JPH0686745U - ペンニードルの構造 - Google Patents
ペンニードルの構造Info
- Publication number
- JPH0686745U JPH0686745U JP3389693U JP3389693U JPH0686745U JP H0686745 U JPH0686745 U JP H0686745U JP 3389693 U JP3389693 U JP 3389693U JP 3389693 U JP3389693 U JP 3389693U JP H0686745 U JPH0686745 U JP H0686745U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- needle
- injection
- pen
- transparent
- cap
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Infusion, Injection, And Reservoir Apparatuses (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 注射器へ取り付けたペンニードルの注射針内
を流動する注射液の確認を容易とする。 【構成】 注射器本体(2)の先端に取り付けたペンニ
ードルは注射針ヘッド(18)、注射針(20)、透明
体の針キャップ(22)、針ケース(24)より構成
し、注射器(2)に収納した注射液カートリッジ(1
7)よりの注射液(26)が、注射針(20)内を流動
する状態を透明体針キャップ(22)を通して、目視確
認できる。
を流動する注射液の確認を容易とする。 【構成】 注射器本体(2)の先端に取り付けたペンニ
ードルは注射針ヘッド(18)、注射針(20)、透明
体の針キャップ(22)、針ケース(24)より構成
し、注射器(2)に収納した注射液カートリッジ(1
7)よりの注射液(26)が、注射針(20)内を流動
する状態を透明体針キャップ(22)を通して、目視確
認できる。
Description
【0001】
この考案は注射器に装着したペンニードルの構造に関する。
【0002】
従来より使用されている使い捨て注射針ペンニードルには針キャップ、針ケー スとして不透明体が採用されていた。通常注射器の透明ホールダにインスリン等 の注射用薬液のカートリッジを装填し、ペンニードルを透明ホールダに取り付け て、針ケースを取外して後、針を上に向けたまま注射器の注入ボタンを押し、針 先よりインスリン等の薬液が出てくるのを確認する。この操作によって、針の中 の空気抜きが出来、インスリン等が確実に注射されるかどうかを確認するもので ある。この際、針キャップは不透明であるため、注射針内を薬液が針内を流動移 動している状態が目視出来ないので、注射器の注入ボタンの押しすぎ等に起因し て、余分の薬液が注射針より流出してしまう等の問題点があった。又操作者も流 動状態を目視出来ないので、薬液の注射針内を流動する状態にあわせて、注入ボ タンへ圧力を加えることが困難であり、完全に実施するためには熟練を要する等 の不便性もあった。
【0004】
そこで本考案においては、前記問題点を解決することを目的として、この目的 を達成する手段として以下の構成を提供する。 注射器に装着した注射液カートリッジ(17)を収納する透明ホールダ(16 )に取り付けられた注射針(20)、注射針(20)をおおう針キャップ(22 )、針ケース(24)とを具えたペンニードルにおいて、前記針キャップ(22 )を透明体で形成してなるペンニードルの構造である。
【0005】
注射液カートリッジを収納した透明ホールダに、ペンニードルを取り付けて後 、針ケースを引き抜き、注射針を上方へ向けた状態で注射器の押しボタンを押す と、注射針内を薬液が流動する状態を透明体よりなる針キャップを通して目視で きる。従って、薬液の針先より出てくるのを容易に確認できる。
【0006】
以下添付図を参照して本考案の実施例を説明する。図1において、符号2は注 射器本体、注射器本体2にはピストン棒14が挿入され、注入ボタン8を手28 の親指29で押圧可能である。符号4は単位表示窓、6は単位合わせダイアル、 10は切換えつまみ、12はペン本体で、これらは透明ホールダ16内へ注射液 カートリッジ17を収納してから、注射すべき単位量等を計量したり、注射を行 ったりするためのものである。 先ず、ペンフィル製剤カートリッジ17を注射器2のペン本体12、透明ホー ルダ16内へ収納して、透明ホールダ16へ本考案のペンニードルを装着する。 ペンニードルは注射針20、針ヘッド18、透明体の針キャップ22及び針ケー ス24よりなるものである。次に注射すべき量の単位合わせを、単位合わせダイ アル6、切換えつまみ10等を用いて決定し、最後に針ケース24をペンニード ルより取り外す。ペンニードルの注射針20は、透明の針キャップ22内の収納 状態が透けて目視できる(図4)。次に図5に図示のように注射針20を上方に 向けて、手28の親指29で矢印方向へ注入ボタン8を押すと、ピストン棒14 の移動により、注射液26は注射針20内を流動して針20の先端部より流出す る。これにより針20先から注射液26が出てくるのを確認する。この操作によ り、針20の中の空気抜きが出来、注射液26が確実に注射出来るかどうか確認 できる。 本考案に係る針キャップ22は透明体であるから、注射液26の針20内を流 動する状態が目視できる。従って、注射液26が針20の先端部より流出するに 至るまでの状態が確実に確認できる。確認後に、図6に図示のように、注射針2 0を下方へ向けて矢印方向へ注入ボタン8を押圧して、所定量の注射液を人体へ 注射する。 尚図3は従来例の不透明体よりなる針ケース23の分解、組立斜視図で、注射 針20は針ケース23内に収納された状態が目視不能である。又本考案に係るペ ンニードルは、インスリンを含む各種の注射液用注射器に使用出来る。
【0007】
本考案に係るペンニードルは、針キャップが透明体であるから、注射液の流動 状態確認の際、注射液が針内を流動する状態を目視確認可能であるから、流動確 認を容易且つ正確に行うことが出来る等の効果がある。
