部たるレバー34(第2被加圧部)
とにより支持ステー1を中心に反時計方向に回動駆動さ
れて感光ドラムDに対して非現像位置である第2位置に
切換え保持され、それに連動して第2現像装置Bが上記
第2位置に切換えられた第1現像装置A側の突子5によ
り押されて引張ばね3に抗して感光ドラムDに対して前
進動されて現像位置に切換え保持されている状態を示し
ている。
この状態において、第2現像装置Bは現像スリーブ21の
両端側に配設されている。該スリーブよりも大径のスペ
ーサコロ22が感光ドラムDの両端側の面に所定の加圧力
で接触し、現像スリーブ21が所の僅小な隙間αを存して
感光ドラムD面に接近対向した状態に保たれて該第2現
像装置Aによるドラム面の現像が可能状態となる。一方
第2位置に切換え保持された第1現像装置Aは現像スリ
ーブ11が感光ドラムDから大きく離間(例えば10〜15m
m)し、且つ現像スリーブシャッタ13の閉じ動作により
現像スリーブ11の外部露出面が隠蔽された状態となる。
上記第1及び第2現像装置A・Bの位置交互切換え駆動
は第3〜5図に示すばねクラッチ40とソレノイド50から
なる機構でカム30の回転角が制御されることによりなさ
れる。
即ち第1現像装置Aが指定されたときはソレノイド50に
対する通電が断たれ、第2現像装置Bが指定されたとき
は通電がなされる。
(1)第3図はソレノイド50の非通電状態時、即ち第1
現像器Aが指定されているときを示すもので、ソレノイ
ド50の鉄心51がフリーで、該鉄心と連結したレバー52が
引張りばね53の引張り力で軸54を中心に反時計方向の回
動力を受けて実線示の回動角姿勢に保持されている。そ
してそのレバー52の先端部にばねクラッチ40の制御環45
の第1爪45aを受止められて(第5図(a))、制御環4
5の回転が阻止されている。これによりクラッチばね44
が駆動側ギヤ42のばね巻胴42a及び従胴側ギヤ43のばね
巻胴43aに対して緩み状態(クラッチ−オフ)に保持さ
れて駆動源ギヤGら駆動側ギヤ42に伝達される駆動力は
従動側ギヤ43に伝達されない。従って該従動側ギヤ43に
噛合している角軸ギヤ33、角軸31、角軸に取付けたカム
30も回転停止状態にある。
この状態時はカム30は第1図示のように第1現像装置A
側のカムフォロア6に当接した回転角位置にあり、カム
30による押圧力で第1現像装置Aは支持ステー1を中心
に反時計方向に回動されて感光ドラムDに対して現像作
用位置である第1位置に切換えられた状態となってい
る。そしてカム30はコ字形の角軸31に関して角軸線に直
角でカムの長軸方向に摺動可能に支持され、カム内に縮
設したばね32により常時角軸から前方へ突出する方向の
付勢力Fを受けている。その付勢力Fにより現像スリー
ブ両端側のスペーサコロ12が感光ドラムDの両端側の面
に5〜6kg程度の力で加圧接触した状態に保たれる。
第2現像装置Bは上記第1位置に保持されている第1現
像装置Aとは縁が切れていて、ストッパ板4に当接する
までばね3で後退動された第2位置に保持されている。
(2)上記の状態において第2現像装置Bが指定される
とソレノイド50に通電がなされる。
そうすると鉄心51がソレノイド内に引き込まれレバー52
がばね53に抗して軸54を中心に時計方向に回動され第3
図2点鎖線示位置に位置変位する。これによりばねクラ
ッチの制御環45の第1爪45aから、レバー先端が外れて
逃げて制御環の回転阻止が解除され、クラッチばね44が
ばね巻胴42a・43aに抗して巻締め状態となり(クラッチ
−オン)、駆動源ギヤGの回転力が該クラッチ−オン状
態のばねクラッチ40を介して角軸ギヤ33に伝達され、角
軸31及びカム30が第1図上反時計方向に回転する。
ばねクラッチ40が略90゜回転(第5図上時計方向回転)
した時点で上記第3図2点鎖線示位置に位置変位してい
るレバー52の先端部に制御環45の第2爪45bが当接して
