JPH0686825A - 血管アクセス装置及び装置集合体 - Google Patents
血管アクセス装置及び装置集合体Info
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- JPH0686825A JPH0686825A JP5119242A JP11924293A JPH0686825A JP H0686825 A JPH0686825 A JP H0686825A JP 5119242 A JP5119242 A JP 5119242A JP 11924293 A JP11924293 A JP 11924293A JP H0686825 A JPH0686825 A JP H0686825A
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- A61M—DEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
- A61M25/00—Catheters; Hollow probes
- A61M25/01—Introducing, guiding, advancing, emplacing or holding catheters
- A61M25/06—Body-piercing guide needles or the like
- A61M25/0693—Flashback chambers
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- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61M—DEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
- A61M39/00—Tubes, tube connectors, tube couplings, valves, access sites or the like, specially adapted for medical use
- A61M39/02—Access sites
- A61M39/06—Haemostasis valves, i.e. gaskets sealing around a needle, catheter or the like, closing on removal thereof
- A61M39/0606—Haemostasis valves, i.e. gaskets sealing around a needle, catheter or the like, closing on removal thereof without means for adjusting the seal opening or pressure
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- A61M2039/0633—Haemostasis valves, i.e. gaskets sealing around a needle, catheter or the like, closing on removal thereof the seal being a passive seal made of a resilient material with or without an opening
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- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10S—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10S604/00—Surgery
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【構成】 血液封止式動脈アクセス装置10は、チュー
ブ12の末端からその基端まで延びる穴16を有する薄
い壁の金属チューブ12、末端及び基端を有する透明な
目視シリンダ14を含んでいる。シリンダ14の末端
は、チューブ12の基端と共に耐圧シールを構成してお
りさらにその穴16に流体的に連通する穴18を含んで
いる。シリンダ14は、チューブ12の末端の開口に入
る血液が含まれるべく容積体を形成している。案内ワイ
ヤアクセス機構22,24はシリンダ14の基端に位置
し目視シリンダ14を通って薄い壁のチューブ12へ案
内ワイヤ70が通過できるようになされている。 【効果】 案内ワイヤアクセス機構を通って案内ワイヤ
が挿入される前に血液が自由解放されるのを防止する。
ブ12の末端からその基端まで延びる穴16を有する薄
い壁の金属チューブ12、末端及び基端を有する透明な
目視シリンダ14を含んでいる。シリンダ14の末端
は、チューブ12の基端と共に耐圧シールを構成してお
りさらにその穴16に流体的に連通する穴18を含んで
いる。シリンダ14は、チューブ12の末端の開口に入
る血液が含まれるべく容積体を形成している。案内ワイ
ヤアクセス機構22,24はシリンダ14の基端に位置
し目視シリンダ14を通って薄い壁のチューブ12へ案
内ワイヤ70が通過できるようになされている。 【効果】 案内ワイヤアクセス機構を通って案内ワイヤ
が挿入される前に血液が自由解放されるのを防止する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、案内ワイヤ、挿入シー
ス及びカテーテルの配置を含む多数の用途に用いられ
る、人体血管へのアクセス装置に関する。
ス及びカテーテルの配置を含む多数の用途に用いられ
る、人体血管へのアクセス装置に関する。
【0002】
【従来の技術】インターベンショナル心臓医学及び放射
線医学においては、最近、人体血管システムへの経皮ア
クセスを必要とする広範囲の処置が行われている。これ
らの処置の多くにおいて、経皮アクセスは、鼠径部にお
ける総大腿動脈又は静脈の位置で案内ワイヤ及び挿入シ
ースを通すために行われる。これによりカテーテルは、
これらシースを通って人体血管システム内の多くの場所
へ進むことができる。
線医学においては、最近、人体血管システムへの経皮ア
クセスを必要とする広範囲の処置が行われている。これ
らの処置の多くにおいて、経皮アクセスは、鼠径部にお
ける総大腿動脈又は静脈の位置で案内ワイヤ及び挿入シ
ースを通すために行われる。これによりカテーテルは、
これらシースを通って人体血管システム内の多くの場所
へ進むことができる。
【0003】この処置を行う1つの方法においては、中
心部に鋭いスタイレット針が挿入されている中空のスチ
ール製カニューレが用いられる。スタイレットは、皮膚
を通過して総大腿動脈を完全に突き抜けるように押し込
まれる。次いでスタイレットが取り外され、スチール製
カニューレは、その基端から動脈圧を有する血液が脈動
して勢いよく噴出するまで即ちカニューレの末端が動脈
内に正しく位置したことを示すまで徐々に引き戻され
る。次いで、案内ワイヤがカニューレ内に挿入されて動
脈内に進み、その後カニューレが引き出される。これに
より、種々の挿入シース及び/又はカテーテルが、案内
ワイヤに導かれて動脈システムまで進むことができる。
心部に鋭いスタイレット針が挿入されている中空のスチ
ール製カニューレが用いられる。スタイレットは、皮膚
を通過して総大腿動脈を完全に突き抜けるように押し込
まれる。次いでスタイレットが取り外され、スチール製
カニューレは、その基端から動脈圧を有する血液が脈動
して勢いよく噴出するまで即ちカニューレの末端が動脈
内に正しく位置したことを示すまで徐々に引き戻され
る。次いで、案内ワイヤがカニューレ内に挿入されて動
脈内に進み、その後カニューレが引き出される。これに
より、種々の挿入シース及び/又はカテーテルが、案内
ワイヤに導かれて動脈システムまで進むことができる。
【0004】動脈にアクセスする他の方法は、スタイレ
