JPH06452U - インスリン投与用注射器 - Google Patents

インスリン投与用注射器

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JPH06452U
JPH06452U JP4194592U JP4194592U JPH06452U JP H06452 U JPH06452 U JP H06452U JP 4194592 U JP4194592 U JP 4194592U JP 4194592 U JP4194592 U JP 4194592U JP H06452 U JPH06452 U JP H06452U
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JP
Japan
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insulin
syringe
container
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needle
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Pending
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JP4194592U
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English (en)
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勝 斉木
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Terumo Corp
Original Assignee
Terumo Corp
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 注射時に刺針が血管に入っていないことを容
易に確認することができ、インスリンを確実に皮下注射
することが可能なインスリン投与用注射器を提供する。 【構成】 本体ハウジング10の先端にゴムキャップ1
1を具備した注射器において、本体ハウジングの先端外
縁に、少なくとも一部が透明弾性材料からなるフラッシ
ュバック確認容器14を着脱自在に取付け、第1の刺針
12の一端を前記フラッシュバック確認容器内に、また
他端を前記ゴムキャップにそれぞれ貫通させると共に、
前記フラッシュバック確認容器の先端側に、外部と連通
する第2の刺針15を取付けたインシュリン投与用注射
器。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、糖尿病患者にインスリンを投与するために用いる注射器の改良に 関し、さらに詳しくは、注射時に刺針が血管に入っていないことを容易に確認す ることができ、インスリンを確実に皮下注射することが可能なインスリン投与用 注射器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
糖尿病患者にとっては、体内におけるインスリン作用の不足を補なうために、 医師によって決められた種類および量(単位)のインスリンを、毎日決められた 時間に皮下注射することからなる、いわゆるインスリン療法を行う必要がある。
【0003】 そして、このインスリン療法は、主として患者自身が注射器を操作して、イン スリンを体内へ投与することにより行われており、このための注射器としては、 プラスチック製の使い捨て型注射器、ガラス製注射器、携帯性を付与したペン型 注射器、カートリッジ型注射器、およびこれらに定量分与機能を付与した注射器 などが従来から使用されていた。
【0004】 例えば、図3は従来使用されている使い捨て型注射器の断面図であり、この注 射器は、本体ハウジング1の先端固定部2に刺針3を取付け、前記本体ハウジン グ1内にピストン4およびこのピストン4に連結した押子5を摺動可能に収納す ると共に、本体ハウジング1の外周面に単位数などの目盛りを形成することによ って構成されている。
【0005】 このような注射器を用いてインスリンの投与作業を行うに際しては、まず注射 器の押子5を引いて、インスリンの投入量と同量の空気を、本体ハウジング1内 に吸い込み、刺針3をインスリン容器のゴムキャップに突き通してから、本体ハ ウジング1内に吸入した空気をインスリン容器の中へ送り込む。