(第5図(b))、制御環45の回転が阻止される。これ
によりクラッチばね44の緩み状態(クラッチ−オフ)に
保持され、角軸ギヤ33に対する回転力伝達が断たれる。
カム30は上記ばねクラッチ40の略90゜回転に伴い、第1
図の回転角位置から反時計方向に略90゜回転されて第2
図の回転角位置となる。この回転過程でカム30は第1現
像装置Aのカムフォロア6とは縁が切れ、次いでばねク
ラッチ40の支持軸41に同軸に遊嵌支持させたレバー34の
第1腕34aに接触し、該レバー34を第1図上支持軸41を
中心に時計方向に回動させる。該レバーの回動により第
2腕34bが第1現像装置Aのカムフォロア6の下面側に
当接して第1現像装置Aを支持ステー1を中心に反時計
方向に回動させて第2位置に切換え移動する。第1現像
装置Aが第2位置に到達する直前過程で現像スリーブシ
ャッタ13が夫図示の連動機構で現像スリーブ11に対して
閉じ動作する。
又第1現像装置Aが上記のように第2位置へ切換え移動
する過程で第2現像装置Bが第1現像装置A側の突子5
により押されて引張ばね3に抗して感光ドラムDに対し
て前進動されて第1位置に切換えられる。
そして最終的にカム30は第2図のようにレバー34の第1
腕34aの先端部に当接した回転角位置で回転を停止し、
第1現像装置Aが第2位置に、第2現像装置Bが第1位
置に夫々位置切換えされた状態に保持される。
第1位置に切換えられた第2現像装置Bはカム30内の縮
設ばね32の付勢力Fにより現像スリーブ両端側のスペー
サコロ22が感光ドラムDの両端側の面に例えば5〜6kg
程度の力で加圧接触した状態に保たれる。
(3)上記の状態において再び第1現像装置Aが指定さ
れるとソレノイド50に対する通電が断たれる。
そうすると、鉄心51がフリーとなり、レバー52が引張り
ばね53により軸54を中心に反時計方向に回動して第3図
実線示の回動角姿勢に復帰する。これにより制御環45の
第2爪45bからレバー先端が外れて逃げて制御環45の回
転阻止が解除され、クラッチばね44がばね巻胴42a・43a
に対して巻締め状態となり(クラッチ−オン)、駆動源
ギヤGの回転力が該クラッチ−オン状態のばねクラッチ
40を介して角軸ギヤ33に伝達され、角軸31及びカム30の
第2図上反時計方向に回転する。
ばねクラッチ40が略270゜回転した時点で上記第3図の
実線示位置に位置変位しているレバー52の先端部に制御
環45の第1爪45aが当接して(第7図(a))制御環45
の回転が阻止され、ばねクラッチ40がオフとなり、角軸
ギヤ33に対する回転力伝達が断たれる。
カム30は上記ばねクラッチ40の略270゜回転に伴い、レ
バー34の縁が切れ最終的に第2図の回転角位置から、再
び第1図の第1現像装置Aのカムフォロア6に当接した
回動角位置となり、前記(1)項のように第1現像装置
Aが第1位置に、第2現像装置Bが第2位置に切換えら
れた状態に変換保持される。
第6図は第1図の背面図である。GDは感光ドラムDと一
体のドラムギヤであり、駆動ギヤGMと噛合している。G
11は第1現像装置Aの現像スリーブギヤ、G14は現像剤
攪拌ギヤであり、現像スリーブギヤG11と噛合してい
る。駆動ギヤGMの回転によりドラムギヤGD即ち感光ドラ
ムDが所定の周速度で回転駆動される。現像スリーブギ
ヤG11は第1現像装置Aが第1位置に切換え保持された
状態においてドラムギヤGDと噛合しており、感光ドラム
Dの回転に連動して第1現像装置Aが現像スリーブ11及
び現像剤攪拌部材14が回転駆動される。
第2現像装置Bが第1位置に切換え保持されたときは該
第2現像装置B側の現像スリーブギヤG21がドラムギヤG
Dと噛合して該第2現像装置Bの現像スリーブ21が感光
ドラムDの回転駆動に連動して回転駆動されると共に、
現像スリーブギヤG21の回転で現像剤攪拌ギヤG24・G25