ット針を使用せず、鋭い末端を有する挿入針を用いるも
のである。この挿入針は、鼠径部において皮膚を通過せ
しめられ、その先鋭な末端の開口が動脈内腔内に位置す
るまで進められる。これにより、血液は、針の基端から
脈動して強制的に噴出せしめられる。脈動する血流は、
挿入針が動脈内に正しく位置していることを示してい
る。これにより、案内ワイヤ挿入針内を通って挿入可能
となり、次いで挿入シース及びカテーテルが処置のため
に用いられる。
ット針を使用せず、鋭い末端を有する挿入針を用いるも
のである。この挿入針は、鼠径部において皮膚を通過せ
しめられ、その先鋭な末端の開口が動脈内腔内に位置す
るまで進められる。これにより、血液は、針の基端から
脈動して強制的に噴出せしめられる。脈動する血流は、
挿入針が動脈内に正しく位置していることを示してい
る。これにより、案内ワイヤ挿入針内を通って挿入可能
となり、次いで挿入シース及びカテーテルが処置のため
に用いられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、動脈圧
を有している血液のカニューラからの噴出は、血液の著
しい流出となり、患者のそばにいる健康管理従業者の
眼、鼻又は他の開口部に飛び込んでしまう可能性があ
る。
を有している血液のカニューラからの噴出は、血液の著
しい流出となり、患者のそばにいる健康管理従業者の
眼、鼻又は他の開口部に飛び込んでしまう可能性があ
る。
【0006】この血液の噴出は、汚らしいこと及び患者
にとって不必要な血液喪失であることの他に、健康管理
従業者が患者血液によって運ばれる感染性疾患にさらさ
れるという危険をも伴う。
にとって不必要な血液喪失であることの他に、健康管理
従業者が患者血液によって運ばれる感染性疾患にさらさ
れるという危険をも伴う。
【0007】本発明は、動脈血液の制御されない流出を
許すことなく、大腿動脈に案内ワイヤを挿入するため
の、単純、安価、かつ使用が簡単な手段及び方法を提案
することにより従来の動脈アクセス装置の問題点を解消
するものである。さらに本発明は、人体のあらゆる動脈
又は静脈内に案内ワイヤ及び挿入シースを位置させるの
に使用可能である。
許すことなく、大腿動脈に案内ワイヤを挿入するため
の、単純、安価、かつ使用が簡単な手段及び方法を提案
することにより従来の動脈アクセス装置の問題点を解消
するものである。さらに本発明は、人体のあらゆる動脈
又は静脈内に案内ワイヤ及び挿入シースを位置させるの
に使用可能である。
【0008】従って本発明の目的は、血液の自由な流出
を防ぎつつ血管内に案内ワイヤ及び/又は挿入シースを
配置することにある。
を防ぎつつ血管内に案内ワイヤ及び/又は挿入シースを
配置することにある。
【0009】本発明の他の目的は、アクセス装置の耐圧
透明部分内の血液の脈動を観測して、動脈アクセス装置
の末端開口が動脈内で正しく位置したと検出することに
ある。
透明部分内の血液の脈動を観測して、動脈アクセス装置
の末端開口が動脈内で正しく位置したと検出することに
ある。
【0010】本発明のさらに他の目的は、ダイヤフラム
の脈動を観測して動脈アクセス装置の末端開口が動脈内
で適切に位置したと検出することにある。
の脈動を観測して動脈アクセス装置の末端開口が動脈内
で適切に位置したと検出することにある。
【0011】本発明のまたさらに他の目的は、拡張期血
圧及び収縮期血圧間における直線変位が最大となるよう
に小径の穴内における血液の脈動を観察することにあ
る。
圧及び収縮期血圧間における直線変位が最大となるよう
に小径の穴内における血液の脈動を観察することにあ
る。
【0012】本発明のさらに他の目的は、血液の動きを
より容易に観察するために血液が前後に移動する小径の
穴の光学的拡大手段を提供することにある。
より容易に観察するために血液が前後に移動する小径の
穴の光学的拡大手段を提供することにある。
【0013】本発明のまたさらに他の目的は、大腿動脈
及び大腿静脈に挿入シースを導入するためにこれら血管
の両方にアクセスするために必要な全ての部品をキット
の形で単一パッケージとして組み込むことにある。
及び大腿静脈に挿入シースを導入するためにこれら血管
の両方にアクセスするために必要な全ての部品をキット
の形で単一パッケージとして組み込むことにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、チュー
ブの末端における開口からチューブの基端まで自由に延
びる穴を有する薄い壁の金属チューブと、末端及び基端
を有しており、この末端が金属チューブの基端と共に耐
圧シールを構成していると共に金属チューブの上述の穴
に流体的に連通する内部穴を有しており、チューブ末端
の開口に入る全ての血液が金属チューブ及び目視部内に
含まれるべくこの目視部内に囲まれた容積体を形成する
耐圧シールをその基端に有する透明な目視部と、目視部
の基端に位置しており、目視部を通って金属チューブへ
案内ワイヤが通過できるようになされており、案内ワイ
ヤアクセス手段を通して案内ワイヤを挿入する前に血液
が自由流出されるのを防止するための耐圧シールを提供
すべくなされている案内ワイヤアクセス手段とを備えた
血管アクセス装置が提供される。
ブの末端における開口からチューブの基端まで自由に延
びる穴を有する薄い壁の金属チューブと、末端及び基端
を有しており、この末端が金属チューブの基端と共に耐
圧シールを構成していると共に金属チューブの上述の穴
に流体的に連通する内部穴を有しており、チューブ末端
の開口に入る全ての血液が金属チューブ及び目視部内に
含まれるべくこの目視部内に囲まれた容積体を形成する
耐圧シールをその基端に有する透明な目視部と、目視部
の基端に位置しており、目視部を通って金属チューブへ
案内ワイヤが通過できるようになされており、案内ワイ
ヤアクセス手段を通して案内ワイヤを挿入する前に血液
が自由流出されるのを防止するための耐圧シールを提供
すべくなされている案内ワイヤアクセス手段とを備えた
血管アクセス装置が提供される。
【0015】目視部は、動脈血の脈動をその内部に観察
できる第1のより小さい径を有する末端穴と案内ワイヤ
アクセス手段によってその基端で密封された室を形成す
る第2のより大きい径の基端穴とを備えており、この室
が、金属チューブの末端開口が動脈内腔に位置した際に
収縮期圧及び拡張期圧で交互に加圧される、封止された
空気をその内部に有していることが好ましい。
できる第1のより小さい径を有する末端穴と案内ワイヤ
アクセス手段によってその基端で密封された室を形成す
る第2のより大きい径の基端穴とを備えており、この室
が、金属チューブの末端開口が動脈内腔に位置した際に
収縮期圧及び拡張期圧で交互に加圧される、封止された
空気をその内部に有していることが好ましい。
【0016】さらに本発明によれば、チューブの末端に
おける開口からチューブの基端まで自由に延びる中心穴
を有する薄い壁の金属チューブと、末端及び基端を有し
ており、この末端が金属チューブの基端と共に耐圧シー
ルを構成しており、金属チューブの上述の穴に流体的に
連通する第1のより小さい径の穴と目視シリンダの基端
内に広がる基端室を形成する第2のより大きい径の穴と
を有しており、第2の穴が第1の穴に流体的に連通して
いる目視部と、目視シリンダの基端において気密シール
を形成していると共に端部キャップ内の中心穴の末端に
おいてエラストマーバルブを組み入れており、この中心
穴が案内ワイヤを通過させるようように構成されてお
り、案内ワイヤが端部キャップを通って目視部へ進む際
にエラストマーバルブを開けるようになされており、目
視シリンダの基端に取り外し可能に接続された独立した
端部キャップとを備えた血管アクセス装置が提供され
る。
おける開口からチューブの基端まで自由に延びる中心穴
を有する薄い壁の金属チューブと、末端及び基端を有し
ており、この末端が金属チューブの基端と共に耐圧シー
ルを構成しており、金属チューブの上述の穴に流体的に