【0006】 次に、インスリン容器を逆さにして、刺針3の先端をインスリン液の中に入れ ると、必要量のインスリンが本体ハウジング1内に吸引されるので、刺針3をイ ンスリン容器のゴムキャップから引き抜き、これをアルコール消毒した皮膚に刺 挿し、押子5によりピストン4を押し込むことにより、インスリンの投与が行わ れる。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、上述したような糖尿病患者に対するインスリンの投与は、患者の皮 下にインスリンを注射することが原則であり、間違って静脈などの血管にインス リンを注射した場合には、例えば急激な血糖低下などの弊害を生じ、患者に冷汗 、めまい、ふるえおよび意識損失などの症状を招く恐れがある。
【0008】 したがって、患者が自身でインスリンの投与操作を行う場合には、まず注射器 の刺針3を皮膚に刺挿した後、押子5を操作してピストン4を軽く引くことで、 注射器の本体ハウジング1内を陰圧となし、刺針3から本体ハウジング1内に血 液が逆入(フラッシュバック)しないことを確認してから、改めて押子5により ピストン4を押し、インスリンを皮下に注射する必要があった。
【0009】 すなわち、上記のインスリン投入操作において、フラッシュバックを生じ、本 体ハウジング1内に血液が逆入した場合には、刺針3が誤って血管に挿入された ものと判断し、刺針3を皮膚から引き抜き、改めて別の個所にインスリン投与操 作を行うことで、血管内へのインスリンの注入を防止していたのである。
【0010】 しかしながら、上述のフラッシュバック確認作業は、患者にとって苦痛を伴う 面倒な作業であり、しかも慣れない場合には、フラッシュバックを確認すること 無く、誤って血管内にインスリンを投与し、上記のような弊害を招くという不具 合があった。
【0011】 この考案は、上述した従来のインスリン投与用注射器が有する問題点を解決す るために検討した結果、達成されたものである。
【0012】 したがって、この考案の目的は、注射時に刺針が血管に入っていないことを容 易に確認することができ、インスリンを確実に皮下注射することが可能なインス リン投与用注射器を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、この考案のインスリン投与用注射器は、本体ハ ウジングの先端にゴムキャップを具備した注射器において、前記本体ハウジング の先端外縁に、少なくとも一部が透明弾性材料からなるフラッシュバック確認容 器を着脱自在に取付け、第1の刺針の一端を前記フラッシュバック確認容器内に 、また他端を前記ゴムキャップにそれぞれ貫通させると共に、前記フラッシュバ ック確認容器の先端側に、外部と連通する第2の刺針を取付けたことを特徴とす る。
【0014】
【作用】
この考案のインスリン投与用注射器を用いてインスリンの投与を行うに際して は、まず本体ハウジングおよびフラッシュバック確認容器内にインスリンを満た し、フラッシュバック確認容器を指で押したまま第2の刺針を皮膚に刺挿するか 、あるいは第2の刺針を皮膚に刺挿した後フラッシュバック確認容器を指で押し 、次いで指をフラッシュバック確認容器から離すことで、フラッシュバック確認 容器の構成材料の弾性を利用してフラッシュバック確認容器内を陰圧となす。
【0015】 すると、フラッシュバック確認容器の構成材料の透明性を利用して、フラッシ ュバック確認容器内の状況が外部から容易に確認でき、第2の刺針が正しく皮下 に刺挿されている場合には、フラッシュバック確認容器内に何らの変化も認めら れないが、もし間違って第2の刺針が血管に刺挿されている場合には、フラッシ ュバック確認容器内に血液が逆入し、フラッシュバックを確認できるため、第2 の刺針の操作が誤りであることを確実に確認することができ、第2の刺針を皮膚 から引き抜き、再度他の個所へ上記投与作業を繰り返すことで、インスリンを血 管内に投与する誤動作を効果的に防止することができる。
【0016】 また、従来の注射器と相違し、先端にフラッシュバック確認容器が位置してお り、患者にフラッシュバック確認作業を促す構造となっていることからも、患者 がフラッシュバックを確認することを忘れ、誤って血管内にインスリンを投与す ることを確実に防止することができる。
【0017】 したがって、この考案のインスリン投与用注射器によれば、注射時に刺針が血 管に入っていないことを容易に確認することができ、インスリンを確実に皮下注 射することが可能で、患者にとって苦痛や面倒のないインスリン療法を実現する ことができる。
【0018】 さらに、この考案のインスリン投与用注射器は、フラッシュバック確認容器が 本体ハウジンクに対して着脱自在であることから、ゴムキャップにて先端が閉鎖 された注射器に対し、フラッシュバック確認容器を容易に取付けることができる 。
【0019】
【実施例】
以下、図面を参照しつつ、この考案のインスリン投与用注射器の実施例につい て詳細に説明する。
【0020】 図1はこの考案のインスリン投与用注射器の第1実施例を示す先端拡大断面図 、図2は同じく第2実施例を示す先端拡大断面図である。