が連動回転して現像剤攪拌・搬送部材24・25が回転状態
となる。
ソレノイド50は不動部材である縦側板60の内側に不動に
取付け支持させてある。61は該側板60の外面側に配設し
た上下動縦バーである。第7図は該バーの正面図を示
す。該バー61は縦側板60の外面に上下に設けたブッシュ
62・63と、該バー側に上下に形成した、上記ブッシュに
夫々係合する縦長孔64・65に案内されて縦長孔64・65の
長さ範囲で縦側板60の外面に対して上下摺動自由であ
る。66は上下の長孔64・65の間のバー部分に設けた切起
こし部であり、この切起こし部66と上側のブッシュ62間
にコイルばね67を張設してある。従ってバー61は該ばね
67により常時上方へ移動付勢されており、自由状態(第
6・7図)では縦長孔の下端がブッシュに当接して受止
められた最上昇位置に引き上げられてその位置に停止保
持されている。
ソレノイド50の鉄心51とレバー52とを連結させたピン軸
55はレバー52との連結端側と反対側である後端55a側を
延長して縦側板60と上下動バー61とに夫々対応させて設
けた縦長孔68・69を通して上下動バー61の外面側へ突出
させてある。
70は上下動バー61の外面側で、ピン軸55の後端55aが突
出している縦長孔69よりも上側の位置に上端を固着して
取付けた半円弧状の板ばね片、71は上下動バー61の上端
部に設けたコロである。
一方画像形成装置本体は、第1本体としての上部本体と
第2本体としての下部本体との分割体としその両者をヒ
ンジを介して開閉自由としてある。そのような装置本体
開閉構成自体は既に各種公知であるから、図には省略し
た。
その上部本体側と下部本体側とに夫々所要各種の画像形
成プロセス機器を適宜に分けて配設してある。本例装置
では感光ドラムD、第1及び第2現像装置A・Bについ
ては上部本体側に、カム30・ばねクラッチ40・ソレノイ
ド50・上下動バー61等からなる現像装置位置切換え・加
圧手段機構については下部本体側に配設してある。
(a)第1・2・6図は夫々上部本体と下部本体とが閉
じられているときのものである。
この閉じ状態時は、上下動バー61は自由状態にあり最上
昇位置に持上げられて停止保持されていて(第7図)、
板ばね片70aがピン軸55の後端55aに対して非作用位置に
保持されている。
而して前述したように第1現像装置Aが指定されたとき
はソレノイド50に対する通電が断たれ、第2現像装置B
が指定されたときは通電が行われることにより、前記
(1)〜(3)項のように感光ドラムDに対して第1現
像装置A又は第2現像装置Bが選択的に第1位置へ切換
え保持されて、第1現像装置Aを使用した画像形成、又
は第2現像装置Bを使用した画像形成が実行される。
(b)画像形成装置の内部点検、現像装置や感光ドラム
の交換等は、上部本体を下部本体から開き操作すること
により行う。
第8図は感光ドラムD、第1及び第2現像装置A・Bを
含む上部本体側が下部本体側に対して第1・6図の閉じ
状態から開き状態にされたときの状態を示している。
この場合上部本体が開かれる時点で第2現像装置Bが感
光ドラムDに対して第1位置に切換え保持(第2図)さ
れていても、上部本体を開く前に装置電源の切り操作が
なされることにより、或は上部本体が開けられることに
より安全スイッチが作動して装置電源が自動的に切られ
ることによりソレノイド50に対する通電が切れ、それに
対応して第1現像装置Aが感光ドラムDに対して第1位
置に、第2現像装置Bが第2位置に切換えられた第1・
6図の状態になる。
而して第8図の開き状態において上部本体の開き起こし
に伴い、第1現像装置A側のカムフォロア6が、下部本
体側の現像装置位置切換え・加圧手段機構のカム30から
上方へ逃げて該カム30との縁が切れる。そうするとカム
フォロア6に対する加圧が解除されて感光ドラムDに対