連通する第1のより小さい径の穴と目視シリンダの基端
内に広がる基端室を形成する第2のより大きい径の穴と
を有しており、第2の穴が第1の穴に流体的に連通して
いる目視部と、目視シリンダの基端において気密シール
を形成していると共に端部キャップ内の中心穴の末端に
おいてエラストマーバルブを組み入れており、この中心
穴が案内ワイヤを通過させるようように構成されてお
り、案内ワイヤが端部キャップを通って目視部へ進む際
にエラストマーバルブを開けるようになされており、目
視シリンダの基端に取り外し可能に接続された独立した
端部キャップとを備えた血管アクセス装置が提供され
る。
【0017】目視部はその末端が球状部に連結した平ら
な壁部を有しており、この球状部は、動脈内腔にチュー
ブ末端の開口を位置させるために薄い壁の金属チューブ
の鋭い先端を人体組織を通して容易に押し込む目的で、
血管アクセス装置を前方向へ押し込むために親指及び人
差し指の力が都合よく印加できるようになされた領域を
上述の平らな壁部と協働して構成していることが好まし
い。
な壁部を有しており、この球状部は、動脈内腔にチュー
ブ末端の開口を位置させるために薄い壁の金属チューブ
の鋭い先端を人体組織を通して容易に押し込む目的で、
血管アクセス装置を前方向へ押し込むために親指及び人
差し指の力が都合よく印加できるようになされた領域を
上述の平らな壁部と協働して構成していることが好まし
い。
【0018】医者が金属チューブの末端における開口の
平面の垂直面を、アクセスしている血液器官の縦方向軸
と一般に同じ方向に位置させることを可能とするべく、
平らな壁部がチューブ末端開口の平面に対して公知のか
つ制御された向きを有していることも好ましい。
平面の垂直面を、アクセスしている血液器官の縦方向軸
と一般に同じ方向に位置させることを可能とするべく、
平らな壁部がチューブ末端開口の平面に対して公知のか
つ制御された向きを有していることも好ましい。
【0019】透明な目視部のより小さい径の穴が、金属
チューブの穴とほぼ同径であることも好ましい。
チューブの穴とほぼ同径であることも好ましい。
【0020】透明な目視部が厚い壁と凸形状の少なくと
も1つの外側面とを有しており、厚い壁と凸形状との組
み合わせによって脈動する血液がより容易に観察される
ように小径の穴が光学的に拡大されることも望ましい。
も1つの外側面とを有しており、厚い壁と凸形状との組
み合わせによって脈動する血液がより容易に観察される
ように小径の穴が光学的に拡大されることも望ましい。
【0021】本発明によればさらにまた、シースを大腿
動脈及び大腿静脈の各々内に位置させるために大腿動脈
及び大腿静脈のの両方をアクセスするための装置の集合
体が、(1)血管アクセス装置の透明な目視部の中心穴
内の脈動する血流を観察することによってその末端開口
が動脈内腔に正しく位置していることを確認可能な血管
アクセス装置、(2)血管アクセス装置の基端に取り外
し可能に接続できる端部キャップ、(3)大腿静脈内腔
に挿入するための案内ワイヤを含む単一パッケージ又は
キットの形で構成されていることが提供される。
動脈及び大腿静脈の各々内に位置させるために大腿動脈
及び大腿静脈のの両方をアクセスするための装置の集合
体が、(1)血管アクセス装置の透明な目視部の中心穴
内の脈動する血流を観察することによってその末端開口
が動脈内腔に正しく位置していることを確認可能な血管
アクセス装置、(2)血管アクセス装置の基端に取り外
し可能に接続できる端部キャップ、(3)大腿静脈内腔
に挿入するための案内ワイヤを含む単一パッケージ又は
キットの形で構成されていることが提供される。
【0022】端部キャップが取り外された場合に、その
末端が血管アクセス装置の基端に取り外し可能に接続さ
れる皮下注射器をさらに含んでいることが好ましい。
末端が血管アクセス装置の基端に取り外し可能に接続さ
れる皮下注射器をさらに含んでいることが好ましい。
【0023】円刃刀、大腿動脈内腔に挿入するための案
内ワイヤ、挿入された案内ワイヤに沿って進められるべ
くなされた1つ又は2つの挿入シース、及び/又は大腿
動脈及び静脈をアクセスする前に鼠径部表面に抗菌液を
印加するためのハンドル上のスポンジをさらに含んでい
ることも好ましい。
内ワイヤ、挿入された案内ワイヤに沿って進められるべ
くなされた1つ又は2つの挿入シース、及び/又は大腿
動脈及び静脈をアクセスする前に鼠径部表面に抗菌液を
印加するためのハンドル上のスポンジをさらに含んでい
ることも好ましい。
【0024】
【実施例】図1は、透明な目視シリンダ14がその上に
モールド又は接着された末端チューブ12を有する血液
封止式動脈アクセス装置10の縦方向断面図である。チ
ューブ12は、シリンダ14の穴18に連続する穴16
を有している。穴18は、その中心に入孔24を有する
軟らかなエラストマーセプタム22によりシリンダ14
の基端において密封された室20で終っている。
モールド又は接着された末端チューブ12を有する血液
封止式動脈アクセス装置10の縦方向断面図である。チ
ューブ12は、シリンダ14の穴18に連続する穴16
を有している。穴18は、その中心に入孔24を有する
軟らかなエラストマーセプタム22によりシリンダ14
の基端において密封された室20で終っている。
【0025】穴16及び18は、図2に示すスタイレッ
ト針32が摺動装着できる内径を有している。使用に際
して、スタイレット30は、入孔24を通過せしめられ
てその末端の点34がチューブ12の末端に達しかつそ
のハンドル36が目視シリンダ14の基端と接触するま
で進められる。
ト針32が摺動装着できる内径を有している。使用に際
して、スタイレット30は、入孔24を通過せしめられ
てその末端の点34がチューブ12の末端に達しかつそ
のハンドル36が目視シリンダ14の基端と接触するま
で進められる。
【0026】このように組み立てられた場合、スタイレ
ット30は鼠径部において大腿動脈の上の皮膚を貫通せ
しめられ、次いでアクセス装置10の組立体及びスタイ
レット30はそれらの末端が大腿動脈を貫通するまで進
められる。次いで、スタイレット30が取り去られ、装
置10はチューブ12の末端が大腿動脈の内腔に入るま
で引き戻される。これにより血液が穴16を通って目視
穴18内に突入する。穴16の末端に血液が一度入る
と、穴16及び18並びに室20の内部は、密閉された
耐圧容積体を形成する。この容積体に入る血液の圧力
は、空気圧が血液圧に等しくなるまでこの密閉された容
積体内の空気を圧縮するであろう。この密閉された容積
体内の圧力が収縮期圧に達すると、容積体にはそれ以上
の血液が入らず、入っている全ての血液は血液封止式動
脈アクセス装置10内に留まるであろう。血圧が収縮期
圧及び拡張期圧間を変化することに応じて、血液は、閉
じ込められた加圧空気の収縮及び拡張と共に容積体へ流
入及び容積体から流出するであろう。
ット30は鼠径部において大腿動脈の上の皮膚を貫通せ
しめられ、次いでアクセス装置10の組立体及びスタイ
レット30はそれらの末端が大腿動脈を貫通するまで進
められる。次いで、スタイレット30が取り去られ、装
置10はチューブ12の末端が大腿動脈の内腔に入るま
で引き戻される。これにより血液が穴16を通って目視
穴18内に突入する。穴16の末端に血液が一度入る
と、穴16及び18並びに室20の内部は、密閉された
耐圧容積体を形成する。この容積体に入る血液の圧力
は、空気圧が血液圧に等しくなるまでこの密閉された容
積体内の空気を圧縮するであろう。この密閉された容積
体内の圧力が収縮期圧に達すると、容積体にはそれ以上
の血液が入らず、入っている全ての血液は血液封止式動
脈アクセス装置10内に留まるであろう。血圧が収縮期
圧及び拡張期圧間を変化することに応じて、血液は、閉
じ込められた加圧空気の収縮及び拡張と共に容積体へ流
入及び容積体から流出するであろう。
【0027】図1において、長さがL1 =2.0イン
チ、L2 =L3 =1.0インチであり、穴16及び18
の径が0.040インチであり、かつ室20の径が0.