【0021】 図1に示した第1実施例において、この考案のインスリン投与用注射器は、本 体ハウジング10の先端に、ゴムキャップ11を具備しており、さらに前記本体 ハウジング10の先端外縁に、透明弾性材料からなるフラッシュバック確認容器 14を着脱自在に取付け、第1の刺針12の一端を前記フラッシュバック確認容 器14内に、また他端を前記ゴムキャップ11にそれぞれ貫通させると共に、前 記フラッシュバック確認容器14の先端側に、外部と連通する第2の刺針15を 取付けることにより構成されている。
【0022】 ここで、本体ハウジング10とは、例えばプラスチック製の使い捨て型注射器 の本体部、ガラス製注射器のガラス本体部、携帯性を付与したペン型注射器の本 体部、カートリッジ型注射器のカートリッジ本体、およびこれらに定量分与機能 を付与した注射器の本体部などを意味し、図示していないが、これら本体ハウジ ング10内にはピストンおよびこのピストンに連結した押子が摺動可能に収納さ れている。
【0023】 フラッシュバック確認容器14は、その全体がポリエステルエラストマー、ポ リアミドエラストマーおよびスチレン系熱可塑性エラストマーなどのゴム弾性を 有する透明弾性材料からなり、そのベース部13を、本体ハウジング10の先端 外縁に、透明弾性材料の弾性を利用して嵌合するか、またはねじ止めすることに より、本体ハウジング10に対し着脱自在に取付けられている。
【0024】 第1の刺針12は、ゴムキャップ11を貫通して本体ハウジング10内に連通 すると共に、フラッシュバック確認容器14内に連通しており、第2の刺針15 は、フラッシュバック確認容器14の先端側を貫通して、外部へと連通している 。
【0025】 したがって、上記の構造からなるフラッシュバック確認容器14は、前記透明 弾性材料の特性からして、指でその側部を押せば内部が陰圧となり、かつ外部か ら内部の状況を確認できるようになっている。
【0026】 ただし、この第1実施例において、フラッシュバック確認容器14は、その全 体が透明弾性材料から形成されているとはいえ、押子とピストンの動作により、 このフラッシュバック確認容器14および本体ハウジング10内にインスリン液 を注入するか、または排出する際には、それ自体の形状が変形しない程度の強度 および硬度を有している必要がある。
【0027】 次に、上記のインスリン投与用注射器を用いるインスリン療法の一例について 説明する。
【0028】 まず、図示していない押子を引いてインスリンの投入量と同量の空気を本体ハ ウジング10およびフラッシュバック確認容器14内に吸い込み、第2の刺針1 5をインスリン容器のゴムキャップに突き通してから、本体ハウジング10およ びフラッシュバック確認容器14内に吸入した空気をインスリン容器の中へ送り 込む。
【0029】 次に、インスリン容器を逆さにして、第2の刺針15の先端をインスリン液の 中に入れると、必要量のインスリンが本体ハウジング10およびフラッシュバッ ク確認容器14内に吸引されるので、第2の刺針15をインスリン容器のゴムキ ャップから引き抜き抜き、本体ハウジング10およびフラッシュバック確認容器 14内にインスリンを満たした状態となす。
【0030】 そして、フラッシュバック確認容器14を指で押したまま第2の刺針15をア ルコール消毒した皮膚に刺挿するか、あるいは第2の刺針15をアルコール消毒 した皮膚に刺挿した後フラッシュバック確認容器14を指で押し、次いで指をフ ラッシュバック確認容器14から離すことで、フラッシュバック確認容器14の 構成材料の弾性を利用してフラッシュバック確認容器14内を陰圧となす。
【0031】 すると、フラッシュバック確認容器14の構成材料の透明性を利用して、フラ ッシュバック確認容器14内の状況が外部から容易に確認でき、第2の刺針15 が正しく皮下に刺挿されている場合には、フラッシュバック確認容器14内に何 らの変化も認められないが、もし間違って第2の刺針15が血管に刺挿されてい る場合には、フラッシュバック確認容器14内に血液が逆入し、フラッシュバッ クを確認できるため、第2の刺針15の操作が誤りであることを確実に確認する ことができ、第2の刺針15を皮膚から引き抜き、再度他の個所へ上記投与作業 を繰り返すことで、インスリンを血管内に投与する誤動作を効果的に防止するこ とができる。
【0032】 次に、図2に示した第2実施例は、フラッシュバック確認容器14の大部分を 例えばポリメチルメタクリレートおよびスチレン系ポリマーなどの透明硬質ポリ マーにより形成すると共に、その一部をポリエステルエラストマーおよびポリア ミドエラストマーなどの透明弾性ポリマーからなる弾性部16により形成して、 フラッシュバック確認容器14自体に適度の強度および硬度を付与し、押子とピ ストンの動作により、このフラッシュバック確認容器14および本体ハウジング 10内にインスリン液を注入するか、または排出する際に、フラッシュバック確 認容器14自体の形状が変形することがなく、注入および排出の信頼性を高めた 点が、上述した第1実施例と相違している。