【図1】本考案に係る注射器、ペンニードルの分解斜視
図。
図。
【図2】注射液カートリッジの平面図。
【図3】従来例の不透明体よりなる針キャップを示す分
解並びに組立斜視図。
解並びに組立斜視図。
【図4】本発明に係る透明体よりなる針キャップを示す
分解並びに組立斜視図。
分解並びに組立斜視図。
【図5】注射器を逆さまにして注射液の針内を流動する
状態を確認する斜視図。
状態を確認する斜視図。
【図6】注射液を注射する状態の斜視図。
2 注射器本体 8 注入ボタン 16 透明ホールダ 17 カートリッジ 18 注射針ヘッド 20 注射針 22 注射針針キャップ 24 針ケース
Claims (1)
- 【請求項1】 注射器に装着した注射液カートリッジを
収納する透明ホールダに取り付けられた注射針、注射針
をおおう針キャップ、針ケースとを具えたペンニードル
において、前記針キャップを透明体で形成してなるペン
ニードルの構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3389693U JPH0686745U (ja) | 1993-05-28 | 1993-05-28 | ペンニードルの構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3389693U JPH0686745U (ja) | 1993-05-28 | 1993-05-28 | ペンニードルの構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0686745U true JPH0686745U (ja) | 1994-12-20 |
Family
ID=12399296
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3389693U Pending JPH0686745U (ja) | 1993-05-28 | 1993-05-28 | ペンニードルの構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0686745U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108495671A (zh) * | 2015-11-27 | 2018-09-04 | 赛诺菲-安万特德国有限公司 | 药物注射装置 |
-
1993
- 1993-05-28 JP JP3389693U patent/JPH0686745U/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108495671A (zh) * | 2015-11-27 | 2018-09-04 | 赛诺菲-安万特德国有限公司 | 药物注射装置 |
JP2018535059A (ja) * | 2015-11-27 | 2018-11-29 | サノフィ−アベンティス・ドイチュラント・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツング | 薬剤注射デバイス |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6219353B2 (ja) | 手のひら作動式薬物送達装置 | |
RU2140794C1 (ru) | Индикатор конца дозы, оперативно соединяемый с кнопкой дозы шприца для подкожных инъекций | |
US4475905A (en) | Injection device | |
EP3824925B1 (en) | Drug delivery device | |
US5314412A (en) | Manifold for a two barrel syringe | |
US4333456A (en) | Self-aspirating hypodermic syringe and self-aspirating assembly therefor | |
JPH02232060A (ja) | 無針皮下注射器 | |
CA2714262C (en) | Hub assembly having a hidden needle for a drug delivery pen | |
US20160008544A1 (en) | Fluid delivery device and method | |
JP2012508059A (ja) | 薬剤の皮内注入用のペン針アセンブリ | |
KR100921168B1 (ko) | 약물 카트리지 | |
JPH0686745U (ja) | ペンニードルの構造 | |
EP1961437B1 (en) | Instrument for injections with retractable needle following use | |
JP4039876B2 (ja) | 薬液注入装置 | |
JPH0562255U (ja) | 薬剤定量分与器 | |
US20220134006A1 (en) | Injection delivery device | |
JP3081305U (ja) | 注射器用針管カバー | |
JPH0578246U (ja) | 薬剤定量分与器 | |
JP2002119593A (ja) | 自動注入器 | |
JP2003062045A (ja) | ペン型注射器の溶解補助装置 | |
JPH06451U (ja) | インスリン投与用注射器 | |
JPH0622638B2 (ja) | インシュリン注射の補助器 | |
JPH08103503A (ja) | 針一体型薬液注入容器 | |
JPH06452U (ja) | インスリン投与用注射器 | |
GB2462669A (en) | A syringe element for a needle-free injection apparatus |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19990629 |