200インチの場合、血液は、80mmHgの通常の拡
張期圧で目視穴18内にわずかであるが正に到達するで
あろう。140mmHgの通常の拡張期圧では、血液は
室20内に正に噴出するであろう。アクセス装置10を
約45度の角度だけ傾け(図8に示すように)かつ上方
から見ることにより、医者は、チューブ12の末端が大
腿動脈の内腔内にあることを確認するべく室20に入出
する脈動血液を観察することができる。その結果、血液
の制御されない流出を防止しつつチューブ12の末端が
大腿(又は他のあらゆるアクセスされる)動脈内に正し
く位置することを保証するという本発明の目的が達成さ
れる。
チ、L2 =L3 =1.0インチであり、穴16及び18
の径が0.040インチであり、かつ室20の径が0.
200インチの場合、血液は、80mmHgの通常の拡
張期圧で目視穴18内にわずかであるが正に到達するで
あろう。140mmHgの通常の拡張期圧では、血液は
室20内に正に噴出するであろう。アクセス装置10を
約45度の角度だけ傾け(図8に示すように)かつ上方
から見ることにより、医者は、チューブ12の末端が大
腿動脈の内腔内にあることを確認するべく室20に入出
する脈動血液を観察することができる。その結果、血液
の制御されない流出を防止しつつチューブ12の末端が
大腿(又は他のあらゆるアクセスされる)動脈内に正し
く位置することを保証するという本発明の目的が達成さ
れる。
【0028】穴18の径をより小さくし容積体20の径
をより大きくすることにより、比較的低い収縮期圧であ
っても総長L2 +L3 を最小としつつも血液が穴18内
に現れるようになることを理解すべきである。容積体2
0の径が穴18のさらに小さい径と同一であるとする
と、アクセス装置10の総長を非常に長くしなければな
らず、これは装置の取扱いをより困難にする。また、穴
18が案内ワイヤを正に通すであろう最小の径を有して
いることを指摘すべきである。このように最小径に設定
することによって、穴18内において収縮期圧及び拡張
期圧間で脈動する血液が最大の直線変位を得ることとな
り、これは目視に非常に適している。
をより大きくすることにより、比較的低い収縮期圧であ
っても総長L2 +L3 を最小としつつも血液が穴18内
に現れるようになることを理解すべきである。容積体2
0の径が穴18のさらに小さい径と同一であるとする
と、アクセス装置10の総長を非常に長くしなければな
らず、これは装置の取扱いをより困難にする。また、穴
18が案内ワイヤを正に通すであろう最小の径を有して
いることを指摘すべきである。このように最小径に設定
することによって、穴18内において収縮期圧及び拡張
期圧間で脈動する血液が最大の直線変位を得ることとな
り、これは目視に非常に適している。
【0029】さらに、目視シリンダ14は、厚い壁で覆
われておりかつ凸面の外表面を有している。このため、
小径の穴18の光学的に拡大された像が提供され、これ
は穴18内を前後に脈動して移動する血液の可観察性を
向上させる。
われておりかつ凸面の外表面を有している。このため、
小径の穴18の光学的に拡大された像が提供され、これ
は穴18内を前後に脈動して移動する血液の可観察性を
向上させる。
【0030】穴18内の血液の脈動を観察することによ
って正しい位置が確認された後、案内ワイヤは入孔24
を通って挿入可能であり、次いでこのワイヤはスタイレ
ット30の針32によりセプタム22内に作られた中心
の切れ目を通過するであろう。その後、案内ワイヤは穴
16及び18を通って進み、最終的にその案内ワイヤの
末端が大腿動脈に入るであろう。これにより、案内ワイ
ヤを動脈内腔に留めたまま残してアクセス装置10を人
体から取り去ることができる。この用途における典型的
な案内ワイヤは、0.038インチの径を有するであろ
う。
って正しい位置が確認された後、案内ワイヤは入孔24
を通って挿入可能であり、次いでこのワイヤはスタイレ
ット30の針32によりセプタム22内に作られた中心
の切れ目を通過するであろう。その後、案内ワイヤは穴
16及び18を通って進み、最終的にその案内ワイヤの
末端が大腿動脈に入るであろう。これにより、案内ワイ
ヤを動脈内腔に留めたまま残してアクセス装置10を人
体から取り去ることができる。この用途における典型的
な案内ワイヤは、0.038インチの径を有するであろ
う。
【0031】チューブ12及びスタイレット針32は、
典型的にはSUS304ステンレス鋼から形成される。
目視シリンダ14は、典型的にはルーサイト(Luci
te、商標名)又はレキサン(Lexan、商標名)の
ごとき透明プラスチックから形成される。セプタム22
は、注射薬用ボトルの頂部に使われるごとき低硬度ラテ
ックス又はシリコンゴムから形成される。スタイレット
30のハンドル36は、PVCのごときモールド可能な
いかなるプラスチックからもモールドで形成できる。
典型的にはSUS304ステンレス鋼から形成される。
目視シリンダ14は、典型的にはルーサイト(Luci
te、商標名)又はレキサン(Lexan、商標名)の
ごとき透明プラスチックから形成される。セプタム22
は、注射薬用ボトルの頂部に使われるごとき低硬度ラテ
ックス又はシリコンゴムから形成される。スタイレット
30のハンドル36は、PVCのごときモールド可能な
いかなるプラスチックからもモールドで形成できる。
【0032】図3は本発明の他の実施例を示している。
この圧力検出型動脈アクセス装置40は、内側穴42及
び切り込み窓43を有するチューブ41を備えている。
窓43は薄い壁の弾性ダイヤフラム44で包まれてい
る。チューブ41の基端には、中心孔を有する軟らかい
エラストマーセプタム46が内部に配置されているセプ
タム支持部材が設けられている。
この圧力検出型動脈アクセス装置40は、内側穴42及
び切り込み窓43を有するチューブ41を備えている。
窓43は薄い壁の弾性ダイヤフラム44で包まれてい
る。チューブ41の基端には、中心孔を有する軟らかい
エラストマーセプタム46が内部に配置されているセプ
タム支持部材が設けられている。
【0033】この装置の使用方法は次の通りである。 (1)スタイレット針32は、セプタム46を通りその
鋭い端34がチューブ41の末端を越えて延びるように
設定される。 (2)この組立体は鼠径部において大腿動脈を通って刺
し込まれ、次いでスタイレット30が取り去られる。 (3)次いで、穴42の末端が大腿動脈内腔内に留まる
まで装置40が引き戻される。 (4)加圧された血液が穴42内に突入して穴42によ
って囲まれた容積体内の圧力が上昇し、その結果ダイヤ
フラム44の脈動が起こる。
鋭い端34がチューブ41の末端を越えて延びるように