して第1位置に保持されていた第1現像装置Aが重心作
用で支持ステー1を中心に感光ドラムDから退避する方
向に自然に回動する。その退避回動位置は該第1現像装
置Aの感光ドラムDに対する第1位置と第2位置との略
中間の回動位置である。この第1現像装置Aの退避回動
位置では該第1現像装置Aの突子5が第2現像装置B側
に接近動する、或は当接するが、当接してもその押圧力
は弱くて該第2現像装置Bもそのまま感光ドラムDに対
して実質的に第2位置に保持される。
従って第1及び第2現像装置A・Bは何れも第8図示の
ように感光ドラムDに対して適当な隙間β・αを存して
退避した非接触・無加圧状態に自動的に変換保持され
る。
かくして上記の隙間β・αの存在により、上部本体側の
第1又は/及び第2現像装置A・B、或は感光ドラムD
を挿脱操作しても現像装置と感光ドラムとの接触摺動は
生じ得ず、感光ドラムの損傷問題を生じない。
(c)一方上部本体が開かれると、該上部本体側の部
材、本例の場合は第2現像装置Bの支持部材2の後端部
2aが上下動バー61の上端部のコロ71に接触して該コロを
押圧する。その押圧により上下動レバー61が引張りコイ
ルばね67に抗して下方へ押し下げられる。そして該バー
61に一体に設けてある板ばね70も下降してその下端70a
がピン軸55の後端55aに当接し、該ピン軸55に下降力が
与えられる。
そうすると、ソレノイド50の鉄心51がレバー52の引張り
ばね53を抗してソレノイド50内に機械的に押し下げら
れ、それに伴いレバー52が軸54を中心に第3図上時計方
向に回動される。該レバー52の時計方向回動によりばね
クラッチ40の制御環45の第1爪45aからレバー52の先端
が逃げて該第1爪45aとの係合が外れる(第3図2点鎖
線示)。該第1爪45aからレバー52の先端が外れると、
制御環45はクラッチばね44の巻締め力で第9図(a)示
のように時計方向(第8図では反時計方向)に少し回動
f1し、ばねクラッチ40はクラッチ−オンの状態になる。
クラッチ−オンとなっても、画像形成装置が開き状態に
あるときは画像装置の電源回路はオフであり、駆動源ギ
ヤGは回転していないからばねクラッチ40から従動側の
機構43・33・31・30も回転しない。
(d)画像形成装置本体内の点検、現像装置や感光ドラ
ムの交換等を終えると、上部本体は下部本体に対して閉
じ込まれる。
第10図はその閉じ込みが完了する少し前過程の状態を示
している。この状態時では閉じ操作された上部本体側の
第1現像装置Aのカムフォロア6が下部本体側の現像装
置位置切換え・加圧手段機構のカム30に上から当接す
る。そして引続く上部本体の閉じ込みによりカム30がカ
ムフォロア6で押されて該カム30、該カムを取付けた角
軸31が第10図上時計方向に回動f2される。その回動に随
動してばねクラッチ40の制御環44が第10図上反時計方向
にある程度回動f3する。この制御環44の回動は前述した
ように該制御環の第1爪44aからレバー52の先端部が外
されて係止が解除(第8図・第9図(a)されているこ
とにより許容される。
一方上下動レバー61の上端部のコロ71から部材2aがはな
されて上下動バー61に対する押圧が解除される。これに
より該バー61は自由状態となって最上昇位置に持上げら
れて係止保持される。これによりピン軸55に対する板ば
ね片70の下端70aによる押下げも解除されてソレノイド5
0の鉄心51が引張りばね53でソレノイド内から突出した
状態に戻され、レバー52が軸54を中心に第3図上2点鎖
線示の位置から実線示方向の反時計方向に回動される。
そして上部本体が下部本体に対して完全に閉じ込まれた
状態時にはレバー52の先端部は、上記のようにばねクラ
ッチ40の制御環45が第1現像装置Aのカムフォロア6に
よるカム30の押圧による回動f2(第10図)で回動f3して
いて第9図(b)のように制御環45の第1爪45aの後位