【0033】 したがって、この第2実施例のインスリン投与用注射器によれば、フラッシュ バック確認容器14の弾性部16を選択的に指で押したまま、第2の刺針15を アルコール消毒した皮膚に刺挿するか、あるいは第2の刺針15をアルコール消 毒した皮膚に刺挿した後、フラッシュバック確認容器14の弾性部16を選択的 に指で押し、次いで指を弾性部16から離すことで、弾性部16の構成材料の弾 性を利用して、フラッシュバック確認容器14内を陰圧となすことができ、上記 第1実施例と同様のフラッシュバック確認を、信頼性の高いインスリンの注入お よび排出操作とあわせて、確実に行うことができる。
【0034】 なお、上述の構成において、フラッシュバック確認容器14は本体ハウジング 10に対して着脱自在であるため、ゴムキャップにて先端が閉鎖された注射器に 対し、フラッシュバック確認容器を取付けて使用することができるばかりか、例 えばとくにフラッシュバックの確認を必要としない場合や、刺針の交換を必要と する場合などには、フラッシュバック確認容器14を本体ハウジング10から取 外すことができる。
【0035】
【考案の効果】
以上説明したように、この考案のインスリン投与用注射器によれば、注射時に 刺針が血管に入っていないことを容易に確認することができ、インスリンを確実 に皮下注射することが可能で、患者にとって苦痛や面倒のないインスリン療法を 実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1はこの考案のインスリン投与用注射器の第
1実施例を示す先端拡大断面図である。
【図2】図2は同じく第2実施例を示す先端拡大断面図
である。
【図3】図3は従来の使い捨て型インスリン投与用注射
器を示す断面図である。
【符号の説明】
10 本体ハウジング 11 ゴムキャップ 12 第1の刺針 13 ベース部 14 フラッシュバック確認容器 15 第2の刺針 16 弾性部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体ハウジングの先端にゴムキャップ
    を具備した注射器において、前記本体ハウジングの先端
    外縁に、少なくとも一部が透明弾性材料からなるフラッ
    シュバック確認容器を着脱自在に取付け、第1の刺針の
    一端を前記フラッシュバック確認容器内に、また他端を
    前記ゴムキャップにそれぞれ貫通させると共に、前記フ
    ラッシュバック確認容器の先端側に、外部と連通する第
    2の刺針を取付けたことを特徴とするインシュリン投与
    用注射器。
JP4194592U 1992-06-18 1992-06-18 インスリン投与用注射器 Pending JPH06452U (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4194592U JPH06452U (ja) 1992-06-18 1992-06-18 インスリン投与用注射器

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JP4194592U JPH06452U (ja) 1992-06-18 1992-06-18 インスリン投与用注射器

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JPH06452U true JPH06452U (ja) 1994-01-11

Family

ID=12622352

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JP4194592U Pending JPH06452U (ja) 1992-06-18 1992-06-18 インスリン投与用注射器

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JP (1) JPH06452U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011212182A (ja) * 2010-03-31 2011-10-27 Terumo Corp プレフィルドシリンジ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011212182A (ja) * 2010-03-31 2011-10-27 Terumo Corp プレフィルドシリンジ

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