設定される。 (2)この組立体は鼠径部において大腿動脈を通って刺
し込まれ、次いでスタイレット30が取り去られる。 (3)次いで、穴42の末端が大腿動脈内腔内に留まる
まで装置40が引き戻される。 (4)加圧された血液が穴42内に突入して穴42によ
って囲まれた容積体内の圧力が上昇し、その結果ダイヤ
フラム44の脈動が起こる。
【0034】この実施例は、閉じ込められた血液を視覚
で観察する代わりに、医者がダイヤフラム44上に指を
置き、穴42内の圧力が収縮期血圧及び拡張期血圧間で
変化することを表すダイヤフラム上の脈動を感じるまで
装置40を引き戻すようにした点で図1に示したものと
異なる。ダイヤフラムの脈動を視覚で観察してももちろ
んよい。正しく位置していると確認した後、案内ワイヤ
は、セプタム46及び穴42を通って大腿動脈に導かれ
得る。
で観察する代わりに、医者がダイヤフラム44上に指を
置き、穴42内の圧力が収縮期血圧及び拡張期血圧間で
変化することを表すダイヤフラム上の脈動を感じるまで
装置40を引き戻すようにした点で図1に示したものと
異なる。ダイヤフラムの脈動を視覚で観察してももちろ
んよい。正しく位置していると確認した後、案内ワイヤ
は、セプタム46及び穴42を通って大腿動脈に導かれ
得る。
【0035】図1及び図3の両方の実施例は、血液を、
非常に小さく、比較的硬くかつ囲まれた容積体内に閉じ
込めている。この容積体は、まずスタイレット針に、次
いで案内ワイヤによって貫かれる弾性セプタムを装置の
基端に有している。
非常に小さく、比較的硬くかつ囲まれた容積体内に閉じ
込めている。この容積体は、まずスタイレット針に、次
いで案内ワイヤによって貫かれる弾性セプタムを装置の
基端に有している。
【0036】図4〜図7は、全て、本発明のさらに他の
実施例として、スタイレット針なしに使用するように設
計された動脈アクセス装置50を表している。図4及び
図5は、鋭い末部先端53を有する末端金属チューブ5
1を備えたアクセス装置50を示している。鋭い末部先
端53は、鼠径部における組織を貫きかつ大腿動脈の基
端壁を貫くが、末端開口58が動脈内腔の内側に置かれ
るように大腿動脈の末端壁は貫かないようにするための
ものである。末端開口58は、透明な目視部56の目視
穴55と流体的に連通している穴54の終端である(図
4参照)。目視穴55は、目視部56の基端室57に流
体的に連通している。
実施例として、スタイレット針なしに使用するように設
計された動脈アクセス装置50を表している。図4及び
図5は、鋭い末部先端53を有する末端金属チューブ5
1を備えたアクセス装置50を示している。鋭い末部先
端53は、鼠径部における組織を貫きかつ大腿動脈の基
端壁を貫くが、末端開口58が動脈内腔の内側に置かれ
るように大腿動脈の末端壁は貫かないようにするための
ものである。末端開口58は、透明な目視部56の目視
穴55と流体的に連通している穴54の終端である(図
4参照)。目視穴55は、目視部56の基端室57に流
体的に連通している。
【0037】独立したLuer型端部キャップ60に係
合するように、Luer型ねじ49が目視部56の基端
に形成されている。端部キャップ60は、案内ワイヤが
通ることのできる中心孔62へこのワイヤを導くテーパ
状の基端アクセス孔63を備えたほぼ円筒状の基体を有
している。エラストマーバルブ68の外側周辺部は、端
部キャップ60の末端内面に接着されている。バルブ6
8は、穴62方向への円筒状の延長部(突出部)65を
有するバルブポペット64(図4、図5及び図7参照)
を備えている。延長部65を含むバルブ68は、室57
の基端における気密シールを構成している。
合するように、Luer型ねじ49が目視部56の基端
に形成されている。端部キャップ60は、案内ワイヤが
通ることのできる中心孔62へこのワイヤを導くテーパ
状の基端アクセス孔63を備えたほぼ円筒状の基体を有
している。エラストマーバルブ68の外側周辺部は、端
部キャップ60の末端内面に接着されている。バルブ6
8は、穴62方向への円筒状の延長部(突出部)65を
有するバルブポペット64(図4、図5及び図7参照)
を備えている。延長部65を含むバルブ68は、室57
の基端における気密シールを構成している。
【0038】図8に示すように、その末端開口58が動
脈内腔に位置するような状態にアクセス装置50を置く
と、血液が穴54及び55に突入して室57内の空気が
脈動収縮を受けるであろう。拡張期圧においては、血液
は穴54の正に基端まで、即ち穴55の末端まで広が
る。通常の収縮期圧においては、血液柱は(約1インチ
の長さの)穴55の基端まで広がり、より高い収縮期血
圧においては、血液のいくらかは室57の円錐状の末端
に入るであろう。医者は、穴55内で血液が前後に激し
く脈動しているのを見ることにより、末端開口58が動
脈内腔内に正しく位置していることを知る。
脈内腔に位置するような状態にアクセス装置50を置く
と、血液が穴54及び55に突入して室57内の空気が
脈動収縮を受けるであろう。拡張期圧においては、血液
は穴54の正に基端まで、即ち穴55の末端まで広が
る。通常の収縮期圧においては、血液柱は(約1インチ
の長さの)穴55の基端まで広がり、より高い収縮期血
圧においては、血液のいくらかは室57の円錐状の末端
に入るであろう。医者は、穴55内で血液が前後に激し
く脈動しているのを見ることにより、末端開口58が動
脈内腔内に正しく位置していることを知る。
【0039】次いで、図5に示すように、案内ワイヤ7
0が端部キャップ60の円錐状開口63を介して押し込
まれ、この案内ワイヤ70がさらに前進することにより
バルブポペット64が押し開けられる。図7に示すよう
に、バルブポペットは通常は破線67の部分で折れ曲が
る。案内ワイヤ70はさらに室57を通って穴55及び
54内へ進み、その後、末端開口58から出て動脈内腔
へと進む。端部キャップ60を含むアクセス装置50
は、次いで、案内ワイヤ70をそのまま残した状態で引
き戻されて体外へ取り出される。
0が端部キャップ60の円錐状開口63を介して押し込
まれ、この案内ワイヤ70がさらに前進することにより
バルブポペット64が押し開けられる。図7に示すよう
に、バルブポペットは通常は破線67の部分で折れ曲が
る。案内ワイヤ70はさらに室57を通って穴55及び
54内へ進み、その後、末端開口58から出て動脈内腔
へと進む。端部キャップ60を含むアクセス装置50
は、次いで、案内ワイヤ70をそのまま残した状態で引
き戻されて体外へ取り出される。
【0040】本発明の重要な特徴点は、大腿動脈の内腔
に開口58を位置させるべく患者の皮膚及び組織を2.