置に位置しているか、該第1爪45aの側面に当接した状
態になる。
(e)而して上部本体が下部本体に対して閉じ込まれ、
次いで装置電源が投入され、それにより駆動モータが作
動して駆動源ギヤGが回動され、ばねクラッチ40の駆動
側ギヤ42に駆動力が伝達されると、ばねクラッチ40は制
御環45の第1爪45aに対して第9図(b)のようにレバ
ー52の先端部が非係合で、第2爪45bに対しても非係合
クラッチ−オン状態にあるから、該ばねクラッチ40を介
して角軸31・カム30が回転駆動される。そしてばねクラ
ッチ40の制御環45が第9図(b)の角度位置から時計方
向に約270゜回転すると第1爪45aがレバー52の先端に当
接して受止められ(第5図(a))、該制御環45の回転
が阻止され、ばねクラッチ40がオフになる。
これによりカム30が第1・6図示のように第1現像装置
Aのカムフォロア6に対して正規の回動角で当接して停
止した状態に復帰(リセット)され、第1現像装置Aが
感光ドラムDに対して所定の第1位置に所定の加圧力を
もって安定に保持される。その後第2現像装置Bが指定
されればソレノイド50に通電がなされて前記(2)項で
説明したように第1現像装置Aが感光ドラムDに対して
第2位置へ後退動され、それに連動して第2現像装置B
が第1位置へ切換え保持される(第2図)。
尚、像担持体たる感光ドラムDは本実施例装置のように
画像形成装置の上部本体側に具備させてもよいし、下部
本体側に具備させたタイプにしても本発明は適用でき
る。
ハ、発明の効果 以上のように本発明の画像形成装置は、画像形成装置の
開放可能な第1本体と第2本体の開放動作に連動して第
1及び第2の現像装置の両方が非現像位置に退避される
構成により、第1本体と第2本体の開閉操作や第1また
は/および第2の現像装置の挿脱操作の際に像担持体を
傷つけてしまうトラブルが厳に防止されて像担持体及び
第1,第2現像装置の保守が簡単であり、且つ第1本体と
第2本体の閉成動作に連動して開放前の使用現像装置に
かかわらず第1現像装置のみを現像位置に移動させる構
成により、使用頻度の高い第1現像装置による画像形成
がすぐに可能な状態になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は第1現像装置が、第2図は第2現像装置が夫々
現像位置に切換え保持されている状態を示す図、第3図
はばねクラッチとソレノイドからなる現像装置位置切換
え・加圧手段機構部分の図、第4図はばねクラッチの縦
断面図、第5図(a)・(b)は夫々制御環の爪と係止
レバーの関係を示すばねクラッチの横断面図、第6図は
第1図の背面図、第7図は上下動バー部分の正面図、第
8図は上部本体を開いた状態時の装置背面図、第9図
(a)・(b)は上部本体の開閉に伴う制御環の爪と係
止レバーの関係を示すばねクラッチの横断面図、第10図
は上部本体の閉じ込みが完了する少し前過程状態時の装
置背面図である。 Dは像担持体たる感光ドラム、A・Bは第1及び第2の
2器の現像装置、30はカム、40はばねクラッチ、50はソ
レノイド、91はリセット機構の上下動バー。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1本体と第2本体とに開放可能な画像形
    成装置であって、第1本体に設けられた像担持体と、第
    1,第2現像装置と、を有し、第1本体と第2本体の開放
    動作に連動して第1及び第2現像装置の両方を非現像位
    置に退避させ、第1本体と第2本体の閉成動作に連動し
    て開放前の使用現像装置にかかわらず、第1現像装置の
    みを現像位置に移動させることを特徴とする画像形成装
    置。
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