5インチにわたって容易に押し通すことができるよう
に、アクセス装置50を医者が都合よく支持できるよう
にした改善された手段にある。このためには数ポンドの
力が必要である。特に図5及び図6は、医者が親指と人
差し指との間で楽に握ることのできる平らな側面59A
を示している。目視部56の球状末端52の前面59B
は、側面59Aへの親指と人差し指とによる摩擦力にた
よることなく、医者が前方向への大きな押し込み力を容
易に与えることを可能にしている。この構成は、現在使
われており皮膚及び組織を通して押し込むために握るこ
とが非常に難しい単純な直線スチール針よりも明らかに
優れている。
に開口58を位置させるべく患者の皮膚及び組織を2.
5インチにわたって容易に押し通すことができるよう
に、アクセス装置50を医者が都合よく支持できるよう
にした改善された手段にある。このためには数ポンドの
力が必要である。特に図5及び図6は、医者が親指と人
差し指との間で楽に握ることのできる平らな側面59A
を示している。目視部56の球状末端52の前面59B
は、側面59Aへの親指と人差し指とによる摩擦力にた
よることなく、医者が前方向への大きな押し込み力を容
易に与えることを可能にしている。この構成は、現在使
われており皮膚及び組織を通して押し込むために握るこ
とが非常に難しい単純な直線スチール針よりも明らかに
優れている。
【0041】平らな面59Aが開口58の平面に対して
特別の向きを有していることにも注目すべきである。特
に、大腿動脈の縦方向軸に対して、面59Aが垂直であ
りチューブ51が約45度程度下方に傾いている場合
(図8参照)、図4及び図8における装置50と境を接
するエレメント線52が医者に向かって上方に向いてお
り、従って開口58の平面は通常は大腿動脈の縦方向軸
に垂直となるであろう。この向き(図8参照)は、目視
部56へ血液の最も強い脈動を伝えるものであり、しか
も動脈内腔へ案内ワイヤを位置させるのに最良の向きで
ある。
特別の向きを有していることにも注目すべきである。特
に、大腿動脈の縦方向軸に対して、面59Aが垂直であ
りチューブ51が約45度程度下方に傾いている場合
(図8参照)、図4及び図8における装置50と境を接
するエレメント線52が医者に向かって上方に向いてお
り、従って開口58の平面は通常は大腿動脈の縦方向軸
に垂直となるであろう。この向き(図8参照)は、目視
部56へ血液の最も強い脈動を伝えるものであり、しか
も動脈内腔へ案内ワイヤを位置させるのに最良の向きで
ある。
【0042】図6の面59Cが凸面であってその部分が
厚い壁となっており、これにより医者が穴55内の血液
の脈動を容易に観察する能力を高めるために小径の穴5
5の光学的な拡大機能が得られることにも注目すべきで
ある。
厚い壁となっており、これにより医者が穴55内の血液
の脈動を容易に観察する能力を高めるために小径の穴5
5の光学的な拡大機能が得られることにも注目すべきで
ある。
【0043】本発明による図4、図5、図6及び図7の
実施例の材料としては、図1に示す実施例のものと同じ
ものである。
実施例の材料としては、図1に示す実施例のものと同じ
ものである。
【0044】バルーン付きカテーテルを用いて経皮経管
冠動脈血管形成術(PTCA)を行う場合、インターベ
ンショナル心臓医学者は、一般的には、鼠径部において
第1のシース(これを通して血管形成術用バルーン付き
カテーテルが挿入される)を大腿動脈内に位置せしめ、
投薬を行うため及び/又は血圧測定を行うために、第2
のシースを大腿静脈に位置させる。図4及び図5に示す
実施例の装置はこれら2つのシースを一方は静脈内に他
方は動脈内に位置させるのに用いることができる。
冠動脈血管形成術(PTCA)を行う場合、インターベ
ンショナル心臓医学者は、一般的には、鼠径部において
第1のシース(これを通して血管形成術用バルーン付き
カテーテルが挿入される)を大腿動脈内に位置せしめ、
投薬を行うため及び/又は血圧測定を行うために、第2
のシースを大腿静脈に位置させる。図4及び図5に示す
実施例の装置はこれら2つのシースを一方は静脈内に他
方は動脈内に位置させるのに用いることができる。
【0045】2つのシースをこのように位置させる方法
は次の通りである。 (1)抗菌液で皮膚表面を洗浄し円刃刀でその位置に小
さな切開部を形成した後、図4及び図5に示す実施例の
装置を用い、鼠径部における大腿動脈位置上の組織内に
その鋭い先端53を押し通す。 (2)次いでアクセス装置50は、チューブ51の開口
58が大腿動脈内腔に入るまで押し進められる。 (3)これにより、動脈血が開口58を通って穴54及
び55内に、さらにより高い収縮期圧においては室57
内に突入するであろう。 (4)これにより、動脈圧を有する血液が穴55内で脈
動するのを(光学的に拡大して)及び場合によっては室
57内に噴出するのを見ることができるであろう。従っ
て医者は、チューブ51の末端開口58が大腿動脈内腔
に正しく位置していることの明確な表示を得ることにな
る。 (5)アクセス装置50が正しく位置していると確認さ
れた場合、図5に示すように、端部キャップ60の穴6
2を介して案内ワイヤ70が挿入される。案内ワイヤ7
0は、バルブポペット64を押し開け、さらに穴55及
び54を通り開口58を通って進み、動脈内腔へ入る。 (6)アクセス装置50は、次いで、案内ワイヤ70を
動脈内腔に残した状態で動脈から引き出され得る。 (7)次いで、挿入シースが案内ワイヤに沿って大腿動
脈内に挿入される。 (8)案内ワイヤ及び挿入シースの拡張部が、シースを
そのまま残した状態で取り除かれる。 (9)次いで、端部キャップ60がアクセス装置50か
ら取り除かれ、注射器のプランジャーが完全に前進した
状態の注射器が装置50の基端に連結される。 (10)次に、装置50の内側に真空部分を造り出すた
めに注射器のプランジャーを引き戻しながら、その鋭い
先端53が大腿静脈内に押し込まれる。 (11)室57に血液の到達したのが観察された場合
に、注射器が取り外されかつ案内ワイヤが装置50を通
って静脈内腔に進められる。 (12)次いで、案内ワイヤをそのまま残した状態で装
置50が人体から引き出される。 (13)次に、挿入シースが案内ワイヤに沿って進めら
れ静脈内腔に挿入される。 (14)その後、シースを静脈内に残した状態で案内ワ
イヤ及び挿入シースの拡張部が取り除かれる。
は次の通りである。 (1)抗菌液で皮膚表面を洗浄し円刃刀でその位置に小
さな切開部を形成した後、図4及び図5に示す実施例の
装置を用い、鼠径部における大腿動脈位置上の組織内に
その鋭い先端53を押し通す。 (2)次いでアクセス装置50は、チューブ51の開口
58が大腿動脈内腔に入るまで押し進められる。 (3)これにより、動脈血が開口58を通って穴54及
び55内に、さらにより高い収縮期圧においては室57
内に突入するであろう。 (4)これにより、動脈圧を有する血液が穴55内で脈
動するのを(光学的に拡大して)及び場合によっては室
57内に噴出するのを見ることができるであろう。従っ
て医者は、チューブ51の末端開口58が大腿動脈内腔
に正しく位置していることの明確な表示を得ることにな
る。 (5)アクセス装置50が正しく位置していると確認さ
れた場合、図5に示すように、端部キャップ60の穴6
2を介して案内ワイヤ70が挿入される。案内ワイヤ7
0は、バルブポペット64を押し開け、さらに穴55及
び54を通り開口58を通って進み、動脈内腔へ入る。 (6)アクセス装置50は、次いで、案内ワイヤ70を
動脈内腔に残した状態で動脈から引き出され得る。 (7)次いで、挿入シースが案内ワイヤに沿って大腿動
脈内に挿入される。 (8)案内ワイヤ及び挿入シースの拡張部が、シースを
そのまま残した状態で取り除かれる。 (9)次いで、端部キャップ60がアクセス装置50か
ら取り除かれ、注射器のプランジャーが完全に前進した
状態の注射器が装置50の基端に連結される。 (10)次に、装置50の内側に真空部分を造り出すた
めに注射器のプランジャーを引き戻しながら、その鋭い
先端53が大腿静脈内に押し込まれる。 (11)室57に血液の到達したのが観察された場合
に、注射器が取り外されかつ案内ワイヤが装置50を通
って静脈内腔に進められる。 (12)次いで、案内ワイヤをそのまま残した状態で装
置50が人体から引き出される。 (13)次に、挿入シースが案内ワイヤに沿って進めら
れ静脈内腔に挿入される。 (14)その後、シースを静脈内に残した状態で案内ワ
イヤ及び挿入シースの拡張部が取り除かれる。
【0046】大腿動脈内に第1のシースを位置させ静脈
内に第2のシースを位置させることを実行するために
は、インターベンショナル心臓医学者が単一パッケージ
又はキットの形で以下の部品を有していることが好都合
である。 (1)アクセス装置50 (2)端部キャップ60 (3)1つ又は2つの案内ワイヤ70 さらに、次のものを含むことが有利であろう。 (4)注射器 (5)使い捨て円刃刀
内に第2のシースを位置させることを実行するために
は、インターベンショナル心臓医学者が単一パッケージ
又はキットの形で以下の部品を有していることが好都合
である。 (1)アクセス装置50 (2)端部キャップ60 (3)1つ又は2つの案内ワイヤ70 さらに、次のものを含むことが有利であろう。 (4)注射器 (5)使い捨て円刃刀
【0047】さらにまた、キット内に2つの挿入シース
を包含することが所望されるかもしれない。この種のキ
ットは、単一の滅菌処理したパッケージの形態であろ
う。単一パッケージ内にこれら部品を全て備えること
は、PTCAに要求される2つのシースを位置せしめる
処置をより敏速に、より容易にかつより便利にすること
となる。
を包含することが所望されるかもしれない。この種のキ
ットは、単一の滅菌処理したパッケージの形態であろ
う。単一パッケージ内にこれら部品を全て備えること
は、PTCAに要求される2つのシースを位置せしめる
処置をより敏速に、より容易にかつより便利にすること
となる。
【0048】図4及び図5の構成が図1のスタイレット
針の構成にも使用できることを理解すべきである。この
場合、バルブ68は、圧力シールを保ちつつスタイレッ
トが通過できる単一の中心孔をあらかじめ有することと
なる。スタイレット先端34(図2の)が動脈の両方の
壁を貫いた後、スタイレット40は先端34が室57内
に入るまで引き戻される。次いでアクセス装置50は、
脈動する血液が穴55に現れるまで引き戻される。次
に、スタイレットが取り外され、案内ワイヤがキャップ
60を通して素早く挿入されて動脈内腔まで素早く通さ
れる。
針の構成にも使用できることを理解すべきである。この
場合、バルブ68は、圧力シールを保ちつつスタイレッ
トが通過できる単一の中心孔をあらかじめ有することと
なる。スタイレット先端34(図2の)が動脈の両方の
壁を貫いた後、スタイレット40は先端34が室57内
に入るまで引き戻される。次いでアクセス装置50は、
脈動する血液が穴55に現れるまで引き戻される。次
に、スタイレットが取り外され、案内ワイヤがキャップ
60を通して素早く挿入されて動脈内腔まで素早く通さ
れる。
【0049】図1及び図3の実施例が、スタイレットを
用いることなく図4及び図5に示すごとき鋭いチゼル状
の先端を使用できるということも理解すべきである。こ
れらの各構成は、血液を封止しつつ動脈及び/又は静脈
に案内ワイヤを挿入する手段を提供するという本発明の
目的を達成することができる。さらに、ここで述べた全
ての構成は、大腿動脈の鼠径部アクセスに限定されるも
のではなく、あらゆる経皮血管アクセスに適用可能であ
る。また、これらの構成は、脊髄柱や膀胱等の人体器官
に経皮的に又は術中処置的にアクセスするのに、又は脳
脊髄液や尿等の他の液を得るのに使用することができ
る。
用いることなく図4及び図5に示すごとき鋭いチゼル状
の先端を使用できるということも理解すべきである。こ
れらの各構成は、血液を封止しつつ動脈及び/又は静脈
に案内ワイヤを挿入する手段を提供するという本発明の
目的を達成することができる。さらに、ここで述べた全
ての構成は、大腿動脈の鼠径部アクセスに限定されるも
のではなく、あらゆる経皮血管アクセスに適用可能であ
る。また、これらの構成は、脊髄柱や膀胱等の人体器官
に経皮的に又は術中処置的にアクセスするのに、又は脳
脊髄液や尿等の他の液を得るのに使用することができ
る。
【0050】以上述べた観点から他の種々の変更、適用
又は異なる構成がもちろん可能である。従って本発明
は、添付した請求の範囲内において、本明細書で特に述
べた実施例に限定されない実施態様をももちろん含むこ
とを理解すべきである。
又は異なる構成がもちろん可能である。従って本発明
は、添付した請求の範囲内において、本明細書で特に述
べた実施例に限定されない実施態様をももちろん含むこ
とを理解すべきである。
【図1】装置が動脈内に正しく位置していることを確か
めるために脈動する血液を目視観察するのに使用できる
血液封止式動脈アクセス装置の縦方向断面図である。
めるために脈動する血液を目視観察するのに使用できる
血液封止式動脈アクセス装置の縦方向断面図である。
【図2】図1及び図3の実施例と共に使用されるスタイ
レット針の縦方向断面図である。
レット針の縦方向断面図である。
【図3】動脈内に正しく位置していることを検出可能な
薄いダイヤフラムを用いる血液封止式動脈アクセス装置
の他の実施例の縦方向断面図である。
薄いダイヤフラムを用いる血液封止式動脈アクセス装置
の他の実施例の縦方向断面図である。
【図4】スタイレット針を不要とするために鋭い末端を
用いる血液封止式動脈アクセス装置を示す、図6の4−
4線に関する縦方向断面図である。
用いる血液封止式動脈アクセス装置を示す、図6の4−
4線に関する縦方向断面図である。
【図5】装置の中心穴を通って一部進んだ案内ワイヤを
示す、図4の血液封止式動脈アクセス装置の図6の5−
5線に関する一部断面図である。
示す、図4の血液封止式動脈アクセス装置の図6の5−
5線に関する一部断面図である。
【図6】図5の6−6断面についての装置の横方向断面
図である。
図である。
【図7】図4及び図5の端部キャップ内に置かれるバル
ブの平面図である。
ブの平面図である。
【図8】大腿動脈に挿入されている図4及び図5のアク
セス装置を示す説明図である。
セス装置を示す説明図である。
10 血管アクセス装置 12 チューブ 14 目視シリンダ 16、18 穴 20 室 22 エラストマーセプタム 24 入孔 30 スタイレット 32 スタイレット針
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 593096066 デビッド アール フィシェル DAVID R.FISCHELL アメリカ合衆国, ニュージャージー 07704, フェア ヘブン, リバーロウ ン ドライブ 71番地 (72)発明者 ロバート イー フィシェル アメリカ合衆国, メリーランド 21036, デイトン, ビバーナム ドライブ 14600番地 (72)発明者 ティム エー フィシェル アメリカ合衆国, テネシー 37205, ナッシュビルチャンスリー サウス 1018 番地 (72)発明者 デビッド アール フィシェル アメリカ合衆国, ニュージャージー 07704, フェア ヘブン, リバーロウ ン ドライブ 71番地
Claims (13)
- 【請求項1】 当該チューブの末端における開口から当
該チューブの基端まで自由に延びる穴を有する薄い壁の
金属チューブと、 末端及び基端を有しており、該末端が前記金属チューブ
の基端と共に耐圧シールを構成していると共に前記金属
チューブの前記穴に流体的に連通する内部穴を有してお
り、前記チューブ末端の前記開口に入る全ての血液が前
記金属チューブ及び当該目視部内に含まれるべく該目視
部内に囲まれた容積体を形成する耐圧シールをその基端
に有する透明な目視部と、 前記目視部の基端に位置しており、該目視部を通って前
記金属チューブへ案内ワイヤが通過できるようになされ
ており、当該案内ワイヤアクセス手段を通して該案内ワ
イヤを挿入する前に血液が自由流出されるのを防止する
ための前記耐圧シールを提供すべくなされている案内ワ
イヤアクセス手段とを備えたことを特徴とする血管アク
セス装置。 - 【請求項2】 前記目視部は、動脈血の脈動をその内部
に観察できる第1のより小さい径を有する末端穴と前記
案内ワイヤアクセス手段によってその基端で密封された
室を形成する第2のより大きい径の基端穴とを備えてお
り、該室が、前記金属チューブの末端開口が動脈内腔に
位置した際に収縮期圧及び拡張期圧で交互に加圧され
る、封止された空気をその内部に有していることを特徴
とする請求項1に記載の血管アクセス装置。 - 【請求項3】 当該チューブの末端における開口から当
該チューブの基端まで自由に延びる中心穴を有する薄い
壁の金属チューブと、 末端及び基端を有しており、該末端が前記金属チューブ
の基端と共に耐圧シールを構成しており、前記金属チュ
ーブの前記穴に流体的に連通する第1のより小さい径の
穴と目視シリンダの基端内に広がる基端室を形成する第
2のより大きい径の穴とを有しており、該第2の穴が前
記第1の穴に流体的に連通している目視部と、 前記目視シリンダの基端において気密シールを形成して
いると共に当該端部キャップ内の中心穴の末端において
エラストマーバルブを組み入れており、該中心穴が案内
ワイヤを通過させるようように構成されており、該案内
ワイヤが当該端部キャップを通って前記目視部へ進む際
に該エラストマーバルブを開けるようになされており、
前記目視シリンダの基端に取り外し可能に接続された独
立した端部キャップとを備えたことを特徴とする血管ア
クセス装置。 - 【請求項4】 前記目視部はその末端が球状部に連結し
た平らな壁部を有しており、該球状部は、動脈内腔にチ
ューブ末端の開口を位置させるために前記薄い壁の金属
チューブの鋭い先端を人体組織を通して容易に押し込む
目的で、血管アクセス装置を前方向へ押し込むために親
指及び人差し指の力が都合よく印加できるようになされ
た領域を前記平らな壁部と協働して構成していることを
特徴とする請求項3に記載の血管アクセス装置。 - 【請求項5】 医者が前記金属チューブの末端における
開口の平面の垂直面を、アクセスしている血液器官の縦
方向軸と一般に同じ方向に位置させることを可能とする
べく、前記平らな壁部が該チューブ末端開口の平面に対
して公知のかつ制御された向きを有していることを特徴
とする請求項4に記載の血管アクセス装置。 - 【請求項6】 前記透明な目視部のより小さい径の穴
が、前記金属チューブの穴とほぼ同径であることを特徴
とする請求項3に記載の血管アクセス装置。 - 【請求項7】 前記透明な目視部が厚い壁と凸形状の少
なくとも1つの外側面とを有しており、該厚い壁と凸形
状との組み合わせによって脈動する血液がより容易に観
察されるように小径の穴が光学的に拡大されることを特
徴とする請求項3に記載の血管アクセス装置。 - 【請求項8】 シースを大腿動脈及び大腿静脈の各々内
に位置させるために大腿動脈及び大腿静脈のの両方をア
クセスするための装置の集合体であって、 (1)当該血管アクセス装置の透明な目視部の中心穴内
の脈動する血流を観察することによってその末端開口が
動脈内腔に正しく位置していることを確認可能な血管ア
クセス装置、 (2)前記血管アクセス装置の基端に取り外し可能に接
続できる端部キャップ、 (3)大腿静脈内腔に挿入するための案内ワイヤを含む
単一パッケージ又はキットの形で構成されたことを特徴
とする装置集合体。 - 【請求項9】 前記端部キャップが取り外された場合
に、その末端が前記血管アクセス装置の基端に取り外し
可能に接続される皮下注射器をさらに含んでいることを
特徴とする請求項8に記載の装置集合体。 - 【請求項10】 円刃刀をさらに含んでいることを特徴
とする請求項8に記載の装置集合体。 - 【請求項11】 大腿動脈内腔に挿入するための案内ワ
イヤをさらに含んでいることを特徴とする請求項8に記
載の装置集合体。 - 【請求項12】 挿入された案内ワイヤに沿って進めら
れるべくなされた1つ又は2つの挿入シースをさらに含
んでいることを特徴とする請求項8に記載の装置集合
体。 - 【請求項13】 大腿動脈及び静脈をアクセスする前に
鼠径部表面に抗菌液を印加するためのハンドル上のスポ
ンジをさらに含んでいることを特徴とする請求項8に記
載の装置集合体。
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